ブラックボード (映画)
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ブラックボード | |
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監督 | 新藤兼人 |
脚本 | 新藤兼人 |
製作 |
高島道吉 遠藤雅也 新藤次郎(新藤兼人の息子) |
出演者 |
辻輝猛 乙羽信子 佐野量子 宅麻伸 |
音楽 | 林光 |
撮影 | 三宅義行 |
編集 | 近藤光雄 |
製作会社 |
地域文化推進の会 電通 |
配給 | 近代映画協会 |
公開 | 1986年9月17日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『ブラックボード』は、1986年公開の日本映画。新藤兼人監督がいじめ問題および少年犯罪を描いた作品。
劇中、合間に評論家の言葉を挿入するという手法をとっている。また、主演の辻輝猛はこれがデビュー作である。
『いとしのエリー』や『青い空の心』『JAPANEGGAE』など、サザンオールスターズの曲が全編に流れている。また、イメージソングとして一世風靡セピアのメンバーだった松村冬風の『Weakenな告白』が起用されたが、本編では使用されなかった。
あらすじ
[編集]ある初夏の日、川底から1人の少年の死体が発見される。被害者は中学3年生の安井猛と判明する。警察の捜査の結果、猛の同級生である槙田五郎と杉原義夫が犯人として逮捕される。世間は騒然となり、彼らの通う中学校にはマスコミが大挙して押し寄せる。五郎と義夫はあっさりと犯行を認めるが、その後、新聞記者の三上の調べによって、猛の2人に対するすさまじいいじめの実態が明らかとなる。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本:新藤兼人
- プロデューサー:高島道吉、遠藤雅也、新藤次郎
- 撮影:三宅義行
- 音楽:林光
- 美術:重田重盛
- 録音:武進
- 編集:近藤光雄
- 照明:山下進
- 助監督:山本伊知郎
- ロケ協力:鎌倉市立大船中学校
- 現像:IMAGICA
- MA:東宝サウンドスタジオ
- 製作者:小野岩雄
- 企画:森川英太朗
- 製作:地域文化推進の会、電通
- 配給:近代映画協会
- イメージソング:「Weakenな告白」松村冬風
キャスト
[編集]- 安井猛:辻輝猛
- 安井波江:乙羽信子
- 槙田五郎:南渕一輝
- 杉原義夫:阿部征夫
- 矢沢智子:佐野量子
- 三上(新聞記者):宅麻伸
- 警部補:森本レオ
- 校長:財津一郎
- 教頭:井川比佐志
- 富田実:田中隆三
- バードウォッチャー(目撃者):殿山泰司
- 安井恵子:大村美樹
- 相沢圭子:川上麻衣子
- 岩上順子:初井言榮
- 清瀬(体育教師):辻萬長[1]
- 犬と散歩する主婦(遺体発見者):吉行和子
- 赤塚行雄、俵萌子
- 桜井センリ、戸浦六宏、白川和子、森塚敏、石井富子、草野大悟、江角英明、伊藤敏八、江藤漢、平野稔、竜のり子、広瀬昌助、千葉裕子、大地康雄、及川以造、園みどり[要曖昧さ回避] ほか