方貴満
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獲得メダル | ||
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大韓民国 | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
銅 | 2010 アンタリヤ | 73kg級 |
ワールドマスターズ | ||
金 | 2010 スウォン | 73kg級 |
グランドスラム | ||
金 | 2014 パリ | 73kg級 |
銀 | 2013 パリ | 73kg級 |
銀 | 2010 モスクワ | 73kg級 |
方 貴満(パン・グィマン、朝: 방귀만、英: Bang Gui-Man、 1983年3月4日- )は、大韓民国出身の柔道選手。階級は73kg級。身長170cm[1][2]。本貫は温陽方氏[3]。
人物
[編集]最初は66kg級の選手として活躍していて、韓国国際を2003年から2連覇した。しかし、2004年のアテネオリンピックでは初戦で敗れた[1]。2006年に世界学生で3位になると、2007年のアジア選手権では優勝を飾った[2]。2008年に階級を73kg級に上げると、2009年のアジア選手権でも優勝した[2]。2010年にはワールドマスターズでも優勝したが、世界選手権では3回戦で敗れて、国内のライバルである王己春との差を縮めることができなかった。世界団体では3位に入った[2]。一方、ワールドカップ・ローマでは優勝を飾ったものの、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示したことにより、2年間の出場停止処分を受けた。この件に関して本人は、他国の選手から渡されたジュースを飲んでしまったことが原因だと弁明している[4][5]。2012年に復帰すると、ワールドカップ・チェジュで優勝した。2013年にはグランプリ・リエカと東アジア大会で優勝するが、グランドスラム・東京では決勝で中矢力に崩上四方固で敗れた[2]。2014年のグランドスラム・パリでは優勝した。地元の仁川で開催されたアジア大会では秋本啓之に敗れて3位だったが、団体戦では優勝を飾った[2]。
主な戦績
[編集]66kg級での戦績
- 2002年 - 青島国際 2位
- 2003年 - 韓国国際 優勝
- 2004年 - アジア選手権 3位
- 2004年 - 韓国国際 優勝
- 2005年 - フランス国際 5位
- 2005年 - ドイツ国際 5位
- 2005年 - アジア選手権 3位
- 2006年 - 東アジア選手権 2位
- 2006年 - 世界学生 3位
- 2007年 - アジア選手権 優勝
73kg級での戦績
- 2008年 - スペイン国際 2位
- 2008年 - 韓国国際 3位
- 2009年 - アジア選手権 優勝
- 2009年 - ワールドカップ・ウランバートル 優勝
- 2009年 - グランプリ・青島 優勝
- 2009年 - ワールドカップ・スウォン 優勝
- 2010年 - ワールドマスターズ 優勝
- 2010年 - グランプリ・デュッセルドルフ 5位
- 2010年 - ワールドカップ・プラハ 優勝
- 2010年 - 東アジア選手権 優勝
- 2010年 - グランドスラム・モスクワ 2位
- 2010年 - ワールドカップ・サルヴァドール 2位
- 2010年 - ワールドカップ・ローマ 優勝
- 2010年 - 世界団体 3位
- 2012年 - ワールドカップ・チェジュ 優勝
- 2013年 - ヨーロッパオープン・ブダペスト 2位
- 2013年 - グランプリ・リエカ 優勝
- 2013年 - 東アジア大会 優勝
- 2013年 - グランドスラム・東京 2位
- 2014年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2014年 - アジア大会 個人戦 3位 団体戦 優勝
- 2017年 - アジアオープン・台北 優勝
脚注
[編集]- ^ a b Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ a b c d e f listes des judokas
- ^ “방씨를 우러러보라 -배방산(拜方山)” (朝鮮語). 디트NEWS24 (2010年4月17日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ L'explosif Bang est de retour
- ^ “「ドーピング疑惑」の朴泰桓「選手として練習続ける」”. 中央日報. (2015年1月29日)
外部リンク
[編集]- 方 貴満 - JudoInside.com のプロフィール