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小津博司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小津 博司(おづ ひろし、1949年(昭和24年)7月21日 - )は、日本検察官法務事務次官次長検事東京高等検察庁検事長検事総長を歴任した。

人物

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三重県伊勢市出身。東京大学法学部在学中に司法試験に合格し、大学卒業後、司法修習を経て1974年(昭和49年)検事任官。同期に柳俊夫公安調査庁長官大阪高検検事長)など。佐賀地検検事正、最高検検事等を経て、2004年(平成16年)大臣官房長。2006年(平成18年)に刑事局長となり、同年タウンミーティング 小泉内閣の国民対話に関し“やらせ”・“仕込み(サクラ)”(偽装)が行われていたことが後に発覚し厳重注意処分を受ける。2007年(平成19年)法務事務次官、2009年(平成21年)から札幌高等検察庁検事長と、要職を歴任、地方検察庁に所属して捜査や公判の現場を担当したのは数年に過ぎず、大半を法務省で過ごし、早くから検事総長候補と目されてきた[1]

2009年に起きた障害者郵便制度悪用事件厚生労働省元局長の村木厚子に対する無罪判決が確定。その3カ月後に村木に面会し謝罪。

敵を作らない穏やかな人柄として知られ、趣味は釣りハイキングなど自然に触れること[1]

略歴

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脚注

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  1. ^ a b asahi.com:札幌高検検事長に就任 小津博司さん-マイタウン北海道
  2. ^ [1]
  3. ^ [2]
  4. ^ 「トヨタ自動車」
  5. ^ 「三井物産」
  6. ^ 「一般財団法人清水育英会設立に関するお知らせ」清水建設株式会社
  7. ^ 「人事、資生堂」日本経済新聞2016/11/2 17:23


先代
大林宏
法務省官房長
2004年 - 2006年
次代
池上政幸
先代
大林宏
法務省刑事局長
2006年 - 2007年
次代
大野恒太郎
先代
大林宏
法務事務次官
2007年 - 2009年
次代
大野恒太郎
先代
渡辺一弘
札幌高等検察庁検事長
2010年 - 2011年
次代
北田幹直
先代
伊藤鉄男
次長検事
2010年 - 2011年
次代
池上政幸
先代
小貫芳信
東京高等検察庁検事長
2011年 - 2012年
次代
大野恒太郎