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ローレルリバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローレルリバー
欧字表記 Laurel River
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2018年2月19日(6歳)
Into Mischief
Calm Water
母の父 エンパイアメーカー
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Juddmonte Farms Inc
馬主 ジュドモントファーム
調教師 ボブ・バファート(米国)
→ブパット・シーマー(UAE)
競走成績
生涯成績 10戦6勝[1]
獲得賞金 799万4620AED[2]
(2024年3月30日現在)
勝ち鞍
G1 ドバイWC 2024年
G2 パットオブライエンS 2022年
G3 バージナハール 2024年
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ローレルリバー(Laurel River)は、アメリカ合衆国生産・アラブ首長国連邦[注 1]調教の競走馬である。主な勝ち鞍は2024年ドバイワールドカップ

概要

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2歳(2020年)

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10月3日サンタアニタパーク競馬場の未勝利戦にてデビューを果たして5着。この年はこの1戦のみであった[3]

3歳(2021年)

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4月3日サンタアニタパーク競馬場の未勝利戦にて初勝利を挙げる[3]

その後は5月15日のラサロバレラステークス(G3)に出走して2着。8月7日デルマー競馬場の条件戦を4着。9月6日デルマー競馬場の条件戦をフラヴィアン・プラを背に勝利して2勝目を挙げた[3]

4歳(2022年)~5歳(2023年)

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7月31日デルマー競馬場の条件戦をジョアン・J・ヘルナンデスを背に勝利。年を跨いで連勝とする[3]

8月27日のパットオブライエンステークス(G2)には4番人気で出走。4番手の追走から直線で先行馬2頭の間から抜け出すと、そのまま差を広げて3馬身3/4差で完勝。グレード競走初制覇を果たした[4]

その後は11月5日のブリーダーズカップ・ダートマイル(G1)に出走予定だったが出走取消となり[5]、長期休養に入った。

6歳(2024年)

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アラブ首長国連邦に移籍し、タイグ・オシェアと組んで1月26日のアルシンダガスプリント(G3)から始動するも7着に敗れる[3]

続いて出走した3月2日のバージナハール(G3)では、先行争いから2ハロン目の地点にで先頭に立ち第3コーナーから徐々に後続との差を広げていき直線では独走状態。叩き2戦目6馬身3/4差での圧勝としてグループ競走2勝目を挙げた[6]

3月30日のドバイワールドカップ(G1)ではJRAオッズで6番人気の支持を受けて出走[7]。持ち前の速さを活かして大外枠から難なくハナを取り切って逃げの体制。緩めることなく淡々とペースを刻んで後続11頭を牽引。2番手のディファンデッドと共にドゥラエレーデら3番手以下に7馬身差もの差を付ける。第3コーナーでディファンデッドが遅れ始めて独走状態となって直線へと侵入。直線に入っても後続勢は差を詰めることができず、残り200mのところで重心が高くなるも、追いかけようとするドゥラエレーデは更に厳しい状態。ドゥラエレーデも交わして追い上げるウシュバテソーロセニョールバスカドールの2着争いを尻目にゴール。2着ウシュバテソーロに影さえも踏ませない8馬身半差の圧勝でG1初制覇を果たした[8]

血統表

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ローレルリバー血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ストームキャット系ストームバード系
[§ 2]

Into Mischief
黒鹿毛 2005
父の父
Harlan's Holiday
鹿毛 1999
Harlan Storm Cat
Country Romance
Christmas in Aiken Affirmed
Dowager
父の母
Leslie's Lady
鹿毛 1996
Tricky Creek Clever Trick
Battle Creek Girl
Crystal Lady Stop the Music
One Last Bird

Calm Water
鹿毛 2011
*エンパイアメーカー
黒鹿毛 2000
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image Of Reality
母の母
Soothing Touch
鹿毛 2004
Touch Gold Deputy Minister
Passing Mood
Glia A.P. Indy
Coup De Genie
母系(F-No.) Emma(FN:2-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr. Prospector:M5×M5 [§ 4]
出典
  1. ^ [9]
  2. ^ [10]
  3. ^ [9]
  4. ^ [9]

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初はアメリカ合衆国の調教馬。

出典

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  1. ^ “Laurel River”. Emirates Racing Authority. https://emiratesracing.com/horses/2088875 
  2. ^ “Laurel River”. Emirates Racing Authority. https://emiratesracing.com/horses/2088875 
  3. ^ a b c d e ローレルリバー(Laurel River) | 競馬データベース | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年3月30日閲覧。
  4. ^ ジャドモントのローレルリバー、米G2パットオブライエンSで重賞初制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年3月30日閲覧。
  5. ^ ブリーダーズカップダートマイル(G1) 2022/11/5(土) | 日程・結果 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年3月30日閲覧。
  6. ^ ドバイG3バージナハール、1年余りの休養を経たローレルリバーが叩き2戦目で一変 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年3月30日閲覧。
  7. ^ 出馬表 | 2024ドバイワールドカップ | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World. 2024年3月30日閲覧。
  8. ^ 【ドバイワールドC】ローレルリバーが圧巻の逃げ切り、ウシュバテソーロは2着で連覇ならず | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト”. JRA-VAN Ver.World - 海外競馬. 2024年3月30日閲覧。
  9. ^ a b c 5代血統表|血統情報|Laurel River(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年3月30日閲覧。
  10. ^ Laurel River (ローレルリバー)の血統表 | 競走馬データ”. netkeiba. 2024年3月30日閲覧。

外部リンク

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