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篭ノ登山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東籠ノ登山から転送)
篭ノ登山
水ノ塔山より東篭ノ登山を望む
標高 東篭ノ登山 2,227.91[1] m
西篭ノ登山 2,212[2] m
所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村長野県東御市
位置 東篭ノ登山
北緯36度25分10秒 東経138度26分50秒 / 北緯36.41944度 東経138.44722度 / 36.41944; 138.44722座標: 北緯36度25分10秒 東経138度26分50秒 / 北緯36.41944度 東経138.44722度 / 36.41944; 138.44722
西篭ノ登山
北緯36度25分21秒 東経138度26分31秒 / 北緯36.42250度 東経138.44194度 / 36.42250; 138.44194
山系 浅間連峰烏帽子火山群)[3]
種類 安山岩溶岩円頂丘(溶岩ドーム)[4]
篭ノ登山の位置(日本内)
篭ノ登山
篭ノ登山 (日本)
篭ノ登山の位置(群馬県内)
篭ノ登山
篭ノ登山 (群馬県)
篭ノ登山の位置(長野県内)
篭ノ登山
篭ノ登山 (長野県)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

篭ノ登山(かごのとやま)は、群馬県吾妻郡嬬恋村長野県東御市との境に位置する[5]ぐんま百名山[6]信州百名山[3]

地理

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2峰あり[5]、東の東篭ノ登山山頂三角点(基準点名は「篭塔山」、等級は一等三角点)が設置されている。標高は2,227.91メートル[1]地理院地図上では2,227.9メートルと記載されている[7]。眺望が良く、登山客が多く訪れる[5]。西にそびえるもう一つの峰は西篭ノ登山(2,212メートル)という[2]

地図
西篭ノ登山(左の三角形)と東篭ノ登山(右の三角形)。Pは池の平駐車場・トイレを示す。

地質・成因

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地質複輝石安山岩で、約8万年前、近隣にそびえる成層火山三方ヶ峰水ノ塔山といった山々の間に溶岩円頂丘(溶岩ドーム)として形成されたものである[8]

周辺

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上信越高原国立公園内に位置する。東麓は車坂峠高峰高原で、さらに東には浅間山がそびえる。南麓の池ノ平湿原アヤメの群生地として知られ[9]、隣接する兎平登山口から東篭ノ登山山頂まで50分、そこから東の水ノ塔山・西の西篭ノ登山までそれぞれ30 - 40分である[5]。南には高峯山や三方ヶ峰がそびえる。西麓は湯の丸高原で、地蔵峠までなだらかな裾野が広がる[9]

周辺を湯の丸高峰林道が通じ、観光地として開発が行われている[9]

脚注

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  1. ^ a b 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2019年10月6日閲覧。
  2. ^ a b 地理院地図(電子国土Web) 西篭ノ登山(群馬県嬬恋村)”. 国土地理院. 2019年10月6日閲覧。
  3. ^ a b 信州山岳ガイド 篭ノ登山”. 信濃毎日新聞社 (2011年3月1日). 2019年10月6日閲覧。
  4. ^ 西来邦章、高橋康、松本哲一 2013, pp. 478.
  5. ^ a b c d ヤマケイオンライン 篭ノ登山”. 山と溪谷社. 2019年10月6日閲覧。
  6. ^ ぐんま百名山 No. 25 篭ノ登山”. 群馬県 (2011年3月1日). 2019年10月6日閲覧。
  7. ^ 地理院地図(電子国土Web) 東篭ノ登山(群馬県嬬恋村)”. 国土地理院. 2019年10月6日閲覧。
  8. ^ 西来邦章、高橋康、松本哲一 2013, pp. 478, 481.
  9. ^ a b c 『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』196ページ。

参考文献

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