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* [[受動喫煙]]防止を目的に飲食店などの建物内を原則[[禁煙]]とする[[健康増進法]]改正案に反対。
* [[受動喫煙]]防止を目的に飲食店などの建物内を原則[[禁煙]]とする[[健康増進法]]改正案に反対。
** 日本禁煙学会が[[2016年]]の[[第24回参議院議員通常選挙|参院選]]に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、[[レストラン]]や[[バー (酒場)|バー]]を含む一般市民が出入りする場所は、[[2020年]]までに「罰則なしの[[分煙]]とするべきである」と回答している<ref>{{Cite web |url = http://notobacco.jp/senkyo/saninsentobacco201607.htm |title = 参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607 |publisher = 日本禁煙学会 |date = 2016-06-16 |accessdate = 2018-08-18 }}</ref>。
** 日本禁煙学会が[[2016年]]の[[第24回参議院議員通常選挙|参院選]]に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、[[レストラン]]や[[バー (酒場)|バー]]を含む一般市民が出入りする場所は、[[2020年]]までに「罰則なしの[[分煙]]とするべきである」と回答している<ref>{{Cite web |url = http://notobacco.jp/senkyo/saninsentobacco201607.htm |title = 参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607 |publisher = 日本禁煙学会 |date = 2016-06-16 |accessdate = 2018-08-18 }}</ref>。

=== しばき隊問題 ===
有田芳生参院議員の「集団リンチ事件」隠蔽関与の疑惑がある<ref>ヘイトと暴力の連鎖-反原連-SEALDs-しばき隊-カウンター (紙の爆弾2016年7月号増刊)鹿砦社特別取材班 (著) </ref>。


== 評価 ==
== 評価 ==

2020年6月14日 (日) 02:57時点における版

有田 芳生
ありた よしふ
ファイル:有田芳生.jpg
生年月日 (1952-02-20) 1952年2月20日(72歳)
出生地 日本の旗 日本 京都府北桑田郡周山町
(現・京都市右京区
出身校 立命館大学経済学部卒業
前職 新日本出版社編集者
ジャーナリスト
コメンテーター
所属政党日本共産党→)
無所属→)
新党日本→)
民主党→)
民進党→)
立憲民主党
公式サイト 参議院議員 有田芳生

選挙区 比例区
当選回数 2回
在任期間 2010年7月26日 - 現職
テンプレートを表示

有田 芳生(ありた よしふ、1952年(昭和27年)2月20日[1] - )は、日本政治家活動家ジャーナリスト、元テレビコメンテーター立憲民主党所属の参議院議員(2期)、立憲民主党沖縄県連代表[2]

父は、政治運動家労働運動家有田光雄

来歴

生い立ち

京都府北桑田郡周山町(現在の京都市右京区)に生まれる[3]

京都府立乙訓高校を経て[4]立命館大学経済学部1977年に卒業する[5]1970年に18歳で日本共産党に入党[6]1977年から1984年まで共産党と関係が深い新日本出版社に勤務する。

東京都練馬区在住。

ジャーナリスト、テレビコメンテーターとして

1986年フリーランスのジャーナリストとして『朝日ジャーナル』の霊感商法批判キャンペーンに参加する。同誌休刊後は『週刊文春』でも統一教会報道に携わる[7]

日本共産党員であったが、1990年に出版された『日本共産党への手紙』(教育史料出版会)の編集を手掛たことによって、党規律違反として除籍処分を受ける[6]

1990年代後半には、オウム真理教に詳しいジャーナリストとして、しばしばTVの報道番組に出演し、日本テレビ系列の『ザ・ワイド』ではレギュラーのコメンテーターを務めていた。しかし、有田はオウム事件発生以前からオウムを取材していたわけではなく、一緒に酒を飲むほど親しくしていた江川紹子にオウムの話ばかりを聞かされ、詳しくなった。1995年3月22日のオウム施設への強制捜査以降、しばらくの間平均睡眠時間が3-4時間になった[8]

政治家として

2007年新党日本副代表に就任し、同年の第21回参議院議員通常選挙に同党の比例区から立候補したが落選した[9]

2009年、新党日本公認で、第45回衆議院議員総選挙東京都第11区(比例区重複)から立候補したが、落選した[10]

その後民主党に移籍し[11]2010年第22回参議院議員通常選挙に比例区から立候補し、37万票獲得し初当選した[12]。民主党の比例区当選者としては、トップ当選であった。

2016年第24回参議院議員通常選挙に比例区から立候補し、2選(20万票、比例4位)[13]第191回国会では参議院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会委員長を務める。

2017年12月11日、民進党を離党し立憲民主党への入党を申請[14]。26日承認された。

2018年8月29日、立憲民主党沖縄県連代表に就任[15]

「反ヘイト活動家」として

在日特権を許さない市民の会などといった行動する保守が行っている活動への批判を行っている。しばき隊構成員らとともに、頻繁にカウンターと称するデモに参加している[16]。路上に寝転ぶなどして在特会等のデモの妨害をし、警察が安全性を考慮してデモ主催者にデモ中止を要請する事態となったこともある[16]

2013年2月9日新社会運動が主催する「不逞鮮人追放!韓流撲滅 デモ in 新大久保[17]」という活動を見た後、「異常なデモ」「国会でも問題にしたい」などとtwitterに書き込み、それを実現する形で2013年3月14日に参議院議員会館排外主義・レイシズム反対集会を実施した[18]

韓国メディアの聯合ニュースで、2014年の東京大行進に、のりこえねっとらとともに参加していることが写真つきで報じられている[19]

しばき隊構成員らが主催している2015年の東京大行進に、ヒトラーの扮装をした安倍晋三のマスクをかぶり、「武器輸出始めました」と発言しているコスプレをしてデモ参加している[20]

反レイシズム(反人種差別主義)をうたい、反韓デモ(嫌韓デモ)に対して抗議活動を繰り広げる「レイシストをしばき隊(現・対レイシスト行動集団)」や「男組」などを支持する発言を自身のTwitterでしており[21][22][23]、これらの集団が主催するヘイトスピーチへの「カウンターデモ」への参加も確認されている。

しばき隊男組に対して「ぎりぎりまでやってくれる」と賞賛し、既存の市民運動について「既存の運動や政党は合法主義のあまり、闘わなくなった。きれい事と口先だけの人権派ばかりだ」と批判している[24]。これについて、ニューズウィーク日本版は、「法をないがしろにすると受け止められかねない発言」であり、「『良識の府』である参議院の議員とは思えない言葉だ」と批判している[24]

2017年7月16日、瀬戸弘幸らが川崎市中原区でおこなったデモに対し、有田やしばき隊など約400人の反対派が集結し、デモ隊に向かって「神奈川県警はデモをさせるな」「ヘイトをやめろ」などと声をあげた。数十人からなるデモ隊は約400m程行進した後撤収した。有田は「コソコソ。あいつらに見つからないうちに早く、早く、うわっ、見つかった。バスに逃げ込め、痴的でシュール。カウンターの勝利」などと「勝利宣言」し、瀬戸は「正式に許可されたデモで、その集合場所に向かう人たち達の足を止めるなどと平然と言い放ち、それが不法行為であり犯罪であることを隠していません」などと有田らの行為を批判した[25][26]

取材・執筆活動

オウム真理教問題、統一教会

1993年からオウム真理教の取材を始め、1995年にはオウムウォッチャーとしてテレビに出演した。 レギュラーコメンテーターを務めていた『ザ・ワイド』では、 統一教会の合同結婚式騒動およびオウム真理教による地下鉄サリン事件の際のコメンテーターとして出演していた。2018年7月6日、麻原彰晃ら7人が死刑執行された際、ツイッターで「常識的に判断してありえません。麻原彰晃の裁判資料だけでも部屋ひとつが一杯になります。「中略」政治判断です」と発言している[27]

統一教会(現:世界平和統一家庭連合)が拉致監禁と呼んでいる教会信徒に対する脱会説得工作について、有田は「霊感商法など反社会的問題を起してきた統一教会から脱会させようと努力するのは、家族として当然の行為だ」と主張している[28]。有田は統一教会の批判記事を書くために拉致監禁され当時偽装脱会で軟禁中だったとされる豊島区の統一協会系病院の医師、小出浩久に文春の記者とともにインタビューした。そこから得た情報は後日週刊文春に掲載された。この時、有田は「一年間も閉じこめられていて、よく耐えられましたね」と小出が監禁状態であった事を事前に知っていた発言をしたと小出は証言している[29]。これに対して有田は小出に会った事は認めたが発言は否定し、監禁されているようには見えなかったと弁明している[30]。また、月刊タイムスの座談会記事[31]においても有田は改宗拉致について「一部では確かに行き過ぎもありました。」と拉致監禁の要素も一部あった旨の認識を示している。

神戸連続児童殺傷事件の事件の犯人がオウム真理教で使われていた言葉の日本語訳を犯行ノートに記していたことを元にオウム真理教事件が影響していると推測している。また犯人の精神鑑定を担当した精神科医も同様の見解を示しているという[32]。 有田は、神戸連続児童殺傷事件の犯人である元少年Aが匿名で2015年に出版した本『絶歌』について、「まさに飛ぶように売れています。」「事件の社会的教訓はまだまだです。」とツイートした[33][34][35]。また、種々の批判を「感情的批判は「外在」にすぎない。」と、「週刊文春」に寄せられた関川夏央の「『正義』を自称する『集合的悪意』は野放図に肥大化するだろう」という言説を引用した[36]

都はるみ、テレサ・テンとの関係

  • 都はるみとは『歌屋都はるみ』(1994年刊行)の取材および執筆を機に親しくなった。都の公式サイトでは有田を「都はるみの大親友」としている[37]
  • テレサ・テンとは亡くなる半年前に会い、伝記執筆を申し入れた[38]2005年に出版した『私の家は山の向こう - テレサ・テン十年目の真実』は、2007年テレビドラマ化された。

文藝春秋との関係

政治活動・主張

北朝鮮問題

  • 北朝鮮による日本人拉致問題の被害者全員の救出に向けて行動を起こす事を公約として挙げている[40]
  • 2012年10月24日、中国視察の後に北朝鮮の平壌を訪問していたことが判明。北朝鮮への渡航は政府によって自粛が求められていた中でのことだった。これについて外務大臣玄葉光一郎記者会見で「政府・与党に相談なく、与党議員が訪朝するのは残念だ」と不快感を示した[41]
  • 2015年10月27日から31日までの日程で、訪朝経験のある東京都渋谷区議が同行し、北京経由で北朝鮮を訪問した[42][43]。なお、有田が訪朝したのは2012年10月23日以来2度目である[44][45]

朝鮮学校への高校無償化推進

外国人参政権推進

反韓デモ規制推進

  • 2013年3月14日に参議院議員会館開催の「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」を呼びかけ、新大久保で行われる反韓デモの不許可を東京都公安委員会に要請した[48][49]。この有田の行動に賛同する6000人近くの署名が集まった一方で、有田自身はツイッターに匿名で『有田をぶっ殺す』と書き込まれたと述べている[50]
  • 反韓デモに対して、有田は2013年5月9日に行われた第183回国会・参議院法務委員会において「ヘイトスピーチ」を主題として質疑に立った[51]。この質疑で有田は[52]において、『在特会(在日特権を許さない市民の会)』などがデモの前後、「お散歩」と称して大久保界隈の韓流タウンを練り歩いているが、その道中に「眼前にいるコリアンの人たちに対して直接『殺すぞ!』『お前ら殺すぞ!』と罵声を浴びせて脅した」「全国から韓流ショップへ買い物に来た人たちから『私物検査だ』と言っては買い物袋を取り上げ、中身を道路上にぶちまけた。警察官はそれを見ているじゃないですか」と発言した。これに対し政府参考人警察庁長官官房審議官の河邉有二は、「お散歩」は把握しているが「私物検査」については承知しておらず、法律に従って対処していると回答した(国会会議録 参 - 法務委員会 - 5号)。
  • 2014年7月16日、有田が激しくTwitterで批判していたニューズウィーク日本版2014年6月24日号『反差別』という差別が暴走する」の記事に登場する市民グループ「男組」の主要メンバー8名が暴力行為処罰法違反容疑で大阪府警警備部などに逮捕された。有田はこれを不当逮捕だと公言している。[53]

公職選挙法違反疑惑

  • やまと新聞社』によると、有田は第22回参議院議員通常選挙中の2010年6月25日、自らキャッチコピーの入ったのぼりを持ち、スタッフにも「とことん現場主義」というコピーをプリントしたポロシャツを着用させて選挙運動を行っていた。やまと新聞社の記者が有田の演説終了を待って公職選挙法に抵触しないかを確認したが明確な返答は得られなかった[54]。東京都選挙管理委員会は「スタッフと一般の方とを識別する目的で色をそろえる程度はよいとされています。選挙運動用にそろえて作ったもの、候補者や候補者を連想させるようなものは違反となります」としている[54]

百田尚樹講演会中止への働きかけ

2017年6月に一橋大学で開催予定であった百田尚樹の講演会について、ネット上で行われた中止を求める署名活動に賛同した[55][56]

原口一博が「学生のイベントに特定の議員が介入したとも聞いていますが、何をしているのでしょうか。左右関係なく公人、議会人による権力の濫用は許されません。考え方が違うからと講演の機会を邪魔するのは言論に対する冒涜です」とツイートしたところ、有田が「原口さん、何を言っているんですか。『ある議員』とは有田芳生を言い募るあまたの書き込みでしょう。あなたもそれを前提に書いてきたのでしょう。問います。私が百田講演会にどう介入したというのか。ただちに具体的に明らかにせよ」(原文ママ)とツイートするなど論争が起こったことについて、産経新聞は「民進で“内ゲバ”」と報じている[57]

選択的夫婦別姓制度

表現の自由

安全保障

受動喫煙問題

しばき隊問題

有田芳生参院議員の「集団リンチ事件」隠蔽関与の疑惑がある[62]

評価

  • しばしば自身のTwitterで北朝鮮による日本人拉致問題や日朝関係についてのツイートをしているが、日本政府・拉致被害者家族会を批判するものも多く、民団や朝鮮総連との交流や2013年3月7日の発言なども影響してネットユーザーから「拉致問題を政治利用している」「北朝鮮を擁護している」「有田は解決よりも国交正常化が最優先だと思っている」と批判されることがある[63]
  • 2016年6月9日発売の「週刊文春」に横田夫妻と孫(拉致被害者横田めぐみの娘)とされる人物らの面会写真を公開した。
    産経ニュースによると、写真は2014年3月にモンゴルの首都ウランバートルにある迎賓館で撮影されたもので、拉致被害者で現在も消息不明の横田めぐみの孫で、横田夫妻のひ孫に当たる女児も写っている[64]。それについて横田夫妻は「有田氏から写真を見せられ、一部の週刊誌に掲載する写真だと説明された」と指摘しており、孫から写真を外に出さないでほしいと約束していたため、どこにも提供していないとしている[64]。なお、有田は無断公開を否定し、「写真の選択をいっしょに行い、「中略」求められた加筆と訂正を行ったうえで『週刊文春』の記事になりました」と横田夫妻と正反対の主張をしている[65]北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(「救う会」)は本件について横田夫妻に確認をとり、「写真は横田家から1枚も何処にも出していません」と連絡を受けている[66]
    なお、横田夫妻は6月8日付で「皆様へ」と「マスコミの皆様へ」の2つの手書きコメントを出しており、「皆様へ」には記事と掲載写真に対する指摘および反論が書かれている[66]。「救う会」は有田による入手先不明の写真公開について様々な誤解が広がっていることから、横田夫妻に直接話を聞いた[67]。 「救う会」は、有田が公開した写真を横田夫妻の所有だと虚偽をマスコミなどに伝えていたことを確認したとして有田を非難するコメントを出したうえで、有田が公開した写真の実際の入手先は北朝鮮以外には考えられないとの見解を出した[67]。横田夫妻は写真の入手先を有田から聞いてはいないという[67]
    横田夫妻は、有田とは意見が大きく異なり、有田は自分達の考えを代弁してはいないことを伝えるために、6月10日付で「今回、孫の写真を独自ルートで公開された有田先生と私達の考えは違っているという事をはっきりさせて頂きたいと思います」というコメントを出した[67]。なお、横田夫妻は同コメントで「北朝鮮からウンギョンさんを日本に呼ぶという話が繰り返し出ていますが、私たちにとってはびっくりするだけです。もしそう言われたとしても、そういう事は致しません。」と明言している[67]
    有田は横田夫妻のコメントを「横田夫妻は自身に対して『有田先生』ではなく『有田さん』と接している」という理由で偽物であると主張し[68]これ以降も横田夫妻が自身を応援していると主張している[69]が、2016年6月22日に開催された東京・文京区民センター「東京連続集会91」において横田早紀江本人の口から正式に有田とは意見が大きく異なる旨が言及された[70]。有田は該当記事について、横田夫妻と公開する写真を選択し、モンゴルでの詳細を聞き、原稿も細かくチェックしたうえで記事にした[71]と主張しているが、横田早紀江本人は「その後の経緯は週刊文春と有田さんだけのことで、どんなものが出るかは私たちは全然知りませんでしたし、こういう文章で書いてくださいと有田さんに渡したものでもありませんし、全くノータッチで、写真の公開を了承しました。」と否定している[72][73]
  • 神戸連続児童殺傷事件の際に、『ザ・ワイド』で有田は「犯人メガデスというデスメタルバンドの音楽・歌詞の影響を受けた人物だ」と報道した。しかし、メガデスはデスメタルバンドではなくスラッシュメタルバンドであり、また犯人もメガデスを聴いた事実はなかったため、ハードロック・ヘヴィメタル論壇雑誌『BURRN!』およびBURRN!別冊の雑誌『炎』(ほのお)誌上で非難された[74][75]。また、1998年の日本公演時のインタビューで当時のメガデスメンバーのマーティ・フリードマンは「悲しい事件だ」と語ると同時に「俺達のファンがそんな事(殺人事件)はしないと信じている」とコメント。バンドの中心人物であるデイヴ・ムステインはこの事件に関して子供が殺傷事件を起こしたのは親の教育に責任があるとし、歌詞に関する表現の自由の重要性を訴えると同時に有田の無責任な発言や少年による事件を音楽のせいにしたがるマスメディアの風潮に苦言を呈している[76]

発言

  • zakzak』によると、有田は2016年5月13日、ツイッターで日本のこころを大切にする党について、差別の煽動を容認する極右政党と表現した。同党所属の参議院議員和田政宗は15日、「(有田氏の発言は)事実無根であると共に公党を著しく侮辱するもの。法的措置を含めて対応する」と、ツイッターで非難した[77]
  • 2014年3月24日、トルコアラブ首長国連邦への原発輸出を可能にする原子力協定の承認案の党内論議に自身の所属する民主党が着手したことに関して、「いまなお原発を輸出する原子力協定に賛成する民主党議員がいると聞いて『バッカじゃないの』と答えた」としたうえで、「私はそんな法案には反対票を投じる」とツイートし、反対票を投じる意思を示した[78]。同年4月18日、参議院本会議で行われたこの原子力協定の承認案の採決で、賛成する党の方針に反して徳永エリと共に欠席した[79]
  • 2014年6月17日発売の『ニューズウィーク日本版』2014年6月24日号の記事「『反ヘイト』という名のヘイト」に対して、取材に応じた一人だった有田は、記事の内容や取材方法に問題があるとして、自身の公式Twitterで記者を名指しで非難した[80]
  • 2013年8月7日付の『朝日新聞』に掲載されたサザンオールスターズのシングル「ピースとハイライト」の広告に、独自の解釈を交えてヘイトスピーチの話題に言及する文章を寄稿した[81]。また、2015年には自身のツイッターで同バンドの楽曲「Missing Persons」を独自の解釈を交えて絶賛した[63]
  • 2017年7月14日民進党代表蓮舫二重国籍問題で、蓮舫に戸籍謄本等の関係書類の公開を求めた人々を「差別だ」と非難した。その一方で、2012年10月に当時の大阪市長(現・日本維新の会法律顧問)、橋下徹の出自を差別する記事が週刊朝日に掲載された際には「これは面白い」と記事評していたため、橋下は有田の人権派面は偽物とし、「自分の嫌いな相手なら面白く、自分の所属する党の代表なら人権問題にするのか」「こいつだけは許せない」と述べている。更に、戸籍の開示は差別助長と主張に賛同する者に「自称人権派は恥ずかしげもなくよく言うよな。俺は出自について散々報じられたけど、自称人権派は誰もその報道を批判しなかった。あの報道に比べれば蓮舫さんの戸籍開示なんてどうってことないこと」と批判し、「ダブルスタンダードだ」「有田、早く辞職しろ」と激怒されている[82]
  • 2014年7月12日、自身のTwitterで「まだ『ゴキブリ ホイホイ』ってあるのかな。そう思ってコンビニに行ったら、あった。まだまだ必要なんですね。ネットでわき寄ってくるゴキブリもどきは放し飼いを基本としている。時間ができたので久しぶりに『ホイホイ』を覗いたら、相変わらず断片言葉で精神の核がない。たまには駆除するかな。」とツイートした[83]。有権者をゴキブリ扱いをしているとしてネット上で批判の声が上がった[84]
    • また、自身の「有権者、納税者に対してのゴキブリ発言」に関して、相手を虫と呼ぶ行為はヘイトスピーチではないかとの意見に対し、2017年02月06日のtwitterで『たとえば父親が子供に「出て行け」と怒鳴ることがあったり、匿名卑怯なネトウヨを、わいてでてくる「ゴキブリ」と呼んでも、それは罵倒語ではあってもヘイトスピーチではありません』と自身の発言はヘイトスピーチではないと主張した。[85]
  • 2000年解放出版社刊行の写真誌『hunet』(ヒューネット)10月18日発行号に「『17歳』差別意識と犯罪までのディスタンス」と題する記事を発表。この記事は精神障害者への差別を助長するとの理由で、大阪精神障害者連絡会(大精連)から抗議を受けた。「少年事件と精神疾患との具体的な関わりを一切示すことなく、『精神科の通院歴』が書かれており、『精神障害者は何をするか分らない、危険な存在』という精神障害者に対する社会的偏見を明らかに助長してい」る、というのが大精連の主張であった[86]。この結果、2007年部落解放同盟は謝罪に追い込まれた[87]

人物

  • 「ブログに虚偽記載で自民党に謝罪」 2010年(平成22年)11月9日付、(保守系新聞)世界日報第1面によると、「10月20日の有田議員の初質問に自ら泥。国会は言論の府なので、録音物の再生は議事録に記録されない(録音物の再生とのみ記録される)ルールになっている。有田議員の質疑時間を確保するために全員の了解のもと議事録を止めたのに、有田議員は「音声再生を自民党の反対で止められた」とブログに虚偽を記載して自民党の攻撃材料にした。これについて塚田一郎自民党理事の事務所を訪れ謝罪した」と報道されている。

著書

  • 『現代公明党論』白石書店 1985年
  • 『保守の冒険』白石書店 1987年
  • 『霊感商法の見分け方』晩聲社 1988年 ISBN 4891881712
  • 三洋電機はんパートのおばちゃんでえらいすんまへん』清風堂書店出版部 1989年 ISBN 4915339459
  • 『原理運動と若者たち』教育史料出版会 1990年 ISBN 4876521948
  • 『「幸福の科学」を科学する - 大川隆法の宗教?』天山出版 1991年 ISBN 4803329060
  • 『統一教会とは何か 追いこまれた原理運動』教育史料出版会 1992年 ISBN 4876522332
  • 『歌屋 都はるみ講談社 1994年 ISBN 4062061570
  • 『有田芳生の対決!オウム真理教』朝日新聞社 1995年 ISBN 4022730587
  • 『追いつめるオウム真理教』ベストセラーズ 1995年 ISBN 4584182205
  • 『私の取材ノート』同時代社 1995年 ISBN 4886833357
  • 『「神の国」の崩壊 - 統一教会報道全記録』教育史料出版会 1997年 ISBN 4876523177
  • 『歌屋 都はるみ』(文春文庫)文藝春秋 1997年 ISBN 416743802X
  • 『闇の男上祐史浩 - 終らないオウム真理教』同時代社 1999年 ISBN 488683423X
  • 『「コメント力」を鍛える』(生活人新書) 日本放送出版協会 2002年 ISBN 4140880473
  • 『私の家は山の向こう - テレサ・テン十年目の真実』文藝春秋 2005年 ISBN 4163668403
  • 『酔醒漫録〈1〉2000.6‐2001.6』にんげん出版 2005年 ISBN 4931344062
  • 『酔醒漫録〈2〉2001.7‐2002.6』にんげん出版 2005年 ISBN 4931344070
  • 『酔醒漫録〈3〉2002.7‐2003.6』にんげん出版 2007年 ISBN 4931344178
  • 『酔醒漫録〈4〉2003.7‐2004.6』にんげん出版 2007年 ISBN 4931344186
  • 『私の家は山の向こう - テレサ・テン十年目の真実 』(文春文庫)文藝春秋 2007年 ISBN 4167438038
  • 『メディアに心を蝕まれる子どもたち』(角川SSC新書)角川SSコミュニケーションズ 2008年 ISBN 4827550328
  • 『闘争記』教育史料出版会 2010年 ISBN 4876525072
  • 『ヘイトスピーチとたたかう!』文藝春秋 2013年 ISBN 978-4000247160

共著または共編

脚注

  1. ^ 【有田芳生2016年活動報告】”. 2020年4月2日閲覧。
  2. ^ 立憲民主党 都道府県連一覧”. 立憲民主党. 2019年10月16日閲覧。
  3. ^ 有田芳生の酔醒漫録「随風録・無音の想い出」
  4. ^ 有田芳生の『酔醒漫録』2010年3月10日付け
  5. ^ 民主党:議員プロフィール 詳細 Who's Who
  6. ^ a b 公式Twitterの2014年6月20日15:17の投稿より。
  7. ^ 有田芳生の酔醒漫録「主要著書」
  8. ^ 『宝島30』(宝島社)1995年7月号
  9. ^ asahi.com: 2007参議院選挙 比例区開票結果・新党日本
  10. ^ asahi.com(朝日新聞社):東京11区 - 小選挙区開票結果 - 2009総選挙
  11. ^ 有田芳生の『酔醒漫録』2009年11月19日付け
  12. ^ asahi.com(朝日新聞社):民主党 - 政党別開票結果 - 2010参院選
  13. ^ 比例区開票速報2016参院選朝日新聞2016年7月11日閲覧
  14. ^ 独自】民進・有田芳生議員あす離党へ日テレNEWS24 2017年12月10日付
  15. ^ 立憲民主党が辺野古新基地反対を表明 沖縄県連の発足で枝野氏が会見 県知事選は玉城デニー氏を支援へ沖縄タイムス2018年8月29日付
  16. ^ a b 余命プロジェクトチーム 2016, p. 104.
  17. ^ [1]
  18. ^ 14日に参議院会館で排外主義・レイシズム反対集会開催 - 夕刊アメーバニュース
  19. ^ <일본 정치인이 전하는 혐한 시위의 살벌한 실태> 聯合ニュース 2014/11/13
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参考文献

  • 余命プロジェクトチーム『余命三年時事日記 外患誘致罪』青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2016年。ISBN 978-4792605643 

外部リンク

議会
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2016年 - 2017年
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