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三村芳織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
向井芳織から転送)

三村 芳織(みむら かおり、1981年7月31日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁女流棋士。旧姓は向井(むかい)。三重県出身、東京都板橋区育ち。本田幸子七段門下。

略歴

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  • 夫は、三村智保(三村智保は再婚)。向井三姉妹の長女で妹に同じくプロ棋士の長島梢恵向井千瑛。梢恵、千瑛の順に入段し自身は最後の入段であった。小林4姉弟(小林千寿、孝之準棋士、健二)は、母の従兄弟にあたる(小林の父と向井の母方祖父が兄弟)。[1]
  • 祖父の兄弟である小林覚の父に教えられ、囲碁を妹とともに始める。後に本田幸子の開催する本田会で研鑽を続ける。その後院生となる。
  • 1997年、棋士採用試験で予選落ち[2]。女流棋士採用試験でも、予選落ち[3]
  • 1998年、女流棋士採用試験で6位に終わる[4]
  • 1999年、棋士採用試験では、本戦14位に終わる[5]。女流棋士採用試験で万波佳奈渋澤真知子の4位で入段できず(3位は石井茜[6]
  • 2000年、棋士採用試験では、予選で敗退[7]。女流棋士採用試験では鈴木歩の2位に終わり、入段できず[8]
  • 2001年、棋士採用試験では、本戦11位に終わる[9]。女流棋士採用試験では潘坤鈺、妹の梢恵の7位に終わり、入段できず[10]。年齢制限で院生を退会となる。
  • 2002年全日本女流アマに出場も、本戦敗退[11]。棋士採用試験では、予選落ち[12]。女流棋士採用試験では、中島美絵子の3位に終わり、入段できず[13]
  • 2003年、全日本女流アマで優勝[14]。冬季棋士採用試験では、村上晶英謝依旻の5位に終わり入段ならず[15]。女流棋士採用試験では、妹千瑛・奥田あやの5位に終わり、入段できず[16]
  • 2004年、冬季棋士採用試験に臨むも外来予選で敗退[17]。女流棋士採用試験では、7戦全勝の1位で入段を果たす[18]
  • 2007年 第20期女流名人戦敗者復活戦で梢恵との姉妹対決を制し、勝ちあがってきた千瑛と初の姉妹対決。芳織が勝利した[19]
  • 2009年1月1日、三村智保と結婚[20]4月3日、勝星規定で昇段[21]9月2日、棋士名を妹の梢恵と同日に向井姓から現姓に変更[22][23]
  • 2010年1月20日、長男を出産[24][25]
  • 2012年1月19日、双子(次男、三男)を出産[26]
  • 2012年、第25期女流名人戦で次妹梢恵との姉妹対決。これに勝利する[27]
  • 2014年11月22日、夫の三村智保とのペアで日本棋院90周年記念の非公式戦「夫婦棋士囲碁トーナメント戦」準優勝[28]

昇段・良績

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脚注

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外部リンク

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