おらあガン太だ
表示
おらあガン太だ | |
---|---|
ジャンル | 児童向けドラマ |
脚本 | 才賀明 |
出演者 |
簾内滋之 玉川良一 河内桃子 平川薫 |
オープニング | 「のんびり自転車」(こおろぎ'73) |
製作 | |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1974年7月2日 - 1975年3月25日 |
放送時間 | 火曜19:00 - 19:30 |
放送分 | 30分 |
『おらあガン太だ』(おらあガンただ)は、1974年7月2日から1975年3月25日までフジテレビ系列の火曜19時00分 - 19時30分(JST)に放送された児童向けドラマである。
番組の冒頭、主題歌に入る前にガン太が「おらあ、ガン太だァ!!」と叫ぶ。
概要
[編集]信州(長野県)からやって来た少年・ガン太が巻き起こす珍騒動を描いた作品。
ガン太役には、NET(現:テレビ朝日)系列で放送されていた特撮番組『ダイヤモンド・アイ』でモンちゃんという少年を演じた簾内滋之(すのうち滋之)が担当、すのうちは後年、『少年探偵団』(日本テレビ系列)の探偵団メンバー“ゴムガン”桂正一、『5年3組魔法組』(NET→テレビ朝日系列)の魔法組メンバー・ガンモを演じた。
ガン太は田舎から東京に子豚を連れて来た設定で、放送に映る豚は基本的には同じ位の大きさだった(実際には、豚が大きくなるのが早く、何頭もの子豚を使って撮影していた)。
長期に渡ってタツノコプロ制作アニメが放送されたこの枠では、珍しいドラマ[1]となったが、9ヶ月で終了した。
終了後は『サザエさん』の再放送番組『まんが名作劇場 サザエさん』を開始、以後『ドラゴンボール』→『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』→『怪奇倶楽部』といった再放送番組が1998年9月まで継続する。
ストーリー
[編集]主人公である野生児・ガン太は信州に両親と共に住んでいたが、ある日両親が亡くなったため、自転車店「朝日商会」を営んでいる東京の家族に引き取られる事になった。やがてガン太は東京でも信州同様に大暴れ、毎回珍騒動を巻き起こす事に…。
出演者
[編集]ほか
脚本
[編集]- 才賀明ほか
製作会社
[編集]主題歌
[編集]- オープニングテーマ「のんびり自転車」
- エンディングテーマ「きっと明日も」
- 2曲ともに、作詞:中山千夏 / 作曲:端田宣彦 / 編曲:筒井広志 / 歌:こおろぎ'73
- 「のんびり自転車」は後年、日本ハム・島田誠→金子誠選手の応援歌として使われた。
サブタイトル
[編集]- おらあ天下の田舎っぺ (1974年7月2日)
- ガン太で学校は大騒ぎ (7月9日)
- 女の心はわかンねえ (7月16日)
- 野球って面白えけんど (7月30日)
- 東京はでっけえなァ (8月6日)
- 海は広いなでっけえな (8月13日)
- サイクリングはごっきげん (8月20日)
- ガン太の土俵入り (8月27日)
- 木登りは故郷のにおい (9月3日)
- ハッピー・バースデーですだ (9月10日)
- ママと呼んだだ (9月17日)
- おかしなおばあちゃん (9月24日)
- 白いハイヒール (10月1日)
- 自転車野郎とガン太号 (10月8日)
- 信州から来た中尉さん (10月15日)
- 東京っ子は大嫌い (10月22日)
- 自転車の免許証 (10月29日)
- 勉強は大嫌い (11月5日)
- おらが大きくなったら (11月12日)
- おらもお前も田舎っぺ (11月19日)
- おせっかいでもいいだ! (11月26日)
- この子犬10万円 (12月3日)
- おらたちも団結すべえ (12月10日)
- さすらいの転校生 (12月17日)
- 三公とダイヤモンド (12月24日)
- 喧嘩でサイクリング (1975年1月7日)
- 少年探偵団出動 (1月14日)
- 若葉ちゃんのペット (1月21日)
- 世にも不思議な物語 (1月28日)
- ちゃんは恋愛結婚 (2月4日)
- おらあ宇宙人を見ただ (2月11日)
- チャンも苦労しますだ (2月18日)
- 恋はカゼぎみ (2月25日)
- しゃっくりが止まらない (3月4日)
- 自転車の嫌いなおじさん (3月11日)
- あゝ青春ですだ (3月18日)
- 結婚しますだ…? (3月25日)
放送局
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- フジテレビ(制作局):火曜 19:00 - 19:30
- 北海道文化放送:火曜 19:00 - 19:30[3]
- 青森放送:日曜 10:30 - 11:00[4]
- 秋田テレビ:火曜 19:00 - 19:30[5]
- 山形テレビ:火曜 19:00 - 19:30[5]
- 仙台放送:火曜 19:00 - 19:30[6]
- 新潟総合テレビ:火曜 18:00 - 18:30[5]
- テレビ静岡:火曜 19:00 - 19:30[5]
- 長野放送:火曜 19:00 - 19:30[5]
- 富山テレビ:火曜 19:00 - 19:30[7]
- 石川テレビ:火曜 19:00 - 19:30[7]
- 福井テレビ:火曜 19:00 - 19:30[7]
- 東海テレビ:火曜 19:00 - 19:30[8]
- 関西テレビ:火曜 19:00 - 19:30[9]
- 山陰中央テレビ:火曜 19:00 - 19:30[10]
- テレビ岡山(現・岡山放送):火曜 19:00 - 19:30[11]
- 広島テレビ:火曜 19:00 - 19:30[11]
- テレビ愛媛:火曜 19:00 - 19:30[11]
- テレビ西日本:火曜 19:00 - 19:30[12]
- テレビ長崎:火曜 19:00 - 19:30[12]
- テレビ熊本:火曜 19:00 - 19:30[12]
- テレビ大分:火曜 19:00 - 19:30[13]
- 鹿児島テレビ:水曜 19:00 - 19:30[14]
- 沖縄テレビ:火曜 19:00 - 19:30[15]
コミカライズ
[編集]あだち充によって、徳間書店刊『テレビランド』に連載された[16]。
脚注
[編集]- ^ この枠でのドラマは、1961年6月 - 同年11月放送の海外作品『僕はハッピー』以来13年ぶり。国産では1960年3月15日 - 同年6月7日放送の『ちゃりんぼ兄弟』以来だが、この番組は関西テレビ制作であるため、フジテレビ制作は1960年1月5日 - 同年2月9日放送の『のり平を笑うな!』(主演:三木のり平)以来、実に14年半強ぶり。
- ^ 『福島民報』1974年7月10日付朝刊、8面。
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1974年(昭和49年)7月 - 1975年(昭和50年)3月、テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1975年2月2日 - 3月30日付、テレビ欄。
- ^ a b c d e 『日刊スポーツ』1975年2月4日 - 3月25日付、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1975年3月4日 - 3月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b c 『北國新聞』1974年10月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『中日新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『京都新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『山陰中央新報』1974年11月テレビ欄。
- ^ a b c 『山陽新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ a b c 『熊本日日新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『大分合同新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『宮崎日日新聞』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『沖縄タイムス』1974年11月テレビ欄。
- ^ 『レインボーマン ダイヤモンド・アイ コンドールマン大全』双葉社、2002年7月30日、82頁。ISBN 4-575-29442-X。
フジテレビ系 火曜19時台前半枠 【当番組のみドラマ】 |
||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
おらあガン太だ
|
まんが名作劇場
サザエさん ※再びアニメ |