加藤正人 (脚本家)
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加藤 正人(かとう まさと、1954年1月14日 - )は、日本の脚本家。秋田県出身。
略歴
[編集]- 1954年、秋田県能代市に生まれる
- 1972年、秋田県立能代高等学校卒業・早稲田大学社会科学部入学
- 1978年、早稲田大学中退
- 1984年、「サロメの唇」(藤井克彦監督作品)にて脚本家デビュー
- 1998年から2005年まで、日本映画学校専任講師
- 2006年から早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員助教授(07年より客員准教授、11年より14年まで客員教授)
- 2003年から2009年まで、社団法人シナリオ作家協会会長
- 2010年から2013年まで、東北芸術工科大学映像学科教授
- 2015年より2019年まで協同組合日本シナリオ作家協会理事長
受賞歴
[編集]- 1987年「SM教室・失禁」にて、第2回ロマン大賞・脚本賞受賞
- 1988年「若奥様のナマ下着」にて、第9回ズームアップ映画祭・脚本賞受賞
- 1998年「水の中の八月」第39回テッサロニキ国際映画祭(ギリシャ)グランプリ、国際批評家連盟賞
- 1999年「水の中の八月」第15回モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞
- 2001年「女学生の友」第4回菊島隆三賞受賞
- 2002年「女学生の友」第8回ジュネーブシネマトーテクラン・フェスティバル(CinemaTout Ecran)最優秀作品賞(グランプリ)
- 2005年「雪に願うこと」第18回東京国際映画祭 グランプリ他4部門受賞
- 2007年「雪に願うこと」第61回毎日映画コンクール最優秀脚本賞受賞
- 2009年「クライマーズ・ハイ」第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞
- 2011年「孤高のメス」第34回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞
- 2014年「ふしぎな岬の物語」第38回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ、第38回日本アカデミー賞 優秀脚本賞[1]
主な脚本作品
[編集]映画
[編集]- 猟色・サロメの唇(1984年)
- 宇能鴻一郎の・桃さぐり(1985年)
- SM教室・失禁(1986年)
- 愛奴人形・いかせて
- 赤い禁猟区・ハードコアの夜
- 発情娘・ぐりぐり遊び
- 盗撮マニア・フライデーの女
- 究極ONAINE・夢地獄
- ヘビーSEX87・感度良好(1987年)
- 看護女子寮・凌された白衣
- 寝技ギャル・後ろから一直線
- 若奥様のナマ下着
- 檻の中の欲しがる女たち
- 聖熟女(1988年)
- シャボン玉伝説
- 新童貞物語・ホンコン・バージン・ボーイ(1990年)
- 撃てば……かげろう(1991年)
- ファンキー・モンキー・ティーチャー
- ファンキー・モンキー・ティーチャー2 東京進攻大作戦(1992年)
- 超アブノーマル集団・変態まみれ(1993年)
- 800 TWO LAP RUNNERS(1994年)
- 君といつまでも
- 三たびの海峡(1995年)
- ゲレンデがとけるほど恋したい。(1996年)
- 水の中の八月(1998年)
- DRUG(2001年)
- 女学生の友
- Star Light
- OKITE(2003年)
- 機関車先生(2004年)
- メールで届いた物語「やさしくなれたら」(オムニバス・2005年)
- 誰がために
- 雪に願うこと(2006年)
- 日本沈没(2006年)
- クライマーズ・ハイ(2008年)
- 孤高のメス(2010年)
- 雷桜(2010年)
- 天地明察(2012年)
- だいじょうぶ3組(2013年)
- 草原の椅子
- ふしぎな岬の物語(2014年)
- エヴェレスト 神々の山嶺(2016年)
- 彼女の人生は間違いじゃない (2017年)
- ミッドナイト・バス(2018年)
- 凪待ち(2019年)
- 破戒(2022年)[2]
- 愛のこむらがえり(2023年)
- Gメン(2023年)
- 碁盤斬り(2024年)
ビデオシネマ
[編集]- 気分はエロチック(1987年)
- 女体美食倶楽部
- アダルト伝説・シスターセレナーデ(1989年)
- 野獣駆けろ(1990年)
- 傷だらけのライセンス(1991年)
- 死神の使者
- 獣のように 完結篇(1992年)
- ダボ(1993年)
- 闇金の帝王・銀と金
- 雀豪烈伝・海底に眠る月(1994年)
- 尻を撫でまわしつづけた男/痴漢日記(1995年)
- 尻を撫でまわしつづけた男/痴漢日記2
- 平成残侠伝・ぶった斬れ(1996年)
- 尻を撫でまわしつづけた男/痴漢日記4
- ダブルエックス・しなやかな美獣(1997年)
- 平成残侠伝・外道は殺れ!
- 尻を撫でまわしつづけた男/痴漢日記5
- 平成極道伝・阿修羅が斬る!
- 尻を撫でまわしつづけた男・痴漢日記6
- 平成極道伝・夜叉が裂く!(1999年)
- 新痴漢日記2
- 侠道2(2002年)
- 侠道3
テレビドラマ
[編集]- パパは殺し屋(1989年・TBS)
- 殺意を秘めた女(1989年・CX)
- ラスト・シーン(1990年・NTV)
- 真夜中に微笑む女(1990年・NTV)
- リップスティック(1991年・TBS)
- 放課後(1991年・TBS)
- 素敵な恋をしてみたい・I am a girl(1992年・TBS)
- 俺たちルーキーコップ・大変身(1992年・TBS)
- 世にも奇妙なミステリー2 妻に言えない夫の秘密(1)(1995年・CX)
- 天国への階段(2002年・YTV)
- ビタミンF(最終章)「母帰る」(2002年・NHK)
- よど号ハイジャック事件(2002年・NTV)
- 真相(2005年・TBS)
配信ドラマ
[編集]小説
[編集]- 凪待ち(2019年・キノブックス)(2020年・光文社文庫)
- 碁盤斬り 柳田格之進異聞(2024年・文春文庫)
出演
[編集]- 映画「IZO」(2004年・三池崇史監督)判事2
- 映画「死刑に至る病」(2022年・白石和彌監督)大学教授
- CM「積水ハウス」(2020年)「雨の日も忙しい時もゆっくりまったりとした時も家に帰れば」編
関連人物
[編集]脚注
[編集]- ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月16日閲覧。
- ^ “間宮祥太朗主演、島崎藤村の「破戒」60年ぶりに映画化 相手役は石井杏奈”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年2月16日) 2022年2月16日閲覧。
外部リンク
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