利用者:Iso8.tv/sandbox/タイ/東本線3(template)
東本線 | |||
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フアマーク駅 | |||
基本情報 | |||
起点 | クルンテープ駅 | ||
終点 | バンクロンルク国境駅 | ||
所有者 | タイ国有鉄道 | ||
運営者 | タイ国有鉄道 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 260.28 km[要検証 ] | ||
軌間 | 1,000 mm | ||
電化方式 | 非電化 | ||
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東本線(ひがしほんせん、タイ語:รายชื่อสถานีรถไฟ สายตะวันออก)は、タイ王国の鉄道でありクルンテープ駅とバンクロンルク国境駅 (260.28 km、ただし北本線に含まれる区間と国境付近の末端区間も含む[1][注釈 1] ) 間を結ぶ鉄道路線である。チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅 (134.51 km) 間及び他4線の支線を有する。本項では本線ならびに各支線群について記述する。
概要
[編集]タイの首都であるバンコクを起点として東方に向かう路線系統であり、タイ語ではสายตะวันออก、英語ではEastern Lineと総称される[1]。
1908年、バンコクのクルンテープ駅(通称・フワランポーン駅)からチャチューンサオに至る区間が先行開業した[2]。間もなく、チャオプラヤー川に面するメナム駅に至る貨物用支線が開設された。
1926年、チャチューンサオよりカンボジア国境にほど近いアランヤプラテートまで延伸した。かつてはカンボジア領内に至る国際列車も運行されていたが、1970年代にカンボジアを支配したポル・ポト政権により国境部の線路は撤去され、再びアランヤプラテート止まりとなった。 21世紀に入ると両国間の線路は再建され、経路上に設置されたバンクロンルク国境駅が新たな終着駅となった。ただし、2023年現在においてもなお旅客列車が国境を超えることはない(後述)。アランヤプラテート - ポイペトの鉄道(タイ語)も参照。
1989年、チャチューンサオより南下するサッタヒープ支線の開通をはじめ、貨物輸送を目的とする支線群が次々と開通した。
一方、旅客輸送需要は高速道路を走る長距離バスに奪われている[注釈 2]。
歴史
[編集]- チャチューンサオ開業(1908年)
バンコクよりパークナーム、チャチューンサオに至る民営鉄道2路線の免許が外国人ロフタス(Alfred John Loftus)とリシュリュー( Andreas du Plessis de Richelieu)らにより申請され、1886年に交付された。しかし海外投資家に顧みられず資金が枯渇し、最終的にタイ王室の援助を得て前者はパークナーム鉄道として1893年開業したものの、当線の一部に相当する後者の計画は頓挫した[3]。}}[注釈 3]。以降もチャチューンサオ方面に対し民営鉄道の開業申請が続いたが、官営鉄道として建設することが決定したことから全て却下された[5]。シーラーチャーへの路線が計画され、1901年には測量も開始された[2]。ところが翌1902年7月、北部プレー県でシャン族の暴動が発生した。少数民族の離反を警戒した王室は北本線の延伸を優先することとなり[注釈 4]、遅れて1905年に着工した当線は1908年に開業した[2]。
- メナム支線開通(1910年)、アランヤプラテート開業(1926年)
官営鉄道の発足後まもなく、クルンテープ駅に集約されていた貨物駅機能と修理工場を移すこととなり、1910年に開通したメナム支線に新しい貨物駅が、本線のマッカサン駅に修理工場が、それぞれ新設された[7]。機能移転によって確保された敷地を利用してクルンテープ駅は拡張され、現駅舎を備える現在の姿となった。
官営鉄道の開業当初から、クルンテープ駅を拠点とする北・東北方面はレール間隔が1435 mmのいわゆる標準軌で建設されていた。クルンテープ駅へ乗り入れる当線も必然的に標準軌が採用された。一方、トンブリー駅を拠点とする南方面は間隔1000 mmのメーターゲージで建設されたが、国内で統一されない不便が問題となり、標準軌の路線は当線を含め1920年から10年をかけメーターゲージへ改軌された[8]。
1926年11月8日の延伸によりクルンテープ駅 - アランヤプラテート駅間が開業し[9]、ほぼ現在の路線が形成された。
失地回復
遡ること19世紀末、フランス
第二次世界大戦開戦によって1940年にが降伏し、傀儡国家ヴィシーフランスが宗主国となったベトナムに進出した。 インドシナ半島に進出し当地を勢力下においた日本軍により、アランヤプラテート駅からカンボジアのシソポンまで(約50 km)の鉄道が開通し、1941年12月20日頃よりプノンペン - バンコク間の国際線が運行されたが戦後廃止された[10]。
- シアヌーク政権下1953-1970 ※1965ベトナム戦争。方針転換
1955年4月22日 に再開されたが1961年12月27日 に再度廃止になった。さらに1970年に再復活したものの、1974年に再々廃止になった。
- その後、ポル・ポト政権によりカンボジア国内のシソポンより国境までの線路が撤去され、代わりに地雷が敷設された[11]。ポル・ポト失脚後も混乱のやまないカンボジアであったが、1991年に内戦が終結し、平和が訪れた。UNTACにより地雷が撤去されたのちも長らく線路跡は放置され、タイ側からの観光客をあてこむカジノが勝手に建設されるような状況であった[11]。
- やがて修復工事が実施され、2019年4月22日、アランヤプラテート - ポイペト間が開通し、再び両国は鉄路で結ばれた[12]。小規模な貨物輸送が実施されているものの、二国間を直通する国際旅客列車は、2023年現在も運行されていない。カンボジアの鉄道も参照。
戦後、チャチューンサオ駅 より サッタヒープ方面に至る新たな支線が1989年7月14日に開業した[13]。1992年には同支線よりレムチャバン港へ分岐する貨物支線が開通し、タイ最大の貿易港である同港との貨物輸送機能も担うこととなった。さらに1995年には東北本線のケンコーイ駅に至るバイパス線も開通し、多数の踏切が存在するバンコク都心部を迂回する新ルートが確立した。
輸送量の増大により、2003年にはフアマーク駅 - チャチューンサオ駅間が3線となり[14][注釈 5]、2012年にはチャチューンサオ駅 - レムチャバン港駅間の複線化が行われた[14][15]。
2019年4月、前述のように、カンボジア側国境のポイペトに至る国境地帯の線路が再建され、同年7月1日からは新しい終着駅であるバンクロンルク国境駅まで運行を開始した[16]。
2020年、貨物輸送用バイパス線であるチャチューンサオ - クローンシップカーオ - ケーンコイ 間 (約106 km)の複線化工事が完成した[14][注釈 6]。
路線概況
[編集]路線図の各駅に付された数字は、クルンテープ駅からの距離を示す。ただし、厳密にはヨムマラート駅構内にある分岐点が北本線との境界で、クルンテープ駅は東線には属しない[1]。
タイ国有鉄道 東本線路線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この路線図はTemplate:SRT東本線路線図を使用しています |
- クルンテープ駅 - アランヤプラテート駅 - カンボジア国境
- 東本線の基幹路線、すなわち狭義での本線である。このうちクルンテープ - チャチューンサオ間はバンコク近郊区間にあたり、バンコク中心部とチャチューンサオ県の県都であるムアンチャチューンサオ郡をほぼきれいに東西に結んでいる。ちなみに、当線の旅客列車の半数程度がクルテープ - チャチューンサオ間の運行である。
- チャチューンサオで東部臨港地帯を結ぶサッタヒープ支線と分かれた後は北に進路を変え、同県バーンナームプリアオ郡にあるクローンシップカーオ駅で東北線ケンコーイ駅を結ぶ貨物バイパス線(後述)が分岐する。同駅以遠は再び東に進路を変え、プラーチーンブリー県ムアンプラーチーンブリー郡、サケーオ県ムアンサケーオ郡といった県庁所在地を経て同県アランヤプラテート郡を結び、タイ=カンボジア国境でロイヤルカンボジア鉄道北線に接続する。チャチューンサオからブラーチーンブリーにかけてはバーンパコン川右岸に沿って(但し本流からは1 km - 2 km離れた丘陵地を通る)、プラチャンタカーム以東は国道33号線にほぼ並走するルートをとっている。
- マッカサン駅 - メナム駅[1]
- 分岐駅をマッカサンと公式文書には記載されているが、厳密には、クルンテープ駅寄りの地点からバンコク港方向へとマッカサン駅をかすめるよう分岐しており、ラーチャプラーロップ停車場からの分岐とみなした方が実態に近い。高速道路の高架橋に沿って南下し、MRTブルーラインのクローントーイ駅付近にてバンチャック方向と分岐する。
シーラーチャー分岐駅 - レムチャバン駅
[編集]比較的近年に開通した当支線は、当初より純然たる貨物線として開通した。全て複線化されている。シーラーチャー駅よりしばらく南下したのち西方向へ分岐し、バンコク湾に面するレムチャバン港に向かう。途中、いくつか小規模な引込線も付随する。
★レムチャバン港駅はガントリークレーンのある方か? もしレムチャバン駅だとすると、現状の路線図の形状は正しくない。
また、旅客埠頭に向かう方がレムチャバン駅だとするとこれも同様に正しくない。★
終点のレムチャバン港駅には海上コンテナを荷役するための大型ガントリークレーンを備える。
路線データ
[編集]- ★
- フアタケー駅[18] - ラートクラバンICD駅 3.53 km
- クローンシップカーオ駅 - ケンコーイ駅 81.29 km
- シーラーチャー分岐駅 - レムチャバン港駅 10.25 km
- カオチーチャン駅 - マープタープット駅 81.29 km
- 軌間:1,000 mm
- 複線区間:
- フアタケー駅 - ラートクラバンICD駅 3.53 km (支線として)
- チャチューンサオ - レムチャバン港間 79.86 km
- チャチューンサオ - クローンシップカーオ間 24.61 km
- クローンシップカーオ -ケンコーイ間 81.29 km
- (ケンコーイ付近の短絡線 4.0 km[19])
- 3線区間:
- フアマーク駅 - チャチューンサオ駅 45.81 km
- 電化区間: なし(全線非電化)
開業の歴史
[編集]- 1908年1月24日【開業】クルンテープ駅 - チャチューンサオ駅 (60.99 km)
- 1910年2月15日【開業】マッカサン駅 - メナム駅 (16.83 km)
- 1925年1月1日【開業】チャチューンサオ駅 - カビンブリー駅 (100.27 km)
- 1926年11月8日【開業】カビンブリー駅 - アランヤプラテート駅 (93.24 km)
- 1989年7月14日【開業】チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅 (134.51 km)
- 1992年【開業】シーラーチャー分岐駅 - レムチャバン港駅 (10.25 km)
- 1995年8月19日【開業】カオチーチャン分岐駅 - マープタープット駅 (20.48 km)
- 1995年8月19日【開業】クローンシップカーオ駅 - ケンコーイ駅 (81.29 km)
- 1996年10月4日【開業】ラートクラバンICD駅
- 2003年9月25日【複線化】 フアマーク駅 - チャチューンサオ駅
- 2019年4月22日【開業】アランヤプラテート駅 - カンボジア国境
運行旅客列車
[編集]- クルンテープ駅 - バンクロンルク国境駅[20] : 普通2往復。
- クルンテープ駅 - カビンブリー駅 : 普通2往復
- クルンテープ駅 - プラーチーンブリー駅 : 普通1往復
- クルンテープ駅 - バーンプルータールアン駅 : 普通1往復(月曜日から金曜日のみ)
- クルンテープ駅 - チャチューンサオ分岐駅 : 普通6往復(うち1往復は土日曜日のみ)
- クルンテープ駅 - フアタケー駅 : 普通2往復(うち1往復は月曜日から金曜日のみ)
区間
[編集]クルンテープ駅 - アランヤプラテート駅 - カンボジア国境
[編集]駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クルンテープ駅 | BANGKOK | 1001 | 0.00 km | 特別駅 | กท. | バンコク都 | パトゥムワン区 | |
ウルポン停車場 | Urupong | 3102 | 2.64 km | 停車場 | รุ. | |||
パヤータイ停車場 | Phayathai | 3103 | 3.67 km | 停車場 | ญท. | ラーチャテーウィー区 | ||
ラチャロップ停車場 | Rachaprarop | 3104 | 4.59 km | 停車場 | รป. | |||
マッカサン駅 | Makkasan | 3001 | 5.17 km | 1等 | มส. | 分岐 メナム方面 | ||
アソーク停車場 | Asoke | 3105 | 6.98 km | 停車場 | อโ. | |||
クローンタン駅 | Khlong Tan | 3009 | 9.85 km | 2等 | คต. | フワイクワーン区 | ||
スクンビット71停車場 | Sukhumvit 71 | 3106 | 11.14 km | 停車場 | วท. | スワンルワン区 | ||
フアマーク駅 | Hua Mak | 3010 | 15.18 km | 1等 | หม. | |||
バーンタップチャーン駅 | Ban Thap Chang | 3012 | 20.87 km | 3等 | ทช. | プラウェート区 | ||
ソイワットランブーン停車場 | Soi Wat Lan Boon | 3013 | 23.94 km | 停車場 | ซว. | ラートクラバン区 | ||
ラートクラバン駅 | Lat Krabang | 3014 | 26.75 km | 2等 | ะบ. | |||
プラチョムクラオ駅 | Phra Chom Klao | 3107 | 30.33 km | 停車場 | พม. | |||
フアタケー駅 | Hua Takhe | 3015 | 30.91 km | 1等 | หข. | 分岐 ラートクラバンICD方面 | ||
クローンクルアンペーン駅 | Khlong Luang Phaeng | 3017 | 39.50 km | 3等 | คพ. | |||
クローンウドムチョンラジョーン駅 | Khlong Udom Chonlajorn | 3018 | 43.43 km | 停車場 | ดจ. | チャチューンサオ県 | ムアンチャチューンサオ郡 | |
プレン駅 | Preng | 3019 | 46.50 km | 3等 | คป. | |||
クローンクウェーンクラン停車場 | Khlong Kwaeng Klan | 3020 | 51.02 km | 停車場 | แข. | |||
クローンバンパラ駅 | Khlong Bang Phra | 3021 | 53.99 km | 3等 | คบ. | |||
バントゥーイ停車場 | Bang Toey | 3022 | 57.10 km | 停車場 | งย. | |||
チャチューンサオ駅 | Chachoengsao Junction | 3023 | 60.99 km | 1等 | ฉท. | 分岐 サッタヒープ方面 | ||
ペットリー停車場 | Paet Riu | 3025 | 62.87 km | 停車場 | แร | |||
バンクワァン停車場 | Bang Kwan | 3050 | 67.14 km | 停車場 | บญ. | |||
プロンアカス停車場 | Phrong Akat | 3053 | 74.53 km | 停車場 | โก. | バーンナムプリアオ郡 | ||
バーンナムプリアオ駅 | Bang Nam Prieo | 3055 | 79.04 km | 3等 | บย. | |||
クローンシップカーオ駅 | Khlong Sip Kao Junction | 3057 | 85.60 km | 3等 | สเ. | 分岐 ケンコーイ方面 | ||
クローンイーシップエッ停車場 | Khlong Yi Sip Et | 3058 | 89.42 km | 停車場 | เอ. | |||
ヨータカ駅 | Yothaka | 3059 | 93.73 km | 3等 | ยท. | プラーチーンブリー県 | バーンサーン郡 | |
バーンサーン駅 | Ban Sang | 3061 | 101.53 km | 2等 | สา. | |||
ノーンナームカーオ停車場 | Nong Nam Khao | 3063 | 109.49 km | 停車場 | งข. | |||
バーンパークプリー駅 | Ban Pak Phli | 3064 | 115.28 km | 3等 | าป. | ナコーンナーヨック県 | パークプリー郡 | |
プラーチーンブリー駅 | Prachin Buri | 3066 | 121.78 km | 1等 | ปจ. | プラーチーンブリー県 | ムアンプラーチーンブリー郡 | |
ノーンカチャープ停車場 | Nong Krachap | 3067 | 126.25 km | 停車場 | อะ. | |||
コークマコック駅 | Khok Makok | 3068 | 131.00 km | 3等 | กอ. | |||
プラチャンタカーム駅 | Prachan takham | 3070 | 137.65 km | 3等 | จค. | プラチャンタカーム郡 | ||
ノーンセーン停車場 | Nong Saeng | 3071 | 143.41 km | 停車場 | หแ. | |||
バーンドンバン駅 | Ban Dong Bang | 3072 | 146.73 km | 3等 | ดบ. | |||
バーンプロームセーン駅 | Ban Phrom Saeng | 3073 | 151.85 km | 3等 | พส. | カビンブリー郡 | ||
バーンコデーン停車場 | Ban Ko Daeng | 3074 | 156.15 km | 停車場 | เด. | |||
カビンブリー駅 | Kabin Buri | 3075 | 161.26 km | 2等 | กบ. | |||
カビンガオ停車場 | Kabin Kao | 3076 | 165.50 km | 停車場 | กก. | |||
ノーンサン駅 | Nong Sang | 3078 | 172.71 km | 3等 | อส. | |||
プラプロン停車場 | Phra Prong | 3081 | 183.76 km | 停車場 | พป. | |||
バーンケーン駅 | Ban Kaeng | 3083 | 190.06 km | 3等 | บแ. | サケーオ県 | ムアンサケーオ郡 | |
サーラーラムドゥアン駅 | Sala Lamduan | 3085 | 195.87 km | 3等 | ลด. | |||
サケーオ駅 | Sa Kaeo | 3087 | 202.25 km | 2等 | ะก. | |||
ターカセム停車場 | Tha Kasem | 3090 | 216.28 km | 停車場 | ทเ. | |||
フワイチョット停車場 | Huai Chot | 3092 | 223.40 km | 停車場 | ยจ. | ワッタナーナコーン郡 | ||
ワッタナーナコーン駅 | Watthana Nakhon | 3094 | 233.86 km | 2等 | วค. | |||
バーンポーンコム停車場 | Ban Pong Kom | 3096 | 240.32 km | 停車場 | อม. | |||
フワイドゥア停車場 | Huai Dua | 3097 | 245.03 km | 停車場 | หอ. | |||
アランヤプラテート駅 | Aranyaprathet | 3100 | 254.50 km | 1等 | อร. | アランヤプラテート郡 | ||
バンクロンルク国境駅 | Ban Klong Luk Border | 3130 | 260.23 km | 3等 | ลง. | |||
タイ/カンボジア国境 | 260.45 km | |||||||
ポイペト駅 | Poipet | 261.25 km | カンボジア バンテイメンチェイ州 |
チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅
[編集]旅客列車の運行はクルンテープ駅 - バーンプルータールアン駅間の1往復のみである。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チャチューンサオ駅 | Chachoeng Sao Junction | 3023 | 60.99 km | 1等 | ฉท. | チャチューンサオ県 | ムアンチャチューンサオ郡 | |
ペートリウ停車場 | Paet Riu | 3025 | 62.87 km | 停車場 | แร | |||
ドーンシーノン駅 | Don Si Non | 3026 | 75.97 km | 3等 | ดอ. | バーンポー郡 | ||
パーントーン駅 | Phan Thong | 3029 | 91.53 km | 3等 | งท. | チョンブリー県 | パーントーン郡 | |
チョンブリー駅 | Chon Buri | 3032 | 107.79 km | 1等 | ชบ. | ムアンチョンブリー郡 | ||
セーンスック停車場 | Saen Sook | 3033 | 114.46 km | 停車場 | แน. | |||
バーンプラ駅 | Bang Phra | 3034 | 121.31 km | 3等 | ระ. | シーラーチャー郡 | ||
カオ・プラバーッ停車場 | Khao Phrabat | 3035 | 125.35 km | 停車場 | ขะ. | |||
ワチラウッド停車場 | Vajiravudh Scout Camp | 127.50 km | 停車場 | |||||
シーラーチャー分岐駅 | Si Racha Junction | 3036 | 130.60 km | 2等 | ศช. | 分岐 レムチャバン方面 | ||
バーンラムン駅 | Bang Lamung | 3039 | 144.08 km | 1等 | มุ. | バーンラムン郡 | ||
パッタヤー駅 | Pattaya | 3041 | 155.14 km | 3等 | พา. | |||
パッタヤーターイ停車場 | Pattaya Tai | 3042 | 158.82 km | 停車場 | ใต. | |||
パッタヤーフローティングマーケット停車場 | Pattaya Floating Market | 3124 | 163.00 km | 停車場 | ตภ. | |||
バーンフアイクワーン駅 | Ban Huai Kwang | 3043 | 168.34 km | 3等 | ยข. | |||
ヤナサンワララム駅 | Yanasangwararam | 3123 | 171.10 km | 3等 | ญส. | サッタヒープ郡 | ||
スアンノーンヌッチ停車場 | Suan Nong Nuch | 3044 | 174.09 km | 停車場 | นุ. | |||
カオ・チー・チャン駅 | Kao Chi Chan Junction | 3045 | 180.00 km | 3等 | ชจ. | 分岐 マープタープット方面 | ||
バーンプルータールアン駅 | Ban Plu Ta Luang | 3047 | 184.03 km | 3等 | พต. | |||
ジャンボリー停車場 | Jamboree | 193.09 km | 停車場 | แโ | ||||
サッタヒープ駅 | Sattahip Port | 195.50 km | 2等 | สห |
シーラーチャー分岐駅 - レムチャバン駅
[編集]貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シーラーチャー分岐駅 | Si Racha Junction | 3036 | 130.60 km | 2等 | ศช. | チョンブリー県 | シーラーチャー郡 | |
レムチャバン駅 | Laem Chabang | 3037 | 139.85 km | 1等 | ฉบ. | 貨物駅 | ||
レムチャバン港駅 | Laem Chabang Ports | 140.85 km | ทบ | 貨物駅 |
カオチーチャン分岐駅 - マープタープット駅
[編集]貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。
2022年4月25日、マープタープット駅を起点として鉄道輸送でドリアンを中国に輸出するプロジェクトが開始された[21]。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カオチーチャン駅 | Kao Chi Chan Junction | 3045 | 180.00 km | 3等 | ชจ. | チョンブリー県 | サッタヒープ郡 | |
バーンチャーン駅 | Ban Chang | 3110 | 192.25 km | 3等 | บฉ. | ラヨーン県 | バーンチャーン郡 | 貨物駅 |
マープタープット駅 | Map Ta Put | 3115 | 200.48 km | 2等 | าพ. | ムアンラヨーン郡 | 貨物駅 |
クローンシップカーオ駅 - ケンコーイ駅
[編集]貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていないが特別な事情(他線区運行不能等)の際にはこの限りでなく 円滑な運行に努めている。
- 2016年2月17日、チャチューンサオ - ケンコーイ間の複線化工事着工式が行われ[22]、2020年に完成した[23]。
- 2020年、ケンコーイ駅南側に新設されたバーンパイナーブン分岐駅から分岐し、東北本線上り方に至る短絡線(全長 3.995 km[19])が開通した[24]。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クローンシップカーオ駅 | Khlong Sip Kao Junction | 3057 | 85.60 km | 3等 | สเ. | チャチューンサオ県 | バーンナムプリアオ郡 | |
オンカラック駅 | Ongkharak | 3118 | 115.00 km | 3等 | อษ. | ナコーンナーヨック県 | オンカラック郡 | 貨物駅 |
ウィハーンデーン駅 | Wihan Daeng | 3120 | 138.40 km | 3等 | วแ. | サラブリー県 | ウィハーンデーン郡 | 貨物駅 |
プラプッターチャイトンネル 全長 1,197.00m | ||||||||
ブヤイ駅 | Bu Yai | 3121 | 149.00 km | 3等 | ให. | ケンコーイ郡 | 貨物駅 | |
バーンパイナーブン分岐駅 | Ban Phai Na Bun Junction[25] | 3122[25] | 162.811 km[25] | บญ.[25] | ムアンサラブリー郡 | 貨物駅 | ||
ケンコーイ駅 | Kaeng Khoi Junction | 2011 | 166.89 km | 1等 | กค. | ケンコーイ郡 | 東北本線に接続 |
マッカサン駅 - メナム駅
[編集]貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マッカサン駅 | Makkasan | 3001 | 5.17 km | 1等 | มส. | バンコク都 | ラーチャテーウィー区 | |
メナム駅 | Mae Nam | 3002 | 9.87 km | 1等 | มน. | クローントゥーイ区 | 貨物駅 | |
タルアマイ駅 | Tha Rua Mai | 3003 | 14.00 km | ** | รห. | 貨物駅 | ||
メナム駅 | Mae Nam (Bang Chak) | 22.00 km | 貨物駅 |
フアタケー駅 - ラートクラバンICD駅
[編集]支線周辺の概略 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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通関拠点である「ラートクラバンICD」(ラッカバンICD、ラックラバンICDとも、英:Lat Krabang Inland Container Depot)に設けられたラートクラバンICD駅とフアタケー駅[18]を直結する支線で、旅客列車の運行は行っていない。
- ラートクラバンICDはラートクラバン駅とパーチョムクラオ停車場の間に位置している。
- バンコク郊外東方にあるタイ最大の国際貿易港・レムチャバン港とのアクセスを主眼としており、西方のバンコク中心部からはフアタケー駅で方向転換(スイッチバック)しないと進入できない。
駅 名 | 英語駅名 | 駅番号 | クルンテープ駅 からの距離 |
駅等級 | 電報略号 | 所 在 地 | 備 考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フアタケー駅 | Hua Takhe | 3015 | 30.91 km | 1等 | หข. | バンコク都 | ラートクラバン区 | |
パーチョムクラオ停車場 | Pra Chom Klao | 3107 | (30.33 km) | 停車場 | พม. | 全列車通過 | ||
ラートクラバンICD駅 | Inland Container Depot | 3016 | 33.86 km | ซด. | 貨物駅 |
注釈
[編集]- ^ クルンテープ駅を基準に、2.09 km地点で北本線と接続、カンボジア国境付近の境界点が 260.449 km地点であるため、厳密には258.359 kmとなる[1]。
- ^ 一例として、著名なリゾート地であるパッタヤーが支線上に位置するが、支線を走行する旅客列車は毎日1往復(週末は2往復)のみである。
- ^ 当時、諸外国では民営鉄道建設資金への投資を呼び込むために現地政府が配当金の最低保証を行う例が多くみられたが、タイ王室はこのような支援を行わなかったとされる[4]。
- ^ 暴動の発生した当地は、第三次英緬戦争に敗北しイギリスの属国となったばかりのビルマと隣接し、緊張が高まっていた。またシャン族は少数民族としてタイ人から搾取される立場にあり、不満が蓄積されていた。加えて、この頃から始まったラーマ5世の改革にはシャン族のような被支配者の待遇改善が謳われていたが、引き換えに導入された税制改正は労役(無償労働)で徴税免除されてきたシャン族にとって耐えがたいことであった。
暴動の早期鎮圧に成功したラーマ5世は、学校建設といった公共投資を重点的に行う融和政策に着手することとなった[6]。 - ^ 但し、フアマーク駅 - フアタケー駅間の3線のうち1線は長らく使用されておらず、事実上廃線に等しい
- ^ 2019年7月時点では、同年9月完成予定と発表されていた[17]。発表時点での進捗は94.74%。
脚注
[編集]- ^ a b c d e Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.240-249 より
- ^ a b c 柿崎一郎 2010, p. 49.
- ^ 柿崎一郎 2010, pp. 39.
- ^ 柿崎一郎 2010, pp. 42.
- ^ 柿崎一郎 2010, pp. 45.
- ^ “การปฏิรูปมณฑลพายัพของสยาม บีบบังคับให้เงี้ยวก่อกบฏ เมื่อ พ.ศ. 2445 ?” (タイ語). Art&Culture (2019年3月5日). 2023年3月5日閲覧。
- ^ 柿崎一郎 2010, p. 69.
- ^ 柿崎一郎 2010, pp. 79.
- ^ 柿崎一郎 2010, pp. 75.
- ^ 『魅惑のタイ鉄道』 p.79
- ^ a b 柿崎一郎 2010, p. 331-332.
- ^ タイ・カンボジア間の線路接続、道路橋開通 - newsclip.be 2019年4月22日
- ^ 『タイ鉄道旅行』 p.339
- ^ a b c Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.240-242 より。
- ^ 柿崎一郎 2010, p. 295-296.
- ^ バンコクからカンボジア国境へ タイ国鉄が旅客列車運行 - ウェイバックマシン(2019年6月26日アーカイブ分)
- ^ “การรถไฟแห่งประเทศไทย เผยโครงการรถไฟทางคู่ ช่วงฉะเชิงเทรา-คลองสิบเก้า-แก่งคอย พร้อมก่อสร้างเสร็จสมบูรณ์ภายในเดือนกันยายน 2562 นี้” (タイ語). タイ国有鉄道 (2019年7月15日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ a b 分岐駅をパーチョムクラオ停車場とする場合もあるが、実際のところ配線は独立しており、同停車場は通過する構造となっている。
- ^ a b Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.238 より。
- ^ “バンコクからカンボジア国境へ タイ国鉄が旅客列車運行”. newsclip. (2019年6月25日) 2019年6月26日閲覧。
- ^ “รถไฟเริ่มขนส่งทุเรียนล็อตใหญ่มาบตาพุด-ท่านาแล้ง สู่จีน ประเดิม 25 ตู้ จำนวน 425 ตัน” (タイ語). MGR online (2022年4月26日). 2022年5月12日閲覧。
- ^ “チャチュンサオ―ゲンコイ複線化 タイ国鉄が着工式”. newsclip.be. (2016年2月17日) 2016年2月18日閲覧。
- ^ Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.240-241 より。
- ^ Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.341 より。
- ^ a b c d Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.337 より。
参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
- 柿崎一郎『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』京都大学学術出版会、2010年。ISBN 978-4-87698-848-8。
- ฝ่ายการเดินรถ การรถไฟแห่งประเทศไทย. บัญชีรายชื่อสถานี/ที่หยุดรถ/ป้ายหยุดรถ/ระยะทาง/ชั้นสถานี/สังกัด. ม.ป.ท. (ไม่ปรากฏสถานที่พิมพ์), 2553[リンク切れ]
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5