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* [[2004年]]、同作で[[第130回芥川龍之介賞|第130回芥川賞]]を[[綿矢りさ]]と共に受賞。翌年に[[集英社]]の担当編集者と結婚。 |
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* [[2007年]]、アニメ映画「[[カフカ 田舎医者]]」で映画初出演。第1子(長女)を出産<ref>[http://web.archive.org/web/20091011043409/http://top.25today.com/interview/celebrity_interview/post_1505.php 金原ひとみさん来豪インタビュー](2009年10月11日時点の[[インターネット |
* [[2007年]]、アニメ映画「[[カフカ 田舎医者]]」で映画初出演。第1子(長女)を出産<ref>[http://web.archive.org/web/20091011043409/http://top.25today.com/interview/celebrity_interview/post_1505.php 金原ひとみさん来豪インタビュー](2009年10月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]), 25today.com</ref><ref>日本経済新聞、2010年11月23日</ref>。 |
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* [[2010年]]、短編「夏旅」で[[川端康成文学賞]]最終候補。小説「トリップ・トラップ」で第27回[[織田作之助賞]]を受賞<ref>[http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101213/acd1012132245000-n1.htm 織田作之助賞に金原ひとみさん]{{リンク切れ|date=2015年8月}} 産経新聞 2010年12月14日閲覧</ref>。 |
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* 2011年、[[放射能汚染]]を心配して東京から父親の実家である岡山に移住して次女を出産した<ref>[http://web.archive.org/web/20111206105952/http://nanohana.me/?p=6232 金原ひとみさん:放射線心配、子どものため東京から岡山へ - nanohana ナノハナ](2011年12月6日時点の[[インターネット |
* 2011年、[[放射能汚染]]を心配して東京から父親の実家である岡山に移住して次女を出産した<ref>[http://web.archive.org/web/20111206105952/http://nanohana.me/?p=6232 金原ひとみさん:放射線心配、子どものため東京から岡山へ - nanohana ナノハナ](2011年12月6日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。その後[[フランス]]へ移り住む<ref>[http://www.bunkamura.co.jp/bungaku/winners/22.html 第22回 Bunkamuraドゥマゴ 文学賞]</ref>。 |
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* [[2012年]][[4月11日]]、NHKのトーク番組「[[スタジオパークからこんにちは]]」にゲスト出演。生放送への出演は自身初。 |
* [[2012年]][[4月11日]]、NHKのトーク番組「[[スタジオパークからこんにちは]]」にゲスト出演。生放送への出演は自身初。 |
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* 2012年、「マザーズ」で第22回[[Bunkamuraドゥマゴ文学賞]]受賞(選考委員:[[高樹のぶ子]])。 |
* 2012年、「マザーズ」で第22回[[Bunkamuraドゥマゴ文学賞]]受賞(選考委員:[[高樹のぶ子]])。 |
2017年9月4日 (月) 16:08時点における版
金原 ひとみ (かねはら ひとみ) | |
---|---|
誕生 |
1983年8月8日(41歳) 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 文化学院高等課程中退 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 |
『蛇にピアス』(2003年) 『トリップ・トラップ』(2009年) |
主な受賞歴 |
すばる文学賞(2003年) 芥川龍之介賞(2004年) 織田作之助賞(2010年) ドゥマゴ文学賞(2012年) |
デビュー作 | 『蛇にピアス』(2003年) |
配偶者 | 有 |
子供 | 娘2人 |
親族 | 金原瑞人(父) |
金原 ひとみ(かねはら ひとみ、1983年8月8日 - )は、日本の小説家。2人の娘とパリ在住。
経歴
- 東京都出身。
- 父は児童文学研究家・翻訳家・法政大学社会学部教授の金原瑞人。
- 文化学院高等課程中退。小学校4年生のとき不登校になり、中学、高校にはほとんど通っていない。小学6年のとき、父親の留学に伴い、1年間サンフランシスコに暮らす。
- 小説を書き始めたのは12歳の時。15歳のころリストカットを繰り返す[1]。中学3年生の時、父が法政大学で開いていたゼミに、「めいっ子の高校生」として参加。20歳の時、周囲の勧めを受けてすばる文学賞に応募した。
- 2003年、「蛇にピアス」で第27回すばる文学賞を受賞。
- 2004年、同作で第130回芥川賞を綿矢りさと共に受賞。翌年に集英社の担当編集者と結婚。
- 2007年、アニメ映画「カフカ 田舎医者」で映画初出演。第1子(長女)を出産[2][3]。
- 2010年、短編「夏旅」で川端康成文学賞最終候補。小説「トリップ・トラップ」で第27回織田作之助賞を受賞[4]。
- 2011年、放射能汚染を心配して東京から父親の実家である岡山に移住して次女を出産した[5]。その後フランスへ移り住む[6]。
- 2012年4月11日、NHKのトーク番組「スタジオパークからこんにちは」にゲスト出演。生放送への出演は自身初。
- 2012年、「マザーズ」で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞(選考委員:高樹のぶ子)。
作品一覧
小説
単行本
- 蛇にピアス 2004年1月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087460483
- 初出:『すばる』2003年11月号。
- アッシュベイビー 2004年4月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087461572
- 初出:『すばる』2004年3月号
- AMEBIC アミービック 2005年7月、集英社、のち文庫、ISBN 978-4-08-746252-4
- 初出:『すばる』2005年7月号
- オートフィクション(2006年7月、集英社、のち文庫、ISBN 9784087753646)
- 書き下ろし長編
- ハイドラ(2007年4月、新潮社、のち文庫、ISBN 9784103045311)
- 初出:『新潮』2007年1月号
- 星へ落ちる(2007年12月、集英社、ISBN 9784087748970)、のち文庫
- 星へ落ちる(『すばる』2007年2月号)
- (僕のスープ、サンドストーム、虫)
- 左の夢(『すばる』2007年11月号)
- 憂鬱たち(2009年9月、文藝春秋、ISBN 9784163285207)、のち文庫
- TRIP TRAP トリップ・トラップ (2009年 角川書店、ISBN 9784048740128)、のち文庫
- マザーズ (2011年、新潮社、ISBN 9784103045328)、のち文庫
- マリアージュ・マリアージュ(2012年、新潮社、ISBN 9784103045335)、のち文庫
- 持たざる者(2015年、集英社、ISBN 9784087716061)
- 軽薄(2016年、新潮社)
- クラウドガール(2017年、朝日新聞出版)
漫画化作品
- 蛇にピアス(2004年12月、集英社、ISBN 9784088652580) - 渡辺ペコによる漫画化
映画化作品
論文
脚注
- ^ 金原ひとみの不登校からの立ち上がり 文教大学人間科学部太田ゼミ
- ^ 金原ひとみさん来豪インタビュー(2009年10月11日時点のアーカイブ), 25today.com
- ^ 日本経済新聞、2010年11月23日
- ^ 織田作之助賞に金原ひとみさん[リンク切れ] 産経新聞 2010年12月14日閲覧
- ^ 金原ひとみさん:放射線心配、子どものため東京から岡山へ - nanohana ナノハナ(2011年12月6日時点のアーカイブ)
- ^ 第22回 Bunkamuraドゥマゴ 文学賞