スブリエル・マティアス
基本情報 | |
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本名 | スブリエル・アフメド・マティアス・マシュー |
通称 |
Browny(ブラウニー) El Orgullo de Maternillo |
階級 | スーパーライト級 |
身長 | 175cm |
リーチ | 180cm |
国籍 | プエルトリコ |
誕生日 | 1992年3月30日(32歳) |
出身地 | ファハルド |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 22 |
勝ち | 20 |
KO勝ち | 20 |
敗け | 2 |
スブリエル・アフメド・マティアス・マシュー(Subriel Ahmed Matías Matthew、1992年3月31日-)は、プエルトリコのプロボクサー。ファハルド出身。元IBF世界スーパーライト級王者。
来歴
[編集]貧しい漁村に生まれる。少年時代は犯罪に手を染め、2012年8月には銃撃事件を起こし刑務所に19か月間服役した。その後ボクシングを始めた。
2015年12月19日、プロデビュー戦を行い1回1分1秒TKO勝ち。
2019年7月19日、メリーランド州オクソン・ヒルのMGM ナショナル・ハーバーにてテオフィモ・ロペス対中谷正義の前座でマキシム・ダダシェフと対戦し、11回終了時に棄権によるTKO勝ちを収めジョシュ・テイラーへの挑戦権を獲得したが、試合後、ダダシェフは重度の脳損傷を負い、開頭手術を施されたが試合の4日後に死亡した[1][2]。
2021年5月19日、カリフォルニア州の ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク・テニスコートでIBF世界スーパーライト級8位のベティルジャン・ジュケムバエフとIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦を行い、8回終了時にジュケムバエフが棄権した為TKO勝ちを収めテイラーへの挑戦権を再度獲得した[3]。
2022年1月23日、アトランティックシティのボルガタ・ホテル・カジノ・アンド・スパ内ボルガタ・イベント・センターで以前初黒星を付けられているWBA世界スーパーライト級13位のペトロス・アナンヤンと約2年ぶりに再戦を行い、9回終了時にアナンヤンが棄権した為TKO勝ちを収め初黒星の借りを返した[4]。
2023年2月25日、ミネアポリスのミネアポリス・アーモリーでテイラーが返上したIBF世界スーパーライト級王座決定戦をIBF世界スーパーライト級2位のヘレミアス・ポンセと行い[5]、5回終了時に棄権によるTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[6]。
2023年8月15日、IBF本部で行われたIBF世界スーパーライト級王者マティアスとショージャホン・エルガシェフの陣営による入札が行われ、マティアスを擁するTGBプロモーションズが破格の510,000ドルを提示し、エルガシェフを擁するサリタ・プロモーションズの225,000ドルを抑えて落札、報酬はマティアスが70%に当たる357,000ドル、エルガシェフが30%に当たる153,000ドルとなった[7]。
2023年11月25日、ネバダ州ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナにてデビッド・ベナビデス対デメトリアス・アンドラーデの前座のIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチでIBF世界同級3位のショージャホン・エルガシェフと対戦し、5回終了時に棄権によるTKO勝ちを収め初防衛に成功した[8]。
2024年2月13日、TGBプロモーションズから離脱しエディー・ハーン率いるマッチルーム・スポーツ・USAと契約を結んだ[9][10]。
2024年6月15日、母国プエルトリコ・マナティのコリセオ・フアン・オービン・クルス・アブレウにてIBF世界スーパーライト級5位のリアム・パロと対戦し、12回0-3(112-115×2、111-116)の判定負けを喫し王座から陥落した[11]。
戦績
[編集]- プロボクシング:22戦 20勝 (20KO) 2敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2015年12月19日 | ☆ | 1R 1:01 | TKO | ファン・ロハス・ロドリゲス | プエルトリコ | プロデビュー戦 |
2 | 2016年7月16日 | ☆ | 2R 2:59 | TKO | ラモン・メレンデス | プエルトリコ | |
3 | 2016年9月9日 | ☆ | 4R 1:49 | TKO | ルイス・ロドリゲス | プエルトリコ | |
4 | 2016年12月10日 | ☆ | 2R 2:48 | TKO | ジェフリー・フォンタネス | プエルトリコ | |
5 | 2017年3月25日 | ☆ | 3R 2:13 | TKO | ジョアキム・カルネイロ | ブラジル | |
6 | 2017年6月24日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | アブラハン・ペラルタ | ドミニカ共和国 | |
7 | 2017年8月5日 | ☆ | 2R 0:26 | TKO | ルイス・アルベルト・ペラヨ | ドミニカ共和国 | |
8 | 2017年11月18日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | パトリック・ロペス | ベネズエラ | |
9 | 2018年2月17日 | ☆ | 3R 0:23 | TKO | ダウリス・プレスコット | コロンビア | |
10 | 2018年5月19日 | ☆ | 4R 終了 | TKO | エイドリアン・エストレージャ | メキシコ | |
11 | 2018年8月18日 | ☆ | 4R 0:36 | TKO | ブレイディス・プレスコット | コロンビア | |
12 | 2018年10月27日 | ☆ | 1R 3:00 | TKO | フェルナンド・デビット・サウセド | アルゼンチン | |
13 | 2019年3月2日 | ☆ | 6R 1:52 | TKO | ウィルベルト・ロペス | メキシコ | |
14 | 2019年7月19日 | ☆ | 11R 終了 | TKO | マキシム・ダダシェフ | ロシア | |
15 | 2019年11月30日 | ☆ | 5R 2:59 | KO | ジョナサン・ホセ・エニス | アルゼンチン | |
16 | 2020年2月22日 | ★ | 10R | 判定0-3 | ペトロス・アニャン | ロシア | |
17 | 2020年10月24日 | ☆ | 6R 終了 | TKO | マリック・ホーキンス | アメリカ合衆国 | |
18 | 2021年5月29日 | ☆ | 8R 終了 | TKO | バティルザン・ユケンバエフ | カザフスタン | |
19 | 2022年1月22日 | ☆ | 9R 終了 | TKO | ペトロス・アニャン | ロシア | |
20 | 2023年2月25日 | ☆ | 5R 終了 | TKO | ヘレミアス・ポンセ | アルゼンチン | IBF世界スーパーライト級王座決定戦 |
21 | 2023年11月25日 | ☆ | 6R 終了 | TKO | ショージャホン・エルガシェフ | ウズベキスタン | IBF防衛1 |
22 | 2024年6月15日 | ★ | 12R | 判定0-3 | リアム・パロ | オーストラリア | IBF陥落 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ Subriel Matias opens up on Maxim Dadshev tragedy, pursuit of title shot ESPN 2020年2月21日
- ^ “Matias takes bigger stage after Dadashev tragedy”. ESPN.com (2020年2月21日). 2021年6月28日閲覧。
- ^ “Subriel Matias Breaks Down, Stops Batyr Jukembayev in Eight Rounds”. BoxingScene.com. 2022年4月25日閲覧。
- ^ “Subriel Matias gets his revenge in stopping Petros Ananyan in nine”. The Ring (2022年1月23日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ “Photos: Subriel Matias, Jeremias Ponce - Ready For IBF Title Showdown”. Boxing Scene.com. 2023年2月26日閲覧。
- ^ Boxing Results: Subriel Matias Stops Jeremias “Jere” Ponce For IBF Title! Boxing News 24 2023年2月25日
- ^ “Matias-Ergashev: TGB Promotions ($510,000) Wins Purse Bid For IBF 140-Pound Title Fight”. boxingscene.com (22 August 2023). 24 August 2023閲覧。
- ^ Benavidez vs Andrade: Live streaming results, round by round, how to watch, start time, running order Bad Left Hook 2023年11月25日
- ^ “Subriel Matias Inks Multi-Fight Co-Promotional Pact With Eddie Hearn's Matchroom”. Boxing Scene.com (2024年2月13日). 2024年4月16日閲覧。
- ^ “Sources: Subriel Matias, Liam Paro finalizing title fight”. ESPN.com (2024年3月12日). 2024年4月19日閲覧。
- ^ Subriel Matias vs. Liam Paro results, updates and highlights from IBF super lightweight title bout Sporting News 2024年6月16日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- SUBRIEL MATIAS - Premier Boxing Champions
- スブリエル・マティアス (@subrielmatiaspr) - Instagram
- スブリエル・マティアスの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 ジョシュ・テイラー |
IBF世界スーパーライト級王者 2023年2月25日 - 2024年6月15日 |
次王者 リアム・パロ |