クレヨンしんちゃんの登場人物一覧
クレヨンしんちゃんの登場人物一覧(クレヨンしんちゃんのとうじょうじんぶついちらん)では、臼井儀人原作の漫画『クレヨンしんちゃん』およびそのアニメ作品『クレヨンしんちゃん』に登場する架空の人物を列挙する。
※下記の人物の詳細は個別の記事を参照。
野原家
[編集]- 野原しんのすけ
- 声 - 矢島晶子(第1話Aパート~第969話Cパート)(1992年4月13日~2018年6月29日[注 1][1])→小林由美子(第970話Aパート - )(2018年7月6日 - )
- 本作の主人公。アクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)に通う幼稚園児。野原家の長男。マイペースでお調子者な性格。特撮番組と若い年上の綺麗で美人なお姉さんが好き。よく語尾には「だゾ」をつける。かなりの能天気でマイペースな性格。基本的に周囲の事はほとんど考えておらず、周囲に散々迷惑をかけても当人には自覚がなく、あたかも他人事のように済ませるなどのケースが数多い(その際、「オラは何もやってないゾ」とでも言うようにふんぞり返っていることが多々ある)、作中屈指のトラブルメーカーである。公衆の面前でも平気で裸になる、他人のリズムに合わせない、空気を読めない(読まない)発言が多いなど、全体的に粗の目立つ性格。みさえとの「お約束条項」はほとんど守らず、通常の注意も守っていない。おバカなギャグが大好きで、人前で下品なことを平気で行う。主なギャグは尻を出しながら暴れる「ケツだけ星人」(尻を出さないこともある)、ほか「半ケツフラダンス」、頭にズボンを被って頬を大きく膨らませる「ケツ顔マン」、尻だけでバランスを取りながら移動する「ケツだけ歩き」など多芸である。また、シロにリードを持たせて犬の真似をしたり、スキューバダイビング中に魚の餌を食べたりと、常人であれば屈辱的と思える行動や意地汚い行動も平気で行う為、その都度周囲から「人間としてのプライドを持て!」などと呆れられる事もしばしば。臼井によれば、基本的にはしんのすけはいい子であるが、また、いけないことをしたときは、必ずみさえが懲らしめを与えている。立ち直りが早く、誰かに怒られても、一切反省せず平然としている事が多い。ただし、恋い慕っている大原ななこの前で恥ずかしい姿を見せてしまった場合などは、ショックでしばらく立ち直れなくなる。一人称は「オラ」だが、幼い頃は「ボク」だった(みさえがボクと教えたため)。祖父の銀の介の一人称が「オラ」のため、それに影響を受けて以降、一人称が「オラ」になった。幼稚園では、同級生の耳に息を吹きかける「耳フ〜」などの悪ふざけをしていて、当初は叱られていたが、今はほとんどの人が呆れていて慣れている。怒ることは少ないが、家族や友人、知り合いに危害を加える人には激怒するという正義感の強い一面もある。
- 野原みさえ
- 声 - ならはしみき(第1話Aパート~)(1992年4月13日~)
- ひろしの妻で、しんのすけ・ひまわりの母。29歳の専業主婦。昔は会社員だったこともある。ワイドショー番組とイケメンをこよなく愛する。熊本県アソ市出身。結婚する以前は小山田物産でOLをしていた。21歳のときにひろしと出会い、北千住駅のホームでプロポーズを受け、結婚した。ハート柄のハンカチをひろしが拾って届けたことに出会いの端を発するが、暴力団に絡まれたしんのすけをみさえが助けようとしたが逆に連れ去られそうになり、しんのすけがひろしに助けを求めるとすぐさまその場に駆けつけ、靴の臭いでその場にいた暴力団全員を気絶させ撃退したことから恋仲になったという出会い方に変わった。なお、前述のハンカチはその際暴力団から殴打を受けたひろしの顔面の血を拭う際に使われた。結婚後は専業主婦として現在に至る。24歳で長男第一子のしんのすけを出産、29歳で長女第二子のひまわりを出産している。性格は短気で見栄っ張りでケチだが、本当は心優しく、愛想の良い人である。
- しんのすけの言動にはいつも振り回され手を焼いているが、子育てに関しては常に積極的で、我が子を嫌な思いにさせる人間は絶対に許さず、相手が誰であろうと毅然とした態度で接する等で、子を守る母親としての顔もしっかり持っている。しんのすけもまた、他者がみさえを貶す発言した際は、基本は天然であるものの結果として相手を言葉で殺す行為で抗い、みさえを庇う行為をしている[注 16]。そして、それが明確に悪意を込めた暴言である場合は本気で激昂する場合もある[注 17]。 しんのすけと身体が入れ替わってしまったために、やむを得ず登園した幼稚園で悪さを目撃した際には、悪ガキの園児を強い口調で叱責したり、大阪に単身赴任中のひろしに会いに行くため、しんのすけとともに乗車した東海道新幹線の車内で、禁煙席にもかかわらず喫煙をしていたチンピラに注意をする、しんのすけに痴漢を指摘されて逆ギレした中年サラリーマンに対して股間を膝蹴りする、不良に絡まれたしんのすけを助けようとするなど正義感が強く、その勝気で逞しい姿が彼女を母親たらしめており、我が子に対する真摯な態度は時折周囲に感動を与えてくれる。また、いずれもしんのすけの意思、または引き起こした騒動が原因で頓挫してしまったが、家庭教師をつけたり、塾や英会話教室・音楽教室などに無料レッスンといえども積極的に参加させたり、当たり前のことを大袈裟に褒めたりと、しんのすけには人一倍愛情を注いでいる部分もある(しんのすけが思ったことを天才的な思考と勝手に解釈することもあるため、普通の親同様、親バカな部分もある)。
- 野原ひろし
- 声 - 藤原啓治(第1話Aパート~第904話Aパート)(1992年4月13日~2016年8月12日[注 2][2]))→森川智之(第906話Aパート~)(2016年8月26日~)
- みさえの夫で、しんのすけ・ひまわりの父。秋田県大仙市出身。双葉商事(漫画ではアクション商事)に勤務する35歳の会社員。野原家の大黒柱。秋田県出身。役職は営業部(営業2課)の係長。免許を持っており、息子のしんのすけと2人で秋田のひろしの実家までサイドカー付きのバイクで旅をしたことがあった[3]。銀の介に似て、女性好きである。靴や靴下の悪臭が非常に強烈で、家族が靴下の臭いを嗅いで気絶しそうになった描写がたびたびあり、マサオも野原家に来たときに気絶した。しんのすけがひろしの靴を履いて公園に行ったら、あまりの臭さにかすかべ防衛隊全員が気絶した。しんのすけが育てたハツカダイコンを勝手に食べてしまったり、泥酔状態の時に花見に行って迷惑をかけまくったり、むさえ(後述)がひまわりのために作っていたベビー服の材料となる高級タオルで下半身を拭いてしまう、など、しんのすけ達がせっかくやってきたことを台無しにしてしまう行動をとることもしばしばある。
- 野原ひまわり
- 声 - こおろぎさとみ(SPECIAL 14~)(1996年9月27日~)
- しんのすけの妹で、みさえ・ひろしの娘。0歳。みさえと似ていて、宝石とイケメンが好き。まだ言葉は話せないが、気持ちは赤ちゃん言葉で自己主張する。階段を昇る、ハイハイで高速移動、おもちゃを棚の上に投げて雑誌を落とそうとする、積まれた段ボールに軽々と昇る、縁側から落ちてもピンピンしている、ネネと監視員の取り合い喧嘩に発展した際は、監視員と互角に闘うなど高い身体能力を誇り、非常にタフである。時にはひもでつながれたみさえ(52kg)をハイハイで引っ張るという離れ業もやってのけた。歩行はできないが、ひろしのこぼしたカクテルを舐めて酔っ払い、歩行したことがある。雑誌のモデルになったり、花屋からもらったアクセサリーをつけた姿が周囲をくぎ付けにしたり、児童館でひまわりを巡って男の子同士が争うなど、美貌の持ち主でもある。
- 野原シロ
- 声 - 真柴摩利(第7話Bパート~)(1992年5月25日~)
- 野原家の飼い犬。犬種は不明。捨てられていたところをしんのすけが連れて帰り、「シロ」と名づけた。特技は綿菓子のように丸くなるわたあめ。犬だが変わり者揃いの野原一家では数少ない常識を持つ。しんのすけに散歩をサボられた際は自ら散歩に出向く、餌をもらえなかった際は商店街で芸を披露して観客から餌やお金を貰う、しんのすけやみさえの代わりにおもちゃを片付ける、洗濯物を取り込む、花壇の花の水やりをサボったしんのすけの代わりに水やりをして育てる、おつかいをサボったしんのすけの代わりにおつかいに行って八百屋の店主に生姜が欲しい事を必死に伝えて生姜を購入する、玄関に戸締りするようしんのすけに鍵を渡され、鍵をかけようとする、ひまわりのおむつを替える、ダンスができる等人間並みの行動力を持っており、そのポテンシャルの高さはひろしも認める程である。知能も非常に高く人間の言葉がほぼ理解できている。街の人たちからは可愛がられており、人脈も広い。
ひろしの親族
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- 野原 銀の介(のはら ぎんのすけ)
- 声 - 松尾銀三(第18話Cパート~第389話Cパート)(1992年8月31日~2001年3月2日)→チョー(旧名:長島雄一)(第429話Bパート以降)(2002年3月1日〜)
- せまし・ひろし[注 3]の父で、野原兄妹の父方の祖父。秋田県大仙市在住の農家。しんのすけ・ひまわり兄妹の輪郭はこの人ゆずりで、いたずらや下品なギャグ(「白髪マンモス」や「秋田名物腹踊り」等)を好み、綺麗な女性を見ると見境無くナンパする等(この2つの点はしんのすけに影響している)かなり厄介な老人である[注 4]。なお、しんのすけの「ぞうさん踊り」は、銀の介から伝授されたものである。一人称は「オラ」で、しんのすけの一人称が「オラ」なのもこの人ゆずり。[4]。野原家に来る時は連絡もせずに突然現れたり、電話や手紙より早く来たりする事が多く[注 5]、逆に野原一家が秋田へ来る際には、派手な電飾で装飾された自家用車で大曲駅まで迎えに来たり[5]、地元の青年団員達を引き連れてアクション映画さながらの寸劇を行う[6]等の派手な歓迎パフォーマンスで出迎える。原作・アニメ共に登場当初はデリカシーのない一面を除き比較的まともな性格だったが、現在はひろしとみさえに迷惑をかける描写が増えた。女性好きのため、趣味はグラビアアイドルの写真集を見ることと夜7時からの『女だらけの水中大運動会』[注 6]、『トゥナイト2』などのお色気番組を見ること。そのため厳格なよし治とは仲が悪く野原夫妻の悩みの種。一方で、よし治を「骨のある良いオヤジ」と評価したり「よっちゃん」とふざけてあだ名をつけるなど、喧嘩するほど仲がいいとされる描写もある。また、よし治が銀の介に嫉妬する描写が多いのに対し、銀の介がよし治に嫉妬するような描写は比較的少ない。しんのすけとひまわりを溺愛し、良き祖父として振る舞う共通点もある。幼稚園バスに勝手に乗り込み、バスの中に設置されたカラオケで「TRFいってみるべ」とも言っている。秋葉原のメイドカフェに通ったり[8]もしている模様。車の運転はとても荒く、アニメでしんのすけとみさえが秋田へ行った際には、近くの線路で時速100kmで走っていた特急と並走して乗っていた2人を驚かせ、西大曲駅(架空)から家まではみさえが安全運転をお願いしたにもかかわらずに暴走した[注 7]。そのため妻のつる曰く、免停寸前らしい[9]。愛車はホンダ・ステップワゴン(3代目 RG1・2・3・4型)[10]。単車の運転もこなし、全国一周ツーリングをした際、滞在した熊本県の旅館の女将に一度だけの対面であるにもかかわらず顔を憶えられていた[11]。野原家に泊り込むことが多く、大半の理由は「ばあさんと揉めて秋田から逃げてきた」、「東京の秋葉原で、金を使い果たしてしまい、秋田へ帰る費用を失くした」等、自身が窮地に陥った際の逃げ場であるため、孫たちには喜ばれるものの、野原夫妻からは煙たがられている。むさえも初対面では困惑していたが、徐々に打ち解けて気が合う者同士となった。
- お調子者である一方、悪い事をする人を叱ったり、ひろしが風邪をひいた時には野原家ならではの治療法で看病したり、ひまわりの名前の命名に非常に悩んでいた際には協力を買って出る等、正義感のある一面も持ち合わせている。よくしんのすけたちに米や野菜、海産物を送っており、海産物を送る際はカニやタコ等、特に生命力が強そうな物を選んでいる[12]。
- 「クレヨンウォーズ」では野原一家以外の親族として唯一登場。
- 野原 つる(のはら つる)
- 声 - 北川智繪(第18話Cパート~第715話Bパート)(1992年8月31日~2010年10月15日)→梅田貴公美(第808話Bパート以降)(2013年7月12日〜)
- せまし・ひろしの母で、野原兄妹の父方の祖母。銀の介ほどではないがいたずらや芸が好き。入れ歯をはめており、銀の介の悪ふざけのノリが過ぎた際にはお仕置きで銀の介の顔に命中させた[13]。犬猿の仲かつライバルである夫・銀の介とみさえの父・小山よし治とは対照的に、自身とみさえの母・ひさえとは非常に良好な関係を築いている。また、みさえとは嫁姑の関係にあたるが、お互いに本当の親子のように慕っている。歌謡コーラスグループ「NAGAREBOSHI☆流星群(流れ星流星群)」のファンであり、コンサートのためにはるばる上京した事もある[14]。
- 野原 せまし(のはら せまし)
- 声 - 細谷佳正[15](第1142話Cパート~)(2022年8月6日~)、田村睦心(若い頃)
- ひろしの兄で、野原兄妹の父方の伯父。育菜の夫、樹・菜摘の父。40歳・独身→既婚(『新クレヨンしんちゃん』11巻)。ひろしからは原作では「兄ちゃん」→「アニキ」、アニメでは「あんちゃん」と呼ばれている。農家。原作第24巻で初登場。アニメでは長らく登場せず、原作でせましが登場する回がアニメで放送された時はせましの役割を銀の介が担ったりせましが登場する場面をカットして放送していた。オトナ帝国の逆襲でのひろしの回想シーンや野原家の家系図紹介でも除外されていたが[16]、「野原せまし登場!だゾ」(2022年8月6日放送)にてアニメに初登場。以降はアニメにも度々登場するようになりせましが登場するアニメオリジナルストーリーも制作されるようになった。弟とは異なり足が臭くない。顔はひろしにそっくりだが、みさえに輪をかけてケチな性格で、名前通り心が狭く無表情であったが『新クレヨンしんちゃん』から表情豊かになる。しんのすけ曰く「秋田一のケチ」で、野原家に居着いた銀の介を連れて帰るために秋田から数週間かけてヒッチハイクで春日部に来た。その後酒の飲みすぎで二日酔いになり、野原家に2泊してから銀の介とともに帰宅[注 8]。なお、みさえがシナリオライターを一時期目指していた時期に書いた小説にも「せまし」という人物が登場している。関連性は不明。
- 野原 育菜(のはら いくな)
- 声 - 福圓美里(第1214話Cパート~)(2024年1月6日〜)
- せましの婚約者。27歳。2人の子持ちのバツイチであり、旧姓は「小鹿野(おがの)」。せましとの出会いの場となったお見合いパーティ会場のホテルの食べ放題料理を持参したタッパーで持ち帰りを行っているところをせましが見つけ声をかけたことから話が弾み意気投合。せまし同様のケチで天然ボケな性格。平時は糸目で瞳が見えない。せましにはもったいないレベルの美女容姿で、つると同様に悪戯好きな性格でもあり、元気のない子供達を元気づけようとお面を被り脅かしたこともある。前夫と離婚前は大宮に住んでいたが、離婚後は故郷の秋田に戻り、実家の畑を手伝っている。せましとは村の婚約パーティーで出会い、トランシーバーで連絡を取り合っていた。
- 『新クレヨンしんちゃん』11巻でせましとの子供を妊娠・出産し正式に結婚して名字が「野原」になった。『新クレヨンしんちゃん』第12巻で男の子を出産したことで、3児の母となる。
- 野原 樹(のはら いつき)
- 声 - 生田輝(第1218話Cパート~)(2024年2月3日~)[17]
- せまし・育菜の息子。3人兄妹の長男で、菜摘と芽生の兄にあたる。小学生。短気でぶっきらぼうな性格で、シスコンな面がある。ミミズが苦手。美男子幼児を好むしんのすけにトオル並のレベルで樹は懐かれている。
- 実の両親の離婚前は大宮の小学校に通っており、友人のたけし(声 - くじら)達とサッカーの約束をしていたが、離婚した育菜に連れられ、たけし達に別れを言えないまま秋田に引っ越したことを根に持っていた。その後、育菜がせましと再婚する事になった際に野原家を訪れる。当初は育菜の再婚相手となるせましやしんのすけ達にはまだあまり心を開こうとせず、冷たい態度を取っており、彼らと対立していたが、大宮を訪れてたけし(声 - くじら)やイガグリ(声 - 水野まりえ)達と再びサッカーに興じることができ、「春日部に従弟と従妹(しんのすけ達)がいるからまた会える」と約束を交わし、同時にしんのすけ達を従弟と従妹と認めた。せましに関しては「あいつのせいで友達と離れ離れになってしまった」と考えていたようだが、少しずつ父親と認めて心を開けるようになる。
- 野原 菜摘(のはら なつみ)
- 声 - 今泉りおな(第1218話Cパート~)(2024年2月3日~)
- せまし・育菜の娘。3人兄妹の長女で兄と弟がいる。美少女な5歳。マイペースな性格で、大量のミミズを手づかみするほどの怖いもの知らず。両親が離婚し育菜がせましと再婚する事になった際に野原家を訪れた。野原家の人々とはすぐに打ち解けており特に同い年で同じマイペースなしんのすけに対して強い仲間意識を持っていて、(樹の尾行のためとはいえ)東武野田線(東武アーバンパークライン)に乗って2人で追跡するほど気が合う様子で仲が良い。尾行の際には、四郎(後述)に助けを借りた。
- 野原 芽生(のはら めぐむ)
- せましと育菜の子供。樹と菜摘の異父弟で3人兄妹の末っ子であり、ひろしの甥。
- 育菜の両親
- 声- 青山穣(父)、定岡小百合(母)(第1235話)(2024年6月1日)
- 育菜の父と母で、せましの舅と姑。母はつる同様お茶目な性格。せましと育菜の結婚式では、原作では母はつると一緒にピンク・レディーの「UFO」を、父は銀の介と一緒にかまいたちのコント「UFJ」をそれぞれ披露した。アニメでは母はつると一緒にアスパラの着ぐるみを着て踊り、父は銀の介とコントを披露した。
- 桜 チル子(さくら チルこ)
- 声 - 水原リン
- アニメ133話Cパート「受験生に気をつかうゾ」[18]のみ登場。アニメ版オリジナルキャラクター。
- ひろしの姪でしんのすけ・ひまわりの従姉[注 9]。年齢は19歳前後。ひろし・せましの姉の娘[注 10]。浪人生であり、受験勉強のため野原家にやってきた。しんのすけのおかげでリラックスし、志望大学に合格。
- 普段は眼鏡を着用しているが、眼鏡を外すとしんのすけも見惚れるほどの美人である。
みさえの親族
[編集]- 小山 よし治(こやま よしじ)[注 11]
- 声 - 坂口賢一(第209話Aパート~第466話Bパート、SPECIAL 43[注 12])(1996年11月22日~2003年4月26日、2004年10月16日[注 12])→池田知聡(第611話Aパート~)(2007年9月14日~)
- みさえの父で、野原兄妹の母方の祖父。熊本県アソ市(現実の阿蘇市とは無関係)在住。大卒。元・中学教頭。
- 生まれは長崎市だが、原爆被害で熊本へ疎開し、現地でひさえに出会った。幼い頃は食糧難に脅かされており、食べ物の大切さを知っている。みさえは父親の体験談に感銘を受け、しんのすけのピーマン嫌いを直そうと必死だが、むさえの胸には響かずタマネギが苦手である。厳格で頑固、古典的な九州男児であるが[注 13]美人に弱い一面も。果敢な性格であるが体力面では若者に簡単にねじ伏せられてしまう(しかし教頭時代に不良を追いかけてきたため、足には自信があるらしい)。
- 対照的な性格である銀の介とはライバル。銀の介からは「阿蘇山カルデラジジイ」呼ばわりされる、「よっちゃん」というあだ名をつけられる等、言い争いや意地の張り合いの度が過ぎて孫の取り合いまでに発展し、最終的に周囲に迷惑をかけ、みさえやひろし、むさえ、まさえ達から怒られることもある。しんのすけやひまわりにとっては祖父としてのウケや好評度が銀の介よりやや劣るためか、銀の介に嫉妬するような一面も多いが、根から嫌っているわけではなく、お互い実は仲良く接している描写もみられる。一度「お互いを見習う」ということから、「お互いがお互いになりきる」事があった。しかし、その一方で仲良くしていた所が、再び些細なことで言い争いを発展してしまうことも稀にあり、ひろしやみさえがそれを止めている。
- 趣味は写経と囲碁、NHKの朝のニュース、午後7時のニュースを見ること。みさえ曰くクジ運はとことん悪く、宝くじで一万円が当たった際は思わず春日部の野原家まで報告に駆けつけ、その後続々と押し寄せた訪問客全員にかき氷やぜんざい、パフェをご馳走した。銀の介と同じく、しんのすけとひまわりの写メを待受にしているほど溺愛しており、またしんのすけとひまわりからも大切にされている。時折、孫たちに会いたくなって野原家を訪れるが、銀の介と同様に連絡もせずに突然やって来ることが多い。いわゆるツンデレ(第770話より)。一人称は「わし」。
- 地元での交友関係は不明だが、第327話[19]で野原家を訪れた際は後から訪問客が大量に押し寄せた影響で、おケイや鳩ヶ谷夫妻(ミッチー&ヨシりん)、ひろしの部下の川口とも面識がある。
- 表向きには亭主関白であるが本性は愛妻家で、ひさえが入院した際(ひさえの項参照)には「あいつがいないとワシはもうダメだ」と、涙ぐむ描写も見られた。
- 小山 ひさえ(こやま ひさえ)
- 声 - 上村典子(第209話Aパート~)(1996年11月22日~)
- みさえの母で、野原兄妹の母方の祖母。
- 小山家三姉妹の輪郭は、母・ひさえのものを受け継いでいる(特に現在のみさえは髪型も似ていて、ひさえをそのまま若返らせたようであり、そっくりである)。また、押し入れを開けると物が流れ出てくる乱雑な収納術は次女のみさえに受け継がれた[20]。
- 普段はおとなしい性格で料理上手。よし治・銀の介が犬猿の仲=ライバルであるのに対し、こちらはひろしの母・つると普段から仲が良い。また、夫とは違い銀の介との関係も良好で、笑顔で談笑している[21]。『新クレヨンしんちゃん』6巻では、検査と手術のため東京都内の病院に入院した。みさえやまさえに昔グリグリ攻撃をしていたこともある[22]。
- 小山 まさえ(こやま まさえ)
- 声 - 宮寺智子(第130話Aパート~)(1995年1月23日~)
- 小山家3姉妹の長女。みさえの姉・むさえの長姉で、野原兄妹の母方の伯母。ひろしには「お義姉さん」と呼ばれる。35歳独身。熊本県在住。大卒。中学教師で、担当教科は国語[23]。普段から着物を着用し、日常会話に熊本弁を用いる。イタズラ好きで、恐ろしい仮面などを被り急に現れて飛び上がらせることは趣味の域[注 14]。そのため、妹のみさえにはいつも怒られている。二回目に登場した時は、言葉遣いに厳しく細かいことにうるさいというキャラ付けがされていた。このためひろしはまさえを苦手としている。原作では10巻に1度だけ登場し、その後むさえが野原家に居候していることを知って押しかけてくるまで登場しなかったが、アニメではみさえの妊娠中などに何回か登場している[注 15]。三姉妹が勢ぞろいして喧嘩をする様はまさに“女三人姦し”く、誰も手が付けられない。酒を飲んで酔っ払った時はさらにひどくなり、その時はひろしがその犠牲者となっていた。みさえの必殺技「グリグリ攻撃」はまさえ譲りだと発言しているが[24]、ひさえも「グリグリ攻撃」を幼い頃のみさえにしている描写がある[22]。
- 小山 むさえ(こやま むさえ)
- 声 - 根谷美智子(第561話Aパート~)(2006年3月17日~)、樹元オリエ(小学生時代)(第742話Aパート)(2011年8月5日)
- 小山家3姉妹三女・末っ子。まさえ・みさえの妹で、野原兄妹の母方の叔母。26歳・独身。面倒くさがり屋で、トイレに行くだけでも面倒だという。姉のみさえ以上に子供っぽい性格。幼いころから落ち込んだときには、近所(熊本の実家)の公園の木に登り熊本城を眺める。これは大人になった現在でも変わっていない。ズボラで怠け者。ドッジボールが得意で、幼い頃は「熊本の弾丸娘」と呼ばれていた。数年前にOLをやめて以来消息不明だったが、その理由は世界中の子供の写真を撮る写真家「根画 ヒルム[注 16]」(声 - 宝亀克寿)の助手となり共に旅をしていたからだった。しかし根画がヌード写真に転向したこと、「才能がない」と破門を言い渡されたことに絶望。社会逃避の果てに資金も尽き、アパートを追い出され、春日部の野原家に転がり込み、2階に住み着いた。しかしそれからの生活は怠け者そのもので、一日の大半を寝て過ごす、掃除もせず散らかしたままなど、だらしのない有様であった。そのため姉のみさえを始めとする野原家の面々からは邪魔者扱いされることも多かったが、全般的には仲良く暮らしていた。屁理屈をこねることが非常に多く、その度に野原家の家族(主にしんのすけ)に「何言ってんだこの人」と突っ込まれる[注 17]。「アルバイトしてみたゾ」[25]において、かすかべ書店でアルバイトをしたが、根画の写真集を見つけたことで過去の忌まわしい思い出が蘇り、「過去を思い出したくない」と1日限りで辞めている[注 18]。前述のアルバイトにおいて、師匠である根画の「才能がない」発言が、根画自身も自然写真だけでは食ってゆけず、酒びたりの生活をし、魂のこもっていないヌード写真ばかりしか撮らなくなってしまった点をむさえに諫められたことに対する反発に過ぎなかったことが判明。よし治が野原家を尋ねに来た際、自分には姉たちと違って、誇れるものが何もないことへのコンプレックスを吐き出し、よし治から「故郷に戻って見合いをすればいい」と連れ戻されそうになるが、その際幼い頃にいたずらで撮った父の笑顔の写真[注 19]を今も持ち歩いていたことに感激。そして父から自分の想いを貫くことを諭され、写真家の夢を取り戻した。また、しんのすけを幼稚園へ送りに行った際に、幼稚園の写真をよく依頼される女性写真家「連図」に出会う。折しも撮影旅行の助手を探しているところだった彼女はむさえに助手の話を持ちかけ、むさえは女性写真家の信念に自らが求めていたものを見出し、快諾。荷物をまとめ、野原家に感謝しつつ旅立っていった。アニメ「九州のじいちゃんが来たゾ」[26]において、よし治が野原家を訪れた時に「3ヵ月でカメラマンとして芽が出なかったら熊本に帰郷する」と猶予期間を与えられる。そしてアニメ「祝!!ナント!青春の旅立ちだゾ」[27]でむさえの野原家からの旅立ちが描かれ(この展開は原作とは少々異なる[注 20])、野原家に感謝をしつつ旅立っていった。また、よし治の野原家訪問とむさえの過去が明かされる順番が、原作とアニメでは逆になっている。
- 以降は長らく登場していなかったが、原作では『新クレヨンしんちゃん』2巻vol.025、アニメ「おかえり、むさえちゃん!だゾ」[28]で春日部に戻ってきており、現在は連図が営んでいる『バラクーダ写真スタジオ』で働きながら、かつて野原一家が仮住まいとして住んでいたまたずれ荘に住んでいる[注 21]。入居している部屋は野原一家が以前住んでいた202号室であり、その後も原作と違い頻繁に登場している。まだ若く「おばさん」「おばちゃん」と呼ばれたくないという心境があるからか、しんのすけには「むさえちゃん」と呼ばれている。また、ひろしを「義兄さん(にいさん)・お義兄さん」、みさえを「姉ちゃん」もしくは「みさ姉」、まさえを「まさ姉」と呼ぶ。
- お仲間総選挙では、7位を獲得し出演した。
- ふさえおばさん
- 声-不明
- 小山ひさえの妹。アニメ「熊本でお見合いだぞ」(2009年1月16日放送)に登場。むさえにお見合いの話しを持ちかけた。
幼稚園関係
[編集]ひまわり組
[編集]かすかべ防衛隊
[編集]しんのすけ達5人が結成した組織[29]。「春日部の愛と平和を守る」がモットー。秘密基地はよしながやまつざかの自宅。
下記4人の詳細は
- 風間 トオル(かざま トオル)
- 声 - 真柴摩利(第1話Cパート~)(1992年4月13日~)
- 頭が良く、幼稚園児ながら小学生並みの知識を持ち合わせている「エリート」的存在で、プライドが高いが、親には甘えん坊である。魔法少女もえP等の少女向けアニメのファンである。「アクション仮面」も好きだが、「アクション仮面みたいな子供向け番組には興味がない」と友達には嘘をついている。基本的には真面目で賢いが、ナルシストな一面もある。毒舌。受験をして、私立の小学校に通う予定。あい程ではないが、家がお金持ちで、高級マンション「マングースマンション」に住んでいる。よくしんのすけのマイペースや悪ふざけに巻き込まれることがある。こだわりが強く、一度願ったことは叶うまで努力する。嫌いな食べ物はタマネギとブロッコリーだが、マヨネーズがかかっている場合は別で食べられる。
- 注射が嫌いで、強がって嫌いじゃないふりをしているが、注射が終わった後に「僕ビビって泣いたりしなかったよ、うぇーい」とはしゃいで墓穴を掘り、皆に嫌いな事がばれてしまい、待合室に偶然いたしんのすけとマサオには白い目で見られた。マザコンであり、その事が知られた際には、しんのすけやネネに、「カザマザコン」と馬鹿にされた。しんのすけの親友で、しんのすけ曰く「お互いのほくろの数まで知り尽くした関係」[注 1]と称するほどしんのすけにとっては同性愛者レベルでお気に入りである。さらに風間の弱点である耳をしんのすけに息を吹きかけられたり、唇で甘噛みされると恍惚状態に陥り、ときには立てなくなるほど崩れ落ちることがある。他にも、腕を指で一撫でされ恍惚状態に陥る描写もある。しんのすけからも「感じやすい」とのコメントを受けており、その度に顔を真っ赤に染めながら大声で否定している。原作ではあまり強調されないが、アニメ、特に映画で強調される傾向で、特に『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』ではかすかべ防衛隊を拉致した敵のバレルにまで「最近のガキは進んでいる」と感想を述べられている。
- 桜田 ネネ(さくらだ ネネ)
- 声 - 林玉緒(第1話Cパート~)(1992年4月13日~)
- 5歳児とは思えないほどおませな女の子。自らがストーリー設定及び、脚本を手がける「リアルおままごと」が大好きである。見た目は美少女だが、性格は出しゃばりかつ自分勝手で、しんのすけ達はおろか大人も出し抜いたり、様々な局面でおいしい所をちゃっかり持って行こうとする狡猾さや抜け目のなさも兼ね揃えている。常人が理解し難い発言や矛盾した発言も極端に多く、相手(特にマサオ)を混乱させることも多い。初期はおしとやかでおませな女の子で、少々泣き虫な面があった[注 16]が、後に性格が凶暴化。しんのすけがふざけていると彼の母親であるみさえのようにげんこつやグリグリ攻撃、頬抓りなどのお仕置きをすることがある他、風間トオルを「バカザマ」、マサオを「オニギリ」と脅すことがある。特にマサオに対する扱いは一際荒く恫喝したり、おならをした瞬間を見ていたマサオを脅迫、プロレス技をはじめとする暴行を加えたりしている[注 17]。アニメでは暴力をチラつかせて脅すくらいで、実際に暴力を振るうのは稀。原作、アニメ共に酢乙女あいが転園してからは、より凶暴性に拍車がかかっている[注 18]。自らを「幼稚園のアイドル」と自負し、ひまわりが生まれた時「素直な子になるように」と言って、ひまわりの名前を「ネネ」や自分の名前から取って「ネネ美」にしたらいいと言ったり、トオルがしんのすけ達を他の幼稚園の女子達との合コンに誘った事を知ると、「ネネというアイドルがいるのに合コンなんて(許せない)」と身勝手な持論を振りかざし、男装して妨害を目論んだり、酢乙女あいやきゃりーなどの自分以外の女の子が周囲からチヤホヤされているのを見ると、露骨に嫉妬心や敵愾心を露わにする等、トオルに劣らないほどのナルシストぶりや、母親譲りのプライドの高い一面も見せる。しんのすけが年上の美女を好むように、年上のイケメンを好む一面もある。
- さらに、芸能ジャーナリストの如く他人のゴシップを好み、嬉々と首を突っ込んで周囲を巻き込んででも徹底的に調べ上げようとする野次馬根性の持ち主でもある。たまにその行動がエスカレートし、騒動の原因となってしまうことがある。低血圧で寒さに弱く、朝早く起きるのが大の苦手で、雪が降った日には仮病をしてまで幼稚園を欠席し、椎造先生に会う機会を逃した事がある。
- 佐藤 マサオ(さとう マサオ)
- 声 - 一龍斎貞友(第1話Cパート[注 22]〜)(1992年4月13日~)
- 坊主頭とまるい顔から「おにぎり」というあだ名を付けられてしまった。漫画を描くのが趣味といった一面も見られる。
- 漫画家に憧れており、いつも絵を練習している。小心者な一面がある。片付けが得意。普段は温厚で優しいが、『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』でバスを運転したときや、酢乙女あいへの恋心、恐怖心がある一線を超えた場合、今までの気弱な性格が一転して変貌し、野性味と男気溢れる熱血漢な性格に変わり、口調も荒くなり、運動能力も大幅に向上する。臆病さ故か卑怯な行動を取ってしまう一面もあり、『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、しんのすけへの不信感からスウィートボーイズの作戦に従ってしまい、しんのすけをマサオの家に誘い込み、しんのすけ捕獲の手助けをするという完全な裏切り行為を働いた事もある[注 33]。普段はあまり態度に見せないもののネネに対する怨恨はしっかり持っており、日頃のネネの横暴な振る舞いを増長させたモノマネを本人の前で披露[20]したり、自作の紙芝居を作成した際にネネを物語の悪役に仕立て上げ、普段の意図返しの如く散々な目に遭わせる[21]等、陰湿な形で仕返しをする事もあるアニメではネネに対して一時的ながらも強気な態度に転じる事もあるが、大抵の場合はすぐに形勢逆転され、倍返しで報復される[22]。
- 小心者な反面、それを利用して自分の言い分や要求を無理矢理にでも押し通そうとしたり[23]、煽てられる等するとすぐに調子に乗りやすく[24]、図々しい言動や空気を読まない発言をして周囲の怒りを買ってしまうなどの軽薄な一面[25]や、大げさなくらいに落ち込むなどして周囲を困惑させるなど卑屈な一面[26]を見せる事もある。しかし、調子に乗った場合は碌な展開にならず、マサオ自身にとってはバッドエンドで終わることがほとんどである。大人になった彼は髪が長く、丸刈りではなくなった。性格も小心者で静かだったのが、短気で態度が大きくなった。
- ボーちゃん
- 声 - 佐藤智恵(第1話Cパート~)(1992年4月13日~)
- その名の通り「ボー」っとした男の子。相槌を打つ時や返事、感情を表すときなどに自ら「ボー」という。石が好きで、石をコレクションしている。たまに冴えた一言を言う。常に鼻水を垂らしていて、鼻を何回擤んでも鼻水が出てくる。しんのすけの友人。アクション幼稚園ひまわり組の園児。衛隊メンバーの中では最も大柄な体格である男の子。たまに鋭い指摘をしたり幼稚園児にはできない作業をしたりする侮れない性格の影の実力者。隊員では唯一本名不明[注 37]。自己紹介時も「ボーちゃんと呼んでください」などと言うだけである。得意技は「気配を消すこと」。普段は無口で冷静沈着だが、鼻水や石集めを馬鹿にされると激昂する。いつも垂らしている鼻水は意のままに操ることができ、一発芸や武器として利用するが、鼻水が出ていないと体のバランスが悪くなってしまう。モーターボートの起動ができる[29]、免許はないが幼稚園の送迎バスの運転(MT車)に関する知識があり、かすかべ防衛隊の面々に教える[注 38][30]、湯呑みに書かれた魚の複雑な漢字を次々に読破する[31]、野球のボールが自分の横を通り過ぎる一瞬の間にボールの縫い目の数を数える、プロの書家顔負けの達筆で習字を書く等、知識技能は大人をも軽く凌駕するものがある。几帳面であり少し曲がったリモコンもキチンと戻さなければ気が済まない。現在は隠れた才能を発揮したりするが、アニメ初期は動きが鈍いキャラクターで2代目OP「夢のENDはいつも目覚まし!」では防衛隊5人で踊るシーンで、ボーちゃんはしんのすけ、トオル、ネネよりも遅く踊っていた(マサオは「付いていけてない」踊りをしている)。運動神経も優れており、リレーの1走で普通に走って(鼻水を使った技など使わず)足の速いばら組の園児に勝つほどである[32]。怒ることはあまりなく、もの静かで優しい。
- 酢乙女 あい(すおとめ あい)
- 声 - 川澄綾子(第339話Aパート~)(1999年11月12日~)
- お金持ちの親を持つ令嬢。趣味はアンティークドールのコレクション。一般庶民の暮らしを経験したかったために世田谷から春日部に引っ越して来た。引っ越してきた理由は、偶然日本地図に矢を投げたら春日部周辺に矢が刺さったからである。幼稚園バスではなく、高級車に乗って登園し、車から降りる際には、レッドカーペットが敷かれ、ゴージャスなBGMがかかる。
- ミホ
- 声 - 阪口あや
- 男性好きの惚れやすい性格で、しんのすけにラブレターを渡しデートする(最終的にしんのすけは好意を抱く節を見せていた)が、しんのすけのデリカシーのなさに呆れ振ってしまう。翌日にはマサオやボーちゃんにも一目惚れし、ラブレターを渡していた。別の話では他の男子の園児や園長にも惚れていたが、その翌日にはしんのすけに惚れ、再びラブレターを渡そうとする。しかし風間にはラブレターが来ないため「なんで僕には来ないんだ」と嘆いていた。(ミホは風間を知らなかったため)
- メグミ同様、エピソードに度々登場している。
お色気(おいろけ)
- 声 - 三石琴乃
- 劇場版第6作『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に登場。
- SMLの隊員。しんのすけのスカウトによって補欠隊員として入隊。
ばら組
[編集]この子たち以外にも、大会などの際に1回限りの園児(とくにソフトボール大会やサッカー大会など、特定のイベントに特化した能力を持つ園児)が登場する事が多い。
- 河村 やすお(かわむら やすお)
- 声 - 大塚智子(第21話Cパート~)(1992年9月21日~)
- 乱暴な性格で、あだ名は「チーター(河村)」[30]。他の園児とは異なり青のスモックを着用せず、常にヒョウ柄のランニングシャツを着ている[注 23](運動会の騎馬戦では帽子までヒョウ柄であった)。
- サッカー[注 24]やマラソン等、全般的に運動能力に優れているが、しんのすけの強運には勝てず(大抵はしんのすけのマイペースに呑まれることがほとんどである)、自ら勝負を仕掛ける割にひまわり組との対決ではほとんど負けている。
- 登場シーンではまつざかのテーマBGMと同じBGMが流れていた。しんのすけからは「チーター」と呼ばれていたが、現在は通称を間違えられたり(「ターキー井上」「セーター」「ヒーター」「モーター」「ヘリコプター」「バンカー」「シーサー」「ビーカー」「シーザー」など)、存在そのものを忘れられたりしている。さらには、しんのすけと運動会の組対抗リレーで知り合った当初は「カバムラくん」と本名ですらも間違えられている。その他、ひまわり組の部屋に入った際にしんのすけに「新入生だ」と忘れられた存在として扱われた事も[31]。
- 登場回数は多くないが、アニメ初期から登場しており劇場版にも登場した。家族は母親と犬が登場している。飼っていた犬が死んでしまい、ショックで相談相手を探し、その時相談に乗ってくれなかったひまわり組に恨みがあり(その時はリアルおままごとの方が大事とネネが言ったため)、敵視しているが、かすかべ防衛隊と仲良くしたそうな一面もある。不仲ではないので、リレーでは転んだマサオにしんのすけが介抱に駆けつけたところ、逆転勝利を捨てて同調して「一緒に走ってやるから泣くなオニギリ」と助けている。ひとし、てるのぶと一緒に登場することが多い[32]。同じ組のかなに惚れており、向こうも惚れていると思い込んでいたが、実は動物好きなだけでヒョウ柄のシャツに興味を示されていただけであり、後にヒョウのコスプレをさせられてみんなに笑われるという結果となった。
- ひとし
- 声 - 志乃宮風子(第19話Bパート、映画・ヘンダーランド)(1992年9月7日、1996年4月19日)→横山智佐(第65話Cパート〜不明)(1993年9月6日~不明)→水田わさび(第342話Aパート)(1999年12月3日)→不明(第374話Aパート)(2000年10月20日)→不明(第485話Cパート)(2003年11月15日)→天田有希子(第599話Aパート、第605話Bパート)(2007年5月25日、2007年7月13日)→永澤菜教(第671話Aパート~)(2009年7月10日~)
- 原作では3巻、アニメでは「決闘しちゃうゾ」(1992年9月7日放送)から登場。刈り上げ(ツーブロック気味)の髪型をしたいじめっ子で、よくコンビのてるのぶと共に悪さをしている。故意ではないものの頻繁にしんのすけに泣かされている。同じばら組の園児である河村と一緒に登場する時もある[32]。小学校時代を描いた『エンピツしんちゃん』でも登場するが、幼稚園時代とは変わっていじめやイタズラをしていない。(おケイの息子の本田ひとしとは別人)
- てるのぶ
- 声 - 白石文子(第19話Bパート、映画・ヘンダーランド)(1992年9月7日、1996年4月19日)→白鳥由里(第65話Cパート〜第342話Aパート)(1993年9月6日~1999年12月3日)→不明(第374話Aパート)(2000年10月20日)→不明(第485話Cパート)(2003年11月15日)→山口眞弓(第599話Aパート、第605話Bパート)(2007年5月25日、2007年7月13日)→瀧本富士子(第671話Aパート~)(2009年7月10日~)
- 太ったいじめっ子で、コンビのひとしと共に悪さをしていた。ひとし同様河村と一緒に登場する時もある[32]。限定販売されたもえPのハンカチを持っていたため、風間からとても興味を持たれた事がある[33]。
- メグミ
- 声 - こおろぎさとみ(第82話Bパート~)(1994年1月24日~)
- マサオと両思いのピンクのリボンをした女の子。5歳[34]。
- マサオが一目惚れしラブレターを書いた相手。その際、恥ずかしさのあまり代わりにしんのすけに届けさせたが、しんのすけは名前が同一で別人の「メグミ」にラブレターを渡してしまい、恋は実らなかった。アニメ版ではラブレターに差出人の名前が書かれておらず、しんのすけもマサオからのラブレターである事を伝えなかったため、しんのすけが書いた物だと勘違いされ、しんのすけと一緒にシーソーに乗ってしまう。それを見ていたマサオは「お名前書いとけばよかった」と悔やんでいた。だが、実はメグミもマサオが好きだった。
- その後も「ナンパの道はきびしいゾ」[35]など、初期のエピソードではたびたび登場している。
- 秋風 舞(あきかぜ まい)
- 声 - 浦和めぐみ(第115話Bパート~)(1994年9月19日~)
- しんのすけ同様下膨れ気味の顔に太い眉毛が特徴。神経衰弱が得意で「天才トランプ少女」としてテレビに出演しており、その翌日にばら組に転入してきた。品のある女性を意識して「〜とう存じます」と独特の口調で話す。ひまわり組と神経衰弱で対戦したが、しんのすけのマイペースに振り回された挙句、ボーちゃんに負け号泣した。以後も初期のエピソードではたびたび登場していた。
- 宇集院 魔朱麿(うじゅういん ましゅまろ)
- 声 - 森田チアキ(現:森田樹優)
- 宇集院家の御曹司。
- 大金持ちの温室育ちに加え、母親の影響もあって、非常に我儘でキザな性格だが根っからの嫌な人間というわけではない。登場頻度は低いが初期から現在のまで登場している。
- 初登場時にはネネちゃんに毛虫を突き付けて、嫌がらせをし、しんのすけにも同じ行為をするも逆に犬の糞を突き付けられた(アニメ版では突き付けた毛虫がしんのすけの頭に乗っかっても物怖じしなかったことに驚いて逃げ出した)際に転倒し、膝をすりむく。これに対し、宇集院夫人が激怒したことで野原親子は宇集院家に謝罪に赴くも宇集院夫人がしんのすけを見下したことにみさえが激怒したことで母親同士のケンカに発展。一方で魔朱麿はしんのすけと仲直りし、アニメ版では魔朱麿がしんのすけに謝るシーンが追加され、2人が仲直りしたことでみさえが宇集院夫人に対し「子供のケンカに親が出る必要はありませんね」と嫌味を言う追加シーンも描かれている。
- 英会話教室の体験入学でしんのすけと再会したが忘れられており、名前を言うと「宇宙人アルマジロ」と呼ばれた。なお、それぞれの母親も同席していたが、しんのすけと魔朱麿は仲良しであるものの、魔朱麿の母親がみさえに嫌味を言ったことで舌戦となり、母親同士は不仲である様子(魔朱麿の母親がみさえに(しんのすけに英会話させるのは)「豚に真珠」としんのすけを暗に貶し、しんのすけが魔朱麿の母親に「おばさんにダイヤ」と言い返したことで舌戦は終息)。
- 「野原刑事の事件簿」では、お小遣い欲しさにチンピラ風の男と組んで誘拐をでっちあげ、母親から身代金をせしめようとした(男からも「とんでもないガキ」と呼ばれた)。その際、犯罪者たちの取引現場に出くわしてしまい殺されそうになるが、しんのすけの登場によって救われる。その後、真実を知った母親からお仕置きを受けた。名前は宇集院魔朱麿だったが、顔は前述のひとしになっていた。
- 『新クレヨンしんちゃん』では、しんのすけに対抗意識を燃やすという面も見られた。
さくら組
[編集]- きゃりー
- 女の子。板橋区からの転入生。少々派手な衣装を好む個性的な性格で、皆と早く打ち解けたいがために幼稚園で勝手にコンサートを開き、歌っていた。同じく奇抜なファッションを好むしんのすけと意気投合する。
- 彼女の登場したvol.63はアソビシステムとコラボした話である。
- ザキヤマ
- 声 - 山崎弘也
- アンタッチャブルの山崎弘也がコラボした際に出演した。
- アニメ「ザキヤマさん来〜る〜だゾ」(2015年6月12日放送)で幼稚園児役で登場。しんのすけ達よりも1つ下の学年だった。
- しんのすけとは「ケツだけ星人」で意気投合。しんのすけが尻を使うのに対し、こちらは自身のアゴ[注 25]を使っている。
- なお、彼のモデルであり声優を務める山崎弘也は本作の舞台である春日部市出身である。
幼稚園職員と関係者
[編集]- 高倉 文太(たかくら ぶんた)
- 声 - 納谷六朗(第4話Aパート〜第841話Bパート)→森田順平(第872話Aパート〜)
- 48歳。アクション幼稚園(ふたば幼稚園)の園長。徳島県出身。
- 色黒に加えてサングラスに天然パーマと派手なジャケットの容姿も相まってヤクザ顔負けの強面が特徴。初登場の原作1巻(アニメ1992年5月4日放送「任侠ひまわり組だゾ」)ではしんのすけに「地上げ屋さん」と言われ、よしなが先生からは「ソープに売らないで」[注 26]と懇願されるなど、園児はおろか職員たちとの対応にも苦慮することが多い。家庭訪問をした際には近所の住民に凶暴な借金取りの取り立てと誤解され、警察が出動する騒ぎになった[36]。また、この騒動が決め手となり、本人が「もう来年から家庭訪問やめよう…」と涙ながらに言ったことで、家庭訪問に関連したエピソードはこれで最後となった[注 27]。スイーツが好きだが、パフェ屋に来たときは「強盗に来た」と勘違いされ、怖がった客が帰ってしまうということもあった。
- 厳つい顔に反して、普段は非常に温厚で園児たちにも敬語で接するなど、礼儀正しく紳士的。それゆえ園児たちからは非常に慕われており、職員や保護者たちからの信頼も厚い。本人曰く「喧嘩は弱い」とのこと[37]。滅多に怒ることはないが、アクション幼稚園(ふたば幼稚園)やその園児を侮辱したり、危害を加えようとする者には激しく怒りを露わにする[38]。その際は持ち前の強面と迫力で相手を完全に萎縮させてしまう。好物は納豆やケーキ、パフェ等のスイーツ。酒には弱く、泣き上戸である。
- 「園長」と呼ばれることがほとんどであるため、めったに本名は出てこない。前述のような強面のため、しんのすけからは「組長」と呼ばれている。本人がそれに対して「園長です!」と突っ込むのが定番となっているが、その気になって任侠モードに入ってしまうこともある。稀に「園長」と呼ばれる事もあり、その際は「組長です」と言ってしまう事もある。趣味はカメラだが、長年の経験にもかかわらずしんのすけの撮った「撮る人は撮られる人」と題された写真(カメラを構えている園長を隠し撮りした写真、タイトルはひろし命名)が雑誌の最優秀賞に選ばれたのに対し、自分の作品は落選だった[39]。書道歴30年という腕前も持つ[40]。ボウリングも趣味としており、本格的な装備を用意し、一人でボウリング場へ練習に行く事もあるが、無断でシロを連れたしんのすけのせいで出禁にされている[41]。着ているジャケットにはこだわりがあり、同じものを7枚所有し、曜日ごとに変えている。遠足の下見を毎年楽しみにしている。また、ななこの父である四十郎のファンである[42]。腹話術もできる[43]。
- 上京したての頃、厳つい顔のため周囲に避けられ落ち込んでいたとき、ただ一人「優しそうだから」と優しく接してくれたのが幼い子供がいたことから、「子供たちの役に立ちたい」と幼稚園の設立を志し、現在に至る。幼稚園では自身の「上京記念日」を毎年休園日にしている。幼稚園設立以前は就職活動をしていたが、履歴書の写真が強面ということで不採用が続き、履歴書アレルギーとなってしまった。また、幼稚園教諭にならなかった場合に就きたかった職業には警察官を挙げている[44]。
- 『新クレヨンしんちゃん』7巻では、自身の幼少期~上京するまでのストーリーが描かれた。幼少期から顔が怖く、そのせいでいらぬ誤解を受け卑屈になっていたところ、幼馴染の少女に励まされ立ち直り、その付き合いは上京を決めた後も続いていた。ラストシーンでは、その幼馴染の正体は現在の妻である志麻(副園長)であることが示唆されている。
- 出身高校はさきがけおとめざ高校。母校が全国高等学校野球選手権大会(甲子園)に初出場を果たした際には、初戦で2対3と惜敗した[45]。大学時代には編み物サークルに所属していた。高井夢男(声 - 優希比呂)という保育士志望の甥がおり、ふたば幼稚園で教育実習を行ったことがある[46]。
- 納谷の死後、テレビアニメでは「若い二人はこうして家を買ったゾ」と「たけのこ大襲撃だゾ」に登場したがいずれも容姿のみの出演で、後者の放送翌日に公開された劇場版第23作では、過去の音源を用いてのライブラリ出演になった[47]。その後、声優が森田に代わっての初登場回(2015年10月9日放送)では久々に台詞付きで登場した事をしんのすけにネタにされた[注 28]。
- お仲間総選挙では、9位を獲得し出演した。
- 高倉 志麻(たかくら しま)
- 声 - 滝沢ロコ(第3話Bパート~)(1992年4月27日~)
- 文太の妻で、アクション幼稚園(ふたば幼稚園)の副園長。通称「園長夫人」「副園長先生」(原作ではネネちゃんが「奥さん先生」と呼んでいた。1巻では「奥さん 保母[注 29]兼」と紹介されている)。下の名前は『新クレヨンしんちゃん』で判明した。
- 他の先生と比較すると出番は少なく、会話の中で名前のみ登場することが多い。
- 夫とは子供の頃から30年以上の付き合い。基本的に仲が良いが、たまに「納豆にネギを入れなかった」など、些細なことで喧嘩をする[48]。しんのすけからは「極道の妻」呼ばわりされている。すぐ自信をなくして落ち込む夫を「キムタクの顔は3日で飽きるけど、貴方の顔は30年以上経った今でも飽きないわ」と励ましている。
- ただし夫の顔については今でも慣れず、突然現れたり、笑顔でいるところを見て悲鳴をあげたことがある。
- 前述の通り、『新クレヨンしんちゃん』7巻にて園長の幼馴染であったことが示唆されている。
- アニメでは動物を飼うのは禁止と厳しく夫を叱ったことがある。理由は夫が次々と小動物を拾ってくるせいで暴れられたりけがを負うなど世話が大変なため(「組長のヒミツの愛だゾ」より)。ただし『新』7巻では園長がネコを飼うのを快く許している。
- 一時期、さくら組の担任をしていた[49]。
- 吉永 みどり(よしなが みどり)[本名:石坂(いしざか) みどり]
- 声 - 高田由美(第1話Bパート〜第680話Aパート)→七緒はるひ(第685話Aパート〜)
- しんのすけらの担任教諭。24歳。血液型はO型[50]。バストは自称89cmだが、実際は79.8cm[51]。旧姓「吉永(よしなが)」。しんのすけが二歳の時にふたば幼稚園の面接をしているため、恐らくふたば幼稚園は、3年目である[52]。
- 普段は優しい先生だが怒ると怖く、幼稚園教諭とは思えないほど粗暴な言葉を怒鳴る。園児達が唖然とするほどの気性の激しさが原因で、一時神経性胃炎と診断されたこともあった。また、些細なことで大喧嘩を始めたしんのすけと風間が中々喧嘩を止めないことに怒りを爆発させ、喧嘩をする二人の横で「ケツにダイナマイト突っ込むぞ!」と暴力的な発言をしながら教室で大暴れしたり(この時は園児達もよしながの豹変ぶりに唖然とし、怯えていた)[53]、しんのすけの妹の名前候補にマサオが自分と同じ「みどり」を提案したが、主に貧乳ということをマサオ以外の園児達からは散々否定され激怒し、黒板を引っ掻いて気持ち悪い音を立てた事がある。また、幼稚園に入園したひまわりを描いた番外編では、粘土細工の時間中に「チンコ」と発言してしまったため、教室の外から一部始終を見ていた園長から授業終了後に気まずい雰囲気で説教され、上尾先生から話を聞いたまつざか先生からは「んまぁ、お下品ね」と嫌味を言われた。また、酒癖が極めて悪く、アルコール類を飲むとすぐに酔っ払って暴れ出すほどで、野原家への家庭訪問でしんのすけが誤ってりんごサワーを出してしまった際には新聞紙と服を破いた挙げ句、ひろしを純一と勘違いして「顔面大根おろし」をするなど大暴れした[54]。そして原作初期はアニメ初期と比較してかなり気性が荒く、特にふざけたり悪戯をしたしんのすけに対して怒鳴りつける、げんこつを食らわす、物できつく殴打するといった暴力的な描写が多かったが、これらの彼女の言動は、結婚により徐々にマイルドになり現在ではほとんど見受けらず、3人の担任教諭の中では最も常識的な性格となっている。
- また盲腸になり入院した時は、まつざかと同じく「じゃがいも小僧(しんのすけ)だけは見舞いに来てほしくない」と願ったり、運動会のリレーで、ばら組に勝つためにアンカーのしんのすけを写真集で釣ったりと滑稽でさらに狡猾な面も見られた[55]。
- 純一とは友達付き合いの頃から恋慕しており、自室や街中でいきなり妄想の一人芝居を始めて周囲を困惑させることもあった[56]。
- 純一と結婚し石坂姓になったが、職場では引き続き「よしなが先生」と呼ばれており[57]、本人もそう希望している。髪型はポニーテールで原作では黒髪に赤いリボンをしているが、アニメでは栗色の髪に水色のリボンをしている。しんのすけ曰く、ひろしからは「美人じゃないけど可愛い先生」と言われているらしい[58]が、銀の介からは「美人な先生」とも呼ばれている。
- まつざかの露出的な服装をたびたび批判しているが、自身も露出度の高い水着を喜んで着用するなど、まつざか以上に大胆な面もある[59]。
- 結婚前は「荒間荘(あらまそう)」というアパートに居住していたが、結婚後は高級マンション「ハイムニクバナレ」に転居。住まいをアパート時代からかすかべ防衛隊の秘密基地にされている。学生時代はワンダーフォーゲル部で[60]、しんのすけに見つからないようにという理由でベランダからロープで降りたこともあるが、近所の人に見られて気まずい雰囲気になっていた[61]。
- 演歌が大好きで、結婚前・本格交際前の石坂とのデートの際、流れてきた『北埼玉ブルース』を周囲が引くほど熱を入れて歌っている。幼稚園の教諭にならなかったら「みやこひばり」という芸名で「小林幸子のような衣装で紅白に出ること」が夢だったという[44]。なお、この件とこのときのデート現場での野原家との遭遇のドタバタとが、恋人関係へのステップアップのきっかけとなった。しんのすけにはいつも邪魔されるが、石坂との初キスなど、しんのすけが偶然にもキューピッドになることも少なくない[注 30]。小学校時代は「缶けり姫」と呼ばれていた[62]。運動音痴のまつざか先生とは対照的に水泳やスキーが得意[63]。お笑い好きでもあり、石坂と喧嘩して落ち込んでいる時にお笑い番組を見て一時元気になったが終わったらまた落胆していた。
- まつざかと頻繁に喧嘩をしているが、決して仲は悪くない(2007年5月18日放送分で「あなたがいなくなると寂しくなるわね〜」と泣きながら語っていたため、いなくなってほしいとは思っていない模様)。
- また盲腸で苦しんだ際、まつざかにひまわり組のことを頼んだりなど、親友と呼べる関係である[64]。
- 園児達には非常に慕われており、石坂との結婚で幼稚園をやめることになると勘違いしたかすかべ防衛隊のメンバーが、それを阻止すべく直接石坂を説得しようと勤め先まで行ったことがある[65]。
- 石坂 純一(いしざか じゅんいち)
- 声 - 坂東尚樹(第17話Bパート~)(1992年8月24日~)
- みどりの夫。24歳(原作では28歳とも)。血液型はB型[50]。石田純一に似ていると常日頃から自慢されているが、しんのすけからは石倉三郎似と言われている。友達程度の交際時代からのストーリーがある。心優しい性格がみどりに惚れられたようだが、裏を返せば気が弱く優柔不断なのが欠点であり、それが原因で一時は破局寸前まで進んだこともあった。しかし、幼稚園での野外結婚式の際、予想外の大雨で中止寸前の状況となり狼狽えているところをしんのすけの檄により発奮、雨の中に飛び出し凛々しい姿で結婚宣言をし、来客からの喝采を博した[66]。飯田橋駅にある「ツーリーブス産業」という会社に勤務。原作では課長に昇進している。
- 石坂 桃(いしざか もも)
- 石坂夫妻の長女。みどりが野原みさえに借りた本を返しに野原家へ訪れた際、陣痛が始まり、たまたま居合わせた大屋主代の助産により誕生。桃のようにかわいい女の子になってほしいということで「桃」と命名[注 31]。アニメでは妊娠すらしておらず、子供の設定そのものが存在しない。そのため前述の熱繰椎造のポジションも変更されている。
- よしながの両親
- よしなが家では、代々結婚式で、ふんどし姿につのかくしだけで踊ることになっているため、よしなが先生の父親が一生懸命練習していた。よしなが先生が結婚する前に心配で電話をかけた。母親[注 32](声 - 峰あつ子)はよしなが先生が盲腸で入院したときにお見舞いに訪れた[67]。
- まつざか 梅(まつざか うめ)
- 声 - 富沢美智恵(第1話Cパート~)(1992年4月13日~)
- ばら組の先生。24歳の独身。身長は157.5cm[68]。苗字は基本的に平仮名で表記されるが、アニメのサブタイトルで二度漢字表記されたことがあったり、お話内に漢字で表記されていることもある[69]。
- しんのすけが二歳の時にふたば幼稚園の面接をしているため、恐らくふたば幼稚園は、3年目である[52]。なお、1年目の時は髪型がショートだった時期がある[70]。また、その時担任していた松本ショウ(声 - 池澤春菜)に逆上がりを教えてやれるようなったため、ショウはまつざかに片思いをしており、卒業後思いを伝えようと幼稚園に来たが結局言えずまつざか本人は気づいていない[70]。
- プロポーションは良く、自称だが胸囲は84センチCカップ。厚化粧。ボディコンやハイレグ水着など露出度の高い衣装を好み、あえて高い物に身を包むことで高級な女を演じようとしている。初期の頃には本人曰く、普段ジュリアナ埼玉のお立ち台で踊っているらしい[71]。合コンやお見合いなどに積極的に参加しているものの性格の悪さが露呈するため断られてばかりいる。
- 高飛車な性格で、ばら組の園児を鼻にかけており、ひまわり組を馬鹿にする発言が度々見られる。初登場は連載第7回のアクション幼稚園運動会で、この時点で自ら受け持つばら組を「優秀」と言い、よしながの前で「おたく(ひまわり組)と比べちゃかわいそう」と言い放っている[注 33]。そのために、よしながとの口ゲンカは絶えない。とはいえ、ひまわり組の園児たちのことを心底嫌っているわけでなく[注 34]、よしながにも友情を抱いている[注 35]。今の幼稚園で働いていることも誇りに思っており、私立で給料の高いエレガンス幼稚園のスカウトマンから、自分の職場を馬鹿にされた際は激怒し、「2度とそのツラさらすなよ」と撃退した[73]。子供の頃に「梅干し」と馬鹿にされたトラウマが原因で、周囲から下の名前やフルネームで呼ばれる事を嫌がっている[注 36]。
- よしながとは色んな面で正反対だが、酒癖の悪さは共通しており、しんのすけに出された酒に酔ってしんのすけに襲いかかったことがある[74]。好きなものは、ブランド品や派手な服装で、給料の多くをこれらにつぎ込んでいるため、クレジットカードの債務に追われる倹しい生活を送っている[注 37]。映画は夢に彼氏として出てくるほどのドラキュラ伯爵好き[75]。音楽は演歌を好むよしなが先生とは対照的にかなりのヘヴィメタル好き[76]。運動音痴で、学生時代は「鉄の人魚姫」と言われるくらいカナヅチだったり、スキーの大会でボーゲンの部でブービー賞を取ったことがある[63]。
- 幼稚園の先生にならなかったら「オードリー・ヘプバーンみたいになりたかった」とのことで、園長とよしながから「お姫様みたいな暮らしをしていい男に出会いたかったわけね」と解釈されていた[44]。
- 男運が全く皆無で[注 38]、お見合い・婚活・合コンをしても出かけた先のほとんどで遭遇するしんのすけ(時には野原夫妻までも)または上尾の妨害・自身の態度及び言動・相手の男性が婚約者がいるまたは既に結婚しているなどでなかなか上手く行かず[注 39]、最後は号泣したり、焼き酒や焼け食いする事[注 40]などがしばしばである[注 41]。自身の名のコンプレックスからお見合いや婚活では「さおり」を初めとした偽名を用いることが多い。基本的に失敗に終わるオチはコミカルに描かれているが、ラブレターを渡してきた男子高校生かずおの気持ちに応えようとするも、母子家庭の彼が自分のために受験勉強が手つかずになっていたのを知ると「しっかり勉強して早く親孝行しな」と、その高校生のためを思って、自ら身を退くと[注 42][77]、シリアスに描かれたこともある。また、ボーちゃん[78]や記憶喪失中のしんのすけ[79]に惚れられたこともあった。
- まつざか三姉妹の末っ子の三女で、家族は両親と2人の姉がいる。2人の姉とは、会えば基本的にケンカになる(主に男のこと)が、3人で飲みに行ったりすることから仲は悪くない。長女は中学校教諭の松、次女は小学校教諭の竹。名前が三姉妹で松竹梅になっており、姉妹揃って男とは無縁。幼いころは長姉・松や次姉・竹のお古であるおさがりを着ていたらしい。
- 自称「六本木生まれの六本木育ち」[注 43]だが、実際は田舎生まれの田舎育ち(東北地方、作中では宮城県)で、親に電話をする際はかなりの東北訛りが出ている[80]。だましだまし暮らしているためしょっちゅうボロを出しており、その度にかろうじてフォローしている。中学時代は「田植え娘」「田植え姫」の異名を持つほど田植えが上手で[81]、幼稚園の実習で田植えや芋掘りなどがあると土に触れたいという衝動に駆られる。実家は椎茸を栽培しており、母親がスーパーに卸して販売する椎茸のパッケージに自分の顔写真を勝手に入れられている[82][注 44]。高級マンションの「マンションジュリアナ」[注 45]居住と自称するが、実際は「瀬古井荘(せこいそう)」(原作第8巻)や「ウマレ荘」(原作第43巻)というアパートに居住。また、原作第43巻から住まいをかすかべ防衛隊の秘密基地にされた(アニメではされていない)。
- 徳郎との恋愛は彼女がいつものように泥酔して階段から転げ落ち負傷し、サンタバーバラ接骨院で診察を受けた時に出会う[83]。アニメではまだ徳郎が南米に就任中のままで再登場していないが、原作では彼が南米から帰国した後、あるアクシデントから彼と破局の危機に陥るが、かすかべ防衛隊の仲介で無事仲直りし、結婚の約束をした。しかし数日後、徳郎が現地で無差別爆弾テロに巻き込まれて死亡したことをニュースで知り、そのショックから徳郎の後を追って死のうとする。職務中にウィスキーを煽るなどアルコール中毒にも近い状況にまで追い込まれ謹慎を言い渡されてしまい、死に場所を求めてガールズファイトに参加するなど自暴自棄になったが、徳郎が生前に書いた手紙がきっかけで立ち直った。その直後に職務中に飲酒していたことを保護者達から責められ、懲戒免職の危機に追い込まれたが、園児達の懇願により減俸3か月の処分で事無きを得た[注 46]。
- 現在はいつもの人物として吹っ切れており、新しい恋を見つけようと合コンや婚活イベントなどにも積極的に参加するようになった(ただ参加した合コンでは自前の王様ゲームセットを持っていくなどして参加者から引かれている模様[84])また、恋愛系だとカスカベ防衛隊のことを今会うべきでない子供たちベスト5としている[85]。
- 初期から専用BGMがある。
- お仲間総選挙では、5位を獲得し出演した。
- まつざかの母親
- 声 - 麻生まどか(第534話Bパート)(2005年6月24日)
- 梅に六本木とお見合いさせた人。松、竹同様に梅の合鍵をもっており、勝手にはいってはビールを飲んだりしている模様。また、先祖代々伝わる結納の舞を梅に踊らせたり、徳郎と梅の結婚を反対していたが夫に一括されて黙った(六本木以外の男と結婚は認めなかった模様)。徳郎の死後、梅の携帯に電話をしてもでなかったため幼稚園の同僚から話を聞き、心配で寝込んでしまった。アニメでは、「まつざか先生見ちゃいや~んだゾ」(2005年6月24日放送)で初登場する。その際は、電話でのみの登場であって、生椎茸の写真に梅の写真を使っていたため怒られていた。
- まつざかの父親
- アニメ未登場。梅と六本木の結婚しか認めない妻に「ロッキー・ザ・ファイナルにはガッカリだよ」と一括して黙らせた。徳郎の死後、畑で取れた野菜を梅のところに持ってきて励まして帰っていった。
- まつざか 松(まつざか まつ)
- 声 - 勝生真沙子(第212話Cパート~)
- まつざか三姉妹の長女で、梅の長姉でありまつざか竹の姉。28歳(徳郎には梅より二つ上と言っていた)。妹達と同じく独身。中学校教師(私立伝統校勤務)(原作20巻では高校教師と名乗っている)。和服と泣きボクロが特徴。小山まさえと同じく教師であり普段から和服で過ごしている。
- 竹とともにしんのすけを利用して幼稚園での醜態を行田に暴露させ、サンタバーバラ接骨院に入院中の梅を破局に追い込もうとしたが、失敗に終わったばかりか、幼稚園にとって梅がかけがえのない存在であることを思い知らされる。最終的には梅と徳郎の間柄を認めた。原作46巻に再登場するが、妹の竹と同じく原作20巻に比べて容姿がかなり変わっている。
- まつざか姉妹の長女だけあって、末女の梅も彼女には頭が上がらない様子。怒った顔をしなくても結構な迫力があるが、怒った時の顔や態度は梅そっくり。また、梅の家の合鍵を持っている。
- まつざか 竹(まつざか たけ)
- 声 - 速見圭(第210話Cパート~)
- まつざか三姉妹の次女で、松の妹であり、梅の次姉。26歳。松と梅と同じく独身。小学校教師。あだ名は「チーママ」。梅よりも派手さを意識した格好となっており、金髪に真紅のロングコートが特徴。よく梅とは口げんかをする。
- 原作46巻に再登場するが、姉の松と同じく原作20巻に比べて容姿がかなり変わっている。また、梅の家の合鍵を持っている。
- 松本ショウ(まつもと しょう)
- 声 - 池澤春菜
- まつざか先生が初めて受け持ったクラスの児童。父の仕事の都合で今はアメリカに住んでいる。幼園児時代に、まつざか先生に逆上がりのコツを教えてもらって、できるようになったため、まつざか先生に恋をしていたが本人に告白する勇気が出ず、告白はしなかった。幼稚園に遊びに来た際には、ネネが一目惚れの相手だったり、トオルの憧れであり、園児達に評価されている。
- 上尾 ますみ(あげお ますみ)
- 声 - 三石琴乃(第281話Aパート~)(1998年7月10日~)
- アクション幼稚園(ふたば幼稚園)の先生。23歳の独身。埼玉県上尾市に由来。原作では21巻、アニメでは「久しぶりの幼稚園だゾ」から登場。骨折して入院したまつざか先生の代理教員として幼稚園に来たが、まつざか先生が復帰した後も引き続き勤務している。
- 当初は、極端なシャイで園児と接することもままならないほどだったが、現在はおおかた改善されている。普段はおとなしくて何を考えているかわからない変人だが、眼鏡をはずすと性格が豹変[86]し、思っていることを大声で言ってしまう。これに関しては「近視で眼鏡がないとほとんど何も見えず、何も見えないと怖さが軽減され何ごとに対しても強気になれるから」と本人が説明している。不良に絡まれた際には、眼鏡を外して怒鳴り散らし、暴言を吐いて不良達を撃退した事もある。よしながからコンタクトレンズを勧められたこともあったが「目の中に入れるのが怖い」という理由で使用していない。このように眼鏡を付けているときと、付けていないときで性格が極端に違うこともあり、よしながからは眼鏡を付けていた方が良いと思われている。また、メガネを外すと美人で、しんのすけや園長も認めており、合コンした際には男全員から惚れられてしまったこともある。高所恐怖症であり、梯子はおろか、踏み台も登れず泣き叫んでしまう。乗り物酔いをしやすく、バスに乗る時は歌を歌って気を紛らわす。「ジョージ」という名の藁人形を携帯しているが一度まつざかの怒りを買った際に燃やされそうになったことがある。「ケータイの番をするゾ」(2005年6月10日放送)では、携帯電話には興味がないといって持っていなかったが「合コンデビューだゾ」(2005年12月2日放送)では、自分の好きな藁人形の携帯ストラップを貰えるために携帯電話を買った。あいのSP・黒磯に恋をしていて、両思いなのだがお互いの性格が災いして進展はない。何か起こると携帯電話のムービーやカメラを駆使して一人興じている。中でもまつざか先生のことは格好のネタとして、よく彼女の行動や顔を写真に収める。吉永やまつざかに比べると存在感は若干薄いが、思わぬところで役にも立っている。また、園長や他の先生と同様に園児思いな先生であることに変わりはない。しんのすけ以上にマイペースな一面もある。幼稚園の先生にならなかったらなりたかった職業はエレベーターガールで、理由は「大声を出さなくてよくて、壁に向かって話していればいいだけだから」[44]。携帯カメラに限らず、写真機、ハンディー型ムービーなどを扱う場面も見られる。また、パソコンに関しては高い技術・知識をもっており、「上尾のお部屋」なるウェブサイトを開設しているが、訪れる者は皆無。風間からアクセスカウンターが325人になっている事を指摘されると、自分で自分のサイトに訪れただけと釈明している[87]。
- 熱繰 椎造(あつくる しいぞう)
- 声 - 田中一成(第541話Aパート[88]~第556話Aパート[89])(2005年8月26日~2006年2月3日)→声なし(第766話[90])(2012年3月30日)→檜山修之(第1213話Cパート~)(2023年12月23日~)、佐藤ゆうこ(子供時代)
- 出産休暇をとったみどりの代理(アニメでは幼稚園教育実習生)。22歳。初登場は原作39巻、アニメでは「あつくるしいゾ」(2005年8月26日放送)。その名の通り暑苦しい性格で、典型的な体育会系教師である。モデルは松岡修造で自身も彼を尊敬しており、自身の部屋にはポスターも貼られている。さいたま市大宮区在住。
- はじめはあまりの暑苦しさに園児や職員からも煙たがられていたが徐々に打ち解けていくも、よしなが先生復帰に伴って運動会後に他の幼稚園に転任する事が決まるも、これを撤回させようと運動会の閉会式中にひまわり組の園児たち[注 47]が職員室に立てこもる事件が発生するほどまでに慕われた。この時幼稚園教諭は止めるどころか加勢していた。この話は原作42巻、アニメでは「しいぞう先生やめないで!だゾ」(2005年11月11日放送)。「立派な幼稚園の先生になって帰ってくる」と誓い、原作42巻、アニメでは「さよならファイヤー!だゾ」(2005年11月18日放送)で幼稚園を去った。
- 2006年2月3日放送「しいぞう先生と雪遊びだゾ」にて再登場し、園児たちと雪遊びに興じた。また、2012年3月30日放送「花見で迷子だゾ」では、声なしでモブキャラとして再登場し、その後『おひさしブリブリProject』で1位を獲得し2023年12月23日放送の「あっちこっちであつくるしいゾ」で11年ぶりに再登場し[注 48]、社会経験を積むためパン屋やサウナ屋、出前などいろいろなところでアルバイトをしていたが熱くなりすぎている影響で失敗ばかりして迷惑をかけていたがしんちゃんと一緒にいるうちやっぱり幼稚園の先生になりたいと思うようになった。そそっかしい所もあるが心優しく非常に頑張り屋。幼少時、ウサギに手を咬まれて以来ウサギ恐怖症。それもオレンジ色好きな椎造がウサギの食べていたニンジンを横取りして食べようとしたためで、椎造は今までウサギが故意に咬んできたと考えていたが、それが誤解だということを思い出しウサギ恐怖症を克服した[91]。
- 小泉先生
- 上尾先生が赴任してくる前のさくら組の担任の先生。セリフは一言もなく、アニメ「愛の七夕祭りだぞ」(1995年7月10日放送)で結婚したことで火の女神となってそれ以降登場していない。
- 青井 若造(あおい わかぞう)
- 声 - 鈴木千尋(第531話Bパート)(2005年6月3日)
- 研修生。特技はバク転。くじ引きで上尾先生があたり、上尾先生が指導することになるが、今朝ニンニクを食べたことにより息が臭いとメガネを外した上尾先生に言われ、泣いてしまった。その後子供たちの提案でサッカーをやることになり、しんのすけがメガネを外した上尾先生のお尻にボールを当て、上尾先生が振り向くと青井若造がおり、青山若造が蹴ったと上尾先生が勘違いし、罰として上尾先生が上にのった状態で腕立て100回やる予定だったがやりきったかは不明。
- ユミ
- 声 - 真堂圭(第797話Aパート、第1172話Aパート)(2013年3月1日、2023年3月11日)
- 「中学生が来たゾ」に登場した職場体験に来た中学生。将来の夢は、幼稚園の先生で、幼稚園の職場体験に行ったがリアルおままごとに付き合ってしまって、大変そうだから幼稚園の先生をやめて、小学校の先生を目指すことにした。
- エミ
- 声 - 青山桐子(第797話Aパート、第1172話Aパート)(2013年3月1日、2023年3月11日)
- 「中学生が来たゾ」に登場した職場体験に来た中学生。最初に来たとき園長先生の顔が怖かったことと上尾先生がメガネをしんのすけによって外されたため組事務所かと思っていた。将来の夢は、アクションバーガーで働くことで、職場体験もそこにしたかったがじゃんけんで負けてあまり子供がすきじゃないのに幼稚園の職場体験になってしまったが、上尾先生の話を聞いて幼稚園の先生も悪くないなと改めていた。
- タク
- 声 - 代永翼(第797話Aパート、第1172話Aパート)(2013年3月1日、2023年3月11日)
- 「中学生が来たゾ」に登場した職場体験に来た中学生。ボーちゃんと息がピッタリで一緒に鼻水で遊んでいた中学生。帰る際もボーちゃんのことを考えていた。
- イーグル
- 幼稚園で飼われている凶暴なニワトリ。鋭い目つきの上すぐに襲い掛かってくるので園児たちから恐れられている。ひまわりが幼稚園に入園した番外編にも登場した。
幼稚園の訪問者
[編集]- ○川 源造(○かわ げんぞう)
- 声 - 田口昂(第74話Bパート)(1993年11月15日)
- 原作6巻、アニメでは「お注射はキライだゾ」(1993年11月15日放送)のゲストキャラクターで、ふたば幼稚園へ予防注射に来た医者。看護婦(声 - 川村万梨阿)によると、好きな食べ物を聞く等、注意をそらしてその隙に注射を打つことから、医師会では「だまし打ちの源さん」と呼ばれているとされている。だが、しんのすけには通用せず、逆に酒の話題をふられ大酒飲みの性で熱く語りだしてしまい逃げられてしまった。
- 白井 葉子(しらい はこ)
- 声 - 伊瀬茉莉也(第990話Bパート)(2019年2月22日)
- ふたば幼稚園に歯科検診にきた先生。仕事熱心でかっこいい羽賀に恋をしており、人形劇で「おまえなんて大好きです」と羽賀に言ってしまい、その後告白して成功した。
- 羽賀 しみる(はが しみる)
- 声 - 遊佐浩二(第990話Bパート)(2019年2月22日)
- ふたば幼稚園に歯科検診にきた先生。まつざか先生曰く「虫歯顔」だがメガネを取るとイケメンなため驚いていた。子供の歯を何時間でも見ていたいらしく、笑いながらマサオの歯をみたり、しんのすけの歯を写真におさめたりしていた。
園児の保護者
[編集]- 風間 みね子(かざま みねこ)[注 49]
- 声 - 玉川砂記子(第21話Bパート~)(1992年9月21日~)
- トオルの母で息子を「トオルちゃん」と呼ぶ(アニメではしんのすけにこの声音をよく真似され、息子がからかわれている)。バブル時代を彷彿とさせる化粧[注 50]や髪型を好む、知的でスマートな美女。颯爽とした聡明な女性であり、基本的には万人に親切。見栄っ張り。裕福だが倹約家でもあり、スーパーの特売にはトオルや偶然居合わせたしんのすけに手伝ってもらい、お一人様一つの商品を買うなど節約もできる様子。トオルがみね子を親孝行してるように、みね子もトオルを溺愛しており、トオルがトイレで用を足した後には尻を拭いている。その一方で教育熱心で厳しい一面もあり、塾通いが嫌になったトオルに「塾に行かないと私立の学校には行けない」と発言したことがある。しかしトオルが塾のテストで順位が上がらないことに焦りを感じていた時は無理をしないように優しく窘めている[92]。原作4巻でしんのすけが初めて遊びに来たときには「派手な下着を穿いてそう」と言われ、トオルは泣き叫びながら否定し、本人も赤面しながら否定していたが、実際にはそれ以上に大胆な下着を着用していた。
- しんのすけにしばしばその行動を真似られ、その度にトオルから「ママの真似はやめろ!」と嫌がられている。
- 趣味は男装で、息子のトオルがもえPのコスプレをするのと同じく、血筋だといっている。隠れてコスプレをしているトオルを知ったが、実はみね子がコスプレ好きということを告白し、その数日後にかすかべ防衛隊とコスプレパーティーを開催した。「やっぱりスキーはカナディアンロッキーですわね」と高飛車な発言をしていたが、スキーは下手[63]。トオルの伯父にあたる、イギリス在住の5つ上の兄[注 51]がいる[93]。しんのすけには振り回されることがあるものの、しんのすけはじめ野原ファミリーを激しく嫌悪するネネの母である桜田もえ子と異なり、みね子は息子の友人としてしんのすけに対しても裏表なく好意的に見ておりみさえともしんのすけとも仲がいい。
- 原作とアニメではデザインが異なり、原作では、30代後半から40代前半ながらも若々しく、アニメでは30代半ばぐらいだが、メイクが濃く少々老けているように描写されている。
- 風間くんの父
- 声 - 金丸淳一(第692話Aパート~)(2010年1月29日~)
- 本名不明。仕事で豪州のパースに赴任。オーストラリアに住んでいるため、みね子や野原家の前でオーストラリアンジョークを披露して爆笑をさらっていた。息子思いの優しい父親。IT企業に勤めていてかなりエリートらしく、専務まで就任しているらしい。みね子と比べてかなり若く描写されている。妻のみね子よりも年下で、20代半ばから30代前半。トオル曰く、春我部交通安全運動協会の役員をやっている[94]。
- 風間くんの伯父
- 声 - 笹岡繁蔵
- 本名不明。アニメ「こまってる人を助けるゾ」(1993年6月7日放送)に登場した、みね子の5つ上の兄。イギリス在住。久しぶりに日本に遊びに来た際にしんのすけと遭遇し、しんのすけに風間家への道案内を頼んだが、ハンバーガーやジュースを奢らされるなど、終始しんのすけに翻弄されていた。
- 桜田 もえ子(さくらだ もえこ)[注 52]
- 声 - 斉藤庄子(第3話Aパート~第92話Aパート)(1992年4月27日~1994年4月11日)→萩森侚子(第98話Bパート~)(1994年5月23日~)
- ネネの母。28歳。茶髪のロングヘアが特徴。しんのすけからも「美人」と言われており、見た目は清楚。自身を「美人で優しいママ」と自負しており、人前では優しいがみさえ、みね子、よしなが先生、まつざか先生以上の見栄っ張りで裏表が激しく陰湿で男勝りで気性が激しい上に計算高い性格。知り合いの主婦との会話でもイラ立つことがあり、自宅で「カマトトぶりやがってムカつく」と一人で激怒していた。大体怒った時や機嫌が悪い時は口調が荒くなり、裏で大好きなうさぎのぬいぐるみを殴る蹴るの暴行を与えストレス発散させるのがお約束である。しんのすけからは本性を見抜かれており、ぬいぐるみ[注 53]を殴ったり蹴ったりしている[注 54]。「アクション仮面の新必殺技だゾ」では、ストレス解消のために「ロータリーシューティングストーム」という技をうさぎにかけた際、その様子をしんのすけが驚愕しながらも影でビデオ撮影し、それをアクション仮面の新必殺技に採用されたことがある。
- しんのすけをはじめとする野原家に対しては表面は優しいママを演じているが、本心は「鬱陶しいガキ(又野原家)」と敵視しており、その図々しさには嫌悪感や怒りを抱いている。その怒りはうさぎのぬいぐるみに向けられ、パンチやキックを食らわす。しんのすけに美味しい所をまんまと持って行かれることがしばしばあるが、ひまわりにも似た目に遭っている。その際もウサギのぬいぐるみにパンチを食らわせている(対象はひまわり)。
- みさえと同じく粗雑でガサツで短気でケチで見栄っ張りで酒癖が悪く、見た目は華奢だが隠れ肥満で体脂肪率が高めで、便秘気味。作る料理は常に「しつこいお味」でしんのすけから指摘されており、みさえ・ひろし・風間トオル・風間みね子・マサオ・ボーちゃん・苗木(夫)もこれを認めている。しかし、しんのすけは「この味がクセになっている」と食べることが多い(初期はあまり食べなかった)。また、「食リポに挑戦だゾ」[95]ではちらしずしを作ってネネに食べさせたところ、そのネネ本人からも「し、しつこい…」と言われてしまい、かなりショックを受けていた。しつこい味の理由は、しつこい醤油、マヨネーズ極みのしつこさ、コクのありすぎるお味噌などを買い物で買っているためである[96]。
- 一方、裁縫の腕はネネのドレスやティッシュカバーを手作りできるほどで、かすかべ防衛隊メンバーや風間やマサオの母たちからも好評価を受けている。
- また運動会時にひまわりに鋭い睨みを効かせてひまわりを泣かせたこともある。
- 近年ではしんのすけはじめ野原家の邪魔や図々しさによる妨害よりも、例えばタイミング悪く特上寿司をシェアリングデリバリーで発注していた特上寿司を発注後に、知らずにネネが誘ったかすかべ防衛隊の4人が桜田宅に遊びに来て予期せず断れない空気のなか食べられて台無しにされてしまい、大型ウサギをパンチするということもある。
- 当初はもえ子が暴れるとネネが「いつものママじゃなーい」と泣き出すのが現在も含め定番だったが、ひまわり及び酢乙女あい登場以降はネネも母と同じことを行うようになり、周囲から「いつものネネちゃんじゃなーい」と言われるようになった。その為、アニメではネネと共になぐられウサギから復讐を受けることもある(夢の中という設定で、演出としてはホラー調)。
- しんのすけ(時にはみさえやひろしも加わる[注 55])の図々しさにより、しょっちゅうお茶の時間を台無しにされる(しんのすけに「用意してくれた」と勘違いされて食べられる)、外食などで食事の時間を台無しにされる[注 56]、花見の席にも割り込まれるなど散々な目に遭っている。これらのことから野原一家(特にしんのすけやみさえ)を嫌っているが、アニメ版では、社交辞令も兼ねみさえとは基本的に仲良くやっている。また、野原一家に振り回されがちがゆえに報復を行おうとするが、失敗に終わるケースが多い[注 57]。
- 保護者の中ではみさえの次に登場数が多く、単独での登場やメインの回が多い。また、みさえたちの井戸端会議のメンバーの中で一番若い(22歳ぐらいで結婚し、23歳でネネを出産している)みさえと仲が良いのは年が近いことも関係している。
- 余談であるが、現在ではサンドバックとして使っているうさぎのぬいぐるみしか所有していない事が明らかになっているが、初期の頃は実はくまのぬいぐるみを用いていた時期がある。
- 桜田 苗木(さくらだ なえき)[要出典]
- 声 - 大滝進矢(第44話Bパート~第1140話Cパート)(1993年3月29日~2022年7月23日)→乃村健次(第1175話Aパート)(2023年4月1日)
- ネネの父。クールな性格で二枚目風の容姿をしており、地域で評判の男性。会社員であり、役職は課長である。野原一家とはお花見や花火大会やBBQなどの外出時で会うことが多い。毛虫が嫌いであり、見ると錯乱してしまう[97]。もえ子と比べて登場機会が少なく、みさえがもえ子と対立した際に「影が薄い人は黙ってて」と言われ、ショックを受けていた。
- 初登場はもえ子よりも早く連載第6回で、アクション幼稚園運動会にてネネをビデオ撮影していた[注 58]。
- アニメでは原作とデザインが異なり、眼鏡をかけたおっとりとした雰囲気の中年男性となっている。外出先で野原一家に鉢合わせて激しく嫌悪感を影で丸出しにするもえ子とは逆に、野原一家に対しても快く同行を受け入れたり歓迎したり、BBQ中に野原一家を見つけてそのまま仲間に入れるなどと至って温厚な性格であるものの、それによってもえ子がストレスを溜める一因を担っている事には気づいていない(みさえとひろしの関係とは逆に、もえ子からお仕置き等は特に受けていない模様)。
- ネネちゃんの祖母
- アニメオリジナルキャラクター。2005年6月24日放送の「もえPに大変身だゾ」でネネちゃんに、もえPなりきり変身セットを初めとした服を送ってきた。ネネちゃんのママ曰く「服の趣味は地味」とのことで変身セット以外の服はネネちゃんからもいまいちとされた。両親のどちらの母親であるかは語られず、本人も未登場。
- マサオくんの母
- 声 - 大塚智子(第12話Bパート~)(1992年7月6日~)
- 本名不明。少し小太りで、顔はマサオくんにそっくり。
- 趣味はテニス。みさえとは仲が良いが、しんのすけの図々しさには少々困り気味。
- 原作の連載初期では姿形が違っている。またアニメでも初期は顔の形が異なっていた。
- マサオくんの父
- 声 - 松山鷹志(第704話Aパート~)(2010年6月11日~)
- 原作で後ろ姿のみ登場。幼稚園の参観日に一瞬登場した。
- ロックバンドをやっていたと見栄を張るが嘘でロックよりクラシックが好き。
- マサオくんの祖母
- 名前のみ登場。
- ボーちゃんの母
- 原作10巻のしんのすけたちかすかべ防衛隊がボーちゃんを探ろうとする話に、一度だけ影のみで登場し台詞も存在する。この時、しんのすけたちはちんどん屋に気をとられ詳細は掴めなかった。
- アニメでは姿は登場していないが、映画『嵐を呼ぶジャングル』ではしんのすけたちの親はボーちゃんの母親のことを知っている旨の発言がある。しんのすけ、風間くん、ネネちゃん、マサオくんで顔を想像して描いたことがある[注 59]。新7巻にも登場したが影のみしか登場しなかった。
- ボーちゃんの父
- 新7巻に登場。影とセリフのみの登場だったが若そうな雰囲気でボーちゃんに存在を気づかれていなかった点から影が薄いのかもしれない。
- ツム郎
- 新7巻に登場。ボーちゃんが飼っているカタツムリ。
- ボーちゃんの祖母
- ボーちゃんの会話中にしばしば登場するが、容姿はおろか、どちらの祖母なのかすら判明していない。
- ボーちゃんの姉
- ボーちゃんには、姉がいるようであるが原作でもアニメでも存在は示唆されていない。
- あいちゃんの母
- 声 - 小林沙苗(第1129話Cパート)(2022年5月7日)
- 2003年11月8日放送の第484話「あいちゃんと駆け落ちだゾ」で、一瞬登場した。2022年5月7日放送の「カスカベの休日だゾ」では声付で登場した。茶髪でショートカットだったが、後ろ姿のみでの登場だったため顔は見ることができなかった。なお、黒磯によく花瓶を割られている。また、黒磯というSPをつけていることかもわかるように、会社をいくつも経営している実業家。
- あいちゃんの父
- 声 - 松山鷹志(第1129話Cパート)(2022年5月7日)
- 2022年5月7日放送の「カスカベの休日だゾ」に登場した。ペットのイグアナの結婚相手を探していたのを黒磯があいの結婚相手を探していると勘違いしてしまったことがある。
- 黒磯(くろいそ)
- 声 - 立木文彦
- 酢乙女あいのボディーガード兼秘書兼執事兼運転手。下の名と年齢は不明。サングラスをかけ、黒いスーツ(黒服)を着ており、酢乙女あい専用の酢乙女あいを模したボンネットマスコットを取り付けた黒塗りのリムジンを運転する。常に身体を鍛えることに余念が無く、あいを常にガードしたり、多忙な両親に代わりあいのスケジュール管理や秘書業務や世話に加え、各種パーティーや各種会場や各種ミッションの手配をもしている。近年酢乙女あいの登場頻度増加に伴い黒磯も登場頻度が増えている。
- 仕事柄、口数は少なく感情はあまり表に出さないクールな性格。しかし報告義務違反(ゴルフクラブで素振り中盆栽やブロンズ像を破損させたりやエクササイズ中に木の枝を折った事を隠蔽や報告せず等)や隠し事(飼い犬の餌の高級サーロインステーキをつまみ食いや豆大福をつまみ食い等)が少なからずあり、あいにいつも弱みを握られ、あいのわがままなミッションを受けさせられている。また、あいが京友禅の着物で登園した際にあいの着付けをよしなが達3人の教諭が誰もできず、上尾が黒磯のリムジンに駆け寄り黒磯に助けをお願いしに行ったものの、勤務中に関わらず黒磯がリムジンの運転席で仮眠していたという抜けた一面もある[注 60]。
- 上尾に恋をしており、両想いなのだが、お互い恋愛に奥手なゆえ、進展は皆無。
- ネネが一時期黒磯に恋をし、しんのすけにラブレターを渡させたが、ネネが名前を書き忘れたため、しんのすけがラブレターを書いたと誤解したことがある(原作30巻)。このときも、あいに悩みを持っていると指摘された。翌日しんのすけに「自分のことは忘れてくれ」と断ったが、当のネネ本人はすでに黒磯のことを忘れていた。また、その一方でネネがうさぎのぬいぐるみを殴ってストレス解消をする現場を物陰から目撃し、その原因のほとんどがあいにあることを認めている。そのためネネのことを人一倍気にかけており、あいに対する怒りが頂点に達したネネにストレス解消用のうさぎのぬいぐるみを差し出す等をして彼女をフォローしている。カラオケの十八番は『鉄道唱歌』。映画「バイオ・ハザードランプ」(バイオハザードのパロディ)シリーズの女優、ミラジョボ・ビッチビチ(ミラ・ジョボヴィッチのパロディ)の大ファン[99]。あいの好物である酢こんぶをつまみ食い(あいの勘違いだったが)したことが原因で一度はSPを解雇されたが、それでも彼女を心配してあとをつけつづけており、後に滑って転びそうになったあいを助けたことやある気遣いを認められたことで彼女から復職を頼まれる。
- お仲間総選挙では、11位を獲得し出演した。
- ロッテン前田
- 声 - 浅川悠
- 一時的に解雇された黒磯に変わって登場したあいの新しいボディーガード兼秘書兼執事兼運転手。。あいからは「ロッテン」と呼ばれている。厳格な性格で、あいを常に守る事や彼女のスケジュールの管理、怪しいと思った人物に容赦無く絡むなどの徹底した行動を見せているが、反面ではしんのすけの下品さに動揺する等のコミカルな一面やあいの命令に忠実になる余りに彼女が逃げ出す隙を作ってしまうなどの抜けた一面もある。また、女性でありながらも黒磯と同様にサングラスを掛けており、黒いスーツを着ている。逃げ出したあいを追いかけた際に泥の水溜りから彼女を助けようとしたが、身を挺した余りにあいを放り投げてしまい、直後に現れた黒磯からSPとしての行動力の無さを指摘されたことでそれを反省すると共に「SPの勉強を一からやり直す」と語り、あいの元を去った。
近所の住人
[編集]- 北本れい子(きたもと れいこ)[要出典]
- 声 - 鈴木れい子(第90話Aパート~)(1994年3月21日~)
- 野原家の隣人。埼玉県北本市に由来。アニメのクレジットタイトルは「隣のおばさん」名義であり、名前が出てくることは少ない。
- アメリカ人と日本人の姉との間に生まれた甥のロベルト、フランス人と日本人の妹との間に生まれた姪のエマを持ち、英語とフランス語に堪能で、それ以外にスワヒリ語や中国語も話せる[100]。
- お喋り好きで、みさえとは1・2時間も立ち話をすることもしばしば。野原家の建て替え中や旅行時等のシロの預けを快く受け入れたり、ひまわりやしんのすけを預かったり、日頃高価な差し入れや高価な旅行みやげを惜しげなく振舞ったり、野原家をよく気にかけるなど極めてお人好しで面倒見の優れた極めて善良な人物で、野原家にとっては頭の上がらない人物のひとり。ただ「歩くワイドショー」の異名を取るゴシップ好きでもあり、たまたま見かけた野原家の不審な行動や、しんのすけの与太話を真に受けた噂がたちまち町中に広がっていき、その結果、野原家が近所で笑い者にされてしまう原因となっていたが近年はそのような描写は薄れたのでお人好しなおばさんという印象の方が強い。過去の経歴についてはほとんど明かされておらず、ロベルトやエマにも教えていないため、エマには元スパイではないかと憶測を立てられた[注 61]。夫(声 - 星野充昭)もいるが、原作、アニメともに明確な姿は描写がされていない。原作では右手甲に十字の傷がある以外に描写はされておらず、北本の夢の中ではコードネームサザンクロスとして登場したのみである[100]。アニメでは野原家は一度も見たことがなく、写真にも腕しか写っていなかった。他、既婚の娘もいる[101]。また、友達として本庄(声 - 片岡富枝)とバツイチで暗い性格の児玉(声 - 伊藤美紀)がいる[102]。
- ロベルト・マクガイヤー
- 声 - 堀之紀(SPECIAL 22 Bパート~)(1998年10月1日~)
- 北本のハーフの甥。北本の姉がアメリカ人と結婚したため、その息子である。時折、居候や旅行で春日部の北本の家に滞在する。
- 日本マニアで思い込みが激しく、しんのすけに変なこと(ケツだけ星人やケツだけ歩きなど)を教えられ、それを日本の文化、習慣、風習と勘違いする。ななこに一目惚れしたことがあったが、しんのすけがななこの彼氏だと知ると、「親友の彼女に手は出せない」と素直に身を退いた。日本語はあまり話せず、しんのすけを「チンノスケ」、みさえを「ミサイルさん」と呼ぶ。原作では吹き出しの台詞を横書きにすることで英語を話していると想定し、アニメでは登場の際に「ロベルトさんは日本語を話しているようですが、これは吹き替えで、あくまでも英語を話しています」「日本語を英語だと思ってください」「クレヨンしんちゃんは分かりやすいアニメを目指します」という趣旨のテロップが出る。
- 「花見で迷子だゾ」を最後に登場していないかったが「あっちこっちであつくるしいゾ」(2023年12月23日放送)では声無しでモブとして登場した。
- エマ
- 『新クレヨンしんちゃん』5巻のVol95にて初登場。
- 北本のハーフの姪。北本の妹がフランス人と結婚したため、その娘である。しんのすけを「チンチャン」、北本を「マダム北本」と呼ぶ。
- フランス語を話すため、英語を話すロベルトとは北本を通じてではないと会話が成立しない。
- 鳩ヶ谷 ヨシりん(はとがや ヨシりん)
- 声 - 阪口大助(第242話Bパート~)(1997年8月15日~)
- 野原家の裏側のアパートに住む若い夫婦の夫。埼玉県の旧・鳩ケ谷市(現・川口市)に由来。野原一家とはハワイ旅行(アニメでは遊園地)で知り合いその後野原家の近所に引っ越してきた。また、知り合いになるまえにも登場しており、その頃はまだ夫婦ではなく付き合っている時で野原家が秋田へ新幹線で行く際、鳩ヶ谷家が野原家の席を間違えて座っていた。容姿はそこそこの美形だが、とてつもなく非常識かつ自己中心的な性格で、妻のミッチーを溺愛している一方、ミッチー以外の人間に対する遠慮や気遣い等は皆無に等しく極めて厚かましい行動が夫妻ともに目立ち、特にひろしに対する厚かましさは凄まじく、ひろしは鳩ヶ谷夫妻を激しく嫌悪している。夫妻はいわゆるバカップルで、プライベート時では大抵服装がペアルックである。その光景は近所はもとより、会社に行く途中の駅、発車寸前の電車内でも見ることができる。喧嘩をすると野原家に駆け込み、野原夫妻に図々しく仲裁を押しつけてはすぐ仲直りする。また、野原家の隣に転居してきたときはひろしに引っ越し作業を手伝わせたり、野原家の夕食を横取り[注 62]したり、家族イベントに無理矢理割り込んでくる[103]など、図々しい迷惑行為で野原夫妻にたびたび精神的、物理的苦痛を負わせているが、本人はそのことを全く自覚していない。ただ、ごく稀に希に野原夫妻を助けることもある[104]。それらの自分勝手さや厚かましさは親族の遺伝であるようで、後述する親族も皆、基本的にヨシりんとよく似た性格をしている。野原夫妻(特にひろし)にとっては体調不良を覚えるほどのストレスの種になっており、普段から何かと疎ましく思われている。一方でみさえに対しては、本気で叱責されると萎縮する[105]など、ひろしよりは礼儀を弁えた態度で接している。夫妻ともに極めて精神年齢が低いゆえかしんのすけとは良好な仲である。その性格のため、妻のミッチーともども友人は1人もいないというが、「なぜか自分たちから離れていく」と述べるなど、自らの性格や言動が原因であることは自覚していない。野原家に泊まりに来ることがある。
- 基本的にはミッチー一筋であるものの、フィギュアやアニメグッズの収集を趣味としているほか、グラビアアイドル好きという一面もあり、エッチなDVDを「仕事資料」と偽って隠していた、写真集も所有しており、時折、密かにしんのすけに見せていることもある。風間トオルと同様、魔法少女もえPの隠れ大ファンでもある。家事はミッチーに任せており、料理は苦手である模様。そして中島みゆきが好き[106]。
- 原作では勤めていた会社をリストラされて自殺未遂に及んだが、その後ひろしの勤務する双葉商事に入社した。当初は経理部に所属していたが、ひろしの直属の上司に気に入られて営業部に転属し、ひろしの直属の部下になった。以降は仕事先でのミスを犯した際にひろしにアドバイスをもらって素直に礼を言ったり、一緒に飲みに行くなど、ひろしとは良き上司と部下として、それなりに信頼関係が芽生えつつある。
- アニメではおじのマシりん(声 - 佐藤正治)、いとこのユー(声 - 山下大輝)とその彼女のリー(声 - 久野美咲)が登場している。そして弟がいることが判明している[107]。
- 鳩ヶ谷 ミッチー(はとがや ミッチー)
- 声 - 草地章江(第242話Bパート~第496話Aパート)(1997年8月15日~2004年3月13日)→大本眞基子(503話Aパート~)(2004年6月12日~)
- 鳩ヶ谷ヨシりんの妻。趣味はホラー映画鑑賞、恐竜のぬいぐるみ集め。栃木県出身。顔もスタイルも良いが、夫と同様に天然かつ利己的な性格やワガママを言う一面が目立ち常識や礼儀が極めて欠けており、図々しいヨシりんに乗って野原夫妻を散々な目に遭わせたり、野原夫妻を呆れさせる事が多い。さらには時折野原一家を見下すような発言をすることも多い。
- またヨシりんと趣味が合わないようで、ヨシりんの集めていた美少女やヒーロー物のフィギュアやグッズを処分するよう言った際にヨシりんに気味の悪いモンスターのフィギュアを集めていたことを咎められてケンカになったことがある。ミッチーの方も夫のスケベさには寛容になれないなど、妙なところで反りの合わない夫婦である。だが、基本的には相思相愛で、喧嘩してもすぐに仲直りする。
- 時偶に真っ当な意見でヨシりんの身勝手さを窘めるなど、彼に比べればまだ常識的な面もあり、みさえとは騒動や面倒事以外の時は、比較的良好な関係である[108]。
- 酒井 しのぶ(さかい しのぶ)
- 声 - 伊藤美紀(第10話のAパート)→西原久美子(第24話のAパート~)
- 野原家の近所のアパート「フタバコーポ」に住む女子大生。金欠で貧しい生活を送っていて、普段着はTシャツにパンツだけという格好である。しんのすけからは呼び捨てで呼ばれている。初登場(原作では1巻、アニメでは「女子大生はお友達だゾ」〈1992年6月15日放送〉)で初めてしんのすけと出会って休みを邪魔された以降、しんのすけから迷惑がるようになり、その後のエピソードでアルバイト[109]の途中に現れたしんのすけのマイペースに振り回されたせいで濡れ衣を着せられる形で、最後は各アルバイトの店の店長から怒られた挙句にクビを言い渡されて失敗ばかりしている[注 63]。また、周囲の男とは無縁である[注 64]。
- 「ガソリンスタンドへ行くゾ」の最後において、ガソリンスタンドのアルバイトを店長からクビにされた時に野原家で夕飯を食べさせてもらったが、しんのすけのせいでアルバイトをクビにされた事に号泣しながら焼け食いしていた[注 65]。
- 「お化粧は楽しいゾ」ではアクションデパートの化粧品売り場のスタッフに就き、お客として来たみさえの付き添いのしんのすけに商品である化粧品を悪戯(体へのお絵かき)で使われるものの、みさえや先輩スタッフに見つかった事で、しんのすけはみさえからお尻叩き100回の体罰に処され、しのぶは先輩スタッフからこの騒動の責任をとってもらうと宣告され、またクビになると嘆いていた[注 66]。「忘年会で盛り上がるゾ」(1994年12月26日放送の年末スペシャル)ではまたしんのすけにアルバイトを邪魔されるも、しんのすけを探していたみさえのおかげでクビは逃れたが、「あの子(しんのすけ)のいない町(春日部以外の市内や埼玉以外の都道府県)へ引っ越したい」と発言していった。その後、「あっちこっちであつくるしいゾ」(2023年12月23日放送)でモブキャラとして、29年ぶりに再登場した。この時は髪を切っていた。
- 原作では名前が出ておらず、アニメ初登場のクレジットでは「女子大生」と表記されていた。
原作のみのキャラクター
[編集]- 門呂 マリ(もんろ マリ)
- 野原家の近所に住んでいる女性。「んふ」が口癖で、色っぽい話し方をする。料理が非常に下手で[注 67]、しんのすけ曰くひろしの足よりもひどい悪臭を放つ[注 68]。夫が海外赴任中で男手がないため、困ったことがあると野原家を訪ねて助けを求める。その際、ひろしは彼女の色気につられあったせいでどんなことも引き受けてしまい、最後はみさえにこっぴどく怒られたり、呆れられたり、押し付けられるなど悲惨な目に遭っている。好物はよっちゃんの酢漬けイカ。
- 門呂 オサム(もんろ オサム)
- マリの息子。小学2年生。クールで無表情かつ非常にこましゃくれた性格(ひろし曰く「憎たらしいガキ」)で、母の色香に釣られるひろしを内心馬鹿にしている。ひろしの行動に対する反応などでしんのすけとは気が合い、母親のアルバムを一緒に見たりおもちゃで遊んだりしている。
- 捨内(すてない)
- 野原家の近所に住んでいる、ゴミ集めを趣味とする変人。自宅には大量のゴミが溜め込まれており、一時それらのゴミが原因で異臭騒動が起きた事もある。既婚者で妻がいるが、異臭が原因で出ていってしまった。以前「女子七楽棒」(女子十二楽坊のパロディ)のコンサート会場でひろしと会ったことがあり、ひろしもその事を何度か話しているが、捨内自身は覚えていない。「はふー」が口調。
- 不潔な一面とは裏腹に逆上がりを得意とするなど、運動神経は良い。ひろしは捨内から逆上がりを教わったことがある[注 69]。
- 千住 平八(せんじゅ へいはち)
- 野原家の近所に住んでいる独り暮らしの老人。70歳。6年前に妻に先立たれ、身寄りもなく寂しく生活していたが、しんのすけと喧嘩したシロと出会い仲良くなる。後日野原家を訪れシロを譲ってくれるよう頼み、一時期シロと暮らしていたが、シロにはしんのすけが必要だと悟り、しんのすけに返した。その後も彼らのもとに度々遊びに行っている。
- 二度目に登場したときは山で山菜採りをきていたところかすかべ防衛隊とも出会い、丸太でブランコを作るなどして打ち解けた。山火事に巻き込まれてしまうが、平八の判断で難を逃れる。
- 以前は消防士をしており、火事で助けた人数は1000人を越えるという「伝説の消防士」であった。しかし煙草の不始末が原因で自宅が火事に遭い、妻は無事だったものの一人娘を亡くしてしまい、その直後に退職した。
- 正義感が強く、煙草をポイ捨てした人を堂々と注意している。手先も器用で体力も健在であり、丸太でブランコを作ったり、関節技で即の悪いサラリーマンを抑え込んだり、丸太に乗ってソリのように坂を滑るといった行動を取った事がある。普段は公園の清掃をしたり、山で山菜を採っている。近所の人から「変わり者のおじいさん」と呼ばれており、かすかべ防衛隊も当初は怪しんでいたが、平八と遊んだり、山火事から助けてくれた事で考えを改め、かすかべ防衛隊に入れようと考えていた。
友達関係
[編集]しんのすけの友達・知り合い
[編集]大原家と関係者
[編集]- 大原 ななこ(おおはら ななこ)
- 声 - 紗ゆり(第175話Aパート〜第766話)→伊藤静(790話Bパート〜)
- しんのすけが恋をしている女子大生。20歳。アパート「メゾン毒とかげ」(アニメでは「メゾン・ド・黒トカゲ」)で一人暮らしをしている。相撲が好きで、関取のようなコロコロした体型が好み。
- 穏やかで優しく、かつ真面目な性格で、料理も得意とするなど家庭的な人物。その一方、お茶目で積極的な一面もある。スキー場で若い男からナンパされた際はあまりのしつこさに「久しぶりにキレちゃおうかな」と苛立ったり、劇場版『温泉わくわく大決戦』では巨体の忍を引っ張るほどの怪力を発揮したこともある。
- しんのすけとの馴れ初めは、目のごみを取ってあげたことから[110]。その恋心は両親も承知しており、しんのすけに家事などのやる気を出させる時に利用することがある。その美貌はしんのすけだけでなく、ひろしやロベルトと言った他の男性にも好意を寄せられたことがあるほど。一方、しんのすけに恋心を抱く酢乙女あいからは一方的にライバル視され、フェンシングでの勝負を挑まれたこともあった。
- 原作とアニメではキャラクターが異なる。原作では髪が茶髪でサバサバした性格であり、しんのすけを呼び捨てにすることが多い。その一方、アニメでは黒髪で容姿もかなり違っており、性格はおしとやかで、しんのすけを一貫して「しんちゃん」と呼んでいる。しんのすけからは「ななこおねいさん」と呼ばれているが、夢や妄想の中では「ななこ」と呼び捨てにしている。
- 映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』において、スウィートボーイズの裏工作で野原一家が犯罪者に仕立て上げられた際には、しんのすけを嫌った事があった[注 70]。
- お仲間総選挙では、3位を獲得し出演した。
- 大原 四十郎(おおはら しじゅうろう)
- 声 - 塚田正昭(第236話Cパート)→麦人(273話Cパート以降)
- ななこの父。主人公の豪快な生き方を描く「豪快」シリーズ小説[注 71]を25年にわたり執筆し続けるベストセラー作家。
- 家族思いではあるが極度の心配性で、とりわけ娘のななこに対しては少しでも心配になると、原稿の締切が迫っていようと会いに行くほど溺愛している。彼女が遠出する際も必ず同行しているが、ななこ本人からは迷惑がられている。また、ななこと親密なしんのすけに対してはかなりの敵愾心を燃やしており、彼から「お義父様」呼ばわりされることを極端に嫌っている[注 72]。しかし、ななこのことになると息の合ったコンビネーション[注 73]を見せることもあり、内心ではしんのすけの事を認めているような節もある。
- アニメではシナリオ教室の講師を兼任しており、本来は畑違いだが、担当の講師が来られなくなったために脚本の描き方を教えることになった。しかし、「私から教えることは何もない」「人に頼るな」「どんどん書くのが一番いい」と言い放ち、生徒たちにいきなり課題を出してすぐに帰ってしまうというやり方だった。その際、シナリオライターを目指して生徒になったみさえが書いたシナリオを読み、そのあまりに支離滅裂な内容にダメ出ししたことでケンカとなり、「豪快なんとかって言ってマンネリしてる」と吐き捨てられ口論に発展してしまった。
- アニメでの初登場時は容姿が大きく異なっていた[111]。原作では娘を心配するあまり探偵に見張りを依頼していたが、アニメ版では「娘に男ができた」と思い、自分で見張りをしていた。
- 大原夫人
- 声 - 巴菁子
- ななこの母で、四十郎の妻。下の名前は不明。ななことは似ても似つかない肥満体型。原作では20巻、アニメでは「ななこおねいさんを看病するゾ」(1998年5月15日放送)・「ななこおねいさんのお父さんだゾ」(1998年5月22日放送)・「ななこお父さんと再会だゾ」(1999年1月15日放送)に登場。娘と同じく心配性の夫に呆れており、「こんな人がよく豪快サラリーマンなんて書けるわね」とコメントしている。しんのすけをはじめとした野原一家の面々とは一度も会っていない。
- 神田鳥 忍(かんだどり しのぶ)
- 声 - 大塚みずえ(旧芸名:大塚瑞恵、大塚海月)(第191話Bパート~)
- ななこの親友で同じ大学に通っており、女子プロレス同好会在籍。モデルは女子プロレスラーの 神取忍[要出典]。強靱な筋肉を持つ大柄な女性。
- しんのすけがななこと一緒に遊びに行く際には必ず同行しており、ななことの妄想に浸って有頂天になっているしんのすけを現実に引き戻し、時には絶望のどん底へ突き落とすこともある。加えて、しんのすけを困惑させるほどのマイペースぶりを発揮することもあり、そのため彼は忍を若干敬遠している節があるが、時には意気投合して一緒に遊ぶなど、決して仲は悪くない。また、ななこから自分以外の男を遠ざけるための盾代わりとしてしんのすけに利用されることもある[注 74]。
- 原作ではオマタと恋に落ち[注 75]、その後自分がモロダシ共和国の王子であることを明かしたオマタから求婚されたが、プロレスラーになる夢を捨てきれず結婚を断念した。なお、父であり国王のオオマタはオマタの結婚に反対していたが、忍を一目見て気に入り結婚を認めた[注 76]。
- 鈴木 けんすけ(すずき けんすけ)
- 声 - 成田剣(第555話〜)(2006年1月17日~)、東龍一(642話Aパートのみ)
- 四十郎の担当編集者。32歳。出版社フタバ出版(アニメではミツバ出版)に勤務。しんのすけには「変態さん」と言い間違えられる。原作41巻・アニメ「オラをスキーに連れてってだゾ」(2006年1月27日放送)にて初登場。
- 元テニスインストラクターで、散らかったテニスボールを箱に戻す癖がある。好物は生ガキで、趣味はホームパーティー[112]。しかし、四十郎が原稿を落としたせいで中止になったり、四十郎の元に来るために中断したりもしている。アニメでは四十郎の親バカに巻き込まれて愚痴を言うことが多く、原稿が遅れていることに対して怒りを見せるシーンも増えている。
- モデルとなった人物は、原作者臼井担当の元編集者で、新クレヨンしんちゃんの立ち上げにも携わった鈴木健介。2020年現在、双葉社ライツ事業部部長兼クレヨンしんちゃん編集室編集室長を務めている[113]。
埼玉紅さそり隊
[編集]1980年代のようなレトロなスケバングループ(3人なのでトリオ)で女子高生。原作では4巻、アニメでは「スケバンと対決だゾ」(1993年9月6日放送)から登場。2014年10月31日放送「女子校の学園祭にいくゾ」で、女子校に通っていることが明らかになった。
- ふかづめ 竜子(ふかづめ りゅうこ)
- 声 - 伊倉一恵(第65話Bパート~)、高乃麗(第843話Aパートのみ[114][注 77])
- 埼玉紅さそり隊のリーダーである高校3年生。本名は桶川 竜子(おけがわ りゅうこ)。埼玉県桶川市に由来。髪は茶髪で、3人の中で唯一ロンタイではなく、逆に短めのスカートを着用している。スケバンをやっている一方家は厳しいらしく母親(声 - 達依久子)を「お母様」と呼んでおり、自身の部屋も非常に女の子らしい物である。不良少女としての素質はなく、むしろお笑い芸人の素質があり、お銀とマリー共々しんのすけから「お笑い芸人」扱いされ、その観点で「師匠」呼ばわりされている[注 78]。事実大阪もとよし軍団とのお笑い勝負でお銀、マリー、しんのすけとステージに立った際には会場の観客を爆笑させていた。基本的に「あたいらはお笑い芸人じゃねぇ」や「あたいはお前の師匠じゃねぇ」と否定しているが、話の流れでそれを認める言動を取ることもある。しんのすけが剣道を始めた時、武蔵野剣太を師匠としんのすけが言ったことについて、「しんのすけの師匠は自分だ」と言い、道場に押し掛けたこともあったが、その後逆に剣太に惚れてしまう。しんのすけが言いふらしたせいでみさえや幼稚園の友達からもお笑い芸人だと思われている。しんのすけを突き放した言動を取るものの、しんのすけのペースに巻き込まれ最終的には絡むこととなる展開が多い。女子高生ながら携帯電話(実際は自身の機械オンチが原因)やルーズソックスを嫌っていたが、2009年2月20日(第658話Aパートの師匠のさがし物だゾ)の放送ではメンバーに内緒で変わった色の携帯電話を購入しており、ストラップを大量につけている。
- また女の子らしい一面も多く家では密かにセーラームーンのコスプレをしたり、ウサギやイチゴ、クマ柄のパンツを穿いている。男子高校生[注 79]の鞄が当たった老婆を助ける、決闘を申し込んだ女子高生の母親が交通事故に遭い、アルバイトをしてお見舞い金を贈る(アニメでは、怪我をした猫を助けるために金を集めた)[注 80]、母親と喧嘩し不良になろうとした風間を密かに諭すなど情に厚い一面もある。紅さそり隊では恋愛禁止[注 81]であるが、彼女自身ひろしに好意を寄せ、お銀とマリーにバレてしまい罰を受けることになった。剣太に好意を寄せたこともあり、お銀とマリーからは「リーダーの悪いクセ」と惚れっぽいことを指摘されている。一時的ではあるが四十肩のお京に負けて、埼玉紅さそり隊を解散したことがある。また、女子高生から告白されてラブレターをもらったこともある(相手の視線に悪寒を抱き、自分の命を狙っている刺客だと勘違いして悪夢まで見た。オチで相手が同性愛者であることで悪寒を感じたのだと理解した)。シナリオによっては歌唱力に定評があるという設定だったり[115]、音痴という設定だったり[116]する。
- しんのすけのことは基本的に「ジャガイモ小僧」と呼ぶが、みさえの前では「しんのすけ」と名前で呼んでいる[注 82]。初期ではしんのすけの素行に業を煮やし、みさえに文句を言おうとしたが、しんのすけに怒る様子があまりにも怖かったので引き下がった。
- お仲間総選挙では、8位を獲得し出演した。
- 魚の目 お銀(うおのめ おぎん)
- 声 - 中沢みどり(第65話Bパート)→星野千寿子(第83話Aパート~)
- 埼玉紅さそり隊隊員の高校3年生。髪はオレンジ色で、×印のマスクとロンタイがトレードマーク。やせ気味で長身。
- 可愛い唇をしていて不良に似合わないため、マスクを着用している。母親との2人暮らしである。42巻では母親が病気で入院し、治療費を稼ぐために白ヘビ宅急便でアルバイトをしていた。そのため、紅さそり隊の集会にはたびたび遅れていたが、その後母親は退院し元気になった。竜子と違いしんのすけの言動にも積極的に対応し、仲は良い模様。
- ふきでもの マリー
- 声 - むたあきこ(第65話Bパート - )
- 埼玉紅さそり隊隊員の高校3年生。眉を薄くしており、お銀と同じくロンタイを着用しているが、体形は対照的に太め。お銀の母親が入院していた時には、2人の気持ちを知っていて困った時期もあるが、とても友人思いな少女である。お銀同様、しんのすけとの関係は比較的良好。
以上の3人は移動用に90 ccのスクーターを所有している[注 83]。また3人とも高校3年生であるが、「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」では3人とも懐かしい匂いに取り憑かれ、大人たちに混じって公園のブランコで遊んでおり、オート三輪の列が春日部に来たシーンでもそれに乗り込み20世紀博へ向かっている。
- 四十肩のお京(しじゅうかたのおきょう)
- 声 - 松井菜桜子、橘U子[117]
- 埼玉紅さそり隊のリーダーの座を奪いに来た女子校生。通り名のように本当に四十肩で、肩から上が半分しか上がらない。一見真面目な人物だが、実際には鶏や鳩の真似をしたり、時代遅れの歌詞を用いた埼玉紅さそり隊のテーマソングを作ろうとするなど根は子どもっぽく、それを見ていたお銀やマリーからは軽蔑されていた。
- リーダーの座を巡って竜子と対決し、偶然味方したことで勝利して埼玉紅さそり隊の新リーダーに着任。しかし、他の不良グループに果たし状を出した際にその翌日に夕食後の食べ過ぎによる下痢で参加できず、結局は竜子やしんのすけに助けられる始末となった。このため一旦はリーダーの座を竜子に返すこととし、いずれリーダーの座をまた奪ってみせると陰ながら囁いた。
その他の不良グループ
[編集]- 長瀞川下り団
- 秩父地方の長瀞から船に乗って川を下ってくる、地味でダサくて真面目でドン臭いド田舎の不良グループトリオ。リーダーの川下理 船子(声 - 永澤菜教)をはじめ、団員2人(声 - 佐藤ゆうこ、足立友)の「長瀞から〜、漕いで来たよ〜」「ローエンドロー、ローエンドロー」という掛け声とともに、川だけでなくアスファルトの上も船を漕いで移動する。紅さそり隊に勝負を挑んだことがある[118]。紅さそり隊が大阪もとよし軍団との勝負の際、横(川)を通りかかり、声をかけられたが無視して行ってしまった。
- KSB48
- 三原山 ジュン子(声 - くじら)をリーダーとする不良グループで、「エコ」をモットーとしている。春日部最強のレディースと言われており、グループの規模も大きく、竜子もその名を聞かされた際には驚き、ジュン子と電話越しで話す際には恐縮していたほど。
- コンビニで屯していたところ、終電を逃して帰れなくなったひろしを迎えに行く途中のみさえ、しんのすけと遭遇。その際「エコを気にしているならスクーターから自転車に変えてはどうか」とみさえに提案されたことに感銘を受けて仲良くなり、その後は携帯の番号まで交換している様子。紅さそり隊と大阪もとよし軍団の勝負の際、しんのすけに呼び出されたが、札幌で開催される「レディースエコサミット」に向かっている途中だったため来られなかった。モデルは、三原じゅん子である。
- 大阪もとよし軍団
- 大阪の不良グループ。不良グループの間では有名らしく、専用のワゴン車も所有している。喧嘩も強いらしいが、本人たちは「喧嘩に勝ってもお笑いで負けては意味がない」と語る。埼玉進出を賭けて紅さそり隊に勝負を挑むが、その内容は「お笑い」であり、紅さそり隊の漫才の方が自分たちよりも観客に受けていたため、埼玉進出を諦めた。
- おランチアート隊
- ルネッサンスランチの桃子(声 - 桑谷夏子)をリーダーとする不良グループ。リーダーに加えて構成員が2人(動物ランチの真希〈声 - 青山桐子〉、ガーデニングランチの美樹〈声 - 新井里美〉)の3人組であることや通り名がついていること、さらには名乗り方までが紅さそり隊と共通している。その名の通りお弁当のデコレーションにこだわりがあるようで、一人一人がお弁当を本当のアートのように再現できるという特技を持っている。埼玉紅さそり隊からシマを奪うべく来訪し、その時に紅さそり隊のお弁当を馬鹿にした上でシマを賭けてランチ対決を申し込むが、結果的には引き分けに終わる。それでも審判にしたしんのすけ達の行動もあって竜子から「お弁当は皆で食べた方が美味しい」と諭され、それに納得しながら再戦の約束を交わした。
- 太賀虎子
- 声 - ささきのぞみ
- スケバングループ青ムカデ隊の元メンバー。現在は警察官を務めている。竜子が警察官を目指すきっかけになった人物。
- 横浜中華隊
- 肉まんの雅代(声 - 水野まりえ)、あんまんの光子(声 - 花藤蓮)、ピザまんの睦美(声 - 池田果奈子)からなる横浜の不良グループ。
- オシャレ番長
- ぐちょぱ(声 - Lynn)、あきぽよ(声 - 島袋美由利)、ねこるん(声 - 長縄まりあ)からなる、東京で活躍する大人気モデルグループ。ファッションセンスに長けていることからその名がついた。竜子はケンカの強い不良だと勘違いしていた。
- 沖縄ハイサイジャンプ
- 貧乏ゆすりのイリオモテヤマネコ(声 - 儀武ゆう子)、歯ぎしりのハブ(声 - 下地紫野)、舌打ちのマングース(声 - 紡木吏佐)からなる、沖縄の不良グループ。
- 茨城霞ヶ浦ビッグフィッシュ隊+ナンシー(留学生)
- (第1188話Bパート)(2023年7月1日)
- アケミ(声 - 渕崎ゆり子)、レイコ(声 - 松田利冴)、ナオミ (声 - 杉本ゆう)、ナンシー (声 - 須藤沙織)からなる不良グループ。期末テストの前日に水切りで勝負したため、留学生以外は、勉強しとけばよかったと後悔していた。
不良グループには含まれないグループ
[編集]- 埼玉ビューティーカラーズ
- (第1165話Cパート)(2023年1月21日)
- 押尾希世(おしおきよ)(声 - 佐倉綾音)、武蔵登美代(むさしとみよ)(声 - 大地葉)、白子鳩子(しらいはとこ)(声 - 小原好美)からなる、ご当地ヒーロー。埼玉紅さそり隊からご当地グルメとくっつけたらと提案をされ、押尾希世は、『パリッと悪を叩き割るせんべい戦士押尾希世』、武蔵登美代は、『コシの強さは百人引きうどん戦士武蔵登美代』白子鳩子は、『繊維細かくやわらかいネギネギ戦士白子鳩子』となった。
埼玉紅さそり隊が通う高校の人たち
[編集]- 楽句院 蝶子(がっくいん ちょうこ)
- 声 - 新井里美(第843話Aパート、第1102話Bパート)(2014年10月31日、2021年10月16日)
- 「女子校の学園祭にいくゾ」に登場。竜子ら紅さそり隊のクラス学級委員。竜子とは幼馴染で、子供の頃から泣いている。
- 担任
- 声 - 堀越真己(第1045話Bパート)(2020年8月15日)
- 「女子校を見学するゾ」に登場した紅さそり隊が通う高校の女先生。教科担当は英語。生徒達共々しんのすけのペースに乗せられ、竜子の事を「師匠」といじった。
- 体育教師
- 声 - 鶴田真希(第1045話Bパート)(2020年8月15日)
- 「女子校を見学するゾ」に登場した紅さそり隊が通う高校の女先生。原作では、担任が体育を教えている。
- 間地 佳代(まじ かよ)
- 声 - 山崎和佳奈(第1203話Bパート)(2023年10月14日)
- 「マジな先生が来たゾ」に登場した紅さそり隊が通う高校の教育実習の大学生。竜子が「まじかよ」というと自分の名前を言われたと思って「はい!まじかよです!」と答えている。また、マリーが「ツイアゲッター」で上げた画像で紅さそり隊を追跡していた。
みさえの友人
[編集]- 本田 ケイ子(ほんだ ケイこ)
- 声 - 高山みなみ(第28話Aパート~)(1992年11月23日~)
- みさえと同郷の熊本県出身で、中学、高校時代の同級生。通称「おケイ」、旧姓「最上川」。結婚前は「PHOTOスタジオK」に勤める雑誌のカメラマンで、エミ(声 - 大谷育江)というアシスタントがいた[119][120]。クールでキビキビした性格。
- 登場初期は独身だったが、後に本田悟史と結婚し、息子のひとしが誕生。しんのすけからは「高望みして婚期を逃し、年下の男を巧く騙して結婚した」などと言われている。ケイ子の出産時にはしんのすけが一役買った。一軒家住まいだったが、原作では戸田市の高級マンション「メスライオンズマンション」に転居している。みさえの長電話の相手は基本、ケイ子である。オートバイの運転免許を持っており、転倒事故を起こして足を骨折したことがある[119]。脂っこい料理が好きで、ベジタリアンの悟史とトンポーローが原因で、喧嘩をして家出した事がある[121]。アニメでは親戚の撫子が登場している。
- 本田 悟史(ほんだ さとし)
- 声 - 牧野良樹(現:永野椎菜)(第55話Cパート〜)(1993年6月21日〜)→鈴木琢磨(第332話)→私市淳
- ケイ子の夫。21〜22歳(ケイ子より7歳9か月年下)。愛称「トッシー」。イラストレーター。ケイ子との結婚披露宴でしんのすけのことを「かわいい子だね」と言ったが、ケイ子に「今『変わった』って言いそうになったでしょ」と指摘される[122]。アニメ好きで、アクション仮面のビデオやフィギュアをたくさん持っている[123]。ベジタリアンで、ケイ子が5時間かけて作ったトンポーローを「ギトギトの豚の脂身なんて体に悪い」と言って食べなかったことで家出された事がある。ケイ子曰く「普段おとなしいくせにいざとなると頑固で意固地」[121]で、「どっか、しんのすけに似てる」[124]という。
- 本田 ひとし(ほんだ ひとし)
- 声 - 天野由梨→南央美(〈代役〉水田わさび)
- 本田夫妻の息子。愛称「ひと君」。輪郭は野原兄妹と同一。アニメではまだ0歳の赤ちゃんだが、原作では成長して少し喋るようになり、スイミングスクールに通っている。アニメでは、おケイがひまわりのことを「ひまわりお姉ちゃん」と言っていて、ひまわりよりは年下。ひまわりと同じくまだ喋れないが、「ウー」という声でコミュニケーションがとれる。(ばら組のひとしとは別人)
- 最上川 ふみえ(もがみがわ ふみえ)
- 声 - 小桜エツ子(現:小桜エツコ)(第54話Bパート~)(1993年6月14日~)
- ケイ子の姪(ケイ子の兄の娘)で、ひとしの従姉。小学5年生[125]。捻くれた性格で、しんのすけに対してつっけんどんな態度を取る。彼と初めて会ったときには「お姉様」と呼ばせ服従させたが、近所の散歩の際はしんのすけの普段の行動に対しあちこちで頭を下げるはめになった[126]。「嫌いなものを聞かれること」を嫌い、1番嫌いなことは「桜ミミ子に似ていると言われること」[注 84]だが、ふみえとミミ子は外見から声に至るまで酷似しており、担当声優も同一である。恋愛ドラマが好きで、しんのすけの子守りのために野原家を訪れた際には、彼のことをそっちのけで恋愛ドラマの再放送を見ていた[126][125]。しんのすけには頬にキスをされた事がある[125]。理科のテストでは30点をとるなど、あまり成績はよくない[125]。ふたば幼稚園で人形劇を演じたこともある[127]。Amazonプライムビデオで配信されている『お・お・お・のしんのすけ』では「桜ふみえ」という名前で、設定も番外編ゆえに大幅に変更されているが再登場した。
- 白井好子(しらい よしこ)
- 声 - 水谷優子
- みさえの旧友で漫画家。屋内外問わず常にベレー帽を着用している。アクション仮面やカンタム・ロボなどのコレクターでもあり、しんのすけにまで指摘されるほどの生粋のオタク。アシスタントが病気でダウンした際、みさえにバイト代と高級料理を報酬に手伝わせたが、しんのすけの落書きで台無しになる。しかし自身はそれを怒りもせず、落書きをセンスがあると絶賛するなど、しんのすけに対して広い寛容と共感を示す。なお、このときの「高級料理」は、「バタフ社新人賞授賞式」のパーティであった。その後、みさえとしんのすけを同人誌即売イベントに連れ出し、同人誌やコスプレの魅力を伝える。
ひろしの友人
[編集]- つっちゃん
- ひろしの中学時代の同級生。本名は不明。髭を生やしている。ひろしの事を「ひろす」と呼んでいる。
- パイ毛マン
- ひろしの中学時代の同級生。本名は不明。太った体格をしており、中学時代は坊主頭だったが、現在は天然パーマになっている。ひろしの事を「ひろす」と呼んでいる。
- 十和田湖(とわだ うみ)
- ひろしの中学・高校時代の同級生。中学3年の時にひろしに告白されるが、「来年は受験がある」という理由で振った。その後は別の男性と結婚して2人の子供(長男・しょうたと長女・しずか)を儲けるが、3年前に夫の借金と浮気が判明して離婚。現在は子供達と3人で暮らしており、スーパーで働いている。ひろしを振ったが、実際はひろしに好意を抱いており、告白された時は「嬉しかった」と述べており、同窓会ではひろしと会話が弾んでいた。なお、銀の介やつるは彼女や子供達と面識がある。しんのすけはしょうたとしずかとその友人のけんじと友達になっている。
その他の知り合い
[編集]- ヨダ
- 声 - 永井一郎(第632話~第795話)(2008年6月6日〜2013年2月15日)
- 野原一家(主にひろし)がたびたび訪れる居酒屋「やきとりデスペラード」の店主。ヨダという苗字はアニメのみの設定で、原作では本名不明。野原一家や常連客からは「マスター」と呼ばれている。焼き鳥作りの腕前は超一流だが、焼き鳥と店名が付いている割に様々な料理がメニューにあり、上尾から「ポリシーの無い店」と言われている。顔が『スター・ウォーズ』のヨーダにそっくりであり、しんのすけからは初対面時にヨーダと間違われた。
- アニメではエンディングで各キャラクターの相談相手として登場しレギュラー化。その回に放送されたエピソードの後日談とされる事が多かった。
- 一流の料理人を目指して18歳で上京し、かつては高級ホテルのシェフとして働いていたが、天狗になって多くの飲食店を見下していた。しかし、ある時に偶然訪れた焼き鳥屋の焼き鳥を食したことから感動してホテルのシェフを辞め、すぐにそこの焼き鳥屋へ弟子入りし、そして自身の居酒屋を立ち上げたという。ボーちゃんと同じ審美眼を持っている節がある。
- アニメでは劇場版「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の宣伝の一環として2013年2月15日に放送されたミニコーナー「タレが命だゾ」が最後の登場となった。担当声優の永井は2014年に逝去しているが、原作では永井の逝去後も引き続き登場している。
- キャラクターのモデルは、作者の臼井が生前通っていた春日部市内の居酒屋の店主[128]。
- 2023年に行われた『おひさしブリブリProject』では第5位を獲得した。
双葉商事(アクション商事)
[編集]霞が関に本社を置く企業[129]。ひろしが自宅最寄りの春日部駅から東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)から直通する東京メトロ日比谷線を利用し通勤している。映画『ヘンダーランドの大冒険』ではひろしの名刺に所在地が書かれており「東京都中央区日本橋猫町12番1号」(実在しない)となっていた。具体的な事業内容などは作中で語られていないが、大阪にも支店がある。なお、原作・アニメ共に開始当初は単に「会社」としか表記されなかった。一部の社員の名前は、埼玉県内にある市に由来している。
- 川口(かわぐち)
- 声 - 中村大樹(第74話Cパート〜第1213話Cパート)(1993年11月15日〜2023年12月23日)→増元拓也[130](第1255話Bパート~)(2024年10月19日~)
- 春我部に越してきた双葉商事の社員でひろしの部下。24歳独身。埼玉県川口市に由来。しんのすけ曰く「老けて見える」[131]。格闘技ファンでそれに関する雑誌も持っている。元々アニメオリジナルキャラクターだったが、後に原作にも逆輸入される形で登場した。その為、原作よりもアニメの方が登場頻度が高い。
- ひろしを「先輩」と呼び、ひろしの良き理解者でもある。ひろしが欲しがっているものを買ってきたりもするが、金銭感覚にだらしない面があり、時々給料日前の金欠状態のひろしから金を借りることもある。しんのすけからは当初、さん付けで呼ばれていたが、後にひろしの口癖の影響で「川口のやつ」と呼ばれている[注 85]。
- ピーマンを好きと言ったが本当は嫌いで、子供好きと言ったがしんのすけと遊んでみて「やっぱり子供を世話するのは苦手」とのこと[131]。
- 恋愛面に関しては、ユミに恋をしているが進展は特になし。親は結婚しろと煩く[131]、アニメ初期には野原夫妻が嫁の世話をしようとしてくれたが、紹介したまつざか先生との交際は、両者の勘違いが原因で自然破局。その後、夫妻が世話をしようとする様子も無く現在は女と無縁。
- 高校時代競技は不明だがインターハイで優勝したことがあり、優勝カップをスマホ入れとして活用している。
- 草加 ユミ(くさか ユミ)
- 声 - 三浦雅子(第200話Aパート~)(1996年8月30日~)
- 双葉商事の女性社員。埼玉県草加市に由来。少し天然ボケ。
- 入社前に死んだ「ゴンザレス(愛称:ゴン)」という幼い頃から飼っていたペットのゴリラがひろしと瓜二つであったため、ひろしに好意を抱いている。それが元でひろしに手紙とゴンザレスにプレゼントするはずだった手編みのベストを贈るが、ひろしには既に家族(妊娠中[注 86]のみさえとしんのすけ)がいるのに迷惑をかけたと心配になって野原家を訪問した際にこの事実を打ち明けた。ひろしは彼女と仲良くしている夢を見ていると必ず、現実でのしんのすけ(稀にみさえやひまわりも加わって)の行いのせいで散々な終わり方をしている。
- 朝霞 リエ(あさか リエ)
- 声 - 達依久子(第2話Cパート)→小島悠理(第8話Bパート~)
- 双葉商事の女性社員。埼玉県朝霞市に由来。課内でのお茶汲みは積極的に行う。酔うと人に抱きつき、口から出まかせを言うなど酒癖が悪い。初期によく登場していた美人社員で、ひろしが鼻の下を伸ばしたり夢に登場したりした。
- 結婚退職するも相手の男性がマザコンであったことから3ヵ月で離婚する。その後、居酒屋ラ・セーヌで偶然にもみさえと喧嘩別れ[注 87]をしていたひろしと再会。酒癖の悪さが災いして、ひろしとみさえの仲を拗れさせてしまう。酔いが覚めた翌日、みさえから事情を聞かされ謝罪する。
- 野田 香織(のだ かおり)
- 声 - 桑島法子(第648話Aパート)(2008年11月14日)
- 元々双葉商事で働いていた人。送別会にてひろしに感謝の気持ちとして黄色のハンカチをプレゼントした。そこにお手紙(お礼状)が入っており、みさえに隠していたが、後にひまわりがイタズラで口紅で手紙にキスをしてしまい、ひろしは真っ二つに破って捨ててしまう。真っ二つに破られている片方の方を見て勘違いをみさえがしてしまい、ひろしはひどい目にあってしまった。
- 受付嬢
- 声 - 麻見順子(第44話Cパート〜)(1993年3月29日〜)
- 双葉商事の受付嬢。しんのすけとみさえが会議の書類を、届けに来た時に初登場[132]。カウンターの下にチョコビ等のお菓子や雑誌のアクションレディースを沢山入れている[132][133]。
- 課長
- 声 - 大塚芳忠(第85話Cパート)(1994年2月14日)
- アニメのみ登場。双葉商事の課長。既婚。家のローンは30年。しんのすけが新居の中で騒動を引き起こしても「小さな豆台風くらいじゃこの家はビクともしない」と笑いながら許し、しんのすけと一緒に「アクション仮面の歌」を歌うなど非常に心の広くノリの良い性格[134]。
- 都心から離れた新築の注文住宅に住んでおり、野原一家が新築祝いに商品券を持って訪れた。青い屋根の家で玄関は奥さん[注 88](声 - 高乃麗)の強い意向で吹き抜けになっている。思い切ってマンションを売って一戸建てにしたそうで、本人曰く「小さくても城を持ったって気分になる」[134]。
- 部長
- 声 - 郷里大輔(第44話Cパート~第672話Bパート[注 89])(1993年3月29日~2009年7月17日[注 89])→大友龍三郎(第864話Aパート[注 90]~)(2015年6月12日~)
- 双葉商事の部長でひろしの上司。本名不明。
- 職務に対しては厳しい性格でひろしは部長の夢をよく見ては魘されている。その一方でみさえがひまわりを出産する前には業務命令と称してみさえを支えるための早退を促すなど、部下思いで人情に厚い面も持つ。酒癖が悪く泣き上戸。ひろしとは飲み仲間でもあり、しんのすけの悪戯気質にも深い理解を寄せている[注 91]。
- 家族構成は原作では不明だが、第494話Cパートで妻がいることが、アニメ版第864話では小学生くらいの2人の息子がいることが判明。初期に登場した際は課長だったが、間もなく部長へ設定変更され、しんのすけ誕生前の過去のエピソードでは係長として登場したこともある。
- 映画『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では、社長と共にスウィートボーイズの裏工作で犯罪者に仕立て上げられたひろしを会社から懲戒解雇に追い込んだ事があった[注 92]。
- 原作の番外編(刑事モノ)では刑事部長として登場。しんのすけ、ひろしと一緒に女子の着替えを覗きに行こうとするなど、意外な一面が垣間見られた。
- 専務
- 声 - 渡部猛
- 双葉商事の専務。「鬼の専務」と呼ばれるほど厳格な人物である。
- アニメでは一人で会社の保養所に宿泊しに行ったところに偶然にも同じく保養所に宿泊する野原一家と偶然鉢合わせする[135]。野原一家によるイタズラや災難(夕食で相席になったときにひまわりが放り投げたエビの天ぷらが頭に乗っかってしまいエビの天ぷらをちょんまげに見立てて「暴れん坊将軍」呼ばわりされるなど)に巻き込まれ気分を害するも、その後、偶然にも通りかかったしんのすけに一人で保養所に来たのは夫婦ゲンカでの家出だと見抜かれる[注 93]。そして、しんのすけに「ケンカした後は謝るのが一番だゾ」と慰められた事で背中を押され、妻に電話をかけて無事に仲直りし、翌朝、しんのすけと野原一家に感謝と激励の言葉をかけて帰っていった。
- 社長
- 声 - 大山豊(第75話Bパート〜)(1993年11月22日〜)、宇垣秀成(劇場版第11作)
- 双葉商事の社長。社長室にやって来たしんのすけと一緒にアクション仮面ごっこに楽しく付き合っていた[133]。しんのすけ曰く「顔は怖いけど、とっても面白かった」[133]。ひろしは息子が失礼な態度を取ったと思い嘆いたが、社長はしんのすけを大層気に入った様子。『新』8巻ではひろしの妄想の中に登場。
- 社長秘書
- 声 - 真柴摩利(第78話Cパート)(1993年12月13日)
- 双葉商事の社長秘書。ひろしと川口が社長に報告書を届けに来た時に登場[133]。
- 会長
- 声 - 西尾徳
- 双葉商事の会長。広尾駅のホームでしんのすけに落とした財布を拾って貰った事をきっかけにしんのすけを会社まで送った。
- 会長という設定はアニメのみで、原作では他社の経営者かつ双葉商事とのライバル関係にある。原作では財布を拾ってもらったお礼にしんのすけをヘリコプターで送るとライバル会社だと気付いた。アニメでは双葉商事会長でそのまま会議に参加した[136][注 94]。
取引先会社
[編集]- カワウソ建設
-
- 多礼賀 辛牟(たれが からむ)
- 声 - 後藤光祐(第943話Bパート)(2017年10月13日)
- カワウソ建設業務部部長。歳をとり脂っこい肉や辛いタレが苦手になった。カワウソ建設と双葉商事と米月商事のタレをしんのすけが混ぜて美味しかったため、プロジェクトを両方に協力してもらうことにした。
- (会社名不明)
-
- 畑楽木 杉夫(はたらき すぎお)
- 声 - 長嶝高士(第1007話Aパート)(2019年8月30日)
- 残業と徹夜を当たり前に部下にやらせていた部長。
- 曽羽内 肇(そばうち はじめ)
- 声 - 稲葉実(第1049話Cパート)(2020年9月19日)
- 「セカンドライフはそば打ちだゾ」に登場する。
- ひろしの取引先の元部長で定年退職後の今はそば屋さんをやっているが、開店以来お客がさっぱり来ておらず、辞めようかと思っているところをよし治に励まされ続けることにした。
- 加木張 亜美(かぎばり あみ)
- 声 - 篠原恵美(第1207話Cパート)(2023年11月11日)
- 家具メーカーの社長で編みぐるみが好き。園長先生が先輩としている。ひろしが編みぐるみをプレゼントする際に、全体のライン、鼻のボタンから園長先生(本人は、「顔が怖い先輩」と言っている)と見抜きひろしに「顔が怖い人から教わりました?」と尋ねてひろしが返事をすると懐かしがっていた。
ライバル会社
[編集]- 米月商事
-
- 場津田 丸夫(ばつだ まるお)
- 声 - 高戸靖広(第943話Bパート)(2017年10月13日)
- 米月商事営業部係長。多礼賀が辛いタレが好きだと聞き、用意したが歳のせいか苦手になったと聞き驚いていた。
春日部の商業関係者
[編集]アクションデパート・サトーココノカドー
[編集]野原家の行きつけのお店。いずれもしんのすけやひまわりの行動でトラブルを起こしている。
アクションデパート
[編集]野原家の行きつけのデパート。酒井しのぶがこのデパートでアルバイトをした事もあったが、しんのすけのせいで解雇されている[137]。
- 越谷 順子(こしがや じゅんこ)(初期はこしたに)
- 声 - 小林優子(第26話Aパート~)(1992年11月9日~)
- アクションデパート迷子センターの係員。しんのすけと出会った以降、主任と共々彼に酷い目に遭わされている[注 95]。後に「サトーココノカドー」へと転勤するが、こちらでもしんのすけに酷い目に遭わされているまま。
- 主任
- 声 - 真山亜子(旧芸名:水原リン)(第26話Aパート~)(1992年11月9日~)
- アクションデパート迷子センターの係員。本名不明。部下の順子共々しんのすけに酷い目に遭わされ、店長に怒られている。後に「サトーココノカドー」へと転勤するが、こちらでもしんのすけに酷い目に遭わされるまま。アニメのクレジットタイトルで「上司」名義の時もある。
- 川村 はつ子(かわむら はつこ)
- 声 - 水原リン(36話Bパート)(1993年2月1日)
- アクションデパートのベテラン店員でチーフ。49歳[138]。「女郎ぐものはつ子」と呼ばれている。みさえを煽てて服を買わせようとしたが、しんのすけのマイペースで買わせることは出来なかった。
- 杉戸 リカ(すぎと リカ)
- 声 - 岡村明美(47話Cパート)(1993年4月26日)
- アクションデパートのエレベーターガール。青森出身[138]。エレベーターが故障して閉じ込められた際、主任(声 - 中田和宏)にはベテランと信頼されていたが、真っ先に取り乱して泣きわめき始め、一緒に閉じ込められた子供のヨシ彦(声 - 篠原あけみ)、母親(声 - 達依久子)、そしてしんのすけの3人に落ち着くよう諭されてしまう。しんのすけが暇で始めたお遊戯を「私達を元気づけようとわざと明るく振る舞っている」と勘違いし、ヨシ彦と母親も誘って一緒にお遊戯をするが、丁度その時にエレベーターが直り、外で待っていた人達に恥ずかしい所を見られてしまうが、最後にはしんのすけに感謝していた。
サトーココノカドー
[編集]- 大利根川 みね子(おおとねがわ みねこ)
- 声 - 高乃麗(第102話Cパート)(1994年6月20日)
- 原作8巻、アニメ「食品売り場は楽しいゾ」に登場する。
- ベテラン試食店員で47歳。通称「食わせのおみね」。みさえに目をつけ、「女子大生」と言いみさえは試食も食べる気も買う気もなかったが結局買わされてしまった。また、新クレヨンしんちゃんで再登場した際には、しんのすけを追い払おうとしたがしんのすけのおかげでマスカットが完売したため、お礼にしんのすけにマスカットをプレゼントしている。
- 丸山 文男(まるやま ふみお)
- 声 - 梅津秀行(第102話Cパート)(1994年6月20日)
- 原作8巻、アニメ「食品売り場は楽しいゾ」に登場する。
- 閉店前七色の割引シールを自由に操る二枚目店員で、31歳の独身。トランクス派。通称「食品売場で6時半の男」。みさえは「あの店員おだてればなんでも安くなる」と思っている。また、割引シールの束を落としてしまい、しんのすけが拾い、各地にシールを貼ってしまい、丸山がやったと勘違いされ、各地の店員がよってきて責められていた。
- 元々はデビュー作『だらくやストア物語』のキャラクター。
- ノリっぺ
- 声 - 柚木涼香(第731話Bパート)(2011年5月23日)
- 「読み聞かせだゾ」に登場。チャッピー(声 - 栗本浩行)と別れてから暗く負のオーラが出ており、絵本の内容も王子さまとの妙にリアルなことが詰まった内容になっていくが、元彼がサトーココノカドーの読み聞かせスペースの所に来てもう一度ヨリを戻した。
かすかべ書店
[編集]しんのすけたちの行きつけの書店。チェーン店であるらしく、年に一度「本部からの視察」が行われる[139]。むさえがアルバイトを始めたが、一日で辞めてしまった店でもある。しかし、重い本の束をいくつも持ったり、立ち読みをしていたしんのすけを追い払った(実際には、カンタムロボの放送時間が近い事を伝えただけ)ことから、働き振りはなかなかのものと店長も絶賛していた。また、みさえもアルバイトをしていた。初期はしんのすけの悪戯に巻き込まれてトラブルに遭う場面があった。
- かすかべ書店店長
- 声 - 京田尚子(第9話Cパート~)(1992年6月15日~)、愛河里花子(ゲーム「かすかべ映画スターズ」)
- かすかべ書店(原作ではかすがべ書店)の女性店主。本名不明。とがった眼鏡をかけている。しんのすけ曰く「カマキリみたいなおばさん」[140]、「カマキリ将軍ギリギリ」。店での立ち読みを無くす為にあらゆる作戦を立てて立ち読みする人に対抗しているが、しんのすけやみさえたちには通用せず、しんのすけはブラックリストワースト1で、データによるとしんのすけが来ると売り上げ80%ダウンらしい[141]。竜子と同様、しんのすけのことを「ジャガイモ小僧」と呼んでいる。立ち読みする人を目の敵にする理由は、父親が経営していた書店が客に好き放題立ち読みされた挙げ句に潰れた為である。この考えは今では古臭い物として認識されており、またその追い払う方法がかなり個性的で、ジェスチャー(書店連盟公認のブロックサインとのこと)での会話など、力を入れるところが微妙に間違っているのでバイトに来たむさえからは「この店長くねえな」と評された。漫画家のよしいが訪れた時には中村さんと一緒に「少年忍者吹雪丸」の単行本やポスターにうすとにサインしてもらう一面持っている。本屋さんとなじみ深い「はたき」の先にハエのレプリカを取り付けて、立ち読み客にハエを追いかけているように見せかけて帰らせる得意技「非情の舞い 偽りのハエ退治」を持つが、しんのすけにはレプリカのハエを叩き落とされてしまい失敗した(この後レプリカのハエははたきについていない)。店に愛着を持っている為後述の巨大ロボットが襲来する際は店と共に死のうとしていた。
- 中村(なかむら)
- 声 - 稀代桜子(第9話Cパート~)(1992年6月15日~)
- かすかべ書店のベテラン女性店員。下の名前は不明。店長と共に立ち読み客を一掃するべく奮闘している。店長同様「書店協会公認のブロックサイン」のジェスチャーで会話をする。無駄に書物の並べ替えを行うことでなかなか立ち読み客の手に書物がわたらないようにする得意技「用もないのに、雑誌入れ替えディフェンス」を持つが、しんのすけには通用しなかった。チョコビが大好きなようで、しんのすけにチョコビ[注 96]で買収された事がある[139]。
- また、鳩ヶ谷夫妻が来店した際には立ち読みを妨害しつつも終始そのアツアツぶりを羨ましがっていた。この2人が来店した時には店長の指示でコードネーム「風と共に去りぬ」と呼ばれる立ち読み妨害作戦(冷房の設定温度を極限に下げて帰らせる撃退策。ただし店側にもダメージが来る)を実行したが、「アツアツ」の2人には通用しなかった。そこで今度は暖房に切り替えて店内室温を50度にまで上げても通用しなかった。後述の巨大ロボットが襲撃する事を恐れており、店長に避難しようとジェスチャーで会話するシーンもあるが、店長とは違い、店への愛着は薄く店と共に死のうとする店長を見捨てて逃げようとし、店長から「少しは説得しろ!」と突っ込まれた。
- 2代目オープニングテーマ『夢のENDはいつも目覚まし!』では主要なキャラクターの一人として、よしなが先生、まつざか先生の3人で登場して踊っている。
セールス・営業
[編集]- 売間 久里代(うりま くりよ)
- 声 - 津野田なるみ(第48話Bパート~)(1993年5月3日~)
- まゆつば社の訪問販売員(アニメでは「まゆつば教育出版社」)。また、「ぶりぶりざえもんの冒険~閃光編~」でもまゆつば社が出てきている。社内業績トップで、通称「地獄のセールスレディ」。27歳。独身。星座は水瓶座。
- 登場する際はラジカセで映画『ターミネーター』のBGMを流しながら姿を見せ、自分についての解説を独り言で言う。訪問販売[注 97]をしており、一度狙いを定めたら買うまで話し込む。商品を売るために、さまざまな道具を使うことがあるなど少々手段を選ばない一面もある。正真正銘の女性だが、低声で化粧が濃く容姿がニューハーフっぽい為、しんのすけからは「おかまのおねえさん(2014年の再登場以降は「女装した人」[注 98])」と呼ばれ、近所の人に怪しいオカマとして警察に通報されたりした(そのたびに戸籍謄本のコピーをばらまき「忍法、戸籍舞うの術」と名乗り逃げている)。竜子、かすかべ書店店長同様にしんのすけのことを「ジャガイモ小僧」と呼ぶ。しんのすけと出会ってからは仕事の成功率が大幅に減ってしまい、業績もガタ落ちし、その月の営業成績が最下位となり、しんのすけの住む界隈には近づけなくなってしまう。このことからしんのすけをターゲットにするようになるが、毎回煙に巻かれてしまい、そうこうしているうちにまゆつば社は倒産してしまった。なお、アニメ版ではまゆつば社は倒産しておらず、彼女の登場する物語の冒頭で自らの業績について「まゆつば社業績一位」と述べている。売っている商品は、幼児教育セットや赤ちゃんの離乳食と幼児用商品が多い。
- 原作では、倒産後は頭を丸めて[注 99]山に篭り、熊などの動物相手に魚介類の叩き売りを行うなど修行に励み、修行を終えた後は新しい会社に転職。しんのすけへのリベンジのために再び春日部に姿を現すが、野原家に商品を売りつけようとするも失敗。落胆しつつ野原家を後にした直後、しんのすけが興味を示した自作のキーホルダーを無料で譲った。形はどうであれ、しんのすけに売りつけることが出来たことに満足する。以後も彼女は「地獄のセールスレディ」であったという。それ以降は35巻(2003年頃)で再登場後長らく登場しなかったが、2010年に連載スタートした『新クレヨンしんちゃん』の第2話でモブキャラクターとして登場している。
- アニメ版では1997年4月25日放送「ひまわりと地獄のセールスレディだゾ」以来登場していなかった[注 100]が、2014年7月11日放送「地獄のセールスレディ・リターンズだゾ」で再登場し、それ以降は2024年時点で年に一度のペースで登場している[142]。また久里代の決意と投げキッスを描いた直後にしんのすけが悪寒を感じるというエピローグがオチとして描かれ、2014年以降はしんのすけの他に、その時セールスを聞いていたしんのすけの家族を始めとする他の人物も悪寒を感じるようになる。そして2023年9月23日放送「むさえちゃんVSセールスレディだゾ」では、むさえが売間の写真を撮りたいがために、売間に付いていき売間が一般人に売っているところが見られるが、一般人(しんのすけとむさえ)のセールス方法により、客が買ったため、「一般人に負けるなんて」と悔しがって撤退していった。2023年9月23日の放送回は北本(隣のおばさん)に警察に呼ばれなかった珍しい回でもある。そして、イノシシやハゲワシバンドウイルカなどの師匠がいる。
- また、2014年の再登場以前にも2011年12月1日発売のニンテンドー3DS専用ソフト『クレヨンしんちゃん 宇宙DEアチョー!? 友情のおバカラテ!!』では、ボイス付きで登場をしており、2012年3月30日放送の「花見で迷子だゾ」では一瞬ではあるがモブキャラとして再登場した。
- お仲間総選挙では、6位を獲得し出演した。
- 林 マリ
- 声 - 平松晶子(第217話Bパート~)(1997年1月31日~)
- 通称「マリリン」。しんのすけ、高倉園長、マサオ、風間が赤面するほど美人でのびのび館の出版の営業をしている。ハムスターとして「ネネ」がいる[143]。ネネからは、嫌われている。
- 初登場時に、幼稚園バスに車をぶつけておりその後再登場した際にも花壇の花を轢きそうになったりしていた。また、ぶつかったりするのは慣れている模様。その後「マリリンが来たゾ」で再登場。その際は、自分が飼えないため[注 101]捨て子猫の親を探しに幼稚園に来ており、みんな理由があって断ったためまつざか先生のみとなる。まつざか先生も必死に断ったが涙ながらに説得して子猫をまつざか先生に渡した。
- 根苦羅田 ジュン子(ねくらだ じゅんこ)
- 声 - 林玉緒(第249話Cパート~)(1997年10月17日~)
- アクション生命保険ゆらめきのセールス。その名の通り根暗だが、しんのすけとは気が合う。自称「結構明るい性格」で、夢中にファミコンをしていて食事を忘れフラフラになるなどの一面もある。既婚者だが登場時点では離婚している。
- 奥かすかべ渓谷のツアーで迷子になった際、同じく幼稚園の遠足で迷子になっていたしんのすけと知り合い[144]、野原家への訪問販売で再会する[145]。最初はみさえに断られ、「あなたは暗いからセールスに向いていないのでは?」と言われたが、その時偶然帰宅したひろしとはずみでぶつかり、「このように、一寸先は闇ですから」と保険を勧めると、「入っておくか」と前向きな返事が返ってきた。
- 原作ではこれが最後の登場になったが、アニメではその後も登場。アニメ「幼稚園で保険のセールスだゾ」(1998年6月5日放送)では幼稚園へセールスに来た際にまつざか先生と同じ中学であることが判明する。最終的に会話が弾み同郷のよしみで契約することができた。中学時代は漫研に所属しており、先輩にうすとがいる。
- 夢見 貘太郎(ゆめみ ばくたろう)
- 声 - 飛田展男(第890話)(2016年4月15日)
- 「父ちゃんが起きない!?だゾ(前後編)」に登場する。
- ドリーム・カンパニーのセールスマンで通称「もらい泣きセールスマン」。仕事で疲れていたひろしに「いい夢を見てぐっすり眠りたい人のための枕くん」をお試しであげて、お店の代金を払わずに帰っていった。その後野原家に来てひろしの状況を知り、みさえ、しんのすけと一緒にひろしの夢の中に入っていった。ひろしを目覚めさせた後「さて、また人生に疲れた人をさがしますか」といって消えていった。
車屋
[編集]- 来間 宇理男(くるま うりお)
- 声 - 堀内賢雄(第105話Cパート)(1994年7月11日)
- 「新車を見に行くゾ」に登場する。
- 「ふたばCULUMA」の店員で「いいでしょいいでしょ」が口癖。野原家のペースに乗せられ最終的に疲れ果てていた。
- 車 ウリ子(くるま ウリこ)
- 声 - 麻見順子
- 車屋の販売員。馬鹿正直な性格で、何の躊躇もなくストレートすぎる発言をしては野原一家を困惑させるが、最終的にCセグメントクラスのセダンである「アンジェリーナ」という新車を購入させた。納車後、みさえが車庫入れしたときに、後方の木にぶつけトランクをへこましたので、もう一台購入しないかと提案したこともある。物語中、しんのすけに何度も「お姉さん、車売る気ある?」と言われ、「もっちろん!」と返すのが定番だった。
- 所長
- 車屋の所長でウリ子の上司。非常に小柄なおじさん。ケチな性格。
- ウリ子に接客のアドバイスとして「冷やかしは適当にあしらう」「買う気のない客にはなにもわたさない」などを言うも、まったく守られていないので頭を痛めている。
- 瀬段 則康(せだん のりやす)
- 声 - 石井真(第913話Bパート、第915話Bパート)(2016年11月18日)
- 車屋「春日部モータース」の新人営業部。同期の中で自分だけまだ一台も売れておらず、ひろしが「直すより新車買った方が安いかも」と言うと「新車は高いので断然直した方が安いです」と言ったためひろしからは「商売っ気がないやつ」と言われている。野原家が車を取りに行く際も「言いたくないですけど直すより安いので車買います?」といいまたもやひろしからは「商売っ気がないやつ」と言われた。その後「ステーションワゴン」を提案し、野原家の値引き交渉が続いたが、遂に初めて車が売れた。新車を運びにきた際には、しんのすけにアクション仮面のDVDをプレゼントしていた。
- 端郎 アウトバーン(はしろう あうとばーん)
- 声 - 松山鷹志(第914話Bパート)(2016年11月25日)
- 輸入自動車販売「MAYAKASHIモータース」の店長で36歳。奥さんもいる。野原家のこと最初は「外車とは縁がなさそうで冷やかし」と思っていたが、野原家が「外車を二台持っている(ミニカー)」といったところ掘り出し物の車に案内してくれた。
仁久矢
[編集]アニメ第1話Aパートの「おつかいに行くゾ」(1992年4月13日放送)から登場している肉屋。銭湯「春我部湯」の中に仁久矢の広告看板がある[146]。
- 女店員
- 声 - 麻見順子
- 第1話でしんのすけがお使いに来た時に応対した店員。原作でも1巻に登場。
- 肉屋のおじさん
- 声 - 荒川太郎
- 劇場版『アクション仮面VSハイグレ魔王』でみさえとしんのすけの買い物に応対した店員。
- 肉屋のおばさん
- 声 - 亀井芳子(第865話Aパート)→西宏子(第885話Bパート、第1052話Bパート)
- 「ドローンは見てたゾ」(2015年6月19日放送)でコロッケを買いに来たマサオのお使いに応対した店員。「えらいわね」と、コロッケを一つおまけしてくれた。
- 肉のひらまさのお兄さん
- 声 - こぶしのぶゆき(第1196話Bパート)
- 「恋するシロだゾ」(2023年8月26日放送)でシロにホネをくれた。
八百屋
[編集]- 八百長のおじさん
- 声 - 荒川太郎(第45話Bパート)(1993年4月12日)→千葉一伸(第339話Cパート)(1999年11月12日)→長嶝高士(2011年2月25日)[147]→不明(2022年4月16日)→宮澤正(2022年12月10日、2023年6月17日)
- 原作、アニメ初期から登場している八百屋のおじさん。本名不明。客の人妻に山芋を勧めて「精がついて旦那、今夜燃えちゃうよ」と言うような人物で、しんのすけ曰く「おばさんの方がしっかりしてる」[148]。『新11巻』では、奥さんが入院したため、閉店セールを勝手にして退院した奥さんにしばかれて、閉店キャンセル特売セールをした。
- 八百長のおばさん
- 声 - さとうあい(第45話Bパート)(1993年4月12日)
- おじさんの妻。本名不明。しんのすけを見て「野原さんとこの坊や」と直ぐに分かり、状況を見てお金を忘れた事を察知し、みさえに電話、裸でいるしんのすけが風邪を引く事を心配しておじさんに服を着させるよう指示した[148]。『新11巻』では、体にガタが来て入院してしまった。
- 佐藤 靖(さとう やすし)
- 声 - 関智一(第339話Cパート)(1999年11月12日)
- みさえが一時期本気で惚れ込んだ、八百長でバイトをしていた青年。八百屋のおばさんの甥っ子。野口五郎の本名と同姓同名で、母親が野口五郎の大ファンであったためこの名前をつけられたという。しんのすけのせいでみさえがローン地獄で苦しんでいると勘違いし、みさえに「朝の来ない夜はありません」と励ましの手紙を出したのだが、みさえはこれをラブレターと誤解し恋におちてしまう。
- 八百マサのおばさん
- 声 - 宮沢きよこ
- 2016年から登場したマサオがよく行く八百屋。本名不明。マサオの事を「マーちゃん」と呼んでいる。
スーパー獄門屋
[編集]- 胃屋良支 又吉(いやらし またきち)
- 声 - 亀井三郎(第275話Cパート)(1998年5月29日)
- スーパー獄門屋店長。話すごとに女性の尻を触るため嫌がられている。みさえが帰る時、二度目も尻を触ったため股間を強く膝蹴りされて悶絶し、その場でみさえからパートを辞める事を宣言された上、当日働いた報酬を銀行に振り込むよう要求された(その際、これまで尻を触られてきた女性店員達から静かに拍手をもらっている)。
- 井夷理田 押子(いびりだ おしこ)
- 声 - 山本圭子(第275話Cパート)(1998年5月29日)
- スーパー獄門屋ベテランパート。人によって態度がころころ変わる。人使いが荒く、初心者パートをいびるため従業員にかなり嫌われており、彼女を嫌う従業員達の間では「イビリー」という蔑称で呼ばれている。
- 休憩中のみさえを無理矢理呼び出し、みさえの名字を「野島さん」「野本さん」とわざと間違えた上にひまわりの悪口を言ったことでみさえを激怒させ、これまでの意図返しを兼ねて「クソババア(アニメでは「イビリブタ」)」呼ばわりされながら、商品の練りわさびを顔面いっぱいに塗りたくられ、激痛のあまり子供のように泣き叫んだ(その際、みさえは従業員達から拍手をもらっている[注 102]。アニメでは練りわさびを塗りたくられた直後に顔面にその代金として100円玉を3枚投げつけられる)。
塾
[編集]- マックス赤石の英語塾
- 風間くんが通っていた英語塾[149]。
- 眉唾子供塾
- 体験入学でスーパーダブルコロコロが貰えるときいてみさえが体験入学に行かせた子供塾。
- 眉村燕九郎(まゆむらつばくろう)
- 声 - 大川透(第831話Aパート)(2014年5月30日)
- 眉唾子供塾の塾長。しんのすけの事を金づるとして我慢していたが、彼のマイペースで裏の顔がばれ、みさえとマサオの母達親から呆れられた挙句に皆帰ってしまい、スーパーダブルコロコロを誰も貰わずに終わった。
またずれ荘の住人
[編集]またずれ荘の住人と関係者
[編集]- 大屋 主代(おおや ぬしよ)
- 声 - 佳川紘子(第398話Bパート〜第436話)→真山亜子(第915話Bパート以降)
- アニメでは「大家 主代」(読みは同じ)。またずれ荘の大家(貸主)。訛り口調が特徴的で(「〜だに」「~チョ」など)、ガス爆発によって家を失った野原一家を一時的に入居させた。憂さ晴らしに部屋の抜き打ちチェックを行い住人いびりをしたり、雪かきを強制参加させたりなど意地悪な面があり住民たちからは嫌がられているが、原作ではペット持ち込み禁止のまたずれ荘にシロを連れてきたしんのすけを見逃したり(アニメではバレずに逃げ切った[151])、ひまわりと打ち解けて和気藹々と遊んだりする心優しい一面も見せている。アニメではすき焼きを野原一家やほかの住人たちと一緒に食べているシーンもある。子供嫌いを自称しているが、その理由は30年前に夫と3歳の娘を交通事故で亡くし、当時のことを思い出したくないからであった(アニメでは未亡人の設定はあるが、娘を失った過去は原作のみ)。趣味は入れ歯の形をしたパズルを高く積み上げる立体パズル「入れ歯タワー・中級者編」に挑戦すること(上階の野原家による振動でよく崩される)。元助産師で、原作では野原宅で産気づいたよしなが先生の助産を引き受け、その際によしなが先生を叱咤激励したり、共に頑張ったしんのすけを見直す一面もある。また、夫の遺産であるまたずれ荘をとても大切に思っており、原作で爆破された際には泣きながら生きていけないと嘆いていた。アニメではヒロポン本駄が201号室の壁を壊した濡れ衣を着せられて動揺している隙を突き、本駄から拳銃を奪い取っている(原作ではスーザンが奪い取った)[注 104]。
- 四郎(よんろう)
- 声 - 桜井敏治(第398話Bパート〜)、岡野友佑(第1154話Cパート~第1161話Cパートでの代役)
- 野原一家の隣人で、203号室(アニメでは201号室)の住人。外見はいわゆるステレオタイプのアキバ系オタクである。大学受験で三浪しており[注 105]、4年目も名前の通り四浪になりそうだったが、無事に「東京カスカビアン産業大学」に合格した(「東大」と略して野原家に伝えたことで野原夫妻に東京大学と勘違いされ、出世した時のお礼を期待して手厚いもてなしを受けたが、真実が分かった途端手のひらを返され冷たい態度を取られた)。
- 引っ越してきたしんのすけといざこざを起こし部屋の壁に穴を開けてしまい、そこからしんのすけが乱入して勉強を邪魔される事がしばしばあったが、一方で野原一家との交流も深かった。なお、この穴はアニメでは野原家がまたずれ荘を去る際にみさえが大屋に修理費を渡していたが、原作ではオマタが崩壊したまたずれ荘を建て直す際にこの穴まで再現してしまい、残されている[注 106]。かなり濃い顔であるが、オマタの結婚式でモロダシ共和国を訪れた際には現地の女性たちから「カッコいい」と好評だった[注 107]。そのため日本国内ではいわゆる「ブサメン」の部類に入り、しんのすけ等からそれを指摘されることもあるが、自覚の有無はどちらとも取れ、自分の顔に対する自己評価で「時代が自分に追いついてないだけだ」と述べたり、俗に「美女と野獣」と呼ばれるような夫婦を見て「あの人だってあんな可愛い人と結ばれたんだから、自分だっていつか」という旨を述べた事もある。
- アニメでは自動車の運転免許を持っているが、教習所以来一度も乗っておらず、野原家の車(オートマチック車)を急ブレーキでエンストさせてしまうなど、運転技術は極めて悪い。原作では「受験勉強で免許を取る暇がなかった」と言っている。
- またずれ荘編終了後も度々登場しており、特に原作では背景役、モブキャラなどでも頻繁に登場している。
- モーニング娘。(2001年当時のメンバー)では安倍なつみが好き[152]。新潟県出身。1度だけ腹筋が割れるほど痩せたことがあった。理由は失恋してショックで泳ぎまくっていたから。変わりすぎて野原家には誰も気づかれなかった。水を飲んだだけで太る体質なのですぐに戻っていた。
- 『新11巻』から、八百長でちょくちょくバイトをしている。
- にがりや 京助(にがりや きょうすけ)
- 声 - 石森達幸(第428話Bパート~第574話Aパート)(2002年2月22日~2006年7月21日)→なし(第766話)(2012年3月30日)
- またずれ荘の定住者ではないが、張り込みのため205号室(アニメでは204号室)を借りたタウン警察署麻薬取り締まり課の刑事。汚田からは「京さん」と呼ばれている。身分を隠すため汚田とは親子関係で、汚田の思い付きで「顔が原因で妻に逃げられ、さらには腕を骨折した」という設定になってていた[注 108]。離婚しておらず自宅には愛妻がいる(本人の弁では最近太り気味)。原作ではさらに「覗き趣味のある親子」と誤解される。原作では『まんがタウン』6月号(単行本第45巻)、アニメでは「知らない人にはついていかないゾ」(2006年7月21日放送)で汚田と共に再登場を果たした。その後、「花見で迷子だゾ」(2012年3月30日放送)では、背景のモブキャラとして汚田と再登場した。
- 汚田 急痔(おだ きゅうじ)
- 声 - 福山潤(第428話Bパート~)(2002年2月22日~)
- にがりやと共にまたずれ荘に張り込むタウン警察署麻薬取り締まり課の若手刑事。身分を隠すためにがりやとは親子関係で、にがりやの思い付きで「カードの使い過ぎで自己破産し、一発ギャグ発作病(5分に一度一発ギャグを発してしまうにがりやが創作した架空の病気)を持つ息子」という設定にしていた。実は金の遣い方が上手く、レンタルビデオでも延長料金を取られないほど几帳面な性格である。
- 役津栗 優(やくづくり(アニメでは「やくつくり」) ゆう)
- 声 - 大本眞基子(第399話Aパート~)(2001年6月8日~)
- 役者志望の女性で201号室(アニメでは203号室)住人。普段から色々な役作りに徹しているため性格・容貌・服装がコロコロ変わる。素顔だとおとなしく内気だが、メイクをすることで性格を変幻自在に変えることが出来、脅威の変貌を遂げる。きれいなお姉さんに変化した時ひろしとしんのすけにいやらしい目で見られた。「劇団四毛」主宰者の演出家・しじみこう太を尊敬し、同劇団のオーディションをメイクをした姿で受けるも、しじみに「メイクをするな。本当の自分をさらけ出せ」と酷評される。そこでしんのすけに恥ずかしくならない心得を教わり(実際は「ケツだけ星人」や「コアラごっこ」など、しんのすけの持ち芸をやらされた)、内向的な性格は改善された。その甲斐あって素顔で受けた2度目のオーディションは上首尾に終わり、念願の劇団四毛入団を果たし、入団早々大役に抜擢される快挙を成し遂げる。原作第33巻・アニメ「さよなら優ちゃんだゾ」(2002年5月11日放送)で劇団の宿舎に引っ越し、またずれ荘を出た。また、「あっちこっちであつくるしいゾ」(2023年12月23日放送)では声無しで宣伝ポスターとして登場した。
- 運転免許は持っているが、教習所以来5年も運転しておらず、またずれ荘の住民(大屋、にがりや、汚田を除く)で海に行く際、ひろしと交代して運転するときはサングラスをかけた荒々しい風貌に変身し、ワゴン車をウイリーで運転した(その後はひろしと運転交代)。
- スーザン小雪(スーザン こゆき)
- 声 - 杉田智和(第1160話Cパート~)(2022年12月10日~)
- ニューハーフの204号室住人で、ニューハーフ喫茶「男たちの挽歌」に勤務[注 109]。本名は「玄武 岩男」(げんぶ いわお)。アニメには長らく登場せず野原家がまたずれ荘に住んでいた頃も原作でのスーザンの登場回は放送されずにいたが「グチりたい母ちゃんだゾ」[注 110](2022年12月10日放送)にてアニメ初登場した[注 111]。
- また、上記の通りアニメ版ではまたずれ荘編にスーザンが全く登場しないため、「グチりたい母ちゃんだゾ」でみさえと初対面ということになっている。また、原作と違い髪の毛の色が金髪となっている。また、アニメではまたずれ荘に住んでるかも不明であり、お店「男たちの挽歌」をやっている。
- 既婚者の妻子持ちである。国内シェアベスト3に入る下着会社「株式会社ゲンブ」元社長(現社長は息子の玄武 タツヤ。)[注 112]、グリーンベレー元隊員、交通法規を守る優良暴走族「16号の黒豹」初代総長と型破りな経歴の持ち主であるが、「過去は捨てた」として現在はニューハーフを生業としている。現在でも腕っぷしは強く、またずれ荘の住民を人質にとったヒロポン本駄から銃を取り上げたり、モロダシ共和国でオマタとしんのすけを拉致したテロリストグループのアジトにヘマタと共に銃を持って乗り込んでいくほどである。
- 野原一家がまたずれ荘を去ってからも度々登場し、南米から一時帰国した徳郎とまつざか先生を思いやって店を貸切にするなど、気の利く一面を見せている。
- オマタ
- モロダシ共和国(旧名モロダシ王国)の王子で206号室住人。原作のみ登場。モアイのような顔が特徴。
- みさえに「母国の家族に貢ぎ、不景気で仕事が見つからず困っている」と思い込まれていたが、実はモロダシ共和国の王子で非常に裕福な生活を送っていた。父親オオマタに婚約者を勝手に決められたことを快く思わず、自分で婚約者を見つけ出すために無断で来日した。
- 日本とモロダシ共和国では美男・美女の基準が正反対(四郎の項参照)なために、神田鳥忍に一目惚れし一時期交際した。その後父オオマタも来日し、あっさり忍と結婚することを認めたため忍はモロダシ共和国女王になるところだったが、忍にはプロレスラーになる夢があったため結婚を拒否。そこでオマタは「1分で僕を倒せなかったら結婚する」との条件で忍と戦うが、58秒でダウンとなったため2人は別れた。しかしオオマタは自分で婚約者を捜し出すオマタに感心し、自分で花嫁を探すことを認める。その後は婚約者を探すために世界中を旅し、42巻で結婚している。相手は日本の基準からすれば美人であった(=モロダシ共和国ではブサイク扱い)。
- また、モロダシ共和国ではビートたけしの一発ギャグ「コマネチ」は相手に敬意を示す挨拶、相手の両鼻に指を入れる行為はキス、その際に指を第2関節まで入れる行為はディープキスに相当する愛情表現である。またずれ荘に入居したのも、「またずれ」がモロダシ共和国の言語マタワリ語で「愛」を意味するからだった。冗談好きのお茶目な性格は父親譲りで、冗談が受けなかったり先にオチを言われたりすると、その場で首吊り自殺に走ろうとする。気前がよく、人から親切にされたり感銘を受けたりすると金の勲章を授与する癖がある(その勲章は日本円にして時価数十万円もする本物の金。モロダシ共和国は金の産出が世界一である)。日本語は少し話せるが、マタワリ語を話す場合は吹き出しの台詞が横書きになり、ひらがながすべてカタカナに置き換わる。
- 結婚式の際、野原一家と四郎、スーザン、大屋[注 113]をモロダシ共和国に招いたが、城の庭でしんのすけを車に乗せて自分の運転を披露していた際にテロリスト(実態はモロダシ共和国の副大統領が国王へのクーデターを目論んで編成した部隊)に襲われ、しんのすけと共に拉致される。その後、隙を突いて拘束を抜け出し、オオマタやヘマタとコンタクトを取ることに成功。ヘマタたちに無事救出され、事件解決後に結婚式を挙げた。
- 新しい住人(名前不明)
- 『新クレヨンしんちゃん』第4巻(Vol.069 「またずれ荘の新しい住人だゾ」)から登場し、またずれ荘に入居を希望した青年。30代にして結婚もせずに自堕落な生活を送っていたため実家を追い出され、仕方なく一人暮らしをしようと入居希望者を募っていたまたずれ荘を訪れたところを大屋としんのすけに声をかけられる。即入居が決まるも、元々だらしない上に甘やかされて育ったため、僅か1日で部屋をゴミ屋敷の一歩手前状態にまで汚くしてしまう。大屋に言われて渋々掃除を始めるも、大屋はこれを期に彼をとことんこき使ってやろうと画策した。その後は真面目な好青年へと変貌したが、同時に超が付くほどの潔癖症になり、住人達の些細な行動[注 114]にも口うるさくなってしまい、大屋にも「住人に甘すぎる」と説教する始末であった。
屈底一家
[編集]- 原作・アニメ共に登場するキャラクターだが、またずれ荘在住という設定はアニメのみ。原作では住人ではないが、便宜上ここに記す[注 115]。
- 屈底 厚子(くつぞこ あつこ)
- 声 - 石川寛美 (第400話Cパート~)
- 18歳のギャルママで、205号室住人。その名の通り常に厚底靴を履いており、娘のアツミにも履かせている。みさえの子供に対する躾に感銘を受けたことから(アニメでは娘・アツミを助けてもらったことから)、みさえを「先輩」と呼んで尊敬している。原作では笑った表情をみせない。口癖は「ていうか」。
- 極度のスピード狂で、自動車の運転はかなり荒く、同乗した者の気分を悪くさせてしまう。娘とともにかなり身体が柔らかく、完全に前屈ができる[153]。鳥の目が怖いようで、実家ではインコを飼い始めたため帰るに帰れないようである[153]。結婚前にはスナックでアルバイトをしており、お酌が上手く、ひろしからは気に入られている。新クレヨンしんちゃん7巻「Vol.133 ギャルママは卒業だゾ」では、厚底を卒業していた。
- アニメではまたずれ荘の住人であるため、原作より頻繁に登場している。
- 屈底 アツミ(くつぞこ アツミ)
- 声 - 杉本沙織(第400話Cパート~第1093話Cパート)
- アツシと厚子の長女。2歳にして金髪にしていたり、「イケテル」が口癖であったりと、この年で既にコギャル化している。ひまわりと仲がいい。自分の言うことを聞いてくれないと鼻糞をつけてくる癖があるが、一度だけ寸前で厚子に見咎められ、慌てて口にした事もあった。
- 屈底 アツシ(くつぞこ アツシ)
- 厚子の夫でトラック運転手。名前のみの登場で姿を見せることはないが、たまにフルーツなどの特産品をまたずれ荘の自宅に送るらしい。中濃ソースが好物で、ウスターソース派の厚子と喧嘩になり家出されたが、謝罪メールを送って仲直りをした[153]。
麻薬密売組織「モルヒーネ・ファミリー」と関係者
[編集]- ステロイド 麻酢尾(ステロイド ますお)
- 声 - 真殿光昭
- にがりやと汚田が追っていた、麻薬密売組織「モルヒーネ・ファミリー」の人間。「特徴だらけのくどい顔」をしている。恋人リサ・アスピリンに「ビッグになってくる」と言い残し旅に出たが、紆余曲折を経て麻薬組織に入り、麻薬の密売者となってしまった。
- リサに会うためまたずれ荘周辺に出没していたが、その際しんのすけ・汚田と知り合う(この時点では麻酢尾は汚田が刑事であることを知らず、汚田も麻酢尾が扮装していたため当人だとわからなかった)。後にしんのすけを利用しリサと再会。リサの気持ちを察して組織から足を洗おうとするも、にがりやたちに見つかり御用となる。しかしその直後、モルヒーネ・ファミリーから派遣された殺し屋に命を狙われ、彼はリサと共に逃れたものの、この時しんのすけが人質にされていたことがきっかけでまたずれ荘の住人全員が人質にされる大事件にまで発展してしまう。その後、人質に取られた住人達を助けるために自ら殺し屋の元に現れたが、その直後に殺し屋はにがりや達によって取り押さえられる。その後、麻酢尾と殺し屋もしんのすけの言葉により罪を償う決心をしたことで事件は一件落着、モルヒーネ・ファミリーも事件後に壊滅した。
- モデルは臼井の担当編集者であった増尾徹。原作ではこの他にも増尾をモデルにした「顔はくどいが性格はさっぱりしている」キャラクターが複数登場している。
- リサ・アスピリン
- 声 - 小林沙苗
- ステロイド麻酢尾の恋人でモデル。またずれ荘の向かいのマンションに住んでいる。
- コカイン矢魔田(コカイン やまだ)
- ステロイド麻酢尾に麻薬を渡していた男。麻酢尾が組織から足を洗おうとしていた事を知り、組織に報告した。
- ヒロポン本駄(ヒロポン ほんだ)[注 116]
- 声 - 大川透
- 殺し屋。普段は帽子をかぶっている。用心深い性格で、ピストルなどの武器を必ず2つ持つようにしている。しんのすけが被っていたアクション仮面のヘルメットの角が肛門に直撃し、最後は汚田とにがりやに逮捕された。殺し屋としての仕事は初めてで、それ以前はシロアリ・ネズミ・害虫駆除の仕事をしていたという。それほど根は悪くないようで、しんのすけの笑顔で改心し、「おかげで殺人を起こさずに済んだ」と話した。
鬼瓦リフォームと関係者
[編集]- 鬼瓦 築造(おにがわら ちくぞう)
- 声 - 辻親八
- 建築会社「有限会社鬼瓦リフォーム」の社長で、娘のカンナ・工事とともに野原宅を建て直した。腕は一流だが典型的な職人気質で、気持ちから入らないといけないという理由から、少しでも気に入らないこと[注 117]があると仕事を投げ出してしまい、みさえから反感を買っていた。その影響で野原宅の建築に大幅に時間が掛かり、その次に依頼された邸宅の建設に至ってはそれ以上に進展がない。ペロペロキャンディが好きで、酒には弱い。阪神タイガースファンであり、「タイガース命」と書いてあるシャツを着ている。
- 原作ではまたずれ荘編終盤で起きた騒動でまたずれ荘が崩壊した際、再建を担当。その後50巻において、「カンナちゃんのためなら死ねる」と発した工事に「娘を愛してるなら絶対死ぬな」と厳しく諭し、娘との結婚を認めた。
- 娘のカンナに対しても癇癪を起こしたり喧嘩をする事も多いが、大の娘想いであり内心では感謝している。
- 天子とはぎっくり腰で入院した時に出会って以来の関係だが、性格ゆえに彼女との喧嘩は絶えず軽蔑される事も多く、お世辞にも順風満帆とは言い難い[注 118]。
- アニメでは長らくテレビ版のみの出演だったが、「激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」で声つきで映画に登場した[注 119]。
- 鬼瓦 キリ子(おにがわら キリこ)
- 築造の妻で、カンナの母。名前のみ登場で、カンナが10歳の時に心臓病で亡くなっている。築造曰く芯が強く、笑顔の綺麗な人物だったらしい。また夫婦喧嘩でも強く、いつも築造が負けていたとのこと。
- 鬼瓦 カンナ(おにがわら カンナ)
- 声 - 茂呂田かおる
- 築造とキリ子の娘で、鬼瓦リフォームの社員。22歳。父とは大違いのしっかり者で、少しでも機嫌が悪くなると仕事しない父には手を焼いている。
- 工事と付き合っており、原作50巻において父に結婚を認められたが、父とはウェディングドレスを着るかどうかで揉めていた(築造は和服を着せたいらしい)。
- 「カンフーボーイズ」で映画で初登場した。
- 八根浦 工事(やねうら こうじ)
- 声 - 檜山修之
- 鬼瓦リフォームの社員。優しい一方で少し気が弱く、泣き虫な面がある。ひそかにカンナと交際するも築造に認められずにいたが、大工の腕比べで直向きさが認められ、交際を許してもらえた。交際を認められるまでは、カンナの半径3m以内に近づくことさえも厳禁とされた(3m以内に近づいている可能性があるときには、すぐさまメジャーで距離を測定されていた)。野原家の完成後、築造と喧嘩した際に大手リフォーム会社からスカウト[注 120]されその会社に転職したが、手抜き工事をする彼らのやり方に反発してリンチを受けそうになったところを築造に助けられて和解し、鬼瓦リフォームに復帰。その後、50巻で「カンナちゃんのためなら死ねる」と築造に発したが、彼から諭されると同時に結婚を認められる。
- 八根浦 住果(やねうら すみか)
- アニメ未登場。『新クレヨンしんちゃん』で登場した、工事の妹。
- 白猪 天子(はくいの てんこ)
- アニメ未登場。タウンクリニックの婦長。独身。築造がぎっくり腰で入院した時に出会い、一目惚れした。後にある出来事がきっかけで築造と交際することになったが、気が強く曲がった事が嫌いな性格故に、築造の子供じみた振る舞いに呆れたり、喧嘩する事も多い。実はかなりのケチャラー。
- 依頼主の男性
- アニメ未登場。名前は不明。眼鏡を掛けており、犬を飼っている。
- 野原家の完成後、鬼瓦リフォームのメインエピソードで毎回登場しており、いつも築造が自分の気に入らないこと・カンナとの親子ゲンカ・天子と喧嘩またはそっぽを向かれるなどして、落ち込んだり、気分が乗らないなどの原因で自身の新しい家の建設がまったく進まずに苦笑いしながら涙を流している。『新クレヨンしんちゃん』においても、相変わらず新自宅は完成していないまま。
劇団四毛
[編集]- しじみ こう太(しじみ こうた)
- 声 - 岸野幸正
- 劇団四毛(げきだんしけ)を主宰する演出家で、日本演劇界の鬼才。水虫持ち。
- 性格は短気で感情的。オーディションの最中も含め、いつもラーメンをすすっている。優を見守る際に電柱の上に登るなどの独特な感性を持っていたり、またずれ荘を訪れた際に、アパートのくたびれ具合を褒めながら壁を叩いたばかりに壁の一部を壊してしまう[注 121]などの抜けた一面もあったりするが、才能を見抜く力は確か。
- オーディションにやってきた役津栗優を「30年に一人の逸材」と高く評価するも、メイクをしなければ演技ができないという彼女の欠点も見抜き、この欠点を克服させるべく、敢えて酷評の末に不合格にするが、その後も密かに優を偵察し、彼女が欠点を克服した上で望んだ2度目のオーディションで優の成長を認め、合格とした。その後も優の事は何かと気にかけている。
- 台本 読人(だいほん よむと)
- 『新クレヨンしんちゃん』4巻(Vol.066 「優ちゃんのスキャンダルだゾ」)に登場した人気俳優。優ちゃんが転んだところを受け止め、それをマスコミが恋愛報道として報道してしまい、その後、野原家に優ちゃんが逃げ込みそこで二人で誤解を解いた。
スーザン小雪の関係者
[編集]- 玄武 タツヤ(げんぶ タツヤ)
- スーザンの息子で、国内シェアベスト3に入る下着会社「株式会社ゲンブ」の社長。現在でも父親の事を尊敬しており、商品の販売に関する相談をしたこともある。
- 玄武 ヨシノ(げんぶ ヨシノ)
- スーザンの妻。ニューハーフになった夫を現在でも愛しており、家庭に戻ってきてほしいと懇願した。
- ビックリー・シマッセー
- グリーンベレー部隊に所属する大佐。スーザンの事を信頼しており、中佐のポストを用意してまで彼に部隊に戻って来てほしいと頼みに来たこともあった。
- 総長
- 本名不明。交通法規を守る優良暴走族「16号の黒豹」10代目総長。スーザンの事は「センパイ」と呼んでいる。数千人の部下を統率する方法を聞くために、タツヤらと共にスーザンの元を訪れる。
モロダシ共和国
[編集]- ヘマタ
- オマタの付き人。国を飛び出したオマタを捜すため、モロダシ共和国のハイテク通信衛星を駆使して約1万人の王室親衛隊を各国に派遣し、日本にやってきた。みさえからは当初オマタの友人と思われていた。しんのすけ達と同様、オマタから金の勲章をもらったことがある。日本ではモロダシ共和国の言葉で話していたが、オマタの結婚式では日本語を流暢に話せるようになっていた。オマタとしんのすけが誘拐された際には、単独で救出に赴こうとする(実際には協力を申し出たひろしとスーザンの3人)など、非常事態に際してはエージェントとしての役割も担っている模様。
- オオマタ
- オマタの父でモロダシ共和国の国王。オマタと同様モアイのような顔をしており、イタズラやジョークが好きで、よくネタの取り合いで喧嘩をする。鼻の下に髭が生えている。当初は息子を自身が決めた相手と結婚させようとしており、神田鳥忍との交際にも反対していたが、忍を見た途端あっさりと交際を認める。やがて息子の恋が破れ、父の決めた相手と結婚することを決めると「私の息子なら自分の信念を貫き通せ」と彼が自分で選んだ婚約者と結婚することを認めた。オマタの結婚式で再登場し、その際は日本語が多少話せるようになっていたが、かなりおかしな話し方であった。
- ウチマタ
- オマタの母でモロダシ共和国の女王。夫同様に妙な日本語を話す。オマタが誘拐された時には、「ショックで高熱を出したりないように」とアイスクリームをたらふく食べるという奇行を行うなど、ややずれた一面を持つ。
- オマタの妻
- オマタがまたずれ荘を出た後に見つけた女性。かなりの美人であるが、モロダシ共和国では美男・美女の基準が日本と逆なため、ブサイクとみなされている。結婚式において、オマタは「人間顔じゃないよ」と慰めた[注 122]。
- コツバーン
- モロダシ共和国大統領。軍拡を推し進めようとしているらしいが、真相は不明。当初は副大統領のヒップの証言で、国王からオマタ誘拐事件の首謀者と疑われていた(正確にはヒップの陰謀)が、実際には事件とは無関係であった。本来の彼はモロダシ共和国と国王に忠実な人間である。
- ヒップ
- モロダシ共和国副大統領。表向きは国王らに友好的に接しているが、その正体は国王へのクーデターを企てるテロリストグループのボス。オオマタらに好意的に接していることから、オマタも彼がリーダーだと知った時には取り乱していた。クーデターを起こすために自身が組織した軍隊を使い、オマタやしんのすけを拉致させる。部下との会話をみさえに聞かれたため本性をあらわにして殺害しようとしたが、アジトの部隊はしんのすけの妨害で壊滅状態になり、自身もみさえ達に捕らえられ、クーデターは失敗に終わった。
- フクラ・ハギ大佐
- ヒップが率いる反乱軍の司令官。ヒップの指示でオマタとしんのすけを拉致するが、突拍子もない行動をするしんのすけに苛立った挙げ句、しんのすけがおもちゃと思って発射させたミサイルにより出撃直前だった反乱軍を壊滅させられる。作戦を台無しにされた怒りからしんのすけを銃殺しようとするが、改心したスーネに殴り倒され、他の反乱軍同様に逮捕された。
- スーネ
- フクラ・ハギ大佐の部下。大佐からは半人前と見下されているが、根は優しい性格。拉致したしんのすけの監視役を任され、そのマイペースぶりに振り回されるも、一方でしんのすけと接するうちに、幼い頃に病死した弟の姿を重ね合わせるようになる。最後はしんのすけを殺害しようとしていたフクラ・ハギをシャベルで殴り倒し、しんのすけに改心することを告げながら、逮捕されていった。
テレビ、アニメ、特撮関係
[編集]ニュースキャスター
[編集]- 団 羅座也(だん らざや)
- 声 - 巻島直樹(第3話Aパート)→坂東尚樹(第8話Cパート)→茶風林(第19話Aパート〜)
- アクションニュースステーションのニュースキャスター[154]。将棋の角行の駒が描かれた蛍光ピンクの背広を着ている。愛称は「団さん」で、みさえがよく見る、ワイドショーや報道特別番組にも出演。リポーターも務める。2012年3月「お花見で迷子だゾ」でTVシリーズに再登場した。
- 劇場版第3作『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』の改変された現代に登場した際には「団羅左ヱ門」という名前になっていた。
アクション仮面
[編集]- アクション仮面(アクションかめん)
- 声 - 玄田哲章(第1話Aパート~)(1992年4月13日~)
- 特撮番組「アクション仮面」の主人公。役名・本名共に郷 剛太郎(ごう ごうたろう)で、普段の職業はスタントも自分でこなすアクション俳優。格闘技の達人で、ボクシング、柔道、空手、剣道、合気道、ムエタイ、少林寺拳法、サンボ、相撲、カポエイラなどを修得・使用できる。しんのすけが特撮で1番尊敬する人物であり、彼自身もしんのすけを大切なファンと捉えており、信頼関係も厚い。アニメのみの設定だが、しんのすけとはアクション仮面ショーで知り合い、それ以降ミミ子共々友人になった[155]。しんのすけは「アクション仮面は特撮、カンタム・ロボはアニメ」と判断しているため、どちらが1番好きか比べる事が出来ないらしい[156]。
- 本編で一時期パワーアップし、アクション仮面Z(ゼット)→アクション仮面777(フィーバー)という名前となった。
- 主な必殺技は「アクションパンチ」「アクションキック」「アクションビーム」「アクションビームボール」「アクションスライサー」。また、しんのすけがアクション仮面の技を応募して採用された「アクション・ローリング・サンダー」という技もある。勝利した際に手を挙げ高らかに「ワッハハハハ」と哄笑するポーズはしんのすけがよく真似している。作品世界において、10年以上もの間子供達を虜にしている(実際作中で「10周年企画」をやっていた)。
- 「死にかけた郷剛太郎が特殊科学技術でアクション仮面として生まれ変わった」とアニメ内で語られたが、主題歌『アクション仮面の唄』では「地球の平和を守るためにアクション星から来た」と語られている(アニメ『アクション仮面が最終回!だゾ』で「アクション星に帰るの?」と聞かれている)。映画『アクション仮面VSハイグレ魔王』では、アクション仮面は別次元(並行世界)の地球から来た実在の超人が特撮番組を演じているという設定となっている。ただし、この事実はしんのすけやミミ子など、一部の人間にしか明かしていないが、映画『嵐を呼ぶジャングル』では郷剛太郎が演じ超能力等はないという設定で異なっている。
- お仲間総選挙では、4位を獲得し出演した。
- 映画・アニメスペシャル等では何らかの形で登場し、しんのすけと共同することが多い。『おもちゃウォーズ』ではしんのすけのお気に入りのおもちゃの人形としんのすけがちんだらけで貰ったスパイであるアクション仮面GOLDの2種類が登場している。本来は長いことしんのすけに遊んでもらったため、完全に洗脳されず、カンダムやもえP達を説得したり、洗脳されてもしんのすけの呼びかけで動揺したりする。一方のアクション仮面GOLDは夜中にしんのすけのおもちゃを盗み、夜中に目を覚ましたしんのすけに盗もうとしたことを誤魔化そうとする一方、しんのすけの家を出た際、どこか寂しそうな感じを出していた。
- 桜 ミミ子(さくら ミミこ)
- 声 - 小桜エツコ(旧芸名:小桜エツ子)(第1話Aパート~)(1992年4月13日~)
- アクション仮面の良きパートナー役の少女でセーラー服姿が特徴。色々なアイテムを持っている。いつも怪人たちに襲われ人質にされているが、アクション仮面に救い出され勝利の際には共に「ワッハハハハ」と哄笑している。
- アニメ「正義のヒロインネネちゃんだゾ」(1997年11月14日放送)で一度だけ、「ミミ子インストール」の掛け声とともにアクション美少女仮面に変身したことがある。必殺技は、怪人の体を動かなくする「美少女ウインク」、武器を切り裂く「美少女仮面スカーフカッター」、「美少女仮面キック」。
- 桜 リリ子(さくら リリこ)
- 声 - 小桜エツ子(現:小桜エツコ)
- 映画『アクション仮面VSハイグレ魔王』のみ登場し、ミミ子の双子の姉である。しんのすけの暮らす地球とは違う別の次元に存在する地球に住み、アクション仮面の良きパートナーでかつ北春日部博士の助手である。ミミ子と同じくセーラー服姿が特徴であるが、襟のラインとスカート、スカーフの色が異なる。
- 郷博士(ごうはかせ)
- 声 - 納谷六朗(SPECIAL 1 ~)(1992年12月28日~)
- アクション仮面を開発した博士。超科学研究所を設立している。パワーアップでアクション仮面Zとアクション仮面777(フィーバー)の次期作としてアクション仮面エクスタシーを考えていたらしい。
- 北春日部博士(きたかすかべはかせ)
- 声 - 増岡弘
- 映画に登場する博士。無類の小林幸子ファンで、彼女の紅白歌合戦の衣装をモチーフにした兵器「ペガサス」を造ってしまうほど。腹が弱いようで、いつも腹を抱えて「う〜、トイレ〜」と言っている。
- アクションミラクルドッグ
- 声 - 不明(第967話Bパート)(2018年6月15日)
- 最新のテクノロジーを搭載した犬型ロボット。サーフボードに変身できる。そしてミサイルも搭載している。また、ミミ子が可愛がりすぎて戦闘力がなくなってしまった。
- アクションミラクルキャット
- 声 - 内田秀(第967話Bパート)(2018年6月15日)
- アクションミラクルドックに代わり誕生した近未来の猫型ロボット。最後に仲間として登場。
- アクション仮面ムスメ(アクションかめんムスメ)
- アクション仮面の後継者。19歳。本名は八潮 ミサト(やしお ミサト)。運動能力・頭脳共に優秀な、正義感の強い19歳・女。別名「最強のニート」。実母は幼い頃に亡くなり、現在は継母がいるが母親とは思えず心を閉ざしている。
- 単独で悪党と戦う等正義感と気の強い性格で、その素質をABKに見抜かれ、休養することになったアクション仮面の後継「アクション仮面ムスメ」に選出される。当初はアクション仮面の後継に選出された事を良く思っていなかったが、父親が怪人に襲われたことで気が変わり、ヒーローになる事を決意する。
- 当初はテレビアニメの設定だったが、後に現実世界の出来事という設定に代わり、作中にしんのすけも登場するようになった。しかし、研究所までストーカーされたり(これで正体がバレた)、家に転がり込まれたりと好き勝手されているので快く思っていない。
- 飯能博士(はんのう)
- アクション仮面バックアップ研究所・ABKの所長。本業はタタミ屋。自称「エロ博士」で変身の器具がブラジャーだったり、乳首から放出される必殺技「ムスメチクビーム」等、スケベな面が多く見られる。ミサトから苦情が来たが「これが楽しみでやってるんだ」と完全に開き直っている。
- 発明品は「アクション仮面ムスメ変身ブラ」や、人体の自然治癒力を高める医療器具等。
- 吹上助手(ふきあげ)
- 飯能の助手。本業はフリーターで、コンビニのアルバイト。漫画家志望で4コマ漫画を描いているが、ミサトからコメントを濁されるほどの酷い出来栄え。
- しんのすけがABKを訪れた際には、口止め料として飯能博士のゴディバチョコを与えた。アニメには未登場。
- 八潮シゲル(やしお シゲル)
- ミサトの父。49歳。貧しい家庭で生まれ育ち、妻や娘に苦労を掛けさせまいと仕事に打ち込んできたが、妻の死を看取れなかったことでミサトからは避けられている。ミサトがアクション仮面ムスメとして活動していることは快く思っていない。
- ミサトの継母
- シゲルの後妻でミサトの継母。ミサトのことは大切に想っているものの、ミサトからは「新しいママ」と呼ばれており、心を閉ざされている。
ブラックメケメケ団
[編集]- メケメケZ
- 声 - 青野武(SPECIAL 1 ~)(1992年12月28日~)、間宮康弘(第1231話Cパート)(2024年5月4日)
- アクション仮面の悪役で悪の集団・ブラックメケメケ団の首領。体の左半身が紫で右半身が黄色の体をしている。初登場時、四天王にはブラック首領メケメケ様と呼ばれていた[157]。アクション仮面と互角以上の力を持つ。部下に対しては厳格ながらも、部下達の数は戦闘員も含めて把握しており[注 123]、部下たちの無念を晴らそうとする等部下思いの人物でもある。アクション仮面と直接対峙した際に煙草のポイ捨てをアクション仮面に注意された。メケメケX、メケメケYという側近がおり、3人で技を繰り出すことができる。
- 『アクション仮面が最終回!だゾ』(SPECIAL 2)(1993年4月5日放送)では10分の1の性能を持つレプリカロボットが登場しており、その実力はアクション仮面を追い詰める等だったが、パワーアップしたアクション仮面のアクションビームボールを喰らい、腹に「A」のマークが出来て爆死した。しかしそれはレプリカロボットでありその事をアクション仮面等に幻影で告げ去っていった。四天王が全員倒されるまでアニメのクレジットタイトルは「メケメケ団首領」だった。
- メケメケZ(強化形態)
- 声 - 青野武
- 『アクション仮面絶体絶命だゾ』(SPECIAL 6)(1994年9月26日放送)においてアクション仮面用のパワーアップユニットを用いたメケメケZの強化形態。本来の体は左半身が紫で右半身が黄色だったが、アクション仮面のパワーアップユニットを用いてからは体の左半身が白で右半身が黒になった。アクション仮面を負かした後は都市を破壊し始め、かけつけたアクション仮面との戦いでも優位に立つが、アクションアタッチメントフォーメーションでミミ子と合体したアクション仮面のアクションウルトラハイパースペシャルビームと自身の最強攻撃(ビーム)の撃ち合いの末、「見事だよ、アクション仮面」とアクション仮面を賞賛しつつ消滅した。
- メケメケX
- メケメケZの右腕と称される側近。『父ちゃんの禁煙だゾ』(第112話Aパート)(1994年8月29日放送)では、アクション仮面のアクションビーム」を浴びた直後に余裕ぶって煙草を吸うも、ビームの威力に耐え切れず爆発した。『アクション仮面に再会だゾ』にも登場し、三人で技を繰り出すことができる。
- メケメケY
- 声 - 石森達幸
- メケメケZの左腕と称される側近。『アクション仮面に再会だゾ』(第109話Cパート)(1994年8月8日放送)では、三人で技を繰り出すことができる。『アクション仮面絶体絶命だゾ』にも登場し、最期はアクション仮面に戦闘員もろとも呆気なく倒され「メケメケZは俺のようにはいかないぞ」と言い残して絶命した。
- 戦闘員は、組織の頭文字でもあるBの字を顔に付けた格好をしており、「ビー」という言葉を発する(ただし、普通の言葉も話せる)。
- うみうし長官ビジョー
- 声 - 玉川紗己子(現:玉川砂記子)(第17話Aパート〜)(1992年8月24日〜)、不明(第1231話Cパート)(2024年5月4日)
- アクション仮面の悪役・ブラック四天王の一。しんのすけとアクション仮面が初めて出会ったヒーローショーにて悪役を務めていたが、ショーの段取りを無視したしんのすけの暴走に巻き込まれる[158]。後に、ウイルス爆弾を用いた作戦中にそれを阻止しに来たアクション仮面と交戦。激しい攻防の末敗れ、アクション仮面に好意を抱いていたとも取れる発言[注 124]を残し爆死した[159]。
- チンパン総督モンキッキ
- 声 - 龍田直樹(第27話Aパート〜)(1992年11月16日〜)、不明(第1231話Cパート)(2024年5月4日)
- アクション仮面の悪役・ブラック四天王の二。劇中劇での初登場は1992年11月16日放送の「カゼの予防はウガイだゾ」だが、1992年10月12日放送の「またまた本屋さんだゾ」でアクション仮面の本の中に登場している。アクション仮面の悪役で最も彼を苦しめた悪役の一人で「モンキーバリア(初期はチンパンバリアだった)」でアクション仮面と渡り合う。失敗が続いて後がなくなり、アクション仮面と直接対決し一度はアクションビームを破り生還する。しかし作戦そのものは失敗に終わったため立場は悪化したままで、カマキリ将軍ギリギリとイグアナ大臣ズビズバの登場によりアクション仮面の打倒のみを目的とした最終作戦を実施することになる。最終決戦では直属の戦闘員に銅鑼やトライアングルを装備させ音波攻撃でアクション仮面を追い詰めるが、栄養ドリンクでパワーアップしたアクションビームに敗れる。この戦いでは軍服の下に鎧を着用していた。アクションビームを完璧に防いだ最初の悪役でもある。息子にヤンキッキがいる。また、たまにおもちゃとして再登場する。
- 暴走リーダーヤンキッキ
- 声 - 龍田直樹
- アクション仮面の悪役・モンキッキーの息子(声も同じ)。『アクション仮面の映画を見るゾ』(アクション仮面作中でのタイトルは、映画『アクション仮面VSアクション仮面』)に登場。父の仇を討つため、メケメケZの作戦に加担するが倒された。「ヨロシク!」が口癖。
- カマキリ将軍ギリギリ
- 声 - 鈴木みえ(現:一龍斎貞友)(SPECIAL 1 〜)(1992年12月28日〜)、京田尚子、田中奏多(第1231話Cパート)(2024年5月4日)
- アクション仮面の悪役・ブラック四天王の三。劇中劇での初登場は1992年12月28日放送の「アクション仮面スペシャルだゾ」だが、1992年10月12日放送の「かまたまた本屋さんだゾ」でアクション仮面の本の中に登場している。『アクション仮面が最終回!だゾ』の前の話で、ズビズバとともに、アクション仮面と戦い、スペルゲンバリアーでアクションビームを破るなどの活躍を見せるが、アクションビームボールで倒されてしまう。
- イグアナ大臣ズビズバ
- 声 - 坂東尚樹(SPECIAL 1 ~)(1992年12月28日~)、 不明(第1231話Cパート)(2024年5月4日)
- アクション仮面の悪役・ブラック四天王の四。劇中劇での初登場は1992年12月28日放送の「アクション仮面スペシャルだゾ」だが、1992年10月12日放送の「またまた本屋さんだゾ」でアクション仮面の本の中に登場している。剣を武器としており、「ズビズバビーム」という技を持つ。『アクション仮面が最終回!だゾ』(SPECIAL 2)(1993年4月5日放送)で最終回かと思われた話の一つ前の話で、ギリギリとともにアクション仮面と戦う。ギリギリと戦闘員を盾にアクションビームボールを防ぎ、ミミ子を人質に取るという卑怯な行動を取るも、ミミ子とアクション仮面の連携により倒されてしまう。
- ブラックタートル
- 声 - 掛川裕彦(第1話Aパート~)(1992年4月13日~)
- アクション仮面が最初に倒した怪人。ミミ子を捕まえていたがアクションビームによって倒された。後に「アクション仮面に会うゾ」(第17話Aパート)(1992年8月24日放送)で再登場。ただの一怪人にしか過ぎないが、その後も度々しんのすけのおもちゃなどとして登場している。
- ブラックタートル2世
- 声 - 山本格(第944話Aパート~)(2017年10月20日~)
- みさえの技が採用され、アクショングリグリによって倒された。
秘密結社スズメノナミダ
[編集]- ツバインバッハ
- 声 - 飯塚昭三
- フルネームはリヒャルト・フォン・ツバインバッハ。秘密結社スズメノナミダの首領。すきっ歯が特徴。
- 郷博士とは学生時代の友人であり、彼に再会した郷は「学問において良きライバルだった」と回想している。天才科学者の郷をして「ワシの気付いていないアクション仮面の弱点を発見するかもしれない」と言わしめるほどの優れた科学者。「人間が多すぎるから、科学を悪用する者も多く出てくる。自分の目の届く範囲に、雀の涙ほどの人間がいれば良い」と考えるようになったことが、秘密結社スズメノナミダを組織した理由であることが示唆されている。最期は自らを改造ロボットに換え、アクション仮面とイーグルヘッドの二人と戦うが連携攻撃の前に敗北した。
- イーグルヘッド
- 声 - 小杉十郎太
- メケメケZが倒された後、新たなる敵「暗黒ランポポ党」として登場。後に正体は秘密結社スズメノナミダの首領ツバインバッハに捕縛・洗脳されたミミ子の兄イーグルヘッドである事が発覚した。ミミ子によって洗脳が解けた後、アクション仮面と共闘して改造ロボットに変身したツバインバッハを撃破。その際、共に大爆発に巻き込まれて生死不明になるも、アクション仮面共々無事に生還した。
その他の敵
[編集]- アクション仮面が過去に倒してきたブラックメケメケ団や秘密結社スズメノナミダほど、正式な組織名はない(もしくは不明)の敵が頻繁に登場する。また、テレビで倒されても看板として再登場する時もある。
- フラワー男爵
- 声 - 結城比呂
- 黒いマントやタキシードを身に包んだ青年。アクション仮面の宿敵。イケメン俳優が起用されていて、みさえとひまわりはファンであった。最期はアクション仮面に倒され爆死した。その後、彼によく似たグルメ子爵・ブランド伯爵・ジュエル侯爵・マリッジ公爵という四天王がアクション仮面の前に現れるが、以降はアクション仮面と戦うことはなかった(ただしこれはシリーズ化されていたことがみさえの発言から示唆されて
いる)。
- ダークシャドー
- 声-一龍斎貞友(第717話cパート)(2010年10月29話)
- マサオくんに瓜二つの悪役。シルクハットに漆黒のマントという格好で、蝶型のマスクをつけている。見た目どおり不可思議な力を扱う男で、ミミ子を球体の中に封じたり(別の場所から彼女の姿を投影しているようにも見えた)、短距離のテレポート、浮遊などを用いる。
- 勝つためには手段を選ばない悪党で、ミミ子を人質にしてアクション仮面と対峙。「勝つことが重要なのだ」と語っていた。しんのすけによれば「新しい敵か」とのこと。部下を不思議なリングの力で復活させそのまま撤退する。
- その後、ミミ子を助け出し再び対決。分身したダークシャドーは本体を見破られ、攻撃によってマントを引き裂かれてしまう。実はダークシャドーの正体は少年並みの等身で、竹馬を使って大人の体格に見せかけていた。再び逃げようとするが、浮遊も岩山に潜んでいた部下が釣り糸を使って引っ張り上げていただけに過ぎず、釣り糸を切られて墜落。身を起こした所をアクション仮面の「アクションデコピン」によってトドメをさされ、爆死した。
- 自分を変えるためにダークシャドーになりきっていたマサオくんは、このことでショックを受け、防衛隊の面々からも「ダークシャドーカッコ悪い」と呆れられてしまった。
- 怪人マックロウ
- 声 - 乃村健次(第967話Bパート、第1200話Aパート)(2018年6月15日、2023年9月23日)
- アクションミラクルドッグに付いているミサイルによって倒された。モデルはカラス。後に、「探せ!30のアクション仮面だゾ」にて再登場した。
- 怪人ショーロン ポーク
- 声 - 不明(第1051話Bパート)(2020年10月3日)
- 爆裂小籠包をアクション仮面の口に入れた怪人で爆裂マシンガン小籠包という攻撃もある。アクション仮面のアツアツのアクションビームによってチャーシューになり、消えていった。後に、「探せ!30のアクション仮面だゾ」にて再登場した。
- 怪獣シリマルダシ
- 声 -不明
- ゴジラのような巨大な怪獣。後にピンクの巨大な尻がある。しんのすけがソフトビニール人形を持っている。
- トドドリル
- 声 -かぬか光明
- トドような怪物。鼻についているドリルで、相手を威嚇する。口からドリルを吐いて、さらった人に問題を無理やり解かせる。
- だが、必殺技のアクション仮面・優等生モードで吐いた漢字ドリルは全問正解で、ショックで膨らみ、破裂して倒された。
- ラクガキ伯爵
- 声 - 間宮康弘(第1163話Cパート)(2023年1月7日)
- お仲間総選挙で初登場なため0票なことをいじられていた。アクションビームによって須毛駒志郎と一緒にビームを浴び逃げていった。
- 怪人ヨナカーン
- 声 - 木村雅史(第1170話Bパート)(2023年2月25日)
- 深夜に起きている人たちを朝起きたらどん底に落とさせる怪人でアクション早寝早起きビームによって倒された。
カンタム・ロボ
[編集]- カンタム・ロボ
- 声 - 大滝進矢(SPECIAL 4 Aパート~)(1993年9月27日~)
- テレビアニメ「超電導カンタム・ロボ」に登場する巨大ロボット。必殺技はカンタムパンチや指先から発射するカンタムビーム、分離した下半身で体当たりするカンタムゴットウィンド、背後のブースター付きウィングを投げるブーメラン等。基地は大仏内のカンタムロボ・シークレットベース。しんのすけがアニメで1番尊敬するロボット。しんのすけは「アクション仮面は特撮、カンタム・ロボはアニメ」と判断している為にどちらが1番好きか比べる事が出来ない[156]。
- 最初はジョンがロボの頭の上に乗って指示を出していたが、第8話「立て!カンタムロボ」において、人間サイズのカンタムが操作していたことが発覚。カンタム本人の口からヒューマロボノイドは全員自分と同じ姿の巨大ロボの中で暮らしていることが語られ、以降はジョンも共に操縦している。カンタムは元々はミッドナイトの一員だったが、組織のやり方に疑問を持ったことから離反し、人類側に付いた。なお、カンタム本体には巨大カンタムの翼は備わっていない。アニメでは変型するシーンが存在しており、上半身と下半身に分離し上下が入れ替わる形で合体した赤色の「超カンタム・ロボ」(武器はカンタムハリセン、必殺技は必殺ハリセンアタック)、超カンタム・ロボの状態時に内部でジョンとカンタムがバーベルを持ち上げる事で超超化し、目に瞳が現れる超高速戦闘形態「超超カンタム・ロボ」になる(必殺技はカンタム超電導アンマ)。その強さはカイザム等ミッドナイト五人衆を一瞬で破壊するほどの威力であるが、その時に発生した膨大な熱を発熱するために全身のハッチが展開する為、長時間の戦闘が出来ない。
- アニメの番外編では等身大サイズながらも巨大カンタムの姿をした状態で登場し、しんのすけのお気に入りのヒーロー繋がりでアクション仮面との共演が多くしんのすけの味方に付く場合が多い。しかし、アクション仮面と小競り合いをする場面も描かれたことがあり、『おもちゃウォーズ』ではおもちゃとしてアクション仮面と共に登場し、オバーンの洗脳でしんのすけの敵になる(一度は完全に洗脳されていないアクション仮面から復讐をやめるよう説得されるも、スパイとして潜り込んだアクション仮面GOLDに夢中になるしんのすけの心無い一言で幻滅し、逆にアクション仮面を味方になるように言い寄る)。
- 究極カンタム・ロボ
- カンタム・ロボとシーラ・ロボが究極極限正常合体した姿。ギルギロスとほぼ同サイズの巨躯と白色のボディカラーが特徴。ジョン少年にカンタム・Jrを託し、必殺技の「究極極限限界名物カンタムカニばさみ」でギルギロスと共に消滅した。
- 山田 ジョン(やまだ ジョン)
- 声 - 松尾佳子、青年時代:山口勝平(映画・雲黒斎の野望)→檜山修之(映画・ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん)
- カンタム・ロボのパイロット。明るく正義感の強い少年。東京都東村山市出身。未来からやってきたカンタム・ロボと友達になり共に戦っている。初めのうちは「KR」と刻まれたバッヂでカンタムを呼んで頭の上に乗っていた。映画『雲黒斎の野望』と『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』では最終話の後の話にあたる劇中の映画でジョン青年として登場した。
- ギルギロス大統領
- 声 - 青野武
- ロボット族の未来のために、過去の地球の侵略を目論む「秘密結社ミッドナイト」の最高指導者。その正体は実体を持たないエネルギー体であり、漆黒のローブを身に包んでいる。ギルギロスを称える掛け声は「ハイホー」。
- 最終話にて、超超カンタム・ロボに敗れたミッドナイト五人衆の残骸を合体させてカンタム・ロボの上を行く巨躯の超巨大ロボ「ウルトラトラトラカイザム」を生成、自らカンタムに最終決戦を挑んだ。超超カンタム・ロボを追い詰め戦局を有利に進めるも、究極カンタム・ロボの捨て身の攻撃によって次元の穴とともに完全消滅した。必殺技はギルギロスデスショック、ギルギロスデスサンダー、必殺ギルギロスギロチン。さらにギロチンにはミサイルが内蔵されている。
- カイザム・ロボ
- 声 - 石井康嗣
- カンタムの実兄で、秘密結社ミッドナイトが誇る強力ロボット軍団「ミッドナイト五人衆」の一人。全ての能力においてカンタムを上回っている。「人類は自然環境を破壊する」とカンタムを諭すも話は決裂。武装はカイザムミサイルやカイザムパンチ。カンタムと違って分離せずに「超カイザム」に変形できる。「超」の武器はカンタム同様カイザムハリセン。
- なお、ミッドナイト五人衆は全てカンタムの従兄弟兄弟や家族であり、残り4人は叔父のオータム(声 - 郷里大輔)、いとこのザンザム、叔母のキンタム(声 - 京田尚子)、祖父のジジザム。カイザム同様に「超」にハイパー化変形できる。最終話におけるカンタムの強さは五人衆ひとりひとりと互角で互いにハイパー化したが、即座に超超化したカンタムの超高速の必殺技の猛攻に敗れ去った。
- シーラ・ロボ
- 声 - 萩森侚子
- カンタム・ロボの婚約者。最終話でロボ社会を裏切り、カンタムを追って未来からやってきた。山田ジョン曰くカンタム・ロボとはやることはやっていて、一子を儲けている。
- カンタム・Jr(カンタム・ジュニア)
- 声 - 戸谷公次(映画・雲黒斎の野望)→大滝進矢(映画・ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん)
- カンタム・ロボの遺児で、カンタム・ロボとシーラ・ロボの間に生まれた。映画『雲黒斎の野望』と『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』では成長した姿で登場し、青年になったジョンと共にカンタム・ロボに搭乗して戦った。その際父とは違い山田ジョンの事を「ジョンさん」と呼んでいた。
ふしぎ魔女っ子マリーちゃん
[編集]少女向けの魔法少女作品。基本的にはアニメではなく特撮であり、劇中で撮影されているという設定(春日部でのロケが描かれるエピソードもあった。ただしアニメ版も存在)。男性のファンも少なからず存在し、風間は隠れファンで、しんのすけ・マサオはファンを公言している。アニメ版では2000年頃から姿を消してしまい、2003年から現在に至るまで下記の魔法少女もえPが代わりを担っている。一方、原作では話題のみであるが『新クレヨンしんちゃん』になって以降も時折登場している。アニメ「オオクワガタを捕るゾ1」(2005年8月19日放送)では風間の部屋に飾られているフィギュアとして再登場、「ネネちゃんのモウソウだゾ」(2008年3月14日放送)ではネネが妄想する風間の背景にグッズが登場、「レンタルショップのソムリエだゾ」(2014年4月25日放送)ではレンタルショップの準新作の棚にDVDが並んでいる。また、2003年公開の映画「嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」の中では、風間の自転車のキーホルダーとして登場している。
- 師走 マリー(しわす マリー)
- 声 - 國府田マリ子(実写版)、田村ゆかり(アニメ版)(294話Bパート)(1998年10月30日)
- 主人公である魔法少女。魔法高校を落第され、それを阻止するために人間界の高校に転校してきた。魔法界の掟により魔法少女であることは隠しているが、シーラの策略により毎回クラスメイトらに正体を知られてしまい、そのたび皆の記憶を消し去り、同じ高校に転校しなおしてくる。アニメ版ではピンク色の髪の少女で、変身後は大人の女性になるなど特撮版とは設定が異なる模様[160]。(埼玉紅さそり隊のふきでものマリーとは別人)
- セイン
- 声 - 大谷育江
- 師走マリーの弟で、いつもマリーのそばにいる。呪いをかけられ、姿をラッコにさせられている。
- 神無月 シーラ
- 声 - 川村万梨阿
- 師走マリーのライバルである魔法少女。いつもマリーが正体を現すよう仕向ける。普段は正体を隠しマリーのクラスメイトとして同じ高校に通っている。セクシーな風貌のため、しんのすけとひろしは「シーラおねいさん」と呼び夢中になっていた。
- ナオキ
- 声 - 鈴村健一
- マリーの転校してきた高校のクラスメイト。クラスの中心的存在で、マリーが魔法少女であることがわかっても、素直に受け止めていたが、魔法界の掟に反するためすぐにマリーの魔法で忘れさせられてしまう。
- 山岡先生
- 声 - 井上和彦
- マリーのクラスの担任。
ま・ほー少女もえP
[編集]アニメオリジナルの劇中劇。いわゆる萌えアニメで、魔法少女アニメにもかかわらず、一度も魔法が使われることなく終了する放送回が数回あり[注 125]、ネネからは「ヲタ向け」と酷評されている。特撮版もある。アニメ版では2003年から登場。風間トオルや鳩ヶ谷ヨシりんが溺愛し、桜田ネネは好意を持っている描写も、嫌悪している描写もありあやふや。しんのすけも観ていることがあるが風間ほどの熱意はなく、特別好んでいるわけではない。靴や下着などのキャラクターグッズやお菓子付きフィギュアやトレーディングカード、カツラやコスチュームでもえPにメイクアップするセットなどが発売されており、風間トオルはもえPグッズ全てを所有している。また、映画も作中で登場しており、タイトルは「練馬区一のギョーザを作るわ!」で、その宣伝カーも走っていた[161]。その後作中で映画の内容が公開された[162][163]。なお映画館では、濃いファンが多い模様。また、もえPの歌を作詞したのはムトウユージである[164]。
- もえP(もえぴー)
- 声 - 野川さくら(第463話Bパート~)(2003年2月15日~)
- 少女向けアニメ「ま・ほー少女もえP」の主人公である魔法少女。初期は実家暮らしだったが、中盤から練馬区の葉月ちゃんの家にホームステイしている。アニメの主題歌では「ネリマクマヤコン星から練馬区へ、ホームステイでやって来た、プリンセス目指して」という歌詞があり、ネリマクマヤコン星からやって来たことを歌っている[161]。
- 葉月(はづき)
- 声 - 倖月美和(第463話Bパート~)(2003年2月15日~)
- もえPの親友の少女。「はづはづ」という独特の一人称を使う。また、イクコママにハジュハジュと呼ばれている。
- イクコママ
- 声 - はやみけい(第1197話Bパート)(2023年9月2日)
- 葉月のママ。しんちゃんの推しでもある[161]。
ネリマクマヤコン星
[編集]- モエピーノパパ大王
- 声 - 古谷徹(第1197話Bパート)(2023年9月2日)
- もえPのパパ。2022年7月9日放送「もえPのイベントだゾ」で初登場したがその頃は名前も不明で、ハリボテで登場している。
- モエピーノママ王妃
- 声 - 金月真美(第1197話Bパート)(2023年9月2日)
- もえPのママ。2022年7月9日放送「もえPのイベントだゾ」で初登場したがその頃は名前も不明で、ハリボテで登場している。
その他
[編集]- トオル
- 声 - 古谷徹(第1197話Bパート)(2023年9月2日)
- モエピーノパパ大王の声優で映画館では風間トオルの隣に座っており、「練馬区いや春日部一素晴らしい応援だったよ」と風間トオルに声をかけていた。
アニメ関係者
[編集]- 角し なり夫(かくし なりお)
- 新クレヨンしんちゃん7巻に登場。
- フリーアニメ製作プロデューサー。しんのすけのせいでかすかべ書店ブラックリストレベル4となってしまった。かすかべ書店でしんのすけが書いたぶりぶりざえもんを見つけアニメ化しようするが(しんのすけにも承諾を得て)、その日の夜にしんのすけが夢でぶりぶりざえもんの声のことでぶりぶりざえもんと喧嘩してしまったため、後日しんのすけが「やだ」といい立ち去っていった。(それを角しが追いかけていった。その後アニメ化されたかは不明)
エンピツしんちゃん
[編集]「エンピツしんちゃん」は「もしもしんのすけが小学校に進学したら?」という設定の物語。原作では第29巻に初めて掲載。アニメでは2001年4月20日に初めて放送。この物語中では風間だけ私立小学校に進学。しんのすけ、ネネ、マサオ、ボーちゃんは公立のアクション小学校に進学している。なお、しんのすけ、マサオ、ボーちゃんは1年1組、ネネは1年3組に在籍[165]。一部のエピソードは幼稚園の話として放送されたこともある。
なお、『クレヨンしんちゃん』内で見受けることのできる「エンピツしんちゃん」(1994年1月31日放送)とは無関係で、こちらの「エンピツしんちゃん」は「クレヨンしんちゃん」自身のパロディアニメである。
- 鳩ヶ谷(はとがや)/ 持田(もちだ)
- 声 - 川上とも子→西村ちなみ
- アクション小学校6年1組の女子。鳩ヶ谷は原作での名で、持田はアニメ版での名前。
- 地区別集団登校B町13地区班長。10年連続で1人も遅刻者を出していなかったがしんのすけが加わったことで10日連続(2021年4月に掲載された話では記録更新で30日連続)遅刻になってしまう。アニメ版「マカロニえんぴつしんちゃん」(2021年4月24日Cパート)では未登場。原作において同じ苗字を持つミッチー・ヨシリンとの関係は不明。
- 久喜(くき)
- 声 - 若菜ようこ
- しんのすけのクラスメイトで最初はしんのすけの左隣の席にいた。友人でもあるちほちゃんとは対照に勝ち気で気が強い性格。
- 鯛造がちほちゃんを好きであることを見抜いており、鯛造に「ブス」と言われた時は強烈な怒りを露にして鯛造を殴り飛ばした。また、クラスで捕まえたカエルが解剖されそうになった時、カエルがかわいそうと言って、クラスメイトと一緒にカエルたちを一斉に逃がしている。アニメ版「マカロニえんぴつしんちゃん」では未登場。
- ちほ
- しんのすけのクラスメイトで隣の席の女子。原作第35巻で初登場。アニメ未登場。
- 友人でもある久喜とは対照に内気で大人しい性格。同じクラスの鯛造にいじめられていたところをしんのすけに助けてもらったことがあり、それ以来しんのすけに恋心を寄せている。
- 意地目 鯛造(いじめ たいぞう)
- しんのすけのクラスメイト。原作第35巻で初登場。アニメ未登場。
- いじめっ子で口も態度も悪い。実はちほちゃんのことが好きで彼女から好かれるしんのすけに嫉妬することが多い。
- 意地目 鯛太郎(いじめ たいだろう)
- 鯛造の兄で5年生。アニメ未登場。
- 肥満体で大柄な体格。弟共にいじめっ子だが弟がいじめられたと聞いた時には「イジメは最低だ」と激怒する等、ダブルスタンダードを見せる。さらに理不尽な一面もあり、弟を普通にいじめたり、弟から「こいつ」呼ばわりされた際は弟に対して「『こいつ』って言うな!」と怒りながらも「こいつ」呼ばわりして殴り返していた。同級生の2人のいじめ仲間がいる。
- しんのすけに因縁をつけて決闘しようとしたがしんのすけが鯛太郎から逃げている際に鉄棒を逆上がりしてとんぼを捕まえようとした姿を見て、逆上がりが得意な事を知り、体育のテストが逆上がりだったためにしんのすけに鉄棒の逆上がりを教えてもらった結果、体育のテストに合格。以降、しんのすけを「師匠」と呼び、すっかり平身低頭な態度になる。この姿に鯛太郎のいじめ仲間はしんのすけに対して戦慄し、弟の鯛造はすっかり腰の低くなった兄に呆れて泣き出し、兄からしんのすけのランドセルを持たされた。
- 姫宮(ひめみや)
- 声 - 鷹森淑乃
- しんのすけのクラスでもある1年1組の担任。原作第33巻で初登場。
- 31歳の独身。眼鏡をかけている。日々クラス内で問題行動を起こしているしんのすけに手を焼いている。
- 窓のサンに少しの埃がついているのを見て注意をしたり、勉強の覚えが悪いしんのすけを居残りさせる等、教育方針は厳格な一方で体育の授業の際に南桜井の姿に見とれて、自分の跳び箱の模範演技を見ていなかった上に南桜井を「学校一(の美人教師)」と褒めたしんのすけに対し、当てつけるかのように代わりに模範演技をさせたり、授業中に苦手な蛇が現れたために生徒の前でパニックを起こす等、やや大人げなく、教師としての自覚の足りなさも時折見受けられる。
- 飽彦(あきひこ)という彼氏がいたが大便小僧の銅像前で別れを告げられた。現在も男とは無縁である。
- 南桜井(みなみさくらい)
- 声 - 川上とも子
- 1年2組の担任。自分を一番の美人と自負しており、姫宮が敵対心を抱いている。先生に釣られて、しんのすけが1年2組の教室に入ろうとしたことがある。アニメ版「マカロニえんぴつしんちゃん」では未登場。
よしいうすととその関係者
[編集]- よしい うすと
- 声 - 土師孝也
- 野原家の近所に住んでいる漫画家。37歳。作品は当初は「少年忍者吹雪丸」だけだったが、原作45巻からは「バクハツ主婦みさぴょん」が登場している。趣味はウンコ観察。
- すぐ冷静さを失う大人げない性格であるため、妻のたえ子とうすとの編集者たちから見下される・周囲に性格が悪い事の嫌みを言われるなどしており、ファンのマサオにすら「人間性は最低」と評されるなど、人望は全く皆無である。いつも妻に原稿に勝手に手を加えられた挙げ句に、机の上の物を台無しにされ、その後はしんのすけと編集者たちに執筆を邪魔され、そして最後は大ケガや警察に誤認逮捕されるなどのハプニングが原因で、原稿を落として漫画の連載が休止となったりする[注 126]など散々な目に遭うのが定番のパターンである。
- トイレの時間が長く、排便後いつも便を観察しその度に「このまま流すには惜しい作品だ」などと流すのを惜しんでいる。また、単行本の発売日にはかすかべ書店へ偵察へ出ている。カラオケが得意。ネタに困るとすぐに主人公を絶体絶命にして次回へと続かせてしまうことが多く後に困ることが多い。血が苦手でカッターナイフを使うトンボ貼りはほとんど自分ではやっておらず編集者からもやらないと約束されている。
- アニメでは「有名マンガ家のサイナンだゾ」(1999年8月27日放送)以降でしばらく登場しなかったが、「オーラッ!スペイン旅行だゾ」(2004年5月29日放送)[注 127]で再登場。しんのすけに執筆を邪魔された挙句、最後は現地の警察に誤認逮捕された上に、原稿を落としたと同時に漫画の連載が休止になるオチは相変わらず。
- 番外編の「野原刑事の事件簿」では2度登場した事があり、1度目は殺人事件の被害者として登場。2度目は妻を刺して重傷を負わせた犯人と誤解されて警察に事情聴取を受けるが、しんのすけがドアを開けっぱなしにして逃げる経緯で脱走。最終的に自力で犯人の下へ辿り着き、説得して自首させた。命を狙われた理由は、吹雪丸の最終回が近いという噂を信じた熱狂的ファンの一人が「最終回を見たくない」という屈折した思いを抱き、よしいが死ねば最終回はなくなると思いよしいを殺そう家に行ったが、間違えて妻を刺してしまったというもの。最後にうすとは「吹雪丸はまだまだ終わらんよ」と告げている[注 128]。
- ジュン子とは中学時代の後輩にあたる。
- 『新クレヨンしんちゃん』では通行人役として何度か登場している。以前のようにしんのすけたちとの絡みはなく、主にしんのすけの奇行に対してツッコミを入れる役回り。
- よしい たえ子(よしい たえこ)
- 声 - 勝生真沙子
- うすとの妻。夫のアシスタントをしているが、かなりいい加減な性格で、自分で好き勝手に絵柄を変えてしまう[注 129]ため、いつも口汚く罵られている。うすとに怒られると性格が豹変し、うすとの作業机を激しく揺らしたり作業机に乗ってコサックダンスをしたり回転したりして大暴れ[注 130]し、机の上の物を台無しにした後[注 131]、外出をするだけで出番は終わるというパターンである。旅行の時も自分の荷物をうすとに持たせている。趣味はカタログショッピング。
- 原作では23巻まで、アニメでは「有名マンガ家のサイナンだゾ」(1999年8月27日放送)までに登場。アニメと原作では容姿と性格が違い、アニメはセミロングで笑顔の似合う女性、原作では長髪でやる気のない表情をした女性。
- うすと曰く「結婚した途端性格が変わった」とのこと。
- 番外編の「野原刑事の事件簿」では、うすとの命を狙ったファンに勘違いでナイフで刺されてしまうという不幸に見舞われた上、夫が犯人として疑われ警察に逮捕されてしまったが、一命は取り留めた。
- 戸津加 源久(とつか もとひさ)
- 声 - 沼田祐介
- うすとの担当編集者。双葉出版に勤務。菱形口が特徴。35歳。顔は怖いが根は善良でしんのすけに「人相の悪い優しいおじさん」と言われたが、本人は気にしなかった。うすとに対しては染谷ほど露骨に見下す事はないが、ぞんざいな態度を取っている。学生時代ラグビーをやっており、時々何かにタックルしないと落ち着かないらしい。酒を時々飲んでおり、妻に怒られている。勘が鋭い。
- 実在する人物で、現在双葉社の社長を務めている。
- 戸津加 源基(とつか げんき)
- 声 - 原えりこ
- 源久の息子。1996年誕生。託児所に預けられたとき、居合わせたひまわりに一目惚れした。目や鼻が父と瓜二つで父と同じ菱形口が特徴。
- ひまわりの幼稚園児時代を描く外伝では、ひまわりと同じアクション幼稚園に通っており、相変わらずひまわりには惚れているものの、当のひまわりには舎弟同然に扱われており、こき使われたり、汚れ役にされたりと、ひどい目に遭わされる事が多い。
- 『新』では8巻に登場。しんのすけたちの未来を描いた物語に登場しており、「超大物漫画家・戸津加」としてマサオのアイデアを盗んで大成功し、マサオを見下すなど嫌みな性格になっていた。マサオは未来の技術で過去へ行くことで歴史改変を試みる。すると破滅の人生を歩んだ「更に未来の戸津加」が現れ言い争いとなる。最終的にはしんのすけの「二人で協力すれば」という案を飲み、互いに納得して引き下がった。
- 染谷(そめたに)
- 声 - 岡野浩介
- 双葉出版に勤務するうすとの担当編集者の一人。果物好き。うすとを「スケベヒゲオヤジ」と内心見下しており、電話口での態度にやる気がなかったり、うすとのオヤジギャグを聞いてかなりイラついていた。しかししんのすけとは気が合う方であり、彼がうすとに電話を掛けた際、うすとから電話に出るように頼まれたしんのすけが「うさぎとかめ」の歌を歌いながら、染谷の電話に出た際に染谷は間違い電話と誤解せず、しんのすけ共々その歌を歌った。アニメでは、トーン貼りに失敗した事で怪我をして失神したうすとを心配するなど、原作よりはうすとに対する気遣いを見せる一面もある。
- 林(はやし)
- 番外編の「野原刑事の事件簿」で登場した編集者。一見すると常に笑みを絶やさない温厚な人物に見えるが、その実態は「原稿取りの鬼」の異名を持つ恐ろしい人物であり、鎖鎌を片手に新人編集者の増尾と共にうすとから原稿を手に入れるべく追いかけ回していた。
- このストーリーでは、うすとは殺人未遂の容疑をかけられており、うすとの容疑が晴れたその後も鎖鎌を振り回してうすとを追いかけていた。
- 竹内ひさぴょん(たけうち ひさぴょん)
- 原作45巻に登場したフタバ出版の女性編集者。アニメ未登場。酒好きで本人曰く「酒を飲んでいるときが幸せ」。
剣道関係者
[編集]- 武蔵野 剣太(むさしの けんた)
- 声 - 野島健児(第466話Cパート~)
- 剣道教室の館長。剣道教室の名称は「自分流剣道場」。原作34巻・アニメ「オラは剣の達人だゾ」(2003年4月26日放送)で初登場。髭が濃くて髪が長いがアニメでの髭部分は無精髭の剃り跡のように描かれているという違いがある。普段は真面目でクールに振る舞っているが、根は相当な負けず嫌いで子供っぽい性格。また酒癖が悪く、酔っ払うと猫のモノマネをしだす癖がある。本人曰く「剣の道に女は不要」との事で、剣道歴と彼女いない歴が同じ。物心がついた時から竹刀を握っていた。公園で修行中しんのすけと出会い、才能を見込まれ無料で剣道を教えることになった。昔は「必殺ワザをつくる」と言っては変な特訓をしており、父と剣道に対する考え方の違いからしょっちゅう喧嘩していて、学校を卒業するや家を出て自分の剣の道を追求していった。現在は「剣道は基本が重要」という父の教えを受け入れており、弟子のしんのすけにも基本の重要性を教えた。チンピラ3人を容易く撃退するほどの実力がある。それ以外にも剣道と関係ない得意技を見せたり、「面を打つ時は『味噌ラーメン』ではなく『カントンメン』にしなさい」と発言するなど必殺技作り自体は諦めていない様子が分かり、その後しんのすけも自分なりの剣道技の変わった名称を受け継いだ。また、非道との初対面時に「イチジク(館長)さんでしたっけ?」と尋ねるなど、しんのすけ同様にマイペースな一面もある。
- 原作36巻・アニメ「対決!剣道大会ヘンなわざ大集合」(2004年1月31日放送)で、しんのすけの行動を見て、もう一度初心に帰り今の己を超えるため、道場を父に預け己を磨く旅に出た。最後に弟子のしんのすけと剣道の勝負をして彼に勝利し、お互いにお礼を言い涙を流して別れた。しかし、彼の足元に犬の糞があることをしんのすけが忠告した直後に踏んでしまい、格好が付かない別れとなってしまった。その後、しんのすけの竹刀がかすった胴着に鋭い切れ目が入っていたことに驚き、しんのすけが剣の道に進まないことを惜しみながら町を去った。その後、「花見で迷子だゾ」(2012年3月30日放送)、「あっちこっちであつくるしいゾ」(2023年12月23日放送)で背景のモブキャラでは声無しで再登場した。
- アニメではふかづめ竜子に惚れられている。
- 非道 外道(ひどう そとみち)
- 声 - 宝亀克寿
- 剣道教室「極端流剣道場」の館長。原作34巻に初登場。名前通りの最低な性格の持ち主で、門下生に「負けるくらいなら反則をしてでも相手を痛めつけろ」と教え、勝つためなら手段を選ばず、自分の意向に従わない門下生には容赦なく制裁する。普段は威張っているが、実は相当の泣き虫で、剣道の実力に至っても剣太の足元に及ばない。しんのすけと自分の門下生のイザコザがきっかけで剣道大会で勝負をすることになる。準々決勝で自分の命令に従わず、しんのすけに敗れた名無に制裁を下そうとするが、剣太に諌められ逆上。剣太に八つ当たりしようとしたが軽くいなされてしまい、最後は「怒りのカントンめーん」で成敗され、大泣きしながら逃げていった。
- その後、彼と「極端剣道場」がどうなったかは明かされていないが、名無達は非道に見切りをつけ、代々木と共に「自分流剣道場」に移籍している。
- 代々木 コージロー(よよぎ コージロー)
- 声 - 佐藤ゆうこ
- 「極端剣道場」の門下生。原作34巻に初登場。しんのすけと出会い、「刃くずし」でしんのすけに勝つが、竹刀を無くしてもなおも抗おうとするしんのすけの行動を見て、彼がただ者ではないことを見抜いていた。閉館したプールを貸し切り、「必刀・風車」を編み出す。剣道大会の準決勝でしんのすけと戦い、「必刀・風車」でしんのすけを追い詰めるが、しんのすけが編み出した「秘境・落下傘」により敗北した。その後「自分流剣道場」に移り、剣太の下で剣術を磨いている。アニメではブリーフパンツを前後ろ逆向きに穿くのが癖となっている。名無ら他の門下生からは「代々木さん」と呼ばれ、一目置かれている。
- 技「刃くずし」
- 上下左右小きざみに素早く相手の竹刀をたたき、それにより相手の竹刀を持つ手がくずされ弾き飛ばされる。かなりの手首の力がないとできない技。
- 技「必刀・風車」
- 竹刀を高速回転させることにより風を生じさせ相手の動きを鈍くする。さらにその回転から生まれる面打ちはスピード・パワー共に普通の面打ちを遥かに超えている。
- しかも回転している竹刀が壁となり面・小手・胴への攻撃を遮断している完璧な技。
- 名無(ななし)
- 声 - 竹村拓
- 「極端剣道場」の門下生。原作34巻に初登場。彼と北大宮、もう一人の取り巻きの3人としんのすけが街中で鉢合わせした際に起きたイザコザが、しんのすけの「極端剣道場」との対立と、剣道大会への出場のきっかけとなる。いじめっ子気質ではあるものの、剣道に対する姿勢は真剣であり、剣道大会の準々決勝でしんのすけと当たる際には、非道から反則してしんのすけをつぶすように命令されたが、命令に逆らって正々堂々としんのすけと戦った。結果は面打ちと小手打ちされて敗退し、非道に制裁されかけたが、剣太に救われる。その後は代々木や北大宮と共に「自分流剣道場」に移る。
- 登場当初は名前が設定されておらず、しんのすけから「名も無き脇役くん」と呼ばれていたが、後にこの設定を逆手にとって名無という名前がつけられた(アニメでは観戦しているひろしとみさえ、ひまわりから名無という名前を呆れられる)。
- 北大宮(きたおおみや)
- 「極端剣道場」の門下生で、名無の取り巻きの一人。原作34巻に初登場。剣道大会の1回戦目でしんのすけと戦い、しんのすけの「カントンめーん」と「ドレミのドー」により敗北した。その後「自分流剣道場」に移る。
- 大蛭田(だいひるた)
- 「牛の首剣道場」の門下生。剣道大会の2回戦目でしんのすけと戦い「秘打・ナイアガラの滝」で一本取るが、しんのすけが即座に編み出した「秘湯・鯉の滝のぼり」で返り討ちにされ一本取られる。半年かけて編み出した必殺技を破られて茫然となってしまった隙に(本人曰く、この為だけに『名探偵コナン』や『ONE PIECE』を見るのを我慢したらしい。アニメでは、5度の食事を4度に減らし、テレビやゲームを我慢したと言っている)、小手打ちされて敗北する。
- 技「秘打・ナイアガラの滝」
- 絶え間なく打ち下ろされる面打ちは、まるで絶え間なく水が流れるナイアガラの滝そのもの。そして滝の水圧に耐えきれず相手の防御に限界が来て面をくらわせる技。
- 剣太の父(けんたのちち)
- 声 - 秋元羊介
- 名前は不明。武蔵野家は代々「基本流剣道場」の道場をやっており、息子の剣太にも剣道は基本が重要だと徹底的に基本を教えたが、少年時代の剣太はそれに反発しており、喧嘩が絶えなかった。現在は剣太が「剣道は基本が重要」という自分の教えを受け入れてくれたことを嬉しく思っている。
- 剣太と一時仲違いし、独自で必殺技の修行をしていたしんのすけと出会う。その際、しんのすけから事情を聞いた事で、かつての自身と剣太の関係性と重ね合わせると同時にしんのすけが剣太の弟子であると知る。剣道大会ではしんのすけの試合を見るため変装していたが、しんのすけに派手な袴を貸した時に剣太に見破られた。変装時は、館内が飲食禁止であるにもかかわらずジュースを飲み、菓子を食べながら観戦していた(剣太は最初注意していたが、後に誘惑に負けて一緒に食べながら観戦した)。昔から派手な胴着を着ていた。また、話が長いタイプである。
- 旅に出た剣太の代わりに「自分流剣道場」を預かった。
SHIN-MEN
[編集]2010年11月26日から2012年9月14日までアニメ『クレヨンしんちゃん』内で不定期に放送されていた『SHIN-MEN』のキャラクター。漫画版は原作と別シリーズで連載。
その他
[編集]- ぶりぶりざえもん
- 声 - 塩沢兼人(SPECIAL 6 - 第357話Bパート)→声なし(SPECIAL 27 - 第720話Bパート)→神谷浩史(第894話Bパート以降)
- 侍の姿をした豚。しんのすけが発案したキャラクターである。
- お仲間総選挙では、1位を獲得し出演した。
- 殴られウサギ(なぐられウサギ)
- 声 - 矢島晶子(第472話Cパート~第939話Bパート)(2003年6月7日~2017年8月18日)
- 登場初期では、殴られることに逆襲するウサギだったが、徐々にネネちゃんに殴ってもらうことが自分の存在意義と意識していくようになり、登場初期と現在では、性格が変わっている。
- しんこちゃん
- 声 - こおろぎさとみ(第651話Bパート~)(2008年12月5日~)
- 2008年12月5日放送「謎のしんこちゃんだゾ」から登場。しんのすけと同じくらいの年齢の女児。毛先が巻いた茶髪で、水色の服を着ている。登場時にはソフトクリーム型の黒雲とともに突然現れ、姿を消す時にはソフトクリーム型の雲と共に消える(必ずトイレの水が流れる音がするが、回によってはトイレに入ってそのまま姿を消したことがある)。しんのすけのように言葉を言い間違えることが多く(バケツを「バツケ」など)、しんのすけ・ひまわり同様、(普段は)正面向きの笑顔を見せない。
- 家のローンや隣のおばさんのこと、シロの芸である「わたあめ」、寝室の押入れを開けると雪崩を起こすことを知っていたりと野原家の事情に詳しい。また、ひまわりと同じく宝石などの光りものを好んでいる。
- 最初はしんのすけとはすれ違いに登場していた為、なかなか対面する事が無かったが、2009年4月3日放送「さいごの?しんこちゃんだゾ」にて初めて対面した。その際、自分が「5年後のひまわりの友人」であること、「5年後のひまわりはいつもみさえに怒られてばかりいるので、みさえがひまわりの本当の母親なのかを確かめるためにひまわりの代わりにやってきた」としんのすけに対して語った。これに対し、しんのすけは「5歳児は母ちゃんに叱られる運命、そのうち叱られなくなる」と答える。それを聞いたしんこはトイレの中に消えていった。
- 毛虫に似た奇妙な人形を持っており、初登場の際にこの人形をひまわりの下に置いていく。その後、「さいごの?しんこちゃんだゾ」で姿を消す直前にひまわりに「その人形を持っていればまた私と会える」と告げたが、その直後にひまわりは人形をしんこが入っていったトイレに投げ込んでしまった。しかし、その夜帰宅してきたひろしが「帰りに買ってきた」といってしんこが持っていたのと同じ人形をひまわりに渡している。
- 2009年10月30日放送「しんこちゃんたびたびだゾ」にて再登場し、その後はジュ(声 - 足立友→内田秀[166])、ニア(声 - 瀬那歩美)というシロに似た二匹の小さい白い犬を連れており、ネネとあいを仲直りさせたり、しんのすけに妹を大切にするよう指導したりしている。「ラベンダー」という喫茶店にいるマスター(キャストクレジットより)と呼ばれるピアスを付けた男性(声 - 掛川裕彦)もしんこと何らかの関わりがあるようだが、彼らの正体もしんこ同様に謎に包まれている。2010年1月15日放送「しんこちゃんまたまた!だゾ」(7回目の登場)を最後に登場していなかったが、2023年3月4日放送「帰ってきたしんこちゃんだゾ」で13年ぶりに再登場し、むさえが写真にとっていたが、しんこちゃんが帰ったあとに写真を見るとしんこちゃんの写真は消えていた。
- ピカソ 小川(ぴかそ おがわ)
- 声 - 島香裕(第89話Aパート~第118話Bパート)(1994年3月14日~1994年10月17日)
- 原作8巻(アニメ「美術館でゲージツだゾ」)にて初登場。パリから帰宅してきた画家。美術館に飾ってある自分の絵のことを野原家に散々言われ、ついに怒ってしまいかすかべ美術館から自分の飾ってあった絵を持ち去ってしまった。その後、原作9巻(アニメ「オラは天才画家だゾ」)にて再登場したが、しんのすけのペースに乗せられた挙句に「芸術は爆発なのよ~」とやけくそになり、最終的にしんのすけと一緒に絵を描いていた。
- 茂木
- 声 - 飛田展男(第118話Bパート)(1994年10月17日)
- 原作9巻(アニメ「オラは天才画家だゾ」)に登場する。小川の弟子でアシスタント。小川からは「ちゃん」づけで呼ばれている。
- 須毛駒 志郎(すけこま しろう)
- 声 - 森川智之(第206話Bパート~)(1996年11月1日~)
- 22歳の大学生。顔は男前だが女たらしで、性格はガサツかつ気障で大人げない。「母性本能をくすぐる眼差し」で多くの女をナンパしているが、しんのすけのマイペースに振り回されたせいで振られたり、オカマをオトしてしまうなど失敗ばかりしている[注 132]。「親のすねかじり大学生」で本人もそのことを気にしており、そこを指摘されると激怒する。さらに人望は全く皆無で、振られた女やオカマを始めとする周囲からも言われている模様。しんのすけからもすねかじりであることを見破られてしまっているが、名前そのものが「すねかじり」だと誤解されてしまっている。免許を所持しており、外国車のスポーツカーを持っている。
- 初登場では帰り際に車でななことようやく二人きりになれたと思って喜んでいたものの、しんのすけの残していったすかしっ屁を自分のものだと勘違いされ、その際「俺じゃないよ」と言ったことが原因でななこに「じゃあ私がしたっていうの!?」と機嫌を悪くし振られる。アニメでは「俺じゃない、あのクリクリぼうず何食べてんだよ」と言ったことで機嫌を悪くされ振られている。更にその直後、ピクニック場所で不慮の出来事でオトしてしまったオカマのコーちゃんに追い掛け回され、最終的には車の中で襲われる羽目になった。その後も、別の女性をオトそうとしていたところ凧揚げをしていたしんのすけに邪魔され、その際にしんのすけに大人げない態度をとったところを相手の女性に見られたことで「あんな子供にムキになるなんて危ない人」と幻滅されてしまう[注 133]。原作では16巻(「おねいさんとピクニックだゾ」〈1996年11月1日放送〉)と17巻(「たこ上げはむずかしいゾ」〈1999年1月8日放送〉)のみの登場だったが、アニメでは「たこ上げはむずかしいゾ」の前のエピソードである「ひまわりを追跡するゾ」(1998年2月6日放送)にも登場を果たしている。そこでも後ろ姿を見てナンパしたがナンパした相手はここでもオカマだった。そのオカマに「ドライブに誘ってくれたんじゃないのと」言われている間にひまわりに気に入られ車に忍び込まれてしまい、そのオカマからは「子連れでナンパするなんて失礼しちゃうわ」と言われ、しんのすけに「誘拐犯」呼ばわりされ、彼を追ってきた園長をヤクザだと思い込んで泣いて命乞いしたり、さらにその現場を警察官に目撃されたことで、園長共々職務質問される羽目になったりと災難に見舞われた。
- その後、長らく出番がなかったが、エンディングの『全体的に大好きです。』の映像に、2018年の映画「カンフーボーイズ」のジェンカのラストシーンでモブキャラとして久々に再登場し、その後は2022年に実施されたサブキャラクター投票企画「クレヨンしんちゃん おなかま総選挙」で4票を獲得し、「ぶりぶりざえもんの冒険 おなかま総選挙編」(2023年1月7日放送)で登場。相変わらず周囲の女とは無縁と同時に女運と人望も皆無で、再びななこをオトそうと「母性本能をくすぐる眼差し」を向けたが、彼女から避けられたと同時にコーちゃんをまたオトしてしまい、彼から追いかけ回される羽目になった。その後も「あっちこっちであつくるしいゾ」でモブキャラとして登場し、相変わらず周囲の女にナンパしていた。
- 竿野 志成(さおの しなり)
- 声 - 戸谷公次(SPECIAL 48 Cパート)(2004年10月16日)→谷昌樹(第1195話Bパート)(2023年8月19日)
- 釣りがうまい青年。釣り堀を荒らしているがしんのすけに完敗してしまった。また、しんのすけのことを「師匠」と呼んでいる。新クレヨンしんちゃんで再登場した際には船でしんのすけと勝負した。アニメでは19年ぶりに再登場した。
- たけし
- 声 - 片岡富枝(第16話Bパート〜)
- 不良小学生。アニメでは第16話のBパートから初登場。年下をいじめており、ポケットに蛙の死体を入れたり菓子を奪い取ったりしている。短気で暴力的だが、しんのすけの石頭に敵わず、常にゲンコツで痛い目を見ている。また、乗せられやすい性格のため、しんのすけにからかわれる。弟をいじめることもあるが、すぐ母親[注 134](声 - さとうあい→高乃麗)に知られるため、母親を恐れている。公式サイトによると、小学4年生[167]。また、野原樹の友達のたけしと同一人物かは不明。
- 雷意地悪じじい
- 声 - 渡部猛
- しんのすけ達の近所に住む中年男性。本名は不明。子供と野球が大嫌いで、極端なまでに短気で大人気ない性格。庭に野球ボールが飛び込んだりなどした際、取りに来た子供に対して怒鳴ったり追いかけたりする他、ペットである雌の猛犬「力王丸(りきおうまる)」をけしかけていじめることもある[注 135]。基本、並大抵の悪人には物怖じしないしんのすけさえも恐れる数少ない人物だが、アニメではあまり物怖じしていない。
- 下谷 かな子
- 声 - 新千恵子(SPECIAL 51 Bパート~)(2005年12月16日~)
- 「迷子になったゾ」で初登場。はこべ女子大学の生徒。後輩からは、下谷先輩と呼ばれている。クッキング同好会で自分が食べるはずだったビーフストロガノフバターライス添えをしんのすけに食べられ、「また女子大に行ったゾ」では、茶道にも負け、更に萩まんじゅうを食われてしまいしんのすけを追いかけ回した。また、しんのすけは、「迷子になったゾ」以降定期的に遊びに来ていたと思われる[168]。
- 三木 和目男(みき わめお)
- 声 - 田中康郎(第95話Cパート~第99話Bパート)(1994年5月2日~1994年5月30日)
- みさえが入校した自動車学校のベテラン教官。縦長の楕円形の顔で典型的なバーコードハゲ。そのことを気にしている。ふた言目には「おバカですねー」といい、他にも「バカモン」「ジョーシキでしょうが」「バカですねぇ」が口癖で、みさえの怒りを買い暴行を受けたことがある。みさえからは「ラッキョウおやじ」「すだれはげ」「バーコード」と揶揄されがち。みさえの最後の実技試験で担当になり、絶望的な状況に陥りながらもなんとか合格。その際、普段は見せない笑顔を見せたことで、しんのすけからは「バーコードが笑った」と言われた。
- もとひさ
- 声 - 渡辺久美子(第245話Aパート~第298話Aパート)(1997年9月5日~1998年1月27日)→くまいもとこ(第661話Aパート~)(2009年4月3日)
- しんのすけをライバル視している少年。子供ながら映画『ロッキー』やアラン・ドロンに感化されており、登場当初は不良少年グループ「埼玉レッドサン」を結成していた。ネネに一目惚れして「ハニー」と呼び、無理やり遊びにつき合わせた。彼女を助けにきたしんのすけ・マサオの両名と鉄砲で対決したのが初めての勝負となった。
- 母親(声 - 麻見順子)には「今どき珍しいわよアラン・ドロンになりきってる子供なんて」と映画フリークぶりを呆れられている。ネネをめぐってしんのすけ・マサオ・ボーちゃん・風間と対決したことがある。のりやすい性格。1998年の放送を最後にしばらく登場しなかったが、2009年3月「さすらいのハスラーだゾ」で再登場。ネネを賭けてしんのすけにビリヤードで勝負を挑む。一方的に有利になるも、しんのすけが打った球が額にぶつかってしまい、倒れまいと踏ん張ったことでビリヤード台が傾き、全部の球を穴に入れてしまった。このため負けとなり、「今度会う時は必ず白黒つけてやるからな」と捨て台詞を残して逃げていった。
- やすおとはまた違った思惑でしんのすけに勝負を挑み続けた。
- 北与野(きたよの)
- 原作のクレしん外伝「北与野博士の大発明」に登場。研究所で奇妙な発明品を開発しているが、その発明がきっかけでいつも野原一家がトラブルに巻き込まれている。原作では頻繁に登場している準レギュラーだが、アニメ未登場[注 136]。
- 原作では手軽にクローンを生み出すことに成功するが一日も生きることができないという欠点があった。不慮の事故からしんのすけのクローンたちが生まれてしまい、悲しみながら消滅するしんのすけたちと、悲しみに暮れるしんのすけを目の当たりにしたことで「もうクローンなんて作るのはやめよう」と心から反省した。
- 岩田 さなえ(いわた さなえ)
- 声 - 岡村明美(第30話Bパート~)(1992年12月7日~)
- 春日部警察署の交通係の婦人警官。巡査。独身。掲げるモットーは「飛び出すな車は急に止まれない」。花園巡査部長(声 - 巴菁子)と共にふたば幼稚園へ交通安全教室をしに来た時に初登場。車の格好をして本物の車に見立てて練習してもらおうとするが、しんのすけのマイペースに振り回されて台車に乗り上げてしまい暴走、そのまま幼稚園の外へ出ていってしまった[169]。ひろしが免許証の更新で春日部警察署を訪れた際にも登場し、しんのすけから公然と「美人だけど愛想悪い」「首の所が赤い」とコキ下ろされていった[170]。
- 一平(いっぺい)
- 交番に勤務する警察官の青年。やや肥満気味だが、アニメでは細身。職務には常に誠実に取り組むが、しんのすけが持ち込むトラブルによく振り回されており、よく「誰か助けて」と嘆く。また、文太園長が野原家を訪れるたびに北本が警察に通報するため、野原家へ出動することもある。かすかべ防衛隊から一方的に「隊長」「刑事長」に任命された事もあり、この時は「子供の遊びに付き合うのも市民とのコミュニケーションだし、刑事長と呼ばれるのも悪くない」と快く引き受けているが、『太陽にほえろ!』の世界観に見立てて自己陶酔する姿を見た先輩から「何を石原裕次郎になりきってるんだ」と呆れられる。
- かすかべガーディアンキッズ
- 私立クローバー幼稚園[注 137]に通う春日部の平和を守るために活動している組織で、かすかべ防衛隊のライバル的存在。男子4人と女子1人からなる5人組だが、後に男子2人と女子1人しか登場しなくなった。メンバーは男子の木村(きむら、声 - 冬馬由美)とマコト(声 - 田野恵)、女子のトモ(声 - 嶋村カオル)、名前不明の男子2人から成る。トモはしんのすけに惚れており、ネネとはしんのすけを巻き込んだ争いを展開した。
- ローラーのコーちゃん
- 声 - 菅原正志(第177話Bパート~)(1996年2月12日~)
- ローラースケートの達人であるオカマで、しんのすけのスケートの師匠で、「北浦和のコーちゃん」の異名を持つほどのインラインスケートの名人。「キムタク」という名の強気なダックスフンドを飼っている。
- かつては高校球児だったらしく、シロとキムタクを襲う意地悪な犬に向かって剛速球を投げ、陰湿な飼い主を問い詰めるなど果敢な一面もある。一時はしんのすけだけでなく、ひろしにもオネエ言葉が感染してしまう。
- アニメではコーちゃんが登場するローラースケートの回[171]のラストでは、優雅な音楽に合わせてしんのすけとフィギュアスケートのような華麗なスケートテクニックを披露して締め括る。原作ではオチに少しだけ登場し、しんのすけが「おねいさん」だと思って飛びついた際、アップで顔を見てしまったため気絶する。「おねいさんとピクニックだゾ」(1996年11月1日放送)では須毛駒に惚れ、ローラースケートで須毛駒の車に追いついたり、数時間でかすかべまで到着するほどの体力と持久力を見せた。その後、「花見で迷子だゾ」(2012年3月30日放送)で背景のモブキャラとして再登場。その後も2022年に実施されたサブキャラクター投票企画「クレヨンしんちゃん おなかま総選挙」で107票獲得し、「ぶりぶりざえもんの冒険 おなかま総選挙編」(2023年1月7日放送)で久々の登場を果たす。志郎がななこをオトそうと向けた「母性本能をくすぐる眼差し」に惚れ、追いかけまわした。
- アンジェラ小梅(アンジェラこうめ)
- 声 - 千葉一伸
- すだれ頭の中年オカマタレント。俳優の藤原啓治と内密に交際しており、ロケ撮影の際に居合わせたしんのすけにお弁当の手渡しを頼んだことがある。しかし藤原が矢島から「オカマと付き合っている」と笑われたことで否定するためにお弁当を叩きつけてしまい、怒った小梅が飛び出してしまう。直後に「やめろ来るな! 俺のイメージが崩れる!」と言われたことから悲しみのオカマパンチで殴り飛ばした。後に藤原と婚約したことを発表した。婚約発表の際に結婚指輪を貰ったことも発表した(藤原はアンジェラが男だという事実を知らなかった)。1997年10月10日放送の「テレビドラマのロケ隊が来たゾ」では、しんのすけと対面している。
- 『アンジェラ小梅のお宅拝見』というタイトルの冠番組を持っている(2005年3月11日放送の「インタビューに答えるゾ」より)。
- 『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』には、アンジェラ青梅という彼と酷似したオカマが登場しているが、関係性は不明。
- 連図(れんず)
- 声 - 橘U子
- 「バラクーダ写真スタジオ」という写真屋でプロとして働いている写真家で、世界中の撮影旅行に行くほか、双葉幼稚園の行事にも写真家として同行するときがある。弟子を探していたところでむさえに会い、むさえを弟子にした[注 138]。社用車としてスズキ・アルトラパン(初代)を保有している[172]原作では『新』2巻で、TVシリーズでは2017年3月「家族写真を撮ってもらうゾ」で再登場した(その前に2008年9月12日放送「母ちゃんが家出したゾ2」のむさえの部屋で写真として登場はしている。)。
- 悪のエスパー
- 声 - うえだゆうじ
- 「エスパー兄妹 今世紀最初の決戦!」に登場。元々はリストラされたごく普通の中年男性だったが、宇宙から飛来した暗黒の力を宿したことで豹変。邪悪な心を持ったエスパーとなり、一流企業から双葉商事をはじめとする三流企業まで破壊し見境なく「復讐」していた。最終的にみさえとひろしを傷つけたことでしんのすけとひまわりの怒りを買い、正義のエスパーに目覚めた兄妹の合体攻撃(お尻型のエネルギー波)によって敗北。暗黒の力は浄化され、やる気に満ちた善良な男性となり再起を志すようになった。
- アニメ版では青年という設定に変更され、更に終盤で怪獣に変身するという演出がされた。圧倒的な力と巨体でしんのすけたちを追い詰めるも、兄妹の力を合わせた一撃を股間に受け今度こそ浄化された。原作同様善良な青年となり、ひろしから励まされるというラストになっている。
- 美憂(みう)
- 薄い眉とたらこ唇が特徴的なひまわりが託児所で出会った女の子。アニメ未登場。
- ひまわりの幼稚園児時代を描く外伝では、ひまわりと同じアクション幼稚園に通っている。
オラは見た!カスカベ都市伝説
[編集]- 相武 ラン子(あいぶ ランこ)
- 声 - 千葉紗子(第811話Bパート)(2013年8月23日)
- 「ゆれるブランコ少女だゾ」で登場した少女。後ろと両側に束ねた髪型で、白いワンピースを着ている。
- 子供がブランコで遊ぶ姿を見るのが好きで、子供をブランコに乗せたがる。しかし異常なまでにブランコに拘っており、マサオがブランコ遊びに消極的になると涙目になったり、しんのすけ達にブランコ遊びをするように凄んだりする。
- ブランコが壊れると消滅する。また、公園の外側や中に入った者には普通の公園にしか見えない、公園に入った者が外に出ようとすると公園に逆戻りになる、公園内からは外の景色が入った時と変わらないように見えるなど、公園自体も不思議な力を発揮している。
- たまたま公園に来たしんのすけ達にブランコ遊びをさせ、帰ろうとしたのしんのすけ達が公園内から出られなくなったのをいいことにブランコ遊びをやるように勧め、更に帰る方法を探る風間、ネネ、ボーちゃんに恐ろしい形相でブランコ遊びをするように襲いかかる[注 139]が、しんのすけが乗っていたブランコの鎖が千切れてしまうと元の表情に戻り、もっと子供達と遊びたかったことを寂しげに呟きながら消滅、同時に公園や外の景色も元に戻った。
- 大回転マダム
- 声 - 一城みゆ希(第812話Bパート)(2013年8月30日)
- 「大回転マダムだゾ」で登場した、寿司職人の姿をした大きな図体の女性。人気の少ない場所で、回らない寿司屋を営んでいる。
- 「回転寿司」という言葉が嫌いで、目の前でそれを喋った者をコマのように回し、店の奥の牢屋に閉じ込めて一生回し続ける。自ら回転して追跡することも可能。
- 最初に店を訪れたまつざか先生が、「回転寿司じゃない」と言ったことで回転させ牢屋に閉じ込められてしまった。次に訪れた野原一家に対しては、しんのすけ達の「かい…」の言葉に度々反応したり「回転寿司」ではなかったため普通に対応をし、野原一家は何事も無くそのまま帰ろうとしたが、最後にしんのすけが「回転寿司が好き」と言ってしまったことに激怒して、裏口から逃げた野原一家を回転しながら追跡をしてみさえを回転させてしまう、残ったしんのすけ達も回そうとしたが、回転しながらコマのようにみさえにぶつかられ「自分も回転したい」としんのすけにくっつかれたことでバランスが崩れ、その隙にひろしに自靴の匂いを嗅がされたことで店もろとも消え去った。しかし消滅したわけではなく、その後は元の場所で寿司屋を営んでいる。しかしこれらの話は全てしんのすけの夢だったと思われる。その証拠にまつざか先生は幼稚園に居た。その後風間も同じ夢を見たのかは不明。
- ただし、寿司職人としての腕前は確かで、1皿80円にも関わらず食べた客が絶賛するほどのもの。また、あくまで回すのは「回転寿司」と言った者だけで、逆に「回転寿司」と言わなければ危害を加えない。
- ガチャガチャ人間
- 声 - なし(第837話のBパート)(2014年8月8日)
- 「ガチャガチャ人間だゾ」で登場。マサオやネネの姿で現れた。姿を借りた人間と同じ大きさで全体的に灰色がかっており、体の各所に模様がある。なお、人間の姿になる前にパーツを付け替えられた場合、人間の姿になった際に同じようにパーツを付け替えられた姿になる。
- その正体は、人間に捨てられたり持ち主の人間に不要品扱いされたガチャガチャのフィギュアが、その人間の姿になったもので、マサオがダブったためにゴミ箱へ捨てたイヌダーのフィギュアが、同じくダブっていたために不要品扱いされた大量のイヌダーと共にマサオの姿[注 140]で現れしんのすけ達を襲撃し、カプセルにガチャガチャ人間を閉じ込めるなどの抵抗を受けるも無限に湧くためキリがなくしんのすけ、風間、ボーちゃんを次々とカプセルに閉じ込められてしまい、最後の一人のマサオに一斉に襲いかかり、最終的に、マサオが泣きながら二度と捨てたりしないと約束して謝ると、その謝罪を言った途端に元のフィギュアに戻り、しんのすけ、風間、ボーちゃんも解放された。その後、ダブっているからとネネにゴミ箱へ捨てられたガチャガチャのフィギュアが、ネネの姿でゴミ箱から現れた。
- 呪いのあみだくじ
- 声 - 斉藤次郎[注 141](第876話のCパート)(2015年11月6日)
- 「呪いのあみだくじだゾ」で登場。見た目は普通のあみだくじだが、名前が書かれた人物に不幸をもたらす。
- 線は5本で間を所々短い線で繋がっており、上側に書かれた名前が赤く染まると、そこから赤い線があみだのように下に下がっていき、下側にその名前の人物に起きる出来事が表示、赤い線が下側に辿り着くと、名前の人物が表示された出来事にあう。全て不幸な目にあうことばかりなものの極めて小規模な内容から、超常的な力も発揮することも可能。なお、途中で線を書き加えることで別の出来事に持っていくことも出来るが、更に線が書き加えられて本来の出来事に持っていこうとする(しんのすけはなんとか線を最後まで持っていき、大当たりまで持っていった。なお、大当たりとは物体が当たることである)。
- かなり頑丈で、風間とボーちゃんが二人がかりでも破れない。その後5人が名前を書き終わった後は風で飛んでいった。
- 秘書アプリ
- 声 - 川村万梨阿(第881話のBパート)(2015年12月11日)
- 「恐怖のアプリだゾ」で登場したアプリ。様々な相談事をアプリ内の秘書が解決してくれる。
- 身の回りのあらゆる事を全て知っており[注 142]、それにあわせて的確に解決してくれるが、その実態はアプリ所有者にアプリを使わせ続けることでアプリ所有者を支配するという恐ろしいもので、使い続けるとアプリ所有者は目が虚ろになり、身の回りのあらゆることをアプリの指示通りにしか従わず、秘書アプリをインストールしたスマホを誰かに奪われると、凄まじい勢いで取り返そうとする。
- スマホに勝手にインストールされている、一瞬目が黄色く光って不気味に笑う、みさえからスマホを奪ったしんのすけにスマホを返すように言うなど、アプリでありながら意思を持っている。また、一方で、基本的には他のアプリと同じであり、消去されれば所有者は元に戻る(その際アプリを使っていた間の記憶は無くなる)。また、一つの秘書アプリが消去されると他の秘書アプリも全て消滅する。
- 最終的にみさえに追いかけられながらしんのすけがアプリを消去、直後しんのすけを支配出来なかったことへの無念の叫びを上げながら消滅した。
カスカベ都市伝説ではない怖い話のキャラクター
[編集]- ジャーク
- 声 - 田村ゆかり(第328話Bパート)(1999年8月13日)
- かつてヨーロッパに存在した呪いの人形。意思を持っており、人間の精神を病ませたり、催眠術を使って相手を操るほか、自力で動くことも出来る。モノローグは落ち着いた女性の感じだが、苛立ったり怒りを抱くと言葉使いが荒くなる。
- 元々は18世紀のヨーロッパのとある貴族が子供の誕生祝いに作らせた人形だったが、人形が出来てからは、不幸[注 143]が続くようになり、最終的にアルコール依存症の夫がうっかりランプを倒して家が全焼し、一家全員が焼死する。ところがジャーク人形だけが消失せず残り、以来持ち主を次々と不幸に陥れるという恐怖伝説がある。
- 経緯は不明だが、ヨーロッパから日本に渡り春日部のごみ捨て場に潜伏し、通りかかったひろしを催眠術で操って野原家に自身を持ち帰らせ、野原家を不幸に陥れて皆殺しにしようと画策するも、悉くしんのすけの妨害を受ける。さらに、彼のアクション仮面ごっこに巻き込まれた末、ひまわりの大便をしたオムツに落下したことで汚くなりみさえに捨てられる。その後、ごみ捨て場に通りかかった戸津加にひろしにしたように持ち帰らせようとしたが、その汚い外見故に拾ってもらえず、自身の恐怖伝説もその後すっかり消えてしまうという末路をたどった。
- 鈴木 ビデ男(すずきびでお) / デーブ・イデ(アニメ版)
- 声 - 不明(第745話Bパート)(2011年8月26日)
- 「こわ~いDVDだゾ」で登場。ビデオ界の主。
- 原作では、現実世界の人々を「ビデオの中から出てきた虚構の人間たち」と入れ替え、地球の支配を目論んでいた。「侵略者」というシリーズのビデオを見た者は、テレビ画面から出てきた「虚構の自分」と入れ替わり、ビデオの中へと閉じ込められてしまう。
- 目元のビデオテープが弱点であり、当初は髪の長いカツラで目元を隠していた。レンタルビデオ屋の経営者として客たちをビデオの中へと閉じ込めていった。みさえとひろし夫妻も犠牲となるが、しんのすけがたまたまビデオテープを巻き戻してしまったため、偽物たちはビデオの中へ戻り二人は解放された。直後、偽物と入れ替わった人々達を助け出そうとする野原一家の前に現れ、自身の目的を語るが生命線であるテープをしんのすけに引っ張り出された後にひろしとみさえに切られ、ただのビデオテープになり、偽物と入れ替わった人々達も元に戻った。
- アニメ版では「デーブ・イデ」という名前で登場。弱点がビデオテープからDVDに変更されている。
- また、デーブ・イデ星という星の宇宙人で、当初は髪が目を隠すほど長く口が裂けたレンタルショップの店員として登場。彼の作ったDVDを見ると黒い全身タイツの人間(以下虚像と記述)が現れ、その人が虚ろな目をした姿を真似して見ている本人と入れ替わる。そしてその虚像は他の人にそのDVDを見るように勧めてくる。ただし、巻き戻しボタンを押すと元のテレビに戻り中に入った人はテレビの外に出てくる。劇中では、ミッチー、ヨシリン、マサオ君、隣のおばさん、ひろし、みさえを虚像と入れ替える事に成功するが上述した方法をしんのすけに知られて、野原一家の前に突然出現し本来の姿であるスキンヘッドにDVDの目をした姿を見せ、自分の目的である世界征服を説明している最中にDVDの目に興味を持ったしんのすけに触られ、弱点が本物のDVDと同じディスク部分と知ってしまった事でひろしに落書きされ完全に消滅し、虚像と入れ替わった人々達も元に戻った。
- 雪田 るま(ゆきだ るま)
- 声 - 家中宏(第807話Bパート)(2013年7月5日)
- 「真夏の雪だるまだゾ」に登場する、意思を持った雪だるま。小石と小枝で作った目と口の跡が付いた顔と小枝の腕一本のみの全体が不恰好な姿をしている。命名はしんのすけ[注 144]。
- 雪で出来ているため、体を自由自在に変化させられる。また、体から氷柱を生やしたり、口から相手を凍らせる息を吐くことも出来る。
- 元々は春日部に雪が降った日にしんのすけによって作られた小さな雪だるまで、溶けないよう冷蔵庫の中に入れられ、しんのすけと明日遊ぶ約束をしたが、翌日そのことをすっかり忘れたしんのすけに自身のことも完全に忘れられたうえ、夏までの間みさえが大量に購入した冷凍食品に押し潰される苦しみを味わい続ける羽目になった事から、やがてしんのすけに対して強い怨念を持つようになってしまった。その後、みさえの入院中にひろしが冷凍食品を消費したことで自由に動けるようになり、自分のことを忘れたばかりか押し潰される苦しみを味わせたしんのすけへの復讐を果たそうとした。
- 一度目は天井からしんのすけへ氷柱を投げつけたが、しんのすけがアクション仮面のヘルメットを被っていたことで失敗、二度目はアクション仮面の番組に夢中になっているしんのすけを凍らせようと息を吹き掛けたが、番組を見て興奮したしんのすけが蹴り飛ばしたシリマルダシの人形が自分にぶつかり、その衝撃で吹き飛ばされたためにこれも失敗、その後はしんのすけが中々一人きりにならないことへの焦りとひろしが口にした大量の冷凍食品の購入でまた押し潰される恐怖に苛まれるなか、たまたま熱を出して寝込んだしんのすけが、ひろしがひまわりとアイスを買いに行っている間に一人で留守番することになり、その隙に自らの体を氷柱にして寝ているしんのすけに飛び掛かったが、命中する寸前にしんのすけに手で受け止められ、しかも熱で朦朧としていたためにアイスと勘違いしたしんのすけにひたすら舐め尽くされたことで完全に溶けてしまった。しかし、帰宅したひろしがびしょ濡れになった枕を拾いあげると、枕に雪田るまそっくりの顔が染み付いていた。
フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー
[編集]- DJぶりぶり
- 声 - 神谷浩史(第1111話Cパート~)(2022年1月8日~)
- ぶりぶりラジオをやっているぶりぶりざえもんでカスカベシティで生き残るには欠かせない情報源でこのシリーズのナレーターもやっている。
- アイアム伝説 ロンパオ
- 声 - 天﨑滉平(第1113話Cパート~)(2022年1月22日~)
- チーターたちの先生。
- 「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー #3」から登場する。
- バリバリガールズ
-
- カオル
- 声 - ファイルーズあい(第1168話Cパート~)(2023年2月11日~)
- バリバリガールズのリーダー。
- 「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー #4」から登場する。
- アミ
- 声 - 紡木吏佐(第1168話Cパート~)(2023年2月11日~)
- バリバリガールズの一員。
- 「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー #4」から登場する。
- クミ
- 声 - 山本希望(第1168話Cパート~)(2023年2月11日~)
- バリバリガールズの一員。
- 「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー #4」から登場する。
- まんまB
- 声 - AquesTalk(第1170話Cパート)(2023年2月11日)
- バリバリガールズの新メンバー。
- 「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー #6」に登場する。
特別ゲスト
[編集]- 藤岡弘、
- アニメ『野原ひろし探検隊 秘境に秘書だけの村を見た』(2003年9月27日放送) にて、『藤岡弘、探検隊シリーズ』のパロディとして本人役で登場。
- あたしンち
- 『あたしンち』第1回のおまけコーナーにしんのすけがカメオ出演する。その後、アニメ「オラ、母と初共演!!あたしンち&クレヨンしんちゃん ぶりっと120分スペシャル」(2004年10月16日放送)にて本格的な共演を果たし、しんのすけと母がコントを披露した。その後も共演を重ねるなど関係が深い。
- よゐこ
- 声 - 濱口優、有野晋哉
- 原作45巻、およびアニメ「オラがよゐこをプロデュースだゾ」(2006年4月14日放送)にて本人役で登場。
- 仮面ライダー電王
- 声 - 佐藤健・関俊彦
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。特撮テレビドラマ「仮面ライダー電王」とコラボして特別出演。しんのすけと一緒に、「悪の怪人 イマジン」に立ち向かった。青年・野上良太郎に正義のイマジンが憑依して戦う。
- 仮面ライダーしん王
- 声 - 矢島晶子
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。しんのすけが変身した仮面ライダー。尻を使った攻撃を得意とする。
- 野上良太郎
- 声 - 佐藤健
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。不器用かつ不運な青年。正義のイマジンと協力し、仮面ライダー電王に変身し、悪のイマジン達を倒す。
- モモタロス
- 声 - 関俊彦
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。正義のイマジン。短気で態度が大きく、喧嘩っ早い性格。よく他のイマジンと喧嘩ばかりしている。(その後ハナに懲らしめられる)
- ウラタロス
- 声 - 遊佐浩二
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。正義のイマジン。頭は良く、困った時には頭脳で解決するが、女性好きであり、女性をナンパする癖がある。(その後ハナに懲らしめられる)
- キンタロス
- 声 - てらそままさき
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。体力があり、力持ち。
- リュウタロス
- 声 - 鈴村健一
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。お調子者で、マイペース。子供好き。その為か、調子に乗る事がある。(その後ハナに懲らしめられる)
- 三段腹イマジン
- 声 - ならはしみき
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。みさえにそっくりなイマジン。見た目はみさえだが、三段腹で、鬼婆のような恐ろしい顔をしている。
- ナオミ
- 声 - 秋山莉奈
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。時の列車・デンライナーの客室乗務員であり、電王の戦いを支援する。
- ハナ
- 声 - 白鳥百合子
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。電王をサポートする。
- オーナー
- 声 - 石丸謙二郎
- コラボ回「仮面ライダーしん王」(2007年8月3日放送)にて登場。名前の通りデンライナーのオーナー。チャーハンが大好物であり、チャーハンの上の旗を倒さないように食べている。
- 睦田夫人
- 声 - 中村玉緒
- 映画『椿三十郎』とのコラボ企画としてアニメ「野原四十郎」(2007年12月14日放送)に出演。
- 千鳥
- 声 - 鈴木杏
- 映画『椿三十郎』とのコラボ企画としてアニメ「野原四十郎」(2007年12月14日放送)に出演。
- ゴーオンジャー
- 2007年12月30日放送の特番『クレヨンしんちゃん&ドラえもん! 朝からどドーンと150分SP』にて共演。その放送回でゴーオンジャーの映像や、オープニングテーマの一部が初めて披露された。
- 百山桃子、廉(れん)
- 声 - 新垣結衣
- 2008年9月26日放送、アニメ「応援フレフレお尻もフレフレスペシャル!!」、2009年9月4日放送、映画『BALLAD 名もなき恋のうた』とのコラボ企画としてアニメ「「恋の戦国メモリーだゾ」に出演。
- 結城桃
- 声 - 福田沙紀
- 映画『櫻の園』とのコラボ企画としてアニメ「桜田のそにょだゾ」(2008年11月14日放送)に出演。
- 赤星真由子
- 声 - 寺島咲
- 映画『櫻の園』とのコラボ企画としてアニメ「桜田のそにょだゾ」(2008年11月14日放送)に出演。
- 横田奈々美
- 声 - はねゆり
- 映画『櫻の園』とのコラボ企画としてアニメ「桜田のそにょだゾ」(2008年11月14日放送)に出演。
- 水田真紀
- 声 - 武井咲
- 映画『櫻の園』とのコラボ企画としてアニメ「桜田のそにょだゾ」(2008年11月14日放送)に出演。
- 又郎(またろう)
- 声 - 草彅剛(当時SMAP)
- 2009年9月4日、映画『BALLAD 名もなき恋のうた』とのコラボ企画としてアニメ「恋の戦国メモリーだゾ」に出演。
- 中村剛也
- 声 - 中村剛也
- アニメ「オラはプロ野球選手だぞ」(2011年10月21日放送)にて本人役で登場。
- ワロタ星人
- 声 - 渡り廊下走り隊7
- アニメ「宇宙家族ノハラだゾ前編」(2012年3月9日放送)、「宇宙家族ノハラだゾ後編」(2012年3月16日)にて本人役で登場。
- 仮面ライダーフォーゼ
- 2012年4月13日、27日、クレヨンしんちゃんアニメ開始20周年と仮面ライダー放送開始40周年を記念してコラボした。
- きゃりーぱみゅぱみゅ
- 声 - きゃりーぱみゅぱみゅ
- アニメ「きゃりー来航だゾ」(2013年1月25日放送)にて本人役で登場。江戸につけまつげを伝来するため、黒船に乗って来航した。
- ゴーちゃん。
- 声 - 不明
- アニメ「ゴーちゃん。が来たゾ」(2014年2月28日放送)にて登場。「キティちゃんVSブリィちゃんだゾ」(2019年5月10日放送)では冒頭の部分に登場した。
- 川平慈英
- 声 - 川平慈英
- アニメ「絶対に負けられないサッカー対決だゾ」(2014年6月27日放送)にて本人役で登場。ふたば幼稚園チームとエスパーカスカベチームのサッカー対決で解説役を務めた。
- 木村拓哉
- 声 - 木村拓哉(当時SMAP)
- 2015年5月29日・6月5日の2週連続放送で、ドラマ『アイムホーム』とのコラボ企画として出演。約1分間のショートアニメと、データ放送企画「東西南北あっちむいてホイ!」で野原家のキャラクターとコラボレーションした。
- ザキヤマ
- 声 - 山崎弘也
- アニメ「ザキヤマさん来〜る〜だゾ」(2015年6月12日放送)にて幼稚園児役で登場。しんのすけ達よりも1つ下の学年だった。しんのすけとは「ケツだけ星人」で意気投合。しんのすけが尻を使うのに対し、こちらは自身のアゴ[注 145]を使っている。
- なお、彼のモデルであり声優を務める山崎弘也は本作の舞台である春日部市出身である。
- 松岡修造
- 声 - 松岡修造
- アニメ「熱血!修造先生とプールだゾ」(2015年7月31日放送)にて本人役で登場。非常に熱い性格。
- 渡辺小五郎(わたなべ しょうごろう)
- 声 - 東山紀之(少年隊)
- テレビ時代劇『必殺仕事人2007』から『必殺仕事人(2023年12月)』までの主人公。2015年11月20日と11月27日の2週にかけ、エンディングのミニコーナーに『必殺仕事人2015』とのコラボとして出演した。
- 「仕事人に頼んだゾ」でみさえが勝手にチョコビを食べようとしていたしんのすけをグリグリ攻撃でお仕置きする迫力で見て、小五郎自身の姑であるこうと妻であるふくと同じように「どこも母上と女房は強えや…」とぼやいていた[注 146]。「おら仕事人だゾ」では仕事人役のかすかべ防衛隊と共に悪役の高倉園長を追い詰めて仕事をしようとするが、防衛隊に「危ないから」という形で刃が花束に変化させられ、「(花束に)変えたら仕事ができねぇだろうが!」と笑われた防衛隊と園長を怒った。
- 中丸雄一
- 声 - 中丸雄一(KAT-TUN)
- 『世界ルーツ探検隊』とのコラボ企画として、ショートアニメ「ルーツ”をひも解くゾ」(2016年6月2日放送)にて本人役で登場。
- 高田純次
- 声 - 高田純次
- アニメ「じゅん散歩がやって来たゾ」(2017年7月7日放送)にて本人役で登場。
- 散歩のロケで春日部にやってきた。
- 高円寺先生(こうえんじせんせい)
- 声 - 相葉雅紀(嵐)
- ショートアニメ「オラとシッポと神楽坂」(2018年11月23日放送)にて登場。
- ハローキティ
- 声 - 林原めぐみ[注 147]
- アニメ「キティちゃんVSブリィちゃんだゾ」(2019年5月10日放送)にて登場[173][174]。
- アニメ『クレヨンしんちゃん』におけるサンリオがデザインしたキャラクターとの共演は、2014年2月28日に放送された「ゴーちゃん。」に次いで2例目となる。
- 財前五郎
- 声 - 岡田准一(当時V6)
- ショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」(2019年5月11日放送)にて登場。
- ゆずマン
- 声 - 潘めぐみ
- アニメ「ゆずマンがきたゾ」(2019年6月7日)と「ゆずマンはヒーロだゾ」(2019年6月14日)にてショートアニメに登場。元はゆずのマスコットキャラクター。漫画にもなっている。
- ゆーじんお兄さん、コージーお兄さん
- 声 - ゆず(北川悠仁、岩沢厚治)
- アニメ「ゆずがやってきたゾ」(2019年6月14日放送)にて本人役で登場。
- 榊マリコ(さかき マリコ)
- 声 - 沢口靖子
- ショートアニメ「科捜研の女だゾ」(2019年10月19日放送)にて登場[注 148]。
- 宇佐見裕也(うさみ ゆうや)
- 声 - 風間トオル
- ショートアニメ「科捜研の女だゾ」(2019年10月19日放送)にて登場。しんのすけに「なぜオラの友達の風間トオル君が?」と触れられた際、「僕は風間トオルではなく、宇佐見裕也です」と挨拶した。
- 大門未知子(だいもん みちこ)
- 声 - 米倉涼子
- ショートアニメ「Doctor-Xだゾ」(2019年11月9日放送)にて登場。
- 掛田シンゴ
- 声 - 鈴木拡樹
- アニメ「走る戦闘員だゾ」(2020年1月18日放送)に出演。
- ケツメイシ
- 声 - Ryo、大蔵
- ショートアニメ「オラたちケツメイシ(ン)だゾ」(2020年11月7日放送)にて本人役で登場。:
- 紅野真空(くれの まそら)
- 声 - 高畑充希
- ショートアニメ「にじいろカルテだゾ」(2021年2月13日放送)にて登場。
- マカロニえんぴつ
- 声 - マカロニえんぴつ
- 『月刊まんがタウン』2021年5月号、2021年4月24日放送のアニメにて本人役で登場。漫画では小学生として登場する。
- 相馬日和(そうま ひより)
- 声 - 田中圭
- 2021年9月25日放送、映画『総理の夫』とのコラボ企画としてアニメ「総理の夫だゾ」に出演。
- 相馬凛子(そうま りんこ)
- 声 - 中谷美紀
- 2021年9月25日放送、映画『総理の夫』とのコラボ企画としてアニメ「総理の夫だゾ」に出演。
- 真壁有希子(まかべ ゆきこ)
- 声 - 天海祐希
- ショートアニメ「キンキュウにとりしらべるゾ」(2021年12月25日放送)にて登場。
- 雲オーグ
- 声 - 山本格
- アニメ「シン・仮面ライダーだゾ」(2023年3月18日放送)にて登場。
- SHOCKER
- 声 - 拝真之介
- アニメ「シン・仮面ライダーだゾ」(2023年3月18日放送)にて登場。
- 本郷猛
- 声 - 池松壮亮
- アニメ「シン・仮面ライダーだゾ」(2023年3月18日放送)にて登場。
- 緑川ルリ子
- 声 - 浜辺美波
- アニメ「シン・仮面ライダーだゾ」(2023年3月18日放送)にて登場。
- 一文字隼人
- 声 - 柄本佑
- アニメ「シン・仮面ライダーだゾ」(2023年3月18日放送)にて登場。
- TOMORROW X TOGETHER
- 声 - TOMORROW X TOGETHER
- 「月刊まんがタウン」12月号、ショートアニメ「TOMORROW X TOGETHERがきたゾ」(2023年10月28日放送)にて本人役で登場。
- 八村塁
- 声 - 八村塁
- アニメ「ぶりぶりざえもんの冒険~宇宙ダンク編~」(2023年11月4日放送)にて本人役で登場[175]。
- 犬飼こむぎ(キュアワンダフル)、犬飼いろは(キュアフレンディ)
- 声 - 長縄まりあ(こむぎ)、種﨑敦美(いろは)
- いずれも『わんだふるぷりきゅあ!』のキャラクター。アニメ「オラ、プリキュアだゾ」(2024年5月18日放送)にて登場[176][177][178][179]。
- 雨穴
- 声 - 雨穴
- アニメ「変な家族だゾ」(2024年8月31日放送)にて本人役で登場。
ナレーション
[編集]本作のアニメ版には原則としてナレーションが入らないが、以下のナレーションが使用される場合もある。
- 番組ナレーション
- 声 - 納谷六朗→森田順平
- 劇中劇である『アクション仮面』や『超電導カンタム・ロボ』、番外編等のナレーションを担当している。
- 番組ナレーション代理
- 声 - 藤原啓治→森川智之
- 上記のナレーションが担当しない場合、ほぼ全てのナレーションを担当している。
- 特別ナレーション
- 声 - 若本規夫
- 2021年3月6日から4週連続で放送していた特別企画「おバカはじめて物語」のナレーションを担当した。
- 声 - ちふゆ
- 番外編の「カルガモのお引越しだゾ」(2022年7月2日放送)のナレーションを担当した。
- 声 - 神谷浩史
- 番外編の「フリースタイルしんちゃん カスカベのラッパー」シリーズのナレーションを担当。
- 声 - 窪田等
- 番外編の「接待のススメ~料亭編~だゾ」(2023年1月28日放送)のナレーションを担当した。
外部リンク
[編集]- 「クレヨンしんちゃん」公式サイト-とうじょうじんぶつ - 双葉社。原作漫画の出版社。
- しんちゃんと仲間たち(テレビ朝日) - テレビ朝日。テレビアニメ版の放送局。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2020年の傑作選スペシャルでは差し替えられずに矢島の声で放送された。
- ^ 2020年の傑作選スペシャルでは差し替えられずに藤原の声で放送された。
- ^ アニメ版では後述する桜チル子がいるため、桜家に嫁いだ娘(桜チル子の母親にあたる人物)もいるが、作中には登場しない。
- ^ アニメ「じいちゃん達が来たゾ」(1994年1月10日放送)では、死体ごっこをしてみさえに「どこが無邪気ですか!お義父さんがやるとシャレにならないでしょう!」と怒られた。
- ^ 野原家の玄関前にて携帯電話で連絡し、直後に突然登場してみさえを驚かせた事もある。
- ^ 妻のつるによると「うちのじい様は水着運動会を欠かしたことはない」とのこと[7]。
- ^ みさえは気絶、しんのすけは運転に感心していた。
- ^ アニメ版では銀の介は野原家にいないのでひろしが20代の頃書いた借用書のお金を返してもらう為に、ヒッチハイクで秋田から春日部へ来て1泊して帰った、というストーリーに変更。
- ^ ただし、チル子が春日部を訪れるのはひまわりが生まれる前であり、ひまわりとの面識はない。
- ^ ひろし・せましの姉は原作やアニメには未登場
- ^ 「よし治」は「よしはる」とも読む。
- ^ a b 第454話の再放送
- ^ 妻であるひさえいわく、その頑固さはケータイの着メロがベートーベンの交響曲5番「運命」であることなどから伺え(第770話より)、常に背広にネクタイ着用という生真面目さも持ち合わせ「堅物」を通り越して「天然記念物」とまで評されるほど(第209話より)。
- ^ ただし、しんのすけなど一部には効かないこともあり、やり返されて気絶しかけたこともある。
- ^ スパンが長いので毎回しんのすけに「おばさん誰だっけ?」と言われてしまう
- ^ アニメでは「根画 ヒロム」。
- ^ もっとも当の本人は大真面目で、屁理屈である事をまるで自覚していない。
- ^ カメラマン時代の経験から、重いものを運ぶことには慣れている上、しんのすけへの対応も見事だった為、店長と中村からは「失うには惜しい人材」と評された。
- ^ よし治は滅多に笑顔を見せず、この時撮影した笑顔の写真は偶然の産物に過ぎないが、非常に希少な一枚となった。
- ^ 撮影旅行をする連図が助手を探していない、むさえ自身が連図への弟子入りを懇願する、など。
- ^ 野原一家入居期より「またずれ荘」の表記が朽ちて外れ、「また 荘」になっている。
- ^ 他のかすかべ防衛隊のメンバー同様、第1話Cパートで既にマサオにもセリフがあったが、エンディングではクレジットされていない。クレジットされたのは第2話Bパート(1992年4月20日)から。
- ^ 一部の回では、青のスモックの上にヒョウ柄のランニングシャツを着ている場合がある。
- ^ まつざか曰く「ふたば幼稚園のカズ」アニメ「サッカー大会だゾ」(1993年3月22日放送)。
- ^ いわゆる「ケツアゴ」。
- ^ 電子書籍版ではこの台詞は「ごめんなさい! 許してください!」、ジュニア版では「ごめんなさい勘弁してぇ!」にそれぞれ修正されている。
- ^ なお、原作とアニメ共々一部のエピソードでも警察に誤認逮捕されてしまう事がしばしばである。
- ^ しんのすけに「組長も久しぶりのシャバ(出番)だから大人しくしててね」と発言し、それに対して園長がいつも通りに「園長です」と突っ込むというもの。このシーンはその後の地上波の再放送(2021年6月5日)でもカットされず、当時のまま放送されている。
- ^ 電子書籍版では「先生」。
- ^ 石坂とのデートのエピソードで流れた『北埼玉ブルース』は過去に野原ひろしが歌った挿入歌で、臼井自身が作詞し(原作3巻)アニメでは曲も付加された。
- ^ しんのすけに太ったら「太もも」と呼ぶと言われ、絶対に太らせんと誓いを立てた。
- ^ アニメのクレジットタイトルは「よしなが先生の母」名義
- ^ ただし、この回は単行本未収緑となっている[72]。
- ^ 劇場版『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』では、自らを犠牲にしてしんのすけたちを助けている。
- ^ アニメ「よしなが先生が急病だゾ」(1993年5月24日放送)では、「早く元気になってよね。ケンカ相手がいないとさびしいからさ」と言っている。
- ^ この為、しんのすけからは「梅」や「梅さん」と呼ばれる事があり、梅自身は「梅って呼ばないで!」や「梅って呼ぶな!」と返されている。
- ^ そのため、金欠の時にフリーマーケットで売る商品を法外な値段で周囲に売ろうするも売られずに終わったり(2008年12月19日放送「フリマで稼いじゃうゾ」)、リサイクルショップで不要品を売って現金を手に入れてもしんのすけにレストランの食事代を奢られてしまう(2013年2月15日放送「リサイクルショップについて行くゾ」)などで失敗している。これもしんのすけを始めとする周囲からこの事をイジられたり、言われると激怒したり落ち込んだりする事が多少である。
- ^ 徳郎と出会うまでは「彼氏イナイ歴24年」としばしば紹介されていた。
- ^ アニメ第364話Bパート「今日は結婚式だゾ」でもよしながが投げたブーケトスの花束を取ろうしたが、転んで取る事は出来なかった。
- ^ 居酒屋などの店の場合は閉店寸前も焼き酒や焼け食いをしており、周囲の店員(ヨダも含む)から迷惑がられている。
- ^ そのため、しんのすけからこの事を呆れられたりイジれられたりする事が多く、時には野原家・幼稚園の関係者(特によしなが先生と上尾先生)・梅の家族などの周囲からも呆れられたりイジれられたりする事があり、それを言われると激怒したり落ち込んだりする事が多少である。しかし、逆に梅自身が既婚のよしなが先生をイジる事もある。
- ^ 園長としんのすけに協力してもらい、極道の一家を演じる。なお、アニメ版でのかずおは勉強絡みではなく、恋人未満の同級生の少女がいるという設定となり、まつざか先生は2人の恋愛のために身を退いた。
- ^ アニメでは「ギロッポン」になっている。
- ^ 母親曰く、お見合い写真もかねているらしい。
- ^ しんのすけに聞かれた際にでたらめに答えたのだが、このマンションは実際に存在し、しんのすけに突っ込まれた。
- ^ アニメでは全てカットされたが、徳郎がいるにもかかわらず、他の男を探していることから「遠距離恋愛による自然消滅」ということになっている(ただ、徳郎がアニメでの現時点では再登場していないものの、まつざか先生との仲は継続している模様である)。
- ^ アニメ版ではかすかべ防衛隊のみ。また、立てこもりを実行した日にちも運動会から数日後となっている。なお、原作、アニメ共にしんのすけは立てこもりに参加していない。
- ^ ただし声つきでは17年ぶり。担当声優は田中一成が2016年に逝去したため、檜山修之に変更されている。また公式サイト等では、「花見で迷子だゾ」を含めてない
- ^ みね子という名前は原作45巻、アニメでは「思い出のパース旅行だゾ」(2010年1月29日放送)で判明した。
- ^ しんのすけに「化粧が濃いですね」と言われ、トオルは「素顔に近いナチュラルメイクなんだ」と反論したが、本人曰く「本当はメチャクチャ付けてる」(「風間くんちは楽しいゾ」1992年12月21日放送)。
- ^ アニメのクレジットタイトルは「伯父さん」名義。
- ^ もえ子という名前は原作37巻、アニメでは「雨にも負けず風にも負けないゾ」(2005年12月16日放送)で判明した。
- ^ アニメ「おひなまつりだゾ」(1993年3月1日放送)で初めてぬいぐるみを殴った時はうさぎのぬいぐるみではなく、くまのぬいぐるみだった。
- ^ うさぎのぬいぐるみは家中の各所に隠してあり、時には外出の際にも持参しており、空気を入れて膨らませる非常用のうさぎもある。このうさぎは殴られた時、冷や汗をかいている。
- ^ ただし、ひろしは加わることは滅多になく、だいたいは苗木と喋っている
- ^ 気に入らないことがあるとトイレに行って非常用のなぐられウサギを度々殴っており地震並みの振動が響くため、ファミレス業界からは「ファミレスに現れるトイレの暴れん坊」の異名で密かに有名な存在となり、恐れられている。
- ^ アニメ版の「友情のリレーだゾ」(1997年10月10日放送)においては、運動会の応援において、隣の席の野原ファミリーのせいで、ネネをビデオに撮れずにいたが、前述のようにひまわりを睨みつけて泣かせたことで、野原夫妻の注意をひまわりのほうに向けている間に、ネネをビデオに撮ることに成功している。また、「赤ちゃんが生まれそうだゾ」(1996年9月27日放送)ではネネと一緒にカフェでお茶をしていた際、カフェの外にいたしんのすけを見つけ、いつものようにお茶の時間を邪魔されると思っていたが、この時のしんのすけはみさえがいる産婦人科へ急いで向かおうとしていたためにネネたちの存在に全く気づかず、自滅に終わっている。
- ^ ただし、この回は単行本未収緑となっている(この時点では名前は出ていない)。しんのすけに「セクハラ亭主 ボッキー君」と書かれたプラカードを出されてノリでボケをかましてしまい、ネネに泣かれている[98]。
- ^ しんのすけ達はボーちゃんと瓜二つの母親、風間くんはしんのすけ好みの美人の母親。
- ^ よしなが達3人は着付けに四苦八苦していたものの、園長が3人に代わって着付けをしてくれたため、事なきを得た。
- ^ 新10巻vol.199では35年前にコードネーム「ポラリス」としてスパイ活動をする夢を見ており、コードネーム「サザンクロス」という夫らしき人物も登場する。
- ^ すき焼きや焼肉の時に勝手に家に来て、肉だけ全て食べてしまう、など。
- ^ 例としてハンバーガーショップでのバイトではおもちゃのお金で払おうとするしんのすけの対応に時間がかかってしまい、店長から「君の知り合いなんだから君が立て替えておきなさい」「その分の代金は君のバイト代から引く」と言われ、その翌日にはしんのすけを含む十数人の子供達がおもちゃのお金で払おうとした為、店長からクビを言い渡された。ファーストフード店でのバイトではありもしないメニューを要求をしてばかりのしんのすけに殴りかかろうとした際、店長からクビを言い渡された上、バイト代が現物支給でたい焼き十数個になってしまった(その半分をしんのすけにあげた)。
- ^ ゲーム『嵐を呼ぶ園児』の攻略本より。しんのすけからアルバイトをクビにされている事と金欠の事をイジられているだけではなく、この事までもイジられていた。
- ^ なお、しのぶを初めて見たみさえに「一体何なのよ、あの子は!?」と言われるが、「女子大生はお友達だゾ」ですでにしのぶと知り合っているひろしがみさえにしのぶの事を語っていた。その後、みさえは「お化粧は楽しいゾ」と「忘年会で盛り上がるゾ」でしのぶと再会している。
- ^ のちの「忘年会で盛り上がるゾ」で別のアルバイトをしていた為、アクションデパートはクビ済みである。
- ^ 海水浴場にいちごジャム入りのおにぎりを作って持っていた際には、ひろしがそれを食べた事で腹を壊してしまっている(アニメ版の2004年7月24日放送「海はムフフ…だゾ」では門呂の役割をゲストキャラクターである別の女性2人に変更した上で製作された)。
- ^ 息子のオサムはその悪臭に慣れているため、特に動じることはない。ただし、母の料理の腕が壊滅的であることは内心認めている。
- ^ アニメ版では捨内の役割を四郎に変更した上で製作された(「夜の鉄棒だゾ」、2009年8月28日放送)
- ^ その際、思い込みや両親の発言などでななこに嫌われる妄想をするしんのすけは、この映画で初めてななこから嫌われ、放心して卒倒してしまった。なお、ななこはどうなったか不明だが、熱海サイ子を装着したしんのすけの手で野原一家が凶悪犯であった事実が抹消された為、しんのすけを嫌った記憶は消された模様。
- ^ 全作読んでいるほどのファンであるひろしの説明によると、四十郎はデビュー作『豪快くんが通る』からヒットし続けているとのこと。1作ごとに主人公や舞台設定は異なるが、「豪快な生き方」というコンセプトは共通しており、いわゆるオムニバス作品にあたる。『野生の豪快』は映画化、『明日の豪快』は漫画化されている(「ななこおねいさんのお父さんだゾ」1998年5月22日放送より)。
- ^ 四十郎自身はしんのすけのことを「ジャガイモ小僧」「生意気な小僧」と呼んでいる。
- ^ ななこが男とデートをすると思い込んで後を追いかける(「ななこおねいさんのお父さんだゾ」1998年5月22日)、猛スピードでななこの家に駆けつけ、彼女の家を訪れるあらゆる男性を捕まえて強引に事情聴取をする(「ななこお父さんと再会だゾ」1999年1月15日)、寿司屋でアルバイトをするななこに難癖をつけるチンピラの男性客に対し、鬼の形相で威圧する(「ななこおねいさんのアルバイトだゾ」2004年5月8日)など。
- ^ ななこに惚れた四郎がしんのすけを買収して彼らのデートに便乗しようとした際、四郎がななこと親しくなる事を阻止する為に、急遽四郎の相手役として忍に声をかける等。
- ^ アニメにオマタが登場しないため、オマタが恋に落ちる話は、オマタの役割を四郎に変更して制作された。
- ^ モロダシ共和国の美男美女の基準は日本と正反対である。
- ^ なお、2021年10月16日に本エピソードが再放送された時は伊倉でアフレコし直して放送された。
- ^ それをしんのすけのペースに乗せられた紅さそり隊が通う高校の生徒や先生達からも「師匠」といじられる羽目になった。
- ^ アニメ「スケバンの掟はきびしいゾ」「スケバンのラブレターだゾ」(両エピソード共に1994年6月13日放送)より。竜子の初恋相手だが大勢の女と付き合っており、老婆にぶつかっても謝罪すらしなかった態度に憤慨した竜子に殴られた。殴られた後に「痛いよママー」と母親を呼んでいた事から実際はマザコンである模様。
- ^ なお、アニメではアルバイトをするエピソードがあるが、しんのすけからの邪魔または自身のド忘れなどでクビにされることが度々ある。
- ^ 前述の男子高校生に恋をした際には、紅さそり隊の掟第2条「恋愛はしちゃならねえ」を「好きになったらしょうがねえだろ」に一方的に改正している。
- ^ この際じゃがいも小僧と言いかけている。
- ^ このスクーターは2人乗りが可能で、アニメ「赤ちゃんが生まれるゾ」(1996年9月27日スペシャル版で放送)ではしんのすけとひろしを後ろに乗せている。その際、紅さそり隊のスクーターは90 ccであり、2人乗りも合法である旨がテロップで表示された。
- ^ 2番目に嫌いなことは「細川ふみえとは随分違うと言われること」。3番目に嫌いなことは「3番目に嫌いなことを聞かれること」。4番目に嫌いなことは「お嫁の貰い手がないと言われること」。5番目に嫌いなことは「背中に落書きされること」。
- ^ それで呼んだ際、時々みさえやひろしに「川口さんでしょ/だろ」と注意されている。
- ^ 原作・アニメ共に草加ユミの初登場はひまわり誕生直前だった。
- ^ 事の発端はみさえの口紅で悪戯をしていたしんのすけがひろしのワイシャツに口紅の跡をつけ、それを見つけたみさえはひろしが浮気をしたと誤解したことが原因(ひろしが出ていった直後に事の真相を知ったみさえは涙ながらにしんのすけを激しく責め立てた)。
- ^ アニメのクレジットタイトルは「課長婦人」名義。
- ^ a b 2020年の傑作選スペシャルにて差し替えられずに郷里の声で放送されていた。
- ^ 映画を含めると映画『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(2015年4月18日公開)から。
- ^ ひろしが、会議で自信満々に提出した企画書がグラビアのポスターにすり替わっていた際には、慌てふためくひろしの隣で、すぐにしんのすけのイタズラだと察していた。
- ^ なお、熱海サイ子を装着したしんのすけの手により、野原一家が凶悪犯であった事実が抹消されたと同時にひろしの解雇は帳消しにした模様(部長を始めとする双葉商事の関係者たちとの経緯は不明だが、ひろしを嫌った記憶は消された模様)。
- ^ しんのすけ曰く「母ちゃんに怒られた時の父ちゃんの背中にそっくりだったから」
- ^ ひろし自身は、会長が会議室に入室しても唖然とした様子だった事から、それまで会長の存在を知らなかったとされる。
- ^ なお、他の店員や係員たちにはしんのすけの事を「知らない子」と秘密にしているが、他の一部の店員や係員たち(サトーココノカドーの一部の店員や係員たちも同様)もしんのすけに酷い目に遭わされている。
- ^ 原作ではロイヤルチョコビ。
- ^ アニメ版では一度野原家にもセールスに訪れるもののしんのすけに阻止されて失敗している。
- ^ これは現在「おかま」という言葉が放送禁止用語に厳しく判定されているための変更[要出典]。
- ^ 下山後も頭髪はまだ生えておらず、かつらをつけていた。
- ^ アニメスペシャルの「オールスター夢のコント祭りだゾ」でしんのすけは「オカマのセールスレディは最近見かけないし」と語っていた。
- ^ ハムスターも飼っており、そして大家が猫が嫌いで飼えないため
- ^ アニメでは胃屋良支がみさえから金的を食らった際にこれまで尻を触られてきた女性店員達と井夷理田を嫌っていた従業員が揃って拍手を送るシーンに変更されている。
- ^ 持っている持ち主によって変わる。
- ^ アニメでは野原一家が去った後、部屋に壁を壊した真相が書かれた手紙と修理費が入った封筒が置かれており、それを見た大屋は「黙っていたらよかったのに…」と寂しそうに呟いていた。
- ^ 1年目は緊張のあまり寝不足になり試験中に居眠りし、2年目は試験会場と間違えて競馬場に来てしまい、3年目は緊張のあまり腹痛を起こして未受験に終わった。
- ^ 原作・アニメ共に、野原夫妻と四郎は壁の穴が大屋に見つかった際は殺し屋のヒロポン本駄に壁を壊した責任をなすり付け、その後のいざこざで更に壁が壊れた時には「これで完璧に殺し屋のせいにできる」と内心喜んでいた。
- ^ モロダシ共和国では園長や四郎のような男性が美男と認識され、神田鳥忍のような力強い女性ほど美女とされている。この事実を知った一同は呆れていたが、気を良くした四郎は移住まで考えていた。
- ^ その後、殺し屋からまたずれ荘の住人を守るために揉み合った際に腕をぶつけたことで本当に骨折した。
- ^ 一時期は喫茶店「無乱ルーズ」で雇われママをしていた。
- ^ 新第8巻Vol.157のお話に若干のアニメオリジナルを入れている。
- ^ 映画『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』に登場するオカマバーのママに外見が酷似した人物がいる(声 - 長州小力)。
- ^ 現在でも商才は衰えていないようで、息子から新しい下着のリストで相談を受けると的確な取捨選択で息子を感心させ、その様子を見ていたひろしと四郎も驚いていた。
- ^ にがりや、汚田、優は仕事の都合で同行していない。
- ^ 廊下を歩いていた四郎の髪の毛が落ちたことで口うるさく説教し、髪の毛が落ちないようにバリカンで刈り取ろうとするなど。
- ^ 原作ではまたずれ荘ではないもののボロアパートに住んでいる。
- ^ アニメでのクレジットタイトルは「殺し屋」名義。
- ^ 納豆のタレ袋を開封するのに失敗してタレがこぼれる、卵かけご飯を作る時にお椀から白身がこぼれる、ティッシュを取ろうとしてティッシュが破ける、サザエさんのじゃんけんに負ける、天子と喧嘩したりそっぽを向かれるなど。
- ^ 『新クレヨンしんちゃん』においても相変わらず交際の進展は難儀している様子で、それが原因でカンナや工事に八つ当たりしたり、喧嘩してしまう事も健在である。
- ^ 映画での初登場は、「カンフーボーイズ」のジェンカのラストシーン
- ^ 実際はその会社が規模を拡大するのに邪魔となる鬼瓦リフォームを潰すための策略。その会社も建物を図面とは違う建て方をする悪質な会社だった。
- ^ その光景をしんのすけに見られた結果、口止め料として肉まんとあんまん(アニメではカレーパンとメロンパン)を奢る羽目になってしまった。
- ^ その際、四郎から「お前が言うな!」と悔し紛れにツッコまれていた。
- ^ 幹部4人、怪人52人、戦闘員739人がこれまでアクション仮面によって倒されたらしい(アニメ「アクション仮面が最終回!だゾ」SPECIAL 2 1993年4月5日放送)。
- ^ 「アクション仮面、次に会う時は敵ではなく、味方として会おう」
- ^ 2003年6月7日放送「殴られウサギの逆襲だゾ」では葉月ちゃんの家にもえPが泊まり、一緒に餃子作りをして完成した餃子を食べ、何の問題も無く二人一緒に寝るだけであった。これを観たネネが怒りのあまりエンディングに流れるスタッフのテロップに文句を言いながら(この時、食べていたリンゴを粉々に砕いた)離れた場所でウサギを殴り付けた。2006年8月11日放送「エアコンがこわれたゾ」ではネネが観た回と全く同じ展開(作った料理が餃子から鍋に変わっただけ)の内容に、放送を観ていたしんのすけが呆れている
- ^ なお、アニメでは2度目は「また休止」、3度目は「またまた休止」、4度目は「またまたまた休止」、5度目は「またまたまたまた休止」になったりしていた。
- ^ この話は原作では19巻(1997年発売)が初出で、他の原作エピソードど比較して、アニメ化までのスパンが長かった。また、原作での同話での行き先は韓国だったり、しんのすけ以外の野原一家は登場せず、代わりにマサオが同伴するなど相違点が多い。
- ^ しかしこの時は締め切り間際で、犯人の下へ向かおうとした際、後述の「原稿取りの鬼」の異名で恐れられる編集者の林と新人編集者の増尾から、鎖鎌を片手に追われる羽目になり、事件解決後も編集者から逃亡していた。
- ^ 闇の軍団が水玉の服を着ている、戦国時代の姫の家がバルコニーやソーラシステムがついた現代的な家になっている、お城が時代劇には不釣り合いな西洋風の城(うすと曰く「シンデレラ城みたいな城」)になっている等。
- ^ 例で挙げると、「ブルドーザーの真似」と称して机の上の物を台無しにする、「人間ジョッキ」と称して机をひっくり返す、「ガメラの物真似」と称して作業机の上で回転する等。
- ^ このため、うすとは原稿が間に合わず、最後は漫画の連載が休止になる原因となる。
- ^ このため、女運は全く皆無で、周囲の女とは無縁。ななこもオトそうとしていたが、しんのすけに阻止されて、最後は結果的に振られている。
- ^ しんのすけは「振られましたな」と志郎に言った直後、彼から「お前のせいだろ」と返されたが、志郎の邪魔をした事の自覚はない。
- ^ アニメのクレジットタイトルは「タケシのママ」名義。
- ^ 力王丸にボールを投げた人物は原作では中高生ぐらいの少年だが、アニメでは空き地で野球をやっていたしんのすけ達を隅に追いやった小学生になっている。
- ^ ただし、北与野の発明品による話は形を変えて、アニメ化されている。例:「カスカベタイムパトロール隊 オラ誕生のヒミツだゾ」「風間くんと入れ替わっちゃったゾ」
- ^ 風間はクローバー幼稚園の園長から転入を勧められるも、しんのすけ・ネネ・マサオ・ボーちゃんが園児たちを自分たちのペースに巻き込み、問題を起こしたため、転入の件は白紙に戻される羽目になった(1998年5月1日放送「ライバル幼稚園に行くゾ」)。
- ^ アニメでは弟子は探しておらず、むさえが弟子になりたいと志願していた。
- ^ なお、この時ブランコで遊んでいるしんのすけとマサオの目には、鬼ごっこをしているようにしか見えなかった。
- ^ 声も同じとなり「~がダブってる(から捨てちゃお)」としか言わない。
- ^ あみだくじの声と表記されている。
- ^ マサオの家にある残り物や泣き出したひまわりをあやす広告の種類、野原家にある賞味期限ギリギリのビスケットの存在など、本来知り得ないはずのことまで知っている。
- ^ 生まれたばかりの赤ん坊が重病になる、子供が川で溺れる、夫婦仲が悪くなるなど。
- ^ しんのすけ曰く、「名字が『雪田』で名前が『るま』」。みさえからは「(雪だるまの名前の)まんまじゃん」と突っ込まれた。
- ^ いわゆる「ケツアゴ」。
- ^ 小五郎自身も恐妻家で、婿養子でもある。
- ^ 第996話のオープニングクレジットでは「キティ ホワイト」と表示。
- ^ 当初は10月12日の放送を予定していたが、台風19号(東日本台風)による報道特別番組のため延期となった。
出典
[編集]- ^ アニメ「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役・矢島晶子さんの降板について
- ^ “「クレしん」ひろし役の藤原啓治が久々ツイート 病気療養で16年に降板”. Livedoor NEWS (2017年2月16日). 2019年8月31日閲覧。
- ^ 1994年9月24日放送「男の旅はロマンだゾ」
- ^ アニメ「オラがオラになった日だゾ」(2007年6月8日放送)
- ^ アニメ「じいちゃんの家で遊ぶゾ」(1997年8月15日放送)
- ^ アニメ「秋田に里帰りだゾ」(2008年1月11日放送)
- ^ アニメ「九州のじいちゃん達が来たゾ」(1996年11月22日放送)
- ^ アニメ「むさえちゃんVS秋田のじいちゃんだゾ」(2006年9月8日放送)
- ^ アニメ「母ちゃんと二人旅だゾ」(1993年4月5日放送)
- ^ アニメ「秋田に里帰りだゾ」(2008年1月11日放送)。
- ^ アニメ「九州のじいちゃん家は楽しいゾ」(2002年11月16日放送)より。なお、常連客であるよし治は忘れられていた。
- ^ アニメ「タコさんはたくさんだゾ」(2010年8月6日放送)
- ^ アニメ「じいちゃんと東京見物だゾ」(1993年7月26日放送)
- ^ 新第6巻より
- ^ “「クレヨンしんちゃん」アニメに野原ひろしの兄・せましが初登場、声優は細谷佳正”. ナターシャ (2022年7月30日). 2022年7月30日閲覧。
- ^ アニメ「オラんちの“ルーツ”だゾ(2017年6月2日放送)より。なお、この回では桜チル子の母(銀の介・つるの娘且つ、ひろし・せましの姉)にあたる人物も登場していない。
- ^ “声優・生田輝 「クレヨンしんちゃん」男の子役抜てき 「夢が2つ叶った」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年5月27日). 2024年5月27日閲覧。
- ^ 1995年2月13日放送。
- ^ 1999年8月6日放送「野原家の知り合い全員集合だゾ」「大家族はそうぞうしいゾ」「家族はやっぱりいいもんだゾ」
- ^ 原作16巻、アニメでは「二人のじいちゃんと出かけるゾ」(1996年11月22日放送)。
- ^ 原作16巻。
- ^ a b 2022年6月11日放送「みさちゃんな母ちゃんだゾ」
- ^ 原作では『月刊まんがタウン』2005年12月号(単行本44巻)、アニメでは2006年6月9日放送「女3人寄っちゃったゾ」で判明。
- ^ アニメ「女3人寄っちゃったゾ」(2006年6月9日放送)
- ^ 原作44巻、2007年11月30日放送。
- ^ 2007年9月14日放送。
- ^ 2008年1月18日放送。
- ^ 2008年1月25日放送。
- ^ 原作では11巻、アニメでは「かすかべ防衛隊だゾ」(1995年5月1日放送)で結成。
- ^ “『クレヨンしんちゃん』にかくれんぼ歴20年(?)の幼稚園児が…強烈な新キャラが話題!”. ダ・ヴィンチ (2021年12月11日). 2024年5月27日閲覧。
- ^ 原作新9巻vol.178
- ^ a b c アニメ「夏といえば水泳大会だゾ」(2007年7月13日放送)、「犯人はダレだ!だゾ」(2009年7月10日放送)、「金魚すくいで勝負だゾ」(2010年8月6日放送)等。
- ^ アニメ「オラと雪の合戦だゾ」(2016年1月29日放送)
- ^ アニメ「マサオくんの恋だゾ」(1994年1月24日放送)
- ^ 1995年7月17日放送。
- ^ アニメ「園長先生の家庭訪問だゾ」(1996年11月1日放送)
- ^ 原作6巻。
- ^ 幼稚園の園長同士の会合で、大阪行きの新幹線に乗った際、たまたましんのすけとみさえと鉢合わせになった。その際、禁煙席で喫煙するチンピラが放ったしんのすけへの暴言に激怒。「しんのすけ君は少々ユニークな子ではありますが、おバカさんなんかじゃありません」と睨みつけながら叱責した。その後、大阪のお好み焼き屋では全国から集った園長たち(全員、顔がヤクザそのもの(園長曰く「たまたま会議に集まったのがこの面子だった」)であり、しんのすけ達に対して笑みを浮かべるものの逆に気味悪がられ、涙を流していた)との会合中に店員から本物のヤクザと間違えられたが、偶然来店した野原一家と鉢合わせしたことで誤解は解けた。その際、些細なトラブルからしんのすけを殴ろうとした地元のチンピラに対し、他の園長たちと共に「その手、どうするんだ?」と睨みつけて撃退した(その際チンピラは、しんのすけの顔面にぶつけようとした拳を自分の顔面にぶつけて誤魔化し、チンピラの連れは悲鳴を上げて逃げ出した。これが決定打となる形で周囲の客達からは完全に誤解され、店内は客全員が黙々と食事をするという異様な雰囲気になった)。
- ^ アニメ「組長先生のカメラマンだゾ」(1995年9月25日放送〈スペシャル〉)
- ^ アニメ「お習字をするゾ」(1997年2月25日放送)
- ^ 『新クレヨンしんちゃん』Vol.17、アニメ「ボウリング対決だゾ」(2013年10月18日放送)
- ^ 「豪快作家のお手伝いをするゾ」(2023年1月7日放送)
- ^ 2021年2月20日放送「園長先生の腹話術だゾ」
- ^ a b c d アニメ「将来に悩むマサオくんだゾ」(1999年4月9日放送)
- ^ アニメ「甲子園にムチューだゾ」(2006年8月4日放送)
- ^ アニメ「見習い先生が来たゾ」(1994年12月12日放送)
- ^ “「またね、しんのすけくん」(小原篤のアニマゲ丼)”. 朝日新聞デジタル (2015年4月20日). 2015年4月20日閲覧。
- ^ アニメ「ナットウでケンカだゾ」(1995年4月10日放送〈スペシャル〉)
- ^ アニメ「運動会で活やくだゾ」(1995年10月9日放送)
- ^ a b アニメ「よしなが先生の恋の破局?だゾ」(1997年6月13日放送)
- ^ 原作4巻で判明。サバを読んだようである。アニメ「身体測定の時間だゾ」では、自分で測定して79.8cmだった。
- ^ a b 2015年3月6日放送「若い二人はこうして家を買ったゾ・後編」
- ^ 原作9巻、「風間君とケンカだゾ」(1994年10月24日放送)。
- ^ 原作10巻、アニメでは「よしなが先生は酒乱だゾ」(1995年5月8日放送)。
- ^ アニメ「よしなが先生が急病だゾ」(1993年5月24日放送)、「友情のリレーだゾ」(1997年10月10日放送)
- ^ 「デートについてくゾ」(1995年11月27日放送)など
- ^ 原作27巻、アニメでは「よしなが先生の新婚家庭だゾ」(2000年7月7日放送)。
- ^ アニメ「粘土で遊んじゃうゾ」(1992年6月8日放送)
- ^ 「よしなが先生の夏休みだゾ」(2003年8月26日放送)など
- ^ 原作9巻で判明。
- ^ 原作9巻、アニメでは「恋するよしなが先生だゾ」(1994年9月26日放送〈スペシャル〉)。
- ^ 原作5巻、アニメでは「カンケリをするゾ」(1993年4月26日放送)。
- ^ a b c アニメ「スキーバス旅行だゾ」(1994年1月17日放送)
- ^ アニメ「よしなが先生が急病だゾ」(1993年5月24日放送)
- ^ アニメ「よしなが先生辞めちゃダメだゾ」(2000年6月23日放送)
- ^ アニメ「今日は結婚式だゾ」(2000年7月14日放送)
- ^ 原作5巻、アニメでは「よしなが先生のお見舞いだゾ」(1993年5月24日放送)
- ^ アニメ「先生たちの健康診断だゾ」(2005年3月5日放送)
- ^ 「松坂先生の休日だゾ」(1994年11月28日放送)「松坂先生もついに結婚?だゾ」(2004年12月10日)では、タイトルで。「まつざか先生見ちゃいや~んだゾ」(2005年6月24日)では、生椎茸のパッケージに漢字で書かれている。
- ^ a b 2014年3月7日放送「アイドル先輩が来たゾ」
- ^ アニメ「アスレチックするゾ」(1993年10月4日放送)
- ^ 『Weekly漫画アクション』1990年10月16日号、p.201
- ^ アニメ「誘われたまつざか先生だゾ」(1995年12月18日放送)
- ^ アニメ「まつざか先生に送ってもらうゾ」(2006年2月10日放送)
- ^ 「まつざか三姉妹のお正月だゾ」(1997年1月3日放送〈お正月スペシャル〉)
- ^ アニメ「ブルースでおどるゾ」(1992年9月14日放送)
- ^ 原作17巻、アニメでは「まつざか先生と年下の男の子だゾ」(1997年4月11日放送)。
- ^ 原作11巻、アニメでは「ボーちゃんのプロポーズだゾ」(1995年4月10日放送)
- ^ 原作28巻、アニメ「ちょー嵐を呼ばない園児だゾ(3)」(2008年4月18日放送)
- ^ 「まつざか先生見ちゃいや〜んだゾ」(2005年6月24日放送)
- ^ アニメ「田植えは楽しいゾ」(1996年5月24日放送)
- ^ アニメ「まつざか先生見ちゃいや〜んだゾ」(2005年6月24日放送)
- ^ 原作20巻、アニメでは「まつざか先生に春の予感だゾ」(1998年6月12日放送)
- ^ 「合コンデビューだゾ」(2005年12月2日放送)
- ^ 2023年4月8日放送「あこがれのタワマンだゾ」
- ^ この性格を利用し、あえて園長が眼鏡を取ることもある。例えば、ふたば幼稚園にマスコミが強引な取材で押し寄せてきたときに園長では対応しきれなくなった時、眼鏡を取った上尾が言葉で撃退した。
- ^ アニメ「インターネットをのぞいちゃうゾ」(2000年1月21日放送)
- ^ 「あつくるしいゾ」
- ^ 「しいぞう先生と雪遊びだゾ」
- ^ 「花見で迷子だゾ」
- ^ アニメ「苦手をコクフクするゾ」(2005年11月4日放送)
- ^ アニメ「風間くんと入れ替わっちゃったゾ」2019年3月1日放送
- ^ 原作6巻、アニメでは「こまってる人を助けるゾ」(1993年6月7日放送)
- ^ アニメ「婦警さんと一緒だゾ」(1992年12月7日放送)
- ^ 第958話 2018/3/9放送
- ^ 「必ずひとつ忘れるゾ」2022年11月12日放送
- ^ アニメ「お花見は楽しいゾ」(1993年3月29日放送)
- ^ 『Weekly漫画アクション』1990年10月9日号、p.242
- ^ 『まんがタウン』2007年12月号。
- ^ a b 新10巻vol.199より
- ^ アニメ「トイレに閉じこめられたゾ」(1995年8月28日放送)
- ^ 「となりのおばさんちであそぶゾ」2017年6月2日放送
- ^ アニメ「新そばをたべに行くゾ」(2017年9月8日放送)、「オラんちでグランピングだゾ」(2018年5月11日放送)など
- ^ 「今夜は手巻き寿司だゾ」(2023年8月5日放送)
- ^ アニメ「コツメカワウソのドーヤくんだゾ」(2019年3月8日放送)
- ^ 「ビアガーデンで盛り上がるゾ」(1998年7月17日)
- ^ 「ヨシりんが家出してきたゾ」
- ^ 「ビアガーデンで盛り上がるゾ」(1998年7月17日)、「今買うとおトクだゾ」(2004年6月12日放送)など
- ^ 「女子大生バイトはつらいゾ」(1992年10月26日放送)、「たい焼きを買いに行くゾ」(1993年2月15日放送)、「ガソリンスタンドへ行くゾ」(1993年8月16日放送)、「お化粧は楽しいゾ」(1994年3月21日放送)、「忘年会で盛り上がるゾ」(1994年12月26日放送〈年末スペシャル〉)。
- ^ 原作13巻、アニメでは「オラの本気の恋だゾ」。
- ^ アニメ「ストーカーは許さないゾ」(1997年7月4日放送)。
- ^ 初登場の原作41巻・アニメ「オラをスキーに連れてってだゾ」(2006年1月27日放送)
- ^ 大山 くまお、林 信行、リベロスタイル『クレヨンしんちゃん大全 2020年増補版』双葉社、2020年8月19日、134頁。
- ^ 伊倉の体調不良により一時的に交代 https://twitter.com/onkonkan/status/525968460182859776
- ^ 原作36巻の50ページのお銀の台詞「でも竜子 歌 うまいじゃん」より
- ^ アニメ「フツーの女子高生タイムだゾ」(2011年6月24日放送)
- ^ アニメ「カスカベ大連合だゾ」(2010年2月5日放送)
- ^ 「メールは一日にしてならずだゾ」(2009年2月27日放送)
- ^ a b アニメ「病院へお見舞いだゾ」(1992年11月23日放送)
- ^ アニメ「オラが写真のモデルだゾ」(1993年1月25日放送)
- ^ a b アニメ「新婚さんのケンカだゾ」(1993年11月29日放送)
- ^ アニメ「結婚パーティーだゾ」(1993年6月28日放送)
- ^ アニメ「新婚さんちへ行くゾ」(1993年10月25日放送)
- ^ アニメ「結婚衣装を見に行くゾ」(1993年6月21日放送)
- ^ a b c d アニメ「学校ごっこをするゾ」(1993年11月1日放送)
- ^ a b アニメ「おねえ様に服従だゾ」(1993年6月14日放送)
- ^ アニメ「小学生とクリスマス会だゾ」(1996年12月20日放送)
- ^ “春日部の居酒屋「江戸っ子長さん」閉店へ 店主はアニメキャラのモデルにも”. 春日部経済新聞 (2019年3月18日). 2020年7月12日閲覧。
- ^ アニメ「父ちゃんの忘れ物をお届けするゾ」(1997年3月7日放送)
- ^ 中村の不祥事に伴い、交代。
- ^ a b c 「お客様をもてなすゾ」(1993年11月15日放送)
- ^ a b 原作4巻、アニメは「父ちゃんの会社へ行くゾ」(1993年3月29日放送)
- ^ a b c d 「父ちゃんの会社で遊ぶゾ」(1993年12月13日放送)
- ^ a b アニメ「課長の家は新築だゾ」(1994年2月14日放送)
- ^ アニメ「会社の保養所は楽しいゾ」(2000年4月14日放送)
- ^ アニメ「お届け途中で迷子になったゾ」(1997年3月7日放送)
- ^ 「お化粧は楽しいゾ」(1994年3月21日放送)
- ^ a b 原作5巻。
- ^ a b 原作7巻、アニメでは「今日も本屋さんで遊ぶゾ」(1993年11月22日放送)
- ^ アニメ「またまた本屋さんだゾ」(1992年10月12日放送)
- ^ アニメ「オラの本はベストセラーだゾ」(1993年5月17日放送)
- ^ “売間久里代(うりま・くりよ)、令和初の『クレヨンしんちゃん』登場!プレゼントコーナーも復活”. @niftyニュース. (2019年6月28日) 2019年6月28日閲覧。
- ^ みんなの絵をみている時ネネちゃんの名前とうちのハムスターの名前が一緒と言っていた。「セクシーマリリン台風だゾ」より
- ^ アニメ「遠足でまたまた迷子になったゾ」(1997年10月17日放送)
- ^ アニメ「保険のセールスも大変だゾ」(1998年2月20日放送)
- ^ アニメ「おとまり保育だゾ」(1993年2月15日放送)
- ^ 『シロとおつかいだゾ』より
- ^ a b 「八百屋さんへおつかいだゾ」(1993年4月12日放送)
- ^ 今も通っているかは不明。だが違うお話では、別の塾が登場している。
- ^ 本人は当然自覚なし。
- ^ 2001年8月31日放送『シロを連れてきちゃったゾ』より
- ^ 原作第30巻で、野原一家と『ミュージックステーション』を見ていた時に判明。アニメでは2001年6月29日放送「お隣とつつぬけだゾ」で判明。
- ^ a b c 「屈底母娘の家出だゾ」より
- ^ アニメ「選挙って大変だゾ」(1993年12月6日放送)
- ^ 『嵐を呼ぶジャングル』で郷がしんのすけと顔を合わせた際に「やぁ、しんのすけくん。しばらく」と挨拶している。
- ^ a b 「カンタムロボも大好きだゾ」より。
- ^ アニメ「アクション仮面スペシャルだゾ」(1992年12月28日放送)
- ^ アニメ「アクション仮面に会うゾ」(1992年8月24日放送)
- ^ アニメ「カゼの予防はウガイだゾ」(1992年11月16日放送)
- ^ 「風間君の好きなアニメキャラだゾ」(1998年10月30日放送)
- ^ a b c 2022年7月9日放送「もえPのイベントだゾ」
- ^ 内容は、ギョーザを作る予定が具を魔法で大きくしすぎてしまい(魔法が暴走した模様)、その後空に浮かび、魔法でなんとかしようとするがみんなが見ていたため、魔法を使うのを躊躇し、練馬区が真っ暗になりそうになるが、パパの応援でみんなが応援するようになり、もえPが魔法でギョーザの皮を大きくし、その中に具を入れて大気圏焼きをしそこから小さく切りみんなでギョーザを食べる映画で最後に「練馬区一美味しくできたね」と言って終わった。(2023年9月2日放送「もえPの応援上映に行くゾ」)
- ^ 2023年9月2日放送「もえPの応援上映に行くゾ」
- ^ “https://twitter.com/yuji_ultimate/status/1697877092845904266”. Twitter. 2023年9月2日閲覧。
- ^ ただし、ネネは原作では「マカロニえんぴつしんちゃん」で初登場したが、本編では歌唱シーンのみ、かつアニメ版には未登場。
- ^ 2023年3月4日放送「帰ってきたしんこちゃんだゾ」
- ^ “とうじょうじんぶつ”. 「クレヨンしんちゃん」公式サイト. 2017年12月9日閲覧。
- ^ かな子の発言「最近近所の子がうちのキャンパスに遊びに来てるの」(「また女子大に行ったゾ」)より
- ^ 「婦警さんと一緒だゾ」(1992年12月7日放送)
- ^ 「ケーサツへ行くゾ」(1993年8月30日放送)
- ^ 「ローラー初すべりだゾ」、「ローラーで対決だゾ」(1996年2月12日放送)
- ^ アニメ「祝!!ナント!青春の旅立ちだゾ」より。
- ^ “アニメ『クレヨンしんちゃん』にハローキティが登場! 5/10(金)放送”. サンリオ (2019年4月26日). 2019年5月1日閲覧。
- ^ “5月10日(金)の放送に、ハローキティの登場が決定〜!”. テレビ朝日 (2019年4月26日). 2019年5月1日閲覧。
- ^ “11月4日(土)の放送は「ぶりぶりはちむらスペシャル」をお届け!“世界のスーパースター”八村塁×『クレヨンしんちゃん』夢のコラボが実現!!ぶりぶりざえもんと地球を救う!?”. 2023年10月28日閲覧。
- ^ “クレヨンしんちゃん:「オラ、プリキュアだゾ」 しんのすけとシロがプリキュアに変身 「わんだふるぷりきゅあ!」コラボ”. まんたんウェブ (2024年5月18日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ “「しんちゃん」と「わんだふるぷりきゅあ!」が次週コラボ!キャラが作品を行き来”. コミックナタリー (2024年5月11日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ “『クレヨンしんちゃん』×『わんだふるぷりきゅあ!』、奇跡のコラボが実現”. テレビ朝日 (2024年5月11日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ しんちゃん&シロ、プリキュア変身 『クレしん』×『わんぷり』コラボ実現で各作品にキャラ登場 - ORICON NEWS 2024年5月11日(2024年5月18日閲覧)