Nicheシンドローム
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『Nicheシンドローム』 | ||||
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ONE OK ROCK の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ロック エモ パンク・ロック ポップ・パンク | |||
時間 | ||||
レーベル | A-Sketch | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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ONE OK ROCK アルバム 年表 | ||||
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『Nicheシンドローム』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
完全感覚Dreamer - YouTube Liar - YouTube じぶんROCK - YouTube |
『Nicheシンドローム』(ニッチシンドローム)は、ONE OK ROCKの4枚目のオリジナルアルバム。
解説
[編集]- 前作『感情エフェクト』から、1年7か月ぶりとなるオリジナルアルバム[2]。
- Nicheとは隙間、窪みという意味。「隙間産業ばかりの音楽、つまり特定の客層だけを狙ったような楽曲ばかりに偏り過ぎて、本質が見失われがちだから、もっと良いものを作っていこう」という想いが込められている。
- 初回限定盤CDはシークレットトラック(お遊びトラック)の「男と女について」付き。付属DVDには、「完全感覚Dreamer」・「じぶんROCK」・「Liar」のPV[注 1]、「完全感覚Dreamer」のライブ映像等が収録されている。また、初回限定盤はCDのジャケットが通常盤とは異なる。
記録
[編集]- 彼らとしては初のオリコン週間アルバムチャートでのトップ10圏内へのランクインを果たした。
- 着うたの有料配信サイトレコチョク「着うた」「着うたフル」のロック部門で「完全感覚Dreamer」・「じぶんROCK」・「Liar」が2010年上半期(1月~6月)のダウンロードランキングの上位三曲を独占[3]。その後、「完全感覚Dreamer」は同サイトのロック部門における2010年度の年間ダウンロードランキングで1位を獲得した。
- 2015年10月26日付の週間チャート(オリコン)でチャートイン回数が200回を達成。また、2016年には年間アルバムチャートでも59位にランクインし、発売から実に6年越しでの年間チャートへのランクインを果たした[1]ほか、2017年10月30日付の週間チャートでは300回、2019年12月16日付の週間チャートでは400回のチャートインを達成している[4]。
収録曲
[編集]CD
[編集]※ シングル曲およびカップリング曲の解説は各ページを参照。
- Introduction [1:00]
- イントロダクション。 本作からアルバムの1曲目はインストとなっている。
- Never Let This Go [4:17]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、是永巧一
- 本作唯一の全英語詞であり、元メンバーであるAlexに送った曲であるとされている。
- 2012年のSUMMER SONIC以降ライブで演奏されていなかったが、2023年のMY FIRST STORYとの対バンであるVSにて11年ぶりに演奏された。
- 完全感覚Dreamer [4:09]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- 初のオリコントップ10入りを果たした4thシングル。
- 混雑コミュニケーション [3:17]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- Yes I am [3:33]
- 作詞・作曲:Toru/Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- 2010年の武道館公演以降、まったく演奏されていなかったが、2018年のwith Orchestra Japan Tourで約8年ぶりに演奏された。
- Shake it down [3:13]
- 作詞:Taka, 作曲:Toru/Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- じぶんROCK [3:43]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- TSUTAYA限定でレンタルされたアルバム先行シングル。PVがYouTubeにて公開されている。
- Liar [3:34]
- 作詞:Taka, 作曲:Toru/Taka, 編曲:ONE OK ROCK、是永巧一
- 本作のリードトラックで、こちらもPVがYouTubeにて公開されている。ライブでは半音下げで演奏されることが多い。
- Wherever you are [4:53]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、是永巧一
- 2016年にNTTドコモのCMソング「"家族"篇」に起用。ビルボードジャパンのチャートにランクイン、その後4ヶ月以上トップ20にランクインし続けるロングヒット作となっている[5]。発売から5年半後にヒットした珍しい例[6]。その後"家族"篇に「Cry Out」(アルバム『35xxxv』収録曲)、"感情のすべて/仲間"篇に「Always coming back」(2016年3月16日配信曲)と3作連続でONE OK ROCKがCMソングを担当している[7]。
- 台湾のテレビドラマ『植劇場』内『戀愛沙塵暴 Love Of Sandstorm』のエンディングテーマ。
- 「結婚式で最も利用された楽曲」ランキングでは、2017年度、2018年度の2年連続で1位を獲得した[8]。
- 2020年10月時点で、Billboard Japan Hot 100チャートに200週以上ランクインしている唯一の楽曲となっている[9]。
- Riot!!! [4:14]
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、是永巧一
- アダルトスーツ[4:10]
- 作詞:Taka, 作曲:Toru/Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- 未完成交響曲 [3:25]
- 作詞:Taka, 作曲:Toru/Taka, 編曲:ONE OK ROCK、akkin
- Nobody's Home [4:17](通常盤)/[9:16] (初回限定盤)
- 作詞・作曲:Taka, 編曲:ONE OK ROCK、平出悟
初回盤DVD
[編集]「完全感覚Dreamer」から「Liar」まではPV
- 完全感覚Dreamer
- じぶんROCK
- Liar
- じぶんROCK Ver.2 < MV Shooting Off Shot >
- 同曲のインスト・バージョンがBGMとして流れている。
- 完全感覚Dreamer -2009.11.26 LIVE at Zepp Tokyo-
注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “年間 CDアルバムランキング 2016年度”. Oricon. 2017年1月20日閲覧。
- ^ “ONE OK ROCK、ロックの日に新作「Nicheシンドローム」”. 音楽ナタリー. Natasha, Inc. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “ONE OK ROCK、レコチョクロック部門上半期1位獲得”. BARKS. (2010年7月6日) 2020年6月22日閲覧。
- ^ “Nicheシンドローム(初回限定盤)”. Oricon. 2015年10月22日閲覧。
- ^ “「BOYMEN NINJA」セールスで大差を守り、初登場で総合首位獲得”. Billboard Japan. (2016年1月13日) 2020年6月22日閲覧。
- ^ “本当の「ヒット曲」は、どこに隠れているのか”. 東洋経済ONLINE. (2016年2月23日) 2020年6月22日閲覧。
- ^ “ONE OK ROCK、新曲がドコモCM続編に起用”. Oricon News. (2016年3月4日) 2020年6月22日閲覧。
- ^ “ONE OK ROCK、「Wherever you are」が“結婚式で最も利用された楽曲”ランキングで2年連続1位に”. M-ON!MUSIC. (2019年6月14日) 2020年6月22日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 2020/10/05 付け”. Billboard JAPAN 2020年11月10日閲覧。