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World Boxing Super Series

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
World Boxing Super Series
YouTube
チャンネル
活動期間 2016年4月26日 - 2022年6月
登録者数 約19万人
総再生回数 約4784万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年8月4日時点。
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World Boxing Super Series(ワールドボクシング・スーパーシリーズ、WBSS)は、Comosa社が主催するプロボクシングのトーナメント戦。2017年から開始。2シーズンが開催され、2021年6月に第3シーズンの開催が発表されたが、開催されないまま自然消滅に至った。

創設メンバー

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Comosa社(Comosa社は2017年3月に下記メンバーにより設立されたイベントプロモーター会社[1]。設立時の拠点はチューリッヒ[2]。)

参加資格

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WBAWBCIBFWBOのいずれかの世界王者、または、世界ランキング15位以内のもの。

ジャッジ

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World Boxing Super Seriesでは3人の公式ジャッジに特別ルールで4人目のジャッジが加えられ、3人の公式ジャッジの採点が引き分けになった場合や、試合結果が無効試合や無判定試合になった場合に、この4人目のジャッジの採点が採用されトーナメントの勝者が決められる[6]

表彰

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優勝者にはトロフィーモハメド・アリ杯と優勝賞金が授与される。

財政問題

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第2シーズンで、ファイトマネーの遅配や主催者対応の遅さからイバン・バランチェクがトーナメント撤退を表明、レジス・プログレイスもトーナメント撤退を示唆し、資金難によるWBSS継続危機報道がされた[7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18]。またそのためか、予定より試合日程の遅れが目立ち、試合が決まらない不信感からノニト・ドネアもトーナメント撤退を示唆した[19][20]

2019年8月にプログレイスが正式にトーナメント撤退を表明し、主催のComosa社をアメリカの連邦裁判所に試合報酬の未払い等で提訴した[21]。その後両陣営が歩み寄りプログレイス陣営は訴訟を取り下げた[22]

歴代優勝者

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シーズン 開催年 階級 優勝者 準優勝者
第1シーズン 2017–18 クルーザー級 ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク ロシアの旗 ムラト・ガシエフ
スーパーミドル級 イギリスの旗 カラム・スミス イギリスの旗 ジョージ・グローブス
第2シーズン 2018–19 スーパーライト級 イギリスの旗 ジョシュ・テイラー アメリカ合衆国の旗 レジス・プログレイス
バンタム級 日本の旗 井上尚弥 フィリピンの旗 ノニト・ドネア
クルーザー級(2回目) ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス キューバの旗 ユニエル・ドルティコス

第1シーズン

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第1シーズンは2017年9月に始まり、クルーザー級スーパーミドル級で開催され、2018年9月までに終了した。

優勝賞金は1000万米ドルで、2階級合わせて賞金総額5000万米ドルの大会[23][24]

クルーザー級 (第1回)

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2017年7月8日にモンテカルロで開催されたトーナメント組み合わせ発表会で、主催者により選ばれたシード選手のオレクサンドル・ウシク(第1シード)、マイリス・ブリエディス(第3シード)、ユニエル・ドルティコス(第4シード)がそれぞれ対戦相手を選んで、トーナメント一回戦の組み合わせが決定した。また 第2シードのムラト・ガシエフとクシシュトフ・ヴウォダルチクのIBFの指名試合がトーナメント一回戦に組み込まれた[25][26]

参加選手

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トーナメント開始時参加選手

クシシュトフ・グウォヴァツキマテウシュ・マステルナク英語版をリザーブ選手として登録[27]

※はトーナメント参加時の戦績と世界王座

名前 戦績(※) 世界王座(※)
ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク 12戦 12勝 (10KO) 無敗 WBO世界クルーザー級王者
ロシアの旗 ムラト・ガシエフ 24戦 23勝 (17KO) 無敗 1無効試合 IBF世界クルーザー級王者
ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 22戦 22勝 (18KO) 無敗 WBC世界クルーザー級王者
ポーランドの旗 クシシュトフ・ヴウォダルチク 57戦 53勝 (37KO) 3敗 1分
キューバの旗 ユニエル・ドルティコス 21戦 21勝 (20KO) 無敗 WBA世界クルーザー級正規王者
ドイツの旗 マルコ・フック 45戦 40勝 (27KO) 4敗 1分
ロシアの旗 ディミトリー・クドリャショフ 22戦 21勝 (21KO) 1敗
キューバの旗 マイク・ペレス 25戦 22勝 (14KO) 2敗 1分

一回戦

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2017年9月9日 ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク 10R 2:18 TKO ドイツの旗 マルコ・フック ドイツの旗 ドイツ ベルリンマックス・シュメリング・ハレ WBO世界クルーザー級タイトルマッチ[28][29]
2017年9月23日 キューバの旗 ユニエル・ドルティコス 2R 2:10 TKO ロシアの旗 ディミトリー・クドリャショフ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州サンアントニオアラモドーム WBA世界クルーザー級タイトルマッチ[30][31][32]
2017年9月30日 ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 12R 判定3-0 キューバの旗 マイク・ペレス  ラトビア リガアリーナ・リガ WBC世界クルーザー級タイトルマッチ[33][34]
2017年10月21日 ロシアの旗 ムラト・ガシエフ 3R 1:57 KO ポーランドの旗 クシシュトフ・ヴウォダルチク アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州ニューアークプルデンシャル・センター IBF世界クルーザータイトルマッチ[35][36]

準決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年1月27日 ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク 12R 判定2-0 ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス  ラトビア リガアリーナ・リガ WBC・WBO世界クルーザー級王座統一戦[37][38]
2018年2月3日 ロシアの旗 ムラト・ガシエフ 12R 2:52 TKO キューバの旗 ユニエル・ドルティコス ロシアの旗 ロシア ソチボリショイ・アイス・ドーム WBA・IBF世界クルーザー級王座統一戦[39][40][41]

決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年7月21日 ウクライナの旗 オレクサンドル・ウシク 12R 判定3-0 ロシアの旗 ムラト・ガシエフ ロシアの旗 ロシア モスクワオリンピック・スタジアム WBA・WBC・IBF・WBO世界クルーザー級王座統一戦[42]

トーナメント表

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  一回戦
2017年9月9日(ベルリンマックス・シュメリング・ハレ
9月23日(サンアントニオアラモドーム
9月30日(リガアリーナ・リガ
10月21日(ニューアークプルデンシャル・センター
準決勝
2018年1月27日(アリーナ・リガ)
2月3日(ソチボリショイ・アイス・ドーム
決勝戦
7月21日(モスクワオリンピック・スタジアム
                           
TKO
10R 2:18
オレクサンドル・ウシク
判定2-0
マイリス・ブリエディス
12R
判定3-0
  12R
 
オレクサンドル・ウシク
判定3-0
ムラト・ガシエフ
12R
  KO
3R 1:57
ムラト・ガシエフ
KO
ユニエル・ドルティコス
12R 2:52
KO
2R 2:10

スーパーミドル級

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2017年7月8日にモンテカルロで開催されたトーナメント組み合わせ発表会で、主催者により選ばれたシード選手のジョージ・グローブス(第1シード)、カラム・スミス(第2シード)、ユルゲン・ブリーマー(第4シード)がそれぞれ対戦相手を選んで、トーナメント一回戦の組み合わせが決定した。尚第3シードでの出場権を懸けた試合は7日後に行われ、出場選手が未確定の為主催者が代理で選んだ。

参加選手

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トーナメント開始時参加選手

※2017年7月15日、ウェンブリー・アリーナでクリス・ユーバンク・ジュニアとアルツール・アブラハムで第3シードでの出場権を懸けて対戦し[43]、ユーバンク・ジュニアが12回3-0(118-110×2、120-108)の判定勝ちを収め第3シードになり本戦出場を決めた[44][45][46]

パトリック・ニールセンビンセント・フェイゲンブッツをリザーブ選手として登録[47]

※はトーナメント参加時の戦績と世界王座

名前 戦績(※) 世界王座(※)
イギリスの旗 ジョージ・グローブス 29戦 26勝 (19KO) 3敗 WBA世界スーパーミドル級スーパー王者
イギリスの旗 クリス・ユーバンク・ジュニア 26戦 25勝 (19KO) 1敗 IBO世界スーパーミドル級王者
イギリスの旗 カラム・スミス 22戦 22勝 (17KO) 無敗
ドイツの旗 ユルゲン・ブリーマー 51戦 48勝 (35KO) 3敗
アメリカ合衆国の旗 ロブ・ブラント 22戦 22勝 (15KO) 無敗
イギリスの旗 ジェイミー・コックス英語版 24戦 24勝 (13KO) 無敗
トルコの旗 アブニ・イルディリム英語版 16戦 16勝 (10KO) 無敗
スウェーデンの旗 エリック・スコーグランド 26戦 26勝 (12KO) 無敗

中途参加選手

(※はトーナメント参加時の戦績)

名前 戦績(※) 補足
オランダの旗 ニキー・ホルツケン 13戦 13勝 (10KO) 無敗 ユルゲン・ブリーマーの替わり

一回戦

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2017年9月16日 イギリスの旗 カラム・スミス 12R 判定3-0 スウェーデンの旗 エリック・スコーグランド イギリスの旗 イギリス リヴァプールM&S・バンク・アリーナ WBC世界スーパーミドル級ダイヤモンド王座決定戦
2017年10月7日 イギリスの旗 クリス・ユーバンク・ジュニア 3R 1:58 KO トルコの旗 アブニ・イルディリム英語版 ドイツの旗 ドイツ シュトゥットガルトハンス=マルティン・シュライヤー・ハレ IBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ[48][49]
2017年10月14日 イギリスの旗 ジョージ・グローブス 4R 1:42 KO イギリスの旗 ジェイミー・コックス英語版 イギリスの旗 イギリス ロンドンSSEアリーナ・ウェンブリー WBAスーパー世界スーパーミドル級タイトルマッチ[50][51][52]
2017年10月27日 ドイツの旗 ユルゲン・ブリーマー 12R 判定3-0 アメリカ合衆国の旗 ロブ・ブラント ドイツの旗 ドイツ シュヴェリーンシュポルト・ウント・コングレスハレ [53][54]

準決勝

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※ブリーマーがインフルエンザを罹患し離脱、替わりの選手としてニキー・ホルツケンが参加する[55][56]

日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年2月17日 イギリスの旗 ジョージ・グローブス 12R 判定3-0 イギリスの旗 クリス・ユーバンク・ジュニア イギリスの旗 イギリス マンチェスターマンチェスター・アリーナ WBAスーパー・IBO世界スーパーミドル級王座統一戦[57][58][59]
2018年2月24日 イギリスの旗 カラム・スミス 12R 判定3-0 オランダの旗 ニキー・ホルツケン ドイツの旗 ドイツ ニュルンベルクアレーナ・ニュルンベルク・フェアズィッヒェルング WBC世界スーパーミドル級ダイヤモンドタイトルマッチ[60][61]

決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年9月29日 イギリスの旗 カラム・スミス 7R 2:04 KO イギリスの旗 ジョージ・グローブス サウジアラビアの旗 サウジアラビア ジッダキング・アブドゥッラー・スポーツシティ WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ[62]

トーナメント表

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  一回戦
2017年9月16日(リヴァプールM&S・バンク・アリーナ
10月7日(シュトゥットガルトハンス=マルティン・シュライヤー・ハレ
10月14日(ロンドンSSEアリーナ・ウェンブリー
10月27日(シュヴェリーンシュポルト・ウント・コングレスハレ
準決勝
2018年2月17日(マンチェスターマンチェスター・アリーナ
2月24日(ニュルンベルクアレーナ・ニュルンベルク・フェアズィッヒェルング
決勝戦
9月29日(ジッダキング・アブドゥッラー・スポーツシティ
                           
KO
4R 2:18
ジョージ・グローブス
判定3-0
クリス・ユーバンク・ジュニア
12R
3R 1:58
  KO
 
ジョージ・グローブス
KO
カラム・スミス
7R 2:04
  判定3-0
12R
カラム・スミス
判定3-0
12R
判定3-0
12R

第2シーズン

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第2シーズンはスーパーライト級バンタム級[63]、第1シーズンに続いてクルーザー級が開催されることとなった。

主催のComosa社からは優勝賞金や試合報酬の公式な発表はなかったが、出場選手のレジス・プログレイスが金銭問題が生じたことでComosa社に対して起こした訴訟から、スーパーライト級トーナメントの報酬は、1回戦の報酬がファイトマネー50万ドルと勝利ボーナス50万ドル、準決勝の報酬がファイトマネー50万ドルと勝利ボーナス60万ドル、決勝の報酬がファイトマネー70万ドルと勝利ボーナス130万ドルであることが明らかになっている[64]

バンタム級トーナメントの報酬は、日本で推定金額として、ファイトマネーと勝利ボーナスを合わせた報酬が、1回戦60万ドル、準決勝80万ドル、決勝戦100万ドルと報道された[65]

スーパーライト級

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2018年7月20日、ロシア・モスクワで組み合わせ発表会が開催され、主催者が2人のシード選手を決めて、第一シードのレジス・プログレイスがテリー・フラナガン、第二シードのジョシュ・テイラーが残りのライアン・マーティンを対戦相手に選んでトーナメント一回戦の組み合わせが決定した[66]。他にキリル・レリクとエドゥアルド・トロヤノフスキーのWBAの指名試合、イバン・バランチェクとアンソニー・イギットのIBF同級王座決定戦がトーナメント一回戦に組み込まれた[67][68]

ドーピング違反

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2019年11月20日にイギリスアンチ・ドーピング機関(UKAD)が、2018年11月3日のジョシュ・テイラーとの試合で禁止物質アンドロステロンとエチオコラノンの陽性反応が検出されドーピング検査に失格していたライアン・マーティンに、4年間の試合出場禁止処分を下した[69][70]

参加選手

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トーナメント開始時参加選手

ビクトル・ポストルスブリエル・マティアスをリザーブ選手として登録[71][72]

※はトーナメント参加時の戦績と世界王座

名前 戦績(※) 世界王座(※)
アメリカ合衆国の旗 レジス・プログレイス 22戦 22勝 (19KO) 無敗 WBC世界スーパーライト級暫定王者
イギリスの旗 ジョシュ・テイラー 13戦 13勝 (11KO) 無敗
ベラルーシの旗 キリル・レリク 24戦 22勝 (19KO) 2敗 WBA世界スーパーライト級王者
ロシアの旗 エドゥアルド・トロヤノフスキー 28戦 27勝 (24KO) 1敗
ベラルーシの旗 イバン・バランチェク 18戦 18勝 (11KO) 無敗
アメリカ合衆国の旗 ライアン・マーティン英語版 22戦 22勝 (12KO) 無敗
イギリスの旗 テリー・フラナガン 33戦 32勝 (13KO) 1敗
スウェーデンの旗 アンソニー・イギット英語版 22戦 21勝 (7KO) 無敗 1分

一回戦

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年10月7日 ベラルーシの旗 キリル・レリク 12R 判定3-0 ロシアの旗 エドゥアルド・トロヤノフスキー 日本の旗 日本 横浜アリーナ WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ[73]
2018年10月27日 アメリカ合衆国の旗 レジス・プログレイス 12R 判定3-0 イギリスの旗 テリー・フラナガン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューオーリンズレイクフロント・アリーナ
2018年10月27日 ベラルーシの旗 イバン・バランチェク 7R 終了 TKO スウェーデンの旗 アンソニー・イギット英語版 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューオーリンズレイクフロント・アリーナ IBF世界スーパーライト級王座決定戦[74]
2018年11月3日 イギリスの旗 ジョシュ・テイラー 7R 2:21 TKO アメリカ合衆国の旗 ライアン・マーティン英語版 イギリスの旗 イギリス グラスゴーThe SSE Hydro

準決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2019年4月27日 アメリカ合衆国の旗 レジス・プログレイス 6R 1:36 TKO ベラルーシの旗 キリル・レリク アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ラファイエット・ケイジャン・ドーム WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ
2019年5月18日 イギリスの旗 ジョシュ・テイラー 12R 判定3-0 ベラルーシの旗 イバン・バランチェク イギリスの旗 イギリス グラスゴーThe SSE Hydro IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ[75]

決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2019年10月26日 イギリスの旗 ジョシュ・テイラー 12R 判定2-0 アメリカ合衆国の旗 レジス・プログレイス イギリスの旗 イギリス ロンドンO2アリーナ WBA・IBF世界スーパーライト級王座統一戦[76]

トーナメント表

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  一回戦
2018年10月7日(横浜市横浜アリーナ
10月27日(ニューオーリンズレイクフロント・アリーナ
11月3日(グラスゴーThe SSE Hydro
準決勝戦
2019年4月27日(ラファイエット・ケイジャン・ドーム)
5月18日(The SSE Hydro)
決勝戦
2019年10月26日(ロンドンO2アリーナ
                           
12R
判定3-0
レジス・プログレイス
TKO
キリル・レリク
6R 1:36
12R
  判定3-0
 
レジス・プログレイス
12R
ジョシュ・テイラー
判定2-0
  TKO
7R 2:21
ジョシュ・テイラー
12R
イバン・バランチェク
判定3-0
TKO
7R 終了

バンタム級

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2018年5月9日、イギリス・ロンドンで記者会見が開かれ、WBAスーパー王者ライアン・バーネット、WBO王者ゾラニ・テテ、IBF王者エマヌエル・ロドリゲスの出場が発表された[77][78]。 同年7月1日にジェイソン・モロニーが出場し、IBF王者のエマヌエル・ロドリゲスとの指名試合をトーナメント一回戦で行うことが発表された[79][80]。5日には5階級制覇王者のノニト・ドネア[81]、9日にはファン・カルロス・パヤノ[82][83]、11日にはWBAレギュラー王者井上尚弥[84][85]、17日にはミーシャ・アロイヤンの出場がそれぞれ発表された[86]

2018年7月20日、ロシア・モスクワで組み合わせ発表会が開催され、主催者が3人のシード選手を決めて、第一シードのライアン・バーネットがノニト・ドネア、第二シードの井上尚弥がファン・カルロス・パヤノ、第三シードのゾラニ・テテが残りのミーシャ・アロイヤンを対戦相手に選んでトーナメント一回戦の組み合わせが決定した[66]。他にエマヌエル・ロドリゲスとジェイソン・モロニーのIBFの指名試合がトーナメント一回戦に組み込まれた[67]

参加選手

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トーナメント開始時参加選手

ポール・バトラーをリザーブ選手として登録[87]

※はトーナメント参加時の戦績と世界王座

名前 戦績(※) 世界王座(※)
日本の旗 井上尚弥 16戦 16勝 (14KO) 無敗 WBA世界バンタム級レギュラー王者
イギリスの旗 ライアン・バーネット 19戦 19勝 (09KO) 無敗 WBA世界バンタム級スーパー王者
南アフリカ共和国の旗 ゾラニ・テテ 30戦 27勝 (21KO) 3敗 WBO世界バンタム級王者
ドミニカ共和国の旗 ファン・カルロス・パヤノ 21戦 20勝 (09KO) 1敗
プエルトリコの旗 エマヌエル・ロドリゲス 18戦 18勝 (12KO) 無敗 IBF世界バンタム級王者
ロシアの旗 ミーシャ・アロイヤン英語版 4戦 4勝 (0KO) 無敗
フィリピンの旗 ノニト・ドネア 43戦 38勝 (24KO) 5敗
オーストラリアの旗 ジェイソン・モロニー 17戦 17勝 (14KO) 無敗


中途参加選手

(※はトーナメント参加時の戦績)

名前 戦績(※) 補足
アメリカ合衆国の旗 ステフォン・ヤング 22戦 18勝 (7KO) 1敗 3分 ゾラニ・テテの替わり

一回戦

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年10月7日 日本の旗 井上尚弥 1R 1:10 KO ドミニカ共和国の旗 ファン・カルロス・パヤノ 日本の旗 日本 横浜アリーナ WBA世界バンタム級タイトルマッチ[88]
2018年10月13日 南アフリカ共和国の旗 ゾラニ・テテ 12R 判定3-0 ロシアの旗 ミーシャ・アロイヤン英語版 ロシアの旗 ロシア エカテリンブルク・エカテリンブルク・エクスポ WBO世界バンタム級タイトルマッチ[89]
2018年10月20日 プエルトリコの旗 エマヌエル・ロドリゲス 12R 判定2-1 オーストラリアの旗 ジェイソン・モロニー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オーランドCFE・アリーナ IBF世界バンタム級タイトルマッチ[90]
2018年11月3日 フィリピンの旗 ノニト・ドネア 4R 終了 TKO イギリスの旗 ライアン・バーネット イギリスの旗 イギリス グラスゴーThe SSE Hydro WBAスーパー・世界バンタム級タイトルマッチ[91]

準決勝

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※テテが肩を故障し離脱、替わりの選手としてステフォン・ヤングが参加する[92]

日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2019年4月27日 フィリピンの旗 ノニト・ドネア 6R 2:37 KO アメリカ合衆国の旗 ステフォン・ヤング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ラファイエット・ケイジャン・ドーム WBAスーパー・世界バンタム級タイトルマッチ[93]
2019年5月18日 日本の旗 井上尚弥 2R 1:19 KO プエルトリコの旗 エマヌエル・ロドリゲス イギリスの旗 イギリス グラスゴーThe SSE Hydro IBF世界バンタム級タイトルマッチ[94]

決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2019年11月7日 日本の旗 井上尚弥 12R 判定3-0 フィリピンの旗 ノニト・ドネア 日本の旗 日本 さいたまスーパーアリーナ WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦[95]

トーナメント表

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  一回戦
2018年10月7日(横浜市横浜アリーナ
10月13日(エカテリンブルク・エカテリンブルク・エクスポ)
10月20日(オーランドCFE・アリーナ
11月3日(グラスゴーThe SSE Hydro
準決勝戦
2019年4月27日(ラファイエット・ケイジャン・ドーム)
5月18日(The SSE Hydro)
決勝戦
2019年11月7日(さいたま市さいたまスーパーアリーナ
                           
4R 終了
TKO
ノニト・ドネア
KO
ステフォン・ヤング
6R 2:37
12R
  判定3-0
 
ノニト・ドネア
12R
井上尚弥
判定3-0
  KO
1R 1:10
井上尚弥
KO
エマヌエル・ロドリゲス
2R 1:19
12R
判定2-1

クルーザー級(第2回)

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2018年8月21日、第2回目のクルーザー級トーナメントが開催されることが発表された[96][97]

2018年8月29日、組み合わせ発表会は開催せず、8人の出場選手と試合組み合わせが同時に発表された[98]

参加選手

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トーナメント開始時参加選手

※クルーザー級第2回トーナメントはリザーブ選手登録無しで開催された。

※はトーナメント参加時の戦績と世界王座

名前 戦績(※) 世界王座(※)
ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 25戦 24勝 (18KO) 1敗
ポーランドの旗 クシシュトフ・グウォヴァツキ 31戦 30勝 (19KO) 1敗
キューバの旗 ユニエル・ドルティコス 23戦 22勝 (21KO) 1敗
ロシアの旗 マキシム・ウラソフ 44戦 42勝 (25KO) 2敗
アメリカ合衆国の旗 アンドリュー・タビティー英語版 16戦 16勝 (13KO) 無敗
ポーランドの旗 マテウシュ・マステルナク英語版 45戦 41勝 (28KO) 4敗
ロシアの旗 ルスラン・ファイファー英語版 23戦 23勝 (16KO) 無敗
ドイツの旗 ノエル・ゲボール 24戦 23勝 (10KO) 1敗

一回戦

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2018年10月13日 アメリカ合衆国の旗 アンドリュー・タビティー英語版 12R 判定3-0 ロシアの旗 ルスラン・ファイファー英語版 ロシアの旗 ロシア エカテリンブルク・エカテリンブルク・エクスポ
2018年10月20日 キューバの旗 ユニエル・ドルティコス 12R 判定3-0 ポーランドの旗 マテウシュ・マステルナク英語版 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オーランドCFE・アリーナ
2018年11月10日 ポーランドの旗 クシシュトフ・グウォヴァツキ 12R 判定3-0 ロシアの旗 マキシム・ウラソフ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 シカゴクレジット・ユニオン・1・アリーナ WBO世界クルーザー級暫定王座決定戦
2018年11月10日 ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 12R 判定3-0 ドイツの旗 ノエル・ゲボール アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 シカゴクレジット・ユニオン・1・アリーナ WBC世界クルーザー級ダイヤモンド王座決定戦

準決勝

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日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2019年6月15日 キューバの旗 ユニエル・ドルティコス 10R 2:33 KO アメリカ合衆国の旗 アンドリュー・タビティー英語版  ラトビア リガアリーナ・リガ IBF世界クルーザー級王座決定戦[99]
2019年6月15日 ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 3R 0:27 KO ポーランドの旗 クシシュトフ・グウォヴァツキ  ラトビア リガアリーナ・リガ WBO世界クルーザー級タイトルマッチ

決勝

日時 勝者 試合結果 敗者 開催地 タイトル
2020年9月26日 ラトビアの旗 マイリス・ブリエディス 12R 判定2-0 キューバの旗 ユニエル・ドルティコス ドイツの旗 ドイツ ミュンヘン・プラザメディア・ブロードキャスティング・センター IBF世界クルーザー級タイトルマッチ[100]

トーナメント表

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  一回戦
2018年10月13日(エカテリンブルク・エカテリンブルク・エクスポ)
10月20日(オーランドCFE・アリーナ
11月10日(シカゴクレジット・ユニオン・1・アリーナ
準決勝戦
2019年6月15日(リガアリーナ・リガ
決勝戦
2020年9月26日(ミュンヘン・プラザメディア・ブロードキャスティング・センター)
                           
12R
判定3-0
マイリス・ブリエディス
KO
クシシュトフ・グウォヴァツキ
3R 0:27
12R
  判定3-0
 
マイリス・ブリエディス
12R
ユニエル・ドルティコス
判定2-0
  12R
判定3-0
ユニエル・ドルティコス
KO
アンドリュー・タビティー
10R 2:33
12R
判定3-0

第3シーズン

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2021年6月21日、第3シーズンは女子スーパーフェザー級で開催されることが発表された[101]

WBSS消滅

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しかし第3シーズン開催発表前の2021年3月、ザウアーラント・イベントがワッサーマン・メディア・グループに買収され、ワッサーマン・ボクシングが設立しベルリンからロンドンに本部を移転した[102]。第3シーズン発表から3ヶ月後の9月10日、クラーゲンフルトヴェルターゼー・シュターディオンで行われたフィリップ・フルゴビッチ対マルコ・ラドンジッチ戦をマッチメイクしたザウアーラント時代から改名したワッサーマン・ボクシングのマッチメーカーを務めWBSSトーナメント及び興行編成に大きな影響を持っていたトム・ダラスがこの興行開催をきっかけとなり翌年にマッチルーム・スポーツの新しいマッチメーカーとして引き抜かれた[103]

2022年2月10日、カッレ・ザウアーラントが前年6月にKSIとパートナーシップ契約を結んで新たにボクシングプロモーション会社「Misfits Boxing」を設立した為[104]、経営に専念する為にWBSS代表を辞任、ハイライト・イベント・アンド・エンターテインメントの社長兼WBSSCEOのアンドレアス・ベンズが後任のWBSS代表に就任、WBSS新しいCEOにUEFAチャンピオンズリーグのマーケティング部門で永らく活躍したトーマス・シュミットが就任した[105]。だが新型コロナ禍のダメージが深刻となり第3シーズンの開催を模索した新しい経営陣の刷新による効果は長続きせず、6月にXのツィートを最後に活動は停止され、後にXやInstagramに公式YouTubeチャンネルが削除されComosa社及びWBSSは自然消滅した[106]

脚注

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  2. ^ Der Schneeball im OfenSächsische 2017年6月9日
  3. ^ Richard Schaefer founds Ringstar SportsBad Left Hook 2016年6月22日
  4. ^ Team Sauerland - Geschichte und Zukunftboxen.com
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  11. ^ IVAN BARANCHYK WITHDRAWS FROM WORLD BOXING SUPER SERIES AMID GROWING FINANCIAL CONCERNS”. The Ring (2019年1月31日). 2019年7月26日閲覧。
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  16. ^ Manager reiterates Baranchyk not fighting Taylor”. ESPN.com (2019年3月3日). 2019年7月26日閲覧。
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  18. ^ Junior welterweight Baranchyk to rejoin WBSS”. ESPN.com (2019年4月19日). 2019年7月26日閲覧。
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関連項目

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外部リンク

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