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変則チェス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェアリーチェスから転送)
変則チェスの例。六角形の盤を使う三人チェス英語版の一種。

変則チェス(へんそくチェス、Chess variant)とは、チェスから派生した、あるいはチェスの影響を受けたゲームの総称である[1]。変則チェスに分類されるゲームは、一般に様々な点で通常のチェスとの違いがある。

チェスの祖先とされるのはチャトランガだが、同じようにシャトランジマークルックタメルラン・チェス将棋シャンチーなどもチャトランガから派生したゲームである。英語ではチェスのことを「国際チェス(International chess)」や「西洋チェス(Western Chess)」と代表的に呼ぶこともあるが、チェスはあくまでもチャトランガからの派生形の一つに過ぎず、チェス自体が「変則」して成立したものとも見ることができる[2]

変則チェスの多くは、通常のチェスと同じ盤駒・道具類を使って遊ぶように作られている[3]。また、ほとんどの変則チェスには版権が存在しないが、商業化を前提にして考案される場合もある。さらに、コンピュータチェス通信チェスの概念があるように、変則チェスも対面での対局に限らず、遠隔との通信やコンピュータソフトの形としても遊ばれている。一部のインターネットチェスサーバ英語版でも変則チェスを提供していることがある。

チェス・プロブレムの世界では、変則チェスは異端チェス(heterodox chess)、フェアリー・チェス(fairy chess)とも呼ばれる[4][5]。チェス・プロブレム界では、フェアリー・チェスは実際に対局して遊ぶためというよりも、チェス・プロブレムの創作のために考案されることの方が多い傾向にある。

知られている変則チェスの総数は、数千個にも及ぶ(変則チェスの一覧英語版も参照)。書籍 "The Classified Encyclopedia of Chess Variants"(分類別・変則チェス百科事典)は約2000個もの変則チェスのルールを収録しているが、その序文には「変則チェスを考案するのは割合誰にでも出来ることであるため、その多くは掲載に値しない」という趣旨の記述がある[6]

チェスの成立史

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チャトランガの初期配置図[7]。チャトランガはチェス系のゲームの祖先だと考えられている。

チェスに類するボードゲームの源流は、グプタ朝時代の古代インドで生まれた「チャトランガ」にまで遡ると言われている[2]。時を経るにつれて、チャトランガは独自に変化を遂げながら世界各地へと伝播し、土地ごとに異なったルールとなって各地に定着していった。サーサーン朝ペルシアでは、一部のルールが異なったチャトランガが「シャトランジ」として知られるようになった。シャトランジはさらに変化してヨーロッパへと伝わり、チェスの成立へと繋がった。クーリエ・チェス英語版という派生ゲームは中世ヨーロッパで定着し、チェスが成立する上で特に大きな影響を与えたとされる[2]

日本の将棋、中国のシャンチー、カンボジアのマークルックなども、チェスと同じようにチャトランガから派生・伝播して成立したゲームである。これらのゲームも「変則チェス」に含めることがあるものの、あくまでチェスにアレンジを加えたものが変則チェスの大半を占めている。19世紀までチェスのルールは標準化されておらず、多数の変形ルールが存在していた。その中で最も人気のあった変種が広まり、最終的に現在のチェスとなった。

変則チェスの種類

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一部の地域には、チェスに匹敵する、あるいはチェスよりも古い歴史的起源を持つ変則チェスも伝わっている。しかし変則チェスの大部分は、個人や小さなグループが、チェスを元に新しいゲームを創作しようとした結果生まれたものである。変則チェスの考案者は普通、チェス愛好家・より多くの一般層が興味を持つ新しいゲームを作ろうとしている。変則チェスは、チェスと同じくパブリックドメイン扱いになることが一般的であるが、ナイトメア・チェス英語版など、明示的な版権があり商業製品として販売されるものも一部ある。

通常のチェスの問題点への解決策として変則チェスが考案される場合もある。一例としてボビー・フィッシャーは、オープニングの研究次第でチェスの勝敗が左右されすぎることを問題視し、その解決策として駒の初期配置をランダム化するチェス960という変則ルールを考案した[8]。また、普通のチェスにない要素を追加して複雑にし、普通のチェスに慣れたプレイヤーに新鮮な楽しみをもたらそうとして考案される変種もある。例えば、クリーグシュピール英語版という変則ルールでは、プレイヤーは相手の駒を見ることができない[注釈 1]

下表は、普通のチェスと変則チェスのよくある変更点を例示したものである。

普通のチェスからの変則パターンの例
改変点 該当するゲームの例
駒の初期配置が異なるもの チェス960(960通りの中からランダムに駒の初期配置を選ぶ)
本来ない動きの駒(フェアリー駒英語版)を導入するもの オールモスト・チェス英語版クイーンの代わりに、ルークナイトの動き方をするフェアリー駒「チャンセラー英語版」を使う)
勝利条件が異なるもの ルージング・チェス英語版(駒を全て取られた方が勝つ)
チェスを不完全情報ゲーム化したもの クリーグシュピール英語版(対戦相手の駒がどこにあるか見えず、駒の場所を推理しながら対局する)
運の要素を取り入れたもの ダイス・チェス英語版(動かす駒をサイコロの出目で決める)
白番と黒番で駒の初期配置を非対称にしたもの ダンセイニ・チェス英語版(片方のプレイヤーの駒が大量のポーンのみ)
チェス盤の大きさ・形を変えたもの 無限チェス(無限に広いチェス盤を用いる)
複数枚のチェス盤を用いるもの アリス・チェス英語版(動くたびに駒が2つのチェス盤を行き来する)
駒の動きを3次元以上の方向に拡張したもの 三次元チェス(3次元の盤を用いる)
チェス盤のマス目が正方形の格子状でないもの 三角チェス英語版(96個の三角形のマスから成るチェス盤を用いる)
プレイヤー数が2人でないもの クアトロチェス英語版(4人でプレイするチェス)
普通のチェスに新しいルールを導入したもの クレージーハウス持ち駒ルールを追加したチェス)
カパブランカ・チェス英語版用のフェアリー駒

既存の変則チェスをさらに改変して、新しい変則チェスを作ることもある。一例として、ダンセイニ・チェスをアレンジした大群チェス英語版が挙げられる[9]

実際の対局よりも、面白いチェス・プロブレムチェス・パズル英語版の創作を主目的として考案される変則チェスも存在する。変則チェスに基づくチェス・プロブレムを、特に「フェアリー・チェス(en:Fairy chess)」と呼ぶ(変則チェスそのものをフェアリー・チェスと呼ぶこともあるが、英語圏では一般的な言い方ではない[10])。

フェアリー・チェスから派生した用語「フェアリー駒英語版」とは、普通のチェスにはない特殊な動き方をする駒を意味し、変則チェスに関する文献で広く使われている。フェアリー駒の動き方を統一的に表す記法も複数考案されている。フェアリー駒を使うことを特徴とする変則チェスも複数存在し、特によく用いられるフェアリー駒に関しては著名なチェス用品メーカーから駒セットが市販されている[11]

著名な考案者

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チェスのタイトルホルダーが変則チェスを考案した例が複数ある(ボビー・フィッシャー作のチェス960ホセ・ラウル・カパブランカ作のカパブランカ・チェス英語版ヤッサー・セイラワン英語版作のセイラワン・チェス英語版など)。

多数の変則チェスを考案した人物としては、V・R・パートン英語版アリス・チェス英語版で有名)、ラルフ・ベッツァ英語版フィリップ・M・コーエン英語版ジョージ・R・デクル・シニア英語版などが著名である。

著名なボードゲームデザイナーが変則チェスを手掛けることもある。ロバート・アボット (ゲームデザイナー)英語版バロック・チェス英語版作者)やアンディ・ルーニー英語版火星人チェス英語版作者)などが、この例に当てはまる。

対局

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チェス・将棋・シャンチーなどではプロ制度やアマ向けの組織的な競技会が存在するのに対して、変則チェスが公的な場で指されることは稀である。ただし、ごく一部の変則チェスでは特別な競技会が開かれる場合もある。例えば「グリンスキの六角チェス英語版」というゲームは1970年代〜80年代に人気を博し、その際に何度か競技会が開かれた。チェス960も競技会が開かれており、2018年には「非公式世界選手権」として、マグヌス・カールセン(当時のチェス世界チャンピオン)対ヒカル・ナカムラ(強豪グランドマスター)の対局が行われた[12]クレージーハウスでも、トップ層のグランドマスターやチェスエキスパートによる、賞金付きの非公式世界選手権がChess.comLichess上で開かれている。

Chess.com[13]Lichess[14]Free Internet Chess Server[15]などのインターネットチェスサーバ英語版では、有名な変則チェスのライブ対局機能が提供されている。 また、コンピュータソフト『Zillions of Games英語版』『Fairy-Max英語版』には、複数種類の変則チェスのコンピュータ対局機能が実装されている[16][17]

コンピュータチェスソフトによっては、変則チェスをいくつか遊べる場合がある。例えば、Lichess上で提供されているバージョンのStockfishでは、クレージーハウスキング・オブ・ザ・ヒル英語版スリーチェック・チェス英語版アトミック・チェス大群チェス英語版レーシング・キングス英語版に対応している[18]。「Zillions of Games」の内蔵AIは、同ソフトが対応する範囲でのほとんどあらゆる変則チェスを妥当な強さでプレイできる[17]。『5D Chess with Multiverse Time Travel英語版』など、現実世界ではまず実現不可能で、最初からビデオゲームとして作られた変則チェスも存在する。

研究

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棋譜

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ほとんどの変則チェスは普通のチェスとの類似点が多いため、チェスの代数式棋譜法に従って棋譜を記録できるが、ルールに応じて記譜法のアレンジを要する場合が多い。例えば、ミレニアム3Dチェス英語版では3次元方向に積み重なった盤を用いるため、駒がどの階層に移動するのかを棋譜に含めなければならない。この場合、"N2g3" は「ナイトを2階のg3に動かす」ことを意味する。また、フェアリー駒を用いるゲームの場合は、棋譜上でその駒を表す文字を新しく導入する必要がある。

研究と分類

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1990年から2010年まで発行された雑誌 "Variant Chess" は、1997年から英国変則チェス協会英語版が公式に刊行していた。この雑誌は多数の変則チェスを概説・紹介していた他、かなり深くまで研究した記事も掲載していた[19]

変則チェス研究の重鎮・デイヴィッド・プリチャード (チェスプレイヤー)英語版は、この分野に関する書物を多数著している。プリチャードの最も特筆すべき著作として、1000種類以上もの変則チェスをまとめた百科事典が挙げられる。2005年にプリチャードが死去した後、ジョン・ビーズリー(John Beasley)は同書の第二版 "The Classified Encyclopedia of Chess Variants" を執筆した[20]。より近年の文献として、2017年の書籍 "A World of Chess" は、過去から現代までの様々な変則チェスを紹介している[21]

インターネットサイト『The Chess Variant Pages英語版』は、2024年現在も更新が続いている変則チェスのカタログである。

コンピュータと変則チェス

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変則チェスの中には、コンピュータを使った研究の対象にされてきたゲームもある。6×6マス盤を使用する変則チェス「ロスアラモス・チェス英語版」は、1956年に、当時の非力なMANIAC I英語版コンピュータでも処理出来るよう小型化したチェスとして考案された。MANIAC Iはこのゲームで人間の初心者に勝利を収め、コンピュータが人間にチェス系ゲームで勝利した最初の例となった[22]。これに対して、2003年に考案された「アリマア」は、人間には易しくコンピュータには難しいようにわざと設定されたゲームであったが、2015年にコンピュータが人間を完全に上回っている[23]

チェスの解決英語版は2023年現在も達成されていないが、一部の変則チェスはコンピュータで解かれている。 5×5マス盤を用いるガードナーのミニチェス英語版弱解決英語版され、最善進行で引き分けになることが示されている[24]。また、長期に亘る研究の結果ルージング・チェス英語版も弱解決されており、最善進行で白番が勝利することが判明している[25]

フィクションにおいて

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変則チェスは、様々なフィクション作品の中でも創作されてきた[26]エドガー・ライス・バローズの小説『火星のチェス人間(The Chessmen of Mars)』には、火星人同士の戦いを描いた「ジェタン英語版」というゲームが登場する。

原作中には詳しい言及がないにもかかわらず、ファンによって詳しいルールが整備される場合もある。『スター・トレック/宇宙大作戦』に登場する三次元チェストリディメンショナル・チェス英語版)はこれに当てはまる。このゲームの具体的なルールは劇中に一切登場しないものの、総合的なルールブックが整備されている[2]。『スターウォーズ』のホロチェス(デジャリック英語版)も、この有名な例である[27]

チェスとボクシングを融合させたゲーム「チェスボクシング」は、エンキ・ビラル作の1992年の漫画『冷たい赤道英語版』で登場し、21世紀初頭になって現実でも対戦されるようになった。

フィクション中の変則チェスは、現実にはありえないようなファンタジー的あるいは危険な要素を有することもある。先述の『火星のチェス人間』には、人間が駒になって行われるジェタンが登場する(人間将棋人間チェスも参照のこと)。このゲームで「駒を取る」際は、取る駒の人間が取られる駒の人間を殺すことになる。ドラマ『ドクター・フー』のエピソード『ドクター最後の日』には、死に至る電気ショックの仕掛けがある「ライブ・チェス(Live Chess)」という名のチェスが登場する。

脚注

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注釈

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  1. ^ 訳注:ついたて将棋に似る。

出典

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  1. ^ Pritchard (1994), p. vii
  2. ^ a b c d The History of Chess Variants” (英語). www.chessvariants.com. 2018年9月18日閲覧。
  3. ^ Where Can I Find Equipment or Opponents for Chess Variants?”. www.chessvariants.com. 2018年9月18日閲覧。 “Many Chess variants, particularly those called Modest variants, can be played with a regular Chess set.”
  4. ^ “Chess - Chess composition” (英語). Encyclopedia Britannica. https://www.britannica.com/topic/chess/Chess-composition#ref300085 2018年9月21日閲覧。 
  5. ^ A Glossary of Basic Chess Variant Terms”. www.chessvariants.com. 2018年9月21日閲覧。
  6. ^ Pritchard (2007), p. 13.
  7. ^ The History Of Chess”. ChessZone. 29 March 2011閲覧。
  8. ^ Seirawan, Yasser; Stefanovic, George (1992). “Sveti Stefan; First Press Conference”. No Regrets • Fischer–Spassky 1992. International Chess Enterprises. p. 17. ISBN 978-1-879479-09-8 
  9. ^ Pritchard (2007), p. 90.
  10. ^ Pritchard (1994), p. 107.
  11. ^ Duniho, Fergus. “Chess Variant Kits from the House of Staunton”. www.chessvariants.com. 2018年9月18日閲覧。
  12. ^ “Day 5 - Decisions, emotions, conclusions - Fischer Random 2018” (英語). Fischer Random 2018. (2018年2月15日). オリジナルの2018年2月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180221100052/http://www.frchess.com/2018/02/15/day-5-decisions-emotions-conclusions/ 2018年9月18日閲覧。 
  13. ^ Chess Variants | 5 Amazing Examples” (英語). Chess.com. 2018年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月18日閲覧。
  14. ^ Lichess variants • lichess.org” (英語). lichess.org. 2018年9月18日閲覧。
  15. ^ FICS. “FICS Help: category”. www.freechess.org. 2018年9月18日閲覧。
  16. ^ Muller, H. G.. “The Chess Variant Pages: Fairy-Max: an AI for playing user-defined Chess variants”. The Chess Variant Pages. https://www.chessvariants.com/index/msdisplay.php?itemid=MSfairy-max-an-ai-for-playing-user-defined-chess-variants 2018年9月19日閲覧。 
  17. ^ a b Review of Zillions-of-Games”. www.chessvariants.com. 2018年9月18日閲覧。
  18. ^ “Stockfish is learning” (英語). lichess.org. https://lichess.org/blog/V7BNKCcAACQA3UmP/stockfish-is-learning 2018年9月14日閲覧。 
  19. ^ British Chess Variants Society”. www.mayhematics.com. 2018年9月18日閲覧。
  20. ^ Pritchard (2007).
  21. ^ Cazaux & Knowlton (2017).
  22. ^ Pritchard (2007), p. 112.
  23. ^ The 2015 Arimaa Challenge”. arimaa.com. 2018年9月18日閲覧。
  24. ^ Mhalla, Mehdi; Prost, Frederic (26 July 2013). "Gardner's Minichess Variant is solved". arXiv:1307.7118 [cs.GT]。
  25. ^ Watkins, Mark. “Losing Chess: 1. e3 wins for White”. 2024年2月26日閲覧。
  26. ^ Brown, David W. (2013年3月25日). “22 Games of Chess in Fantasy and Science Fiction” (英語). Metal Floss. http://mentalfloss.com/article/49628/22-games-chess-fantasy-and-science-fiction 2018年9月18日閲覧。 
  27. ^ Star Wars' Holochess Game Was Really Thought Out”. CINEMABLEND (2018年9月22日). 2021年5月1日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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変則チェスのデータベース

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ソフトウェア

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  • Arena: チェス960は、対応しているエンジンを組み合わせることによりプレイすることができる。
  • Shredder: 最新版では、チェス960に対応している。
  • fritz 9: チェス960、ルージング・チェスがプレイできる。
  • ChessV: 約30種類の変則チェスをプレイできるフリーソフトウェア。
  • チェス チャンピオンシップトーナメント(アンバランス): 通常のチェスの他、シャッフル・チェス、ライフル・チェス、スワップ・チェス、バックランク・チェス、ルージングチェスをプレイできる。