コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

東京都道420号鮫洲大山線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野通りから転送)
特例都道
東京都道420号標識
東京都道420号
鮫洲大山線
地図
地図
起点 東京都品川区
終点 東京都板橋区
接続する
主な道路
記法
国道17号
国道254号
国道20号
国道246号
国道1号
国道15号
国道357号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
中野サンプラザから見た中野駅付近の都道420号線。現在は中央分離帯及び中野通りを跨ぐ歩道橋が設置されている。丸井の旧館が見えるがすでに解体され、2011年(平成23年)1月28日に、地上部分13階の複合ビル内で新装開店している。
中野サンプラザから見た中野駅付近の都道420号線。
笹塚交差点の標示。この地点から北が中野通りである。
笹塚交差点付近に立つ12km距離標
渋谷区笹塚交差点。上から首都高速4号新宿線国道20号幡ヶ谷陸橋、20号側道と本道の笹塚交差点。
完成直前の大山−笹塚間
東北沢駅踏切。現在は立体交差化
池ノ上駅 駅前商店街
三宿・池尻交差点。かつては本道は手前からタイム左折、支線が直進となっていた。2022年(令和4年)10月27日より直進が本道となった。
三宿交差点の標示。三宿通りの通称が公式でないせいか、表示がない。
三宿交差点。上は首都高速3号渋谷線、その下が国道246号、手前から奥が本道である。
三宿交差点。上は首都高速3号渋谷線、その下が国道246号、手前が本道である。
三宿交差点近くの8.3km距離標

東京都道420号鮫洲大山線(とうきょうとどう420ごう さめずおおやません)は、東京都品川区八潮橋交差点と板橋区仲宿交差点を結ぶ特例都道である。狭隘区間が残るが、おおむね東京都道317号環状六号線(山手通り)と東京都道318号環状七号線(環七通り)の中間を通り、それらを補完する役割を担っている。

都市計画道路補助第26号線として整備が進められており、「環状6.5号線」と呼称されることもある[1]

起終点等

[編集]

支線

[編集]
  • 南品川三丁目交差点 - 仙台坂 - 仙台坂上交差点
    南品川三丁目交差点 - 仙台坂上交差点までの区間は仙台坂トンネルと従来から存在している旧仙台坂(くらやみ坂、地上ルート)の二つが存在する。坂としての仙台坂の名称は池上通りの青物横丁交差点から仙台坂上交差点の間の区間に譲られている。
  • 目黒区中央体育館入口交差点 - 小山台一丁目交差点
    小山台一丁目交差点にてかむろ坂方面へ続くかむろ坂通りと接続する。

通称

[編集]
26号線通り
目黒郵便局前交差点 - 戸越三丁目交差点
(東京都都市計画道路補助26号線に由来)
三宿通り
五本木交差点 - 三宿・池尻交差点
中野通り
南長崎六丁目交差点 - 笹塚交差点
(東京都通称道路名設定公告整理番号34)
千川通り交差点〜南長崎六丁目交差点も含まれることがある。
ハッピーロード大山商店街(旧川越街道)
国道254号大山西町交差点 - 東武東上本線第16号踏切手前
商店街は大山駅方へ分岐、この区間には都市計画が存在する[2]
旧養育院(現・地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター)前通り
東武東上本線第16号踏切 - 仲宿交差点

通過する自治体

[編集]

重複区間

[編集]
  • 東京都道421号東品川下丸子線:仙台坂上交差点付近(仙台坂を経由するルートは僅かながらこの道路と重複する)
  • 東京都道423号渋谷経堂線(淡島通り):下代田東交差点 - 淡島郵便局前の交差点
    • 三宿・池尻交差点から直進して淡島通りと接する下代田東交差点までの開通前は淡島交差点 - 淡島郵便局前の交差点であった(淡島郵便局前の交差点からみて逆方向)。
  • 東京都道440号落合井草線(新青梅街道):蓮花寺下交差点 - 哲学堂東北角の交差点
  • 国道254号(川越街道):大山西町交差点 - 大山郵便局前の交差点=上位路線

狭隘区間

[編集]

三角橋交差点 - 大山交差点は、小田急小田原線の地下化・複々線化工事に伴い拡幅工事中。

旧狭隘区間

[編集]

通行規制区間

[編集]
  • 池ノ上駅付近の約100m:起点方向への車両一方通行
  • 池ノ上駅北から三角橋交差点:終点方向への車両一方通行
  • 大山西町交差点から東武東上本線第16号踏切まで:終点方向への車両一方通行

交差する道路

[編集]

北(終点側)から

周辺

[編集]

北(終点側)から

道路の特徴

[編集]
  • 標準計画幅員は20m。現況は、狭隘区間や幅員15mの区間が多い。
  • 車線数は、片側1車線 + 自転車レーンの区間が多い。ただし、豊島区内の一部区間及び蓮華寺下交差点(東京都道440号落合井草線交点) - 中野五差路交差点(東京都道433号神楽坂高円寺線交点)までの区間は、1車線の幅がやや狭いながらも概ね4車線(中野駅周辺は5車線)である。武蔵小山駅南側 - 平塚橋交差点の区間は2021年春に南行き2車線 + 北行き1車線の合計3車線化された。
  • 杉山公園交差点(東京都道・埼玉県道4号東京所沢線交点)や平塚橋交差点をはじめ、本路線南側の主要交差点付近は片側3車線(1車線 + 右折・直進・左折レーン)となっている箇所が多い。
  • 開かずの踏切問題を抱える。これを受け、西武鉄道西武新宿線中井駅西方〜野方駅東方間の連続立体交差事業に2014年1月に工事を着手した。東京都が、2013年4月1日付で国土交通省から事業の認可を取得した時点では、完了予定日を2021年3月31日としていたが、事業に必要な用地の取得状況により、2027年3月31日に延期された[7]
  • 中野区北部の新井地域などは、の名所となっている。

紛らわしい地名

[編集]

この道路の路線名の中の大山は、終点近くの板橋区の大山町を指している。路線の途中の渋谷区にも大山町大山交差点)がある。 大山という地名がどちらにもつく理由としては、神奈川県大山阿夫利神社に参詣へ向かう大山街道がそれぞれの地域近辺を通っていたためとされる[8][9]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 品川区第六回 品川区まちづくりマスタープラン策定委員会』(PDF)(レポート)2012年12月26日、10頁https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000039300/006gijiroku2.pdf 
  2. ^ 大山まちづくり総合計画について - 板橋区
  3. ^ 補助第26号線(豊町)交通開放 令和3年10月22日(金曜日)午前11時00分”. 東京都 (2021年10月7日). 2021年10月22日閲覧。
  4. ^ 補助第26号線(三宿)交通開放 令和4年10月27日(木曜日)午前11時00分”. 東京都 (2022年10月13日). 2022年10月17日閲覧。
  5. ^ 大山中央地区 - 東京都都市整備局
  6. ^ 補助第26号線(代沢)の事業に着手します - 東京都
  7. ^ 連続立体交差事業 - 中野区まちづくり推進部 まちづくり事業課、2020年5月13日閲覧。
  8. ^ 大山まちづくり総合計画 - 板橋区
  9. ^ ハッピーロード大山の歴史 - ハッピーロード大山商店街振興組合
  10. ^ 「タモリ倶楽部」 2013年7月13日(土)放送内容”. カカクコム. 2021年5月3日閲覧。