利用者:Water & RAINBOW/下書き4-2 小柳ゆき アルバム
扉
[編集]各ゲート
[編集]小柳ゆき
[編集]KOYANAGI the DISCO
[編集]『KOYANAGI the DISCO』 | ||||
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小柳ゆき の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | ワーナーミュージック・ジャパン | |||
チャート最高順位 | ||||
58位 | ||||
小柳ゆき アルバム 年表 | ||||
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『KOYANAGI the DISCO』(コヤナギ・ザ・ディスコ)は小柳ゆきの2枚目のカバー・アルバム。
解説
[編集]カバー・アルバムとしては、『Koyanagi the Covers PRODUCT 1』から約2年10ヶ月振りとなる。
前作に引き続き、洋楽のカバーで構成されており、12曲中7曲がドナ・サマーのカバー、5曲がフィリー・ソウルの主要グループであるスタイリスティックスのカバーとなっている。
収録曲
[編集]- ON THE RADIO
- 作詞:MORODER GIORGIO/作曲:SUMMER DONNA
- 14thシングルとしても発売された。
- HOT STUFF
- 作詞・作曲:PETER BELLOTTE/HAROLD FALTERMEIER/FORSEY KEITH
- BAD GIRLS
- 作詞・作曲:PATRIC JOSEPH ESPSITO/PETER EDWARD HOKENSON/BRUCE SUDANO/DONNA SUMMER
- HEAVEN KNOWS
- 作詞・作曲:DONNA SUMMER/GIORGIO MORDER/PETTER BELLOTTE/RICHARD GREGORY MATHIESON
- COULD IT BE MAGIC
- 作詞・作曲:Barry Manilow/Adrien Anderson
- MacArthur Park
- 作詞・作曲:Jimmy Webb
- 後に22ndシングルとしても発売された。
- NO MORE TEARS(Enough Enough)
- 作詞・作曲:PAUL F JABARA/BROUCE ROBERTS
- CAN'T GIVE YOU ANYTHING(But My Love)
- 作詞・作曲:HUGO E PERETTI/LUIGI CREATONE/GEORGE DAVID WEISS
- YOU ARE EVERYTHING
- 作詞・作曲:THOMAS RANDLPH BELL/LINDA CREED
- YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
- 作詞・作曲:THOMAS RANDLPH/LINDA EPSTEIN
- LET'S PUT IT ALL TOGETHER
- 作詞・作曲:HUGO E PERETTI/LUIGI CREATORE/GEORGE DAVID WEISS
- LOVE IS THE ANSWER
- 作詞・作曲:HUGO E PERETTI/LUIGI CREATORE/GEORGE DAVID WEISS
外部リンク
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SPHERE 〜球宇宙〜
[編集]『SPHERE 〜球宇宙〜』 | ||||
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小柳ゆき の EP | ||||
リリース | ||||
録音 | 2019年 - 2020年 | |||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | Univesal Music | |||
チャート最高順位 | ||||
小柳ゆき アルバム 年表 | ||||
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『SPHERE 〜球宇宙〜』収録のシングル | ||||
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「SPHERE 〜球宇宙〜」(スフィア 〜たまうちゅう〜)は、小柳ゆきのミニ・アルバム
概要
[編集]アルバム発売としては、2015年のベスト・アルバム『The Best of Yuki Koyanagi 2015 Here For You 〜Universal Selection〜』より約5年ぶりとなり、ベスト・アルバムを除くアルバム発売としては2007年の『SUNRISE』以来、約13年振りとなる。
小柳は過去にYuki Koyanagi with Nathan Morris & Shawn Stockman of BOYZ II MEN名義で『intimacy』を発売しているが、純粋な単独名義でのミニ・アルバムは本作が自身初となる。
ベスト付き限定盤、初回限定盤、通常盤の3形態で発売がなされる。
コンセプト
[編集]本作では、宇宙をテーマに日常の中の身近にある世界を繋げた上で、「始まりがあって、終わりを迎える。そして、また、終わりから始まる」と言う、全てのものは繰り返されていくと言う壮大なコンセプトを『球』に例えて、その球の中で世界は無限に広がりを見せていくと言う様子を表しているのだと言う[2]。「Prelude」を除く楽曲を全て小柳自身で作詞を担当しており、プロデューサーとして、「SPHERE -feat.デーモン閣下-」でもプロデューサーを勤めた松岡モトキを迎え、本作が製作された[2]。
「ハジロホシ」は小柳による作詞・作曲であり、自身で作詞・作曲を手掛けた楽曲が収録されたのは、2007年の「Cpt.KIDD」以来となる。
通常盤のみのボーナストラックには、デビュー・シングルの「あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜」を新たにアレンジ、ボーカルを新録音し直した2020Ver.として収録され、ストリングスなどの生楽器でのトラックに拘り、20年の月日を経て、磨きが掛かった小柳のボーカルをより鮮やかなものに引き出させるようにアレンジが加えられたのだと言う[3]。
制作背景
[編集]小柳は本作の制作に当たって、まずは環境を整えていくことからのスタートであったことを明かしており、実際にアルバムの制作に着手できたのは、2019年12月頃からだったのだと言う[4]。
更に小柳は「「Prelude」を発売した時点でまだ構想の1割程度しかなかったんです。そこから、環境を整えて制作に入ったんですが、アルバムの制作途中で新型コロナウィルスによる影響で制作を中断せざるを得ず、とてももどかしく、やきもきしてしまった時もありましたが、自粛している間中に、これまでのペースがゆっくりとしたペースに変化した事で、改めて自分自身や音楽に対して向き合える余裕が持てたように感じましたね。楽曲に関してなんですが、元々、私の姉であるHIROMIが作ってくれた曲「サイドウェイ -並行世界-」から制作に取り掛かり初めて、その次にデーモン閣下とコラボした曲の「SPHERE」、その後はたくさんの候補曲の中から、Lantanさんに楽曲のオファーを出しました。歌詞についてなんですが、元からイメージが出来ていた「サイドウェイ」と「SPHERE」から作詞していって、あの中で最後に完成したのが、「ハジロホシ」になってレコーディングまでの期間はスゴくギリギリの状態だったのを覚えています。」と語っている[4]。
さらに本作のタイトルのについては、「今現存する宇宙が1つの丸で繰り返されているとしたら、今この瞬間に存在しているものは宇宙の中の細胞の一つ一つであって、それらが懸命に生きる姿は時には強く、時には儚く、愚かでありながら美しい存在であり、それらを繰り返して日々を生きていく。平凡で変わり映えのしないようなこの一瞬であってもそれも1つのサークルなんだ、と言う想いを込めてこのタイトルになりました。元々子供の頃から宇宙に対する憧れみたいな気持ちはあって、いつも綺麗だなと魅了されつつもワクワクした気持ちにさせられました。年を重ねていくにつれて、宇宙が持つ神秘性、美しい側面、怖い側面などを知ってますます魅かれていきました。大体5年くらい前から宇宙についての曲を書きたいと思っていましたが、今回のアルバム制作に当たり、とにかくワクワクさせられるような事がずっとやりたかったので、自然な形で宇宙をコンセプトにしていきました。」と語っている[4]。
楽曲解説
[編集]- IT’S SHOW TIME
- アルバムのリードを飾る曲で、小柳曰く、アルバムとライブに相応しいオープニングテーマのような位置付けの曲であるのだと言い、「曲の制作はLantanさんに依頼をしまして、何度も何度も打ち合わせを行った上で生でのバンドサウンドに拘って制作し、ミックスを終えて晴れて楽曲として完成した際の喜びは何物にも替え難い喜びになりましたね。オーロラがあるんですけど、その向こうに広がるは宇宙空間であり、その光のカーテンの先には何があるかは分からないけど、夢や希望があって、美しい地球やオーロラ、日本の四季折々に彩られた生命と共に賑やかに幕開けができたらなと言う思いを込めた曲ですね。」と語っている[5]。
- SPHERE -feat.デーモン閣下-
- アルバムの2曲目に収録された2作目の配信限定シングル。デーモン閣下とのコラボレーション。
- Pluto
- アルバムの3曲目に収録されている楽曲。
- 小柳はタイトルにもなっている冥王星に、太陽系の一番遠い所にいて、惑星でなくなっても、静かに廻り続けている姿に非常に感銘を覚えているのだと言い、この曲に関して「「Pluto」って「冥王星」を意味する言葉なんですが、名前からしてどこか闇を感じさせるようなネーミングになっていて、最終的に太陽系惑星から外されて準惑星に降格してしまっているんですね。けどそれでも、遥か遠い宇宙の彼方から、今も昔も変わらず静かに廻り続けながら穏やかに目立たずに見守るように在り続けるその姿が凄く健気でいじらしい所があって素敵だな、そう思って制作しました。アレンジもドラム、ベース、ピアノ、チェロとシンプルなアレンジのみで構成された楽曲になりますね。」と語っている[5]。
- サイドウェイ-並行世界-
- アルバムの4曲目に収録された楽曲。
- 本作は、小柳の姉のHIROMIにより制作され、本アルバムの発売より約3年前から存在しており、ずっと温めていた楽曲だと言う[5]。
- 小柳はこの曲に関して「日本の童謡とチンドン屋の音、と言うキーワードを足掛かりに様々に広げて作っていきました。もし、並行世界が存在していて、あの日あの時、2つの未来の可能性のうち、選ばなかった未来はどんな世界や景色が広がっていたのだろう、と言う想像から出来たのがこの曲ですね。藤原道山さんが奏でる尺八の素晴らしい音ともに過去を背負い生きていく辛さと覚悟と決意を感じてもらえると嬉しいです。制作から3年の歳月を経て漸く楽曲として成り立たせることが出来、感慨深さをしみじみ感じております。」と語っている[5]。
- Prelude
- アルバムの5曲目に収録されていた楽曲で、1作目の配信限定シングル
- →「Prelude (小柳ゆきの曲)」を参照
- クオンタムメカニクス
- アルバムの6曲目に収録され、矢野まきが作曲した楽曲。
- 矢野に楽曲制作を依頼した背景として小柳は「とにかく、彼女の作る曲は気持ちが良い、って感じていて、松岡さんの卓越したアレンジメントと演奏がそこに重なりあったことでスゴく勢いのある最高の楽曲に仕上がってますね。「絶対」って言葉は、あくまで人間の見識内に収まる物差しで決められたに過ぎないのだとしたら、宇宙の片隅にいる地球人の考えを越える真理や摂理があるのだとしたら、不可能を可能にできる事が多々あるかもしれないな、って思いで書かせて頂きました」と語っている[5]。
- ハジロホシ
- 本作の7曲目に収録の楽曲であり、小柳による作詞・作曲で制作された楽曲。
- 元々、別の曲を制作しており、コンセプトも異なっていたが、制作途中でアコースティックギター一本のみで歌いたいと思い立ち、制作途中で方向性を変え、急遽曲を書き直して制作されたのだと言う[5]。
- 小柳はこの曲に関して「制作途中で作り直したので、完成したのがレコーディングギリギリのタイミングにまでずれ込んでしまいましたね。歌詞のテーマは私のなくなった祖父へ向けて感謝の気持ちを歌にさせていただきました。」と語っている[5]
- あなたのキスを数えましょう〜You were mine〜2020ver.
- 小柳のデビュー・シングルのリアレンジ、新録音した楽曲で、通常盤のボーナストラックとして収録された楽曲である。
- 小柳はこの楽曲に関して「歌手としてデビューさせてもらってから、20年もの歳月を、この曲と共に歩み刻んできました。そして、その20年を経た「今の小柳ゆき」の息吹きようなものを新録音する際に込めたいと思い、歌い直しました。今回のアレンジは金子隆博さんに依頼しまして、徹底的に生にこだわった、バンドサウンドとストリングスを加えて情熱的で美しく仕上げて頂けました。レコーディングの際は改めてこの曲とじっくり向き合った事で客観的に捉えることが出来、たくさんの発見がありましたね。その全てを含めて「改めて聞くと本当に良い曲なんだな」と改めて実感できました。」と語っている[5]
収録曲
[編集]CD
[編集]Disc.1
[編集]- IT‘S SHOW TIME
- 作詞:小柳ゆき 作曲・編曲:Lantan
- SPHERE -feat.デーモン閣下-
- Pluto
- 作詞:小柳ゆき 作曲・編曲:Lantan
- サイドウェイ-並行世界-
- 作詞:小柳ゆき 作曲・編曲:HIROMI
- Prelude
- クオンタムメカニクス
- 作詞:小柳ゆき 作曲:矢野まき 編曲:松岡モトキ
- ハジロホシ
- 作詞・作曲:小柳ゆき
- あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜 2020Ver.
Disc.2 (ベスト付き盤限定)
[編集]- あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜
- 1stシングル
- 愛情
- 4thシングル
- be alive
- 5thシングル
- DEEP DEEP
- 8thシングル
- my all..
- 9thシングル
- remain〜心の鍵
- 10thシングル
- Cross Colors
- 14thシングルのカップリング
- I Don‘t Want To Think About It
- ミニ・アルバム『intimacy』収録曲
- Fair Wind
- 19thシングル
- HOT STUFF
- ドナ・サマーのカバーおよび、カバー・アルバム『KOYANAGI the DISCO』収録曲
- CAN‘T GIVE YOU ANYTHING(But My Love)
- THE STYLISTICSのカバーおよび、カバー・アルバム『KOYANAGI the DISCO』収録曲
- 会いたい
- 沢田知可子のカバーおよび、15thシングル
DVD (初回限定盤)
[編集]Disc.1
[編集]- be alive
- WON'T BE LONG
- Soul Man
- remain〜心の鍵
- The GoNies'R'Good Enough
- A STORY OF THE AGES -神話溶融-
- 修羅と極楽
- 愛情
- Prelude
- we can go anywhere
- AOZORA
Disc.2
[編集]- RASPBERRY DREAM
- 人魚
- フレンズ
- 夏が来る
- Because, You...
- ら・ら・ら
- 熱くなれ
- Johnny B.Goode
- あなたのキスを数えましょう 〜You were mine〜
脚注
[編集]- ^ “ORICON NEWS SPHERE 〜球宇宙〜”. 2020年7月8日閲覧。
- ^ a b “公式サイト 作品紹介ページ 説明文”. 2020年6月8日閲覧。
- ^ “小柳ゆき、デーモン閣下とコラボした新曲のMVをYouTubeにて公開”. 2020年6月19日閲覧。
- ^ a b c “【メールインタビュー】小柳ゆき、13年ぶりオリジナルAL完成「とても感慨深いです」Page.1”. 2020年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “【メールインタビュー】小柳ゆき、13年ぶりオリジナルAL完成「とても感慨深いです」Page.2”. 2020年7月8日閲覧。