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ラクスジェン・5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラクスジェン・5セダン→ラクスジェン・S5ターボ
S5エコハイパー フロント
S5エコハイパー リヤ
コクピット
概要
販売期間 2012年 - 2019年
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.8リットル/2.0リットル直列4気筒VVTターボ
最高出力 154PS/170PS(1.8リットル 前期/後期)
170PS/191PS(2.0リットル 前期/後期)
最大トルク 23.5kgm/26.1kgm(1.8リットル 前期/後期)
26.1kgm/28.0kgm(2.0リットル 前期/後期)
変速機 5MT(前期M+のみ)、5AT、6AT
車両寸法
ホイールベース 2,720mm
全長 4,650mm(前期)/4,690mm(後期)
全幅 1,805mm
全高 1,490mm
車両重量 1,390kg - 1,410kg(前期の場合)
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ラクスジェン・5セダンLuxgen 5 SEDAN )は台湾の自動車メーカー・裕隆汽車ラクスジェンブランドで販売していた中型セダンである。 当項では、改称モデルの「S5ターボ(S5 TURBO)」「S5ターボ エコハイパー(S5 TURBO ECO HYPER)」についても併記する。

概要

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2011年上海モーターショーで発表されたコンセプトカー「ネオラ」Neora )を源流とし、それを市販向けに修正した上で、ラクスジェン・7MPVラクスジェン・7SUVに続くラクスジェンブランドの第3弾として2011年12月に台北モーターショー(台北車展)にて発表[1]、その後、2012年4月に台湾市場にて発売を開始。追って、2013年4月30日には1.8リットルエンジンに5MTを組み合わせた「M+」を追加した。

2013年12月、他モデル同様に改称が実施され、車名が「S5ターボ」となったが、5MTモデルのみ「5セダン・M+」を継続販売する。

2015年10月にはヘッドライトやリヤコンビネーションレンズを「ネオラ」を連想させるブーメラン型の新造形とし、メカニズムにもメスを入れるなど(後述)初の大幅改良が施され、車名も「S5ターボ エコハイパー」へと変更。エンジンは1.8リットルと2.0リットルの2本立てに変わりはないが、ロングストローク化により1.8リットルは170PS、2.0リットルは191PSに向上し、燃費も向上させている。またサスペンションのセッティングを大幅に見直すことで、操安性と乗り心地の向上を図っている。なお今回のマイナーチェンジモデルは他モデル同様、開発に水野和敏が参画している。

尚、中国市場においても東風裕隆を通じて「納5」の車名で販売される。

メカニズム

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米国・アルティアと共同開発したプラットフォーム(基本的に日産・Bプラットフォームの転用)を採用し、1.8リットルもしくは2.0リットルエンジンに可変バルブ機構(VVT)とハネウェル製「ギャレット」タービン内蔵のターボチャージャーを組み合わせ、トランスミッションはアイシンAW(現:アイシン)製AT(1.8リットルは5速、2.0リットルは6速)ならびに5MTを搭載。安全面ではデュアルサイドカーテンエアバッグESCなどを標準装備している。 装備面では「アクティブイーグルビュー+」「サイドビュー+」「ナイトビジョン+」レーンキープシステム「LOWS+」を備えたマルチメディアシステム「THINK+Touch」を備え、iKEY+と呼ばれるスマートキーシステムや電子式パーキングブレーキ(=EPB、M+を含む)、本皮革シートなども用意。

オーディオ、エアコン操作部周辺は近年のボルボ車に採用される「フリーフローティングセンタースタックデザイン」同様、背面に空間が出来、文字通り浮いたように見える構造となっている。

脚注

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外部リンク

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