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東野辺薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1947年

東野辺 薫(とうのべ かおる、1902年明治35年〉3月9日[1] - 1962年昭和37年〉6月25日[1])は、日本の小説家劇作家。本名、野辺 慎一[1]。福島県在住者として、初めて芥川賞を受賞した[1]

人物・来歴

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福島県二本松出身[1]旧制安積中学校を経て、1923年早稲田大学高等師範部国漢文科卒業[1]長野県立大町中学校教諭となる[1]。1925年福島県立安達中学校教諭[1]、1930年、戯曲集『黎明を待つ人々』を自費出版[1]、1940年福島県立会津中学校教諭、1941年、懸賞小説当選作「国土」が『サンデー毎日』に掲載される[1]。1943年福島県立保原中学校教諭。1943年、「和紙」で芥川賞を受賞[1]

1948年福島県立福島女子高等学校教諭、1949年福島県立福島商業高等学校夜間部教諭を経て、1952年に教員を退職[2]。県文学会会長、県文学賞審査委員として、後進の育成に尽力した[1]

著作

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  • 『三部曲黎明を待つ人々』東京旭印刷出版部、1930年7月。全国書誌番号:44057988 
  • 『和紙』築地書店、1946年7月。 NCID BA35388774全国書誌番号:46031909 
  • 『和紙 東野辺薫作品集』五月書房、1971年12月。 NCID BA32748884全国書誌番号:75019776 
  • 「和紙」『福島の文学 11人の作家』講談社講談社文芸文庫〉、2014年3月。 NCID BB15141776全国書誌番号:22377097 

著作目録

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 本県在住初の芥川賞 東野辺 薫(とうのべ かおる)”. www.city.nihonmatsu.lg.jp. 二本松市. 2024年11月4日閲覧。
  2. ^ 年譜『芥川賞全集』第3巻

外部リンク

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