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=== 主題歌 ===
=== 主題歌 ===
第1期オープニングテーマ「タッチ」を筆頭に、[[岩崎良美 (歌手)|岩崎良美]]が歌った主題歌がヒットした。レコード会社[[ポニーキャニオン|キャニオン・レコード]]側は当初、プロモーションのため新人歌手の起用を提示したが、監督の[[杉井ギサブロー]]がこれに抵抗。話し合いがもつれるうちに[[あだち充]]の世界を表現できる実力のある歌手ということで、キャニオン所属歌手の中から岩崎良美で落ち着いたという<ref>「杉井ギサブローのアニメでお茶を VS [[田中公平]]アニソン王道ど真ん中!! SPECIAL対談」『アニメージュ』2004年2月号、徳間書店。</ref>。あだちは元々岩崎のファンであることを公言しており、主題歌への起用を喜んでいた<ref>『[[週刊少女コミック]]増刊号』[[1982年]][[9月16日]]号</ref><ref>[[2010年]][[12月25日]]『アニメ「タッチ」驚きの初回!涙の最終回!』([[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]])</ref>。
第1期オープニングテーマ「タッチ」を筆頭に、[[岩崎良美 (歌手)|岩崎良美]]が歌った主題歌がヒットした。レコード会社[[ポニーキャニオン|キャニオン・レコード]]側は当初、プロモーションのため新人歌手の起用を提示したが、監督の[[杉井ギサブロー]]がこれに抵抗。話し合いがもつれるうちに[[あだち充]]の世界を表現できる実力のある歌手ということで、キャニオン所属歌手の中から岩崎良美で落ち着いたという<ref>「杉井ギサブローのアニメでお茶を VS [[田中公平]]アニソン王道ど真ん中!! SPECIAL対談」『アニメージュ』2004年2月号、徳間書店。</ref>。あだちは元々岩崎のファンであることを公言しており、主題歌への起用を喜んでいた<ref>『[[週刊少女コミック]]増刊号』[[1982年]][[9月16日]]号</ref><ref>[[2010年]][[12月25日]]『アニメ「タッチ」驚きの初回!涙の最終回!』([[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]])</ref>。
発売当時は、ベストテンにも入らず爆発的なヒットこそしなかった([[オリコンチャート|オリコン]]最高12位、売上24.7万枚)が、結果的に長く愛され岩崎の代表曲となった<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/4287573/ 岩崎良美が「タッチ」主題歌の意外な事実を告白] ライブドアニュース 2009年8月7日</ref><ref name="yomiuri">松崎剛「[http://web.archive.org/web/20100123173439/http://otona.yomiuri.co.jp/people/graffiti/graf100120.htm? 青春グラフィティー 姉と比べられプレッシャー~岩崎良美さん (3)]」『[[読売新聞]]』2010年01月20日 - 2010年1月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]</ref>。
発売当時は、ベストテンにも入らず爆発的なヒットこそしなかった([[オリコンチャート|オリコン]]最高12位、売上24.7万枚)が、結果的に長く愛され岩崎の代表曲となった<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/4287573/ 岩崎良美が「タッチ」主題歌の意外な事実を告白] ライブドアニュース 2009年8月7日</ref><ref name="yomiuri">松崎剛「[http://web.archive.org/web/20100123173439/http://otona.yomiuri.co.jp/people/graffiti/graf100120.htm? 青春グラフィティー 姉と比べられプレッシャー~岩崎良美さん (3)]」『[[読売新聞]]』2010年01月20日 - 2010年1月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]</ref>。


オープニング主題歌『タッチ』は、21世紀に入った現在でも[[日本の高校野球]]では[[応援歌]](ヒッティングマーチ)の定番とされているなど人気は高く、その後も数々のカバーがされている。なお、あだち充の母校[[群馬県立前橋商業高等学校]]では「タッチを演奏すると負ける」と言われ全く使用されていなかったが、2007年に解禁されたことが報じられる。この際、あだちは「遅いよ」とコメントしていたという<ref>『[[朝日新聞]]』[[2007年]][[8月13日]]夕刊</ref>。
オープニング主題歌『タッチ』は、21世紀に入った現在でも[[日本の高校野球]]では[[応援歌]](ヒッティングマーチ)の定番とされているなど人気は高く、その後も数々のカバーがされている。なお、あだち充の母校[[群馬県立前橋商業高等学校]]では「タッチを演奏すると負ける」と言われ全く使用されていなかったが、2007年に解禁されたことが報じられる。この際、あだちは「遅いよ」とコメントしていたという<ref>『[[朝日新聞]]』[[2007年]][[8月13日]]夕刊</ref>。

2017年9月5日 (火) 02:49時点における版

タッチ
ジャンル 野球漫画ラブコメ
漫画
作者 あだち充
出版社 小学館
その他の出版社
中華民国の旗 大然文化青文出版社(新装版)
香港の旗 天下出版
中華人民共和国の旗 天津人民美术出版社
掲載誌 週刊少年サンデー
発表期間 1981年 - 1986年
巻数 26冊
アニメ
総監督 杉井ギサブロー
監督 ときたひろこ
音楽 芹澤廣明
アニメーション制作 グループ・タック
製作 旭通信社東宝株式会社
グループ・タック
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1985年3月24日 - 1987年3月22日
話数 101話
映画:タッチ 背番号のないエース
監督 杉井ギサブロー
制作 グループ・タック(アニメーション制作)
封切日 1986年4月12日
上映時間 93分
映画:タッチ2 さよならの贈り物
監督 はしもとなおと
杉井ギサブロー(総監督)
制作 グループ・タック(アニメーション制作)
封切日 1986年12月13日
上映時間 80分
映画:タッチ3 君が通り過ぎたあとに
監督 永丘昭典
杉井ギサブロー(総監督)
制作 グループ・タック(アニメーション制作)
封切日 1987年4月11日
上映時間 83分
アニメ:タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…
総監督 杉井ギサブロー
監督 永丘昭典
アニメーション制作 グループ・タック
製作 日本テレビ放送網、東宝株式会社
小学館、バップ
グループ・タック
放送局 日本テレビ系列
放送期間 1998年12月11日 - (スペシャル)
アニメ:タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜
総監督 杉井ギサブロー
監督 永丘昭典
アニメーション制作 グループ・タック
製作 日本テレビ放送網、東宝株式会社
小学館、バップ
グループ・タック
放送局 日本テレビ系列
放送期間 2001年2月9日 - (スペシャル)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

タッチ』は、あだち充による日本漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)に1981年から1986年まで連載された。高校野球を題材に、双子の兄弟である上杉達也・和也と幼馴染の浅倉南の3人を軸にした恋愛を絡めて描いている。 テレビアニメ劇場用アニメとしてアニメ化もされ、実写テレビドラマ映画も製作されたあだち充の最大のヒット作である。単行本全26巻、ワイド版全11巻、文庫版全14巻、完全版全12巻、アニメコミックス版全7巻。単行本の総売上は、新書版、完全版、文庫版、ワイド版、アニメコミックス版を合わせて一億部以上を売り上げている。第28回(1982年度)小学館漫画賞受賞。

作品解説

高校野球恋愛の2本を軸にしたストーリー展開である。分野は野球漫画だが、野球の経験がない人間にも受け入れられるのは、普遍的なテーマ性が作品全体に表れており、これは本作より先に『週刊少年サンデー増刊号』で連載していた『ナイン』の路線を踏襲したものである。

それまでは原作者を立てたり、隔週連載だったあだちにとって本作が初のオリジナルの週刊連載。タイトルのタッチはバトンタッチの意味が込められており、弟・和也の死は最初から設定されて、弟の夢を兄が受け継いでいくことを表している[1][2][3][注 1][注 2]。この死者が生者を呪縛するテーマをもって漫画評論家の夏目房之介は、ラブコメの名作と評する一方で、『あしたのジョー』『エースをねらえ!』と連なる作品と位置付けた。この賢弟愚兄の設定は、あだち充と兄の漫画家・あだち勉の関係の反映という見方も存在する[5]。和也が死んだ際にはスタッフで和也の告別式が行われ、和也役の難波圭一が弔辞を担当した。バトンタッチ劇となる7巻までは連載当初から構想したもので、以後はストーリー展開が重くなるのをなるべく軽妙にしようとあだちが参考にしたのはテレビドラマ池中玄太80キロ』であったという[6]。編集部もあだちを信頼しきって三角関係が最後まで延々と続くと思い込んで担当がいくら和也が死ぬと報告しても取り合ってくれず、入稿の翌日から内容を直せないように担当が2日間会社の席を外し、連絡もつかずという非常事態となってしまった。

途中時々出てくる「達也の悪夢」(弟との比較がさまざまな形で出てくる夢)が、約束でもあり超えるべき壁だった甲子園出場を果たしてからは一切出てこないなど長期連載中にひそかに張られた伏線とその解消がある。終盤では、柏葉英二郎監督代行とその兄、柏葉英一郎との気持ちの交錯も描かれた。

1970年代まで主流だった野球漫画のスポ根ものの定石を否定、あるいはパロディ化するような面も見られる。たとえば、達也が甲子園出場間際に強豪ライバルとおぼしき面々が一堂に会して名乗りを上げるシーンがある。これは野球漫画のみならずスポーツ漫画によくあるシーンであるが、本作では「覚えきれない」としてこれらの面々がそれ以後描かれず切り捨てられている。甲子園で試合しているシーンも一切ない。最終回でライバル新田明男から再戦を要求されると、達也は「もういいよ」「疲れるから」と一蹴した。

7巻まで続いてきた三人の関係を一転させるなど、それまでの三角関係と異なった展開も、当時としては新鮮であった。高校野球を題材にした恋愛漫画では、主である野球少年に対し常にマネージャーや観客としてヒロインは従の関係だったが、新体操のアイドルとしてヒロインを野球とは別の分野で大きく活躍させた点も、それまでに無いものであった。

同時期に連載が進んでいた『陽あたり良好!』『みゆき』の登場人物・高校が一部登場する。『みゆき』の舞台である青華高校は、和也が1年生の時の甲子園地区予選1回戦で明青学園と対戦し敗れている。新田由加に絡んだ不良(先に手を出したのは由加)を往なした原田が「おれは青華高校の間崎」と偽称するシーンがある。『陽あたり良好』の舞台である明条高校が甲子園地区予選を戦った球場は『タッチ』などに登場するものと規格が同じである。

あらすじ

上杉達也上杉和也一卵性双生児。スポーツにも勉強にも真剣に取り組む弟の和也に対して、何事にもいい加減な兄の達也。そして隣に住む同い年の浅倉南。3人は小さい時から一緒に行動している、いわば幼馴染だった。そしてお互いがお互いを異性として意識し始める。物語のスタート時、3人は中学3年生である。3人は微妙な三角関係のまま同じ高校へ進む。

「甲子園に連れて行って」という南の夢を叶えるため1年生でありながら野球部のエースとして活躍する和也だったが、地区予選決勝に向かう途中に交通事故

そして達也は和也の「南の夢を叶える」という夢を継ぐために野球部に入るが、キャッチャーの松平に嫌われ相手にしてもらえなかった。しかし、浅倉南や周りにチームメイトに相手にするよう強く勧められ遂に松平と達也はバッテリーを組む。

達也たちは2年生になった。達也は勢南高校の西村と須見工の新田と知り合いライバル意識を持つ。彼らとは野球においてのライバル意識のほか浅倉南に共通して恋愛感情を抱き4人の間で四角関係が築かれていた。西村はピッチャーで持ち球のカーブを駆使し甲子園出場を期待されていた。一方新田のポジションはサードで地区最強の打者だった。彼がいる限り須見工の甲子園出場は間違いなしと周囲で騒がれていた。2年生の甲子園の地方予選では西村が所属する勢南高校と対戦して延長戦の末敗れた。

達也たちは3年生となった。その頃、野球部の監督が病気で入院して明青学園の校長は同校OBの柏葉英一郎に監督代行を任せようとする。だが、英一郎は海外出張中であった。その時明青学園野球部に恨みを持つ柏葉英二郎がこのことを知り英一郎の自宅に侵入、明青学園の校長から英一郎宛の電話を受ける。

英一郎になりすました英二郎は、野球部の監督代行として部員を指導し始め、野球部員全員を疲労させ選手生命を断ち、恨みを晴らそうとした。しかし、野球部からは一人も去ること無く、夏の甲子園の地方予選を迎える。達也はライバル意識を持つ新田に勝ち南を甲子園に連れていく強い意志を持っていて、英二郎の過酷な指導に屈することはなかった。

達也と南にとって高校生活最後の夏を迎える。地方大会初戦で柏葉英二郎は控え選手を先発ピッチャーに起用して明青学園を1回戦で敗退させようとした。しかしチームの結束力は固く失点を打撃でカバーし1回戦を突破した。

そして、いよいよ甲子園出場をかけて決勝戦に挑む明青学園。対戦相手は新田の所属する須見工だった。

試合は延長に入り、明青は10回表に1点勝ち越し裏の守りにつく。そして、2アウト2塁でバッターは強打者の新田。新田はその前の打席でホームランを打っており観客も須見工の監督もこの場面では新田を敬遠するだろう、と思っていた。しかし上杉達也は自分の力を最大限に引き出してくれるのは新田しかいないと考え、敬遠せず勝負する。新田はファウルで粘る。その力は互角、見ている人すべてが息をこらして勝負の行方を見ていた。その結果新田は三振、達也は南と共に甲子園に行くことができた。

甲子園への出場が決まったのち、原作漫画では、達也は河原で浅倉南に愛していると自分の気持ちを伝えている。

テレビアニメの最終回では、達也は電話で浅倉南に愛の告白をしている[7]

登場人物

私立明青学園高等部

上杉達也・和也兄弟、浅倉南らが通っている高等学校。所在地は東京都で、明青学園中等部も存在する。

原作の校舎モデルは、群馬県立前橋商業高等学校の旧校舎である。

制服のデザインは原作及びアニメと映画で異なり、原作やアニメでは黒のシンプルな学ランだが、映画ではグレーのブレザーになっている。なお女子の制服であるブレザーは、当時作者が取材していた甲子園で活躍した滋賀県立甲西高等学校の制服をモデルにしている。

作中で存在が判明している運動部としては、野球部、サッカー部、バレーボール部、体操部、新体操部、柔道部、ボクシング部、テニス部がある。中でも野球部の活動は盛んで、和也が1年生の時は甲子園地区予選準優勝、達也が3年生の時には甲子園で優勝している。それ以降、甲子園からは遠ざかり、2012年に連載開始した『MIX』では、甲子園に出場したのは達也がエースだった時代が最初で最後の出場という設定になっている[8]。しかし、『KATSU!』の作中では、ラジオで明青学園が16年ぶりに甲子園出場したという実況中継が流れており、決勝戦まで勝ち進んで同作の登場人物・岬新一率いる神奈川県代表の港星高校に敗れているシーンが描かれていた。MIX連載以降はKATSU!にあった2度目の甲子園出場の設定は引き継がれなかった[注 3]

テレビアニメ

1985年3月24日から1987年3月22日までフジテレビ系列にて放送。全101話。

旭通信社が長く担当して来たフジテレビの日曜19:00枠は、1982年の『さすがの猿飛』(土田プロ)、1984年の『Gu-Guガンモ』(東映動画)と、小学館の『週刊少年サンデー』系の漫画を原作とする企画ラインが続き、本作もその延長上にある。企画を立てた旭通信社の片岡義朗プロデューサーは「キャラクター商品が売りづらい」という反対の声を押し切ってアニメ化を実現[9]

制作にあたり、1983年から1984年にかけて放送されたあだち充原作のスペシャルアニメ『ナイン』3部作を担当した杉井ギサブロー前田実といったクリエイターによりスタッフを編成し、東宝グループ・タックが製作会社となっている。1985年12月22日放送で31.9%の視聴率を上げたのを始め、常に視聴率20%以上を稼ぐ人気番組となった。劇場アニメ映画も3作が製作された。

後番組は同じ布陣によるあだち充作品のアニメ化『陽あたり良好!』が放映されている。

人気のみならず、質の面でも評価を受け、アニメ業界関係者によって選考される日本アニメ大賞・アトム賞を受賞。背景美術を担当して作品を支えた小林七郎美術監督も本作により美術部門最優秀賞を獲得した。

第2部終了時に放送された総集編では全て過去に放送されたシーンでありながら、一部に台詞や口調が違っていたりする場面が見られるため、アフレコのみ再度録り直されている可能性がある。一例として、本放送で和也が亡くなった時に霊安室で達也が言ったセリフ「きれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ…それで…」の「で」が聞き取りにくかったこともあり、テレビ局に「亡くなった人を『それ』扱いとはひどい」などといった苦情が寄せられていた(原作ではちゃんと『それで』となっている)。総集編では、はっきり『それで』と聞き取れる状態になっていた。

原作との相違点

原作での明青学園vs佐田商業で明青学園は8回コールドでの勝利であるが、アニメでは上杉達也が吉田剛からヒットを放ち7回コールドで勝利している。原作の最後までは描かれず、甲子園出場のため明青一行が兵庫県に到着した直後、達也が南に電話で愛を告白するところで完結となっている。

声の出演

スタッフ

主題歌

第1期オープニングテーマ「タッチ」を筆頭に、岩崎良美が歌った主題歌がヒットした。レコード会社キャニオン・レコード側は当初、プロモーションのため新人歌手の起用を提示したが、監督の杉井ギサブローがこれに抵抗。話し合いがもつれるうちにあだち充の世界を表現できる実力のある歌手ということで、キャニオン所属歌手の中から岩崎良美で落ち着いたという[10]。あだちは元々岩崎のファンであることを公言しており、主題歌への起用を喜んでいた[11][12]。 発売当時は、ベストテンにも入らず爆発的なヒットこそしなかった(オリコン最高12位、売上24.7万枚)が、結果的に長く愛され岩崎の代表曲となった[13][14]

オープニング主題歌『タッチ』は、21世紀に入った現在でも日本の高校野球では応援歌(ヒッティングマーチ)の定番とされているなど人気は高く、その後も数々のカバーがされている。なお、あだち充の母校群馬県立前橋商業高等学校では「タッチを演奏すると負ける」と言われ全く使用されていなかったが、2007年に解禁されたことが報じられる。この際、あだちは「遅いよ」とコメントしていたという[15]

第2期エンディングテーマ「青春」は、1986年第58回選抜高等学校野球大会入場行進曲となった[14]。その影響か第2期 - 第3期の移行ではOPとED双方の曲に使用期間にズレが生じているが、OPの主題歌表示は「青春」を使用していた回を含め「チェッ!チェッ!チェッ!」「約束」になっており、その理由は諸説あり今も不明。第4期オープニング・エンディング(エンディングは最終回まで)のみ、夢工場が主題歌を担当した。

オープニング
エンディング
  • 「君がいなければ」(第1話 - 第27話)歌 - 岩崎良美
  • 青春」(第28話 - 第62話)歌 - 岩崎良美
  • 「約束」(第63話 - 第79話)歌 - 岩崎良美
  • 「君をとばした午後」(第80話 - 第101話)歌 - 夢工場(現・The Blimp Club)

挿入歌

OP・ED曲や出演声優の日高のり子・三ツ矢雄二・難波圭一の他、音楽部門全体を担当した芹澤廣明・ミス南コンテストグランプリの浅倉亜季などの楽曲も使用された。タッチの楽曲は劇場版を含めカバーが多いため、複数の人物が歌っている曲も多いが、劇場版からの流用以外はBGMを含め音楽全般を網羅したCDボックス「タッチTVシリーズ音楽編」に収録されている物を基準とする。現在カバーバージョンは殆ど廃盤の為入手はかなり困難だがテレビシリーズのDVDボックスに特典として一部が収録されており、現在もインターネット通信販売などで入手可能。

  • 「僕たちのSomeday」歌 - 三ツ矢雄二
  • 「好きになるなら」 / 「ホワイト・ドリーム」 / 「夢で逢いたい」歌 - 日高のり子
  • 「夏の便り」歌 - 難波圭一
  • 「星のシルエット」 / 「風のメッセージ」 / 「永遠のランナー」歌 - 芹澤廣明
  • 「野球」(ベースボール)歌 - 岩崎良美
  • 「南の風・夏少女」 / 「雨の中のワンボーイ」歌 - 浅倉亜季
  • 蒼いメモリーズ」 / 「好きで、ごめん。」歌 - 内海和子
  • 背番号のないエース」歌 - ラフ&レディ。本来劇場版主題歌であり、上記CDにも収録されていないが、第2部で数回挿入歌として使用されている。

その他、最終回では後番組の初代OP曲「陽あたり良好!」(浅倉亜季)がテレビから流れている形で使用されている(逆に『陽あたり良好!』では初期放送で数回「雨の中のワンボーイ」が使用されている)。

各話リスト

第1部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第1話 1985年
3月24日
誰がなんと言おーとオレたち双子です!! 高星由美子 - ときたひろこ 前田実
第2話 3月31日 女の直感! チョッチ気になる達也の才能 早川啓二 山本哲也
第3話 4月7日 思わず初登板! 和也の名前でお騒がせ!? 水城ゆう 辻初樹
第4話 4月14日 見たか? 見ないか!? 南の日記!! 坂田純一 谷口守泰
第5話 4月21日 熱血バトンタッチ! ゴールは正確にネ!? 野寺三郎 宇井孝司 音無竜之介
第6話 4月28日 ウワサは本当!? 南と和也の気になる関係 土屋斗紀雄 池田はやと ときたひろこ 前田実
第7話 5月5日 えッホント!! 達也と南が結婚しちゃう!? 高星由美子 坂田純一 早川啓二 辻初樹
第8話 5月12日 達也打ちます!! ホンキで兄弟対決!? 柳川茂 野寺三郎 井上修 福山映二
第9話 5月19日 達也と原田クンのア・ブ・ナ・イ友情! 水城ゆう - 早川啓二 辻初樹
第10話 5月26日 みんな悩んで気分はすっかり高校生デス! 土屋斗紀雄 坂田純一 谷口守泰
第11話 6月2日 来たれ野球部! 微妙に揺れる達也の心!! 柳川茂 野寺三郎 ときたひろこ 音無竜之介
第12話 6月9日 初練習! ハツラツ和也とヨレヨレ達也!? 水城ゆう 池田はやと 宇井孝司 前田実
第13話 6月16日 和也心配です! 恋のスランプ孝太郎くん 土屋斗紀雄 - 早川啓二 辻初樹
第14話 6月23日 不満です? 南と和也はベストカップル!? 金春智子 小和田良博
第15話 6月30日 これは事件です! 達也が南を平手打ち!! 立花あずま 野寺三郎 井上修 福山映二
第16話 7月7日 せつないネ! 和也のハートはレモン色! 高星由美子 - 坂田純一 谷口守泰
第17話 7月14日 ファースト・キス! 南より愛をこめて!? 柳川茂 早川啓二 小和田良博
第18話 7月21日 達也の気持ちはちょっとフクザツです! 土屋斗紀雄 池田はやと 前田実
第19話 8月4日 忘れたい忘れない!? 二人の大事な思い出 水城ゆう 野寺三郎 宇井孝司 遊佐和重
第20話 8月11日 どーするの? 達也の優しさすれちがい!! 金春智子 - 早川啓二 神村幸子
第21話 8月18日 それでもカッちゃんは南のために甲子園 柳川茂 野寺三郎 井上修 福山映二
第22話 8月25日 いよいよプレーボール! 和也VS寺島! 土屋斗紀雄 - 坂田純一 島崎克美
第23話 9月8日 南に届け! 出るか!? 恋の逆転タイムリー 柳川茂 池田はやと 前田実
第24話 9月22日 甲子園まであと1つ南の夢もあと1つ! 土屋斗紀雄 早川啓二 山本哲也
第25話 9月29日 南の一番長い日! 早く来てカッちゃん!! 金春智子 芝山努 宇井孝司 遊佐和重
第26話 10月6日 試合終了! 君がいなければ… 高星由美子 池田はやと 井上修 福山映二
第27話 10月13日 短かすぎた夏…カッちゃんにさよなら! 鈴木卓夫 遊佐和重
第2部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第28話 1985年
10月20日
第2部開始 エースのいない野球部なんて… 立花あずま - 永丘昭典 前田実
第29話 10月27日 アレ? 優しいタッちゃんボクサー失格!? 柳川茂 早川啓二 山本哲也
第30話 11月3日 栄光の背番号1やってやれない訳はない 土屋斗紀雄 坂田純一 河村佳江
第31話 11月10日 剛腕達也! でもコントロールが課題です 金春智子 芝山努 井上修 福山映二
第32話 11月17日 俺は和也の恋女房デモ気になるバカ兄貴 立花あずま - 早川啓二 山本哲也
第33話 11月24日 誕生新体操の星! 南はやっぱり天才!? 並木敏 永丘昭典 前田実
第34話 12月1日 がんばれ達也! ハラハラドキドキ初登板 水城ゆう 池田はやと 水谷貴哉 小和田良博
第35話 12月8日 何かと心配!? 近頃ウワサの南ちゃん! 柳川茂 - 坂田純一 河村佳江
第36話 12月15日 2人きり! 南と達也のアブナイ夜!? 土屋斗紀雄 早川啓二 阿部司
第37話 12月22日 めざせ甲子園! ただいま野球部合宿中!! 石川良 ときたひろこ 井上修 福山映二
第38話 12月29日 予選一回戦! 頭脳派タッちゃん登場!! 金春智子 池田はやと 宇井孝司 高倉佳彦
第39話 1986年
1月5日
実力拝見! クールな新田とガッツ西村!! 水城ゆう - 水谷貴哉 松岡秀明
第40話 1月12日 熱投2回戦! タッちゃんVSガッツ西村 並木敏 永丘昭典 前田実
第41話 1月19日 雨の延長11回! 2死満塁!! バッター西村 土屋斗紀雄 早川啓二 阿部司
第42話 1月26日 もう一つの延長戦!? 南をめぐる四角関係 金春智子 坂田純一 河村佳江
第43話 2月2日 揺れるエース達也!! 新田と南が急接近!? 柳川茂 望月智充 後藤真砂子
第44話 2月9日 由加の探偵物語! 南と達也はどこへ行く 並木敏 池田はやと 山崎友正 福山映二
第45話 2月16日 エースを狙え! 僕が上杉のライバルだ!! 土屋斗紀雄 ときたひろこ 鈴木卓夫 遊佐和重
第46話 2月23日 ライバル宣言! 上杉和也を越えてくれ!! 水城ゆう - 水谷貴哉 清水恵子
第47話 3月2日 対決須見工! えッ!? ピッチャー吉田!! 金春智子 坂田純一 河村佳江
第48話 3月9日 遂に上杉登場! 新田、オレと勝負だ!! 並木敏 石井文子 後藤真砂子
第49話 3月16日 ダメ兄貴返上! 甲子園が見えてきた!! 柳川茂 鈴木卓夫 井上修 福山映二
第50話 3月23日 放課後デート!? 南と新田は危ない関係!! 土屋斗紀雄 小華和ためお 殿河内勝 棚橋正人
第51話 3月30日 納得しない!? 南が達也に恋人宣言!! 水城ゆう 小林和彦 水谷貴哉 山内昇寿郎
第52話 4月6日 恋の3元中継! ジャマ者はお前だ!! 金春智子 - 坂田純一 河村佳江
第53話 4月13日 達也の課外授業…思い過ごしも恋の内! 並木敏 小林和彦 後藤真砂子
第54話 4月20日 第2部完・いよいよ最後の甲子園だゾ!! 鈴木卓夫 殿河内勝 棚橋正人
第55話 4月27日 総集編I 思い出は美し過ぎて… 高星由美子 - 池田はやと 前田実
第56話 5月4日 総集編II エースは誰にも渡さない!
第3部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第57話 1986年
5月11日
第3部開始・謎の新監督がやってくる!! 高星由美子 - 水谷貴哉 清水恵子
第58話 5月18日 オレは柏葉! 甘ったれは許さない!! 金春智子 坂田純一 河村佳江
第59話 5月25日 嵐の明青野球部! 南が去ってまた一難 水城ゆう 小林和彦 後藤真砂子
第60話 6月1日 新マネージャー大苦戦! やっぱり南が一番 柳川茂 池田はやと 山崎友正 福山映二
第61話 6月8日 オイ柏葉! 南を賭けて勝負だ!! 高星由美子 - 水谷貴哉 清水恵子
第62話 6月15日 セピア色の2人! 南と新田の海岸物語 金春智子 芝山努 箕ノ口克己 金子勲
第63話 6月22日 サングラスの奥の秘密! 柏葉は何者? 水城ゆう - 永丘昭典 窪秀己
第64話 6月29日 仁義なき練習試合! 鬼監督のお手並拝見 土屋斗紀雄 坂田純一 河村佳江
第65話 7月6日 ガンバレ南! ギブ・アップは似合わない! 並木敏 小林和彦 後藤真砂子
第66話 7月13日 南が生徒会長? アイドルは何かと大変! 殿河内勝 山崎友正 福山映二
第67話 7月20日 ムムッ見えてきたぞ! 柏葉監督の正体!! 萩田寛子 - 水谷貴哉 清水恵子
第68話 7月27日 ストップ・ザ・達也! 由加のむりやりデート作戦!! 水城ゆう 池田はやと 江口摩吏介
第69話 8月3日 夢は甲子園! 退部届はあわてずに!! 高星由美子 小鹿英吉 吉田健次郎 金子勲
第70話 8月17日 夏まじか! どこまで続く落ちこぼれ騒動 柳川茂 - 永丘昭典 鈴木大司
第71話 8月24日 夏合宿突入! 鬼監督が待っている!! 萩田寛子 坂田純一 河村佳江
第72話 8月31日 鬼より恐い? お嬢様由加の合宿料理!! 水城ゆう 池田はやと 山崎友正 福山映二
第73話 9月7日 包丁人由加! グルメの道は険しく遠い!! 柳川茂 - 水谷貴哉 清水恵子
第74話 9月14日 遂にきた! 南と由加のクッキング大戦争 萩田寛子 鈴木卓夫 江口摩吏介
第75話 9月21日 お料理騒動完結!? 隠し味は南のスパイス 島田満 小林和彦 後藤真砂子
第76話 9月28日 気にして新体操! 南は達也を待っている!? 水城ゆう 天海ひろし 岡田聡 金子勲
第77話 10月5日 予選組み合わせ決定! いよいよ夏本番!! 萩田寛子 - 永丘昭典 鈴木大司
第78話 10月12日 総集編I・浅倉南18才! ただいま青春進行形!! 前田実
第79話 10月19日 総集編II・ファイト明青!! 柏葉なんか怖くない 古川雅士
鈴木卓夫
第4部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第80話 10月26日 本日予選一回戦! やる気だけは負けないぜ!! 萩田寛子 - 阿部司 清水恵子
第81話 11月2日 とんでもない一回戦! 本当の敵は柏葉!? 水城ゆう 坂田純一 小柴純弥 河村佳江
第82話 11月9日 見えたぞ! 柏葉兄弟のふか〜い謎 島田満 池田はやと 山崎友正 福山映二
第83話 11月16日 どうする達也二回戦! 孝太郎大ピンチ!! - 阿部司 清水恵子
第84話 11月23日 由加チャン危機一髪!! 押しかけデートもほどほどに 水城ゆう 小林和彦 後藤真砂子
第85話 11月30日 執念の対決?! 今頃あいつがカムバック! 萩田寛子 池田はやと 殿河内勝 渡辺はじめ
第86話 12月7日 負けてたまるか三回戦! エースの力を見せてやる! 立花あずま 山崎友正 福山映二
第87話 12月14日 意外!? 柏葉ロマンス! 南に似ている恋心 水城ゆう - 坂田純一 河村佳江
第88話 12月21日 復讐じゃない!? NOサインで4回戦!! 萩田寛子 棚橋一徳 木場田実
第89話 12月28日 達也はエース? 背中に感じるプレッシャー!? 清水東 水谷貴哉 山内昇寿郎
第90話 1987年
1月4日
準々決勝! 明青VSピッチャーが3人!? 池田はやと 高柳哲司 渡辺はじめ
第91話 1月11日 番狂わせ!? まだまだ勝負は判らない! 島田満 山崎友正 福山映二
第92話 1月18日 せつないイメージ重なるネ! 達也は南の予想以上! 金春智子 - 坂田純一 河村佳江
第93話 1月25日 出た!? 監督命令! 心に傷持つ柏葉采配! 萩田寛子 棚橋一徳 柴田和子
第94話 2月1日 準決勝真最中! なるかタッちゃん大記録! 水城ゆう 水谷貴哉 山内昇寿郎
第95話 2月8日 祝決勝進出! 運命は柏葉の手の中に! 萩田寛子 池田はやと 高柳哲司 渡辺はじめ
第96話 2月15日 あと1つで甲子園! 叶えたい! 和也の約束 島田満 - 本郷みつる 後藤真砂子
第97話 2月22日 GOGO明青! 勝利に向かってプレーボール! 金春智子 水谷貴哉 山内昇寿郎
第98話 3月1日 誰のための決勝戦!? 本当の達也を見せて! 清水東 坂田純一 河村佳江
第99話 3月8日 もう後が無い!? 出るか! 柏葉サイン! 萩田寛子 棚橋一徳 高本宣弘 山本哲也
第100話 3月15日 勝つぞ明青! 甲子園は俺たちを待っている! 金春智子 池田はやと 高柳哲司 渡辺はじめ
第101話 3月22日 新しいスタートライン・上杉達也は浅倉南を… 高星由美子
並木敏
山崎友正 福山映二

再放送

本放送終了後、フジテレビ再放送権を喪失してからは、様々な局で再放送が行われている。

地上波キー局では日本テレビにて1990年代中盤から2000年代中盤にかけて再放送が度々行われた[注 4]

日本テレビにおける再放送の時間帯は午前枠と午後枠に行った事例がある。1998年ではスペシャル(新作)放送の関係から夏休み期間からスペシャル本放送前の12月上旬まで、16時台の再放送枠(月曜 - 木曜)で集中的に放送された。1996年前後と2002年から2005年までは、夏休み期間の40日内で平日の午前中(多くの場合10:25 - 11:20まで)に放送。最初の期間が1部と2部、翌年の夏休みが3部と4部。これを繰り返していた(これは作品のテーマでもある夏の高校野球の期間と同じである)。これらの枠で再放送される際は後番組がフライングスタートの『ニュースプラス1』あるいは『NNNニュースダッシュ』前のミニ番組枠がある関係で、番組時間を短縮する必要があった。オープニング曲は独自に短く編集し、映像はオリジナル(ノンテロップ)で原作・監督など最低限のクレジットタイトル(製作者(フジテレビ・東宝)も省略)を新たに作成したスーパーインポーズに載せたものとなっており、エンディングは放送されない形態が多かった[注 5][注 6]2006年以降、日本テレビで再放送は行われていない。

NHK BS2では「夏休みアニメスペシャル」の枠で劇場版3部作が2006年7月23日〜25日に放送された。

本放送を行ったフジテレビでは1987年に再放送が行われた。また、系列局で放送されたところもある。フジテレビ系列のテレビ静岡では平日の17:25 - 17:55または16:55 - 17:24で再放送が行われていたことがある。系列外の独立局で放送されたケースもある。2010年11月16日及び2014年4月7日よりTOKYO MXで再放送を行っている[注 7]。さらに2013年4月1日からは同じく独立局のKBS京都にて再放送を行っており、平日の朝7時30分 - 8時の時間帯で放送。

CSではキッズステーションがテレビアニメ版と劇場版アニメ版の放映権を取得して、1999年頃より断続的に再放送を行っている[注 8]

2012年10月5日からはTwellVにて、毎週金曜20:30 - 21:00の時間帯で再放送が開始され、2013年4月6日からは20:00 - 21:00に放送枠が拡大された。

映像ソフト化

劇場版公開終了後(1980年代後半)に、小学館を発売元・東宝を販売元とした劇場版VHSソフトと、3作品を収録したLD-BOX「タッチ 劇場版」が発売。

1990年代にキティエンタープライズを販売元としたテレビアニメ全話収録のLD-BOX「TVシリーズ レーザーディスクコレクション」が発売。1995年以降キティエンタープライズはポリグラム傘下入りしたため(後のキティMMEユニバーサルシグマ)、ポリドール映像販売会社による通信販売が行われていた。2004年11月26日に全話収録のDVD-BOXが東宝から発売。

  • 「実写版 タッチ」の公開を記念し、2005年8月26日に劇場版3作品を収録したDVD-BOXと単巻DVDが発売された。2006年2月24日~3月24日に単巻DVDが発売。全17巻。

「タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は」のVHSソフトとLDソフトが2000年6月に発売(発売元:小学館 販売元:東宝)「タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は」のDVDが2001年2月21日発売(発売元:小学館 販売元:バップ)「タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜」のDVDが2001年5月21日発売。(上記DVD版と同じ)2006年3月24日に上記2作品を同時収録したDVDがバップから発売。また、同日より上記単巻DVDをマスターとしたレンタルDVDの供給をバップから開始。

劇場アニメ

劇場版はテレビアニメ版のスタッフとキャストによるものであるが、原作に忠実だったテレビアニメに対して、オリジナル要素を織り交ぜて再構成されている。例えば、新田が第1部にも登場、野球部マネージャー・西尾佐知子は名前が児島悠子に代わり教師(野球部部長)役として登場(第2部で退職し第3部には登場しない)、新田の妹・由加が出ていないこと、南が新体操を辞めて野球部のマネージャーに復帰したことなど。製作は、東宝、フジテレビ、グループ・タック、旭通信社など。東宝系で公開。

タッチ 背番号のないエース

1986年4月12日公開。同時上映は吉川晃司主演『テイク・イット・イージー』。

スタッフ
  • 原作 - あだち充
  • 監督 - 杉井ギサブロー
  • アニメーション監督 - 前田庸生
  • 脚本 - 原田遊人、並木敏、杉井ギサブロー
  • 作画監督 - 前田実、遊佐和重
  • 絵コンテ - 永丘昭典、池田はやと
  • 美術 - 金村勝義
  • 編集 - 古川雅士
  • 音楽 - 芹澤廣明
  • 音響監督 - 藤山房延
  • プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
  • 制作プロデューサー - 対木重次
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社
主題歌
挿入歌

タッチ2 さよならの贈り物

1986年12月13日公開。同時上映は「恋する女たち 」(斉藤由貴主演・大森一樹監督)。

スタッフ
  • 原作 - あだち充
  • 総監督 - 杉井ギサブロー
  • 監督 - はしもとなおと
  • アニメーション監督 - 前田庸生
  • 脚本 - 金春智子
  • 作画監督 - 江口摩吏介
  • 画面構成 - 前田実
  • 絵コンテ - 小林治
  • 美術 - 金村勝義
  • 撮影監督 - 杉村重郎
  • 編集 - 古川雅士
  • 音楽 - 芹澤廣明
  • 音響監督 - 藤山房延
  • プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
  • 制作プロデューサー - 対木重次
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社、小学館、オービー企画
主題歌
  • 「さよならの贈り物」(オープニング)歌 - ブレッド&バター
  • 「岸辺のフォトグラフ」(エンディング)歌 - ブレッド&バター
挿入歌
  • 「哀しみのカレリア」歌 - 芹澤廣明

タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-

1987年4月11日公開。同時上映は「いとしのエリー」(国生さゆり前田耕陽主演、佐藤雅道監督)。

スタッフ
  • 原作 - あだち充
  • 総監督 - 杉井ギサブロー
  • 監督 - 永丘昭典
  • アニメーション監督 - 前田庸生
  • 協力監督 - はしもとなおと
  • 脚本 - 高星由美子、杉井ギサブロー
  • 作画監督 - 江口摩吏介
  • 画面構成 - 前田実
  • 絵コンテ - 芝山努、前田康成、水谷貴哉、鈴木卓夫
  • 美術 - 金村勝義
  • 撮影監督 - 杉村重郎
  • 編集 - 古川雅士
  • 音楽 - 芹澤廣明
  • 音響監督 - 藤山房延
  • プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
  • 制作プロデューサー - 対木重次
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社、小学館、オービー企画
主題歌
挿入歌
  • 「18番目のサマーホリデー」歌 - 芹澤廣明

※挿入曲はいずれも「アニメーション タッチ オリジナル全曲集」に収録。

テレビスペシャル

テレビスペシャルは、1998年に『タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…』、2001年に『タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜』を日本テレビ系列の『金曜ロードショー』枠で放送した。原作にないオリジナルの続編(作者のあだち充は原案者として)で、前者は大学に進学した達也と南を主軸とした物語、後者は「和也を知らない世界」での達也自身としての野球を目指して渡米し、独立系マイナーリーグチームで投げる達也を主軸とした物語である。制作は日本テレビ、東宝、小学館、バップ、グループ・タックによるもので、2005年公開の実写映画版の制作委員会にもフジテレビではなく日本テレビが参画している。

タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…

1998年12月11日放送。

スタッフ
  • 原案 - あだち充
  • 総監督・絵コンテ - 杉井ギサブロー
  • 監督・絵コンテ - 永丘昭典
  • 助監督 - 木村隆一
  • 脚本 - 金春智子
  • 作画監督 - 前田実
  • 美術監督 - 金村勝義
  • 撮影監督 - 渡辺英俊
  • 編集 - 古川雅士
  • 音楽 - 芹澤廣明
  • 音響監督 - 藤山房伸
  • プロデューサー - 山下洋、藤原正道、植田文郎、大島満、対木重次
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - 日本テレビ放送網、東宝株式会社、小学館、バップ、グループ・タック
主題歌
  • 「タッチ(フライデーナイト・バージョン)」歌 - 沢井なつ美 & Quick-Times
  • 「Hi Hi High」歌 - 熊谷幸子
挿入歌
  • 「あれから、君は…」歌 - 芹澤廣明
  • 「Song For You」歌 - 熊谷幸子

タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜

2001年2月9日放送。

スタッフ
  • 原案 - あだち充
  • 総監督 - 杉井ギサブロー
  • 監督 - 永丘昭典
  • 監督助手 - 雄谷将仁、小林智樹、志村宏明
  • 脚本 - 金春智子、杉井ギサブロー
  • 総作画監督 - 前田実
  • 作画監督 - 江口摩吏介、高田晴仁、田村一彦、阿部航
  • 絵コンテ - 永丘昭典、杉井ギサブロー、小林治
  • 総美術監督 - 金村勝義
  • 美術監督 - 井置敦
  • 撮影監督 - 舘信一郎
  • 編集 - 古川雅士
  • 音楽 - 芹澤廣明
  • 音響監督 - 藤山房伸
  • プロデューサー - 山下洋、斎春雄、植田文郎、大島満、対木重次
  • アニメーション制作 - グループ・タック
  • 製作 - 日本テレビ放送網、東宝株式会社、小学館、バップ、グループ・タック
主題歌
  • 「風のゆくえ」歌 - 坂本サトル
挿入歌
  • 「青い扉」歌 - 坂本サトル
  • 「青春」歌 - 佐伯日菜子
  • 「タッチ」歌 - 芹澤廣明

実写ドラマ

タッチ
ジャンル テレビドラマ
原作 あだち充
企画 岡正
脚本 胡桃哲
演出 植木善晴
出演者 岡本健一
浅倉亜季
エンディング月曜ドラマランド」と同じ
製作
プロデューサー 宅間秋史
高橋勝
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1987年6月1日
放送時間月曜19:30 - 20:54
放送枠月曜ドラマランド
放送分84分
回数1
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フジテレビ系列の「月曜ドラマランド」(毎週月曜日19:30 - 20:54、JST)で1987年6月1日に放送された。

南役は1986年に開催されたミス南コンテストグランプリの浅倉亜季。達也と和也は男闘呼組岡本健一が一人二役で演じた。プロデューサーは岡正、音楽は芹澤廣明がアニメと共通だった。

原作及びアニメ版との相違点

和也が車に撥ねられ、臨終のシーンが登場し、ストーリーが達也と南が和也の死から立ち直るまで描かれている。

アニメ版エンディングテーマ「君をとばした午後」が劇中歌で流れている。EDテーマをおニャン子クラブが歌っている(月曜ドラマランド枠で放送していたため)。

達也が悪送球をしてチームが逆転負けするシーンがある。

原作では最終話で達也の部屋に優勝記念の盾が飾られていることで明青学園が甲子園で優勝した設定になっている。原作、アニメ共に甲子園での描写は省かれたが、『タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…』では決勝相手の尾知商業を3-2で破り優勝している。このとき達也は151km/hを投げ、その後ドラフトを断り大学に進学する。南もインターハイ新体操で個人総合優勝を果たしている。

キャスト
スタッフ

実写映画

タッチ
監督 犬童一心
脚本 山室有紀子
製作 本間英行
山中和成
出演者 長澤まさみ
斉藤祥太
斉藤慶太
音楽 松谷卓
主題歌 YUKI歓びの種
撮影 蔦井孝洋
編集 普嶋信一
配給 東宝
公開 日本の旗 2005年9月10日
上映時間 116分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 12億円
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2005年に東宝系で公開。主演は長澤まさみ。達也と和也の役を双子の斉藤祥太慶太兄弟が演じている。原作ベースにしたオリジナルストーリーとなっている。

原作との相違点

主役が達也から南に変更。原作では連載開始時から既に他界していた南の母が登場(但し回想シーンのみ)。南が野球部に正式に退部届を提出した。南が新体操部員ではないため、レオタード姿も無し(当初はあだちの要望により、新体操をするシーンを出す予定だった)。

達也の甲子園出場年次が原作では3年だが映画版では2年。和也はスライダーも投げていた。達也が少年野球の経験あり。

明青学園は原作では東東京地区であったが、映画版では西東京地区。柏葉監督、西村勇、新田由加、佐々木など、登場しないキャラクターがいる。佐々木が登場しないことに伴い、対戦相手データ収集は南が行なったことになっている。応援席で原田の隣にいるのが南でなく、ソノコという新登場人物。西尾監督のキャラが大きく違い、娘の佐知子も登場しない。

明青学園 - 須見工の決勝戦で、先攻後攻が逆(明青学園が後攻)、達也のホームスチールが単独ではなく一塁三塁の場面であり、さらにアウトになる。また、最後の新田との対戦がホームランでサヨナラになるようなピンチではなくなっている。須見工のユニフォームが無地ではなく、縦縞になっている。ロゴもローマ字から漢字の縦書きに替わっている。新田が左バッターになっている(右投左打)。そのため、最後のシーンではショートがサードではなくセカンドのほうに寄るよう孝太郎から指示が出ている。

キャスト
スタッフ
「タッチ」制作委員会
テーマ曲
  • 主題歌 - 「歓びの種」歌 - YUKI
  • 挿入歌 - 「タッチ」歌 - ユンナ
  • 挿入歌 - 「夢の続き」歌 - ユンナ
主なロケ地

長澤まさみの出身地(静岡県磐田市)をバスの運行エリアとする遠州鉄道が、ICカードナイスパス」利用者を対象に、当映画の試写会に抽選で招待するキャンペーンを行った。浜松市TOHOシネマズでは「ナイスパス」提示による当映画の料金割引も実施した。

ゲーム

テレビアニメと映画を制作した東宝より、ゲーム化作品が発売された。

タッチ 
パソコンPC-8801/SR向けのアドベンチャーゲーム。1987年1月に発売。
シティ・アドベンチャー
タッチ
ミステリー・オブ・トライアングル
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 コンパイル
発売元 東宝
人数 1 - 2人
メディア ロムカセット
発売日 1987年3月14日
テンプレートを表示
シティ・アドベンチャー タッチ ミステリー・オブ・トライアングル
ファミリーコンピュータ向けのアクションゲーム。1987年3月14日発売。
異次元空間に落ちた愛犬パンチの10匹の子供たちを助けるために、上杉達也・和也の双子と幼馴染のヒロイン浅倉南の3人が異次元に向かい、パンチで攻撃したり野球のボールなどを投げて異次元の敵と戦うという設定[16][17][18][19]。野球についてはボールを投げる点ぐらいであり、原作の世界観とは大きく異なるゲーム内容となっている[17][19]
攻撃力0の浅倉南を引き連れながら、無駄に多くて強い敵を倒しながら広いフィールドを歩き回るゲーム内容であり、難易度は高い[17]
クリア同然の状態から始められるパスワードが存在するが、原作およびファンを馬鹿にしたような非常に下品なパスワードであったため、これにあだちが激怒し、原作をゲーム化することが二度とできなくなったといわれている[17][18][注 9]

ミュージカル

子供向けに翻案したミュージカル(バャリースMUSICAL 主催 フジテレビジョン)が1987年春、上演された。坂上忍(上杉達也・和也)、工藤夕貴(浅倉南)、林家こぶ平(現・九代目林家正蔵)(松平孝太郎)、柄沢次郎(新田明男)、岡本舞子(新田由加)出演。

ストーリーは原作に準拠していたが、オリジナルの歌が入るため、原作の雰囲気とは大きく異なる。

ラジオ

オールナイトニッポン』の特別番組として、浅倉南のオールナイトニッポン(あさくらみなみ-)が放送された。パーソナリティーは浅倉南役の日高のり子。放送時間は2004年9月29日 水曜1部 深夜 25:00~27:00。タッチのアニメ20周年とアニメ版DVD-BOX発売を記念して放送され、日高以外にも上杉達也役の三ツ矢雄二や上杉和也役の難波圭一も登場。浅倉南としてのトークはオープニングのみで以降は名乗ってはいないものの、「私のもどかしい純愛」と題してメールを募集したほか、日高自身の当時の裏話等のトークを行った。また、日高にとってオールナイトニッポンの担当は『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』以来となった。

その他

週刊少年サンデーと週刊少年チャンピオン両誌の印刷を請け負っていた印刷所で原稿の混入が起こり、第40話が前週の週刊少年チャンピオンにフライングして掲載されてしまう出来事があった。二百部が大阪に出回った。

劇場アニメ第1作である『背番号のないエース』は、1988年に公開された劇場アニメ『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』の中で、登場人物が映画館で鑑賞する映画として一部が二次使用されている。

2014年、『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』にて「タッチ芸人」と題して特集を組まれた。

脚注

注釈

  1. ^ なお、初期の説明では『ナイン』『みゆき』と同じように3文字ぐらいのもので野球用語を、ということで「タッチ」になったと話している[1][4]
  2. ^ 当時の担当編集者から「人気のあるキャラだから殺すな」と散々言われていたものの、死なないように描かされるのを嫌がったあだちは、原稿を置いて行方をくらませたと話している[2][3]
  3. ^ あだち充の他作品でも、こういった設定の矛盾が存在し、数々の前例がある[8]
  4. ^ 同じ原作者による作品『みゆき』『陽あたり良好!』もフジテレビで本放送された後、日本テレビにて再放送が行われたことがあった。
  5. ^ 1995年前後に銀河鉄道999が日本テレビの16時枠で再放送された場合も同様。
  6. ^ フルバージョンのオープニング・エンディングも、フジテレビのクレジットを省略したものが後年番組販売用に製作されている。
  7. ^ TOKYO MX版の2010年11月開始放送分では前番組終了後に本映像のアイキャッチ映像をベースにしたクロスプログラムが入り、その画面左下で達也役の三ツ矢雄二が「タッチ、このあとすぐ」と言う台詞が入る(2014年開始版にはこのクロスプログラムは使用されていない)。
  8. ^ それ以前の1994年頃から1997年頃まで同局において、ポリドール映像販売会社(現:ユニバーサルミュージック (日本)のビデオソフト部門)によるテレビアニメ版VHSビデオ全巻の通信販売の60秒CMが放送されていた。
  9. ^ ただし、このゲームが発売されたあとも、1987年12月に『陽あたり良好!』(PC-8801/SR)が発売されており、その後も2009年2月に発売された『サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン』(ニンテンドーDS)に本作より上杉達也、『H2』より国見比呂、『クロスゲーム』より樹多村光が出演している。

出典

  1. ^ a b 『実写映画「タッチ」劇場用パンフレット』東宝、2005年9月10日。「インタビュアー「「タッチ」というタイトルですが、通常は達也と和也がその状況や立場をタッチする意味ですよね?」あだち充「はい。(中略)当時は「みゆき」も「ナイン」も三文字ぐらいで決めていたから。(笑)兄弟の片方が死んでバトンタッチする展開や達也という名も後から考えましたね。とにかく、あまり限定されないイメージですよ。」」 「監督×原作者あだち充対談」より。
  2. ^ a b ゲッサン(月刊少年サンデー) 2016年11月号 pp.106-107「カメントツの漫画ならず道」。2016年10月12日発行・発売。
  3. ^ a b 『タッチ』のタイトルの由来にファン衝撃「驚きすぎて声も出ないわ(呆然)」”. ダ・ヴィンチニュース. カドカワ (2016年10月22日). 2016年10月23日閲覧。
  4. ^ 『少年サンデーグラフィック 劇場用アニメ タッチ3 背番号のないエース』小学館、1986年5月7日、53頁。「Q「タッチの意味は」A「カタカナ三文字で野球に関係する言葉とだけ考えていたので『タッちゃん』とダブったのは偶然です。」」 「おもわず答えた…充先生、ハイ!! Q&A 100」より。
  5. ^ 『コミック・フィギュア王 平成版』ワールドフォトプレス、1999年
  6. ^ 『「ダメ!」と言われてメガヒット』p.73
  7. ^ テレビスペシャル版では原作通り河原で告白した設定になっている。
  8. ^ a b 『タッチ』の南ちゃんが44歳!? あだち充の新連載「MIX」が始動![3] - エキサイト 2012年5月15日
  9. ^ 小黒祐一郎「この人に話を聞きたい 第七四回 片岡義朗」『アニメージュ』2005年3月号、徳間書店
  10. ^ 「杉井ギサブローのアニメでお茶を VS 田中公平アニソン王道ど真ん中!! SPECIAL対談」『アニメージュ』2004年2月号、徳間書店。
  11. ^ 週刊少女コミック増刊号』1982年9月16日
  12. ^ 2010年12月25日『アニメ「タッチ」驚きの初回!涙の最終回!』(NHK BS2)
  13. ^ 岩崎良美が「タッチ」主題歌の意外な事実を告白 ライブドアニュース 2009年8月7日
  14. ^ a b 松崎剛「青春グラフィティー 姉と比べられプレッシャー~岩崎良美さん (3)」『読売新聞』2010年01月20日 - 2010年1月23日時点のアーカイブ
  15. ^ 朝日新聞2007年8月13日夕刊
  16. ^ シティ・アドベンチャー タッチ ミステリー・オブ・トライアングル 取扱説明書
  17. ^ a b c d 『EX MAX! 2008年6月号』ぶんか社、2008年4月26日、114頁。 
  18. ^ a b 『懐かしファミコン パーフェクトガイド』マガジンボックス〈M.B.MOOK〉、2016年6月1日、17頁。 
  19. ^ a b 「タッチ ミステリー・オブ・トライアングル」『超ファミコン(電子書籍版)』太田出版、2013年11月1日。 

参考文献

  • 根岸康雄取材・文『オレのまんが道2 まんが家インタビュー』(1990年、小学館)
  • 夏目房之介『消えた魔球 熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか』(1991年双葉社
  • 『別冊宝島288 70年代マンガ大百科』(1996年宝島社) - スポ根ものとの関係。
  • 岡田斗司夫『オタク学入門』(1996年、太田出版) - 「少年マンガ国盗物語」でマンガ誌の部数争いにおいて果たした役割に言及。
  • 夏目房之介『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』(1997年日本放送出版協会
  • 西村繁男『まんが編集術』(1999年白夜書房) - ライバル誌だった『週刊少年ジャンプ』からの見方。
  • 米澤嘉博『戦後野球マンガ史 手塚治虫のいない風景』(2002年平凡社
  • 大塚英志『キャラクター小説の作り方』(2003年)、講談社現代新書) - ラブコメマンガ史における位置。
  • 伊集院光『球漫 野球漫画シャベリたおし!』(2003年実業之日本社
  • 宇都宮滋一『「ダメ!」と言われてメガヒット 名作マンガの知られざる制作現場』(2004年、東邦出版)
  • 夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年、イーストプレス)
  • 竹熊健太郎『マンガ原稿料はなぜ安いのか? 竹熊漫談』(2004年、イーストプレス)

関連項目

外部リンク

フジテレビ系列 日曜19時台前半枠
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