東臼杵郡
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人口24,221人、面積1,294.09km²、人口密度18.7人/km²。(2024年12月1日、推計人口)
以下の2町2村を含む。
郡域
明治17年(1884年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。
歴史
郡発足までの沿革
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
幕府領 | 西国筋郡代 | 1町 5村 |
細島町[1]、富高村、日知屋村、財光寺村、平岩村、塩見村 |
藩領 | 日向延岡藩 | 2町 47村 |
延岡城下[2]、山陰村、八重原迫野内村、坪谷村、下三ヶ村、水清谷村、神門村、鬼神野村、上渡川村、中渡川村、田代村、立石村、小原村、山三ヶ村、宇納間村、門川尾末村、川内村[3]、黒木村、入下村、庵川村、加草村、岡富村、祝子村、粟野名村、稲葉崎村、大武町、川島村、長井村、川内名村、三川内村、宮野浦村、市振村、古江村、熊ノ江村、島野浦村、須怒江村、浦尻村、北方村、南方村、恒富村、出北村、大貫村、三須村、三輪村、伊福形村、櫛津土々呂村、鯛名村、赤水村、方財島村[4] |
日向高鍋藩 | 1村 | 幸脇村 |
- 慶応4年
- 明治4年
- 明治6年(1873年)1月15日 - 全域が宮崎県(第1次)の管轄となる。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により鹿児島県の管轄となる。
- 明治10年(1867年) - 向山村が改称して不土野村となる。
- 明治12年(1879年)2月17日 - 郡区町村編制法の鹿児島県での施行により、行政区画としての臼杵郡が発足。郡役所が延岡に設置。
- 明治16年(1883年)5月9日 - 宮崎県(第2次)の管轄となる。
郡発足以降の沿革
- 明治22年(1889年)5月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(2町16村)
- 延岡町 ← 延岡城下[5]、岡富村[船倉町](現・延岡市)
- 岡富村 ← 岡富村[船倉町を除く]、方財島村(現・延岡市)
- 恒富村 ← 三須村、恒富村、出北村(現・延岡市)
- 伊形村 ← 赤水村、鯛名村、櫛津土々呂村、伊福形村(現・延岡市)
- 門川村 ← 門川尾末村、川内村、加草村、庵川村(現・門川町)
- 細島町(単独町制。現・日向市)
- 富高村 ← 財光寺村、塩見村、富高村、日知屋村(現・日向市)
- 岩脇村 ← 幸脇村、平岩村(現・日向市)
- 東郷村 ← 山陰村、八重原迫之内村、坪谷村、下三ヶ村(現・日向市)
- 南郷村 ← 上渡川村、中渡川村、鬼神野村、神門村、水清谷村(現・美郷町)
- 西郷村 ← 山三ヶ村、小原村、田代村、立石村(現・美郷町)
- 北郷村 ← 宇納間村、入下村、黒木村(現・美郷町)
- 北方村(単独村制。現・延岡市)
- 南方村 ← 三輪村、南方村、大貫村(現・延岡市)
- 東海村 ← 大武町、粟野名村、稲葉崎村、祝子村、川島村(現・延岡市)
- 北川村 ← 川内名村、長井村(現・延岡市)
- 南浦村 ← 浦尻村、須怒江村、熊野江村、島野浦村(現・延岡市)
- 北浦村 ← 古江村、市振村、宮野浦村、三川内村(現・延岡市)
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制を施行。
- 大正10年(1921年)10月1日 - 富高村が町制施行して富高町となる。(3町15村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和5年(1930年)4月1日 - 延岡町・岡富村・恒富村が合併し、改めて延岡町が発足。(3町13村)
- 昭和8年(1933年)2月11日 - 延岡町が市制施行して延岡市となり、郡より離脱。(2町13村)
- 昭和10年(1935年)2月11日 - 門川村が町制施行して門川町となる。(3町12村)
- 昭和11年(1936年)10月25日 - 伊形村・東海村が延岡市に編入。(3町10村)
- 昭和12年(1937年)10月1日 - 富高町・細島町が合併して富島町が発足。(2町10村)
- 昭和24年(1949年)4月1日 - 西臼杵郡諸塚村・椎葉村の所属郡が本郡に変更。(2町12村)
- 昭和26年(1951年)4月1日 - 富島町・岩脇村が合併して日向市が発足し、郡より離脱。(1町11村)
- 昭和30年(1955年)4月1日 - 南方村・南浦村が延岡市に編入。(1町9村)
- 昭和44年(1969年)4月1日 - 東郷村が町制施行して東郷町となる。(2町8村)
- 昭和45年(1970年)11月3日 - 北方村が町制施行して北方町となる。(3町7村)
- 昭和47年(1972年)11月1日(5町5村)
- 平成18年(2006年)
- 平成19年(2007年)3月31日 - 北川町が延岡市に編入。(2町2村)
変遷表
自治体の変遷
明治22年以前 | 明治22年5月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
延岡町 | 昭和5年4月1日 延岡町 |
昭和8年2月11日 市制 |
延岡市 | 延岡市 | 延岡市 | 延岡市 | |
岡富村 | |||||||
恒富村 | |||||||
伊形村 | 伊形村 | 昭和11年10月25日 延岡市に編入 | |||||
東海村 | 東海村 | ||||||
南方村 | 南方村 | 南方村 | 昭和30年4月1日 延岡市に編入 | ||||
南浦村 | 南浦村 | 南浦村 | |||||
北方村 | 北方村 | 北方村 | 昭和45年11月3日 町制 |
平成18年2月20日 延岡市に編入 | |||
北浦村 | 北浦村 | 北浦村 | 昭和47年11月1日 町制 | ||||
北川村 | 北川村 | 北川村 | 昭和47年11月1日 町制 |
平成19年3月31日 延岡市に編入 | |||
門川村 | 昭和10年2月11日 町制 |
門川町 | 門川町 | 門川町 | 門川町 | ||
細島町 | 細島町 | 昭和12年10月1日 富島町 |
昭和26年4月1日 日向市 |
日向市 | 日向市 | 日向市 | |
富高村 | 大正10年10月1日 町制 | ||||||
岩脇村 | 岩脇村 | ||||||
東郷村 | 東郷村 | 東郷村 | 昭和44年4月1日 町制 |
平成18年2月25日 日向市に編入 | |||
西郷村 | 西郷村 | 西郷村 | 西郷村 | 平成18年1月1日 美郷町 |
美郷町 | ||
南郷村 | 南郷村 | 南郷村 | 南郷村 | ||||
北郷村 | 北郷村 | 北郷村 | 北郷村 | ||||
西臼杵郡 諸塚村 |
諸塚村 | 昭和24年4月1日 東臼杵郡 |
諸塚村 | 諸塚村 | 諸塚村 | ||
西臼杵郡 椎葉村 |
椎葉村 | 昭和24年4月1日 東臼杵郡 |
椎葉村 | 椎葉村 | 椎葉村 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治17年(1884年)1月26日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
著名な出身者
- 山形理沙子(バレーボール選手 - トヨタ車体クインシーズ)
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 45 宮崎県、角川書店、1986年9月1日。ISBN 4040014502。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
先代 臼杵郡 |
行政区の変遷 1884年 - |
次代 (現存) |