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2017年2月26日 (日) 01:12時点における版

あべ ひろし
阿部 寛
本名 阿部 寛
生年月日 (1964-06-22) 1964年6月22日(60歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市神奈川区
身長 189 cm
血液型 A型
職業 俳優モデル
ジャンル 映画テレビドラマ舞台ファッション
活動期間 1983年 -
活動内容 1983年:モデルデビュー
1983年:コンテストで優勝
1987年:俳優デビュー
配偶者 既婚
事務所 茂田オフィス
主な作品
映画
姑獲鳥の夏』 / 『バブルへGO!!
大帝の剣』 / 『自虐の詩
青い鳥』 / 『歩いても 歩いても
トリック劇場版』 / 『テルマエ・ロマエ
麒麟の翼
テレビドラマ
HERO』 / 『最後の弁護人
アットホーム・ダッド』 / 『ドラゴン桜
天地人』 / 『坂の上の雲
結婚できない男』 / 『トリック』 / 『新参者
下町ロケット
声の出演
真救世主伝説 北斗の拳
 
受賞
日本アカデミー賞
第36回 最優秀主演男優賞
テルマエ・ロマエ
ブルーリボン賞
第55回 主演男優賞
(『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』『テルマエ・ロマエ』『カラスの親指』)
その他の賞
毎日映画コンクール
第63回 男優主演賞
(『青い鳥』『歩いても歩いても』)
報知映画賞
第33回 優秀主演男優賞
(『歩いても歩いても』)
京都国際映画祭
2016年 三船敏郎
テンプレートを表示
あべ ひろし
阿部 寛
プロフィール
生年月日 1964年6月22日
現年齢 60歳
出身地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市神奈川区
血液型 A型
公称サイズ[いつ?]
身長 / 体重 189 cm / 75 kg
BMI 21
単位系換算
身長 / 体重 6 4 / 165 lb
活動
デビュー 1983年
ジャンル 映画テレビドラマ舞台ファッション
モデル内容 一般
他の活動 俳優モデル
モデル: テンプレート - カテゴリ

阿部 寛(あべ ひろし、1964年6月22日[1] - )は、日本俳優モデルである。

茂田オフィス所属。身長189cm、体重75kg[2]

来歴

モデル時代

神奈川県横浜市神奈川区出身。3人兄弟の末っ子として生まれる。横浜市立三ツ沢小学校横浜市立松本中学校神奈川県立白山高等学校、一浪を経て中央大学理工学部電気工学科卒業。大学在学中の1983年、姉に勧められて優勝賞品である車ほしさに「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募し優勝。以降、雑誌ノンノ』『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍[1]

モデル人気絶頂期であり、この頃投資用にマンションを購入[1]バブル崩壊による不動産価値下落、自身の人気低下もあり、大借金を抱えることとなった。

不遇の時代

1987年に映画はいからさんが通る』で俳優デビュー(理由は、当時人気アイドルで阿部本人も大ファンだった南野陽子と共演できることから。サインをもらったとも話している)。また、アイドルとして1988年にアルバムをリリース。同年以降は俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな(本人は当時の事を「フェラーリで乗り付けるような」と語っている)二枚目の役しか与えられなかった。さらに、背の高さから相手役の女優と映像的にマッチせず、次第に仕事も減っていき大きな焦燥感に駆られていた。3年間は仕事に恵まれずパチンコで生計を立てていた[3]。この頃に古武術を始め、後の仕事へつながる。追い討ちを掛けるように、「かつて一世を風靡した有名人」を捜索するバラエティ番組あの人は今!?』の取材で捜索対象になってしまい、一念発起した。本人の著作によれば、1992年にNHKドラマ『チロルの挽歌』に高倉健が主演するという話を聞くと、名前のつかない端役にもかかわらず出演を希望、何か小さいことでもヒントを得ようとしたとされる[4]

転換期

1993年、つかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』でバイセクシュアル部長刑事役で主演。

1994年、『しのいだれ』(細野辰興監督作品)で、憧れだった役所広司と共演を果たし、『凶銃ルガーP08』と2本併せて日本映画プロフェッショナル大賞・特別賞を受賞。

1995年のNHK大河ドラマ八代将軍吉宗』で有能な老中松平乗邑役を演じたのを皮切りに、時代劇への出演も増え、特に大河ドラマにはその後『元禄繚乱』(1999年)、『武蔵 MUSASHI』(2003年)、『義経』(2005年)、『天地人』(2009年)などで重要な役どころとして立て続けに出演。

再ブレイク後

脇役として一定の地位を確保した2000年、仲間由紀恵と共演したドラマ『TRICK』では、劇中で自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じた。また、2005年に出演した映画『姑獲鳥の夏』がきっかけで京極夏彦の著作である『百器徒然袋――雨』のあとがきを担当。映画に出演しての感想を書いている。

テレビドラマ『結婚できない男』での演技が、「2006年上半期がんばった大賞」で、FNSがんばった大賞を受賞。

バブル当時の人気を買われ、2007年公開の映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』に出演。同年大阪での舞台挨拶にて、「最近になり(バブル時代に作った数億円の)借金を返し終えた」と告白した。約20年かけての完済であった[1]

2006年3月11日公開の映画『真救世主伝説 北斗の拳 〜ラオウ伝 殉愛の章〜』のケンシロウ役を担当した。

その後の活躍

2012年には、映画『テルマエ・ロマエ』にて、『古代ローマ帝国の浴場設計技師』を演じきり、第34回ヨコハマ映画祭 主演男優賞、第55回ブルーリボン賞 主演男優賞、第36回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞』を受賞。

私生活

40歳を越えてなお独身で、目立った恋愛報道も無いところに主演ドラマ『結婚できない男』での演技が評判となり、そうしたイメージがさらに定着していた中、2007年11月20日、15歳年下の元OL(当時28歳)の女性との結婚を記者会見で発表した。会見では、『結婚できない男』にちなみ、「『結婚できない男』が結婚することになりました」と述べて、会場の笑いを誘った。5年ほど前に友人の食事会で出会い、1年前に阿部がメールをしたことから交際に発展、結婚の理由については「僕にとってかわいい人。価値観が合って、年齢差を感じない」とのこと。

2008年2月に入籍。2011年6月23日、47歳にして第1子(長女)が誕生[5]。2012年11月1日に第2子(次女)が誕生[6]

人物

尊敬する俳優は大滝秀治で、「本当に会えて良かった」と話している[7]。その大滝とは『最後の弁護人』で共演している。

趣味はテニス古武術[2]

父親も兄弟も背は高くなく、家族の中で阿部寛だけが高身長である[1]

受賞歴

1994年
2001年
2002年
2003年
  • 第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞『逃亡者 RUNAWAY
2005年
  • 第46回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞『ドラゴン桜
2006年
2008年
2009年
  • 第61回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞『白い春
2012年
2015年
2016年

出演

太字は主演作品。

テレビドラマ

映画

OV・OVA

舞台

  • ある日どこかで(1992年)
  • 熱海殺人事件〜モンテカルロイリュージョン〜(1993年、2002年)
  • 新・地獄変(2000年)
  • 持ち上げる人(2001年)
  • 新・近松心中物語〜それは恋(2004年、2005年)
  • 道元の冒険(2008年)
  • コースト・オブ・ユートピア - ユートピアの岸へ(2009年)
  • あべ一座「あべ上がりの夜空に」(2009年)
  • シンベリン(2012年)

ドキュメンタリー

  • TV60関連特集 宇宙への挑戦(2013年8月17日、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
  • ザ・プレミアム 超常現象(NHK BSプレミアム)[20] - ナビゲーター
    • 第1集 さまよえる魂の行方〜心霊現象〜(2014年1月11日)
    • 第2集 秘められた未知のパワー〜超能力〜(2014年1月18日)
  • ローマ街道物語〜全長15万キロの旅〜(2014年5月 - 2015年10月、BSフジ) - ナレーション

バラエティ

  • オールスター感謝祭(TBS)
    • オールスター感謝祭'95超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(1995年4月1日)
    • オールスター感謝祭'99超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(1999年3月27日)
    • オールスター感謝祭'01超豪華!クイズ決定版21世紀最初の特大号(2001年3月31日)
    • オールスター感謝祭'10超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号(2010年4月3日)
    • オールスター感謝祭'15秋チーム対抗サバイバル!クイズ王座決定戦!!(2015年10月3日)

CM

ラジオ

音楽

アルバム

  • ABE(1988年、東芝EMI) RT28-5330
  • RAMPOサウンドトラック #5 オール・オブ・ミー(日本コロムビア
  • 『I love you & I need you ふくしま』(2011年)『猪苗代湖ズ』 ※神奈川県人としてPV出演

関連書籍

脚注

  1. ^ a b c d e 男の履歴書 阿部 寛”. インライフ. 2014年8月12日閲覧。
  2. ^ a b 阿部 寛のプロフィール”. 2013年9月11日閲覧。
  3. ^ 阿部寛 3年間のパチプロ生活を経て『あの人は今』で再起」『女性セブン』2012年11月1日号、小学館、2012年10月28日閲覧 
  4. ^ 『アベちゃんの悲劇』によると、高倉はセリフが一言(「電話です」)しかなかった阿部をエキストラと考えていたため「よろしくお願いします」の型通りの挨拶でその場が終わった。後から周りに教えられた高倉は役者の先輩としての挨拶をしなかった非礼を詫び、激励の言葉と機会があれば共演しようと自分の言葉で伝えた。
  5. ^ “阿部寛、第1子女児誕生「妻に感謝」”. ORICON STYLE. (2011年7月31日). オリジナルの2014年7月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140711001115/http://www.oricon.co.jp/news/2000341/full/ 2014年7月11日閲覧。 
  6. ^ 市川遥 (2012年11月27日). “阿部寛、第2子女児が誕生していた!出産にも立ち会い”. シネマトゥディ. オリジナルの2012年11月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121129224052/http://www.cinematoday.jp/page/N0048142 2014年7月11日閲覧。 
  7. ^ ″本物の俳優″を目指す阿部寛「50歳まであと2年、あせりますよ」”. HAPPY PLUS(ハピプラ)(livedoor NEWS) (2012年11月29日). 2014年1月12日閲覧。
  8. ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月16日閲覧。
  9. ^ 第87回ドラマアカデミー賞”. webザテレビジョン. KADOKAWA. 2016年1月10日閲覧。
  10. ^ “『京都国際映画祭2016』が閉幕 阿部寛が三船敏郎賞を受賞「これからも映画とともに」”. ORICON STYLE. (2016年10月16日). http://www.oricon.co.jp/news/2079986/full/ 2016年10月17日閲覧。 
  11. ^ “世界に見せたい日本のドラマ 『あさが来た』『赤めだか』がグランプリ”. ORICON STYLE. (2016年11月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2081070/full/ 2016年11月7日閲覧。 
  12. ^ 阿部寛、土屋太鳳と初共演で父娘役 連ドラ『下町ロケット』主演”. ORICON (2015年8月19日). 2015年8月19日閲覧。
  13. ^ “阿部寛、ウクライナ俳優にそっくり? 香川照之も納得「瓜二つ」”. ORICON STYLE. (2016年8月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2077654/full/ 2016年8月31日閲覧。 
  14. ^ 聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-”. 日曜洋画劇場. 2016年9月7日閲覧。
  15. ^ 岡田准一、映画『神々の山嶺』で主演 邦画初エヴェレストでの撮影に挑む”. ORICON (2015年2月19日). 2015年10月30日閲覧。
  16. ^ “是枝監督×阿部寛の無敵タッグ!5・21公開「海よりもまだ深く」”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年12月25日). http://www.sanspo.com/geino/news/20151225/geo15122505040014-n1.html 2015年12月25日閲覧。 
  17. ^ “阿部寛&東野圭吾氏再タッグ!大ヒット小説「疾風ロンド」映画化”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年4月13日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/13/kiji/K20160413012394680.html 2016年4月13日閲覧。 
  18. ^ “阿部寛&天海祐希、初の夫婦役に! 『恋妻家宮本』2017年公開”. シネマカフェ (株式会社イード). (2015年11月30日). http://www.cinemacafe.net/article/2015/11/30/36034.html 2015年11月30日閲覧。 
  19. ^ “阿部寛、チェン・カイコー×染谷将太「空海」に安倍仲麻呂役で出演”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年11月22日). http://natalie.mu/eiga/news/210226 2016年11月22日閲覧。 
  20. ^ ザ・プレミアム 超常現象 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  21. ^ 1997年青春アドベンチャー”. 青春アドベンチャー倉庫. 2014年7月9日閲覧。
  22. ^ 2007年5月上旬号”. KINENOTE. 2014年7月10日閲覧。

外部リンク