ポロニウム化リチウム
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ポロニウム化リチウム | |
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Lithium polonide | |
識別情報 | |
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特性 | |
化学式 | Li2Po |
モル質量 | 222.86 g/mol |
外観 | 灰色[1] |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 酸化リチウム 硫化リチウム セレン化リチウム テルル化リチウム |
その他の陽イオン | ポロニウム化水素 ポロニウム化ナトリウム ポロニウム化カリウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ポロニウム化リチウム(Lithium polonide)は、化学式Li2Poの放射性化合物である。この塩は、ポロニウムの非常に安定な化合物であるポロニウム化物の1つである[2][3]。
合成
[編集]水溶性のポロニウム化水素と金属リチウムの酸化還元反応[2][3]か、またはポロニウム化水素をリチウムを含む強塩基と反応させて酸塩基反応により合成される。
- H2Po + 2 Li → Li2Po + H2
金属リチウムとポロニウムを一緒に300-400℃に加熱することでも合成される[1]。
結晶構造
[編集]ポロニウム化ナトリウムと同様に、逆蛍石型構造をとる[2][3]。
出典
[編集]- ^ a b Bagnall, K. W. (1962). “The Chemistry of Polonium”. Advances in Inorganic Chemistry and Radiochemistry. New York: Academic Press. pp. 197–230. ISBN 9780120236046 June 17, 2012閲覧。
- ^ a b c Greenwood, Norman N.; Earnshaw, A. (1984), Chemistry of the Elements, Oxford: Pergamon, p. 899, ISBN 0-08-022057-6
- ^ a b c Moyer, Harvey V. (1956), “Chemical Properties of Polonium”, in Moyer, Harvey V., Polonium, Oak Ridge, Tenn.: United States Atomic Energy Commission, pp. 33–96, doi:10.2172/4367751, TID-5221.