瀧澤美恵子
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瀧澤 美恵子(たきざわ みえこ、1939年3月1日 -2020年8月9日[1])は、日本の小説家。
略歴
[編集]新潟県中蒲原郡村松町出身。旧本名・岡村美枝子。新潟県立村松高等学校卒業、1960年東京外国語大学外国語学部中国語学科中退。1961年日産汽船入社、1964年マーシュ・アンド・マクレナン勤務。1980年滝澤淳と結婚。81年退社し専業主婦となる。1987年朝日カルチャーセンターの駒田信二の小説教室に入る。1989年「ネコババのいる町で」で第69回文學界新人賞受賞。1990年「ネコババのいる町で」で第102回芥川龍之介賞受賞[2]。
作品リスト
[編集]- 『ネコババのいる町で』(1990年3月、文藝春秋/1993年3月、文春文庫)
- ネコババのいる町で(『文學界』1989年12月号)
- 神の落とし子
- リリスの長い髪
- 『夕顔の宿』(1991年5月、文藝春秋/書き下ろし)
- 『ドンツク囃子』(1995年3月、角川書店)
- ドンツク囃子(『野性時代』1993年6月号)
- 足長少女(『野性時代』1993年9月号)
- ナルシスの鏡(『野性時代』1993年12月号)
- 春一番(『野性時代』1994年2月号)
- 座右の銘(『野性時代』1994年4月号)
- 通り雨(『野性時代』1994年6月号)
- 穴(『野性時代』1994年8月号)
- 不安信号(『野性時代』1994年10月号)
- 『悲恋斬るべし』(1995年4月、飛鳥新社)
- 『舞台裏』(1997年8月、文藝春秋)
単行本未収録作品
[編集]- ひとりぼっち(『野性時代』1995年6月号 - 1996年3月号)
- 凍裂(『文學界』2004年2月号)