二臭化ポロニウム
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二臭化ポロニウム | |
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Polonium dibromide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 66794-54-5 |
PubChem | 154130665 |
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特性 | |
化学式 | PoBr2 |
モル質量 | 369.791 g mol−1 |
外観 | 紫茶色結晶性固体[1][2] |
融点 | |
溶解度 | 臭化水素酸やケトンに可溶[2] |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
二臭化ポロニウム(Polonium dibromideまたはpolonium(II) bromide)は、化学式PoBr2の化合物である。室温では紫色がかった茶色の結晶である[1][2]。110℃でゆっくりと分解しながら昇華し、窒素中、270-280℃で融解させると分解する。
合成
[編集]以下の方法により合成できる。
化学
[編集]臭化水素酸やケトンに溶けると紫色の溶液となるが、ケトンでは急速に酸化されてポロニウム(IV)となる。固体をアンモニアと反応させると、急速に還元され、金属ポロニウムとなる[2]。
出典
[編集]- ^ a b c d Holleman, A. F.; Wiberg, E. (2001), Inorganic Chemistry, San Diego: Academic Press, p. 594, ISBN 0-12-352651-5
- ^ a b c d e f g h Bagnall, K. W. (1962). “The Chemistry of Polonium”. Advances in Inorganic Chemistry and Radiochemistry. New York: Academic Press. pp. 197–230. ISBN 978-0-12-023604-6 June 14, 2012閲覧。