岩崎洋一
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岩崎 洋一 Yoichi IWASAKI | |
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生誕 |
1941年9月12日 日本 東京都 |
死没 | 2023年2月2日(81歳没) |
研究分野 | 素粒子物理学 |
研究機関 | |
出身校 | 東京大学 |
主な受賞歴 |
仁科記念賞(1994年) 瑞宝重光章(2017年) |
プロジェクト:人物伝 |
岩崎 洋一(いわさき よういち、1941年9月12日[1][2] - 2023年2月2日[3])は、日本の物理学者。筑波大学学長(第7代)、同名誉教授。専門は素粒子物理学[4]。専用並列計算機QCDPAX、CP-PACSの開発を主導した[5]。学位は理学博士(東京大学・1969年)。
略歴
[編集]東京都出身[5]。1964年に東京大学理学部物理学科を卒業し、1969年に同大学博士課程を修了[2]。理学博士(東京大学・1969年)[6]。ニューヨーク市立大学研究員を経て1975年より筑波大学に奉職し、1998年から同副学長、2004年から同学長を務める[2]。2010年より高エネルギー加速器研究機構監事を務める[7]。
1994年には「格子量子色力学の大規模数値シミュレーションによる研究」によって宇川彰・大川正典・福来正孝とともに仁科記念賞(仁科記念財団)を受賞[8]。2017年4月、瑞宝重光章を受章[9]。
文部科学省「科学技術・学術審議会人材委員会」や「政策評価に関する有識者会議」で委員を[10][11][12]、筑波研究学園都市交流協議会では会長を務めた[2]。
年譜
[編集]- 1941年 - 東京都で出生
- 1964年 - 東京大学理学部卒業
- 1975年 - 筑波大学物理学系(講師・助教授・教授)
- 2004年 - 筑波大学学長(第7代)
- 2010年 - 高エネルギー加速器研究機構(KEK)監事
- 2023年 - 死去
脚注
[編集]- ^ “学長からのメッセージ”. 筑波大学. 2004年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月28日閲覧。
- ^ a b c d “筑波研究学園都市の歴史にみる都市づくりのあり方”. 国土交通省. 2015年4月25日閲覧。
- ^ “訃報”. 筑波大学名誉教授の会. 茗渓会. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “Yoichi Iwasaki's HP”. 2015年4月25日閲覧。
- ^ a b “インタビュー 第1回「科学技術の第3の柱『計算科学』」”. サイエンスポータル. 科学技術振興機構 (2007年11月26日). 2015年4月25日閲覧。
- ^ 博士論文 『O(4) symmetry in Feynman amplitudes (ファイマングラフにおけるO(4)対称性)』 - 博士論文書誌データベース
- ^ “役員等一覧 岩崎洋一(監事)”. 高エネルギー加速器研究機構. 2015年4月25日閲覧。
- ^ “仁科記念賞 これまでの受賞者とその業績”. 仁科記念財団. 2015年4月25日閲覧。
- ^ “平成29年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2017年4月29日). 2023年1月26日閲覧。 アーカイブ 2022年3月1日 - ウェイバックマシン
- ^ “人材委員会 委員名簿”. 文部科学省 (2005年4月26日). 2015年4月25日閲覧。
- ^ “第3期科学技術・学術審議会委員名簿”. 文部科学省 (2007年1月6日). 2015年4月25日閲覧。
- ^ “政策評価に関する有識者会議 委員名簿”. 文部科学省 (2007年1月6日). 2015年4月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 岩崎洋一 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 岩崎洋一 - researchmap
- サイエンスポータル:インタビュー 岩崎洋一(2007年) - 第1回 / 第2回 / 第3回 / 第4回
- 筑波大学・学長からのメッセージ - 2004年6月9日時点のアーカイブ(Wayback Machine)