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竹河内捷次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹河内 捷次
生誕 (1943-03-10) 1943年3月10日(81歳)
日本の旗 日本 広島県
所属組織 航空自衛隊
軍歴 1965 - 2003
最終階級 統合幕僚会議議長たる空将
勲章 瑞宝大綬章
除隊後 防衛省顧問
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竹河内 捷次(たけごうち しょうじ、1943年昭和18年)3月10日 - )は、日本航空自衛官。第25代航空幕僚長、第24代統合幕僚会議議長勲等瑞宝大綬章

略歴

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広島県三次市出身。防衛大学校第9期卒業後、航空自衛隊に入隊し、戦闘機パイロットとなる[1]。若い頃はF-86F-4EJなどで昼夜を問わず緊急発進し、旧ソ連軍機などに直接対峙(たいじ)して対領空侵犯措置任務を行った[1]

その後、空幕防衛部防衛課長、第5航空団司令、北部航空方面隊司令官、航空支援集団司令官、航空総隊司令官等の要職を経て、1999年平成11年)7月、第25代航空幕僚長に就任。2001年(平成13年)3月には制服組トップの第24代統合幕僚会議議長(現・統合幕僚長)に就任した。小泉政権下で将来を見据えた統合運用の在り方を検討し、翌2002年(平成14年)には「統合運用を基本」とする体制移行の必要性を示す報告書を提出し[1]、後の「統合幕僚監部」発足(2006年(平成18年))の礎を築いた[1]。 2003年(平成15年)1月28日に退官。

2014年(平成26年)春の叙勲で瑞宝大綬章(旧・勲一等瑞宝章)を受章した[1]防衛省・自衛隊出身者への旧勲一等級の叙勲は、かつて旧内務官僚保安庁第一幕僚長(現・陸上幕僚長)や初代統幕議長を務めた林敬三・元陸将以来、37年ぶりで、生え抜きの元自衛官への叙勲は初めてであった[1]

年譜

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退官後の役職

  • 政策会議「防衛省改革会議」構成員
  • 株式会社日本航空インターナショナル常勤顧問
  • 日米エアーフォース友好協会会長
  • 安全保障と防衛力に関する懇談会専門委員
  • 防衛省顧問(2014年4月まで)[3]

栄典

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脚注

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  1. ^ a b c d e f  (朝雲新聞<ひと>「瑞宝大綬章を受章した元統幕議長 竹河内捷次元空将」2014年5月29日付)
  2. ^ 産経新聞・2014年4月29日朝刊第20面(春の叙勲受章者)
  3. ^ 防衛省発令(2014/4/21・顧問人事)

参考文献

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  • 防衛年鑑2002(防衛年鑑刊行会)
先代
藤縄祐爾
統合幕僚会議議長
第24代:2001年 - 2003年
次代
石川亨
先代
平岡裕治
航空幕僚長
第25代:1999年 - 2001年
次代
遠竹郁夫
先代
武田清
航空総隊司令官
第33代:1998年- 1999年
次代
大串康夫