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ピューリッツァー賞 一般ノンフィクション部門

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ピューリッツァー賞 一般ノンフィクション部門(ピューリッツァーしょう いっぱんノンフィクションぶもん)はピューリッツァー賞の部門の一つで、ピューリッツァー賞の他の部門に属さないものが選ばれる。1962年から授与されている。

受賞作品

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渡辺恒雄小野瀬嘉慈訳『大統領になる方法』(弘文堂、1964年)
※改題版『大統領への道』(弘文堂、1965年)、縮刷版『大統領職をめぐる死闘』(雪華社、1968年)
山室まりあ訳『八月の砲声』上下巻(筑摩書房、1965年/叢書版 1980年/新装版 1986年/文庫版 2004年)
田村哲夫訳『アメリカの反知性主義』(みすず書房、2003年)
太田芳三郎加瀬正幸編注『Wandering through Winter――北アメリカ冬の旅』(松柏社、1988年)
『世界の歴史』第29-32巻(日本ブッククラブ、1970年)
山西英一訳『夜の軍隊』(早川書房、1970年)
野島徳吉遠藤三喜子訳『人間であるために』(紀伊國屋書店、1970年)
星野美賀子訳『ガンディーの真理――戦闘的非暴力の起原』上下巻(みすず書房、1973-74年/新装版 2002年)
毎日新聞社訳『大日本帝国の興亡』全五巻(毎日新聞社、1971年/早川書房、1984年)
杉辺利英訳『失敗したアメリカの中国政策――ビルマ戦線のスティルウェル将軍』(朝日新聞社、1996年)
今防人訳『死の拒絶』(平凡社、1989年)
金坂留美子くぼたのぞみ訳『ティンカー・クリークのほとりで』(めるくまーる、1991年)
グレッグ・中村文子訳『老後はなぜ悲劇なのか?――アメリカの老人たちの生活』(メヂカルフレンド社、1991年)
長野敬訳『エデンの恐竜――知能の源流をたずねて』(秀潤社、1978年)
岸由二訳『人間の本性について』(思索社、1980年/新装版 1990年/筑摩書房、1997年)
野崎昭弘はやしはじめ柳瀬尚紀訳『ゲーデル、エッシャー、バッハ――あるいは不思議の環』(白揚社、1985年/20周年記念版 2005年)
安井琢磨訳『世紀末ウィーン――政治と文化』(岩波書店、1983年)
風間禎三郎訳『超マシン誕生――コンピュータ野郎たちの540日』(ダイヤモンド社、1982年)
※新訳・新装版 糸川洋訳『超マシン誕生』(日経BP社、2010年)
中山容ほか訳『よい戦争』(晶文社、1985年)
越智道雄ほか訳『おまえの影を消せ――南アフリカ時の動きの中で』(朝日新聞社、1987年)
千本健一郎訳『アラブ人とユダヤ人――「約束の地」はだれのものか』(朝日新聞社、1990年)
神沼二真渋谷泰一訳『原子爆弾の誕生――科学と国際政治の世界史』上下巻(啓学出版、1993年/紀伊國屋書店、1995年)
菊谷匡祐訳『輝ける嘘』上下巻(集英社、1992年)

1990年代

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日高義樹持田直武共訳『石油の世紀――支配者たちの興亡』上下巻(日本放送出版協会、1991年)
北沢栄訳『リンカーンの三分間――ゲティスバーグ演説の謎』(共同通信社、1995年)
三浦元博訳『レーニンの墓――ソ連帝国最期の日々』(白水社、2011年)
樋口広芳黒沢令子訳『フィンチの嘴――ガラパゴスで起きている種の変貌』(早川書房、1995年/文庫版 2001年)
平野和子訳『過去と戦う国々――共産主義のトラウマをどう生きるか』(新曜社、1999年)
倉骨彰訳『銃、病原菌、鉄――一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』上下巻(草思社、2000年/文庫版 2012年)

2000年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2000 ジョン・W・ダワー Embracing Defeat: Japan in the Wake of World War II (W.W. Norton & Company/The New Press) 『敗北を抱きしめて――第二次大戦後の日本人』三浦陽一高杉忠明訳、岩波書店、2001年/増補版 2004年
2001 ハーバート・ビックス Hirohito and the Making of Modern Japan (HarperCollins) 『昭和天皇』上下巻、岡部牧夫川島高峰訳、講談社、2002年/文庫版 2005年
2002 ダイアン・マホーター英語版 Carry Me Home: Birmingham, Alabama, the Climactic Battle of the Civil Rights Revolution (Simon & Schuster)
2003 サマンサ・パワー "A Problem From Hell": America and the Age of Genocide (Basic Books) 『集団人間破壊の時代――平和維持活動の現実と市民の役割』星野尚美訳、ミネルヴァ書房、2010年
2004 アン・アプルボーム Gulag: A History (Doubleday) 『グラーグ――ソ連集中収容所の歴史』川上洸訳、白水社、2006年
2005 スティーブ・コール英語版 Ghost Wars: The Secret History of the CIA, Afghanistan, and Bin Laden, from the Soviet Invasion to September 10, 2001 (Penguin) 『アフガン諜報戦争――CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9.11前夜まで』上下巻、木村一浩伊藤力司坂井定雄訳、白水社、2011年
2006 キャロライン・エルキンス英語版 Imperial Reckoning: The Untold Story of Britain's Gulag in Kenya (Henry Holt)
2007 ローレンス・ライト The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11 (Alfred A. Knopf) 倒壊する巨塔――アルカイダと「9・11」への道』上下巻、平賀秀明訳、白水社、2009年
2008 サユル・フリードレンダー英語版 he Years of Extermination: Nazi Germany and the Jews, 1939-1945 (HarperCollins)
2009 ダグラス・A・ブラックモン英語版 Slavery by Another Name: The Re-Enslavement of Black Americans from the Civil War to World War II (Doubleday)

2010年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2010 デヴィッド・E・ホフマン英語版 The Dead Hand: The Untold Story of the Cold War Arms Race and its Dangerous Legacy 『死神の報復-レーガンとゴルバチョフの軍拡競争-』上下巻、平賀秀明訳、白水社、2016年
2011 シッダールタ・ムカジー英語版 The Emperor of All Maladies: A Biography of Cancer (Scribner) 『病の皇帝「がん」に挑む 人類4000年の苦闘』上下巻、田中文訳、早川書房、2013年
2012 スティーヴン・グリーンブラット The Swerve: How the World Became Modern (W.W. Norton & Company) 『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』河野純治訳、柏書房、2012年
2013 ギルバート・キング英語版 Devil in the Grove: Thurgood Marshall, the Groveland Boys (Harper)
2014 ダン・ファギン英語版 Toms River: A Story of Science and Salvation (Bantam)
2015 エリザベス・コルバート英語版 The Sixth Extinction: An Unnatural History (Henry Holt & Co) 鍛原多惠子訳『6度目の大絶滅』(NHK出版、2015年)
2016 ジョビー・ウォリック英語版 Joby Warrick Black Flags: The Rise of ISIS(Doubleday) 『ブラック・フラッグス(下):「イスラム国」台頭の軌跡』伊藤真訳、白水社、2017年
2017 マシュー・デスモンド英語版 Evicted: Poverty and Profit in the American City (Crown) 『家を失う人々 最貧困地区で生活した社会学者、1年余の記録』栗木さつき訳 、海と月社、2023年
2018 ジェームズ・フォーマン・ジュニア英語版 Locking Up Our Own: Crime and Punishment in Black America(Farrar, Straus and Giroux)
2019 イライザ・グリズウォルド英語版 Amity and Prosperity: One Family and the Fracturing of America (Farrar, Straus and Giroux)

2020年代

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受賞作家 受賞作品 邦訳
2020 グレッグ・グランディン英語版 The End of the Myth: From the Frontier to the Border Wall in the Mind of America (Metropolitan Books)
2020 アン・ボイヤー英語版 he Undying: Pain, Vulnerability, Mortality, Medicine, Art, Time, Dreams, Data, Exhaustion, Cancer, and Care (Farrar, Straus and Giroux) 『アンダイング ー病を生きる女たちと生きのびられなかった女たちに捧ぐ抵抗の詩学ー』西山敦子訳、里山社、2023年
2021 デイビット・ズッキーノ英語版 Wilmington’s Lie: The Murderous Coup of 1898 and the Rise of White Supremacy (Atlantic Monthly Press)
2022 アンドレア・エリオット英語版 Invisible Child: Poverty, Survival & Hope in an American City (Random House)
2023 ロバート・サミュエルズ英語版 and トルーズ・オロルンニパ英語版 His Name Is George Floyd: One Man’s Life and the Struggle for Racial Justice (Viking)
2024 ネイサン・スロール英語版 A Day in the Life of Abed Salama: Anatomy of a Jerusalem Tragedy

脚注

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外部リンク

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