利用者:春漣
神宗一郎
[編集]
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名前 | ||||||
愛称 | ソウ | |||||
カタカナ | ジン ソウイチロウ | |||||
ラテン文字 | JIN Souichirou | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
日本 | |||||
生年月日 | 2000年3月4日(24歳) | |||||
出身地 | 埼玉県蕨市 | |||||
身長 | 178cm | |||||
体重 | 69kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | FCバルセロナ | |||||
ポジション | FW (ST)、MF (CAM,CM,CDM) | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2007-2012 | アヴェントゥーラ川口 | |||||
2012-2015 | 浦和レッズU-15 | |||||
2015-2018 | 浦和レッズU-18 | |||||
2018-2021 | 順天堂大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2021-2022 | 浦和レッズ | 53 | (43) | |||
2022-2023 | レッドブル・ザルツブルク | 20 | (9) | |||
2022 | → デュッセルドルフ(loan) | 38 | (20) | |||
2023-2024 | フェイエノールト | 51 | (24) | |||
2024-2026 | インテル・ミラノ | 111 | (78) | |||
2026- | FCバルセロナ | 56 | (40) | |||
代表歴2 | ||||||
2022- | 日本 | 53 | (30) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年11月23日現在。 2. 2023年11月23日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
神 宗一郎(じん そういちろう、2000年3月4日 - )は、埼玉県蕨市出身のプロサッカー選手。ラ・リーガ・FCバルセロナ所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。日本代表。
J1、ブンデスリーガ、エールディヴィジ、セリエA、ラ・リーガと5つの国でリーグ優勝を経験しており、ストライカーとしてもパサーとしても世界屈指の実力を持っている。
2026年には史上最高額の2億2940万ユーロ相当(約313億円)の移籍金でFCバルセロナに移籍。これは当時の最高額であったネイマールを720万ユーロ(約29億円)上回り、自らが保持していた日本人選手の最高額の1億50万ユーロ(約140億円)を1289万ユーロ(約173億円)上乗せして更新することになった。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]兄の影響でサッカーを始める。小学二年生の夏に地元のクラブチームであるアヴェントゥーラ川口に加入し、小学校卒業と同時に浦和レッズU-15に入団。以来、高校卒業まで浦和の下部組織に所属。ユース時にはトップチームへの昇格も打診されていたが、高校卒業時でのトップ昇格を断り順天堂大学へ進学。
同年9月、浦和レッズの特別指定選手に承認され、選手登録された[1]。2018年7月、2020年シーズンより浦和への加入内定が発表された[2]。2018年、2019年も特別指定選手として浦和に選手登録されていたが、大学3年時の冬にプロとして活躍するために順天堂大学を中退。特別指定選手時代はボランチとしての出場が多かったが、入団の際はセンターフォワードとして登録された。
浦和レッズ
[編集]2021年より浦和レッズに入団。本人の希望により加入時の契約に「オファーがあれば海外クラブへの移籍を認める」という条項が盛り込まれていた。1月3日、アジアン・エリートカップのグループステージ初戦のウェスタンU戦で途中交代しプロデビュー[3]。1月10日、同大会の3戦目・浦項スティラーズ戦でプロ入り初ゴール[4]。2月27日、開幕戦の湘南ベルマーレ線でJ1デビューし、同時にJ1初ゴールも記録した。5月8日、サンフレッチェ広島戦では新人歴代最速となるハットトリックを記録。同時に新人史上6人目となる二桁得点を記録した[5]。その後もコンスタントに点を取り続け、最終的にシーズン30得点32アシストを記録し、最年少得点王、最年少アシスト王、シーズンMVP、ベストイレブン、シーズン最多得点、シーズン最多アシスト、新人最多得点、新人最多アシストを記録。カップ戦においても、10得点14アシスト記録し、最年少得点王、最年少アシスト王、大会最優秀選手、ベストイレブン、1大会最多得点、1大会最多アシスト、新人最多得点、新人最多アシストを更新し、歴史に名を残す圧巻の活躍をした。チームとしてもJ1リーグとルヴァンカップ優勝の2冠達成に貢献した。
レッドブル・ザルツブルク
[編集]上記の記録もあり複数のクラブからオファーを受け、のレッドブル・ザルツブルクに完全移籍した[6]。移籍金は、Jリーグから海外に渡ったケースでは史上最高額となる推定1090万ユーロ(約15億3200万円)。これは日本人選手の移籍金ランキングで8番目の高さとなった。
デュッセルドルフ
[編集]2021年9月12日、第7節のヘンク戦で移籍後初出場を果たした。[7]9月21日、ベルギー・カップの5回戦で初先発し、移籍後公式戦初得点をマーク。10月16日の対RFCスラン戦では、2点ビハインドに加えて1人少ない状況で後半から出場し、ハットトリックを達成しチームを逆転勝利へと導いた[8][9]。
日本代表
[編集]2021年7月、2021年に行われる東京オリンピックのU-24サッカー日本代表に選出された[10]。8月6日の3位決定戦のU-24メキシコ戦では後半33分に1点を返すゴールを決めるも、チームは1-3で敗れベスト4となった。[11][12]。
2021年11月、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表に初選出された。[13]11月17日、同予選のオマーン戦で後半から途中出場し、決勝点となる伊東純也のゴールをアシストする活躍を見せた。[14]
2022年3月25日、アウェーのオーストラリア戦では途中出場から決勝ゴールを含む2得点を決める活躍でワールドカップ出場に貢献した。[15]
プレースタイル
[編集]質の高いパスセンスと決定力を兼ね備えており、プロ初年度ながらJリーグ、ルヴァンカップにて得点王、アシスト王をそれぞれ獲得した。(史上初)また、前線であればどこでもこなせるそのユーティリティ性と褪せない前線へのビルドアップがあり、ボランチで出場した際もハットトリックを達成している。
23歳の時点で既に四か国でプレーしていながらどの国でもしっかり結果を残し、指揮官からの信頼を得ている。実際にローン期間が終了しザルツブルクへ帰還する神に対し、デュッセルドルフの監督も「」と言っていた。
評価
[編集]- 浦和レッズ在籍時、トップ下を務めていた江坂任からは「20歳という若い年齢ながら、ゲームを決めてくれるという絶対の安心感があった。彼は
- センターフォワード、トップ下、ボランチ、センターハーフなど様々なポジションをこなすことに関してザルツブルクの監督からは「どのポジションでやらせるか非常に迷った。彼はトップ下をやりたがっていたが前線へ積極的に攻める彼が見たくて最終的にボランチをやらせた」と語っている。
エピソード
[編集]- クラブや代表にて背番号25番を愛着している彼だが、(デュッセルドルフ時代は14番)理由としてドイツブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーへの憧れを意味している。
- ザルツブルクの監督とはポジションの関係で意見が合わず、国内タイトル二冠を達成しつつも僅か半年の在籍となっている。(デュッセルドルフ時代は含まない)合わないポジションかつ途中加入ながら優勝に大きな影響をもたらした神だが、2022年オフにデュッセルドルフへのローン移籍を決断。ドイツ二部でも結果を残し、満を持してクラブに戻ってきたが、またしても神と対立。フロント陣は二人の関係性の融和を図ったが、うまくいかず。初のチャンピオンズリーグ出場を控えていた神だが、最終的に退団を決意。ファンやチームメイトから引き止められつつも2023年オフにフェイエノールトへと移籍。結果、指揮官はファンから多くのバッシングを浴びた。このことに関して指揮官は「ファンの気持ちはとてもわかるが、私の考えうる最高の戦略を考えていたし、それを彼に説得していたが何度話し合っても分かり合うことができなかった。彼は素晴らしい才能を持ってるが故に、とても残念だ」と語っている。神からは「監督がチームの指揮を執る以上それに従うのは当たり前。だけど、戦略面やサッカーに対する価値観の方向性が全く合致しなかった。ザルツブルクのメンタリティやファンはとても好きだったけど、一人のサッカー選手として退団するのが最良の選択だった」と語っている。
- 1クラブの所属年数が少ないことから長期的な戦略をとっているクラブからの評価は低い。このことに関して神は「様々な環境でプレーし、若いうちに沢山の経験を得たい。クラブ愛がないと言われる事もあるけど、所属期間が短い分、誰よりもファンサービスは欠かしていないと思う」と語っている。
所属クラブ
[編集]- アヴェントゥーラ川口(蕨市立東小学校)
- 2010年 - 2012年 浦和レッズU-15(蕨市立東中学校)
- 2013年 - 2015年 浦和レッズU-18(埼玉県立蕨高等学校)
- 2016年 - 2019年 順天堂大学
- 2020年 - 2021年8月 浦和レッズ
- 2021年8月 - ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
- 2021年8月 - ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(期限付き移籍)
個人成績
[編集]- 2022/9/2現在
クラブ | 背番号 | シーズン | リーグ | リーグ戦 | カップ戦 | リーグ杯 | 国際大会 | その他 | 合計 | |||||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | アシスト | ||||
浦和レッズ | 25 | 2021 | J1 | 37 | 30 | 12 | 10 | - | - | 4 | 3 | 53 | 43 | 51 | ||
通算 | 37 | 30 | 12 | 10 | - | - | 4 | 3 | 53 | 43 | 51 | |||||
レッドブル・ザルツブルク | 25 | 2022-23 | ブンデスリーガ | 14 | 4 | 3 | 3 | - | - | 3 | 2 | 17 | 7 | 11 | ||
通算 | 14 | 4 | 3 | 3 | - | - | 3 | 2 | 20 | 9 | 11 | |||||
デュッセルドルフ(loan) | 14 | 2022 | 2.ブンデスリーガ | 34 | 17 | 4 | 3 | - | - | 0 | 0 | 38 | 20 | 30 | ||
通算 | 34 | 17 | 4 | 3 | - | - | 0 | 0 | 38 | 20 | 30 | |||||
フェイエノールト | 25 | 2023-24 | エールディヴィジ | 32 | 10 | 5 | 6 | - | 13 | 8 | 1 | 0 | 50 | 24 | 30 | |
通算 | 32 | 10 | 5 | 6 | - | 13 | 8 | 1 | 0 | 51 | 24 | 30 | ||||
インテル・ミラノ | 25 | 2024-2025 | セリエA | 37 | 24 | 2 | 1 | - | 10 | 6 | 0 | 0 | 49 | 31 | 23 | |
10 | 2025-2026 | 38 | 22 | 7 | 10 | - | 14 | 13 | 5 | 4 | 62 | 47 | 37 | |||
通算 | 75 | 46 | 9 | 11 | - | 24 | 19 | 5 | 4 | 111 | 78 | 60 | ||||
FCバルセロナ | 7 | 2026- | ラ・リーガ | 32 | 27 | 6 | 4 | - | 10 | 5 | 0 | 0 | 48 | 36 | 51 | |
通算 | 37 | 30 | 6 | 4 | - | 13 | 6 | 0 | 0 | 56 | 40 | 56 | ||||
総通算 | 229 | 137 | 47 | 32 | - | 50 | 33 | 13 | 9 | 329 | 214 | 238 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 筑波大学
- 全日本大学サッカー選手権大会:1回(2016年)
- 関東大学サッカーリーグ戦1部:1回(2017年)
- 茨城県サッカー選手権大会:2回(2016年、2017年)
- 川崎フロンターレ
- Jリーグ:1回(2020年)
- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会:1回(2020年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2021年)
代表
[編集]- ユニバーシアード日本代表
- 夏季ユニバーシアード:2回(2017年、2019年)
- 全日本大学選抜
- デンソーカップサッカー:1回(2019年)
個人
[編集]- 関東大学サッカーリーグ戦・ベストイレブン(2017年、2018年、2019年)
- SURUGA I DREAM Award(2017年)
- デンソーカップサッカー・ベストイレブン(2019年)
- Jリーグ・ベストイレブン(2020年)
代表歴
[編集]- 国際Aマッチ初出場 - 2021年11月16日 - 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 vsオマーン代表(スルタン・カーブース・スポーツ・コンプレックス)
- 国際Aマッチ初得点 - 2022年3月24日 - 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 vsオーストラリア代表(スタジアム・オーストラリア)
出場大会
[編集]- ユニバーシアード日本代表
- 2017年夏季ユニバーシアード(2017年)
- 2019年夏季ユニバーシアード(2019年)
- U-20日本代表
- M-150カップ(2017年)
- U-21日本代表
- 全日本大学選抜
- デンソーカップサッカー(2019年)
- DENSO CUP SOCCER 第16回大学日韓(韓日)定期戦(2019年)
- U-22日本代表
- トゥーロン国際大会(2019年)
- ブラジル遠征(2019年)
- キリンチャレンジカップ(2019年)
- U-24日本代表
- SAISON CARD CUP 2021(2021年)
- 東京オリンピック2021 (2021年)
- 日本代表
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 4試合 3得点(2021年 - )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2021 | 1 | 0 |
2022 | 3 | 3 |
通算 | 4 | 3 |
ゴール
[編集]# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 2022年3月24日 | オーストラリア、シドニー | オーストラリア | ○2-0 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
2. | |||||
3. | 2022年6月2日 | 日本、札幌 | パラグアイ | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2022 |
関連情報
[編集]CM
[編集]脚注
[編集]- ^ "三笘薫選手JFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ" (Press release). 川崎フロンターレ. 14 September 2017. 2017年11月17日閲覧。
- ^ “川崎Fが東京五輪主役候補W獲り!順大FW旗手、筑波大MF三笘の20年加入内定を発表”. ゲキサカ (2018年7月13日). 2018年12月9日閲覧。
- ^ “「まずはデビューできて良かった」…新たな一歩を踏み出した川崎F三笘薫”. ゲキサカ (2020年2月22日). 2020年2月22日閲覧。
- ^ “川崎F三笘薫がプロ初ゴール! 股抜き逆転V弾「イメージ通り」”. ゲキサカ (2020年7月26日). 2020年7月27日閲覧。
- ^ “川崎F三笘が新人5人目の2ケタ得点、10連勝貢献”. 日刊スポーツ (2020年10月14日). 2020年10月16日閲覧。
- ^ “J1川崎MF三笘薫がブライトンに完全移籍 4年契約「感謝の思いしかない」”. デイリースポーツ (2021-08-011). 2021年8月11日閲覧。
- ^ 三笘薫がデビュー&躍動!ユニオン、後半AT劇的弾で伊東純也先発のヘンクとドロ―Goal.com(2021年9月13日)2021年9月13日閲覧。
- ^ “三笘薫、カップ戦で初得点ベルギーサッカー”. デイリースポーツ (2021年9月22日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “途中出場の三笘が圧巻のハットトリックで10人のチームを逆転勝利に導く!《ジュピラー・プロ・リーグ》”. 超ワールドサッカー (2021年10月17日). 2021年10月17日閲覧。
- ^ “U-24日本代表メンバー 第32回オリンピック競技大会(2020/東京) サッカー競技(男子)”. 日本サッカー協会. 2021年7月20日閲覧。
- ^ 日本、53年ぶりのメダル獲得ならず…メキシコに1-3苦杯、 三笘薫の鮮烈な一撃も時すでに遅し SOCCER DIGEST Web 2021年8月6日
- ^ 日本、53年ぶりの銅メダル獲得ならず メキシコに1-3敗戦、12年大会に続き無念の終幕(Football ZONE web) Yahoo!ニュース 2021年8月6日
- ^ 日本代表初選出のMF三笘薫がサン=ジロワーズを通じてメッセージ「しっかり国代表として戦ってきます」超ワールドサッカー(2021年11月5日)2021年11月6日閲覧。
- ^ 崖っぷちから「生還」森保監督を評価 人見知り三笘薫なじませ大きな財産に日刊スポーツ(2021年11月17日)2021年11月20日閲覧。
- ^ 「シドニーの悪夢だ…」オーストラリアを粉砕した日本代表に豪メディアも脱帽!一方で「呪いのようなミスジャッジ」ともサッカーダイジェスト(2022年3月24日)2022年3月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 川崎フロンターレによる公式プロフィール
- {{J.League player}} template missing ID and not present in Wikidata.
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