雨穴
雨穴 (うけつ) | |
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ペンネーム | 雨穴 |
誕生 | 日本・神奈川県 |
職業 | |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2018年 - |
ジャンル | ホラー小説、ミステリー |
代表作 | |
デビュー作 | 『変な家』 |
所属 | オモコロ |
影響を受けたもの
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公式サイト | https://uketsu.jp/ |
ウィキポータル 文学 |
雨穴 | ||||||||||
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YouTube | ||||||||||
チャンネル | ||||||||||
活動期間 | 2018年 - | |||||||||
ジャンル | ホラー、ミステリー | |||||||||
登録者数 | 169万人 | |||||||||
総再生回数 | 195,949,233回 | |||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年11月7日時点。 |
雨穴(うけつ[1])は、日本のウェブライター、ホラー作家、YouTuber、脚本家、声優。本名、素顔、地声などが非公開の覆面作家である[1]。
経歴
[編集]かつては漫画家を目指しており、別名義での活動もあったとされるが[2]、自身の画力に鑑み、漫画での表現ではなく文章で表現する方向へ転向[3]。2018年、ウェブメディア「オモコロ」の新人賞に記事「VRAVよりも楽しくAVを見る方法」を応募したことをきっかけに、オモコロのメンバーとしてウェブライターの活動を開始した[4][5]。初投稿の記事は「少女の涙をぬぐえるウォーターサーバーをつくった。」で、2018年5月12日に投稿された。現在は公開停止されている[6]。
2020年に公開したミステリーフィクションをノンフィクションのレポート風に綴る記事『【不動産ミステリー】変な家』は評判となり、YouTube版は2024年4月時点で2060万回以上再生されている[7]。動画をもとに加筆を加えた作品が飛鳥新社から『変な家』として書籍化され[8]、売り上げは100万部を突破した[9]。『変な家』は実写映画化や漫画化された。
作風・人物
[編集]工作とオカルト系の作風が特徴で、『皮膚おりがみ』や『爪あつめ』『幻肢痛〜十畳間の霊〜』『【奇妙なブログ】消えていくカナの日記』『【MV】茶道*DANCE SPASE』『寄生マトリョーシカ』『【MV】INTERNET WRITING MAN!! 』『恋愛シュミレーションゲーム「おせちプリンセス」』『意味が分かると怖いラップ』など独特な作品を投稿している。
尊敬する人物は桑田佳祐[2][3]とブライアン・ウィルソン[要出典]。ウェブライターとして、オモコロの先輩であるARuFa[10]、夢顎んく[11]などから強く影響を受けている。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『変な家』2021年7月20日、飛鳥新社、ISBN 978-4-86410-845-4[8]
- 文庫版 2024年1月31日、飛鳥新社 ISBN 978-4-86410-993-2
- 『変な絵』2022年10月20日、双葉社、ISBN 978-4-57524-567-7[12]
- 『変な家2 〜11の間取り図〜』2023年12月15日、飛鳥新社、ISBN 978-4-86410-982-6
アンソロジー他収録作品
[編集]- 「告発者」 - 『ジャンル特化型ホラーの扉 八つの恐怖の物語』(河出書房新社、2023年10月)
- 「本棚」 - 『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(大和書房、2024年8月、著:かまど、みくのしん)[13]
雑誌掲載作品
[編集]テレビドラマ
[編集]映画
[編集]テレビアニメ
[編集]その他作品
[編集]- 楽曲「OMORO NO COCORO」(2022年) - 作曲
- 謎解きゲーム「失踪事件のあった町の回覧板」(2023年)[18]
脚注
[編集]- ^ a b 覆面ウェブライター兼ユーチューバー雨穴さん「変な小説」異例のヒット:文の合間に大量図版 素顔非公開だがビジュアル前面『朝日新聞』朝刊2023年1月15日(文化面)2023年1月22日閲覧
- ^ a b 田中ゑれ奈「覆面作家の雨穴さん、ベストセラー続々 編集者も知らないその素顔」『朝日新聞デジタル』2022年11月10日。2024年9月2日閲覧。
- ^ a b 雨穴「<雨穴>に聞きたい10の質問!初恋の相手は意外な人物?話題のホラー作家の素顔に迫る」(インタビュー)(インタビュアー:テレ東プラス)、テレビ東京、2023年3月31日。2024年9月2日閲覧。
- ^ “第5回オモコロ杯 結果発表! | オモコロ”. omocoro.jp. 2021年8月12日閲覧。
- ^ “雨穴って誰? 読み方は? 素顔は? | オモコロブロス!”. omocoro.jp. 2021年8月12日閲覧。
- ^ “少女の涙をぬぐえるウォーターサーバーをつくった。 | オモコロ”. omocoro.jp. 2021年8月12日閲覧。
- ^ (日本語) 【不動産ミステリー】変な家 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “変な家 | 株式会社 飛鳥新社”. www.asukashinsha.co.jp. 2021年8月8日閲覧。
- ^ 小梶勝男[ひらづみ!]「変な家」 謎の間取り 止まらぬ恐怖『読売新聞』東京夕刊2021年10月4日3面
- ^ 雨穴「「小さい頃はサザンに憧れていた」謎のホラー作家・雨穴氏の意外な素顔」『PHPオンライン』(インタビュー)、PHP研究所、2022年3月19日。2024年9月2日閲覧。
- ^ 雨穴「わからないことの面白さ...『変な家』の作者・雨穴氏が語る「恐怖の本質」」『PHPオンライン』(インタビュー)、PHP研究所、2022年3月17日。2024年9月2日閲覧。
- ^ “双葉社”. www.futabasha.co.jp. 2023年6月11日閲覧。
- ^ 「【出版記念】みくのしんとかまどが雨穴と話す日」『オモコロブロス!』バーグハンバーグバーグ、2024年7月29日。2024年8月5日閲覧。
- ^ “主演・濱正悟×原案・雨穴のホラードラマ「何かおかしい」5月に放送スタート”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年4月12日) 2022年4月12日閲覧。
- ^ 東宝. “映画『変な家』公式サイト”. 映画『変な家』公式サイト. 2024年3月18日閲覧。
- ^ 入倉功一「「クレヨンしんちゃん」覆面ホラー作家・雨穴とコラボ!脚本&出演作「変な家族だゾ」放送」『シネマトゥデイ』2024年8月24日。2024年8月24日閲覧。
- ^ 「雨穴が生み出す“何かおかしい”の恐怖 『クレヨンしんちゃん』に加えるエッセンス」『リアルサウンド』2024年8月31日。2024年9月1日閲覧。
- ^ cookieP「ホラー作家兼YouTuberの雨穴さんが制作する謎解きゲーム「失踪事件のあった町の回覧板」8月8日19時より1000部限定で発売決定。実際の回覧板を使って不可思議な事件の謎を解こう」『電ファミニコゲーマー』2023年8月3日。2024年5月30日閲覧。