コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

プレジール (イヴリーヌ県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Plaisir

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) イル・ド・フランス地域圏
(département) イヴリーヌ県
(arrondissement) ヴェルサイユ郡
小郡 (canton) 小郡庁所在地
INSEEコード 78490
郵便番号 78370
市長任期 ジョエル・ルニョー
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) なし
人口動態
人口 30,837人
2007年
人口密度 1,651人/km2
住民の呼称 Plaisirois
地理
座標 北緯48度49分06秒 東経1度56分50秒 / 北緯48.8183333333度 東経1.94722222222度 / 48.8183333333; 1.94722222222座標: 北緯48度49分06秒 東経1度56分50秒 / 北緯48.8183333333度 東経1.94722222222度 / 48.8183333333; 1.94722222222
標高 平均:m
最低:92 m
最高:173 m
面積 18.68km2 (1 868ha)
Plaisirの位置(フランス内)
Plaisir
Plaisir
公式サイト www.ville-plaisir.fr
テンプレートを表示

プレジールPlaisir)は、フランスイル=ド=フランス地域圏イヴリーヌ県の都市。

地理

[編集]

プレジールは、パリの郊外にあり、ポルト・ドートゥイユ(fr)より約30マイル、ヴェルサイユの西13km、ヴェルサイユ平野にある。コミューン面積の半分は森林と農地である。コミューンはいくつかの定住地に構成されて広がっている。

歴史

[編集]
プレジール城
プレジール病院

コミューンの名は、ラテン語で喜びを意味するplacicium、または強固な土地を意味するplesciciumに由来する。

8世紀発祥の修道院、13世紀半ばに建てられたサン=ピエール教会がある。

封建時代のプレジールは、ノーフル・ル・シャトー男爵(Neauphle-le-Château)領であった。フランソワ・ダングレーム(のちのフランソワ1世)とクロード・ド・フランスが結婚した際、プレジールは王領となった。1537年、フランソワ1世は愛妾エタンプ公爵夫人にノーフィル・ル・シャトー男爵領を与えた。最後のプレジール領主は、ルイ16世の警護隊長ルイ・ド・コッセ=ブリサックであった。

18世紀後半、ラ・ブレテシェユ(la Bretéchelle)、ラ・ボワシエール(la Boissière)、ル・ビュイッソン(le Buisson)、ラ・シェヌ(la Chaîne)、ル・ヴィラージュ(le Village)、レ・プティ・プレ(les Petits-Prés)、そしてレ・ガティヌ(les Gâtines)の7つの村にはおよそ1000人が暮らしていた。プレジールの村の中心には2つの小川が交差していた。

1862年に鉄道がプレジールに敷かれた。また、修道女が介護を行う精神病院が置かれた。

小さな農村だったプレジールは、20世紀半ばには精神病院の入所者を加えて人口が2倍になっていた。1960年代からニュータウン建設が始まり、サン=カンタン=アン=イヴリーヌコナベーションが形成された。2000年以降も堅調な都市化が進んでいる。

経済

[編集]

プレジールには工業・商業エリアが6箇所あり、およそ1225社がある。代表的なのはイケア・フランスである。

交通

[編集]
  • 鉄道 - トランジリアンN線プレジール-グリニョン駅、プレジール駅
  • 道路 - N12、D30、D58、D11
  • バス - ウルトゥール(fr)によるバス路線あり

姉妹都市

[編集]