君津中央病院
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(君津中央病院大佐和分院から転送)
君津中央病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 国保直営総合病院君津中央病院 |
英語名称 | Kimitsu Chuo Hospital |
前身 | 君津病院 |
標榜診療科 |
内科 脳神経内科 呼吸器内科 消化器内科 循環器内科 糖尿病・内分泌・代謝内科 腎臓内科 小児科 外科 整形外科 形成外科 脳神経外科 呼吸器外科 小児外科 心臓血管外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 新生児科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線治療科 歯科口腔外科 麻酔科 血液浄化療法科 緩和医療科 |
許可病床数 |
660床 一般病床:636床 感染症病床:6床 結核病床:18床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 |
開設者 | 君津中央病院企業団 |
管理者 | 柳澤 真司(病院長) |
地方公営企業法 | 全部適用 |
開設年月日 | 1938年(昭和12年)10月5日[1] |
所在地 |
〒292-8535 |
位置 | 北緯35度21分37秒 東経139度55分27秒 / 北緯35.36028度 東経139.92417度 |
二次医療圏 | 君津 |
特記事項 | ドクターヘリ事業 |
PJ 医療機関 |
国保直営総合病院 君津中央病院(こくほちょくえいそうごうびょういん きみつちゅうおうびょういん)は、千葉県木更津市南部にある公立病院である。千葉県の災害拠点病院であり、第3次救急医療機関(救命救急センター)でもある。
沿革
[編集]- 1938年(昭和12年)10月5日 - 「愛の君津病院」が開院[1](木更津市長須賀)。
- 1943年(昭和18年) - 「君津共同病院」と改称。
- 1951年(昭和26年) - 「君津病院」に再改称。
- 1964年(昭和39年) - 木更津市、君津郡内の町村により君津郡市中央病院組合設立「国保直営総合病院君津中央病院」に改称。
- 1968年(昭和43年) - 木更津市桜井の現在地へ移転新築。
- 2002年(平成14年) - 君津中央病院新病院竣工。
- 2003年(平成15年)7月15日 - 旧病院から新病院に完全移転[2]。
- 2006年(平成18年) - 地方公営企業法の全部適用により、君津中央病院企業団に組織改正。
- 2009年(平成21年)1月 - 県内2番目のドクターヘリを配備[3]。
- 2010年(平成22年) - 診療A棟が竣工。通院治療センター(血液浄化療法室、化学療法室)が稼働開始。
- 2017年(平成29年) - 手術支援ロボット『ダヴィンチ』を導入。
- 2023年(令和5年)4月3日 - アメニティ棟が竣工。タリーズコーヒー、院内薬局としてアイン薬局が開業。
施設概要
[編集]病床数
[編集]- 病床数 660床(2024年4月1日現在)
- 一般 636床
- 結核 18床
- 感染症 6床
診療科
[編集]医療機関の指定
[編集]- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 指定養育医療機関
- 戦傷病者特別援護法指定医療機関
- 原子爆弾被爆者医療指定医療機関
- 原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱医療機関
- 第二種感染症指定医療機関
- 公害医療機関
- 母体保護法指定医の配置されている医療機関
- 災害拠点病院
- 小児救急医療拠点病院
- 救命救急センター
- 臨床研修指定病院
- がん診療連携拠点病院
- エイズ治療拠点病院
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- DPC対象病院
- 指定療育機関
- 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 地域周産期母子医療センター
ドクターヘリ
[編集]- マクドネル・ダグラス社製 MD902(ドクターヘリ仕様)
- 巡航速度 約280 km/h
- 乗客数 最大4人
- エンジン 双発
- 運行、整備は朝日航洋が行っている。
2009年(平成21年)1月に県内で日本医科大学千葉北総病院に次ぎ2機目のドクターヘリを配備[3]。50 km圏内では離陸から約15分から20分でランデブーポイントへ到着できる。当病院の配備により、県北部の北総病院と共に、今まで手薄であった県南部をカバーできる事となり、県内全域を約15分以内で到着できる事となった。また人口密集地である千葉市や葛南地域も約15分以内に到着できる他、千葉北総病院、埼玉医科大学総合医療センター(埼玉県川越市)、杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)、東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)とともに東京湾を囲んで5機配置することで、東京湾岸エリアにおける有事や重症患者等に対処できる体制となっている[4]。
アクセス
[編集]病院名に付く「君津」は地域としての旧君津郡を指しており、君津市ではなく木更津市にあることに注意が必要である。
- 自家用車 : 国道127号線沿いにあり、館山自動車道の木更津南インターチェンジから北に1.2 kmの場所にある。
- 鉄道 : JR東日本内房線木更津駅で下車。
- 路線バス(木更津駅)
- 東口1番バス乗り場から日東交通バスに乗車し、「シーアイタウン行」または「八幡台ニュータウン行」で約10分。
- 西口5番・6番バス乗り場から日東バスに乗車し、「君津駅南口行(君津中央病院経由)」または「小糸中島行」で約10分。
- 路線バス(君津駅)
- 南口3番乗り場から「木更津駅西口行(君津中央病院経由)」で約20分。
大佐和分院
[編集]君津中央病院大佐和分院 | |
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情報 | |
標榜診療科 | 内科、神経内科、循環器科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科 |
許可病床数 |
36床 一般病床:36床 |
職員数 | 68名 |
開設者 | 君津中央病院事業団 |
管理者 | 北湯口広(分院長) |
地方公営企業法 | 全部適用 |
所在地 |
〒293-0036 千葉県富津市千種新田710 |
位置 | 北緯35度17分42秒 東経139度51分0秒 / 北緯35.29500度 東経139.85000度 |
二次医療圏 | 君津 |
PJ 医療機関 |
富津市に分院がある。
- 住所:富津市千種新田710
- 診療科:内科、小児科、外科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、眼科、循環器科、神経内科
- 交通アクセス:内房線大貫駅より西に徒歩10分。
脚注
[編集]- ^ a b “関係者3百人 開院50歳祝う 君津中央病院”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 13. (1988年10月6日)
- ^ “高度医療提供へ設備充実 君津中央病院新病棟へ移転 ベッド増床ヘリポートも”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (2003年7月16日)
- ^ a b “「地元にも大きな安心」 君津中央病院にドクターヘリ 11日、市民見学会も”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 17. (2009年1月8日)
- ^ “東京五輪、ドクターヘリ持たない羽田空港の医療体制は【岩貞るみこの人道車医】 publisher=Response” (2018年5月24日). 2024年4月20日閲覧。
関連項目
[編集]- 君津中央病院附属看護学校 - 付属機関