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名古屋大学出版会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋大学出版会
正式名称 名古屋大学出版会
英文名称 The University of Nagoya Press
種類 一般財団法人
法人番号 2180005014612 ウィキデータを編集
設立日 1982年6月
本社郵便番号 464-0814
本社所在地 愛知県名古屋市千種区不老町1 名古屋大学構内
外部リンク http://www.unp.or.jp
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名古屋大学出版会(なごやだいがくしゅっぱんかい)は、1982年に任意団体として設立され、「中部地方の、さらにはわが国の学術・文化の振興に寄与するため」1985年に財団法人化された大学出版会であり、中部地方を軸に、広く全国の大学・研究機関の研究者による研究書・大学教科書等の出版を行っている[1]

これまで、名古屋大学を中心としながらも、愛知教育大学名古屋工業大学愛知県立大学名古屋市立大学愛知学院大学金城学院大学椙山女学園大学中京大学中部大学名古屋学院大学南山大学などの各大学が、理事評議員を出してきた。

公益法人制度改革に伴い、2012年に一般財団法人となった。

1998年、梓会出版文化賞特別賞を受賞[2]、また2006年には、「学術分野での先駆的出版活動」に対して中日文化賞を受賞している[3]。研究書・大学教科書(単著・共著・翻訳)を中心に、大部の著作も積極的に刊行するのが特徴で、2024年3月31日現在で出版点数は1129点、受賞件数は262件に及ぶなど編集には定評がある。

中部11県(愛知県岐阜県三重県滋賀県静岡県長野県福井県石川県富山県新潟県山梨県)の大学に在職する研究者の優れた研究成果(単著)に対する刊行助成制度を有する[4]

由来

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1982年に任意団体として設立され、その後、中京地区の政財界、18の大学、名古屋大学同窓会・卒業生等からの寄附金により1985年に財団法人化された[5]。名古屋大学構内にある事務所は、名古屋大学出版会が建設した上で名古屋大学に寄附し、賃貸料を支払って使用している[6]

主な出版物

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受賞図書[4]

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  • 1985年[7]:Marie-Agnès Morita-Clément 著 『L’image de l’Allemagne dans le roman Français de 1945 à nos jours』 (フランス学士院アカデミーフランセーズ銅賞(文学賞))
  • 1986年:小川鼎三監訳/酒井恒訳編 『ターヘル・アナトミアと解体新書』 (第22回日本翻訳出版文化賞
  • 1988年:訳者代表 國本哲男・山口厳・中条直樹 『ロシア原初年代記』 (第24回日本翻訳出版文化賞
  • 1989年:ウィリアム・ブレイク著 梅津濟美訳 『ブレイク全著作』 (第26回日本翻訳文化賞(2団体より))
  • 1991年:伊藤正直著『日本の対外金融と金融政策』 (第31回エコノミスト賞
  • 1992年:田中正明著『日本湖沼誌』 (月刊「水」論文賞)、フランチェスコ・ペトラルカ著 池田廉訳 『ペトラルカ カンツォニエーレ』 (第29回日本翻訳文化賞
  • 1993年:鈴木勝忠著『近世俳諧史の基層』 (第47回文部大臣奨励賞
  • 1994年:近藤孝弘著『ドイツ現代史と国際教科書改善』 (1993年度日本比較教育学会平塚賞)、毛里和子著『現代中国政治』 (第6回アジア・太平洋賞大賞)、黒田明伸著『中華帝国の構造と世界経済』 (第16回サントリー学芸賞)、森田勝昭著『鯨と捕鯨の文化史』 (第48回毎日出版文化賞
  • 1995年:林董一著『近世名古屋商人の研究』(第21回明治村賞)、成生達彦著『流通の経済理論』 (平成7年日本商業学会優秀賞/第27回経営科学文献賞)、福田眞人著『結核の文化史』 (第49回毎日出版文化賞
  • 1996年:佐々木英昭著『「新しい女」の到来』(第1回日本比較文学会賞
  • 1997年:稲賀繁美著『絵画の黄昏』 (第19回サントリー学芸賞/第14回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞/第 6回倫雅美術奨励賞)、湯浅信之訳『ジョン・ダン全詩集』(第34回日本翻訳文化賞)、須藤功著『アメリカ巨大企業体制の成立と銀行』 (1997年アメリカ学会清水博賞
  • 1998年:加藤弘之著『中国の経済発展と市場化』 (第14回大平正芳記念賞)、嘉数啓・吉田恒昭編 『アジア型開発の課題と展望』 (第10回アジア・太平洋賞特別賞)、坪井秀人著『声の祝祭』 (日本比較文学会創立50周年記念大賞)、谷本雅之著『日本における在来的経済発展と織物業』 (第41回日経・経済図書文化賞/平成10年度中小企業研究奨励賞
  • 1999年:竹本洋著『経済学体系の創成』(1999年度日本学士院賞
  • 2000年:岡本隆司著『近代中国と海関』 (第16回大平正芳記念賞)、稲賀繁美『絵画の東方』(第13回和辻哲郎文化賞
  • 2001年:高橋友子著『捨子たちのルネッサンス』(第23回マルコ・ポーロ賞)、和田光弘著『紫煙と帝国』 (2000年度アメリカ学会清水博賞)、松本俊郎著『「満州国」から新中国へ』 (第44回日経・経済図書文化賞)、末廣昭著『キャッチアップ型工業化論』 (第13回アジア・太平洋賞大賞)、長尾伸一著『ニュートン主義とスコットランド啓蒙』 (第23回サントリー学芸賞)、ルドヴィコ・アリオスト著 脇功訳 『アリオスト 狂えるオルランド』 (第38回日本翻訳文化賞
  • 2002年:佐藤彰一著『修道院と農民』 (2002年度日本学士院賞)、石川九楊著『日本書史』 (第56回毎日出版文化賞)、ルドヴィコ・アリオスト著 脇功訳 『アリオスト 狂えるオルランド』 (第11回ピーコ・デッラ・ミランドラ賞)、脇村孝平著 『飢饉・疫病・植民地統治』 (第6回国際開発研究大来賞)、田中恭子著『国家と移民』 (第14回アジア・太平洋賞特別賞
  • 2003年:ピーター・B・ハーイ著 『帝国の銀幕』(アメリカ映画・メディア学会賞)、丸川知雄著 『シリーズ現代中国経済3「労働市場の地殻変動」』 (第19回大平正芳記念賞)、溝口常俊著『日本近世・近代の畑作地域史研究』(2003年度人文地理学会学会賞)、ロバート・D・エルドリッヂ著『沖縄問題の起源』 (第25回サントリー学芸賞/第15回アジア・太平洋賞特別賞
  • 2004年:鍋島直樹著『ケインズとカレツキ』 (第1回経済学史学会研究奨励賞)、吉澤誠一郎著『天津の近代』 (第1回山口一郎記念賞)、佐藤宏著 『シリーズ現代中国経済7「所得格差と貧困」』(平成16年度発展途上国研究奨励賞)、秋田茂著『イギリス帝国とアジア国際秩序』 (第20回大平正芳記念賞)、松澤和宏著『生成論の探究』(第14回宮沢賢治賞奨励賞)、小林傳司著『誰が科学技術について考えるのか』(第4回日経BP・BizTech図書賞)、川島真著『中国近代外交の形成』(第26回サントリー学芸賞)、橘川武郎著『日本電力業発展のダイナミズム』 (第25回エネルギーフォーラム賞)、平野聡著『清帝国とチベット問題』 (第26回サントリー学芸賞
  • 2005年:岡本隆司著 『属国と自主のあいだ』(第27回サントリー学芸賞)、毛里和子著 『新版 現代中国政治』 (平成17年度櫻田會特別功労賞)、宮下規久朗著『カラヴァッジョ』 (第27回サントリー学芸賞/第10回地中海学会ヘレンド賞)、齋藤希史著『漢文脈の近代』 (第27回サントリー学芸賞
  • 2007年:山口庸子著『踊る身体の詩学』 (2006年度日本ドイツ学会奨励賞)、末廣昭著『ファミリービジネス論』 (第2回樫山純三賞
  • 2008年:長谷川博隆訳『モムゼン ローマの歴史(全4巻)』(第45回日本翻訳文化賞)、宮紀子著『モンゴル時代の出版文化』 (第5回日本学術振興会賞/第5回日本学士院学術奨励賞)、山口庸子著 『踊る身体の詩学』(第5回日本独文学会賞)、J・グローマー著 『瞽女と瞽女唄の研究』 (第19回小泉文夫音楽賞/第25回田邉尚雄賞)、眞壁仁著『徳川後期の学問と政治』 (第6回徳川賞/第30回角川源義賞)、曽我謙悟待鳥聡史著 『日本の地方政治』(2008年度日本公共政策学会賞著作賞)、本郷亮著『ピグーの思想と経済学』(第5回経済学史学会研究奨励賞)、須藤功著『戦後アメリカ通貨金融政策の形成』 (第15回連合駿台会学術賞)、浅野豊美著『帝国日本の植民地法制』 (第38回吉田茂賞)、林洋子著『藤田嗣治 作品をひらく』(第30回サントリー学芸賞
  • 2009年:モムゼン著 長谷川博隆訳 『モムゼン ローマの歴史(全4巻)』(2008年度ドイツ連邦共和国レッシング翻訳賞)、安藤隆穂著『フランス自由主義の成立』(2009年度日本学士院賞)、橘川武郎・粕谷誠編 『日本不動産業史』(第4回不動産協会優秀著作奨励賞)、西澤泰彦著『日本植民地建築論』 (2009年日本建築学会賞)、浅野豊美著『帝国日本の植民地法制』(第25回大平正芳記念賞)、田所昌幸著『国際政治経済学』(第27回政治研究櫻田會奨励賞)、林洋子著『藤田嗣治 作品をひらく』(第14回日本比較文学会賞/第26回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞)、石川九楊著『近代書史』(第36回大佛次郎賞)、宮地英敏著『近代日本の陶磁器業』(第4回政治経済学・経済史学会賞)、松森奈津子著『野蛮から秩序へ』 (第31回サントリー学芸賞
  • 2010年:山中由里子著『アレクサンドロス変相』(第9回島田謹二記念学藝賞/第15回日本比較文学会賞/第7回日本学術振興会賞/第7回日本学士院学術奨励賞)、在来家畜研究会編 『アジアの在来家畜』 (平成23年度日本農学賞)、和田一夫著『ものづくりの寓話』(第53回日経・経済図書文化賞)、倉田徹著『中国返還後の香港』(第32回サントリー学芸賞)、韓載香著『「在日企業」の産業経済史』(平成22年度中小企業研究奨励賞・本賞)、井上正也著『日中国交正常化の政治史』(第40回吉田茂賞
  • 2011年:清川雪彦著『近代製糸技術とアジア』(第24回日本産業技術史学会賞)、韓載香著『「在日企業」の産業経済史』(第5回企業家研究フォーラム賞)、上島亨著『日本中世社会の形成と王権』(第33回角川源義賞)、清水耕一著『労働時間の政治経済学』(2010年度社会政策学会学術賞)、井上正也著『日中国交正常化の政治史』(第33回サントリー学芸賞)、菅山真次著『「就社」社会の誕生』 (第54回日経・経済図書文化賞/第26回冲永賞)、小堀聡著 『日本のエネルギー革命』 (第54回日経・経済図書文化賞/第6回政治経済学・経済史学会賞)、隠岐さや香著『科学アカデミーと「有用な科学」』(第33回サントリー学芸賞/第9回パピルス賞)、仁平典宏著『「ボランティア」の誕生と終焉』 (第13回損保ジャパン記念財団賞)、篠原久典・齋藤弥八著 『フラーレンとナノチューブの科学』(第64回中日文化賞
  • 2012年:和田一夫著 『ものづくりの寓話』(第25回日本産業技術史学会賞)、中西聡著『海の富豪の資本主義』 (2012年度日本学士院賞)、韓載香著『「在日企業」の産業経済史』 (第7回政治経済学・経済史学会賞)、隠岐さや香著 『科学アカデミーと「有用な科学」』 (第38回山崎賞/第9回日本学術振興会賞/第9回日本学士院学術奨励賞)、城山智子著『大恐慌下の中国』 (第28回大平正芳記念賞)、仁平典宏著 『「ボランティア」の誕生と終焉』 (日本社会学会第11回奨励賞)、水野千依著 『イメージの地層』 (第34回サントリー学芸賞/花王芸術・科学財団 第7回「美術に関する研究奨励賞」)、田中彰著『戦後日本の資源ビジネス』 (2012年度国際ビジネス研究学会賞/第16回日本流通学会賞)、高槻泰郎著『近世米市場の形成と展開』(第55回日経・経済図書文化賞)、坪井秀人著 『性が語る』(第4回鮎川信夫賞)、井口治夫著『鮎川義介と経済的国際主義』(第34回サントリー学芸賞)、堀まどか著『「二重国籍」詩人 野口米次郎』 (第34回サントリー学芸賞
  • 2013年:水野千依著 『イメージの地層』 (第1回フォスコ・マライーニ賞)、梶谷懐著 『現代中国の財政金融システム』 (第29回大平正芳記念賞)、貴堂嘉之著『アメリカ合衆国と中国移民』 (第18回アメリカ学会清水博賞)、井口治夫著 『鮎川義介と経済的国際主義』 (第7回企業家研究フォーラム賞)、福澤直樹著 『ドイツ社会保険史』 (第19回社会政策学会奨励賞)、川上桃子著 『圧縮された産業発展』 (第29回大平正芳記念賞)、麻田雅文著『中東鉄道経営史』 (第8回樫山純三賞/第4回鉄道史学会住田奨励賞)、沢井実著 『近代日本の研究開発体制』 (第56回日経・経済図書文化賞/第7回企業家研究フォーラム賞)、将基面貴巳著『ヨーロッパ政治思想の誕生』(第35回サントリー学芸賞
  • 2014年:高槻泰郎著『近世米市場の形成と展開』(第9回政治経済学・経済史学会賞)、田中祐理子著 『科学と表象』 (第5回表象文化論学会賞奨励賞)、末近浩太著『イスラーム主義と中東政治』(第4回地域研究コンソーシアム賞)、橋本周子著 『美食家の誕生』 (第31回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞)、高田英樹訳 『マルコ・ポーロ/ルスティケッロ・ダ・ピーサ 世界の記』(第51回日本翻訳文化賞)、柳澤悠著『現代インド経済』 (第18回国際開発研究大来賞
  • 2015年:マティアス・ゲルツァー著 長谷川博隆訳『ローマ政治家伝(全3巻)』 (第51回日本翻訳出版文化賞)、池上俊一著『公共善の彼方に』(第2回フォスコ・マライーニ賞)、太田淳著 『近世東南アジア世界の変容』 (第12回日本学術振興会賞/第12回日本学士院学術奨励賞)、西川輝著 『IMF自由主義政策の形成』 (第10回政治経済学・経済史学会賞)、三牧聖子著『戦争違法化運動の時代』 (第20回アメリカ学会清水博賞)、林載桓著 『人民解放軍と中国政治』 (第36回発展途上国研究奨励賞/第27回アジア・太平洋賞特別賞)、前田裕子著 『ビジネス・インフラの明治』 (平成26年度土木学会出版文化賞)、稲吉晃著『海港の政治史』(第41回藤田賞)、近藤則夫著 『現代インド政治』 (第10回樫山純三賞)、奈良岡聰智著 『対華二十一ヵ条要求とは何だったのか』 (第37回サントリー学芸賞/第27回アジア・太平洋賞大賞
  • 2016年:ロバート・D・エルドリッヂ著 『尖閣問題の起源』 (第32回大平正芳記念賞/第3回国基研日本研究賞奨励賞)、成生達彦著 『チャネル間競争の経済分析』 (第2回日本応用経済学会著作賞)、杉山清彦著『大清帝国の形成と八旗制』 (平成28年度三島海雲学術賞)、夫馬進著 『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』 (第14回徳川賞/第5回パジュ・ブック・アワード著作賞)、南修平著 『アメリカを創る男たち』 (第21回アメリカ学会清水博賞)、上村泰裕著 『福祉のアジア』 (第28回アジア・太平洋賞特別賞)、永岡崇著 『新宗教と総力戦』 (2016年度日本宗教学会賞)、塩出浩之著『越境者の政治史』 (第70回毎日出版文化賞/第38回サントリー学芸賞/第38回角川源義賞)、木村洋著『文学熱の時代』 (第38回サントリー学芸賞)、伊藤亜聖著 『現代中国の産業集積』 (第4回日本ベンチャー学会清成忠男賞)、石川亮太著『近代アジア市場と朝鮮』 (第59回日経・経済図書文化賞)、加藤弘之著 『中国経済学入門』 (第28回アジア・太平洋賞特別賞
  • 2017年:川邊岩夫著 『希土類の化学』(2017年日本地球化学会学会賞)、永岡崇著『新宗教と総力戦』 (第11回日本思想史学会奨励賞)、伊藤亜聖著『現代中国の産業集積』(第33回大平正芳記念賞)、渡辺将人著『現代アメリカ選挙の変貌』 (第33回大平正芳記念賞)、小野沢透著『幻の同盟 上下巻』 (第22回アメリカ学会清水博賞)、角谷快彦著『介護市場の経済学』 (2017年日本公共政策学会著作賞)、岡田勇著『資源国家と民主主義』 (2017年度ラテン・アメリカ政経学会研究奨励賞/第38回発展途上国研究奨励賞)、中谷惣著『訴える人びと』 (第14回日本学士院学術奨励賞/第14回日本学術振興会賞/第15回天野和夫賞/第3回フォスコ・マライーニ賞)、今井祐子著『陶芸のジャポニスム』 (第38回ジャポニスム学会賞)、鎌田由美子著『絨毯が結ぶ世界』 (第14回日本学士院学術奨励賞/第14回日本学術振興会賞)、神田さやこ著『塩とインド』 (第60回日経・経済図書文化賞)、岡本隆司著『中国の誕生』 (第29回アジア・太平洋賞特別賞/第12回樫山純三賞)、真崎翔著『核密約から沖縄問題へ』 (第4回日本島嶼学会研究奨励賞
  • 2018年:小川眞里子著『病原菌と国家』(第12回日本科学史学会学術賞)、鎌田由美子著『絨毯が結ぶ世界』 (第35回大平正芳記念賞)、野村康著『社会科学の考え方』(2018年日本公共政策学会著作賞)、池上俊一著『原典 ルネサンス自然学 上下巻』 (第54回日本翻訳出版文化賞)、宝剣久俊著『産業化する中国農業』(第34回大平正芳記念賞)、新居洋子著『イエズス会士と普遍の帝国』 (第40回サントリー学芸賞/第35回渋沢・クローデル賞本賞)、高島正憲著『経済成長の日本史』(第61回日経・経済図書文化賞)、韓載香著『パチンコ産業史』 (第40回サントリー学芸賞)、宮紀子著『モンゴル時代の「知」の東西 上下巻』(2018年パジュ・ブック・アワード著作賞
  • 2019年:鈴木広光著『日本語活字印刷史』(第8回ゲスナ―賞「本の本」部門金賞)、家島彦一著『イブン・バットゥータと境域への旅』 (第5回三笠宮オリエント学術賞)、森万祐子著『朝鮮外交の近代』 (第35回大平正芳記念賞)、宝剣久俊著『産業化する中国農業』 (2019年度日本農業経済学会学術賞)、長縄宣博著『イスラームのロシア』(第8回三島海雲学術賞)、湯澤規子著『胃袋の近代』(第19回人文地理学会学会賞/第12回生協総研賞研究賞)、清水麗著『台湾外交の形成』 (第31回アジア・太平洋賞特別賞)、小川道大著『帝国後のインド』 (第62回日経・経済図書文化賞)、松井裕美著『キュビスム芸術史』(第32回和辻哲郎文化賞)、中島裕喜著『日本の電子部品産業』(第44回中小企業研究奨励賞準賞
  • 2020年:鶴田綾著『ジェノサイド再考』(第32回日本アフリカ学会研究奨励賞)、関智英著『対日協力者の政治構想』(第36回大平正芳記念賞)、岩橋勝著『近世貨幣と経済発展』(第18回德川賞)、チャールズ・テイラー著 千葉眞監訳『世俗の時代(上下巻)』(第56回日本翻訳出版文化賞)、岩井茂樹著『朝貢・海禁・互市』(第63回日経・経済図書文化賞)、谷口美代子著『平和構築を支援する』(第32回アジア・太平洋賞特別賞/2020年度国際開発学会奨励賞/第24回国際開発研究大来賞
  • 2021年:長縄宣博著『イスラームのロシア』(第18回日本学士院学術奨励賞/第18回日本学術振興会賞)、関智英著『対日協力者の政治構想』(第10回三島海雲学術賞)、佐藤創著『試される正義の秤』(第42回アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞)、蒲豊彦著『闘う村落』(第16回樫山純三賞)、本部勝大著『租税回避と法』(第1回租税法学会賞)、杉原薫著『世界史のなかの東アジアの奇跡』(第33回アジア・太平洋賞大賞)、松原知生著『転生するイコン』(第5回フォスコ・マライーニ賞)、東慎一郎著『ルネサンスの数学思想』(第16回日本科学史学会学術賞)、三浦篤著『移り棲む美術』(第72回芸術選奨文部科学大臣賞/第34回和辻哲郎文化賞)、北村陽子著『戦争障害者の社会史』(第43回サントリー学芸賞)、中村督著『言論と経営』(第38回渋沢・クローデル賞本賞
  • 2022年:安元稔著『イギリス歴史人口学研究』(第18回日本人口学会賞普及奨励賞)、中村督著『言論と経営』(第43回日本出版学会賞奨励賞)、田中智晃著『ピアノの日本史』(2022年度第16回企業家研究フォーラム賞)、堀内義隆著『緑の工業化』(第43回アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞/2022年度中小企業研究奨励賞経済部門・準賞)、五十嵐隆幸著『大陸反攻と台湾』(第38回大平正芳記念賞/第12回地域研究コンソーシアム賞/第8回猪木正道賞/2022年度国際安全保障学会最優秀出版奨励賞(佐伯喜一賞))、山本嘉孝著『詩文と経世』(第15回日本古典文学学術賞)、井上正夫著『東アジア国際通貨と中世日本』(第34回アジア・太平洋賞特別賞)、藤田菜々子著『社会をつくった経済学者たち』(第11回名古屋大学水田賞)アダム・タカハシ著『哲学者たちの天球』(webゲンロン「人文的大賞2022」(著作部門)
  • 2023年:岩橋勝著『近世貨幣と経済発展』(第113回日本学士院賞)、田中智晃著『ピアノの日本史』(2023年政治経済学・経済史学会賞)、稲葉肇著『統計力学の形成』(第18回日本物理学会若手奨励賞)、小林和夫著『奴隷貿易をこえて』(第44回アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞/2023年度大隈記念学術褒賞(奨励賞))、アンソニー・リード著/太田淳・長田紀之監訳『世界史のなかの東南アジア(上下巻)』(第39回大平正芳記念賞特別賞)、庄司智孝著『南シナ海問題の構図』(第39回大平正芳記念賞正賞)、前田簾孝著『塩と帝国』(第5回井筒俊彦学術賞)、杉本史子著『絵図の史学』(第1回中川久定記念基金由学館賞)、中屋信彦著『中国国有企業の政治経済学』(第35回アジア・太平洋賞特別賞)、藤田菜々子著『社会をつくった経済学者たち』(第8回(2023年度)進化経済学会学会賞)、月澤美代子著『ツベルクリン騒動』(第35回矢数医史学賞/第12回日本医学ジャーナリスト協会賞優秀賞)、森宜人著『失業を埋めもどす』(2022年度日本ドイツ学会奨励賞)、藤原貞朗著『共和国の美術』(第33回吉田秀和賞)、高橋力也著『国際法を編む』(第56回安達峰一郎記念賞)、杉江あい著『カースト再考』(2023年度国際開発学会奨励賞)、小俣ラポー日登美著『殉教の日本』(第45回サントリー学芸賞

脚注

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  1. ^ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』(一般社団法人 大学出版部協会、2013年)、『名古屋大学出版会十年誌 1982~1992』(名古屋大学出版会、1992年)。
  2. ^ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』(一般社団法人 大学出版部協会、2013年)、『名古屋大学出版会二十年誌 1992~2002』(名古屋大学出版会、2002年)。
  3. ^ 中日文化賞 受賞者一覧”. 中日新聞. 2022年5月5日閲覧。
  4. ^ a b 『名古屋大学出版会十年誌 1982~1992』(名古屋大学出版会、1992年)、『名古屋大学出版会二十年誌 1992~2002』(名古屋大学出版会、2002年)、『名古屋大学出版会三十年誌 2002~2013』(名古屋大学出版会、2013年)名古屋大学出版会
  5. ^ 『名古屋大学出版会十年誌 1982~1992』(名古屋大学出版会、1992年)。
  6. ^ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』(一般社団法人 大学出版部協会、2013年)。
  7. ^ 受賞年。

関連項目

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外部リンク

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