岩浅嘉仁
岩浅 嘉仁 いわさ よしひと | |
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生年月日 | 1954年11月3日(70歳) |
出生地 | 徳島県阿南市 |
出身校 | 早稲田大学社会科学部 |
所属政党 |
(新生党→) (新進党→) (自由党→) 無所属 |
称号 | 旭日中綬章 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2003年12月7日 - 2019年12月6日 |
選挙区 |
(徳島県全県区→) 徳島3区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1993年 - 2000年 |
岩浅 嘉仁(いわさ よしひと、1954年(昭和29年)11月3日[1] ‐ )は、日本の政治家。徳島県阿南市長(4期)。元衆議院議員(2期)。
概要
[編集]徳島県出身。徳島県立富岡西高等学校、早稲田大学社会科学部卒業。大学時代は「歴史文学浪漫の会」というサークルで活動し、後輩にのちに作家となる火坂雅志がいた。
1993年、第40回衆議院議員総選挙に当時結党間もない新生党公認で徳島県全県区から立候補し、初当選を果たした。新生党解党に伴い、1994年の新進党結党に参加。1996年の第41回衆議院議員総選挙では、小選挙区比例代表並立制導入に伴い徳島県第3区から新進党公認で立候補。自由民主党公認の三木申三元徳島県知事を破り、再選。1998年、新進党解党により自由党結党に参加。2000年の第42回衆議院議員総選挙には自由党公認で徳島3区から立候補したが、自由民主党新人の後藤田正純に敗れ、落選した。
2003年11月、阿南市長選挙に無所属で立候補し、当選。2007年、2011年の市長選挙でも無投票で再選を果たした。2015年の市長選挙でも再選を果たした。
2007年、6月議会で自ら制定した「市長の在任期間に関する条例案」(市長多選自粛条例)を提出。全会一致で可決。岩浅嘉仁市長は「多選制限は政治活動を始めた時からの信条」とし、自身に限って任期を3期12年までとした。[2]
しかし、2015年6月に4期目を目指すことを明言。[3]自ら制定した連続3期限度の多選自粛条例を廃止して2015年11月に4期目の当選を果たす[4]。
2019年の阿南市長選で5期目の当選に挑んだが、元市議の表原立磨に敗れ、落選した。
2024年11月の秋の叙勲で、旭日中綬章を受章した[5][6]。
選挙結果
[編集]2003年阿南市長選挙
[編集]2003年(平成15年)11月30日執行の市長選に立候補し、元市助役の芝山日出高、元市消防職員の南部宣雄、阿南商工会議所元専務理事の松田政雄の3人を破り、初当選を果たした。12月7日、1期目就任。
※当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
岩浅嘉仁 | 49 | 無所属 | 新 | 票 | % | |
芝山日出高 | 56 | 無所属 | 新 | 票 | % | |
南部宣雄 | 58 | 無所属 | 新 | 票 | % | |
松田政雄 | 60 | 無所属 | 新 | 票 | % |
2007年阿南市長選挙
[編集]2007年(平成19年)11月18日執行の市長選に立候補し、無投票当選。2選を果たした。12月7日、2期目就任。
※当日有権者数:64,662人 最終投票率:%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
岩浅嘉仁 | 53 | 無所属 | 現 | 票 | % | |
票 | % |
2011年阿南市長選挙
[編集]2011年(平成23年)11月20日執行の市長選に立候補し、無投票当選。3選を果たした。12月7日、3期目就任。
※当日有権者数:63,325人 最終投票率:%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
岩浅嘉仁 | 57 | 無所属 | 現 | 票 | % | |
票 | % |
2015年阿南市長選挙
[編集]2015年(平成27年)11月22日執行の市長選に立候補し、元市議の福島民雄を破り、4選を果たした[7]。12月7日、4期目就任。
※当日有権者数:61,614人 最終投票率:52.27%(前回比:-16.99pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
岩浅嘉仁 | 61 | 無所属 | 現 | 18,673票 | 58.98% | |
福島民雄 | 65 | 無所属 | 新 | 12,988票 | 41.02% |
2019年阿南市長選挙
[編集]2019年(令和元年)11月10日執行の市長選に立候補し、元市議の表原立磨に破れて落選。5選を逃した[8] [9]。
※当日有権者数:61,212人 最終投票率:52.94%(前回比:+0.67pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
表原立磨 | 44 | 無所属 | 新 | 16,644票 | 51.95% | |
岩浅嘉仁 | 65 | 無所属 | 現 | 15,392票 | 48.05% |
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、361頁。
- ^ “徳島県阿南市の議会が市長の3期制限条例を廃止した件”. にゅーすに毎日思うこと. 2019年11月4日閲覧。
- ^ “多選自粛条例ほご 議会の監視機能強化を|社説|徳島新聞”. 徳島新聞Web. 2019年11月4日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年7月31日). “多選歓迎? 4選以上の首長急増 言行不一致、統一地方選にも欲…自粛条例は曲がり角”. 産経ニュース. 2019年11月4日閲覧。
- ^ 『官報』号外第259号17頁 令和6年11月5日
- ^ 令和6年秋の叙勲(旭日中綬章受章者) - 内閣府 (PDF)
- ^ “阿南市長に岩浅氏4選 多選批判退け5685票差”. 徳島新聞. (2015年11月23日) 2019年11月8日閲覧。
- ^ “【速報】阿南市長に44歳新人・表原氏当選”. 徳島新聞. (2019年11月10日) 2019年11月11日閲覧。
- ^ “阿南市長に44歳新人・表原氏 5選目指した岩浅氏破る”. 徳島新聞. (2019年11月11日) 2019年11月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]公職 | ||
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先代 野村靖 |
阿南市長 第13-14-15-16代:2003年 - 2019年 |
次代 表原立磨 |