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名鉄DB75形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名鉄DB75形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋パルプ(75)
ユニチカ(76)
製造所 日本車輌製造
製造年 1963年(75)
1969年(76)
製造数 2両
引退 1982年(75)
1971年(76)
主要諸元
軸配置 B
軌間 1,067 mm
全長 6,500 mm
全幅 2,740 mm
全高 3,365 mm
運転整備重量 20.0 t
動力伝達方式 機械式
機関 日野AD59ディーゼル機関1基
制動装置 手動・空気
出力 153 ps/1,800 rpm
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名鉄DB75形ディーゼル機関車(めいてつDB75がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されたディーゼル機関車である。2両(75・76)が存在した。

概要

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日本車輌製造製の小型ディーゼル機関車で、L字形車体の15t車である。ともに私有車で車両の車籍は名古屋鉄道であった。

DB75は1963年(昭和38年)製で所有権は名古屋パルプ広見線可児川駅から伸びる同社専用線で運用されたが、専用線廃止により1982年(昭和57年)7月に廃車。その後は小西砕石に移り、高山本線坂祝駅の専用線で運用された。

DB76は1969年(昭和44年)製で所有権はユニチカDB5形に代わり挙母線大樹寺駅から伸びる同社岡崎工場専用線で運用されたが、1971年(昭和46年)10月に岡多線岡崎駅 - 北岡崎駅間のユニチカ岡崎工場向けの輸送が開始したのに伴い廃車された。廃車後は日本通運に売却され、笠寺駅の専用線で使用された。

参考文献

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  • 鉄道ピクトリアル2月号別冊「鉄道ピクトリアルアーカイブスセレクション30「名古屋鉄道1960〜1970」 2015年発行
  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1