影野駅
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影野駅 | |
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駅舎(2010年7月) | |
かげの Kageno | |
◄K22 土佐久礼 (10.7 km) (1.8 km) 六反地 K24► | |
所在地 | 高知県高岡郡四万十町影野 |
駅番号 | ○K23 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■土讃線 |
キロ程 | 190.4 km(多度津起点) |
電報略号 | カケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
28人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1947年(昭和22年)10月20日 |
備考 | 無人駅 |
影野駅(かげのえき)は、高知県高岡郡四万十町影野にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅である。駅番号はK23。標高252 m[1]。
歴史
[編集]- 1947年(昭和22年)10月20日:開業[2]。
- 1950年(昭和25年)3月22日:昭和天皇の戦後巡幸。お召し列車が影野駅発 - 高知駅着で運行[3]。
- 1969年(昭和44年)10月1日:配達の取扱を廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:無人駅化[4](簡易委託駅化[5])。同時に手荷物および小口扱貨物の取り扱いを廃止し小荷物の取り扱いを到着小荷物(特別扱新聞紙に限る。)に限定[2][6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる[2]。
- 2010年(平成22年)6月5日:地元影野地区の住民が、駅を地域のコミュニティスペースとして活用する取り組みの一環として、駅舎外壁のペンキ塗り替えをおこなった(同年6月6日まで)[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線の交換可能駅である。木造駅舎が残っているが無人駅である。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■土讃線 | 上り | 須崎・高知方面 |
2 | 下り | 窪川方面 |
- 駅前後のポイントは両開きスプリングポイントである。
利用状況
[編集]乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 48 |
2012年 | 44 |
2013年 | 46 |
2014年 | 48 |
2015年 | 44 |
2016年 | 38 |
2017年 | 32 |
2018年 | 28 |
駅周辺
[編集]当駅は窪川一帯の高南台地北端、仁井田川の上流にある。窪川行きの列車は土佐久礼を出ると海岸線を離れ、トンネルの連続する山の中を走る。土佐久礼との駅間は10.7 kmもあるが標高差も200 m以上あり、25 ‰が連続する急勾配区間である[1]。
- 四万十町立影野小学校
- 影野簡易郵便局
- 国道56号
- 高知自動車道四万十町東IC
バス路線
[編集]国道56号沿いに「影野」停留所があり、下記の路線が発着する。
- 窪川-影野線
- 窪川駅前
- ※当停留所を始終着とする路線。
- 四万十町コミュニティバス
- 床鍋線
- 窪川駅 / 床鍋
- ※木曜運行(元日となる場合は運休)。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『全国鉄道事情大研究 四国篇』123頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、670頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、104頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 「通報 ●土讃本線及び中村線の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月26日、7面。
- ^ 「土讃線中村線10月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年9月23日、1面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第389号」『官報』1970年9月26日。
- ^ http://203.139.202.230/?&nwSrl=260206&nwIW=1&nwVt=knd[リンク切れ]
- ^ 駅別乗降客数マップ -2019年7月4日閲覧
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年4月18日閲覧
参考文献
[編集]- 川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、103-134頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。