コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松金よね子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まつかね よねこ
松金 よね子
本名 芦田 米子(あしだ よねこ)
生年月日 (1949-10-22) 1949年10月22日(75歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
身長 154cm
血液型 B型
職業 女優声優
ジャンル テレビドラマ映画舞台アニメ吹き替え
活動期間 1969年 -
事務所 ノックアウト
公式サイト ノックアウト|松金よね子
主な作品
テレビドラマ
七人の女弁護士
総理と呼ばないで
新選組!
仮面ライダー剣
吹き替え
ロッキーシリーズ
バラエティー番組など
笑っていいとも!
テンプレートを表示

松金 よね子(まつかね よねこ、本名:芦田 米子〈あしだ よねこ〉、1949年昭和24年〉10月22日 - )は、日本女優声優身長154cm。体重43kg。

東京都出身。戸板女子高等学校卒業。テアトル・エコー劇団東京乾電池を経て、ノックアウト所属。

来歴

[編集]

高校卒業後、1969年にテアトル・エコーへ研究生として入団し、舞台『表裏源内蛙合戦』(井上ひさし作)の初演に出演しデビューする。以降、同劇団の次代を担うコメディエンヌとして活動し、1981年には第16回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞した。

1970年代後半からドラマに出演する傍ら、声優としてアニメや洋画の吹き替えも行っていたが、1980年代に『笑っていいとも!』や『11PM』などバラエティー番組にも進出。特に『笑っていいとも!』では当時レギュラーだった渡辺めぐみKINYAと「よめきんトリオ」というグループを結成し(当時の人気アイドル・たのきんトリオイモ欽トリオのもじり)、レコードデビューも果たした。

声優としては『ロッキー』のエイドリアンが当たり役となり、ファイナル以外は全て吹き替えを担当した。

1985年にテアトル・エコーを退団した後、1986年には岡本麗田岡美也子との3人で「グループる・ばる」という演劇グループを結成し、2018年9 - 12月のグループ解散公演に至るまで32年間にわたってグループ主宰の公演を行った。

人物

[編集]

『笑っていいとも!』のレギュラー降板後に、「テレフォンショッキング」のゲストで忌野清志郎が登場した時に客席で一般人と一緒に見学し、生放送中に舞台に上がり忌野と一緒に写真を撮る場面が放送された。また、自ら「テレフォンショッキング」のゲストとして出演した際には、以前から彼女の胸の形を絶賛していたタモリから「きれいな胸保ててる?」と聞かれて「いや垂れました」と回答した[信頼性要検証]

古くからローリング・ストーンズの熱烈なファンとして知られ、たびたび彼らのライブを観に海外へ行くほか、音楽雑誌やローリング・ストーンズの日本盤CDにも文章を寄稿している。2019年4月23日に放送されたテレビ東京開運!なんでも鑑定団』にゲストで出演した際には、自身が所有するローリング・ストーンズのメンバー5人のサイン入りポストカード(ミック・テイラー在籍時のもの)を鑑定に出してそれに25万円という鑑定額が付いた[1]

出演

[編集]

テレビドラマ

[編集]

映画

[編集]

舞台

[編集]
  • 表裏源内蛙合戦(1970年)
  • ノーセックスプリーズ
  • 日本人のへそ
  • 花よりタンゴ
  • 十二夜
  • ボーインク・ボーイング
  • 恋の最終便
  • マグノリアたちの朝
  • いちどだけ、純情物語(1986年・1987年)
  • おんなたち疾走れ!(1987年)
  • 夢の続きによろしく(1988年)
  • レ・ミゼラブル(1989年・1990年)
  • 男と女の肖像(1990年)
  • ダブルアルバム(1992年・1994年・2011年)
  • トップガールズ(1992年)
  • おかしな二人(1993年)
  • 合縁奇縁くされ縁(1994年)
  • ブラック・コメディ(1994年)
  • マンザナ、わが町(1995年・1998年)
  • 流水橋(1995年)
  • レッツゴー浪曲! 〜晴れた日は歌いたい〜(1997年)
  • アパッチ砦の攻防(1998年)
  • お気に召すまま(1999年)
  • ホトトギス(1999年)
  • ハウ・トゥー・サクシード(2000年)
  • 赤ひげ(2000年)
  • コミックポテンシャル(2001年)
  • 昨日 今日 明日 〜ああ結婚〜(2001年・2003年)
  • 彦馬がゆく(2002年)
  • 検察側の証人(2002年・2010年)
  • 謎の下宿人(2002年・2003年)
  • 奇跡の人(2002年・2003年)
  • 片づけたい女たち(2004年・2005年・2013年・2014年)
  • ピッピ(2004年)
  • プロデューサーズ(2005年・2008年) - ホールドミー・タッチミー 役
  • 妻をめとらば(2006年
  • 八百屋のお告げ(2006年・2012年・2016年)
  • ハイスクール・ミュージカル(2007年)
  • 妻をめとらば〜晶子と鉄幹〜(2007年)
  • 元禄めおと合戦(2008年)
  • 枕草子が好き(2008年)
  • 夜叉ヶ池(2008年)
  • エル・スール(2009年・2011年)
  • 高橋さんの作り方(2010年)
  • 小林幸子特別公演 かあちゃん(2011年)
  • 家、世の果ての(2011年)
  • ロング・ロスト・フレンド(2011年)
  • ワルツ(2012年)
  • 芝浜 石川さゆり特別公演(2013年・2014年) 
  • 蜜柑とユウウツ 〜茨木のり子異聞〜(2015年・2018年)
  • 三匹のおっさん(2015年)
  • 月・こうこう、風・そうそう(2016年)
  • 怪談 牡丹燈籠(2017年)
  • らぶゆ(2019年)
  • 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演 第1部 沓掛時次郎(2020年)
  • マミィ!(2021年)
  • 本日も休診(2021年)
  • たわごと(2023年)[9]

テレビアニメ

[編集]
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
2012年
2017年

劇場アニメ

[編集]

吹き替え

[編集]

洋画

[編集]

海外ドラマ

[編集]

海外アニメ

[編集]

特撮

[編集]

ナレーション

[編集]

ラジオ

[編集]
  • ラジオドラマ版『マカロニほうれん荘』(1978年:TBSラジオ) - 姫野かおり
  • 真夏の夜の偉人たち:女優・松金よね子が語る「ザ・ローリング・ストーンズ」(2007年8月6日、NHK-FM
  • FMシアター:一万とふたつのため息 (2011年8月20日、NHK-FM)
  • FMシアター:東の国よ!(2013年9月21日・9月28日、NHK-FM)
  • FMシアター:静かな生活(2015年8月1日、NHK-FM)
  • くにまるジャパン 極(2017年5月18日、文化放送) - 「極シアター」ゲスト
  • FMシアター:丘の上の幸福(2018年4月7日、NHK-FM)
  • 青春アドベンチャー:<あの絵>のまえで(2020年12月24日、NHK-FM)

バラエティ

[編集]

CM

[編集]
  • コイケヤ「ポテトチップス」(2008年 - )
  • 「ミネラル麦茶」
  • はくばく「おいしい大麦研究所」(2018年)

配信ドラマ

[編集]
  • 夢で見たあの子のために(2023年8月29日 - 、Lemino) - 中條悦子 役[20]

レコード

[編集]
  • 眠れないなら-アニマルララバイ-(松金よね子・飯塚雅弓)/燃えよもやしっ子(1982年11月、バップ 10066-07) - テレビアニメ『一ッ星家のウルトラ婆さん』挿入歌
    共に作詞:高平哲郎、作曲:沢田研二、編曲:大野克夫

その他コンテンツ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』開運データベース 2019年4月23日放送分
  2. ^ 岸井ゆきの、松山ケンイチのドラマ「お別れホスピタル」新キャストが明らかに療養病棟が舞台の「お別れホスピタル」ドラマ化、岸井ゆきの・松山ケンイチが出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年1月15日). 2024年1月15日閲覧。
  3. ^ 相関図”. 【ドラマ24】錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜. テレビ東京. 2024年9月1日閲覧。
  4. ^ ベトナムの風に吹かれて;作品情報 - 映画.com”. 映画.com. 2015年7月9日閲覧。
  5. ^ 「窓辺にて」パンフレット / 発行:東京テアトル株式会社
  6. ^ “井上瑞稀・久間田琳加がW主演「おとななじみ」に岡本夏美、菊池亜希子、宍戸美和公ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月24日). https://natalie.mu/eiga/news/509907 2023年1月24日閲覧。 
  7. ^ “MOROHA・アフロ主演「さよならほやマン」に呉城久美、黒崎煌代ら出演 特報解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月13日). https://natalie.mu/eiga/news/532608 2023年7月13日閲覧。 
  8. ^ 映画『[PERFECT DAYS』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2023年12月22日閲覧。
  9. ^ “10周年のPLATが芸術監督・桑原裕子の新作「たわごと」を4都市ツアー”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年10月4日). https://natalie.mu/stage/news/543591 2023年10月4日閲覧。 
  10. ^ 小さなバイキングビッケ”. メディア芸術データベース. 2016年12月7日閲覧。
  11. ^ 草原の少女ローラ”. 日本アニメーション. 2016年6月29日閲覧。
  12. ^ あしたへアタック!”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2016年6月23日閲覧。
  13. ^ おはよう!スパンク”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月11日閲覧。
  14. ^ まいっちんぐマチコ先生”. メディア芸術データベース. 2021年12月19日閲覧。
  15. ^ パンダ・コパンダ”. メディア芸術データベース. 2024年9月5日閲覧。
  16. ^ パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻”. メディア芸術データベース. 2024年9月5日閲覧。
  17. ^ 『トイ・ストーリー4』唐沢寿明&所ジョージが声優を続投!”. シネマトゥディ (2018年12月20日). 2018年12月20日閲覧。
  18. ^ 『スペクトルマンvsライオン丸 「うしおそうじとピープロの時代」』p227 太田出版、1999年6月26日。ISBN 4-87233-466-3
  19. ^ ピー・プロダクション社長のうしおそうじは、「着ぐるみに入ったことが数回ある」と伝え聞いたことを証言している[18]
  20. ^ “「夢で見たあの子のために」新キャストに浅香航大、藤原樹ら ティザー動画も解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月16日). https://natalie.mu/eiga/news/537027 2023年8月16日閲覧。 

外部リンク

[編集]