中区域
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位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 중구역 |
漢字: | 中區域 |
片仮名転写: | チュン=グヨク |
ローマ字転写 (MR): | Chung-guyŏk |
統計(2008年) | |
面積: | 13.07[1] km2 |
総人口: | 131,333[1] 人 |
人口密度: | 10,048[1] 人/km2 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 平壌市 |
中区域(チュンくいき)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌市にある行政区域の一つ。金日成広場や平壌駅が所在する平壌の都心部であり、党・政府機関や各種の文教施設、外国人宿泊施設が集まっている。また、この一帯は平壌の旧市街にあたり、万寿台や大同門など歴史的景勝地や史跡も残る。
地理
[編集]大同江が東から西へ向きを変える地点の右岸にある。北から南に牡丹峰区域・普通江区域・平川区域と境を接する。大同江の対岸は大同江区域・東大院区域・船橋区域である。
行政区域
[編集]22洞を管轄する。
- 敬臨洞(キョンニムドン)
- 慶上洞(キョンサンドン)
- 橋口洞(キョグドン)
- 大同門洞(テドンムンドン)
- 東城洞(トンソンドン)
- 東岸洞(トンアンドン)
- 東興洞(トンフンドン)
- 蓮花一洞(リョナイルトン)
- 蓮花二洞(リョナイドン)
- 柳城洞(リュソンドン)
- 万寿洞(マンスドン)
- 普通門洞(ポトンムンドン)
- 西門洞(ソムンドン)
- 西蒼洞(ソチャンドン)
- 駅前洞(ヨクチョンドン)
- 烏灘洞(オタンドン)
- 外城洞(ウェソンドン)
- 鐘路洞(チョンノドン)
- 中城洞(チュンソンドン)
- 蒼光洞(チャングァンドン)
- 解放山洞(ヘバンサンドン)
- 瓊楼洞(キョンルドン)[2]
歴史
[編集]この節の出典[3]
- 1946年9月 - 平安南道平壌市が平壌直轄市に昇格するとともに、中区を設置。中区に以下の里がある。(28里)
- 1948年7月 (22里)
- 橋口里・柳城里・烏灘里・蓮花里・駅前里・東興里・羊角里・平川里・井平里・外城里が中区から分離され、南区となる。
- 西区大駝嶺一里・大駝嶺二里・大駝嶺三里を編入。
- 慶上里の一部が分立し、文殊里が発足。
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、中区が中区域に改称。(22里)
- 1955年2月 - 都市部の里を洞に改編。(27洞)
- 新岩里・西城二里の各一部が合併し、蒼光洞が発足。
- 西城一里・西城四里の各一部が合併し、普通門洞が発足。
- 西城一里の残部・西城四里の残部・西城五里の一部が合併し、西城洞が発足。
- 新岩里の一部・西城二里の残部が合併し、西蒼洞が発足。
- 西城五里が東城洞に改称。
- 大駝嶺一里が分割され、弥勒洞・窟院洞・赤窟洞・西将洞が発足。
- 大駝嶺二里が分割され、大駝嶺洞・普通江洞・石岩洞が発足。
- 大駝嶺三里が分割され、書斎洞・鳳岫洞・宮ゴル洞が発足。
- 薛需里が鐘路洞・営門洞・倉田洞に分割編入。
- 綾羅里・文殊里が慶上洞に編入。
- 西城三里が南区域井平里の一部と合併し、南区域北城洞となる。
- 南区域堂上一里の一部が分立し、新西洞が発足。
- 1957年 - 蒼光洞の一部が分立し、解放山洞が発足。(28洞)
- 1959年9月 (25洞)
- 鳳岫洞・宮ゴル洞が新設の万景台区域に編入。
- 沙倉洞が慶上洞に編入。
- 1960年10月 (12洞)
- 1965年 - 慶上洞・敬臨洞の各一部が合併し、大同門洞が発足。(13洞)
- 1972年 - 倉田洞が万寿洞に編入。(12洞)
- 1979年12月 (24洞)
- 外城区域柳城洞・東興洞・西蒼洞・蒼光洞・東城洞・橋口洞・西城洞・外城洞・蓮花一洞・蓮花二洞・駅前洞・東岸洞・烏灘洞を編入。
- 南門洞が中城洞に編入。
- 1981年 - 新陽洞・新岩洞・西城洞の地域が蒼光洞・普通門洞・西門洞に分割編入。(21洞)
- 1995年 - 橋口洞の一部が東岸洞に編入。(21洞)
- 2021年 - 瓊楼洞が発足[2]。(22洞)
外城区域
[編集]- 1948年7月 - 平壌市中区橋口里・柳城里・烏灘里・蓮花里・駅前里・東興里・羊角里・平川里・井平里・外城里、西区堂上一里・堂上二里、平安南道大同郡古平面の一部区域をもって、南区を設置。 (15里)
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、南区が南区域に改称。(13里)
- 上端里・下端里が中端里に編入。
- 1955年2月 - 都市部の里を洞に改編。(15洞1里)
- 羊角里が柳城洞に編入。
- 井平里・平川里の各一部が合併し、鳳池洞が発足。
- 堂上二里の一部が分割され、船内洞・堂上洞が発足。
- 堂上一里の一部・堂上二里の残部が合併し、運河洞が発足。
- 井平里の一部が中区域西城三里と合併し、北城洞が発足。
- 堂上一里の残部が分割され、土城洞・新西洞が発足。
- 新西洞が中区域に編入。
- 1957年 - 鳳池洞の一部が分立し、干城洞が発足。(16洞1里)
- 1959年9月 - 南区域が外城区域に改称。(14洞1里)
- 堂上洞・船内洞が新設の万景台区域に編入。
- 1960年10月 (12洞)
- 1967年 (14洞)
- 蓮花洞が分割され、蓮花一洞・蓮花二洞が発足。
- 橋口洞・駅前洞の各一部が合併し、東岸洞が発足。
- 1972年 - 新西洞が西城洞・東城洞に分割編入。(13洞)
- 1979年12月 - 外城区域廃止。
- 柳城洞・東興洞・西蒼洞・蒼光洞・東城洞・橋口洞・西城洞・外城洞・蓮花一洞・蓮花二洞・駅前洞・東岸洞・烏灘洞が中区域に編入。
施設
[編集]- 万寿台(最高人民会議の議事堂である万寿台議事堂の所在地)
- 金日成広場
- 朝鮮労働党中央党本庁舎
- 党創建事績館
- 金策工業総合大学
- 人民大学習堂
- 万寿台芸術劇場
- 人民文化宮殿
- 平壌学生少年宮殿
- 労働新聞社
- 平壌第一百貨店
- 玉流橋
- 玉流館
- 綾羅島
- 綾羅橋
- 綾羅遊園地
- 綾羅島5月1日競技場
- 大同橋
- 大同門、練光亭
- 蒼光院
- 清流館
- 滑冰館
- 平壌高麗ホテル
- 大同江ホテル
- 平壌ホテル
- 羊角島
- SEKスタジオ(朝鮮4・26児童映画撮影所)
- ロシア大使館
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “NORTH KOREA: Administrative Division”. Citypopulation.de (2021年9月12日). 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b “「金正恩時代の記念碑的建築物」 北朝鮮、開発中の行政区域を命名”. デイリーNKジャパン. (2021年9月13日) 2021年9月19日閲覧。
- ^ 평양시 중구역 역사