コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

加賀田進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

加賀田 進(かがた すすむ、1911年明治44年)3月18日[1][2] - 2004年平成16年)5月13日[2])は、昭和期の労働運動家、政治家衆議院議員(5期)。

経歴

[編集]

石川県出身[1][2][注 1]。1932年(昭和7年)[注 2] 京都工学校電気科を卒業した[1][2]

京都府地方労働委員日本電池労働組合委員長、京都地方評議会議長などを務めた[1][2][3]1952年(昭和27年)4月、衆議院行政監察特別委員会に証人喚問された[4]

1952年(昭和27年)10月の第25回衆議院議員総選挙京都府第1区から左派社会党公認で出馬して初当選[1][3][5]。以後、1958年(昭和33年)5月の第28回総選挙まで再選された[6]第29回総選挙で落選したが[7]、1963年(昭和38年)11月の第30回総選挙で再選され[7]、衆議院議員に通算5期在任した[1][2][3]。この間、日本社会党総務局庶務部副部長、同企画局情報部長、同中央執行委員、同京都府連合会委員長、同党本部統制委員、全国金属労働組合京都地本委員長、勤労者福祉対策協議会長、全国金属本部特別中央執行委員、地方制度調査会委員などを務めた[1][2][3]。その後、第31回総選挙に立候補したが落選した[7]

のち社会党京都府連顧問[1]、京都勤労者住宅生活協同組合理事長[3]に就任した。

1981年(昭和56年)春の叙勲で勲二等瑞宝章受章[8]

2004年(平成16年)5月13日死去、93歳。死没日をもって従四位に叙される[9]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』157頁では京都府。
  2. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』157頁では昭和3年。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 『新訂 政治家人名事典』150頁。
  2. ^ a b c d e f g 『現代物故者事典 2003~2005』150頁。
  3. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』157頁。
  4. ^ 第13回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第18号 昭和27年4月21日
  5. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』247頁。
  6. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』247-248頁。
  7. ^ a b c 『国政選挙総覧 1947-2016』248頁。
  8. ^ 『官報』号外第35号1頁 昭和56年5月8日号
  9. ^ 『官報』第3872号10-11頁 平成16年6月16日号

参考文献

[編集]
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
  • 『現代物故者事典 2003~2005』日外アソシエーツ株式会社、2006年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。