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完全試合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
準完全試合から転送)
2009年7月23日、シカゴ・ホワイトソックスタンパベイ・レイズ戦で、ホワイトソックスのマーク・バーリーメジャーリーグベースボール18人目の完全試合を達成した際、偉業を称えて喜ぶチームメイト達。後方のベンチではレイズの選手達が肩を落としている

完全試合(かんぜんじあい、かんぜんしあい)とは、野球ソフトボールの試合における記録のひとつで、相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利することである[† 1]パーフェクトゲーム: perfect game[† 2])やパーフェクト西: perfecto[2][3][† 3][† 4])とも呼ばれる。

野球(高校生以上)では少なくとも9イニング27人、ソフトボールでは少なくとも7イニング21人の打者を全て凡退させて、その時点で勝利する必要がある。安打はもちろんのこと、四死球失策なども許されない。延長戦[† 5]に突入した場合は、試合に勝つまで継続して走者を出さないことが達成条件となる。ただし延長タイブレークに突入した場合は、完全試合は認められなくなる[† 6]

9イニング制の場合、完全試合を達成するための最少投球数は27球で、これは全ての打者が初球を凡打した場合に達成される。

完全を継続したまま引き分けた場合や、コールドゲームによる勝利、没収試合の宣告による勝ち、または負けの場合は公式の記録とは認められず、参考記録として扱われる。四死球や失策などで出塁を許しながらも無安打無失点に抑えた場合はノーヒットノーラン、安打で出塁を許しても一人も生還させなかった場合は完封となる。

「完全試合」という用語は単に本項目で説明する野球の記録の名称であり、最高得点が決まっている記録での百点満点などという意味はない。本項目では、野球用語としての「完全試合」を述べる。野球以外は「他競技での用法」を参照のこと。

メジャーリーグベースボール

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メジャーリーグベースボール(MLB)は、完全試合を以下のように定義している。

An official perfect game occurs when a pitcher (or pitchers) retires each batter on the opposing team during the entire course of a game, which consists of at least nine innings. In a perfect game, no batter reaches any base during the course of the game.
(公式な完全試合は、9イニング以上の試合を通して一人(あるいは複数)の投手が、相手チームの打者を凡退させ続けることで認められる。完全試合においては、試合の開始から終了まで打者は一人も出塁できない。) — MLB Miscellany: Rules, regulations and statistics, MLB.com

この条件を満たした完全試合は19世紀に2度、20世紀に14度、21世紀に8度の計24度が記録されている。1876年に最初のメジャーリーグとしてナショナルリーグが創設されて以来147シーズンで24度ということは、単純計算では6年ほどに一度の割合ということになる。ただし1980年代に入ってからは、それ以前より達成頻度が上がっている[4]。1922年にチャーリー・ロバートソンが達成してから30年以上完全試合が出なかった時期がある一方で、2009年から2012年にかけての4年間で6度も達成されたこともある。特に2012年には1年で3度の完全試合があり、これは史上最多である。完全試合数が達成されやすくなってきている原因としては、三振数が増加傾向にあるため打球がインプレイになりにくくなり、守備のミスによる出塁の機会が減っていることや、1961年以降のエクスパンションによって球団数が16から30まで増えたことで試合数も増加する一方、優れた実力を持つ選手が1球団に集中しにくくなったことなどが挙げられる[5]

上記の定義のとおり継投による完全試合も認められるが、これまでMLBで達成されたものはいずれも一人の投手によるものであり、継投によるものはない。達成者の顔ぶれを見ても、アメリカ野球殿堂入りした投手もいれば、通算勝利数が50に満たないうえに負け越している投手もいて、彼らの実績は一定していない[4]。2010年にはニュージャージー工科大学准教授のBruce Bukietが数理モデルを用いた分析をしており、その結果によれば通算311勝で殿堂入りのトム・シーバーは完全試合達成の可能性が史上7番目に高かったというが、シーバーも彼より上の6投手も実際には達成できていない[5]。史上唯一となるポストシーズンでの完全試合を1956年のワールドシリーズ第5戦で成し遂げたドン・ラーセンも、殿堂入りはおろかオールスター選出経験すら一度もない投手である[6]。また、同じ投手が複数回達成したこともない。審判員ではテッド・バレット英語版が、完全試合での球審を2度(1999年のデビッド・コーンによるものと、2012年のマット・ケインによるもの)務めたことがある[7]捕手ではロン・ハシー英語版が、1981年にインディアンズでレン・バーカーの完全試合英語版[8]、1991年にエクスポズでデニス・マルティネスの完全試合英語版[9]の双方に先発捕手として立ち会っており、2度の完全試合達成に関わった唯一の捕手となっている。

2010年に完全試合を成し遂げたダラス・ブレイデンは、自分の前に達成したマーク・バーリーから「これがしきたりかどうかは分からないんだけど、ようこそ(完全試合)クラブへ」と祝福の電話をもらったという[10]

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場
1880年06月12日 アメリカ合衆国の旗 リー・リッチモンド ウースター・ルビーレッグス 1-0 クリーブランド・ブルース ウースター・アグリカルチュラル・フェアグラウンズ
1880年06月17日 アメリカ合衆国の旗 モンテ・ウォード プロビデンス・グレイズ 5-0 バッファロー・バイソンズ メッサー・ストリート・グラウンズ
1904年05月05日 アメリカ合衆国の旗 サイ・ヤング ボストン・アメリカンズ 3-0 フィラデルフィア・アスレチックス ハンティントン・アベニュー・グラウンズ
1908年10月02日 アメリカ合衆国の旗 アディ・ジョス クリーブランド・ナップス 1-0 シカゴ・ホワイトソックス リーグ・パーク
1922年04月30日 アメリカ合衆国の旗 チャーリー・ロバートソン シカゴ・ホワイトソックス 2-0 デトロイト・タイガース ネビン・フィールド
1956年10月08日 アメリカ合衆国の旗 ドン・ラーセン ニューヨーク・ヤンキース 2-0 ブルックリン・ドジャース ヤンキー・スタジアム
1964年06月21日 アメリカ合衆国の旗 ジム・バニング フィラデルフィア・フィリーズ 6-0 ニューヨーク・メッツ シェイ・スタジアム
1965年09月09日 アメリカ合衆国の旗 サンディー・コーファックス ロサンゼルス・ドジャース 1-0 シカゴ・カブス ドジャー・スタジアム
1968年05月08日 アメリカ合衆国の旗 キャットフィッシュ・ハンター オークランド・アスレチックス 4-0 ミネソタ・ツインズ オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
1981年05月15日 アメリカ合衆国の旗 レン・バーカー クリーブランド・インディアンス 3-0 トロント・ブルージェイズ クリーブランド・スタジアム
1984年09月30日 アメリカ合衆国の旗 マイク・ウィット カリフォルニア・エンゼルス 1-0 テキサス・レンジャーズ アーリントン・スタジアム
1988年09月16日 アメリカ合衆国の旗 トム・ブラウニング シンシナティ・レッズ 3-0 ロサンゼルス・ドジャース リバーフロント・スタジアム
1991年07月28日 ニカラグアの旗 デニス・マルティネス モントリオール・エクスポズ 3-0 ロサンゼルス・ドジャース ドジャー・スタジアム
1994年07月28日 アメリカ合衆国の旗 ケニー・ロジャース テキサス・レンジャーズ 4-0 カリフォルニア・エンゼルス ザ・ボールパーク・イン・アーリントン
1998年05月17日 アメリカ合衆国の旗 デビッド・ウェルズ ニューヨーク・ヤンキース 4-0 ミネソタ・ツインズ ヤンキー・スタジアム
1999年07月18日 アメリカ合衆国の旗 デビッド・コーン ニューヨーク・ヤンキース 6-0 モントリオール・エクスポズ ヤンキー・スタジアム
2004年05月18日 アメリカ合衆国の旗 ランディ・ジョンソン アリゾナ・ダイヤモンドバックス 2-0 アトランタ・ブレーブス ターナー・フィールド
2009年07月23日 アメリカ合衆国の旗 マーク・バーリー シカゴ・ホワイトソックス 5-0 タンパベイ・レイズ USセルラー・フィールド
2010年05月09日 アメリカ合衆国の旗 ダラス・ブレイデン オークランド・アスレチックス 4-0 タンパベイ・レイズ オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム
2010年05月29日 アメリカ合衆国の旗 ロイ・ハラデイ フィラデルフィア・フィリーズ 1-0 フロリダ・マーリンズ サンライフ・スタジアム
2012年04月21日 アメリカ合衆国の旗 フィリップ・ハンバー シカゴ・ホワイトソックス 4-0 シアトル・マリナーズ セーフコ・フィールド
2012年06月13日 アメリカ合衆国の旗 マット・ケイン サンフランシスコ・ジャイアンツ 10-0 ヒューストン・アストロズ AT&Tパーク
2012年08月15日 ベネズエラの旗 フェリックス・ヘルナンデス シアトル・マリナーズ 1-0 タンパベイ・レイズ セーフコ・フィールド
2023年06月28日 ドミニカ共和国の旗 ドミンゴ・ヘルマン ニューヨーク・ヤンキース 11-0 オークランド・アスレチックス オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム

参考

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さまざまな理由で完全試合を逃した例がある。

一度は完全試合として認定されながら後に取り消された例
アーニー・ショア英語版(右)とベーブ・ルース

以前は完全試合として認められていながら、条件を満たしていなかったとして後に認定取り消しになった事例が2つある。

9回終了まで完全に抑えながら延長で完全試合を逃した例
達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
1959年05月26日 アメリカ合衆国の旗 ハービー・ハディックス英語版 ピッツバーグ・パイレーツ 0-1 ミルウォーキー・ブレーブス ミルウォーキー・カウンティ・スタジアム 詳細は上記
1995年06月03日 ドミニカ共和国の旗 ペドロ・マルティネス モントリオール・エクスポズ 1-0 サンディエゴ・パドレス ジャック・マーフィー・スタジアム 10回無死からビップ・ロバーツ英語版に初安打
9回2死まで完全に抑えながら完全試合を逃した例
達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
1908年07月04日 アメリカ合衆国の旗 フックス・ワイルズ英語版 ニューヨーク・ジャイアンツ 1-0 フィラデルフィア・フィリーズ ポロ・グラウンズ ジョージ・マッキラン英語版に初死球
ノーヒットノーランは達成(延長10回)
1932年08月05日 アメリカ合衆国の旗 トミー・ブリッジス英語版 デトロイト・タイガース 13-0 ワシントン・セネターズ ネビン・フィールド デーブ・ハリス英語版に初安打
1958年06月27日 アメリカ合衆国の旗 ビリー・ピアース シカゴ・ホワイトソックス 3-0 ワシントン・セネターズ コミスキー・パーク エド・フィッツ・ジェラルド英語版に初安打
1972年09月02日 アメリカ合衆国の旗 ミルト・パパス英語版 シカゴ・カブス 8-0 サンディエゴ・パドレス リグレー・フィールド ラリー・スタール英語版に初四球
ノーヒットノーランは達成
1983年04月15日 アメリカ合衆国の旗 ミルト・ウィルコックス英語版 デトロイト・タイガース 6-0 シカゴ・ホワイトソックス コミスキー・パーク ジェリー・ヘアストン・シニア英語版に初安打
1988年05月02日 アメリカ合衆国の旗 ロン・ロビンソン英語版 シンシナティ・レッズ 3-2 モントリオール・エクスポズ リバーフロント・スタジアム ウォレス・ジョンソン英語版に初安打
後続にも打たれ降板
1989年08月04日 アメリカ合衆国の旗 デーブ・スティーブ トロント・ブルージェイズ 2-1 ニューヨーク・ヤンキース スカイドーム ロベルト・ケリー英語版に初安打
後続にも打たれ完封も逃す
1990年04月20日 アメリカ合衆国の旗 ブライアン・ホルマン英語版 シアトル・マリナーズ 6-1 オークランド・アスレチックス オークランド・アラメダ・
カウンティ・コロシアム
ケン・フェルプス英語版に初本塁打
完封も逃す
2001年09月02日 アメリカ合衆国の旗 マイク・ムッシーナ ニューヨーク・ヤンキース 1-0 ボストン・レッドソックス フェンウェイ・パーク カール・エバレットに初安打
2010年06月02日 ベネズエラの旗 アーマンド・ガララーガ デトロイト・タイガース 3-0 クリーブランド・インディアンス コメリカ・パーク ジェイソン・ドナルドに初安打
(安打の判定を下した一塁塁審が試合終了直後に誤審を認め謝罪)
2013年04月02日 日本の旗 ダルビッシュ有 テキサス・レンジャーズ 7-0 ヒューストン・アストロズ ミニッツメイド・パーク マーウィン・ゴンザレスに初安打
直後に降板
2013年09月06日 ベネズエラの旗 ヤスメイロ・ペティット サンフランシスコ・ジャイアンツ 3-0 アリゾナ・ダイヤモンドバックス AT&Tパーク エリック・チャベスに初安打
2015年06月20日 アメリカ合衆国の旗 マックス・シャーザー ワシントン・ナショナルズ 6-0 ピッツバーグ・パイレーツ ナショナルズ・パーク ホセ・タバタに初死球
ノーヒットノーランは達成
無安打無四死球無失策を達成しながら振り逃げで完全試合を逃した例
達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
2021年05月5日 アメリカ合衆国の旗 ジョン・ミーンズ ボルチモア・オリオールズ 6-0 シアトル・マリナーズ T-モバイル・パーク 3回1死にサム・ハガーティー振り逃げで出塁
ハガーティーの二盗失敗により「打者27人でのノーヒットノーラン」達成
短縮試合[† 7]により参考記録とされている例
達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 中断回 備考
1907年08月11日 アメリカ合衆国の旗 エド・カルガー英語版 セントルイス・カージナルス 4-0 ボストン・ドーブス英語版 7 ダブルヘッダー第2戦が7回で終了した事による。
当時、試合会場のロビソン・フィールドに照明施設が無かったため、
第2戦は7回で終了する事が事前に両チームにより申し合わせられていた。
なお、カルガーはダブルヘッダー第1戦にも先発し、12-0で完投勝利[13]
1907年10月05日 アメリカ合衆国の旗 ルーベ・ビッカース英語版 フィラデルフィア・アスレチックス 4-0 ワシントン・セネタース英語版 5 ダブルヘッダー第2戦が日没により終了した事による。
なお、ビッカースはダブルヘッダー第1戦にも4番手で継投、
延長15回のうち12回を投げ切って4-2で勝ち投手となる[14]
1967年08月06日 アメリカ合衆国の旗 ディーン・チャンス ミネソタ・ツインズ 2-0 ボストン・レッドソックス 5 レインアウトによる試合終了。
この年のチャンスは8月25日のインディアンス戦でもノーヒッターを記録、
レッドソックス監督のディック・ウィリアムズをして、「雨天終了でなければ、
チャンスは完全試合を達成していただろう」と言わしめた[15]
1984年04月21日 アメリカ合衆国の旗 デビッド・パーマー英語版 モントリオール・エクスポズ 4-0 セントルイス・カージナルス 5 ダブルヘッダー第2戦のレインアウトによる試合終了。
パーマーは肘の故障により82年以降勝ち星から遠ざかっており、
これが2年ぶりの勝利であった[16]

学生野球での事例

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アメリカの学生野球では次のような記録が残されている。

日本野球

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プロ野球

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日本プロ野球 (NPB) では、これまで16度記録されている[25]。参考記録としてコールドゲームによるものが1度記録されている[26]。 上述のMLBにおける定義と異なりNPBでは継投での完全試合達成は記録されない(参考記録かつチームの記録となる)。

なお、2022年時点で延長で完全試合を達成したものは一人もいない[27]

チーム名・球場名は達成当時のもの。

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
1950年06月28日 藤本英雄 巨人 4-0 西日本 青森市営野球場 NPB史上最年長記録(32歳1ヶ月)

投球数は96球。マダックス(100球未満完封)。

1955年06月19日 武智文雄 近鉄 1-0 大映 大阪球場 同年8月30日の大映戦でも9回1死までパーフェクトに抑えている。
1956年09月19日 宮地惟友 国鉄 6-0 広島 石川県営兼六園野球場 最小投球数(79球)
1957年08月21日 金田正一 国鉄 1-0 中日 中日球場 抗議と観客乱入で9回1死から43分間中断、 NPBでの達成者では唯一の左腕投手
1958年07月19日 西村貞朗 西鉄 1-0 東映 駒澤野球場
1960年08月11日 島田源太郎 大洋 1-0 大阪 川崎球場 セ・リーグ史上最年少記録(20歳11ヶ月)
1961年06月20日 森滝義巳 国鉄 1-0 中日 後楽園球場
1966年05月01日 佐々木吉郎 大洋 1-0 広島 広島市民球場 元々はアテ馬で1回終了時点で交代の予定だった
1966年05月12日 田中勉 西鉄 2-0 南海 大阪球場 1シーズン2人目の達成を果たした唯一の例
1968年09月14日 外木場義郎 広島 2-0 大洋 広島市民球場 セ・リーグタイ記録となる1試合16奪三振も記録
1970年10月06日 佐々木宏一郎 近鉄 3-0 南海 大阪球場 大阪球場でのプロ野球の完全試合は3度目(最多)
1971年08月21日 高橋善正 東映 4-0 西鉄 後楽園球場
1973年10月10日 八木沢荘六 ロッテ 1-0 太平洋 宮城球場
  • カウントが「3ボール」までいかなかった唯一のケース
  • プロ初完封が完全試合(史上初)
1978年08月31日 今井雄太郎 阪急[28] 5-0 ロッテ 宮城球場
1994年05月18日 槙原寛己 巨人[28] 6-0 広島 福岡ドーム
2022年04月10日 佐々木朗希 ロッテ[25] 6-0 オリックス ZOZOマリンスタジアム
備考

ファウルフライ落球による失策を含む試合を完全試合とするかどうかについて、日本において完全試合はチームの記録ではなく「投手の記録」であると考えている面もあり、日本プロ野球のルール上では曖昧になっているが、1981年のセ・パ記録部申し合わせ事項でファウルフライの失策があっても完全試合は成立することが確認されている。メジャーリーグでは「チームの記録」との側面もあり、失策が記録されれば完全試合とは見なされなかったが、1991年以降は定義が緩和されて完全試合として認められている。

独立リーグ

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独立リーグでは、リーグ準加盟球団を対戦相手とした公式戦での達成が1例ある[29][30][31]

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
2024年06月9日 松江優作 火の国 11-0 佐賀 ひぜしんスタジアム 九州アジアリーグ公式戦
佐賀はリーグ準加盟球団

これとは別にリーグ側で公式戦の一環として実施されるNPB3軍との交流戦で、NPB選手による達成の例がある[32]

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
2019年04月16日 渡辺健史 ソフトバンク 3-0 高知 高知市野球場 NPBと四国アイランドリーグplusの交流戦で記録

このほか、参考記録として以下がある[33]

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場 備考
2021年08月11日 山本雅士 神奈川 5-0 新潟 星槎中井スタジアム ベースボール・チャレンジ・リーグ公式戦
7イニング制ダブルヘッダー第一試合

社会人野球

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社会人野球の全国大会では都市対抗野球大会で2度、社会人野球日本選手権大会で1度記録されている[34][35]

都市対抗野球

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開催年 投手 所属 スコア 対戦相手 試合 球場
1957年 第28回 村上峻介 二瀬町日鉄二瀬[34] 1-0 高砂市鐘化カネカロン 1回戦 後楽園球場
2011年 第82回 森内壽春 仙台市JR東日本東北 4-0 横浜市三菱重工横浜 1回戦 京セラドーム大阪[34]

日本選手権

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開催年 投手 所属 スコア 対戦相手 試合 球場
2017年 第43回 西村祐太 JR東日本東北 2-0 新日鉄住金広畑 1回戦 京セラドーム大阪[35]

大学野球

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全日本大学野球選手権

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全日本大学野球選手権大会では、これまで4度記録されている[36]

開催年 投手 所属大学(所属連盟) スコア 対戦校(所属連盟) 試合
1965年 第14回 芝池博明 専修大学東都 6-0 東海大学首都 準決勝[37]
1969年 第18回 久保田美郎 関西大学関西 5-0 千葉商科大学千葉 1回戦
1976年 第25回 森繁和 駒澤大学(東都) 2-0 近大工学部広島六 1回戦[37]
2004年 第53回 一場靖弘 明治大学東京六 2-0 広島経済大学(広島六) 2回戦[36]

東京六大学野球

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東京六大学野球では、これまで3度記録されている[38]

開催年 開催 投手 所属大学 スコア 対戦校
1964年 春季リーグ 渡辺泰輔 慶應義塾大学[39] 1-0 立教大学
2000年 秋季リーグ 上重聡 立教大学 7-0 東京大学[39]
2013年 春季リーグ 高梨雄平 早稲田大学 3-0 東京大学[38]

東都大学野球

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東都大学野球では、1部リーグ・2部リーグ・3部リーグでそれぞれ2回ずつ記録されている[37]

1部リーグ戦
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開催年 開催 投手 所属大学 対戦校
1953年 秋季リーグ 河内忠吾 日本大学 駒澤大学[37]
1955年 春季リーグ 島津四郎 日本大学 駒澤大学[37]
2部リーグ戦
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開催年 開催 投手 所属大学 対戦校
1965年 秋季リーグ 渡辺一雄 東京農業大学 不明[37]
2002年 秋季リーグ 梅津智弘 國學院大學 拓殖大学[37]
3部リーグ戦
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開催年 開催 投手 所属大学 対戦校
1955年 秋季リーグ 林茂 青山学院大学 不明[37]
1961年 春季リーグ 大石泰章 亜細亜大学 不明[37]

首都大学野球

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首都大学野球リーグ戦では、これまで2度記録されている。

開催年 開催 投手 所属大学 スコア 対戦校
1969年 春季リーグ 上田二郎[40][41] 東海大学 不明 成城大学
2015年 春季リーグ 丸山泰資[40][41] 東海大学 5-0 日本体育大学

関甲新学生野球連盟

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関甲新学生野球連盟のリーグ戦では、これまで1度だけ記録されている[42]

開催年 開催 投手 所属大学 スコア 対戦校
2021年 秋季リーグ 桐敷拓馬[42] 新潟医療福祉大学 6-0 平成国際大学

関西学生野球連盟

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関西学生野球連盟のリーグ戦では、2度記録されている[43]

開催年 開催 投手 所属大学 対戦校
2004年 春季リーグ 染田賢作 同志社大学 京都大学[43]
2017年 秋季リーグ 山本隆広 関西大学 近畿大学

北東北大学野球連盟

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北東北大学野球連盟のリーグ戦では、2度記録されている[44]

開催年 開催 投手 所属大学 スコア 対戦校
2017年 秋季リーグ 鈴木翔天 富士大学 4-0 八戸工業大学[45]
2021年 春季リーグ 金村尚真 富士大学 2-0 ノースアジア大学[44]

高校野球

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甲子園球場で行われる高校野球(硬式)の全国大会では選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)で2度記録されているが、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)ではいまだ達成者がいない[46]明治神宮野球大会(秋季高校野球)でも本大会では達成者がおらず、ノーヒットノーランが一度記録されたのみとなっている[47]

なお、春・夏・秋のいずれも地方大会では完全試合が複数回記録されているが、特筆に値する事績としては江川卓作新学院)による1971年・1972年夏の栃木県予選での2年連続2回の達成、岡崎淳二川越商高)による1989年・1990年夏の埼玉県予選での2年連続2回の達成、参考記録では1993年夏の北北海道大会釧根地区予選根室高の橘啓介が記録した5回コールド・15連続奪三振による達成[48]などが挙げられる[49]

このほか、軟式の全国大会でも2度記録されている[50]

選抜高等学校野球大会

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開催年 投手 所属校 スコア 対戦校 試合
1978年 第50回 松本稔 前橋群馬 1-0 比叡山滋賀 1回戦
1994年 第66回 中野真博 金沢石川 3-0 江の川島根 1回戦

全国高等学校軟式野球選手権大会

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開催年 投手 所属校 スコア 対戦校 試合 球場
2009年 第54回 小林雄太 名城大付愛知 7-0 初芝富田林大阪 1回戦 高砂市野球場[51]
2011年 第56回 下田巧 中京岐阜 4-0 河浦熊本[50] 2回戦 高砂市野球場

リトルリーグ

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6回制で行われるリトルリーグでは、ザバスカップ第46回全日本リトルリーグ野球選手権大会で1度記録されているのが確認できる[52][53]。ただし、これ以外にも達成者がいる可能性はある。

年月日 投手 所属 スコア 対戦相手 試合 球場 備考
2012年06月30日 第46回 伊藤英二 仙台東リーグ
(東北連盟1)
1-0 広島佐伯リーグ
(中国連盟)
1回戦 江戸川区臨海第2球技場 18アウトすべてを三振で達成

韓国野球

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韓国野球委員会では、現在のところ達成事例が一度もない。

参考記録
2022年4月2日の対NCダイノス1回戦(昌原NCパーク)において、SSGランダースの先発ウィルマー・フォントは9回を投げて打者27人に対し完全投球を達成したが、ランダース打線も得点できず0-0のまま延長戦に突入し、フォントも9回無失点で降板したため完全試合とはならなかった。試合は延長10回表にランダースが4点を勝ち越し、10回裏は2番手の金擇亨朝鮮語版が1四球を出したのみの無失点で抑えたため、非公式ながら継投によるノーヒットノーランが記録された[54]

台湾野球

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中華職業棒球大聯盟では、ライアン・ベルドゥーゴが唯一の完全試合を達成している。

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場
2018年10月7日 ライアン・ベルドゥーゴ[55] 統一ライオンズ 1-0 中信ブラザーズ 台南市立野球場

キューバの野球

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国内リーグ"セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル"では、マエルス・ロドリゲスが唯一の完全試合を達成している。

達成日 投手 所属 スコア 対戦相手 球場
1999年12月22日 マエルス・ロドリゲス[56] ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス 1-0 レニャドレス・デ・ラス・トゥーナス エスタディオ・ホセ・アントニオ・ウエルガ

国際試合

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準完全試合

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準完全試合」は以下の2通りがある。メディアでは本来前者を指すことが多かったが、最近(2020年前後)は後者も含む[要出典]ことが多い。ただしいずれもNPB非公認の記録であることには注意。

  • 安打・四死球・失策で走者を1人出したのみ、かつ完封試合[60]
    このパターンは2022年8月末現在、日本プロ野球の公式戦では完投によるものが47人によって52回[61]、継投によるものが3回記録されている。そのうち、ノーヒットノーランは16回(うち無四球で1失策の試合が2回)である。
  • 四死球・失策で出した走者を刺すか併殺打に打ち取ったことで、打者27人残塁0でノーヒットノーラン。このパターンは4例が記録されている。

日本プロ野球

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パターン1(2012年以降)
年月日 投手 所属 相手 球場 許した走者 備考
2012年5月30日 杉内俊哉 巨人 楽天 東京ドーム 9回中島俊哉に四球 9回2死まで完全投球
2012年10月8日 西勇輝 オリックス ソフトバンク ヤフードーム 5回松中信彦に四球 小久保裕紀の引退試合
2014年5月2日 岸孝之 西武 ロッテ 千葉マリンスタジアム 1回井口資仁に四球
2014年8月15日 則本昂大 楽天 ロッテ コボスタ宮城 7回加藤翔平に安打
2015年3月28日 クリス・ジョンソン 広島 ヤクルト MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 7回山田哲人に安打 来日初の公式戦登板での記録
2018年7月27日 山口俊 巨人 中日 東京ドーム 7回大島洋平に四球
2018年10月14日 菅野智之 巨人 ヤクルト 明治神宮野球場 7回山田哲人に四球 クライマックスシリーズでの記録
2022年5月6日 大野雄大 中日 阪神 バンテリンドーム ナゴヤ 10回佐藤輝明に二塁打 10回2死まで完全投球
2022年6月7日 今永昇太 DeNA 日本ハム 札幌ドーム 2回清宮幸太郎に四球
2022年6月8日 與座海人
平良海馬
増田達至
西武 巨人 ベルーナドーム 7回吉川尚輝に安打 継投による記録
打者27人で終了
2022年6月18日 山本由伸 オリックス 西武 べルーナドーム 5回外崎修汰に四球
パターン2(全て記載)
括弧内の数字はダブルヘッダーの何試合目かを指す。
年月日 投手 所属 スコア 相手 球場 許した走者 走塁死させた原因 備考
1971年08月19日(2) 藤本和宏 広島 6-0 中日 広島市民球場 1回島谷金二に四球
9回江島巧に四球
1回木俣達彦を併殺打
9回新宅洋志を三邪飛、飛び出した江島が帰塁できずアウト
1973年06月16日(2) 高橋直樹 日拓 1-0 近鉄 後楽園球場 伊勢孝夫に四球 伊勢が盗塁死
1990年04月25日 柴田保光 日本ハム 3-0 近鉄 東京ドーム ジム・トレーバーに四球 金村義明を併殺打
2022年05月11日 東浜巨 ソフトバンク 2-0 西武 福岡PayPayドーム 2回中村剛也に四球
5回山川穂高に四球
2回栗山巧を併殺打
5回中村剛也を併殺打

選抜高校野球

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年月日 投手 所属 相手 試合 許した走者
1991年3月28日 和田友貴彦 大阪桐蔭 仙台育英 1回戦 4回に四球
1992年4月2日 吉田道 東海大相模 南部 2回戦 5回に安打

全国高等学校野球選手権

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年月日 投手 所属 相手 試合 許した走者
1981年8月9日 田子譲治 鳥取西 東奥義塾 1回戦 1回に安打
1982年8月8日 新谷博 佐賀商 木造 1回戦 9回2死に死球

社会人野球日本選手権大会

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年月日 大会 投手 チーム 相手 許した走者
2016年11月6日 第42回 猿渡真之 大阪ガス 鷺宮製作所 1回に四球

他競技での用法

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本来は野球用語であるが、「完全なる勝利」という意味合いで他のスポーツでも使用されることがある。最高得点が決まっている競技では百点満点のようにその得点を得た試合のことを示す。

最高得点が決まっている競技

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ボクシング

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プロボクシングにおいても、3人のジャッジがいずれもフルマーク(全ラウンド10点。12回戦なら120点)の判定勝利だった場合に、完全試合と表現することもある[62]

ボウリング

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ボウリングにおける完全試合(パーフェクトゲーム)とは、12回の投球全てがストライクで、300点を記録した試合のことである。

最高得点では無い別の定義

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サッカー

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サッカーにおいて相手にシュートを1本も撃たせず勝利した試合を完全試合と呼ぶ場合もある。Jリーグ公式戦においては2022年4月までに5例存在する[63]

高校サッカーにおいては、青森山田が、2021年8月21日に日東シンコースタジアム丸岡サッカー場で行われた全国高校総体準決勝で静岡学園を、2022年1月11日に国立競技場で行われた全国高校選手権決勝で大津を、いずれも4-0で降す完全試合を達成している[68]

FIFAワールドカップにおいては、スペインが、2022年11月23日にアル・トゥマーマ・スタジアムで行われたカタールW杯1次リーグE組でコスタリカを7-0で降す完全試合を達成している。[69]

卓球

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卓球の団体戦において、全マッチをストレートで勝利することを完全試合と呼ぶ[70]。日本のTリーグにおいてはこれまでに男女それぞれ1度達成している。

脚注

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注釈

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  1. ^ 日本プロ野球で1950年に初めて達成された際に、同年6月29日付の読売新聞は、用語の説明とともに「投手としては最大の快記録である」と報じた。[1]
  2. ^ アメリカ英語発音:[ˈpɜːrfɪkt ɡeɪm] パーフェクト・イム
  3. ^ スペイン語発音: [peɾfekto] ペルフェクト
  4. ^ アメリカ英語発音:[pərˈfɛktoʊ] パーフェクトウ
  5. ^ この状況は、投げ合いに発展しての両者無得点状態しかあり得ない
  6. ^ ノーヒットノーランは認められる。
  7. ^ レインアウト英語版や日没などが原因の途中終了。日本ではコールドゲームの範疇に含まれるが、米国では天候によるコールドゲームと、点差によるコールドゲーム(マーシー・ルール)は区別されている。
  8. ^ 初完封での達成は史上2人目

出典

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  1. ^ 巨人軍5000勝の記憶読売新聞社ベースボールマガジン社、2007年。ISBN 9784583100296。p.22~
  2. ^ "Perfecto," Dictionary.com. 2012年8月14日閲覧。
  3. ^ Alden Gonzalez / MLB.com, "Phils' Halladay throws MLB's 20th perfecto / Doc strikes out 11 Marlins batters during first career no-hitter," phillies.com, May 30, 2010. 2012年8月14日閲覧。
  4. ^ a b 芝山幹郎D・ブレイデンと完全試合後の人生。~20世紀以降MLB17人目の偉業~」 『Number Web』、2010年5月25日。2012年7月14日閲覧。
  5. ^ a b Sam Miller, "The enemy of good," ESPN.com, January 24, 2013. 2013年9月8日閲覧。
  6. ^ Jorge L. Ortiz, USA TODAY, "Philip Humber's perfecto a randomness example," USATODAY.com, April 22, 2012. 2013年9月8日閲覧。
  7. ^ Associated Press, "For Ted Barrett, first Cone, now Cain," ESPN.com, June 14, 2012. 2013年9月8日閲覧。
  8. ^ Len Barker Perfect Game Box Score”. Baseball-Almanac. April 27, 2012閲覧。
  9. ^ Dennis Martinez Perfect Game Box Score”. Baseball-Almanac. April 28, 2012閲覧。
  10. ^ ナガオ勝司 「ダラス・ブレイデン[アスレチックス]/祖母に捧げた最高の投球」 『週刊ベースボール別冊紅葉号 メジャー・リーグ2010記録集計号』、ベースボール・マガジン社、2010年、雑誌20448-11/25、70-71頁。
  11. ^ MLB.com, "Red Sox add to storied no-hitter history / Lester's gem is fourth this decade, 18th overall for franchise," MLB.com, May 19, 2008. 2012年7月14日閲覧。
  12. ^ Doug Miller / MLB.com, "50 years since Haddix's masterpiece / Pirates starter pitched 12 perfect innings and lost the game," MLB.com, May 26, 2009. 2012年7月14日閲覧。
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  14. ^ The Shortened No-Hitters - アメリカ野球学会
  15. ^ August 6, 1967: Dean Chance is perfect for five innings - アメリカ野球学会
  16. ^ David Palmer’s Five-Inning Perfect Game - Misc. Baseball
  17. ^ PRNewswire (June 5, 2006). “(PRN) Clayton Kershaw Named Gatorade National Baseball Player of the Year”. Houston Chronicle Online. August 22, 2013閲覧。
  18. ^ High school pitcher strikes out every single batter in perfect game - FOXスポーツ
  19. ^ 驚異の高校生投手!全打者から三振を奪い完全試合達成「スカッとした」 - スポーツニッポン、2016年5月15日。
  20. ^ Pitcher in Tenn. throws back-to-back perfect games - USAトゥデイ、2017年4月13日
  21. ^ a b Angel Macias - BR Bullpen - Baseball-Reference.com英語版
  22. ^ a b c 1957 Little League Baseball® World Series Champion, Angel Macias, to be Enshrined into the Little League® Hall of Excellence - Little League.org
  23. ^ a b The Little League World Series’ Only Perfect Game - スミソニアン (雑誌)
  24. ^ Ángel Macías, una leyenda del beisbol - Mexican League News
  25. ^ a b ロッテ佐々木朗希が最年少での完全試合達成 史上16人目 13者連続Kはプロ新、19Kもタイ記録”. スポーツニッポン新聞社 (2022年4月10日). 2022年4月10日閲覧。
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  27. ^ 大野雄大の“完全未遂” 過去には西武・西口の例が 延長での完全試合達成者は0人”. デイリースポーツ online (2022年5月6日). 2022年5月6日閲覧。
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関連項目

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外部リンク

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