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ヒルビリー・ジム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒルビリー・ジム
ヒルビリー・ジムの画像
レッスルマニア・アクセスにて
(2007年3月)
プロフィール
リングネーム ヒルビリー・ジム
ハーレー・ダビッドソン
(ハーリー・デビッドソン)
ジム・モリス
本名 ジェームズ・モリス
ニックネーム 人間トラクター
身長 201cm
体重 145kg - 150kg
誕生日 (1952-07-05) 1952年7月5日(72歳)[1]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州の旗 ケンタッキー州
ジェファーソン郡ルイビル[2]
デビュー 1975年[2]
テンプレートを表示

ヒルビリー・ジムHillbilly Jim、本名:James Morris1952年7月5日 - )は、アメリカ合衆国の元プロレスラーケンタッキー州ルイビル出身[2]

オーバーオールを身に着けた農夫スタイルの大型ベビーフェイスとして、1980年代中盤から1990年代初頭にかけてのWWFで活動した[3]

来歴

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キャリア初期は本名のジム・モリスJim Morris)名義で活動。1983年にはスチュ・ハートが主宰していたカナダアルバータ州カルガリースタンピード・レスリングに出場、ミスター・ヒトや若手時代のブレット・ハートと組んでアーチー・ゴルディーとも対戦している[4]

1984年より、バイカーギミックハーレー・ダビッドソンHarley Davidson)としてテネシー州メンフィスCWAに参戦[3]ポークチョップ・キャッシュアンジェロ・ポッフォジプシー・ジョートージョー・ヤマモトランディ・サベージジョー・ルダックココ・ウェアノーベル・オースチンリック・ルードキング・コンガザ・ムーンドッグスなどと対戦し、バグジー・マグローオースチン・アイドルともタッグを組んだ[5]

1984年12月、ヒルビリー・ジムHillbilly Jim)のリングネームWWFに登場。ヘイスタック・カルホーン系のカントリーボーイ・スタイルにギミックを変更し[3]、12月17日のTVテーピングにてテリー・ギッブスを下してWWFデビューを果たす[6]。以降、ハルク・ホーガンのトレーニングを受けたという設定のもと[1]アンドレ・ザ・ジャイアントのパートナーにも起用されてキングコング・バンディ&ビッグ・ジョン・スタッドと大型抗争を展開[7]1985年下期からはアンクル・エルマーカズン・ジュニアカズン・ルークらとヒルビリー・ファミリーThe Hillbilly Family)なるユニットを結成、リーダー格となって活躍した[8]

WWE殿堂入り式典
(2018年)

シングルではドン・ムラコマネージャーだったミスター・フジと抗争、1986年10月から12月にかけて、タキシード・マッチによる両者の連戦が行われている[9]1987年3月29日のレッスルマニアIIIでは、ミゼット・レスラーを交えた6人タッグマッチでバンディと対戦[10]1988年11月24日のサバイバー・シリーズ88ではホーガン&サベージのメガ・パワーズのチームメンバーとなり、テッド・デビアスビッグ・ボスマンアキームキング・ハクレッド・ルースターのチームと対戦した[11]

セミリタイア後の1990年からはWWFのメディア部門にてビデオソフトの販売促進などを担当[1][3]1996年にはザ・ゴッドウィンズ(ヘンリー・O・ゴッドウィン&フィニアス・I・ゴッドウィン)のマネージャーとしてリングサイドに復帰した[12]2001年4月1日にはレッスルマニアX-Sevenで行われたギミック・バトルロイヤルに出場[13]。以降、2000年代レッスルマニアのファンイベント『レッスルマニア・アクセス』のレジェンド・ホストを務めた。その後は2012年4月10日、バージニア州ハンプトンで収録されたスマックダウンに、ダスティ・ローデスロディ・パイパージム・ドゥガンサージェント・スローターパット・パターソントニー・アトラスジミー・ハートらと共にレジェンドの1人として出演している[14][15]

2018年3月5日、WWE殿堂に迎えられることが発表された[16][17]。4月6日にルイジアナ州ニューオーリンズスムージー・キング・センターで開催された式典では、ジミー・ハートがインダクターを務めた[18]

得意技

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脚注

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  1. ^ a b c Hillbilly Jim”. Online World of Wrestling. 2016年6月5日閲覧。
  2. ^ a b c Hillbilly Jim”. Cagematch.net. 2016年6月5日閲覧。
  3. ^ a b c d Where Are They Now? Hillbilly Jim”. WWE.com. 2016年6月5日閲覧。
  4. ^ The Stampede matches fought by Hillbilly Jim in 1983”. Wrestlingdata.com. 2016年6月5日閲覧。
  5. ^ The USWA matches fought by Hillbilly Jim in 1984”. Wrestlingdata.com. 2016年6月5日閲覧。
  6. ^ The WWE matches fought by Hillbilly Jim in 1984”. Wrestlingdata.com. 2016年6月5日閲覧。
  7. ^ The WWE matches fought by Hillbilly Jim in 1985”. Wrestlingdata.com. 2016年6月5日閲覧。
  8. ^ Hillbilly Family”. Online World of Wrestling. 2016年6月5日閲覧。
  9. ^ The WWE matches fought by Hillbilly Jim in 1986”. Wrestlingdata.com. 2016年6月5日閲覧。
  10. ^ WWF WrestleMania III "Bigger! Better! Badder!"”. Cagematch.net. 2016年6月5日閲覧。
  11. ^ WWF Survivor Series 1988”. Cagematch.net. 2016年6月5日閲覧。
  12. ^ Godwinns”. Online World of Wrestling. 2016年6月5日閲覧。
  13. ^ WWF WrestleMania X-7”. Cagematch.net. 2016年6月5日閲覧。
  14. ^ WWE Super SmackDown! 2012/04/10”. Online World of Wrestling. 2016年6月5日閲覧。
  15. ^ WWE Yearly Results 2012”. The History of WWE. 2015年2月26日閲覧。
  16. ^ Hillbilly Jim official for WWE Hall of Fame”. sbnation.com. 2018年3月6日閲覧。
  17. ^ Hillbilly Jim to be inducted into the WWE Hall of Fame Class of 2018”. WWE.com. 2018年3月11日閲覧。
  18. ^ Jimmy Hart to induct Hillbilly Jim into the WWE Hall of Fame”. WWE.com. 2018年4月13日閲覧。

外部リンク

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