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また平成26年4月より、[[長野市役所]]に「カトウさんへの提案ポスト」を設置。市民の意見を積極的に市政に反映するように努める姿勢をとる。<ref>[https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/66544.pdf 「カトウさんへの提案ポスト んへの提案ポスト んへの提案ポスト」実施要領 ] - [[長野市]]ホームページ</ref> |
また平成26年4月より、[[長野市役所]]に「カトウさんへの提案ポスト」を設置。市民の意見を積極的に市政に反映するように努める姿勢をとる。<ref>[https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/66544.pdf 「カトウさんへの提案ポスト んへの提案ポスト んへの提案ポスト」実施要領 ] - [[長野市]]ホームページ</ref> |
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2015年に竣工した市役所新庁舎2階にある住民の総合窓口では、[[出生]]や転入に伴う保健福祉分野の申請一元化などの新サービスを開始した。<ref>[https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/94798.pdf 「新第一庁舎が開庁します」 ] - [[長野市]]ホームページ</ref><ref>[https://mainichi.jp/articles/20151215/ddl/k20/010/031000c |
2015年に竣工した市役所新庁舎2階にある住民の総合窓口では、[[出生]]や転入に伴う保健福祉分野の申請一元化などの新サービスを開始した。<ref>[https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/94798.pdf 「新第一庁舎が開庁します」 ] - [[長野市]]ホームページ</ref><ref>[https://mainichi.jp/articles/20151215/ddl/k20/010/031000c 市長「いろいろあったが…」 新庁舎と芸術館、公開 19、20日に市民内覧会 /長野] - [[毎日新聞]]ホームページ</ref> |
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市長「いろいろあったが…」 新庁舎と芸術館、公開 19、20日に市民内覧会 /長野 ] - [[毎日新聞]]ホームページ</ref> |
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==== 行政コスト削減 ==== |
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就任直後から大規模プロジェクトの現地視察、検証、見直しを行っている。[[耐震]]性能が危ぶまれた旧市役所第1庁舎の解体後の跡地に建設する予定だった立体駐車場については、費用や景観面を考慮し計画を見直すよう指示し、平面化することで整備費用を当初予定の約11億円の半分程度に抑えた。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/141111/rgn1411110040-n1.html 市役所に民間感覚を導入 ] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
就任直後から大規模プロジェクトの現地視察、検証、見直しを行っている。[[耐震]]性能が危ぶまれた旧市役所第1庁舎の解体後の跡地に建設する予定だった立体駐車場については、費用や景観面を考慮し計画を見直すよう指示し、平面化することで整備費用を当初予定の約11億円の半分程度に抑えた。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/141111/rgn1411110040-n1.html 市役所に民間感覚を導入 ] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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また市が負担する年間維持費1億2000万円が財政の重荷になっていた、1998年の[[長野オリンピック|長野冬季五輪]]で使用したボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」を平昌五輪後の2018年度以降、競技用としては使わないと正式に発表した。<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10HE0_Q7A410C1CR8000/ |
また市が負担する年間維持費1億2000万円が財政の重荷になっていた、1998年の[[長野オリンピック|長野冬季五輪]]で使用したボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」を平昌五輪後の2018年度以降、競技用としては使わないと正式に発表した。<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10HE0_Q7A410C1CR8000/ 長野五輪会場「スパイラル」競技で使わず 市の財政負担重く] - [[日本経済新聞]]ホームページ</ref> |
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長野五輪会場「スパイラル」競技で使わず 市の財政負担重く ] - [[日本経済新聞]]ホームページ</ref> |
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2016年8月に、長野市教委が国からの交付金計約5億円分の申請を怠り、事業継続の財源が確保できない問題が発生した際は、自身の給与を20%減額・1カ月とし、財源の捻出に寄与した。<ref>[https://mainichi.jp/articles/20160825/ddl/k20/010/124000c |
2016年8月に、長野市教委が国からの交付金計約5億円分の申請を怠り、事業継続の財源が確保できない問題が発生した際は、自身の給与を20%減額・1カ月とし、財源の捻出に寄与した。<ref>[https://mainichi.jp/articles/20160825/ddl/k20/010/124000c 国交付金長野市申請漏れ 市長ら給与減額へ /長野] - [[毎日新聞]]ホームページ</ref> |
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==== 行政組織改革 ==== |
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==== 特産物事業活性化 ==== |
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2017年2月に、鹿やイノシシなどの野生鳥獣被害対策として整備を検討していた、初の「[[ジビエ]](野生鳥獣肉)肉処理加工施設」を長野市中条の市有地に建設し、平成31年度から稼働させる方針を明確化した。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/170208/rgn1702080015-n1.html |
2017年2月に、鹿やイノシシなどの野生鳥獣被害対策として整備を検討していた、初の「[[ジビエ]](野生鳥獣肉)肉処理加工施設」を長野市中条の市有地に建設し、平成31年度から稼働させる方針を明確化した。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/170208/rgn1702080015-n1.html 長野市立長野高等学校中高一貫教育] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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長野市立長野高等学校中高一貫教育] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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==== 長野市の連携中枢都市化推進 ==== |
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総務省の[[連携中枢都市圏構想]]に基づく「[[連携中枢都市圏構想|連携中枢都市]]」となることを推進した。連携中枢都市が周辺の自治体と「都市圏」を構成し、産業や医療、教育などで連携することで、人口の流出を食い止め、流入を促進するのが目的であり、[[地方交付税]]増額という経済支援を受ける形として実現した。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/150207/rgn1502070035-n1.html |
総務省の[[連携中枢都市圏構想]]に基づく「[[連携中枢都市圏構想|連携中枢都市]]」となることを推進した。連携中枢都市が周辺の自治体と「都市圏」を構成し、産業や医療、教育などで連携することで、人口の流出を食い止め、流入を促進するのが目的であり、[[地方交付税]]増額という経済支援を受ける形として実現した。<ref>[http://www.sankei.com/region/news/150207/rgn1502070035-n1.html 長野市が「中枢都市」検討 周辺8市町村と人口減や活性化で連携] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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長野市が「中枢都市」検討 周辺8市町村と人口減や活性化で連携] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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=== 福祉 === |
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==== 受動喫煙防止 ==== |
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2016年11月に、長野市内のホテル事業者との初の懇談会を開催し、「[[受動喫煙]]防止の取り組みをはじめ、市を挙げて観光誘客策を図りたい。ホテルの宴会場は全面的に禁煙にしてほしい」という呼びかけを行っている。<ref>[http://www.sankei.com/life/news/161130/lif1611300030-n1.html |
2016年11月に、長野市内のホテル事業者との初の懇談会を開催し、「[[受動喫煙]]防止の取り組みをはじめ、市を挙げて観光誘客策を図りたい。ホテルの宴会場は全面的に禁煙にしてほしい」という呼びかけを行っている。<ref>[http://www.sankei.com/life/news/161130/lif1611300030-n1.html 「ホテル宴会場は全面禁煙に」 加藤久雄・長野市長、受動喫煙防止対策をホテル支配人らに呼びかけ] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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「ホテル宴会場は全面禁煙に」 加藤久雄・長野市長、受動喫煙防止対策をホテル支配人らに呼びかけ] - [[産経ニュース]]ホームページ</ref> |
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== 人物 == |
== 人物 == |
2017年8月29日 (火) 00:23時点における版
加藤久雄 (長野市長) かとう ひさお | |
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生年月日 | 1942年11月8日(82歳)[1] |
出生地 | 長野県長野市[1][2] |
出身校 | 早稲田大学第一政治経済学部[1][2] |
前職 |
本久ホールディングス会長兼社長 長野県商工会議所連合会会長 しなの鉄道取締役会長[1][2] |
現職 | 長野県長野市長 |
所属政党 | 無所属 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2013年11月11日[3] - |
加藤 久雄(かとう ひさお、1942年11月8日[1] - )は、日本の実業家、政治家。現・長野県長野市長(1期目)。本久ホールディングス等の民間企業経営経験に基づき、行政サービス拡充、コスト削減等、市政への民間感覚導入を推進している。[4] また、2015年の北陸新幹線開業に伴う長野駅通過駅化の問題の際、長野駅リニューアル、善光寺御開帳等と併せたPR戦略を行い、長野駅の降車人員および御開帳参拝者を増加に転じさせた。[5]
来歴
長野県立長野高等学校卒業(1961年)、早稲田大学第一政治経済学部卒業(1965年)。内田産業株式会社[1]を経て、1967年に株式会社本久入社。1985年に同社社長、2009年に本久ホールディングス社長に就任[2]。インフラ整備、外食事業、ホテル国際21等のレジャー事業を手がける。
2007年から長野商工会議所会頭・長野県商工会議所連合会会長を務め[2]、2009年にはしなの鉄道取締役会長にも就任した[1]。
2013年(10月27日に投開票)の長野市長選に無所属新人で出馬。他の4候補者(すべて無所属新人)を破り、56,424票(2位は34,656票)を獲得し初当選した[6]。
2017年6月12日、前社長の任期途中の退任に伴い、株式会社エムウェーブの代表取締役会長兼、代表取締役社長に就任した。[7]
当選後の活動
行政運営
行政サービス拡充
就任直後から、「市民はお客さまプロジェクト」を開始。平成26年10月に実施された市民アンケート結果では、73.8%の市民が「職員の応対に満足した」と回答した。[8]
また平成26年4月より、長野市役所に「カトウさんへの提案ポスト」を設置。市民の意見を積極的に市政に反映するように努める姿勢をとる。[9]
2015年に竣工した市役所新庁舎2階にある住民の総合窓口では、出生や転入に伴う保健福祉分野の申請一元化などの新サービスを開始した。[10][11]
行政コスト削減
就任直後から大規模プロジェクトの現地視察、検証、見直しを行っている。耐震性能が危ぶまれた旧市役所第1庁舎の解体後の跡地に建設する予定だった立体駐車場については、費用や景観面を考慮し計画を見直すよう指示し、平面化することで整備費用を当初予定の約11億円の半分程度に抑えた。[12]
また市が負担する年間維持費1億2000万円が財政の重荷になっていた、1998年の長野冬季五輪で使用したボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」を平昌五輪後の2018年度以降、競技用としては使わないと正式に発表した。[13]
2016年8月に、長野市教委が国からの交付金計約5億円分の申請を怠り、事業継続の財源が確保できない問題が発生した際は、自身の給与を20%減額・1カ月とし、財源の捻出に寄与した。[14]
行政組織改革
2016年度(平成27年度)組織改編として、文化・芸術やスポーツの振興に取り組む「文化・スポーツ振興部」のほか、市の情報発信を担当する「広報官」と、野生鳥獣被害対策に関する施策を一元的に担当する「いのしか課」を新設した。それまで記者会見の開催や市民向けの広報などを一括して担っていた企画政策部広報広聴課を強化し、北陸新幹線金沢延伸開業や善光寺御開帳などに伴う、市内外への情報発信力を強化した。[15]
教育
長野県短期大学の4年制化推進
優秀な人材の育成・輩出、地域産業への貢献、学生との連携・交流による地域活性化、若者の県外流出の抑制と地元定着の促進を掲げ、長野県立短期大学の4年制化を推進した。同校は2018年4月に長野県立大学として開校予定である。[16][17]
長野市立高校の中高一貫化推進
大学の受験勉強に6年間一貫して取り組める、市内の公立中高一貫校のモデルケースとして、長野市立長野高校の中高一貫教育を推進した。2017年4月に、同校は長野県立長野中学校を開校する形で、中高一貫化が実現した。[18][19][20]
経済・産業育成
特産物事業活性化
2017年2月に、鹿やイノシシなどの野生鳥獣被害対策として整備を検討していた、初の「ジビエ(野生鳥獣肉)肉処理加工施設」を長野市中条の市有地に建設し、平成31年度から稼働させる方針を明確化した。[21]
長野市の連携中枢都市化推進
総務省の連携中枢都市圏構想に基づく「連携中枢都市」となることを推進した。連携中枢都市が周辺の自治体と「都市圏」を構成し、産業や医療、教育などで連携することで、人口の流出を食い止め、流入を促進するのが目的であり、地方交付税増額という経済支援を受ける形として実現した。[22]
福祉
受動喫煙防止
2016年11月に、長野市内のホテル事業者との初の懇談会を開催し、「受動喫煙防止の取り組みをはじめ、市を挙げて観光誘客策を図りたい。ホテルの宴会場は全面的に禁煙にしてほしい」という呼びかけを行っている。[23]
人物
人生観、信条
尊敬する人物は第71-73代 内閣総理大臣の中曽根康弘。[24]
家族
自身の娘はアミューズに勤め、吉高由里子のマネージャーを長年務めた人物である[25][26]。
脚注
- ^ a b c d e f g 市長プロフィール - 長野市ホームページ
- ^ a b c d e DEBUT 首長 - 日経グローカル No.237(2014. 2.3)
- ^ 歴代長野市長 - 長野市ホームページ
- ^ 長野市申請漏れ 市長ら給与減額へ /長野 - 毎日新聞ホームページ
- ^ 新幹線「途中駅」になった長野が栄える理由 - 東洋経済ONLINEホームページ
- ^ 長野市長選:新人の加藤氏が初当選 - 毎日新聞、2013年10月28日
- ^ エムウェーブ 加藤長野市長が会長兼社長に - 日本経済新聞ホームページ
- ^ 市民はお客さまプロジェクト - 長野市ホームページ
- ^ 「カトウさんへの提案ポスト んへの提案ポスト んへの提案ポスト」実施要領 - 長野市ホームページ
- ^ 「新第一庁舎が開庁します」 - 長野市ホームページ
- ^ 市長「いろいろあったが…」 新庁舎と芸術館、公開 19、20日に市民内覧会 /長野 - 毎日新聞ホームページ
- ^ 市役所に民間感覚を導入 - 産経ニュースホームページ
- ^ 長野五輪会場「スパイラル」競技で使わず 市の財政負担重く - 日本経済新聞ホームページ
- ^ 国交付金長野市申請漏れ 市長ら給与減額へ /長野 - 毎日新聞ホームページ
- ^ 長野市が「文化・スポーツ振興部」新設、「広報官」や「いのしか課」も - 産経ニュースホームページ
- ^ 支援に長野市が10億円 /長野 - 毎日新聞ホームページ
- ^ 長野県立大学 - 長野県立大学ホームページ
- ^ 長野市立長野中学校 - 長野市立長野中学校ホームページ
- ^ 市立長野高、中高一貫に 長野市が11月に基本計画 - 日本経済新聞ホームページ
- ^ 長野市立長野高等学校中高一貫教育 - 長野市ホームページ
- ^ 長野市立長野高等学校中高一貫教育 - 産経ニュースホームページ
- ^ 長野市が「中枢都市」検討 周辺8市町村と人口減や活性化で連携 - 産経ニュースホームページ
- ^ 「ホテル宴会場は全面禁煙に」 加藤久雄・長野市長、受動喫煙防止対策をホテル支配人らに呼びかけ - 産経ニュースホームページ
- ^ 市長プロフィール - 長野市ホームページ
- ^ 吉高由里子は朝ドラも紅白も断るつもりだった! 翻意させたマネージャー愛 リテラ 2014年12月12日
- ^ 【第1特集】 永久保存版100ページ特集 吉高由里子 二人三脚の足跡 Quick Japan Vol.117