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「恋 (星野源の曲)」の版間の差分

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{{Infobox Single
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| Name = 恋
| Name = 恋
| Artist = [[星野源]]
| Artist = [[星野源]]
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| B-side = Drinking Dance<br/>Continues<br/>雨音(House ver.
| B-side = Drinking Dance<br/>Continues<br/>雨音 (House ver.)
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| Length = 4分13秒
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| Writer = 星野源
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*プラチナ(CD・[[日本レコード協会]])
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* 2017年度年間48位<small>(オリコン)</small>
*“JAPAN HOT 100”15周年記念オールタイムTOP50 5位<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/122903/2|title=“JAPAN HOT 100”15周年を記念したオールタイムTOP50発表 1位は米津玄師「Lemon」|website=Billboard JAPAN|publisher=[[阪神コンテンツリンク]]|date=2023-03-31|accessdate=2023-04-01}}</ref>
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「'''恋'''」(こい)は、日本の[[シンガーソングライター]][[星野源]]の楽曲。2016年10月5日に[[SPEEDSTAR RECORDS]]より9枚目のシングルとして発売された。楽曲は自身が出演した[[TBSテレビ|TBS]]系テレビドラマ『[[逃げるは恥だが役に立つ (テレビドラマ)|逃げるは恥だが役に立つ]]』の主題歌としても使用された。


この楽曲は[[音楽評論家]]から肯定的評価を受け、特に評論家は現代社会における新しい価値観として"恋"の多様性を歌っている点を評価している。「恋」は商業的にも成功を収めており、[[Billboard Japan Hot 100]]総合シングルチャートでは7週連続、通算11週にわたり週間1位を獲得。また[[ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード|2016年のJapan Hot 100年間チャート]]では第3位、2017年Japan Hot 100年間チャートは第1位を記録した<ref>{{Cite news|url=https://realsound.jp/2017/12/post-136702.html|title=Billboard JAPAN、2017年年間チャート発表 星野源、欅坂46ら“ロングヒット”目立つ結果に|newspaper=Real Sound|date=2017-12-08|accessdate=2017-12-08}}</ref>。[[日本レコード協会]]による[[ゴールドディスク]]認定では、CD25万枚以上を出荷しプラチナ、[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]では100万ユニット以上を売り上げミリオンにそれぞれ認定されている。
「'''恋'''」(こい)は、[[星野源]]の9枚目の[[シングル]]。[[2016年]][[10月5日]]に[[SPEEDSTAR RECORDS]]([[ビクターエンタテインメント]])より発売。


付随する楽曲のミュージック・ビデオは[[関和亮]]が監督を務めた。ビデオは巨大な回転盤の上での曲の演奏シーンと、[[MIKIKO]]が振付した通称「恋ダンス」と呼ばれるダンスシーンが織り交ぜて繰り広げられる内容となっている。このミュージック・ビデオは[[YouTube]]で2億回以上再生され、また2017年の[[SPACE SHOWER MUSIC AWARDS]]では年間最優秀ミュージック・ビデオ賞「VIDEO OF THE YEAR」を受賞している。
== 概要 ==
前作「[[SUN (星野源の曲)|SUN]]」からは約1年半ぶりのリリースとなる。初回限定盤は特典DVDが付属する。


ビデオの作中で星野と[[ELEVENPLAY]]が踊った「恋ダンス」は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の出演者によってドラマのエンディング映像内でカバーされ、このカバーのYouTube上での動画総再生回数は7,500万回以上に及んだ。さらに[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]ユーザーや有名人・団体も恋ダンスのカバー動画を投稿。全投稿動画の総再生回数は8,000万回以上に達する反響を呼び、日本国内において社会現象となった。また楽曲は『[[第67回NHK紅白歌合戦]]』でライブ・パフォーマンスされ、[[第89回選抜高等学校野球大会]]の[[選抜高等学校野球大会入場行進曲|入場行進曲]](編曲・[[酒井格]])<ref>{{Cite web|和書|url=https://search.yahoo.co.jp/amp/s/mainichi.jp/koshien/articles/20170131/k00/00e/050/267000c.amp%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEYASgB|title=「恋」もスタンバイ…行進曲の録音完了|accessdate=(2017年1月31日)2017年2月24日|publisher=毎日新聞}}</ref> にも選出されている。
本人が出演するTBS系のテレビドラマ『[[逃げるは恥だが役に立つ]]』の主題歌<ref>{{Cite web |url=http://www.musicman-net.com/artist/59861.html |title=星野源、新曲「恋」が自身出演のTBS系火曜ドラマ主題歌に |publisher=Musicman-NETInformation |date=2016-08-17 |accessdate=2016-08-31}}</ref>。<br>
[[アートディレクション]]と[[デザイン]]は[[吉田ユニ]]が手がけている。


== 収録曲 ==
== 背景とリリース ==
星野は前シングル「[[SUN (曲)|SUN]]」(2015年)が大きくヒットしたことで、次作の制作にあたり「次ヒットしなかったら[[一発屋]]」というプレッシャーを抱えていた。元々「SUN」はヒットを狙って制作された楽曲ではなく、自身の趣味や面白いと思う音楽、やりたいと思うことだけをやろうと決めて制作された曲であったが、本作を制作する中で、プレッシャーを意識するたびに自身が作りたい音楽ではなくなっていき葛藤していたという<ref name="nikkan-koi-production" />。また本作の制作にあたり、星野は"とにかく自分がワクワクする曲、自分が突き動かされる曲―ダンスミュージックをつくりたい"という気持ちがあり、テーマとして念頭に置いていた。一方、本作ではスタジオ・アルバム『[[YELLOW DANCER]]』を踏まえての曲作りも意識されており、アルバム収録曲「Week End」のような楽曲になってしまうとアルバムと直結し引っ張られるイメージとなるため、「アルバムと横並びのイメージの楽曲となること」も意識し制作が行われた<ref name="realsound-koi-interview" /><ref name="daily-koi-production" />。楽曲制作を進める中で、制作初期段階での「恋」は自身が納得できるような出来に至っていなかったが、曲作りに悩む中でふとトイレに入った際、「([[テンポ]]を)速くしてみたらどうだろう」とひらめき、現在の形に至ったという<ref name="nikkan-koi-production">{{Cite news|title=星野源 逃げ恥「恋」ターニングポイントはトイレ|newspaper=日刊スポーツ|date=2017-04-14|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1807470.html|accessdate=2017-04-17}}</ref><ref name="daily-koi-production">{{Cite news|title=星野源、「恋」制作の重圧明かす 「次ヒットしなかったら一発屋と…」|newspaper=デイリースポーツ|date=2017-04-14|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2017/04/14/0010094725.shtml|accessdate=2017-04-17}}</ref>。楽曲タイトルである「恋」の由来について、星野は[[リアルサウンド (ニュースサイト)|リアルサウンド]]とのインタビューの中で、日本語の「恋」という言葉は英語にするのが難しく、英語のloveでは「愛」になってしまうため、日本独特の言葉として「いちばん気持ちよくておもしろかった」との理由により曲名となった旨を明かしている<ref name="realsound-koi-interview" />。
=== CD ===
(全作詞・作曲・編曲:星野源)


シングルとしては「SUN」より約1年4か月ぶりのリリースとなった「恋」は<ref name="release-summary" />、2016年9月12日深夜25時([[日本標準時|JST]])に放送されたラジオ番組『[[星野源のオールナイトニッポン]]』にて初解禁された<ref name="okmusic-radio" />。[[マキシシングル]]としては同年10月5日にリリースされ、初回限定盤には特典DVD『恋ビデオ。』が付属。[[アートディレクション]]と[[デザイン]]は[[吉田ユニ]]が手がけている。CDシングル『恋』の表題曲「恋」は星野が出演する[[TBSテレビ|TBS]]系テレビドラマ『[[逃げるは恥だが役に立つ (テレビドラマ)|逃げるは恥だが役に立つ]]』の主題歌として使用された<ref name="tvdrama-theme" />。また、カップリングとして収められている「Drinking Dance」は自身も出演する[[ハウス食品]]「ウコンの力」の[[コマーシャルソング]]としても使用され、同カップリング曲の「Continues」も[[スカパー!]]・[[リオデジャネイロパラリンピック|リオパラリンピック]]放送テーマソングとして使用されている<ref name="t-site" />。同年10月11日からは「恋」の[[デジタル・ダウンロード]]配信が開始され<ref name="koi-dd" />、[[レンタル|CDレンタル]]も同年10月22日より開始された<ref name="cd-rental-start-date" />。
# '''恋''' [4:13]
#: ストリングスアレンジ:星野源、岡村美央
#: [[TBSテレビ|TBS]]系ドラマ『[[逃げるは恥だが役に立つ]]』主題歌。
#:楽曲MV、ドラマのエンディングで披露された「恋ダンス」は話題となった。振り付けはリオオリンピック閉会式のダンスパフォーマンスの振り付けで話題となった[[MIKIKO]]が担当している。
#:本人はこの「恋」という言葉は英語にするのが難しくloveでは「愛」になってしまうので日本独特の言葉でいいタイトルであるとミュージックステーション出演時に語っている。
#'''Drinking Dance''' [3:40]
#:[[ハウス食品]]『ウコンの力』CMソング。
# '''Continues''' [4:27]
#:[[スカパー!]]・[[リオデジャネイロパラリンピック|リオパラリンピック]]放送テーマソング。
#'''雨音(House ver.)''' [4:01]


== 音楽性と歌詞 ==
=== DVD(初回限定版) ===
{{multiple image
『恋ビデオ。』 約63分
|footer=「恋」のコード進行の一部は、[[ジャクソン5]](左)「[[ABC (ジャクソン5の曲)|ABC]]」や[[スプリームス|シュープリームス]](右)「[[ヒート・ウェイヴ]]」からの影響が指摘されている。
* 特別番組「ニセ明、[[石垣島]]へ行く」
|image1=Jackson_5_tv_special_1972.JPG
*: 出演/星野源 ナレーション/[[窪田等]]
|width1=200
* 「METROCK2016」映像
|alt1=Michael Jackson performing
* 星野源と星野の友人・山岸聖太(映像ディレクター)による[[オーディオコメンタリー]]付
|image2=The_Supremes_1966.JPG
|width2=130
|alt2=Prince playing guitar
|align=right}}
「恋」は、[[ソウルミュージック]]や[[ダンス・ミュージック]]、[[ファンク]]、[[歌謡曲]]の要素を持つ、[[東洋|オリエンタル]]で[[トランス (音楽)#派生ジャンル|アップリフティング]]な[[ダンス・ポップ]]ソングである<ref name="song-composition-realsound" /><ref name="JSPA" /><ref name="ro69-review2" /><ref name="bbj-song-review" />。ヤマハミュージックメディアと『[[毎日新聞]]』によると「恋」は4分の4拍子の[[ドラム・ビート|ビート]]であり、[[テンポ|BPM]]は158とされている<ref name="maichichi-shimbun" /><ref name="print-gakufu" />。[[ロッキング・オン・ジャパン]]の小池宏和は、曲中で使用された楽器について[[ストリングス]]や[[マリンバ]]を挙げている<ref name="ro69-review2" />。また、イントロには[[二胡]]が使われている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2106451/full/|title=ヒット続く星野源、下積みが作った自信の理由「ポッと出ではない」|publisher=ORICON NEWS|accessdate=2018-02-27|date=2018-02-27}}</ref>。リアルサウンドの黒田隆憲によると、「恋」の[[調|キー]]はAとされ、曲の[[コード進行]]は[[イントロ]]の前段がDMaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9) ーDmaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9)。後段がDMaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9)ーBm7 ・C#m7 / DMaj7ーBm7onE。[[サビ]]はA / C#m7ーF#m7 / C#m7ーDMaj7 / C#m7ーBm7・C#m7 / E7sus4ーA / C#m7ーF#m7 / A7ーBm7ーBm7onEとなっている<ref name="realsound-musically" />。黒田は「恋」のコード進行の中でも、Bm7→C#m7 →DMaj7の箇所は[[ジャクソン5]]「[[ABC (ジャクソン5の曲)|ABC]]」や[[スプリームス|シュープリームス]]「[[ヒート・ウェイヴ]]」の持つソウルっぽさが見て取れると指摘している<ref name="realsound-musically" />。さらに『“ミソミソラ〜ソミド、レ、ミ”という、強烈な中毒性を放つ「[[ヨナ抜き音階]]」のメロディが、この曲の肝である。』と述べており、加えて『Aメロ、Bメロ、そしてサビと、メロの音数も変化し、それによって楽曲のスピード感をコントロールしているのも注目すべきポイントだ。』と語っている<ref name="realsound-musically" />。


「恋」の歌詞は、特定の条件・対象に限定されない、同性や異性、[[LGBT]]また二次元に対する恋といった多様化した「恋愛のスタイル」について歌われた、星野曰く「すべての恋に当てはまる[[ラブソング]]」である<ref name="tbs-radio" />。楽曲の「君の元へ帰るんだ」の段までの歌詞は、曲の制作中にふと訪れた古い[[団地]]の風景に心を奪われたことに着想を得ている。星野はこの時の状況について『[[王様のブランチ]]』でのインタビューにおいて次のように語っている。「ご飯の匂いがしたんですよ。どこかの家から香るメシの匂いがすごく好きで、でも何を作ってるのかわからない」さらに当時自身が多忙であったこともあり「心がグーッとなってたんですけど、開放されたようなホッとした気持ちがして」とも語り、その際の心境、その景色から感じたことが歌詞にされているのだという<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.musicvoice.jp/news/61626/|title=星野源、新垣結衣の魅力は…楽曲「恋」歌詞作りの裏側も明かす|publisher=MusicVoice|accessdate=2017-04-17|date=2017-04-09}}</ref>。加えて、星野は歌詞で歌われている"恋"の対象について音楽ジャーナリスト高橋芳朗とのインタビューの中で以下のように語っている。
== 参加ミュージシャン ==
* 星野源:Vocal, Guitar, Marimba, Chorus, Handclap


{{Cquote3|(前略)恋愛のスタイルというものがどんどん多様化していますよね。異性でも同性でもその他にももっといろんなスタイルがあって。今まで当たり前だと思われていたものが古くなって、塗り変わっていく時代だと思うんです。あと、僕は物語や虚構の世界を愛している人たちが大好きだから、本来実在しないものに対して恋をしたり、それによってそのひとの人生が充実していたとしたら、それが一般的に呼ばれる恋や愛と一体なにが違うんだって思っていて。それも含めてフィットする歌をつくれないかって考えたときに、「夫婦を超えてゆけ」って言葉が思いついたんです|||星野源|音楽ジャーナリスト・高橋芳朗とのあいだでのインタビュー<ref name="tbs-radio" />}}
* [[河村智康|河村"カースケ"智康]]:Drums, Handclap

* [[ハマ・オカモト]] ([[OKAMOTO'S]]):Bass, Handclap
また星野は「夫婦を超えてゆけ」というフレーズを思いついた際に「あ、もう大丈夫だ」みたいな気持ちにもなれたという<ref name="realsound-koi-interview" />。上記の発言を踏まえ、インタビュアーの高橋は「LGBT、性的マイノリティへの理解を求める動きが広がってきた最近の社会情勢を踏まえた(略)いまの時代に求められているラブソングとはどういうものなのか、そこに非常に意識的につくられている曲」であると指摘している。あわせて、歌詞中の「夫婦を超えてゆけ」という言葉についても、「いままで聞いたことのないような新鮮な言葉の組み合わせでナチュラルに曲に溶け込ませている」と指摘している<ref name="tbs-radio" />。音楽ジャーナリストの柴那典も歌詞「夫婦を超えてゆけ」について、「やっぱりこの曲のキャッチーさを象徴しているのは〈夫婦を超えていけ〉というパンチラインだと思うのだ。(略)いろんな恋の関係を肯定しているように受け取れる。使っている言葉自体はとても平易なのに、すごく奥の深い一節だ。」と指摘している<ref name="lyric-realsound" />。
* 小林創:Piano, Handclap

* [[浮雲 (ギタリスト)|長岡亮介]] ([[ペトロールズ]]):Guitar
2023年2月に[[前川みく]]([[高森奈津美]])によるカバーが行われた際、星野は[[ニッポン放送]]『[[星野源のオールナイトニッポン]]』にて再度「恋」の歌詞について言及している。「恋」というタイトルでありながら「生活の歌」であると語り、最後の「1人を超えてゆけ」というフレーズについて「それで『これはラブソングなんだけど、男女2人のラブソングじゃないんだ』っていうことがわかる曲なんです」と説明している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cyzo.com/2023/03/post_339205_entry.html|title=星野源、前川みくの『恋』カバーで歌詞の意味を熱弁「男女のラブソングじゃない」|work=[[みやーんZZ]]の「RadioEdit」#101|website=日刊サイゾー|date=2023-03-10|accessdate=2023-04-06}}</ref>。
* 岡村美央・伊能修・加藤玲名・城戸貴代:1st Violin

* 杉野裕・下川美帆:2nd Violin
== 評論家による批評 ==
* 菊池幹代・舘泉礼一:Viola
リアルサウンドの森朋之は曲の音楽性と歌詞について肯定的評価を与え、「特筆すべきはその音楽的精度の高さだろう。ソウルミュージック、[[ファンク]]の日本人的解釈というコンセプトが完全に血肉化されたリズム・アンサンブル、[[ストリングス]]や[[二胡]]が絡み合うオリエンタルなサウンドメイク、キャッチーな大衆性を帯びたメロディライン、人は孤独であるという大前提を踏まえながら“夫婦を超えてゆけ”“一人を超えてゆけ”という新たな結婚観・恋愛観を打ち出した歌詞。音楽マニアから一般的なJ−POPユーザーまで幅広いリスナーにアピールし、年齢と性別を超えたラブソングとして成立させる。星野源はこのシングルで、そんなハードルを見事にクリアしてみせた」と評した<ref name="song-composition-realsound" />。[[ロッキング・オン・ジャパン]]のウェブサイトRO69の[[兵庫慎司]]はカップリング曲も含めて評し、「何よりもすばらしいのは、4曲とも、これまでで最も、今のリアルな生活に根ざした上でポジティブな歌になっていながら、そうなればなるほど切なさも怒濤のようにアップしている点」とコメントした<ref name="ro69-review1" />。RO69の小池宏和は、スタジオ・アルバム『[[YELLOW DANCER]]』や星野のコンサート・ツアー「YELLOW VOYAGE」を踏まえた「恋」の評価として「(略)たとえば最も新しく価値のあるラブソングを、あるいは、最も新しく価値のある愛の概念を捕まえようとしている」とコメントしている<ref name="ro69-review2" />。音楽評論家の石黒隆之はウェブサイト『[[SPA!|女子SPA!]]』において、まず演奏者達が実力者揃いだと指摘。星野による歌詞やメロディはおっとりとした[[歌謡曲]]テイストだが、そこに洋楽から多くを学んだ名手たちの技が加わり、ハイブリッドなポップスになっており、「牧歌的なのにシャープ」だと批評している。さらに歌が終わった後に入るギターのフレーズは、物凄く細々と素早い動きを繰り返すだけで、その音並び自体にメッセージ性はないが、口ずさみたくなる音色がわけもなく楽しいとコメントしている。石黒は音楽好きからすればハイレベルな演奏が楽しめ、それ以外の人にはトリッキーな振り付けがきっかけとなる「恋」の構図は[[BABYMETAL]]のそれと似ているとも指摘している<ref name="JSPA" />。[[Billboard JAPAN]]は、[[宇多田ヒカル]]の「[[花束を君に]]」と「恋」を比較し、「曲調も背景もまったく異なるが、この2曲はいずれも人々が人生の一場面で直面する事柄を題材にしている。シリアスで重いから取っ付き難い、のではない。シリアスで重いけれども、ポップなのだ」とコメントした。さらに星野、宇多田二者共に[[リズム・アンド・ブルース|R&B]]/[[ヒップ・ホップ]]、[[ジャズ]]、ソウル、[[ワールド・ミュージック]]などの音楽のバックグラウンドを持ちながらも「現在の[[洋楽]]に追いつけ追い越せ、という尺度では制作されていない」と述べている。さらに「時代時代で洋楽の影響を受けながら独自の発展を遂げてきた“歌謡曲”の感触に、とても近いものを感じる。洋楽的なエッセンスはトロトロになるまで煮詰められ、語感の抑揚や湿度が我々日本人の耳に親しみやすい形で練りこまれた、心地よく耳に滑り込む歌の快感がある。」と評している<ref name="bbj-song-review" />。
* 笠原あやの・村中俊之:Cello

* 賈鵬芳:Erhu
== チャート成績 ==
[[Billboard Japan Hot 100]]総合シングルチャートでは、2016年9月26日付のチャートに13位で初登場した。翌週付、10月10日付では共に9位を記録。CDシングルセールスポイントが加わった10月17日付では総合2位までジャンプアップし、首位の[[Hi-STANDARD]]「[[Another Starting Line]]」に次いだ<ref name="bbjhot100" />。ビルボード・ジャパンにCDセールスデータを提供している[[サウンドスキャンジャパン]]の集計によると、シングルCD『恋』は発売1週目で82,394枚を売り上げている<ref name="bbjhot100-first-week-cd-sales" />。さらに10月24日付のチャートでは、Japan Hot 100を構成する7部門のうち、CDセールス8位、ダウンロード1位、ラジオ3位、ルックアップ4位、[[Twitter]]つぶやき数1位、ストリーミング1位、動画再生回数4位となり、同週CDシングルリリースポイントが加算された[[関ジャニ∞]]「[[パノラマ (関ジャニ∞の曲)|パノラマ]]」を2位に抑え、Japan Hot 100で総合1位を獲得している。この週の[[YouTube]]、[[GYAO!]]を合算した日本国内の週間動画再生回数は約188万回(実数1,880,226回)となり、ビルボードジャパンは前週に比べ2倍近い伸びであると指摘している<ref name="bbjhot100-20161024" />。翌週、10月31日付のチャートでも「恋」は1位を維持し、2週連続でBillboard Japan Hot 100チャート首位を獲得している。ビルボードジャパンは、この週の動画再生回数が前週と比較してさらに約2倍に増加し、約372万回(実数3,722,601回)をマークしたと報じている<ref name="bbjhot100-20161031" />。11月7日付のチャートでは、[[Hey!Say!JUMP]]「[[Fantastic Time]]」に続き総合2位となった。この週、「恋」はダウンロード1位、ストリーミング1位、動画再生回数2位(約558万再生:実数5,589,152回)、Twitter6位となり、ビルボードジャパンは特にインターネット、デジタル領域上での強さが目立ち、好調を維持しているとした<ref name="bbjhot100-20161107" />。11月14日付チャートでは、[[ピコ太郎]]「[[ペンパイナッポーアッポーペン|PPAP ペンパイナッポーアッポーペン]]」に続いて総合2位を記録し、順位を維持した。週間動画再生回数は前週比約210万回増の約768万回(7,681,937回)となった<ref name="bbjhot100-20161114" />。この後も総合3位→2位と高順位を維持<ref name="bbjhot100" />。さらに12月5日付チャートでは、「恋」はJapan Hot 100を構成するダウンロード、ストリーミング、ルックアップ、Twitterの4部門でそれぞれ1位を達成し、5週間ぶりに総合1位に返り咲いている<ref name="bbjhot100-20161205" />。また、この週Japan Hot 100を構成する「動画再生数」部門でも2位を記録。週間動画再生回数は前週比約210万回増の約1,126万回(実数11,267,555回)となり動画再生回数週間1位のピコ太郎「PPAP」(約1,241万回)に肉薄となった<ref name="bbjhot100-20161205" />。[[ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード|Japan Hot 100の2016年の年間チャート]]において「恋」は、[[AKB48]]「[[翼はいらない]]」、[[RADWIMPS]]「[[前前前世]]」に続き、年間総合第3位を記録している<ref name="bbjhot100-2016yearend" />。

[[File:Bruno_Mars,_Las_Vegas_2010.jpg|thumb|190px|right|[[ブルーノ・マーズ]](写真)も、『[[ZIP!]]』の番組内で星野源と行った対談の中で「恋」の長期に渡る[[Billboard Japan Hot 100]]の1位保持を祝福した<ref>{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/blog/ro69plus/155147|title=星野源×ブルーノ・マーズ、対談を観た! 自身のルーツや共通点など、その内容は濃かった|publisher=ロッキング・オン|author=小池宏和|accessdate=2017-02-06|date=2017-01-24}}</ref>。]]
2017年度のJapan Hot 100集計第1週目となる2016年12月12日付のチャートでは、[[欅坂46]]「[[二人セゾン]]」に続き総合2位を獲得している。この週、Japan Hot 100を構成するダウンロード、ストリーミング、Twitter、動画再生(約1,047万再生:実数10,477,032回)の合計4部門で「恋」は1位を記録。その他ラジオ4位、CDセールス16位、ルックアップ2位となった<ref name="bbjhot100-20161212" />。12月19日付のチャートでは2週間ぶりに1位に返り咲き、通算4度目となるJapan Hot 100チャート総合首位を獲得<ref name="bbjhot100-20161219-1" />。この週、Japan Hot 100を構成する各部門での順位は、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、動画再生(約1,142万回:実数11,422,650回)、Twitter(135,941ツイート)の5部門で1位、シングル・セールス13位、ルックアップ2位となった<ref name="bbjhot100-20161219-2" />。12月26日付でも「恋」は週間総合首位を記録し、Japan Hot 100チャート通算5週目の1位達成となった<ref name="bbjhot100-20161226" />。この週のJapan Hot 100構成チャートにおける各順位はラジオ、ダウンロード、ストリーミング、Twitter(103,129ツイート<ref name="bbjhot100-20170102" />)、動画再生(約1,192万再生<ref name="bbjhot100-20170102" />)で1位、CDシングル・セールス8位、ルックアップ2位となった<ref name="bbjhot100-20161226" />。この週星野は「恋」に加えて、「SUN」16位、「くせのうた」51位、「時よ」98位と合計4曲をJapan Hot 100チャートに送り込んでいる<ref name="bbjhot100-20161226" />。2017年1月2日付でも「恋」は総合首位を獲得し、通算6週目の週間1位を達成<ref name="bbjhot100-20170102" />。この週のJapan Hot 100構成チャートにおける各順位はダウンロード、ストリーミング、ルックアップ、Twitter(151,757ツイート)、動画再生(約1,701万回:実数17,018,090回)で1位、CDシングル・セールス9位、ラジオ2位となった<ref name="bbjhot100-20170102" />。「恋」はその後も、1月9日付<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46061/2|title=【ビルボード】星野源「恋」なんと6冠で年末年始のJAPAN HOT100総合首位を制す|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan|accessdate=2017-02-08|date=2017-01-06}}</ref>、1月16日付<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46226/2|title=【ビルボード】星野源「恋」、舞祭組と仮面女子を抑え5週連続でJAPAN HOT100総合首位獲得|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan|accessdate=2017-02-08|date=2017-01-11}}</ref>、1月23日付<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46482/2|title=【ビルボード】星野源「恋」、ミスチルを抑え6週連続でJAPAN HOT100総合首位獲得|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan|accessdate=2017-02-08|date=2017-01-18}}</ref>、1月30日付<ref name="bbjhot100-20170130" />、一週あけて2月13日付でJapan Hot 100チャート週間総合首位を獲得<ref name="bbjhot100-20170213">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/47279/2|title=【ビルボード】星野源「恋」、UVERworldとA.B.C-Zを抑え、JAPAN HOT100総合首位返咲きでV11達成|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan|accessdate=2017-02-08|date=2017-01-06}}</ref>。これにより、「恋」は2016年から2017年にかけ、7週連続、通算11週間にわたり1位を記録した楽曲となった<ref name="bbjhot100-20170130" /><ref name="bbjhot100-20170213" />。

また、[[オリコン]]の集計ではCDシングル『恋』は、2016年10月17日付の[[オリコンチャート|オリコン週間CDシングルランキング]]にて発売初週に10.2万枚を売り上げ、最高位2位を記録した。オリコンは、星野にとって前作『[[SUN (曲)|SUN]]』とタイ記録の順位となる一方、オリコン集計の売上枚数としては『SUN』の累積売上8.9万枚を発売初週にして上回る数字で自己最高記録であると報じている<ref name="oricon-cd-sales" />。2016年度オリコン年間CDシングルランキングでは『恋』は32位となった<ref name="oricon-yearend--cd-sales" />。「恋」は[[日本レコード協会]]の[[ゴールドディスク]]認定にて、CD盤でプラチナ、デジタル・ダウンロードでミリオンに認定されている<ref name="riaj-physical" /><ref name="riaj-digital" />。

== ミュージック・ビデオ ==
{{external media
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|video1={{YouTube|jhOVibLEDhA|星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】}}
}}
「恋」のミュージック・ビデオは、星野の過去作品「SUN」、「時よ」でもビデオ監督を務めた[[関和亮]]が監督しており<ref name="Skream-mv" />、星野源の公式YouTubeチャンネル上にて2016年9月20日に公開された<ref name="ro69-koi-mv-2000" />。ビデオは、巨大な回転盤の上で星野を中心に楽曲の演奏シーンとダンスシーンが描かれるという内容で、ダンスシーンでは[[ダンスカンパニー]][[ELEVENPLAY]]のメンバーがパフォーマンス。演奏シーンでは「恋」のレコーディングメンバーでもある[[河村智康|河村"カースケ"智康]]や[[ハマ・オカモト]]([[OKAMOTO'S]])、[[長岡亮介 (ギタリスト)|長岡亮介]]([[ペトロールズ]]、元[[東京事変]])が登場している<ref name="Skream-mv" />。通称「恋ダンス」と呼ばれる本楽曲の振り付けは、[[Perfume]]や[[BABYMETAL]]のダンス振り付けや[[2016年リオデジャネイロオリンピックの閉会式#オリンピック旗授受|リオデジャネイロオリンピックの閉会式におけるフラッグ・ハンドオーバー・セレモニー]]でのダンス・パフォーマンスの演出などで知られる日本の振付師[[MIKIKO]]が担当している<ref name="hochi" />。

ミュージック・ビデオの再生回数は、公開から約1か月となる2016年10月25日時点で1,000万回再生を突破<ref name="ro69-koi-mv-1000" />、公開2か月に満たない11月8日時点で2,000万回<ref name="ro69-koi-mv-2000" />、11月20日時点で3,000万回<ref name="ro69-koi-mv-3000" />、12月15日時点で5,000万回<ref name="ro69-koi-mv-5000" />、12月27日時点で7,500万回<ref name="koi-mv-view-7500" />、2017年2月10日時点で1億回を突破した<ref name="mv-view-1-million">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2085835/full/|title=星野源「恋」MV、YouTube再生数が1億回を突破 公開から4ヶ月スピード達成|publisher=オリコン|date=2017-02-11|accessdate=2017-03-10 }}</ref>。オリコンによると、「恋」が1億再生を突破した時点で日本のミュージック・ビデオで1億再生を突破していた楽曲は、アニメ『[[妖怪ウォッチ]]』のエンディングテーマ「[[Break Out/ようかい体操第一|ようかい体操第一]]」、[[AKB48]]「[[ヘビーローテーション (曲)|ヘビーローテーション]]」、[[きゃりーぱみゅぱみゅ]]「PON PON PON」、ピコ太郎「PPAP」、[[SEKAI NO OWARI]]「[[RPG (SEKAI NO OWARIの曲)|RPG]]」などの数曲に留まっているという。オリコンは2016年9月のビデオ公開から約4か月という期間での1億再生達成について、"驚異的なスピードでの大台突破"と評している<ref name="mv-view-1-million" />。このミュージック・ビデオは、2017年の[[SPACE SHOWER MUSIC AWARDS]]で年間最優秀ミュージック・ビデオ賞「VIDEO OF THE YEAR」を受賞している<ref>{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/157377|title=スペシャ「MUSIC AWARDS」最優秀アーティストはRADWIMPS! アレキ、星野らも受賞|publisher=ロッキング・オン|date=2017-02-27|accessdate=2017-03-08}}</ref>。

== 恋ダンス ==
=== テレビドラマ内でのカバー ===
「恋」のミュージック・ビデオにおけるダンスの振付である通称「恋ダンス」は[[TBSテレビ|TBS]]系テレビドラマ『[[逃げるは恥だが役に立つ (テレビドラマ)|逃げるは恥だが役に立つ]]』のエンディング映像のなかで、ドラマ出演者でもある星野並びに主演を務める[[新垣結衣]]、助演の[[石田ゆり子]]、[[古田新太]]、[[大谷亮平]]の5人によってカバーされた<ref name="exCite" />。このカバーは、物語の舞台となる星野が演じる津崎平匡の家を舞台に、新垣、星野、石田、大谷、古田の5人ダンスを次々披露する構成となっている。特に可愛らしい動きの新垣に対し、星野はドラマで演じる役柄とはギャップのある切れのある動きを披露している<ref name="mdpr2016.10.12" />。

この通称「恋ダンス」は、約1分ほどの長さだが、企画立ち上げから完成までは約3か月かかった。曲は主題歌の「恋」が使用されているが、プロデューサーの峠田は曲作りに対して制約を付けたくなかったが、星野には「踊れるようにイメージしています」と伝えていた。星野自身もそういうものをやりたいと考えており、制作陣と星野の思いが一致し、企画は上手く運んだ<ref>{{Cite news|title=「逃げ恥」小ネタにも全力「恋ダンス」は星野源と制作陣が思い合致|newspaper=スポーツニッポン|date=2016-11-01|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/11/01/kiji/K20161101013641030.html}}</ref>。「恋ダンス」は初回放送前よりドラマの公式[[Instagram]]や[[YouTube]]にてイントロ部分が公開され話題になっていたが、初回放送後にはさらに大きな反響を呼んだ。新垣の動きから、新垣が過去イメージキャラクターを務めた[[ポッキー]]のコマーシャルを彷彿とさせるという意見が聞かれた<ref name="mdpr2016.10.12"/>。

2016年10月13日には、エンディングで披露されている「恋ダンス」映像のフルバージョンがTBSのYouTube公式チャンネルにて期間限定で公開された。「恋ダンス」と第2話予告を合わせた動画は10月18日23:59([[日本標準時|JST]])の公開終了時に再生回数約609万回を記録。この再生回数は、TBS公式YouTubeチャンネル上で過去最高の再生回数となった。視聴者からの要望に応え、ドラマの第3話予告とともに“恋ダンス”がフルバージョンで再公開された<ref>[https://natalie.mu/music/news/206227 「逃げ恥」恋ダンスフルver.再公開、TBS公式YouTube再生記録更新] 音楽ナタリー 2016年10月20日</ref>。その後TBSは、ドラマ出演者による"恋ダンス"動画と次週のドラマ予告編を併せる形で毎週YouTube上で動画を公開。TBSの発表によると、2016年11月29日時点でYouTubeにおける累計動画再生回数は5,000万回<ref name="ro69-koidance-view" />、また[[産経デジタル|産経ニュース]]によると2016年12月16日時点で累計動画再生回数は7,500万回に到達している<ref name="koidance-view-7500" />。

2016年11月27日には、これまでドラマエンディング内で"恋ダンス"を披露していなかったドラマ出演者の[[藤井隆]]や[[真野恵里菜]]、[[成田凌]]、[[山賀琴子]]による別バージョンの新たなカバー動画がYouTubeTBS公式チャンネルにて公開されている<ref name="buzzfeed" />。この新たなカバーでは、かつて自身のギャグや楽曲「[[ナンダカンダ]]」などでダンスを見せていた藤井の切れのある動き、アイドルとして活動していた真野の安定的なダンスに注目が集まった<ref name="fujii-koidance" /><ref name="fujii-koidance2" />。このバージョンの"恋ダンス"動画についても公開1日で300万再生を突破した<ref name="fujii-koidance2" />。

=== 評価 ===
産経ニュースは"恋ダンス"におけるダンスそのものや振り付けについて「切れ味鋭いダンス」と指摘した<ref name="sankeinews-p4" />。音楽評論家の石黒隆之はウェブサイト[[SPA!|女子SPA!]]において、"恋ダンス"は「よく練られた振り付け」と評価している。加えて、体全体を大きく躍動させるものではなく、手足のフォーメーションを細かく変化させていくお遊戯に近い、視聴者に何かを訴えかける[[舞踏]]ではなく[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の[[律動体操]]のように内側へパーツを折りたたんでいく、ただの動きであると指摘している<ref name="JSPA"/>。[[エキサイトニュース]]のライターである小西りえこは、このブームを[[AKB48]]の「[[恋するフォーチュンクッキー]]」(2013年)のそれを思い起こさせると指摘している<ref name="exCite" />。加えて、産経ニュースも"恋ダンス"を『[[マルモのおきて]]』(2011年)のドラマエンディング内で[[芦田愛菜]]と[[鈴木福]]によって踊られたダンスや、「恋するフォーチュンクッキー」における自治体や企業社員らによるダンス動画投稿の流れを汲んだものとして指摘している<ref name="sankeinews-p3" />。

JIJICOの楡田利克は、「こういったドラマやミュージックビデオのダンス振り付けがブームを起こすということが、日本において定着しつつある」とコメントした。さらに「恋ダンス」ブーム拡大の分析として、学校教育の中でダンスが必修科目となったこと、風俗営業法におけるダンス規制の緩和、比較的簡単でキャッチーな振り付けであること、動画の撮影やアップロードが簡単にできる世の中になったことなどを要因として上げた<ref name="jijico" />。[[同志社女子大学]]の[[影山貴彦]]教授は、産経ニュースに寄せた寄稿の中でテレビドラマを含めて恋ダンスを評し、「ダンスは身近な存在になったが、星野さんの曲が秀逸だからうまくいった。それに、あくまでドラマの副産物。本編がすばらしいから、ダンス人気につながった」とコメントしている<ref name="sankeinews-p4" />。

=== 世間の反応 ===
「恋ダンス」にインターネットユーザーも反応した。YouTube、Twitter、[[Instagram]]といった[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]上を中心に"恋ダンス"を真似して踊る「踊ってみた」動画が[[インターネット・ミーム|話題]]となり、[[流行|ブーム]]を引き起こした<ref name="hochi" /><ref name="mdpr2016.10.12" /><ref name="koidance-wadai" />。モデルプレスは、2016年10月27日17時(JST)時点でInstagram上にて「[[ハッシュタグ|#]]恋ダンス」と検索すると4,000件以上のユーザー投稿が見つかるブームになっていると報じている<ref name="mdpr2016.10.12" />。また、ワイズワークスプロジェクトが2016年11月14日から2016年12月13日の期間で行った調査によると、YouTube上で「恋ダンス」+「踊ってみた」のキーワードの組み合わせによる上位100位の動画合計視聴回数は約8,000万回(実数:80,058,285回)であることが報告されている<ref>{{Cite press release|和書|title=「恋ダンス」と「PPAP」、2016年「忘年会」の余興でみんなが “踊ってみた” のはどっち!?|website=PR TIMES|publisher=ワイズワークスプロジェクト|date=2016-12-21|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000013091.html|accessdate=2021-2-17}}</ref>。

さらに、以下のように有名人、企業、団体、自治体なども"恋ダンス"動画の投稿あるいはダンスを披露している。
{{Col-begin}}
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* [[JNN]]各局<ref name="j-cast-koidance" />
* 山賀琴子<ref name="mdpr2016.10.27" />
* [[千鳥 (お笑いコンビ)|千鳥]][[ノブ (お笑い芸人)|ノブ]]<ref name="koidance-nob" />
* [[フェアリーズ]]([[野元空]]、[[林田真尋]])<ref name="mdpr2016.10.27" />
* [[GEM (アイドルグループ)|GEM]](小栗かこ、[[熊代珠琳]])<ref name="mdpr2016.10.27" /><ref name="m-on" />
* [[乃木坂46]]([[井上小百合]]、[[堀未央奈]])<ref name="46-koidance" />
* 元[[アイドリング!!! (アイドルグループ)|アイドリング!!!]]メンバー([[菊地亜美]]、[[大川藍]])<ref name="ex-idoling-koidancce" />
* [[吉本新喜劇]]メンバー<ref name="yoshimoto-koidance" />
* [[夏目三久]]<ref name="natsume-koidance" />
* [[羽生結弦]]、[[織田信成 (フィギュアスケート選手)|織田信成]]、[[田中刑事]]、[[宮原知子]]<ref name="hanyu-koidance" />
* 石田ゆり子、[[安住紳一郎]](『[[ぴったんこカンカン]]』の企画)<ref name="kankan-koidance" />
* [[広島東洋カープ]]ファンの間では恋ダンスならぬ「'''鯉'''ダンス」を披露していた。
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* [[日産自動車|日産]]・ミスフェアレディ<ref name="nissan-koidance" />
* [[ライザップ]]<ref name="j-cast-koidance" />
* [[ベアーズ]]<ref name="j-cast-koidance" />
* [[横浜・八景島シーパラダイス]]<ref name="j-cast-koidance" />
* [[三島市]]、[[伊豆市]]<ref name="izu-city-koidance" />、[[寒川町]]<ref name="j-cast-koidance" />
* [[キャロライン・ケネディ]][[駐日アメリカ合衆国大使]]、[[駐日アメリカ合衆国大使館]]・駐日アメリカ合衆国領事館(在札幌、在名古屋、駐大阪・神戸、在福岡、在沖)職員・外交官<ref name="ex-america-koidancce" />、[[くまモン]]<ref name="us-embassy-tokyo-koidance" />
* [[在日米軍#海兵隊|在日米海兵隊]]<ref name="kaiheitai" />
* [[ふなっしー]]ファミリー<ref name="hellokity-funasshi-koidance" />
* [[ハローキティ]]、[[ディアダニエル|ダニエル]]、[[ぐでたま]]<ref name="hellokity-funasshi-koidance" />
* [[Pepper (ロボット)|Pepper]]<ref name="j-cast-koidance" />
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*[[さまぁ〜ず]](「[[モヤモヤさまぁ〜ず2|モヤモヤさまぁ~ず2]]」の「取れ高サイコロ」の目に出ていたため、踊ったがカットされ後日放送した)

=== レコード会社によるブームへの応答とその後 ===
星野の所属するレコード会社[[ビクターエンタテインメント]]は、「踊ってみた」動画によるブームの拡大を受け、公式に条件付きでユーザーによる動画投稿、公開を認める声明を発表。具体的には、「CDや配信で購入した公式音源の使用」「ドラマエンディングと同様の90秒程度の『恋ダンス』動画であること」「ドラマ放送期間中のYouTube公開」「非営利目的であること」の4点の厳守を条件として許諾した<ref name="nlab" />。この対応は好意的に受け止められ、ウェブメディアのKAI-YOUは「粋な発表」と評した<ref>{{Cite web|和書|url=https://kai-you.net/article/35736|title=逃げ恥「恋ダンス」踊ってみた動画が大ブーム ついに公式が楽曲使用を許諾|publisher=KAI-YOU|accessdate=2017-04-17|date=2016-11-22}}</ref>。またモデルプレスはネットユーザーによる「さすがの大人な対応」「すばらしい」「素敵な配慮です」「ここまで発展するとは!」といった称賛の声があることを紹介した<ref>{{Cite web|和書|url=https://mdpr.jp/music/detail/1638630|title=「逃げ恥」“恋ダンス”踊ってみた動画、星野源の楽曲使用に公式コメント 対応に称賛集まる|publisher=モデルプレス|accessdate=2017-04-17|date=2016-11-23}}</ref>。

2017年8月末をもってビクターエンタテインメントは恋ダンス動画の削除手続きに入るため、恋ダンス動画の投稿者に自主的な動画の削除を要請している<ref>{{Cite news|title=恋ダンス踊ってみた動画 ⇒ 星野源の所属レコード会社「削除して」|newspaper=ハフィントン・ポスト|date=2017年9月1日12時12分|url=https://www.huffingtonpost.jp/entry/koi-dance_jp_5c5d48fde4b0974f75b10b48|accessdate=2017-09-01}}</ref>。

== 受容 ==
{{Quote box|width=35%|align=right|quote=「例えば、親戚の人から「子どもが小学校でみんな『恋』を歌ってるよ、合唱曲になったよ」とか(言われたり)、あと、本当にテレビを見ていて、自分の曲が何回もかかったり、自分の顔が急に出てきたりとか…すごいなぁ〜と思って。(中略)ヒットというものに関しては、すごく実感しながら、より面白いものを届けられるといいね、という気持ちの中で物作りが出来て。音楽でも、自分の歌っていうものが、すごくいろいろな人が歌ってくれて、幸せというか…自分がやりたいこととか音楽を、自分なりに、すっごく高密度で詰め込めたような曲だったので。自分の手を離れていっているような感覚ではあるんですけど、すごく幸せで、どんどんいろいろな人に歌ってほしいし、踊ってほしいと思います。」<br />---[[エランドール賞]]授賞式にて、テレビドラマ『逃げ恥』並びに主題歌「恋」の社会現象とヒットについて語る星野源<ref name="nikkan" />。}}
「恋」は"恋ダンス"と共に日本国内において社会現象を引き起こした。[[TSUTAYA]]が2016年12月1日に発表した『TSUTAYA2016年間レンタルランキング』にて、シングル盤『恋』は年間レンタル回数シングル部門1位を記録した<ref name="rental-tsutaya-year-end" />。[[レコチョク]]による『レコチョク週間ランキング』でも、「恋」は記録を打ち立ている。2016年12月21日時点で[[松たか子]]「[[レット・イット・ゴー (ディズニーの曲)|レット・イット・ゴー]]」が持っていた9週連続1位の記録を2年7か月ぶりに更新し、10週連続1位を獲得<ref name="recochoku-break-record-frozen" />。さらに2017年1月4日時点で12週連続1位を獲得。この時[[青山テルマ]]と[[SoulJa]]による「[[そばにいるね (青山テルマの曲)|そばにいるね]]」が2008年4月に記録した11週連続1位を超え、レコチョクのシングル楽曲のダウンロードとしては史上最長週間連続1位記録を達成した<ref name="koi-recochoku-legacy-p1" />。さらに2017年1月13日時点で「恋」は、ダウンロードでは[[iTunes]]、レコチョク共に13週連続1位と圧倒的な強さを見せており、この点について音楽市場分析家の[[臼井孝 (音楽マーケッター)|臼井孝]]は、「昭和のレコード世代なら、[[ピンク・レディー]]「[[ウォンテッド (指名手配)|ウォンテッド(指名手配)]]」が12週連続1位、平成の8cmCD世代なら[[CHAGE&ASKA]]「[[SAY YES (CHAGE&ASKAの曲)|SAY YES]]」が13週連続1位で、これらに匹敵する圧倒的な強さといえば、このヒットがモンスター級だと分かる」と評している<ref name="koi-chart-legacy" />。

[[日本レコード協会]]が主催する[[日本ゴールドディスク大賞|第31回日本ゴールドディスク大賞]]において、「恋」は2016年1年間で最もダウンロードされた邦楽曲に贈られる「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」を受賞している<ref>{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/156806|title=星野源、“恋“で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」を受賞!|publisher=ロッキング・オン|date=2017-02-27|accessdate=2017-03-10}}</ref>。「恋」は[[第89回選抜高等学校野球大会]]の[[選抜高等学校野球大会入場行進曲|入場行進曲]]にも選出されている<ref name="2017senbatsu">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/special/49740/|title=星野源だけじゃなく意外なアノ人の楽曲も? 春のセンバツ・行進曲の“編曲の妙”|publisher=オリコン|ORICON NEWS|accessdate=2016-01-25}}</ref>。入場行進用の編曲は、2009年よりセンバツ行進曲の編曲を手がけている日本の作曲家[[酒井格]]が担当した。『毎日新聞』によると、この編曲において曲の[[テンポ]]は、原曲のBPM158に対し、球児らが足を高く上げて行進するのに最適なBPM116に改められている<ref name="maichichi-shimbun" />。さらに楽曲内で2回ある[[サビ]]のうち、1回目のメロディー部分の楽器演奏は[[チューバ]]などの低音の楽器を、終盤の2回目のメロディーでは[[トランペット]]などの高音の楽器を総動員し、華やかに終わるよう編曲されているという<ref name="maichichi-shimbun" />。また、同大会の開催期間中限定で、[[阪神電気鉄道]][[阪神本線|本線]][[甲子園駅]]の[[発車メロディ#接近メロディ|列車接近メロディ]]としても使用されていた(編曲は[[向谷実]]が担当。)<ref>{{Cite web|和書|title=〜春の高校野球大会期間中、甲子園駅限定〜「星野 源」の「恋」が 列車接近メロディになります|url=http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20170315-koushienmelody.pdf|publisher=阪神電気鉄道|accessdate=2017-03-15|date=2017-03-15|format=PDF}}</ref>。加えて、[[chay]]は自身が行っている弾き語りライブシリーズ『chay's room』の1月25日大阪公演の中で「恋」をカバーしている<ref name="chay-cover-version" />。さらに、[[2020年]]には『[[コレナンデ商会]]』でも使用されている。

== ライブ・パフォーマンス ==
「恋」は、2016年10月9日に行われたライブイベント『ビクターロック祭り×MBS音祭 〜大阪・秋の陣〜』で初めてライブ・パフォーマンスされた。星野はイベント出演アーティストの中で大トリを務め9曲を披露。「恋」はアンコール時にパフォーマンスされている<ref name="live-victor" />。[[音楽番組]]では2016年10月14日に放送された『[[ミュージックステーション]]』や、同年12月26日に放送された『ミュージックステーション スーパーライブ2016』、『[[第67回NHK紅白歌合戦]]』等でパフォーマンスされた<ref name="live-musicstation" /><ref name="live-musicstation-sl" /><ref>{{Cite news|title=【紅白】「逃げ恥」コンビ再会 ガッキーはにかみながら「恋ダンス」披露「やるしかないと…」|newspaper=スポーツ報知|date=2017-01-1|url=https://web.archive.org/web/20170108002007/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170101-OHT1T50103.html|accessdate=2017-01-7}}</ref>。また2017年1月に行われたワンマンライブ『星野源 新春Live 2days「YELLOW PACIFIC」』に於いても、「恋」はパフォーマンスされている<ref>{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/155337|title=【完全レポ】星野源、2017年初ライブ「YELLOW PACIFIC」のすべてを振り返る!|publisher=ロッキング・オン|author=小池宏和|date=2017-02-02|accessdate=2017-02-05}}</ref>。

== 規格と収録曲 ==
{{tracklist
| collapsed =
| headline = CDシングル<ref name="release-summary" />、デジタル・ダウンロード<ref name="koi-dd" /><ref name="digital-download-release-date" />
| total_length = auto

| all_writing = 星野源
| all_arrangements = 星野源<small>(編曲&ストリングスアレンジ)</small>、岡村美央<small>(ストリングスアレンジ)</small>

| title1 = 恋
| note1 =
| writer1 =
| lyrics1 =
| music1 =
| extra1 = ストリングスアレンジ:
| length1 = 4:13

| title2 = Drinking Dance
| note2 =
| writer2 =
| lyrics2 =
| music2 =
| extra2 =
| length2 = 3:40

| title3 = Continues
| note3 =
| writer3 =
| lyrics3 =
| music3 =
| extra3 =
| length3 = 4:26

| title4 = 雨音 (House ver.)
| note4 =
| writer4 =
| lyrics4 =
| music4 =
| extra4 =
| length4 = 4:01
}}
{{tracklist
| collapsed = yes
| headline = 特典DVD『恋ビデオ。』(約63分)
| extra_column = 備考

| title1 = 特別番組「ニセ明、[[石垣島]]へ行く」
| note1 =
| extra1 = 出演/星野源 ナレーション/[[窪田等]]
| length1 =

| title2 = 「METROCK2016」映像
| note2 =
| extra2 =
| length2 =
}}

== 参加ミュージシャン ==
* 星野源:[[Vocal]], [[Guitar]], [[マリンバ|Marimba]], [[アナログシンセサイザー|Analog Synthesizer]], [[ベース (弦楽器)|Bass]], [[ピアノ|Piano]], [[TR-8]], [[コーラス (ポピュラー音楽)|Chorus]], [[ハンドクラップ|Handclap]]
* [[河村智康|河村"カースケ"智康]]:[[Drums]], [[パーカッション|Percussions]], Handclap
* [[ハマ・オカモト]]([[OKAMOTO'S]]):Bass, Handclap
* [[benzo#メンバー|伊賀航]]:Bass, Handclap
* [[小林創]]:Piano, Handclap
* [[長岡亮介 (ギタリスト)|長岡亮介]]([[ペトロールズ]], [[東京事変]]):Guitar, Chorus
* [[岡村美央]]・[[伊能修|伊能 修]]・[[加藤玲名]]・[[城戸貴代]]:[[ヴァイオリン|1st Violin]]
* [[杉野裕]]・[[下川美帆]]:2nd Violin
* [[菊地幹代]]・[[舘泉礼一]]:[[ヴィオラ|Viola]]
* [[笠原あやの]]・[[村中俊之]]・[[増本麻理]]:[[チェロ|Cello]]
* [[賈鵬芳]]:[[二胡|Erhu]]
* [[石橋英子]]:Analog Synthesizer, Chorus
* [[石橋英子]]:Analog Synthesizer, Chorus


== チャート、ゴールドディスク認定 ==
* [[黒沢かずこ]]([[森三中]])・櫻田奏啓・[[平岩紙]]・[[福岡晃子]]([[チャットモンチー]])・[[ムロツヨシ]]・[[レイザーラモンRG]]([[レイザーラモン]])・[[鷲崎健]]:Chorus
{{Col-begin}}
{{Col-2}}
===週間チャート===
{| class="wikitable sortable"
! チャート(2016年)
! 最高<br />順位
|-
|日本 ([[Billboard Japan Hot 100]])<ref name="bbjhot100" />
|style="text-align:center;"|1
|-
|日本 ([[オリコンチャート|オリコン]])<ref name="oricon-cd-sales" />
|style="text-align:center;"|2
|-
|}


{| class="wikitable sortable"
== 脚注 ==
! チャート(2017年)
<references />
! 最高<br />順位
|-
|日本 (Billboard Japan Hot 100)<ref name="bbjhot100-20161219-1" />
|style="text-align:center;"|1
|-
|}


===年間チャート===
== 外部リンク ==
{| class="wikitable sortable"
* [http://www.hoshinogen.com/special/koi/ 星野源オフィシャルサイト-「『恋』特設サイト」]
! チャート(2016年)
! 最高<br />順位
|-
|日本 (Billboard Japan Hot 100)<ref name="bbjhot100-2016yearend" />
|style="text-align:center;"|3
|-
|日本 (オリコン)<ref name="oricon-yearend--cd-sales" />
|style="text-align:center;"|32
|-
|}
{{Col-2}}
=== ゴールドディスク認定 ===
{{Certification Table Top}}
|scope="row" rowspan="2"| 日本 ([[日本レコード協会|RIAJ]])<ref name="riaj-physical" /><ref name="riaj-digital" />
|2ミリオン
*{{smaller|(ダウンロード)}}
|2,000,000*
|-
|プラチナ
*{{smaller|(CD)}}
|250,000^
|-
{{Certification Table Bottom}}
{{Col-end}}


==リリース日一覧==
{| class="wikitable sortable" border="1"
|-
! 国
! リリース日
! 規格
|-
|rowspan="5"|日本
|{{Start date|2016|09|13}}<ref name="okmusic-radio" />
|[[ラジオ|ラジオ解禁]]
|-
|{{Start date|2016|09|20}}<ref name="ro69-koi-mv-2000" />
|[[ミュージック・ビデオ]]
|-
|{{Start date|2016|10|05}}<ref name="tvdrama-theme" />
|[[CDシングル]]
|-
|{{Start date|2016|10|11}}<ref name="digital-download-release-date" />
|[[デジタル・ダウンロード]]
|-
|-
|{{Start date|2016|10|22}}<ref name="cd-rental-start-date" />
|[[レンタルCD|レンタル]]
|-
|}


== カバー ==
{{星野源}}
{{dl2
{{Billboard JAPANシングル・チャート「Billboard JAPAN Hot 100」第1位 2016年|2016年10月24日付}}
| 恋 |
* [[梶原岳人]] - 2022年7月27日発売のアルバム『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors 〜10's-20's EDITION〜』に収録<ref>{{Cite news|title=[Re:collection]:ライブに梶原岳人、千葉翔也出演 PVで榊原優希がKing Gnu「白日」カバー 沢城千春、狩野翔、鈴木崚汰も|newspaper=[[MANTANWEB|MANTANWEB(まんたんウェブ)]]|date=2022-07-22|url=https://mantan-web.jp/article/20220722dog00m200010000c.html|accessdate=2023-02-22|publisher=MANTAN}}</ref>。
* [[前川みく]]([[高森奈津美]]) - ゲームアプリ『[[アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ]]』プレイ可能楽曲として2023年2月22日に実装。ゲーム内3Dモデルを使用した2種類の映像が実装、このうち1つはMVをオマージュした演出の映像になっている<ref>{{Cite tweet|user=imascg_stage|author=スターライトステージ|number=1628274638009827328|title=星野源さんの楽曲「恋」を前川みくちゃんがカバー! 本楽曲は3Dモードに対応!|date=2023-02-22|accessdate=2023-02-22}}</ref><ref>{{Cite tweet|user=gen_senden|author=星野源 Gen Hoshino|number=1628278595939606528|title=#星野源 の楽曲「恋」を、前川みくさんがカバーした楽曲が #デレステ でプレイできるようになりました!|date=2023-02-22|accessdate=2023-02-22}}</ref><ref>{{Cite news|title=前川みく、アイマス大好き星野源Pの「恋」ミュージックビデオを再現|newspaper=音楽ナタリー|date=2023-02-22|url=https://natalie.mu/music/news/513976|accessdate=2023-02-22|publisher=ナターシャ}}</ref><ref>{{Cite news|title=前川みくの誕生日、『デレステ』に星野源『恋』のカバーが実装。MV演出に込められたリスペクトはもう恋を超えて愛|newspaper=電撃オンライン|date=2023-02-22|url=https://dengekionline.com/articles/173973/|accessdate=2023-02-22|publisher=[[KADOKAWA Game Linkage]]}}</ref><ref>{{Cite news|title=『デレステ』前川みくの誕生日に、“星野源P”の楽曲「恋」を実装する粋なサプライズ!過去、話題になったイラストがついに実現|newspaper=[[インサイド (ニュースサイト)|インサイド]]|date=2023-02-22|url=https://www.inside-games.jp/article/2023/02/22/144147.html|accessdate=2023-02-22|publisher=[[イード (企業)|イード]]}}</ref><ref>{{Cite news|title=【アイマス】『デレステ』前川みくが星野源の楽曲『恋』をカバー。3Dモードに対応、MVをオマージュしたライブ演出を用意|newspaper=[[ファミ通.com]]|date=2023-02-22|url=https://www.famitsu.com/news/202302/22293697.html|accessdate=2023-02-22|publisher=KADOKAWA Game Linkage}}</ref>。編曲は[[滝澤俊輔]]([[TRYTONELABO]])が担当。同年10月4日発売のシングル『[[THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER PLATINUM NUMBER#10 全開!ミラクルアドベンチャー!|THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER PLATINUM NUMBER 10 全開!ミラクルアドベンチャー!]]』にフルバージョンが収録された<ref>{{Cite web|和書|url=https://columbia.jp/idolmaster/imasnews/230929.html|title=来週10月4日に「PLATINUM NUMBER」シリーズ第10弾「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER PLATINUM NUMBER 10 全開!ミラクルアドベンチャー!」が発売! c/wに収録される「恋」の試聴も開始!|date=2023-09-29|website=アイドルマスター(THE IDOLM@STER)公式ページ|work=「THE IDOLM@STER」シリーズNews|publisher=[[日本コロムビア]]|accessdate=2024-01-10}}</ref>。
}}


== 出典 ==
{{Reflist|refs=
<!--背景とリリース出典ここから-->
<ref name="tvdrama-theme">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20160920141912/http://www.musicman-net.com/artist/59861.html|title=星野源、新曲「恋」が自身出演のTBS系火曜ドラマ主題歌に|publisher=Musicman-NETInformation|date=2016-08-17|accessdate=2016-08-31}}</ref>
<ref name="release-summary">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/pressrelease/83826/|title=星野 源「恋」レコチョクランキング1位、宇多田ヒカル『Fantome』アルバムランキング首位獲得〜レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞2016年10月度発表~|ORICON STYLE|publisher=ORICON|date=2016-11-04|accessdate=2016-11-10}}</ref>
<ref name="t-site">{{Cite web|和書|url=http://top.tsite.jp/entertainment/j-pop/i/30542090/|title=星野源、ニューシングル『恋』ジャケ写など詳細が発表! 次回の「星野源のオールナイトニッポン」にて初オンエア決定! - T-SITEニュース エンタメ[T-SITE]|publisher=T-SITEニュース|date=2016-09-06|accessdate=2016-11-10}}</ref>
<ref name="koi-dd">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20161220151100/http://www.musicman-net.com/artist/61658.html|title=星野源、シングル「恋」出演ドラマの初回放送に合わせて本日より楽曲配信|publisher= Musicman-NET|date=2016-10-11|accessdate=2016-12-11}}</ref>
<ref name="realsound-koi-interview">{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/2016/10/post-9613_2.html|page=2|title=星野源が語る“イエローミュージック”の新展開「自分が突き動かされる曲をつくりたい」|publisher=リアルサウンド|author=|work=|date=2016-10-07|accessdate=2016-11-26}}</ref>
<ref name="okmusic-radio">{{Cite web|和書|url=https://okmusic.jp/news/134668|title=星野源、ニューシングル「恋」の詳細が解禁に!|publisher=|author=|work=okmusic|date=2016-09-06|accessdate=2016-11-26}}</ref>
<!--背景とリリース出典ここまで-->
<!--音楽性と歌詞出典ここから-->
<ref name="print-gakufu">{{Cite web|和書|date=|url=http://www.print-gakufu.com/score/detail/150605/|title=楽譜: 恋 / 星野源|publisher=ヤマハミュージックメディア|work=ぷりんと楽譜 |accessdate=2016-12-20 }}</ref>
<ref name="maichichi-shimbun">{{Cite web|和書|url=http://mainichi.jp/koshien/articles/20170128/k00/00e/050/250000c|title=選抜高校野球 華やかに会心の「恋」…行進曲もスタンバイ|publisher=毎日新聞|author=大森治幸|work=|date=2017-01-28|accessdate=2017-01-30 }}</ref>
<ref name="tbs-radio">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20161211095014/http://www.tbsradio.jp/99313|title=【逃げ恥】星野源の「恋」が、同性も異性もそれ以外も含んだ、新時代のラブソングである理由|publisher=TBSラジオ|author=ジェーン・スー|work=|date=2016-12-09|accessdate=2016-12-20}}</ref>
<ref name="realsound-musically">{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/2017/01/post-10926_2.html|title=星野源の音楽はなぜ“キャッチーでマニアック”なのか? 「ひらめき」から「恋」まで楽曲分析|pages=2|publisher=リアルサウンド|author=黒田隆憲|work=|date=2017-01-14|accessdate=2017-02-05 }}</ref>
<ref name="song-composition-realsound">{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/2016/10/post-9539.html|title=星野源が新曲「恋」で打ち出した“新たな恋愛観” 10月5日発売の注目新譜5選|publisher =リアルサウンド|author=森朋之|work=|date=2016-10-04|accessdate=2017-02-06}}</ref>
<ref name="lyric-realsound">{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/2016/11/post-10032.html|page=1|title=星野源、Shiggy Jr.、ACC、GOODWARP…「解像度の高い歌詞」を持つJ-POPたち|publisher =リアルサウンド|author=柴那典|work=|date=2016-11-08|accessdate=2017-02-06}}</ref>
<!--音楽性と歌詞出典ここまで-->
<!--評価出典ここから-->
<ref name="ro69-review1">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/disc/detail/149437|title=うれしいものだけでできている|publisher=ロッキング・オン|author=兵庫慎司|work=RO69|date=2016-10-04|accessdate=2016-11-26}}</ref>
<ref name="ro69-review2">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/blog/ro69plus/149305|title=今週の一枚 星野源『恋』|publisher=ロッキング・オン|author=小池宏和|work=RO69|date=2016-10-03|accessdate=2016-11-26}}</ref>
<ref name="bbj-song-review">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/45850/2|title=最も新しい“歌謡曲”の意味〜宇多田ヒカル「花束を君に」と星野源「恋」|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan|date=2017-01-01|accessdate=2017-02-05 }}</ref>
<!--評価出典ここから-->
<!--チャート成績出典ここから-->
<ref name="bbjhot100">{{Cite web|和書|date=|url=https://www.billboard-japan.com/chart_insight/detail?kind=h100&main=105661&date=2016-11-28&rank_or_point=rank#graph_sort=&rank_or_point=rank&show_week=11|title=<nowiki>恋 / 星野源|CHART insight|Billboard JAPAN</nowiki>|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |accessdate=2016-11-26 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-first-week-cd-sales">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/42942/2|title=【ビルボード】Hi-STANDARD『ANOTHER STARTING LINE』、星野源・セカオワを抑えて1位獲得|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-10-11|accessdate=2016-11-29 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161024">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/43269/2|title=【ビルボード】星野源、ダウンロードと動画再生増で関ジャニ∞を抑え、JAPAN HOT100総合首位 全米77位のピコ太郎、動画再生2,200万回超えで総合3位|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-10-19|accessdate=2016-11-26 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161031">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/43540/2|title=【ビルボード】星野源「恋」、2週連続JAPAN HOT100総合首位|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-10-26|accessdate=2016-11-26 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161107">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/43829/2|title=【ビルボード】Hey!Say!JUMP「Fantastic Time」、27万枚超セールスで星野源とピコ太郎を破りJAPAN HOT100総合首位|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-11-02|accessdate=2016-11-29 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161114">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/44057/2|title=【ビルボード】ピコ太郎急伸、星野源とKinKi Kidsを押さえ、とうとうJAPAN HOT100総合首位獲得|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-11-09|accessdate=2016-11-29 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161205">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/44864/2|title=【ビルボード】星野源「恋」4冠でモー娘。を抑えJAPAN HOT100総合首位に返り咲き|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-11-30|accessdate=2016-11-30 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-2016yearend">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/special/detail/1778|title=【ビルボードジャパン年間チャート 2016】様々な話題があった2016年の音楽シーンをチャートで振り返る|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-12-08|accessdate=2016-12-11 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161212">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/45137/2|title=【ビルボード】欅坂46「二人セゾン」508,479枚セールスでJAPAN HOT100総合首位 星野源がピコ太郎の週間動画再生回数を抜き同指標1位|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-11-30|accessdate=2016-11-30 }}</ref>
<ref name="oricon-cd-sales">{{Cite web|和書|url=https://music-book.jp/music/news/news/125786|title=星野源の9thシングル「恋」が週間2位獲得、表題曲は本日放送開始のドラマ「逃げ恥」主題歌|author=|publisher=オリコン|work=[[music.jp]] |date=2016-10-11|accessdate=2016-11-26 }}</ref>
<ref name="oricon-yearend--cd-sales">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20161225215632/http://www.oricon.co.jp/rank/js/y/2016/p/4/|title=星野源の9thシングル「恋」が週間2位獲得、表題曲は本日放送開始のドラマ「逃げ恥」主題歌|author=|publisher=オリコン|work= |pages=4|date=|accessdate=2016-12-25 }}</ref>
<ref name="riaj-physical">{{Cite web|和書|url=https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/gd.html|title=星野源「恋」 日本レコード協会 2016年12月ゴールドディスク認定|author=|publisher=日本レコード協会|work= |date=2017-01-10|accessdate=2017-01-30 }}</ref>
<ref name="riaj-digital">{{Cite web|和書|url=https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/hs.html|title=星野源「恋」 日本レコード協会 2016年12月有料音楽配信認定|author=|publisher=日本レコード協会|work= |date=2017-01-20|accessdate=2017-01-30 }}</ref>
<ref name="digital-download-release-date">{{Cite web|和書|url=https://mora.jp/package/43000005/VICL-37189/|title=恋/星野源|author=mora|publisher=レーベルゲート|work= |date=|accessdate=2016-12-02 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161219-1">{{Cite web|url=https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2016&month=12&day=19|title=<nowiki>Billboard Japan Hot 100|Charts|Billboard JAPAN</nowiki>|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-12-14|accessdate=2016-12-14 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161219-2">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/45390/2|title=【ビルボード】星野源「恋」、21.7万枚セールスの関ジャニを抑え、5冠で4度目のJAPAN HOT100総合首位獲得|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-12-14|accessdate=2016-12-14 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20161226">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/45661/2|title=【ビルボード】星野源「恋」勢い止まらず、25.3万枚セールスのHey!Say!JUMPを抑え、再び5冠でJAPAN HOT100総合首位V5達成|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-12-21|accessdate=2016-12-25 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20170102">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/45876/2|title=【ビルボード】星野源「恋」3度目の5冠でJAPAN HOT100総合首位V6獲得|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2016-12-28|accessdate=2017-01-03 }}</ref>
<ref name="bbjhot100-20170130">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46730/2|title=【ビルボード】星野源「恋」7週連続でJAPAN HOT100総合首位、「キセキ」2曲がチャート・イン|author=|publisher=阪神コンテンツリンク|work=Billboard Japan |date=2017-01-25|accessdate=2017-01-30 }}</ref>
<!--チャート成績出典ここまで-->
<!--ミュージック・ビデオ出典ここから-->
<ref name="Skream-mv">{{Cite web|和書|url=https://skream.jp/news/2016/09/hoshinogen_koi_mv.php|title=星野源、10/5リリースのニュー・シングル表題曲「恋」のMV公開|publisher=Skream|author=|work=|date=2016-09-20|accessdate=2016-11-26}}</ref>
<ref name="koidance-wadai">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/205326|title=「逃げ恥」新垣結衣&星野源が踊る“恋ダンス”大反響で急遽フル公開 - 音楽ナタリー|publisher=ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー|date=2016-10-13|accessdate=2016-11-10}}</ref>
<ref name="hochi">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20161026212238/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161022-OHT1T50203.html|title=ガッキーの“恋ダンス”がかわいすぎる!ネット上で話題沸騰、視聴率異例のアップ : スポーツ報知|publisher=スポーツ報知|date=2016-10-23|accessdate=2016-11-10}}</ref>
<ref name="ro69-koi-mv-1000">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/150480|title=星野源、“恋”MVが公開からわずか1ヶ月で1000万再生を突破!|publisher=ロッキング・オン|author=|work=|date=2016-10-25|accessdate=2016-12-20}}</ref>
<ref name="ro69-koi-mv-2000">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/151119|title=星野源、“恋”MVが公開2ヶ月待たず2000万再生を突破!|publisher=ロッキング・オン|author=|work=|date=2016-11-8|accessdate=2016-12-20}}</ref>
<ref name="ro69-koi-mv-3000">{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/drama/2016/10_12/NIGEHAJI/kiji/K20161120013765350.html|title=「逃げ恥恋ダンス」 星野源の「恋」MVが3000万回再生を突破!|publisher=スポニチアネックス|date=2016-11-20|accessdate=2016-12-20}}</ref>
<ref name="ro69-koi-mv-5000">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/153009|title=星野源、『逃げ恥』主題歌“恋”MVが5000万再生を突破|publisher=ロッキング・オン|author=|work=|date=2016-12-15|accessdate=2016-12-20}}</ref>
<ref name="koi-mv-view-7500">{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/151447?amp_event=related_3|title=「逃げ恥ロス」でも恋ダンスが残り続ける理由|publisher=東洋経済|author=[[木村博史]]|work=|date=2016-12-27|accessdate=2017-01-20}}</ref>
<!--ミュージック・ビデオ出典ここまで-->

<!--恋ダンス出典ここから-->
<ref name="fujii-koidance">{{Cite news|title=藤井隆&真野恵里菜らの“キレキレ恋ダンス”が325万再生突破「ハッピーになれる」の声|date=2016-11-28|url=https://mdpr.jp/news/detail/1640360|publisher=モデルプレス}}</ref>
<ref name="fujii-koidance2">{{Cite news|title=「さすがキレキレ」 藤井隆さんなどの“恋ダンス”、公開1日で300万再生突破|date=2016-11-28|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news115.html|publisher=ITmediaニュース}}</ref>
<ref name="kaiheitai">{{Cite web|和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/27/news117.html|title=在日米海兵隊、恋ダンス動画をツイートし「海兵隊さんたち可愛い」「愛すべきダメリカ」と評される|author=|publisher=ITMedia|work=ねとらぼ|date=2016-01-27|accessdate=2017-02-06 }}</ref>
<ref name="nikkan">{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1773644.html|title=星野源、逃げ恥恋ダンス「踊っていない」一問一答|publisher=日刊スポーツ|author=村上幸将|date=2017-02-02|accessdate=2017-02-05}}</ref>
<ref name="natsume-koidance">{{Cite news|title=夏目三久 「逃げ恥」の「恋ダンス」披露も、失敗し陳謝|date=2016-11-1|url=https://news.livedoor.com/article/detail/12224096/|publisher=livedoorニュース}}</ref>
<ref name="izu-city-koidance">{{Cite news|title=「恋ダンス」動画で観光アピール 三島、伊豆両市|date=2016-12-20|url=https://web.archive.org/web/20161225214236/http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20161220/CK2016122002000022.html|publisher=中日新聞|accessdate=2016-12-20 }}</ref>
<ref name="nissan-koidance">{{Cite news|title=『逃げ恥』の「恋ダンス」、日産ミスフェアレディが踊ってみた(動画)|date=2016-12-11|url=https://www.huffingtonpost.jp/autoblog-japan/koi-dance-nissan_b_13560340.html|publisher=ハフィントンポスト|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="hanyu-koidance">{{Cite news|title=羽生結弦選手も「恋ダンス踊ってみた」 織田信成さん、Twitterで動画公開|date=2016-11-28|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news153.html|publisher=ITmedia|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="JSPA">{{Cite news|title=「逃げ恥」恋ダンスは、北朝鮮の律動体操っぽい【大ヒットの法則】|newspaper=日刊SPA!|date=2016-12-3|url=https://joshi-spa.jp/627084|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="ex-idoling-koidancce">{{Cite news|title=“恋ダンス”に菊地亜美&大川藍が挑戦!「さすが元アイドル」「2人とも息ピッタリ」と反響|date=2016-12-6|url=https://mdpr.jp/news/detail/1643586|publisher=モデルプレス|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="yoshimoto-koidance">{{Cite news|title=吉本新喜劇バージョン“恋ダンス”が話題「めっちゃ笑った」「完成度高い」|date=2016-12-6|url=https://mdpr.jp/news/detail/1643580|publisher=モデルプレス|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="m-on">{{Cite news|title=話題の“恋ダンス”がアイドルシーンに波及!早くも「うますぎる」と話題の動画が出現|date=2016-10-19|url=http://www.m-on-music.jp/0000164553/|publisher=M-ON!MUSIC|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="koidance-nob">{{Cite news|title=「逃げ恥」恋ダンス?千鳥・ノブのざっくりコピーが面白い「ガッキーがやるけぇ可愛いんじゃ!」|date=2016-11-22|url=https://mdpr.jp/news/detail/1638158|publisher=モデルプレス|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="46-koidance">{{Cite news|title=【恋ダンス】乃木坂46井上小百合×堀未央奈の「逃げ恥」恋ダンスが可愛い!「めっちゃ癒された」の声|date=2016-11-24|url=https://mdpr.jp/news/detail/1638933|publisher=モデルプレス|accessdate=2016-12-13 }}</ref>
<ref name="mdpr2016.10.27">{{Cite news|title=「逃げ恥」“恋ダンス”踊ってみた動画が一大ブーム キレキレのプロ、完全パロディ…個性溢れる再現続々|date=2016-10-27|accessdate=2016-12-13|url=https://mdpr.jp/news/detail/1628618|publisher=モデルプレス }}</ref>
<ref name="kankan-koidance">{{Cite news|title=安住アナ、石田ゆり子と一緒に「恋ダンス」を披露!|date=2016-12-09|accessdate=2016-12-13|url=https://www.rbbtoday.com/article/2016/12/09/147795.html|publisher=RBB TODAY}}</ref>
<ref name="mdpr2016.10.12">{{Cite news|title=「逃げ恥」ガッキーの“恋ダンス”が悶絶級「ポッキー以来の衝撃」「可愛すぎるなんてもんじゃない」|date=2016-10-12|accessdate=2016-12-02|url=https://mdpr.jp/news/detail/1623161|publisher=モデルプレス }}</ref>
<ref name="sankeinews-p3">{{Cite news|title=“恋ダンス”、派遣切り、高齢童貞、パロディー…「逃げ恥」絶好調の要因|date=2016-12-12|accessdate=2016-12-13|page=3|url=https://www.sankei.com/article/20161212-CA6UWNDO4BORLHXRL4QSYAQXYM/3/|publisher=産経ニュース }}</ref>
<ref name="sankeinews-p4">{{Cite news|title=“恋ダンス”、派遣切り、高齢童貞、パロディー…「逃げ恥」絶好調の要因|date=2016-12-12|accessdate=2016-12-13|page=4|url=https://www.sankei.com/article/20161212-CA6UWNDO4BORLHXRL4QSYAQXYM/4/|publisher=産経ニュース }}</ref>
<ref name="ro69-koidance-view">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/152135|title=『逃げ恥』勢いが止まらない! 恋ダンス再生数5000万回突破|publisher=ロッキング・オン|author=|work=RO69|date=2016-11-29|accessdate=2016-12-02}}</ref>
<ref name="nlab">{{Cite web|和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/23/news026.html|title=「逃げ恥」で話題の“恋ダンス” 踊ってみた動画をYouTubeで公開したい人へ向けレーベル側が楽曲使用を許可|author=|publisher=ITMedia|work=ねとらぼ|date=2016-11-23|accessdate=2016-12-02 }}</ref>
<ref name="exCite">{{Cite news|title=「逃げるは恥だが役に立つ」エンディング「恋ダンス」を図解してしみた「浸透力半端な〜い!」|date=2016-11-2|accessdate=2016-12-02|url=http://www.exCite.co.jp/News/reviewmov/20161102/E1478052084400.html|publisher=エキサイトニュース}}</ref>
<ref name="buzzfeed">{{Cite news|title=逃げ恥「恋ダンス」新バージョン公開! 真野恵里菜、藤井隆らが踊る!!|date=2016-11-27|accessdate=2016-12-02|url=https://www.buzzfeed.com/takumiharimaya/koi-dance|author=播磨谷拓巳|publisher=BuzzFeed}}</ref>
<ref name="jijico">{{Cite web|和書|url=http://jijico.mbp-japan.com/2016/11/13/articles21795.html|title=日本にも浸透し始めたダンスを楽しむ文化 その魅力とは?|publisher=JIJICO|author=楡田利克|work=|date=2016-11-13|accessdate=2016-12-02}}</ref>
<ref name="koidance-view-7500">{{Cite news|title=絶好調の「逃げ恥」安住アナ、石田ゆり子、羽生結弦…みんなが“恋ダンス”で盛り上がり、最終回に向けラストスパート|date=2016-12-16|accessdate=2016-12-20|page=1|url=https://www.sankei.com/article/20161216-TYGSMUPCCNMALOAHYLDXXBSD6Q/|publisher=産経ニュース }}</ref>
<ref name="ex-america-koidancce ">{{Cite news|title=まさかのアメリカ大使館バージョンの「恋ダンス」 きっかけを聞きました|date=2016-12-21|accessdate=2016-12-25|page=1|url=https://web.archive.org/web/20161221110216/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00010005-bfj-int|publisher=BuzzFeed Japan }}</ref>
<ref name="hellokity-funasshi-koidance">{{Cite web|和書|url=https://e-talentbank.co.jp/news/enta/26304/|title=「恋ダンス」の勢いが止まらない!キティ、ぐでたまらの動画が「可愛すぎ」と話題。ふなっしーも「逃げ恥」ファン!?|author=|publisher=ITMedia|work=ねとらぼ|date=2016-12-16|accessdate=2016-12-25 }}</ref>
<ref name="us-embassy-tokyo-koidance">{{Cite news|title=最終回当日、ケネディ米大使が「恋ダンス」公開!なんと、くまモンも登場!|date=2016-12-20|accessdate=2016-12-25|url=https://www.rbbtoday.com/article/2016/12/20/148126.html|publisher=RBB TODAY}}</ref>
<ref name="j-cast-koidance">{{Cite news|title=「恋ダンス」異常人気が拡大中 ケネディ大使動画は100万回|date=2016-12-21|accessdate=2016-12-25|url=https://www.j-cast.com/2016/12/21286688.html?p=all|publisher=J-CAST}}</ref>
<!--恋ダンス出典ここまで-->
<ref name="rental-tsutaya-year-end">{{Cite news|title=TSUTAYA2016年間レンタルランキング発表、アルバム1位はback number「シャンデリア」|date=2016-12-01|accessdate=2016-12-02|url=http://www.exCite.co.jp/News/music/20161201/Musicman_business63445.html|publisher=Musicman-NET|work=エキサイトニュース}}</ref>
<ref name="koi-recochoku-legacy-p1">{{Cite web|和書|url=http://www.exCite.co.jp/News/product/20170114/Dime_333436.html|title=星野 源『恋』が3か月連続でレコチョクランキング1位を獲得|page=1|publisher=@Dime|author=|work=エキサイトニュース|date=2017-01-14|accessdate=2017-02-05}}</ref>
<ref name="koi-chart-legacy">{{Cite web|和書|url=http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/111200014/011200031/?P=2|title=春のセンバツ効果で星野源「恋」はどこまで伸びる? 星野源「恋」がピンク・レディーやチャゲアス級のヒットに|pages=2|publisher=日経トレンディ|author=[[臼井孝 (音楽マーケッター)]]|臼井孝|work=|date=2017-01-13|accessdate=2017-01-30}}</ref>
<!--ライブ・パフォーマンス出典ここから-->
<ref name="live-victor">{{Cite web|和書|url=https://music-book.jp/video/news/news/126665|title=星野源が話題の『逃げ恥』主題歌を初披露&大トリを務めた“ビクターロック祭り”、「MBS SONG TOWN」で放送|publisher=music.jp|author=|work=|date=2016-10-27|accessdate=2016-12-13}}</ref>
<ref name="live-musicstation">{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/blog/ro69plus/149995|title=星野源、セカオワら出演! 昨日のMステが最高だったのでレポートします|publisher=ロッキング・オン|author=渡辺満理奈|work=RO69|date=2016-10-15|accessdate=2016-12-13}}</ref>
<ref name="live-musicstation-sl">{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01612230063.html|title=〈速報〉「逃げ恥」星野源、Mステ特番で「恋ダンス」生披露|publisher=朝日新聞デジタル|author=|work=|date=2016-12-23|accessdate=2016-12-25}}</ref>
<!--ライブ・パフォーマンス出典ここまで-->
<ref name="cd-rental-start-date">{{Cite web|和書|url=http://store-tsutaya.tsite.jp/item/rental_cd/005673607.html|title=恋/星野源 レンタルCD|publisher=カルチュア・コンビニエンス・クラブ|author=|work=[[TSUTAYA]]|date=|accessdate=2017-02-05}}</ref>
<ref name="chay-cover-version">{{Cite news|url=https://mdpr.jp/music/detail/1658501|title=chay、星野源「恋」など名曲をカバー 大阪で初の試み|publisher =モデルプレス|author=|work=|date=2017-1-26|accessdate=2017-02-01}}</ref>
<ref name="recochoku-break-record-frozen">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20170207112703/http://www.musicman-net.com/artist/64133.html|title=星野源「恋」がレコチョク週間ランキング10週連続1位を獲得、「アナ雪」超えの最長記録を更新|publisher=Musicman-NET Information|date=2016-12-21|accessdate=2017-02-06}}</ref>
|2}}

== 関連項目 ==
* [[2016年Billboard Japan Hot 100シングル1位の一覧]]
* [[2017年Billboard Japan Hot 100シングル1位の一覧]]
* [[2016年Billboard Japan Hot Buzz Song1位の一覧]]
* [[今夜はナゾトレ]] - 初期の当番組で、曲が度々使用されていた。

== 外部リンク ==
* [https://www.hoshinogen.com/special/koi/ 星野源オフィシャルサイト-「『恋』特設サイト」]

{{星野源}}
{{TBS火曜ドラマ主題歌 2010年代}}
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2024年10月22日 (火) 16:35時点における最新版

「恋」
星野源シングル
初出アルバム『POP VIRUS
B面 Drinking Dance
Continues
雨音 (House ver.)
リリース
規格 マキシシングルデジタル・ダウンロードラジオ
ジャンル ダンス・ポップJ-POP
時間
レーベル SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
作詞・作曲 星野源
プロデュース 星野源
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(7週連続、通算11週、Billboard Japan Hot 100
  • 週間2位オリコン
  • 2016年度年間3位(Billboard Japan Hot 100)
  • 2016年度年間36位(オリコン)
  • 2017年度年間1位(Billboard Japan Hot 100)
  • 2017年度年間48位(オリコン)
  • “JAPAN HOT 100”15周年記念オールタイムTOP50 5位[1]
  • 星野源 シングル 年表
    SUN
    (2015年)

    (2016年)
    Family Song
    (2017年)
    ミュージックビデオ
    「恋」 - YouTube
    EANコード
    EAN 4988002717965
    テンプレートを表示

    」(こい)は、日本のシンガーソングライター星野源の楽曲。2016年10月5日にSPEEDSTAR RECORDSより9枚目のシングルとして発売された。楽曲は自身が出演したTBS系テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌としても使用された。

    この楽曲は音楽評論家から肯定的評価を受け、特に評論家は現代社会における新しい価値観として"恋"の多様性を歌っている点を評価している。「恋」は商業的にも成功を収めており、Billboard Japan Hot 100総合シングルチャートでは7週連続、通算11週にわたり週間1位を獲得。また2016年のJapan Hot 100年間チャートでは第3位、2017年Japan Hot 100年間チャートは第1位を記録した[2]日本レコード協会によるゴールドディスク認定では、CD25万枚以上を出荷しプラチナ、デジタル・ダウンロードでは100万ユニット以上を売り上げミリオンにそれぞれ認定されている。

    付随する楽曲のミュージック・ビデオは関和亮が監督を務めた。ビデオは巨大な回転盤の上での曲の演奏シーンと、MIKIKOが振付した通称「恋ダンス」と呼ばれるダンスシーンが織り交ぜて繰り広げられる内容となっている。このミュージック・ビデオはYouTubeで2億回以上再生され、また2017年のSPACE SHOWER MUSIC AWARDSでは年間最優秀ミュージック・ビデオ賞「VIDEO OF THE YEAR」を受賞している。

    ビデオの作中で星野とELEVENPLAYが踊った「恋ダンス」は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の出演者によってドラマのエンディング映像内でカバーされ、このカバーのYouTube上での動画総再生回数は7,500万回以上に及んだ。さらにSNSユーザーや有名人・団体も恋ダンスのカバー動画を投稿。全投稿動画の総再生回数は8,000万回以上に達する反響を呼び、日本国内において社会現象となった。また楽曲は『第67回NHK紅白歌合戦』でライブ・パフォーマンスされ、第89回選抜高等学校野球大会入場行進曲(編曲・酒井格[3] にも選出されている。

    背景とリリース

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    星野は前シングル「SUN」(2015年)が大きくヒットしたことで、次作の制作にあたり「次ヒットしなかったら一発屋」というプレッシャーを抱えていた。元々「SUN」はヒットを狙って制作された楽曲ではなく、自身の趣味や面白いと思う音楽、やりたいと思うことだけをやろうと決めて制作された曲であったが、本作を制作する中で、プレッシャーを意識するたびに自身が作りたい音楽ではなくなっていき葛藤していたという[4]。また本作の制作にあたり、星野は"とにかく自分がワクワクする曲、自分が突き動かされる曲―ダンスミュージックをつくりたい"という気持ちがあり、テーマとして念頭に置いていた。一方、本作ではスタジオ・アルバム『YELLOW DANCER』を踏まえての曲作りも意識されており、アルバム収録曲「Week End」のような楽曲になってしまうとアルバムと直結し引っ張られるイメージとなるため、「アルバムと横並びのイメージの楽曲となること」も意識し制作が行われた[5][6]。楽曲制作を進める中で、制作初期段階での「恋」は自身が納得できるような出来に至っていなかったが、曲作りに悩む中でふとトイレに入った際、「(テンポを)速くしてみたらどうだろう」とひらめき、現在の形に至ったという[4][6]。楽曲タイトルである「恋」の由来について、星野はリアルサウンドとのインタビューの中で、日本語の「恋」という言葉は英語にするのが難しく、英語のloveでは「愛」になってしまうため、日本独特の言葉として「いちばん気持ちよくておもしろかった」との理由により曲名となった旨を明かしている[5]

    シングルとしては「SUN」より約1年4か月ぶりのリリースとなった「恋」は[7]、2016年9月12日深夜25時(JST)に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』にて初解禁された[8]マキシシングルとしては同年10月5日にリリースされ、初回限定盤には特典DVD『恋ビデオ。』が付属。アートディレクションデザイン吉田ユニが手がけている。CDシングル『恋』の表題曲「恋」は星野が出演するTBS系テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として使用された[9]。また、カップリングとして収められている「Drinking Dance」は自身も出演するハウス食品「ウコンの力」のコマーシャルソングとしても使用され、同カップリング曲の「Continues」もスカパー!リオパラリンピック放送テーマソングとして使用されている[10]。同年10月11日からは「恋」のデジタル・ダウンロード配信が開始され[11]CDレンタルも同年10月22日より開始された[12]

    音楽性と歌詞

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    Michael Jackson performing
    Prince playing guitar
    「恋」のコード進行の一部は、ジャクソン5(左)「ABC」やシュープリームス(右)「ヒート・ウェイヴ」からの影響が指摘されている。

    「恋」は、ソウルミュージックダンス・ミュージックファンク歌謡曲の要素を持つ、オリエンタルアップリフティングダンス・ポップソングである[13][14][15][16]。ヤマハミュージックメディアと『毎日新聞』によると「恋」は4分の4拍子のビートであり、BPMは158とされている[17][18]ロッキング・オン・ジャパンの小池宏和は、曲中で使用された楽器についてストリングスマリンバを挙げている[15]。また、イントロには二胡が使われている[19]。リアルサウンドの黒田隆憲によると、「恋」のキーはAとされ、曲のコード進行イントロの前段がDMaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9) ーDmaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9)。後段がDMaj7 / G7(9)ーF#m7 / A7(9)ーBm7 ・C#m7 / DMaj7ーBm7onE。サビはA / C#m7ーF#m7 / C#m7ーDMaj7 / C#m7ーBm7・C#m7 / E7sus4ーA / C#m7ーF#m7 / A7ーBm7ーBm7onEとなっている[20]。黒田は「恋」のコード進行の中でも、Bm7→C#m7 →DMaj7の箇所はジャクソン5ABC」やシュープリームスヒート・ウェイヴ」の持つソウルっぽさが見て取れると指摘している[20]。さらに『“ミソミソラ〜ソミド、レ、ミ”という、強烈な中毒性を放つ「ヨナ抜き音階」のメロディが、この曲の肝である。』と述べており、加えて『Aメロ、Bメロ、そしてサビと、メロの音数も変化し、それによって楽曲のスピード感をコントロールしているのも注目すべきポイントだ。』と語っている[20]

    「恋」の歌詞は、特定の条件・対象に限定されない、同性や異性、LGBTまた二次元に対する恋といった多様化した「恋愛のスタイル」について歌われた、星野曰く「すべての恋に当てはまるラブソング」である[21]。楽曲の「君の元へ帰るんだ」の段までの歌詞は、曲の制作中にふと訪れた古い団地の風景に心を奪われたことに着想を得ている。星野はこの時の状況について『王様のブランチ』でのインタビューにおいて次のように語っている。「ご飯の匂いがしたんですよ。どこかの家から香るメシの匂いがすごく好きで、でも何を作ってるのかわからない」さらに当時自身が多忙であったこともあり「心がグーッとなってたんですけど、開放されたようなホッとした気持ちがして」とも語り、その際の心境、その景色から感じたことが歌詞にされているのだという[22]。加えて、星野は歌詞で歌われている"恋"の対象について音楽ジャーナリスト高橋芳朗とのインタビューの中で以下のように語っている。

    (前略)恋愛のスタイルというものがどんどん多様化していますよね。異性でも同性でもその他にももっといろんなスタイルがあって。今まで当たり前だと思われていたものが古くなって、塗り変わっていく時代だと思うんです。あと、僕は物語や虚構の世界を愛している人たちが大好きだから、本来実在しないものに対して恋をしたり、それによってそのひとの人生が充実していたとしたら、それが一般的に呼ばれる恋や愛と一体なにが違うんだって思っていて。それも含めてフィットする歌をつくれないかって考えたときに、「夫婦を超えてゆけ」って言葉が思いついたんです

    —星野源(音楽ジャーナリスト・高橋芳朗とのあいだでのインタビュー[21]より)

    また星野は「夫婦を超えてゆけ」というフレーズを思いついた際に「あ、もう大丈夫だ」みたいな気持ちにもなれたという[5]。上記の発言を踏まえ、インタビュアーの高橋は「LGBT、性的マイノリティへの理解を求める動きが広がってきた最近の社会情勢を踏まえた(略)いまの時代に求められているラブソングとはどういうものなのか、そこに非常に意識的につくられている曲」であると指摘している。あわせて、歌詞中の「夫婦を超えてゆけ」という言葉についても、「いままで聞いたことのないような新鮮な言葉の組み合わせでナチュラルに曲に溶け込ませている」と指摘している[21]。音楽ジャーナリストの柴那典も歌詞「夫婦を超えてゆけ」について、「やっぱりこの曲のキャッチーさを象徴しているのは〈夫婦を超えていけ〉というパンチラインだと思うのだ。(略)いろんな恋の関係を肯定しているように受け取れる。使っている言葉自体はとても平易なのに、すごく奥の深い一節だ。」と指摘している[23]

    2023年2月に前川みく高森奈津美)によるカバーが行われた際、星野はニッポン放送星野源のオールナイトニッポン』にて再度「恋」の歌詞について言及している。「恋」というタイトルでありながら「生活の歌」であると語り、最後の「1人を超えてゆけ」というフレーズについて「それで『これはラブソングなんだけど、男女2人のラブソングじゃないんだ』っていうことがわかる曲なんです」と説明している[24]

    評論家による批評

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    リアルサウンドの森朋之は曲の音楽性と歌詞について肯定的評価を与え、「特筆すべきはその音楽的精度の高さだろう。ソウルミュージック、ファンクの日本人的解釈というコンセプトが完全に血肉化されたリズム・アンサンブル、ストリングス二胡が絡み合うオリエンタルなサウンドメイク、キャッチーな大衆性を帯びたメロディライン、人は孤独であるという大前提を踏まえながら“夫婦を超えてゆけ”“一人を超えてゆけ”という新たな結婚観・恋愛観を打ち出した歌詞。音楽マニアから一般的なJ−POPユーザーまで幅広いリスナーにアピールし、年齢と性別を超えたラブソングとして成立させる。星野源はこのシングルで、そんなハードルを見事にクリアしてみせた」と評した[13]ロッキング・オン・ジャパンのウェブサイトRO69の兵庫慎司はカップリング曲も含めて評し、「何よりもすばらしいのは、4曲とも、これまでで最も、今のリアルな生活に根ざした上でポジティブな歌になっていながら、そうなればなるほど切なさも怒濤のようにアップしている点」とコメントした[25]。RO69の小池宏和は、スタジオ・アルバム『YELLOW DANCER』や星野のコンサート・ツアー「YELLOW VOYAGE」を踏まえた「恋」の評価として「(略)たとえば最も新しく価値のあるラブソングを、あるいは、最も新しく価値のある愛の概念を捕まえようとしている」とコメントしている[15]。音楽評論家の石黒隆之はウェブサイト『女子SPA!』において、まず演奏者達が実力者揃いだと指摘。星野による歌詞やメロディはおっとりとした歌謡曲テイストだが、そこに洋楽から多くを学んだ名手たちの技が加わり、ハイブリッドなポップスになっており、「牧歌的なのにシャープ」だと批評している。さらに歌が終わった後に入るギターのフレーズは、物凄く細々と素早い動きを繰り返すだけで、その音並び自体にメッセージ性はないが、口ずさみたくなる音色がわけもなく楽しいとコメントしている。石黒は音楽好きからすればハイレベルな演奏が楽しめ、それ以外の人にはトリッキーな振り付けがきっかけとなる「恋」の構図はBABYMETALのそれと似ているとも指摘している[14]Billboard JAPANは、宇多田ヒカルの「花束を君に」と「恋」を比較し、「曲調も背景もまったく異なるが、この2曲はいずれも人々が人生の一場面で直面する事柄を題材にしている。シリアスで重いから取っ付き難い、のではない。シリアスで重いけれども、ポップなのだ」とコメントした。さらに星野、宇多田二者共にR&Bヒップ・ホップジャズ、ソウル、ワールド・ミュージックなどの音楽のバックグラウンドを持ちながらも「現在の洋楽に追いつけ追い越せ、という尺度では制作されていない」と述べている。さらに「時代時代で洋楽の影響を受けながら独自の発展を遂げてきた“歌謡曲”の感触に、とても近いものを感じる。洋楽的なエッセンスはトロトロになるまで煮詰められ、語感の抑揚や湿度が我々日本人の耳に親しみやすい形で練りこまれた、心地よく耳に滑り込む歌の快感がある。」と評している[16]

    チャート成績

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    Billboard Japan Hot 100総合シングルチャートでは、2016年9月26日付のチャートに13位で初登場した。翌週付、10月10日付では共に9位を記録。CDシングルセールスポイントが加わった10月17日付では総合2位までジャンプアップし、首位のHi-STANDARDAnother Starting Line」に次いだ[26]。ビルボード・ジャパンにCDセールスデータを提供しているサウンドスキャンジャパンの集計によると、シングルCD『恋』は発売1週目で82,394枚を売り上げている[27]。さらに10月24日付のチャートでは、Japan Hot 100を構成する7部門のうち、CDセールス8位、ダウンロード1位、ラジオ3位、ルックアップ4位、Twitterつぶやき数1位、ストリーミング1位、動画再生回数4位となり、同週CDシングルリリースポイントが加算された関ジャニ∞パノラマ」を2位に抑え、Japan Hot 100で総合1位を獲得している。この週のYouTubeGYAO!を合算した日本国内の週間動画再生回数は約188万回(実数1,880,226回)となり、ビルボードジャパンは前週に比べ2倍近い伸びであると指摘している[28]。翌週、10月31日付のチャートでも「恋」は1位を維持し、2週連続でBillboard Japan Hot 100チャート首位を獲得している。ビルボードジャパンは、この週の動画再生回数が前週と比較してさらに約2倍に増加し、約372万回(実数3,722,601回)をマークしたと報じている[29]。11月7日付のチャートでは、Hey!Say!JUMPFantastic Time」に続き総合2位となった。この週、「恋」はダウンロード1位、ストリーミング1位、動画再生回数2位(約558万再生:実数5,589,152回)、Twitter6位となり、ビルボードジャパンは特にインターネット、デジタル領域上での強さが目立ち、好調を維持しているとした[30]。11月14日付チャートでは、ピコ太郎PPAP ペンパイナッポーアッポーペン」に続いて総合2位を記録し、順位を維持した。週間動画再生回数は前週比約210万回増の約768万回(7,681,937回)となった[31]。この後も総合3位→2位と高順位を維持[26]。さらに12月5日付チャートでは、「恋」はJapan Hot 100を構成するダウンロード、ストリーミング、ルックアップ、Twitterの4部門でそれぞれ1位を達成し、5週間ぶりに総合1位に返り咲いている[32]。また、この週Japan Hot 100を構成する「動画再生数」部門でも2位を記録。週間動画再生回数は前週比約210万回増の約1,126万回(実数11,267,555回)となり動画再生回数週間1位のピコ太郎「PPAP」(約1,241万回)に肉薄となった[32]Japan Hot 100の2016年の年間チャートにおいて「恋」は、AKB48翼はいらない」、RADWIMPS前前前世」に続き、年間総合第3位を記録している[33]

    ブルーノ・マーズ(写真)も、『ZIP!』の番組内で星野源と行った対談の中で「恋」の長期に渡るBillboard Japan Hot 100の1位保持を祝福した[34]

    2017年度のJapan Hot 100集計第1週目となる2016年12月12日付のチャートでは、欅坂46二人セゾン」に続き総合2位を獲得している。この週、Japan Hot 100を構成するダウンロード、ストリーミング、Twitter、動画再生(約1,047万再生:実数10,477,032回)の合計4部門で「恋」は1位を記録。その他ラジオ4位、CDセールス16位、ルックアップ2位となった[35]。12月19日付のチャートでは2週間ぶりに1位に返り咲き、通算4度目となるJapan Hot 100チャート総合首位を獲得[36]。この週、Japan Hot 100を構成する各部門での順位は、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、動画再生(約1,142万回:実数11,422,650回)、Twitter(135,941ツイート)の5部門で1位、シングル・セールス13位、ルックアップ2位となった[37]。12月26日付でも「恋」は週間総合首位を記録し、Japan Hot 100チャート通算5週目の1位達成となった[38]。この週のJapan Hot 100構成チャートにおける各順位はラジオ、ダウンロード、ストリーミング、Twitter(103,129ツイート[39])、動画再生(約1,192万再生[39])で1位、CDシングル・セールス8位、ルックアップ2位となった[38]。この週星野は「恋」に加えて、「SUN」16位、「くせのうた」51位、「時よ」98位と合計4曲をJapan Hot 100チャートに送り込んでいる[38]。2017年1月2日付でも「恋」は総合首位を獲得し、通算6週目の週間1位を達成[39]。この週のJapan Hot 100構成チャートにおける各順位はダウンロード、ストリーミング、ルックアップ、Twitter(151,757ツイート)、動画再生(約1,701万回:実数17,018,090回)で1位、CDシングル・セールス9位、ラジオ2位となった[39]。「恋」はその後も、1月9日付[40]、1月16日付[41]、1月23日付[42]、1月30日付[43]、一週あけて2月13日付でJapan Hot 100チャート週間総合首位を獲得[44]。これにより、「恋」は2016年から2017年にかけ、7週連続、通算11週間にわたり1位を記録した楽曲となった[43][44]

    また、オリコンの集計ではCDシングル『恋』は、2016年10月17日付のオリコン週間CDシングルランキングにて発売初週に10.2万枚を売り上げ、最高位2位を記録した。オリコンは、星野にとって前作『SUN』とタイ記録の順位となる一方、オリコン集計の売上枚数としては『SUN』の累積売上8.9万枚を発売初週にして上回る数字で自己最高記録であると報じている[45]。2016年度オリコン年間CDシングルランキングでは『恋』は32位となった[46]。「恋」は日本レコード協会ゴールドディスク認定にて、CD盤でプラチナ、デジタル・ダウンロードでミリオンに認定されている[47][48]

    ミュージック・ビデオ

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    映像外部リンク
    星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube

    「恋」のミュージック・ビデオは、星野の過去作品「SUN」、「時よ」でもビデオ監督を務めた関和亮が監督しており[49]、星野源の公式YouTubeチャンネル上にて2016年9月20日に公開された[50]。ビデオは、巨大な回転盤の上で星野を中心に楽曲の演奏シーンとダンスシーンが描かれるという内容で、ダンスシーンではダンスカンパニーELEVENPLAYのメンバーがパフォーマンス。演奏シーンでは「恋」のレコーディングメンバーでもある河村"カースケ"智康ハマ・オカモトOKAMOTO'S)、長岡亮介ペトロールズ、元東京事変)が登場している[49]。通称「恋ダンス」と呼ばれる本楽曲の振り付けは、PerfumeBABYMETALのダンス振り付けやリオデジャネイロオリンピックの閉会式におけるフラッグ・ハンドオーバー・セレモニーでのダンス・パフォーマンスの演出などで知られる日本の振付師MIKIKOが担当している[51]

    ミュージック・ビデオの再生回数は、公開から約1か月となる2016年10月25日時点で1,000万回再生を突破[52]、公開2か月に満たない11月8日時点で2,000万回[50]、11月20日時点で3,000万回[53]、12月15日時点で5,000万回[54]、12月27日時点で7,500万回[55]、2017年2月10日時点で1億回を突破した[56]。オリコンによると、「恋」が1億再生を突破した時点で日本のミュージック・ビデオで1億再生を突破していた楽曲は、アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」、AKB48ヘビーローテーション」、きゃりーぱみゅぱみゅ「PON PON PON」、ピコ太郎「PPAP」、SEKAI NO OWARIRPG」などの数曲に留まっているという。オリコンは2016年9月のビデオ公開から約4か月という期間での1億再生達成について、"驚異的なスピードでの大台突破"と評している[56]。このミュージック・ビデオは、2017年のSPACE SHOWER MUSIC AWARDSで年間最優秀ミュージック・ビデオ賞「VIDEO OF THE YEAR」を受賞している[57]

    恋ダンス

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    テレビドラマ内でのカバー

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    「恋」のミュージック・ビデオにおけるダンスの振付である通称「恋ダンス」はTBS系テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディング映像のなかで、ドラマ出演者でもある星野並びに主演を務める新垣結衣、助演の石田ゆり子古田新太大谷亮平の5人によってカバーされた[58]。このカバーは、物語の舞台となる星野が演じる津崎平匡の家を舞台に、新垣、星野、石田、大谷、古田の5人ダンスを次々披露する構成となっている。特に可愛らしい動きの新垣に対し、星野はドラマで演じる役柄とはギャップのある切れのある動きを披露している[59]

    この通称「恋ダンス」は、約1分ほどの長さだが、企画立ち上げから完成までは約3か月かかった。曲は主題歌の「恋」が使用されているが、プロデューサーの峠田は曲作りに対して制約を付けたくなかったが、星野には「踊れるようにイメージしています」と伝えていた。星野自身もそういうものをやりたいと考えており、制作陣と星野の思いが一致し、企画は上手く運んだ[60]。「恋ダンス」は初回放送前よりドラマの公式InstagramYouTubeにてイントロ部分が公開され話題になっていたが、初回放送後にはさらに大きな反響を呼んだ。新垣の動きから、新垣が過去イメージキャラクターを務めたポッキーのコマーシャルを彷彿とさせるという意見が聞かれた[59]

    2016年10月13日には、エンディングで披露されている「恋ダンス」映像のフルバージョンがTBSのYouTube公式チャンネルにて期間限定で公開された。「恋ダンス」と第2話予告を合わせた動画は10月18日23:59(JST)の公開終了時に再生回数約609万回を記録。この再生回数は、TBS公式YouTubeチャンネル上で過去最高の再生回数となった。視聴者からの要望に応え、ドラマの第3話予告とともに“恋ダンス”がフルバージョンで再公開された[61]。その後TBSは、ドラマ出演者による"恋ダンス"動画と次週のドラマ予告編を併せる形で毎週YouTube上で動画を公開。TBSの発表によると、2016年11月29日時点でYouTubeにおける累計動画再生回数は5,000万回[62]、また産経ニュースによると2016年12月16日時点で累計動画再生回数は7,500万回に到達している[63]

    2016年11月27日には、これまでドラマエンディング内で"恋ダンス"を披露していなかったドラマ出演者の藤井隆真野恵里菜成田凌山賀琴子による別バージョンの新たなカバー動画がYouTubeTBS公式チャンネルにて公開されている[64]。この新たなカバーでは、かつて自身のギャグや楽曲「ナンダカンダ」などでダンスを見せていた藤井の切れのある動き、アイドルとして活動していた真野の安定的なダンスに注目が集まった[65][66]。このバージョンの"恋ダンス"動画についても公開1日で300万再生を突破した[66]

    評価

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    産経ニュースは"恋ダンス"におけるダンスそのものや振り付けについて「切れ味鋭いダンス」と指摘した[67]。音楽評論家の石黒隆之はウェブサイト女子SPA!において、"恋ダンス"は「よく練られた振り付け」と評価している。加えて、体全体を大きく躍動させるものではなく、手足のフォーメーションを細かく変化させていくお遊戯に近い、視聴者に何かを訴えかける舞踏ではなく北朝鮮律動体操のように内側へパーツを折りたたんでいく、ただの動きであると指摘している[14]エキサイトニュースのライターである小西りえこは、このブームをAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」(2013年)のそれを思い起こさせると指摘している[58]。加えて、産経ニュースも"恋ダンス"を『マルモのおきて』(2011年)のドラマエンディング内で芦田愛菜鈴木福によって踊られたダンスや、「恋するフォーチュンクッキー」における自治体や企業社員らによるダンス動画投稿の流れを汲んだものとして指摘している[68]

    JIJICOの楡田利克は、「こういったドラマやミュージックビデオのダンス振り付けがブームを起こすということが、日本において定着しつつある」とコメントした。さらに「恋ダンス」ブーム拡大の分析として、学校教育の中でダンスが必修科目となったこと、風俗営業法におけるダンス規制の緩和、比較的簡単でキャッチーな振り付けであること、動画の撮影やアップロードが簡単にできる世の中になったことなどを要因として上げた[69]同志社女子大学影山貴彦教授は、産経ニュースに寄せた寄稿の中でテレビドラマを含めて恋ダンスを評し、「ダンスは身近な存在になったが、星野さんの曲が秀逸だからうまくいった。それに、あくまでドラマの副産物。本編がすばらしいから、ダンス人気につながった」とコメントしている[67]

    世間の反応

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    「恋ダンス」にインターネットユーザーも反応した。YouTube、Twitter、InstagramといったSNS上を中心に"恋ダンス"を真似して踊る「踊ってみた」動画が話題となり、ブームを引き起こした[51][59][70]。モデルプレスは、2016年10月27日17時(JST)時点でInstagram上にて「#恋ダンス」と検索すると4,000件以上のユーザー投稿が見つかるブームになっていると報じている[59]。また、ワイズワークスプロジェクトが2016年11月14日から2016年12月13日の期間で行った調査によると、YouTube上で「恋ダンス」+「踊ってみた」のキーワードの組み合わせによる上位100位の動画合計視聴回数は約8,000万回(実数:80,058,285回)であることが報告されている[71]

    さらに、以下のように有名人、企業、団体、自治体なども"恋ダンス"動画の投稿あるいはダンスを披露している。

    レコード会社によるブームへの応答とその後

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    星野の所属するレコード会社ビクターエンタテインメントは、「踊ってみた」動画によるブームの拡大を受け、公式に条件付きでユーザーによる動画投稿、公開を認める声明を発表。具体的には、「CDや配信で購入した公式音源の使用」「ドラマエンディングと同様の90秒程度の『恋ダンス』動画であること」「ドラマ放送期間中のYouTube公開」「非営利目的であること」の4点の厳守を条件として許諾した[88]。この対応は好意的に受け止められ、ウェブメディアのKAI-YOUは「粋な発表」と評した[89]。またモデルプレスはネットユーザーによる「さすがの大人な対応」「すばらしい」「素敵な配慮です」「ここまで発展するとは!」といった称賛の声があることを紹介した[90]

    2017年8月末をもってビクターエンタテインメントは恋ダンス動画の削除手続きに入るため、恋ダンス動画の投稿者に自主的な動画の削除を要請している[91]

    受容

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    「例えば、親戚の人から「子どもが小学校でみんな『恋』を歌ってるよ、合唱曲になったよ」とか(言われたり)、あと、本当にテレビを見ていて、自分の曲が何回もかかったり、自分の顔が急に出てきたりとか…すごいなぁ〜と思って。(中略)ヒットというものに関しては、すごく実感しながら、より面白いものを届けられるといいね、という気持ちの中で物作りが出来て。音楽でも、自分の歌っていうものが、すごくいろいろな人が歌ってくれて、幸せというか…自分がやりたいこととか音楽を、自分なりに、すっごく高密度で詰め込めたような曲だったので。自分の手を離れていっているような感覚ではあるんですけど、すごく幸せで、どんどんいろいろな人に歌ってほしいし、踊ってほしいと思います。」
    ---エランドール賞授賞式にて、テレビドラマ『逃げ恥』並びに主題歌「恋」の社会現象とヒットについて語る星野源[92]

    「恋」は"恋ダンス"と共に日本国内において社会現象を引き起こした。TSUTAYAが2016年12月1日に発表した『TSUTAYA2016年間レンタルランキング』にて、シングル盤『恋』は年間レンタル回数シングル部門1位を記録した[93]レコチョクによる『レコチョク週間ランキング』でも、「恋」は記録を打ち立ている。2016年12月21日時点で松たか子レット・イット・ゴー」が持っていた9週連続1位の記録を2年7か月ぶりに更新し、10週連続1位を獲得[94]。さらに2017年1月4日時点で12週連続1位を獲得。この時青山テルマSoulJaによる「そばにいるね」が2008年4月に記録した11週連続1位を超え、レコチョクのシングル楽曲のダウンロードとしては史上最長週間連続1位記録を達成した[95]。さらに2017年1月13日時点で「恋」は、ダウンロードではiTunes、レコチョク共に13週連続1位と圧倒的な強さを見せており、この点について音楽市場分析家の臼井孝は、「昭和のレコード世代なら、ピンク・レディーウォンテッド(指名手配)」が12週連続1位、平成の8cmCD世代ならCHAGE&ASKASAY YES」が13週連続1位で、これらに匹敵する圧倒的な強さといえば、このヒットがモンスター級だと分かる」と評している[96]

    日本レコード協会が主催する第31回日本ゴールドディスク大賞において、「恋」は2016年1年間で最もダウンロードされた邦楽曲に贈られる「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」を受賞している[97]。「恋」は第89回選抜高等学校野球大会入場行進曲にも選出されている[98]。入場行進用の編曲は、2009年よりセンバツ行進曲の編曲を手がけている日本の作曲家酒井格が担当した。『毎日新聞』によると、この編曲において曲のテンポは、原曲のBPM158に対し、球児らが足を高く上げて行進するのに最適なBPM116に改められている[17]。さらに楽曲内で2回あるサビのうち、1回目のメロディー部分の楽器演奏はチューバなどの低音の楽器を、終盤の2回目のメロディーではトランペットなどの高音の楽器を総動員し、華やかに終わるよう編曲されているという[17]。また、同大会の開催期間中限定で、阪神電気鉄道本線甲子園駅列車接近メロディとしても使用されていた(編曲は向谷実が担当。)[99]。加えて、chayは自身が行っている弾き語りライブシリーズ『chay's room』の1月25日大阪公演の中で「恋」をカバーしている[100]。さらに、2020年には『コレナンデ商会』でも使用されている。

    ライブ・パフォーマンス

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    「恋」は、2016年10月9日に行われたライブイベント『ビクターロック祭り×MBS音祭 〜大阪・秋の陣〜』で初めてライブ・パフォーマンスされた。星野はイベント出演アーティストの中で大トリを務め9曲を披露。「恋」はアンコール時にパフォーマンスされている[101]音楽番組では2016年10月14日に放送された『ミュージックステーション』や、同年12月26日に放送された『ミュージックステーション スーパーライブ2016』、『第67回NHK紅白歌合戦』等でパフォーマンスされた[102][103][104]。また2017年1月に行われたワンマンライブ『星野源 新春Live 2days「YELLOW PACIFIC」』に於いても、「恋」はパフォーマンスされている[105]

    規格と収録曲

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    CDシングル[7]、デジタル・ダウンロード[11][106]
    全作詞・作曲: 星野源、全編曲: 星野源(編曲&ストリングスアレンジ)、岡村美央(ストリングスアレンジ)
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「恋」星野源星野源
    2.「Drinking Dance」星野源星野源
    3.「Continues」星野源星野源
    4.「雨音 (House ver.)」星野源星野源
    合計時間:
    特典DVD『恋ビデオ。』(約63分)
    #タイトル作詞作曲・編曲備考
    1.「特別番組「ニセ明、石垣島へ行く」」  出演/星野源 ナレーション/窪田等
    2.「「METROCK2016」映像」   

    参加ミュージシャン

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    チャート、ゴールドディスク認定

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    リリース日一覧

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    リリース日 規格
    日本 2016年9月13日 (2016-09-13)[8] ラジオ解禁
    2016年9月20日 (2016-09-20)[50] ミュージック・ビデオ
    2016年10月5日 (2016-10-05)[9] CDシングル
    2016年10月11日 (2016-10-11)[106] デジタル・ダウンロード
    2016年10月22日 (2016-10-22)[12] レンタル

    カバー

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    出典

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    関連項目

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    外部リンク

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