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三熊山美夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三熊山 美夫(みくまやま よしお、1908年7月20日 - 没年不明[1])は、現在の兵庫県洲本市出身で中川部屋武蔵川部屋鏡山部屋に所属した元大相撲力士。本名は小泉 美夫。167cm、102kg。最高位は西前頭12枚目。

経歴

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1923年1月初土俵、1932年5月十両昇進。1936年1月新入幕。非力と評されながらも、ずんぐりとした体相当の相撲を見せ、評判はよかった。しかし幕内在位は3場所に終わり、1938年1月に廃業。廃業してからは消息が全く不明になっている。

四股名は故郷の山から。

大変器用な力士で、初っ切り相撲甚句弓取りと何でも務められたので巡業で重宝がられた。

成績

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  • 幕内3場所15勝20敗
  • 通算18場所82勝69敗
  • 幕下優勝1回、三段目優勝2回、序ノ口優勝1回

場所別成績

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三熊山 美夫
春場所 三月場所 夏場所 秋場所
1923年
(大正12年)
(前相撲) x (前相撲) x
1924年
(大正13年)
(前相撲) x 東序ノ口17枚目
1–4 
x
1925年
(大正14年)
東序ノ口4枚目
優勝
6–0
x 東序二段18枚目
5–1 
x
1926年
(大正15年)
西三段目26枚目
2–4 
x 東三段目43枚目
3–3 
x
1927年
(昭和2年)
西三段目44枚目
5–1 
西三段目44枚目
3–3 
西三段目12枚目
3–3 
東三段目38枚目
0–0–6 
1928年
(昭和3年)
西三段目8枚目
1–5 
東序二段12枚目
4–2 
西三段目25枚目
3–3 
西三段目25枚目
4–2 
1929年
(昭和4年)
西三段目4枚目
3–3 
西三段目4枚目
3–3 
西三段目筆頭
優勝
6–0
西三段目筆頭
優勝
6–0
1930年
(昭和5年)
東幕下8枚目
2–4 
東幕下8枚目
2–4 
西幕下22枚目
2–3 
西幕下22枚目
4–2 
1931年
(昭和6年)
東幕下17枚目
3–3 
東幕下17枚目
1–5 
西幕下32枚目
4–2 
西幕下32枚目
2–4 
1932年
(昭和7年)
西幕下12枚目
優勝
7–1
西幕下12枚目
6–4 
東十両10枚目
6–5 
東十両10枚目
3–8 
1933年
(昭和8年)
西幕下6枚目
7–4 
x 東十両13枚目
3–8 
x
1934年
(昭和9年)
西幕下3枚目
4–7 
x 東幕下13枚目
8–3 
x
1935年
(昭和10年)
東十両11枚目
7–4 
x 東十両3枚目
8–3 
x
1936年
(昭和11年)
東前頭14枚目
6–5 
x 西前頭12枚目
4–7 
x
1937年
(昭和12年)
西十両筆頭
6–5 
x 東前頭17枚目
5–8 
x
1938年
(昭和13年)
東十両3枚目
引退
1–12–0
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)
  • 1932年1月番付は東幕下28枚目

改名

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改名歴なし [2]

出典

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  1. ^ https://web.archive.org/web/20010318205155/http://www.fsinet.or.jp/~sumo/profile/1/19360101.htm
  2. ^ 大相撲力士一覧平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

関連項目

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