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南小野田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南小野田駅
駅入口(2012年5月)
みなみおのだ
Minami-Onoda
小野田港 (0.6 km)
(1.2 km) 南中川
地図
所在地 山口県山陽小野田市平成町6290-2
北緯33度58分38.71秒 東経131度10分30.08秒 / 北緯33.9774194度 東経131.1750222度 / 33.9774194; 131.1750222 (南小野田駅)座標: 北緯33度58分38.71秒 東経131度10分30.08秒 / 北緯33.9774194度 東経131.1750222度 / 33.9774194; 131.1750222 (南小野田駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 小野田線
キロ程 7.1km(居能起点)
宇部新川から8.9 km
電報略号 ナオ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
90人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1962年昭和37年)3月15日[2][3]*
備考 無人駅[4]
* 南小野田駅として独立した日付[2]#歴史参照。
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南小野田駅(みなみおのだえき)は、山口県山陽小野田市平成町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小野田線[1]

歴史

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「セメント町」の町名標

1915年大正4年)11月25日小野田港駅が開業した時は駅名がセメント町であっただけでなく、位置も今の南小野田駅の位置であった。セメント町駅は小野田鉄道の国有化に伴って1943年昭和18年)4月1日に小野田港駅に改称。その後、小野田線の雀田駅までの延伸が成った1947年(昭和22年)10月1日に現在地へ移転した。

この移転に際し、旧来の小野田港駅をそのまま「小野田港駅北口」として残したのが当駅の始まりであり、1962年(昭和37年)3月15日には南小野田駅として独立し、現在に至る。なお、「セメント町」は南小野田駅東方に、正式の地名として現存する。

年表

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  • 1915年大正4年)11月25日:小野田軽便鉄道が小野田駅からセメント町駅までを開通させ、同時にセメント町駅開業[2]
  • 1923年(大正12年)6月25日:小野田軽便鉄道が小野田鉄道に社名を変更する[3]
  • 1943年昭和18年)4月1日:小野田鉄道が国有化となり小野田線とされる[3]。同時にセメント町駅は小野田港駅に改称となる[3][2]
  • 1947年(昭和22年)10月1日:小野田線の小野田港駅から雀田駅までが開通する[3]。同時に小野田港駅は現在地に移転し旧小野田港駅がそのまま小野田港駅北口とされる[3][2]
    • なお、小野田港 - 雀田間開通と同時に、小野田線は一旦宇部西線に編入されるが、半年後の1948年(昭和23年)2月1日に旧宇部西線区間ともども小野田線に再改称された[3]
  • 1962年(昭和37年)
  • 1985年(昭和60年)2月1日無人駅[4]簡易委託駅化)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3][2]

駅構造

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列車同士の行き違いが出来ない停留所構造で、単式ホーム1面1線の地上駅。小野田方面に向かって右側にホームがある[1]。ホームへの出入口には簡便な駅舎がある。自動券売機等の設備もない。

利用状況

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1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 232
2000 189
2001 142
2002 122
2003 115
2004 103
2005 98
2006 104
2007 100
2008 107
2009 91
2010 91
2011 101
2012 93
2013 93
2014 95
2015 98
2016 115
2017 119
2018 120
2019 113
2020 96
2021 87
2022 90

駅周辺

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山口県立小野田工業高等学校
山口県信用組合本店

周辺は小野田の市街地。駅の西側には小野田港が広がっており太平洋セメントの工場がある。駅の東側には高校や銀行などがある。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
小野田線
小野田港駅 - 南小野田駅 - 南中川駅

脚注

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、27頁。 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、294頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b c d e f g h i 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日、25頁。 
  4. ^ a b “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月1日) 
  5. ^ 日本国有鉄道中国支社 編『中国支社30年史』日本国有鉄道中国支社、1966年10月31日、359頁。doi:10.11501/8798368全国書誌番号:66010199 
  6. ^ 山口県統計年鑑 - 山口県

関連項目

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外部リンク

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