ノート:機動戦士ガンダム00/ドラフト
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機動戦士ガンダム00 | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ:第1シーズン | |
原作 | 矢立肇 富野由悠季 |
監督 | 水島精二 |
シリーズ構成 | 黒田洋介 |
脚本 | 黒田洋介 |
キャラクターデザイン | 高河ゆん(原案) 千葉道徳 |
メカニックデザイン | 海老川兼武 柳瀬敬之 寺岡賢司 福地仁 中谷誠一 大河原邦男 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | 創通 サンライズ 毎日放送 |
放送局 | MBS発TBS系列 |
放送期間 | 2007年10月6日 - 2008年3月29日 |
話数 | 全25話 |
テンプレート - ノート |
『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)は、日本のTVアニメ作品。2007年10月6日から第1シーズン(全25話)を放送、その後間を空けて第2シーズンを放送予定[1]。
作品概要
[編集]基本設定
[編集]本作は、西暦2307年の地球を舞台としてスタートする。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源として宇宙太陽光発電システムと軌道エレベーターを実用化していたが、莫大な建造費が必要なこれらのシステムを所有しその恩恵が得られるのは「ユニオン」、「人類革新連盟」、「AEU」の世界3大国家群のみであった。それらの超大国間には全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態が継続し、また、いずれの連合にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。
あらすじ
[編集]新型モビルスーツ(略称"MS")の公開軍事演習を行っていたAEUは、突如所属不明のモビルスーツ2機の襲撃を受ける。額に"GUNDAM"と刻印されるそれらの機体は、圧倒的な機動力と攻撃力でAEUの戦力を炙り出し、破壊していった。一方同じころ、人類革新連盟の宇宙ステーションを襲撃したテロリストを、やはり"GUNDAM"と刻印された謎の機体2機が迎撃し、多数の市民の命が救われた。
この騒動にメディアが沸き立つ中、世界中に向けて1つの声明が発表された。4機のモビルスーツ「ガンダム」を所有する私設武装組織「ソレスタルビーイング(略称"CB")」は、戦争・内乱など世界中のあらゆる武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶を目指す集団であるという。かくしてソレスタルビーイングはいくつかの紛争を終結させることに成功するものの、それは「平和のための武力行使」という矛盾を抱える行為であった。
沿革と展開
[編集]本作は機動戦士ガンダムをはじめとするガンダムシリーズの通算12作目(SDガンダムフォースを含む)に当たり、TV放映のガンダムシリーズでは初めて前期(25話分)・後期の分割放送を行う。前期は2007年10月6日から2008年3月まで、MBS・TBS系列土6枠(一部地域時差ネット)にて放送された。また、ガンダムシリーズおよび「土6」枠作品史上初のハイビジョン制作・放映となる。
製作はサンライズ第3スタジオが担当。監督には同じ「土6」枠で放映された『鋼の錬金術師』などで知られる水島精二、シリーズ構成には『無限のリヴァイアス』などで知られる黒田洋介を起用している。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
[編集]ソレスタルビーイング
[編集]CBの構成員は守秘義務により互いのプロフィールを秘匿しており、組織内で呼び合う名前も偽名あるいはコードネームを使用している。
ガンダムマイスター
[編集]- 刹那・F・セイエイ(せつな・エフ・セイエイ、Setsuna F. Seiei)
- 声:宮野真守(幼年期:西墻由香)
- 本作の主人公で、ガンダムエクシアのマイスター。ガンダムマイスター中最年少。
- 内戦の続く中東の小国クルジス共和国で生まれ育ち少年兵だった。6年前、敵MSに追い詰められ絶体絶命の状況の中、突如上空より飛来した0ガンダムに命を救われ、これを機にCBに参加する。
- その若さに似合わず非常に寡黙な性格で、他者の干渉を拒み常に一定の距離を置いている。一方でしばしば感情に任せた行動を取る。
- 年齢:16歳。身長:162cm。体重:49kg。
- ロックオン・ストラトス(Lockon Stratos)
- 声:三木眞一郎
- アイルランド出身のガンダムデュナメスのマイスター。
- その優れた狙撃能力を買われCBにスカウトされた。明るく陽気な青年だが、テロにより両親を失った過去から、テロ行為に対して激しい憎悪を抱く。
- 年齢不詳のティエリアを除くガンダムマイスターの中では最年長で、他のマイスター達のリーダー的存在。一方で、協調性に欠けるメンバー達の統率に苦労しており、特に暴走の多い刹那の制止やフォローを引き受けることが多い。
- 年齢:24歳。身長:185cm。体重:67kg。
- アレルヤ・ハプティズム(Allelujah Haptism)
- 声:吉野裕行
- ガンダムキュリオスのマイスター。
- 孤児であった幼少期に人革連の特殊機関に在籍していた過去を持ち、後に施設を脱走し紆余曲折を経てCBに参加する。冷徹な外見に似合わず温厚で礼儀正しく、任務とはいえ人命を奪うことには抵抗を感じることもある。一方で、その心の奥には「ハレルヤ」と呼ばれる正反対の好戦的な人格が眠っている[2]。
- 普段は前髪で片目が隠れているが、左右で目の色が異なる。
- 年齢:19歳。身長:186cm。体重:65kg。
- ティエリア・アーデ(Tieria Erde)
- 声:神谷浩史
- 外見年齢は16歳[3]ほど。ガンダムヴァーチェのマイスター。
- 中性的な美貌を持つ少年。互いに経歴を秘匿しているCBメンバーの中でも際立って謎が多い人物。
- CBの理念よりも、CBを統轄するマザーコンピューター「ヴェーダ」の意思を至上のものとし、その意に反するものは、たとえ味方であっても一切容赦をしない。なお、彼だけは地球上の環境に不慣れで、嫌悪の感情を抱いている。
- 年齢:不明。身長:177cm。体重:59kg。
プトレマイオスクルー
[編集]- スメラギ・李・ノリエガ( - リ - )
- 声:本名陽子
- CBの戦闘母艦プトレマイオスの戦術予報士で26歳。艦長の肩書きは持たないが、実質上の艦のトップに立つ人物。部隊の作戦立案をほぼ一手に手掛ける有能なコマンダーである。一方で酒にだらしが無く、任務中もたびたび飲酒してはクルー達に注意されている。ビリーとは大学院の同級生。
- クリスティナ・シエラ
- 声:佐藤有世
- プトレマイオス戦況オペレーターの1人で、22歳。その高度なプログラミング能力を買われ、CBにスカウトされた。気さくな性格で他のクルー達からの信頼も厚い。年下であるフェルトに対しては姉のように振舞っており、時々振り回している。
- フェルト・グレイス
- 声:高垣彩陽
- プトレマイオス戦況オペレーターの1人。14歳で、クルーの中では最年少だが、豊富なメカ知識を持つ。他者とのコミュニケーションを苦手とし、普段はあまり感情を表に出さない。ロックオンの相棒であるハロがお気に入りで仲が良い。
- リヒテンダール・ツエーリ
- 声:我妻正崇
- プトレマイオスの操舵士で21歳。陽気で調子のいい性格。
- ラッセ・アイオン
- 声:東地宏樹
- プトレマイオスの砲撃士で25歳。がっしりした体格でやや皮肉屋な性格。
- イアン・ヴァスティ
- 声:梅津秀行
- プトレマイオスのチーフメカニック。ガンダムの整備や新装備の開発を手掛ける。ガンダムの地球での任務の際は共に地上に降りることも多い。ロックオンからは「おやっさん」と呼ばれ親しまれている。かつてはAEU軍所属の技術者であった過去を持つ。
その他
[編集]- 王 留美(ワン・リューミン)
- 声:真堂圭
- 世界中の社交界で名を馳せる17歳の美少女セレブ。CBのシークレットエージェントの1人で、各界の人脈を駆使した諜報活動や活動資金の調達、ガンダムマイスターへの任務伝達など、プトレマイオスの活動を影からサポートする。
- 紅龍(ホンロン)
- 声:高橋研二
- 留美の執事兼ボディガードを務める青年。留美と同じくシークレットエージェントの1人。
- ハロ(Haro[4])
- 声:小笠原亜里沙
- 歴代ガンダムシリーズに登場する球形のペットロボット。MSの操縦やメンテナンスをサポートする独立AIで、機密保持のために人員を最小限に抑えているCBにとっては必要不可欠の存在となっている。
- ロックオンはオレンジのこれを相棒としてデュナメスに積み込んでおり、精密射撃モード時のデュナメスの機動制御を代行させている。
- イオリア・シュヘンベルグ
- 声:大塚周夫
- CBの創設者。全世界のメディア当てに送られたビデオメッセージを通じ、CBの存在と、世界中の全戦争行為に対する武力介入を宣言する。太陽光エネルギー発電システムの基礎理論を提唱した稀代の天才科学者でもあるが、彼本人が活躍したのはメッセージの放送から200年以上も前の21世紀末期で、既にこの世の人物ではないはずである。なお、その当時も公にその姿を見せたことはなかったという。
- アレハンドロ・コーナー
- 声:松本保典
- ユニオンに属する国連大使。
- リボンズ・アルマーク
- 声:蒼月昇
- アレハンドロ・コーナーの従者。
ユニオン
[編集]ユニオン軍
[編集]- グラハム・エーカー
- 声:中村悠一
- アメリカ軍MS部隊MSWAD(エムスワッド)に所属する中尉で27歳。最新鋭MSフラッグを操るトップファイター。AEUの新型機イナクトの公開演習を見学した際、突如上空より現れたエクシアを目撃し、その圧倒的戦闘力に強い興味を抱く。その後、エクシアとの交戦を果たし、その経験を買われ新設された対ガンダム調査隊へと転属する。転属後は自身のフラッグを改造し、ガンダムとの戦いに備える。
- ビリー・カタギリ
- 声:うえだゆうじ
- 茶髪のポニーテールに、眼鏡を掛けている長身痩躯の男。31歳でMSWADの技術顧問。フラッグの開発にも携わっている。グラハムとは公私共に親しい旧友同士。グラハムと共にAEU軍の公開演習を見学し、エクシアの性能を目の当たりにする。彼も後に対ガンダム調査隊に転属する。スメラギの同窓でもあった。
- レイフ・エイフマン
- 声:土師孝也
- 世界に名を知られたユニオンの技術者。技術主任として対ガンダム調査隊に招聘される。グラハムの依頼を受け、フラッグの強化改修を行う。ビリー、スメラギの恩師でもある。
- ハワード・メイスン
- 声:高橋研二
- グラハムの要請を受け対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイター。階級は准尉。オールバックヘアーに眼鏡姿が特徴。
- ダリル・ダッチ
- 声:西凜太朗
- ハワードと共に対ガンダム調査隊に配属されたフラッグファイター。階級は曹長。赤い長髪が特徴の黒人男性。
アメリカ合衆国政府
[編集]- ブライアン
- 声:小室正幸
- 西暦2307年時点のアメリカ合衆国大統領。
- 自国が他国の紛争介入を行うのは国民の安全と国益を確保するためで、決して慈善事業ではないと考えている。
- デビット
- 声:麻生智久
- 大統領補佐官。
- CBに強い不信感と紛争介入への疑問を抱き、CBの正体が暴かれた時に彼らを裁くのは自分達の使命だと考えている。
経済特区・日本
[編集]- 沙慈・クロスロード(さじ - )
- 声:入野自由
- 日本の経済特区東京に在住する17歳の高校生。専攻は宇宙工学。CBの理念や行動に対しては懐疑的。両親は既に故人であり、現在は姉の絹江とマンションで2人暮らしをしている。
- ルイス・ハレヴィ
- 声:斎藤千和
- 年齢:17歳。スペイン(すなわちAEU)からの海外留学生で沙慈のガールフレンド。専攻も同じ。家が金持ちで、その影響かわがままな性格をしており、度々沙慈を振り回している。
- 絹江・クロスロード(きぬえ - )
- 声:遠藤綾
- 年齢:22歳。沙慈の姉。報道機関JNNに勤務するジャーナリスト。CBの首謀者イオリア・シュヘンベルグに強い興味を持ち、彼の経歴を追う事でCBの真相に迫ろうとしている。沙慈がルイスと付き合っている事には、あまり好感を持てない様である。
AEU
[編集]- パトリック・コーラサワー
- 声:浜田賢二
- フランス軍のエースパイロットで28歳。自信過剰かつ喧嘩っ早い性格で、軍上層部も手を焼く問題児。しかし実力は確からしく、模擬戦では2000回全勝の実績を買われ最新鋭MSイナクトのテストパイロットに抜擢された。機体の公開演習にて、突如乱入して来たエクシアに惨敗してしまい、プライドを粉々に砕かれる。以降はガンダムに対し強いライバル意識を持っている。
人類革新連盟
[編集]- セルゲイ・スミルノフ
- 声:石塚運昇
- 「ロシアの荒熊」の異名を持つ人革連軍MS部隊の指揮官兼パイロット。階級は中佐で43歳。左目に大きな傷跡を持つ歴戦の兵士。風聞を信じず、自分で見聞きしたものしか信用しない主義。劇中では、一時的とはいえエクシアを圧倒する実力を見せた。まだ若いソーマの保護役を受け持つこととなったが、彼女が戦闘に参加すること、及び、超兵の存在についてはやや懐疑的。
- ソーマ・ピーリス
- 声:小笠原亜里沙
- 人革連軍のMSパイロット。階級は少尉で18歳。遺伝子組み換えにより生み出されたデザインベビーで、ナノマシンにて改造された超兵(強化人間)一号。沈着冷静で感情表現に乏しい。
アザディスタン王国
[編集]- マリナ・イスマイール
- 声:恒松あゆみ
- 中東の新興国アザディスタン王国の第一王女で24歳。化石燃料が枯渇してしまい困窮する祖国を立て直すため、各国に援助を求め世界を飛び回っている。CBに対しては「戦争を戦争で解決させる」ものと否定的な見解を示している。
- シーリン・バフティヤール
- 声:根谷美智子
- 年齢:27歳。マリナの側近であり、同時にお目付け役も務める女性。政治的手腕は優れているが、アザディスタンでは女性が政治に関わることが許されていないため、公に姿を見せることはない[5]。
モラリア共和国
[編集]- アリー・アル・サーシェス
- 声:藤原啓治
- モラリア共和国の民間軍事会社(PMC)に所属する傭兵。35歳の豪放だが金にうるさい男で、ボサボサに伸ばした髪とひげ面というワイルドな外見が特徴。6年前のクルジス紛争では、「神」の名の下に刹那達少年兵を糾合し、戦闘技術を叩き込んだ。MSパイロットとしての腕は非常に高い。
メカニック
[編集]ソレスタルビーイング
[編集]- GN-000 0ガンダム(オー - )
- CBが開発した最初のガンダム。この機体を第1世代機として、以降様々な発展機が開発されていくこととなる。機体の詳細や搭乗者などは定かではないが、2301年当時、内戦中であったクルジス共和国での実戦参加が確認されている。現地ではゲリラの掃討に従事していたアンフ部隊を全滅させ、その性能を遺憾無く発揮。当時、後にガンダムマイスターとなる少年兵時代の刹那も本機の姿を目撃しており、CBに参加する動機となっている。
- 機体デザインは大河原邦男が担当。言わば00における「ファースト・ガンダム」と呼べる存在であり、その形状は『機動戦士ガンダム』に登場するRX-78ガンダムを踏襲している。番組開始前、水島監督は週刊プレイボーイ2007年10月15日号のインタビューで、第1話の冒頭に「ファーストファン」が「絶叫」する「サプライズ」があると予告、「第1話を見ればわかります(笑)。」「冒頭であるMSが登場するのです」とコメントしており、それはこの機体を指している。
- GN-001 ガンダムエクシア
- 刹那・F・セイエイの塔乗機。GNドライヴが生み出す圧倒的な機動性と運動性、全身に装備された7つの斬撃武装「セブンソード」を駆使した近接戦闘を主任務とする。機体デザインは海老川兼武が担当。
- GNソード
- 小型シールドと折り畳み式の刀剣、小型ビームライフルで構成される右腕の複合武装。射撃時は刀身を畳みライフルモードへと変形。搭載するビームライフルは近距離戦での即応性、連射性を重視した短銃タイプだが、他国の機体を一撃で撃破可能な威力を持つ。
- GNロングブレイド&GNショートブレイド
- 両腰ラッチにマウントされる大小2振りの刀剣。主に二刀流での使用頻度が高い。
- GNビームサーベル&GNビームダガー
- ガンダムに共通して装備される接近戦用ビーム兵器。剣状に収束したGN粒子の刀身で対象物を切断する。性能は他のガンダムのサーベルと同等だが、本機のみ柄の形状が異なる。
- GNバルカン
- 両腕に内蔵された小型ビームバルカン砲。基本的に威嚇・牽制などの補助的使用が主である。
- GNシールド
- 強靭なEカーボンで成形された防御装備。エクシアのシールドは近接戦闘での取り回しを考慮した軽量小型タイプ。
- GN-001/hs-A01 ガンダム アヴァランチエクシア
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V』に登場。
- 高機動オプション「アヴァランチ」を装着した形態。
- 大容量のGN粒子コンデンサーにGN粒子をチャージし、それを一気に放出することで爆発的な加速を可能とする。ただし短時間での連続使用が不可能という欠点もある。
- セブンソードは背部に増設された各ジョイントパーツに集約してマウントされ、使用時はパーツを展開させ迅速な装備選択を行う。
- 「アヴァランチ(雪崩)」という名称は、進路上の敵を雪崩の如く一瞬で蹴散らす姿になぞらえて付けられた。また、型式番号の「hs」は「ハイスピード」、「A01」は「アヴァランチ型の1号機」を意味する。
- GN-002 ガンダムデュナメス
- ロックオン・ストラトスの搭乗機。アウトレンジからの狙撃に特化した遠距離支援型MS。標準装備の「GNスナイパーライフル」に加え、作戦に応じて用意された各種火器を選択使用する。精密射撃時は頭部アンテナがツインアイを覆うように下降し、額の高精度ガンカメラが露出する。狙撃機ながらその機動性、運動性は他国の機体を充分に凌駕しており、接近戦においても高い適応性を発揮する。その際、パイロットは専用のライフル型コントローラーを用いて射撃操作を行う。機体デザインは柳瀬敬之。
- GNスナイパーライフル
- 通常の狙撃任務に多く用いられる大型ビームライフル。不使用時は肩部アタッチメントに固定される。
- GNビームピストル
- 両ふくらはぎのホルスターに格納されるビーム拳銃。スナイパーライフルでは対応し切れない白兵戦に使用される。
- GNビームサーベル
- デュナメスのビームサーベルは、尻部に設置された2基のGNバーニア側面に格納されている。グリップの形状はキュリオスやヴァーチェと共通となっている。
- GNシールド&GNフルシールド
- 肩部アタッチメントに設置された防御装備。標準装備の小型GNシールドに加え、任務に応じてマント状のGNフルシールドを装着する。
- GN-002/DG014 ガンダム デュナメストルペード
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V』及び『機動戦士ガンダム00F』に登場する機体。
- ガンダムデュナメスに対水中狙撃戦闘用の装備を持たせたもので、DG014とは「デュナメス専用銃の14番目」という意味合いを持つ。
- この際に使用するのは地上からGN魚雷を高速で発射するランチャーであり、機体自体が水中には潜ることはない。また、左肩と頭部にそれぞれセンサーとバイザーが追加される。
- なお、トルペードとはドイツ語で「魚雷」の意。
- GN-003 ガンダムキュリオス
- アレルヤ・ハプティズムの搭乗機。4機中唯一の可変モビルスーツで、戦闘機形態への変形機能を持つ。加速力に優れた戦闘機形態による一撃離脱戦法を得意とするが、MS形態でも他のガンダムに引けを取らない攻撃力を有する。機体デザインは柳瀬敬之。
- GNビームサブマシンガン
- 高い連射性を持つ2連装ビーム砲。飛行形態時はマニピュレーターで把持されたグリップ部を残して銃身が分離し、右翼部にマウントされる。
- GNビームサーベル
- キュリオスのビームサーベルはリアスカートアーマー裏面にマウントされている。
- GNシールド
- 高速戦闘に対応した専用シールド。先端部は開閉構造となっており、打突や捕獲用のクローとしても使用される。また、中央部には伸縮式の短剣が内蔵されている。
- テールユニット
- 戦闘機形態時の脚部間に装着される武装コンテナユニット。対空用ミサイルや対地用爆雷など、ミッションに応じた様々な装備を選択可能。使用後デッドウェイトとなったユニットは速やかに切り離される。
- GN-005 ガンダムヴァーチェ
- ティエリア・アーデの乗機。単機での強襲・殲滅戦を目的とした重装型MS。「GNバズーカ」や「GNキャノン」などの強力な武装を装備する。4機の中では最も強固な装甲を持ち、他のガンダムに比べ二回り以上はある重厚なフォルムが特徴。そのため機動性はやや劣るものの、GN粒子の重量軽減効果により重量自体は空戦型のフラッグよりも軽量となっている。全身各所にGN粒子の増幅装置を持ち、他の機体よりも強力な防御フィールドを展開出来る。機体デザインは柳瀬敬之。
- GNバズーカ
- 全ガンダムの兵装中最強の破壊力を持つ大型携帯ビーム砲。通常は肩掛けで発砲するが、胸部のGNドライヴを直結したバーストモードに移行することで戦艦をも破壊可能な威力を発揮する。ただしバーストモード射撃後はコンデンサーに貯蔵されたGN粒子をほとんど使いきってしまうため、短時間の連射は不可能。
- GNキャノン
- 背部に設置された可動式連装ビーム砲塔。射線を単一方向に向けた場合は、複数の敵機を薙ぎ払う。
- GNビームサーベル
- ヴァーチェのビームサーベルは両膝アーマー内に格納されている。
- GN-004 ガンダムナドレ
- 全身の増加装甲を排除したヴァーチェの真の姿。排除後は女性を思わせる細身の体型となり、頭部の追加装甲に接続される無数のコード類があたかも髪の毛の様になびく。武装は両肩のGNキャノンを手持ち火器として使用する。この機体の存在は機密以上の絶秘とされ、CB内においても極一部のメンバーにしか存在を知らされていなかった。
- GNキャノン
- ヴァーチェが背部に装備していたもので、マニュピレーターで保持して使用する。
- GNビームサーベル
- ヴァーチェと同様に両膝アーマー内に格納されている。
- CBS-70 プトレマイオス
- 4機のガンダムを搭載するCBの宇宙輸送艦。一部のメンバーからは「トレミー」の愛称で呼ばれる。艦体周囲には4基の独立したコンテナブロックを有し、それぞれのコンテナにガンダムを各1機格納する。艦首部には展開式のリニアカタパルトを持ち、コンテナから直接艦内の射出スペースに移動することで、迅速な射出を可能としている。なお、カタパルトに直結するコンテナは艦上部に位置しているそれであり、適宜回転させることで連続的に機体を射出可能となっている。
- 当初よりガンダムの輸送、後方支援を目的として建造されたため、艦自体の戦闘力はほとんどガンダムに依存している。また、動力すらガンダムのGNドライヴから供給されているので、全てのガンダムが出撃すると、短時間しか行動出来ない。
- GNアームズ
トリニティ
[編集]- GNW-001 ガンダムスローネアイン
- ヨハン・トリニティの搭乗機。デュナメスとヴァーチェを合わせたような特性を持つ。「T(タウ)」と呼ばれるGNドライブを装備しており赤いGN粒子を放出する。
- GNランチャー
- ドライヴ直結の強力なビーム砲。
- GNビームライフル
- GNビームサーベル
- GNシールド
- 左肩に装備される。
- GNW-002 ガンダムスローネツヴァイ
- ミハエル・トリニティの搭乗機。ソレスタルビーイングのセカンドチーム「トリニティ」のガンダム。スローネの2号機。
- GNファング
- 遠隔操作可能なビームライフル。ビームサーベルとして敵機を貫くこともできる。
- GNハンドガン
- GNバスターソード
- ビームサーベルと実剣の両方の特性を持つ大型の剣。
- GNビームサーベル
- GNW-003 ガンダムスローネドライ
- ネーナ・トリニティの搭乗機。戦闘支援が主目的で、GNステルスフィールドと呼ばれる広範囲にGN粒子を展開する機能を持つ。
- GNステルスフィールド
- 広範囲にGN粒子を展開する。
- GNハンドガン
- GNビームサーベル
- GNシールドポッド
- 各種ミサイルや予備のビームサーベルなど、作戦に応じて装備を収納できるシールド。
- GNシールド
外伝登場機
[編集]この節では、雑誌媒体などで展開される公式外伝に登場する機体の概要を記述する。
- GNY-001 ガンダムアストレア
- 第1世代機0ガンダムから発展した第2世代ガンダムの1号機、汎用型MS。第3世代機であるエクシアの前型機に当たり、Oとエクシアの折衷的な外観を持つ。アストレアはOの持つ汎用性を更に追求した機体であり、ビームライフルとシールド、ビームサーベルといった標準武装に加え、様々な実験的装備が用意されている。
- CBの本格的な戦争介入開始後は、その下部支援組織「フェレシュテ」の所属機としてCBの活動を影からサポートする。頭部にはガンダム共通の特徴であるツインアイを隠すための仮面が被せられている。
- 機体名の「アストレア」は、タロットカードの大アルカナに属する22枚の内の1枚「正義」のカードに描かれる女神「アストライア」に由来する。同様に、他の第2世代ガンダムもこの22枚に由来した名を持ち、各々のカードの意味に対応した固有の機能を有している。
- GNY-002 ガンダムサダルスード
- 第2世代ガンダム2号機。索敵・情報戦に特化した情報戦用MSで、全身各所に過剰と言えるほどのEセンサーを内蔵する。あらゆる状況下におけるセンサーの動作試験を目的としているため直接的な戦闘力は非常に低く、装甲はセンサーが正常に機能しうる最低限の厚さしか施されていない。唯一有効な防御力を発揮するのは左肩の大型センサーシールドのみとなっている。武装は6連の回転式弾倉を持つリボルブバズーカと、尻部GNバーニア両側面のGNビームサーベル。バズーカの弾丸は複数の種類が用意されており、異なる弾丸を混在して装填する事で銃自体に複数の機能を持たせる事が出来る。後にこの機体のテストで得られたデータは、第3世代機デュナメスの照準システムにフィードバックされる事となる。
- 「サダルスード」の名は、大アルカナの1枚「星」のカードに由来する。
- GNY-002F ガンダムサダルスード(タイプF)
- フェレシュテ所属となったサダルスードを実戦用に改修した機体。右肩にも左肩と同形状の大型センサーシールドが設置され、防御力が強化されている。アストレア同様、顔面部に擬装用の仮面を装着する。
- GNY-004 ガンダムプルトーネ
- 第2世代ガンダム4号機。具体的な機能は不明。テスト中に発生した事故により、開発を中断されたいわく付きの機体。
- 「プルトーネ」とは、大アルカナの「審判」=冥王星にちなんだ名称。
ユニオン
[編集]- VMS-015 ユニオンリアルド
- ユニオンの現用主力MS。飛行形態への変形機構を持つが、変形には出撃前の換装作業が不可欠であるため、作戦行動中の変形は不可能となっている。変形機構は後継機のフラッグやAEU製のヘリオン及びイナクトにも同様のものが見られる。2307年においても引き続き主力の座にあるが、フラッグの本格配備に伴い徐々に退役しつつある。
- 機体デザインは福地仁。また、その他のユニオン製MSやAEU製MSのデザインも福地が担当している。
- SVMS-01 ユニオンフラッグ
- リアルドの後継機として開発された新型主力MS。リアルド同様、高速空戦形態への可変機構を持つ。公式サイトでは「基本的に戦闘中の変形は想定しておらず、あらかじめ形態を選択しての出撃が通常となっている」とあるが、戦闘中の変形も可能でプラモデルパッケージおよび付属の組み立て説明書にもそう記されている。
- 燃料の水素は、基本骨格であるカーボンフレームを構成する炭素分子結合体内に分子レベルで浸透している。この構造は専用の燃料スペースおよび供給用のパイプラインを必要としないため、機体の大幅な軽量化に貢献している[6]。
- コクピットは腹部のドラムフレーム内に存在する。
- その適応性は大気圏内外を問わず、用途、投入領域に応じた複数の派生機が存在する。
- 最新鋭の機種故、ユニオンではMSWADを始めとした精鋭部隊への配備が優先されている。そのためフラッグのパイロットはフラッグファイターと呼ばれている。
- リニアライフル
- 口径120mmの射撃武装。電磁力で弾丸を高速射出する。電圧を調節することで破壊力の大きい単射モードと、高速戦闘に対応した連射モードを選択することが出来る。高速形態時は機首を構成する。
- ソニックブレイド(プラズマソード)
- 超高硬度カーボン製のアサルトナイフ。刃を高周波振動させ切断力を増大させる。また、刀身からプラズマを発生させ剣状に収束するプラズマソードを装備する機体もある。このプラズマの収束機構は、ビームサーベル開発の過程で生み出された技術を転用したものである。
- ディフェンスロッド
- 左腕の防御装備。回転するローターに適切な傾斜角で敵弾を着弾させ跳弾させる。また、周囲にプラズマフィールドを展開することも可能。空戦機の観点から、重量負担の大きい通常のシールドを装備出来ない機体のために用意された。
- 20mm機銃
- 腹部ドラムフレーム左側に内蔵された機銃。ミサイル迎撃や威嚇射撃、対人戦闘など幅広い用途を持つ。
- ミサイル
- フラッグのミサイルは、脚部内装式と主翼、副翼下に設置される懸架式の2種が存在する。
- SVMS-01E グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
- レイフ・エイフマンによって強化改造されたグラハムの専用フラッグ。換装ユニット分の重量は増大しているが、装甲や搭載燃料を実用限界ギリギリまで削ぎ落とす事で、総合的には軽量化に成功。ノーマル機の約2倍以上もの最高速度を叩き出す。全身表面には漆黒の耐ビームコーティング塗料が施され、ガンダムのGNビーム兵器に対し万全を期している。武装はノーマル機の標準武装に加え、新たにアイリス社から取り寄せた新型試作ライフルを装備。左利きであるグラハムの操縦特性に合わせ、ライフルとディフェンスロッドの装備位置は左右逆となっている。
- 完成した機体は目標通り充分ガンダムに対抗し得る戦闘力を獲得したが、反面操作性やパイロットの安全性はほとんど考慮されていない。特に全速旋回時は、耐Gシステムの補助を用いても最大12Gもの多大な負荷がパイロットの身体に襲い掛かる事となる。
- 劇中では単に「カスタムフラッグ」と呼ばれる。
- SVMS-01O オーバーフラッグ
- 前述のカスタムフラッグと同じ仕様に改修されたフラッグ。リニアライフルが一新された以外はカスタムフラッグと同じ外見。
- SVMA-01SG ユニオンフラッグ陸戦重装甲型(シェルフラッグ)
- フラッグの陸戦様装甲追加モデル。背部フライトユニットをオミットしたことで飛行及び変形は出来ないが専用の追加装甲の搭載により防御力が向上している。火力も同様に向上している。
AEU
[編集]- AEU-05 AEUヘリオン
- AEUの主力可変MS。2307年時点では既にロートル機種であるが、大量に生産されたこともあり未だその就役機体数は多い。AEU加盟国以外にも多数が輸出されているが、各地のテロリストや反政府ゲリラなどに流出した機体も少なくなく、各地で社会問題となっている。
- 「ヘリオン」とは「乱暴者」の意。
- 反人革連ゲリラ仕様機
- 人革連の軌道エレベーター「天柱」の電力供給開始10年周年記念式典を襲撃したテロリスト達が使用した機体。頭部はメインセンサーが露出した単眼タイプに変更され、背面のエンジンブロックは空間戦闘用に主翼を廃したロッド型バーニア4基に換装されている。主兵装のリニアライフルはAEU正規軍と異なる独自品を装備。また、2機がかりで牽引される大型ミサイルランチャーの存在が確認されている。
- モラリア仕様機
- AEU加盟国であるためヘリオンは主力機であるが、独自の兵器開発能力がある同国らしく、頭部形状が異なる他、腰部ドラムフレームにショートバレルのリニアガンが搭載されているなど独自の改良を行っている。正規軍の他、民間軍事会社(PMC)でも主力機だが、数の上では後者の方が多い。
- ラ・イデンダ仕様機
- 正規軍仕様機とほぼ同一の機体。
- プラズマシールド搭載機
- 両肩部にプラズマフィールドを発生させる専用シールドを搭載したタイプ。頭部形状が正規軍仕様と大きく異なる。
- AEU-09 AEUイナクト
- ヘリオンに次ぐAEUの新たな主力機。ただし、基本設計はユニオンのフラッグを参考としており、より細身なフォルムや腰部に追加されたウイング・エンジンなど、類似・共通点が多い。
- 一方で独自の機能として、太陽光エネルギーを軌道エレベーターの発電システムを経由して供給する外部電源方式を採用。供給範囲内に限定すれば、理論上無制限に近い長期活動能力を持つ。
- 「イナクト」は「(法、条例を)制定する」といった意味。
- デモ機による公開演習ではその性能を如何無く発揮したが、その直後現れたエクシアによって即座に行動不能にさせられた。
- イナクトPMCカスタム
- モラリアPMCが調達した研究開発用の機体を独自にチューンナップした機体。頭部形状も独自の物になっており、専用の銃剣付リニアライフルをメインウエポンとしている。アリー・アル・サーシェスに引き渡され、以降は彼の専用機となる。
- アグリッサ
- 第四次太陽光発電紛争で使われたMA。蟹のような外見だが脚を折りたたみ飛行可能。作中ではイナクトと合体し操縦系統もイナクトからとなっているが、MA単体でも運用可能である。
人類革新連盟
[編集]- MSJ-06II-A ティエレン地上型
- 人類革新連盟の主力量産型MS。重火器と重装甲で身を包んだ機体。
- 他国の機体と違い、コクピット内にはいっさいのモニターがなく、パイロットは専用のヘッドマウントディスプレイを着用し外部の情報を得ている。
- 武装は各種実弾武装(マシンガンや滑腔砲)に加え、接近戦用の「カーボンブレード」を標準装備する。カーボンブレードはカタールのような装備で、弓状の刃を持つ。
- 「ティエレン」は、「鉄人」の中国語読み。機体デザインは寺岡賢司。
- MSJ-06II-C ティエレン高機動型
- 腰部に水平展開式の可変翼、脚部内に推進用ジェットエンジンを搭載した高機動タイプ。いちおう飛行が可能となっているが機動力は低く、空戦ではなく戦地への迅速な移動を目的とした物。ゆえに飛行型ではなく高機動型と呼ばれる。
- なお、既に退役しているが、かつては「MSJ-05ティエレン」という、より旧式の機体も存在した[7]。
- MSJ-06II-E ティエレン宇宙型
- 無重力戦闘を目的とした宇宙戦タイプ。全身各所に推進、姿勢制御用スラスターを備え、空間機動力を強化。脚部にはシールド兼用の円筒状大型プロペラントタンクを両膝から突き出る形で装備する。
- 標準装備の滑腔砲は銃身の効率的な冷却のため専用の放熱板が追加されている。この放熱板は接近戦用の銃剣としても使用可能な強度を持つ。
- セルゲイ専用機は頭部形状が異なり、両肩にシールドが新たに装備されるなどタオツーに似通った外見をしている。
- MSJ-06II-SP ティエレンタオツー
- ソーマ・ピーリスが搭乗する超兵専用機。宇宙・地上両面での行動を想定した汎用機として製造された。両肩のシールドや脚部を始め、全身各所に配置されたスラスターによって、通常のティエレンを遥かに上回る機動性を発揮する。各部センサーや情報処理能力も強化され、頭頂部にはT字型のモノアイレールが追加されている。またコクピットも他のティエレンシリーズとは異なり、ヘッドマウントディスプレイを用いない、全周囲型の一般的なタイプとなっている。その性能に比例してパイロットに掛かる負担も非常に重く、訓練された超兵以外に乗りこなすことは不可能とされる。タオツーとは「桃子」の中国語読み。
- MSJ-06II-LC ティエレン長距離射撃型
- 地上型に頭部を完全に覆い隠す大型カノン砲を搭載した長距離支援機。メインセンサーは胸部に設置されている。膝部シールドは両脚に装備。砲撃時における安定性を確保するため、尻部にアンカー状の簡易脚を設置している。当然ながら地上型以上に動きは鈍重で、アンカー展開時はほとんど身動きが取れなくなる。
- MSJ-06II-AC ティエレン対空型
- 地上型の頭部を四連装155㎜50口径対空砲に歓送したタイプ。頭部の他腕部に四連装ミサイルポット、腕部に六砲身60㎜液冷バルカン砲を装備するなどかなりの重武装である。通称「ツーウェイ」。
- シュウェザアィ
- 海老の様な外見の旧式水中用MA。武装は一対アームと機体前方に計三基のクローと胴体左右合計10門の魚雷発射管がある。人革連では沿岸警備目的に配備されているが、国際テロネットワーク「ラ・イデンラ」に流出した機体も存在する。
- 多目的輸送艦 ラオホゥ
- 人類革新同盟軍のMS搭載宇宙母艦。艦橋部がシャトルとなっており、コンテナ部と艦橋部が分離可能となっている。
国連軍
[編集]- GN-X(ジンクス)
- ソレスタルビーイングから漏洩した情報によって発見された太陽炉搭載型のモビルスーツ。三つの陣営から国家の枠を超えて選出されたエースパイロットたちが搭乗する。数的有利もあいまってガンダムと互角以上に戦える。
その他
[編集]- MSER-04 アンフ
- 世界各国の紛争で目にするMS。人類革新連盟製のMSJ-04ファントンの輸出仕様。開発元である人革連では既に退役済みである。その名はアラビア語で「鼻」を意味しており、胸部から鼻のように突出した頭部が特徴。関節部に防塵処置を施されており砂漠における運用に適している。
- 武装は頭部下に搭載された対人用機銃と、左腕のマシンガン。現状ティエレンに輪をかけて鈍重で、性能も遠く及ばない。旧式の内燃機関を搭載しているため被弾すると容易く爆発してしまう。
- 2307年時点では旧スリランカの反人革連勢力(シンハラ人勢力)やアザディスタン王国軍などで運用されている。
- ワークローダー
- 小型の作業用MS。脚部は三脚形式だが歩行機能は有しておらず、移動は先端部のローラーによって行う。戦闘用に改修された機体が第1話冒頭でクルジス共和国のミリシャに運用されているなど、世界中の紛争地域で多く目にする。
用語
[編集]組織/国家
[編集]- ソレスタルビーイング
- 英字表記は「Celestial Being」。
- 「天上人」を意味する名を持つ、謎の私設武装組織。西暦2100年頃に科学者イオリア・シュヘンベルグによって創設された。世界に存在する全ての戦争を根絶させることを目的とし、4機のガンダムで全世界の紛争に介入することを宣言する。
- ユニオン
- アメリカを中心とした世界経済連合。正式名称は「太陽エネルギーと自由国家連合軍 (Union of Solar Energy and Free Nations)」。大統領を元首とする共和制。主にアメリカ州、オセアニアの国々で構成されており、日本も「経済特区」(中国に実在するものとは別)としてこの傘下にある。
- 三大勢力では最も早く軌道エレベーターの実用化に成功し、以後急速な発展を遂げる。なお、軌道エレベーターは南米・アマゾン川上流域に設置されている。
- 「世界の警察」的な役割を担っていると自負している。
- 人類革新連盟
- 中国、ロシア[8]の旧共産圏、インドなどを中心とした連合国家群。通称「人革連」。
- ユーラシア大陸の国々から形成される。ユニオンに次いで軌道エレベーターの実用化に成功し、ユニオンと肩を並べる。技術面ではユニオン、AEUにやや遅れを取っており、その差を是正するため超技術の結晶であるガンダムの捕獲を目論む。
- 軌道エレベーター「天柱」はソロモン諸島の北方に設置されている。
- AEU
- EU(ヨーロッパ連合)を前身とする、ヨーロッパ中心の連合国家群。正式名称は「新ヨーロッパ共同体(Advanced European Union)」。勢力下に置くアフリカ・ビクトリア湖西方に軌道エレベーターを建設中。
- クルジス共和国
- 中東地域の国。刹那の故郷。2301年にアザディスタン王国との戦争により壊滅。末期には国民総玉砕状態となり都市部では凄惨な掃討戦が行われた。
- アザディスタン王国
- 中東の新興国。化石燃料の枯渇によって経済的に窮乏している。国内では改革派と保守派が対立しており、王宮の近辺でもテロが日常茶判事的に起きている。
- タリビア共和国
- ユニオンに属する南米の一国家。歴史的に反米感情が強い。領内に大規模な麻薬生産拠点があったが、ソレスタルビーイングにより紛争の根源とされ、アレルヤの駆るキュリオスの爆撃によって焼き尽くされた。その後、ユニオンからの独立を図るが、最終的にはソレスタルビーイングを利用してユニオンと和解し、かつ国民感情の懐柔を図った。
- モラリア共和国
- ヨーロッパ南部の一国家。首都はリベール。軍需産業により経済が成り立っている。そのため、ソレスタルビーイングの攻撃を受け降伏。しかしその時点で流れ弾等の被害にあった民間人を含めて多大な犠牲者を出した。
- GNドライヴ
- 4機のガンダムが動力源とする半永久機関。通称は「太陽炉CBが所有するのは各々のガンダムが持つ計4基のみである。
兵器
[編集]- MS-Gundam
- ガンダムとは、CBの戦争根絶という目的を達成するための物理的手段として開発されたMSの総称である。TV本編に登場する4機のガンダムは、1話冒頭に登場した0ガンダムを第1世代とした第3世代に当たる機体であり、その直系のプロトタイプである[要出典]第2世代ガンダムも存在する。
- ガンダムに搭載された新型動力機関「GNドライヴ」(通称太陽炉)は、重粒子を蒸発させることなく質量崩壊させ、莫大な陽電子と光子を発生させる。莫大なエネルギーを半永久的に生み出し、同時代の現用兵器群と比較して、あらゆる面で数世代を先んじた圧倒的性能を機体に与えている。出力の割に小型化が容易であり、排熱量の低さから隠密性にも優れる。特に全機が標準装備するビーム兵装類は非常に出力が高く、他国にはこれを防ぐ技術は存在しないとされる。GNドライヴ稼働時に生成される変異ニュートリノ。既存のレーダーシステムや通信機器を無効化する効果を持ち(ミノフスキー粒子と同一の性質)、外部に散布することで高いステルス効果を発揮する。更に粒子を一方向、または全方位に展開することで強固な防御フィールドを形成し、機体の単独での大気圏突入をも可能とする。
- CBが所有するGNドライヴは第三世代のガンダムに搭載された4基しか存在せず、再生産も困難なオーバーテクノロジーの塊である。ゆえに万一他国の手に落ちた場合、CBの活動に支障が出るだけでなく、世界の軍事的均衡が崩れ、更なる混乱をもたらす恐れがある。このため、ガンダムには外部への技術漏洩を防止するために様々なセキュリティが講じられている。例えば起動の際は、コクピット内の生体認証システムで搭乗者のデータをスキャンしている。 また、作戦行動中に損傷・飛散したパーツからデータを解析される懸念もあるため、外装やその他の損傷しやすい部位、消耗品などは可能な限り既存技術で作られた部材で構成されている。
- 機体デザインはエクシアが海老川兼武、その他の3機は柳瀬敬之が担当している。各機体には額などそれぞれの箇所に「Gundam」の刻印が彫られている。
その他
[編集]- ガンダムマイスター(Gundam Meister)
- ガンダムのパイロット達の通称。マイスターは独語で「親方」を意味しているが、「職人」や「名人」、「達人」としての意味合いが強い。英語では、Master(達人)にあたる。
- 公式外伝を含め、名称が判明しているガンダムマイスターは7名確認されているが、0ガンダムのパイロット及び全世代ガンダムの総数が未公開の為、これよりも数名存在しているものと思われる。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
スタッフ
[編集]- 企画 - サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- シリーズ構成・脚本 - 黒田洋介
- キャラクターデザイン原案 - 高河ゆん
- アニメーションキャラクターデザイン - 千葉道徳
- メカニックデザイン - 海老川兼武、柳瀬敬之、寺岡賢司、福地仁、中谷誠一、大河原邦男
- アニメーションメカニックデザイン - 中谷誠一
- 美術デザイン - 須江信人(KUSANAGI)
- 美術監督 - 佐藤豪志(KUSANAGI)
- 色彩設計 - 手嶋明美(Wish)
- SF考証 - 千葉智宏、寺岡賢司
- 音響監督 - 三間雅文
- 撮影監督 - 葛山剛士(旭プロダクション)
- 編集 - 野尻由紀子
- 音楽 - 川井憲次
- 音楽プロデューサー - 野崎圭一(JVCエンタテインメント)、篠原廣人(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、眞野昇(サンライズ音楽出版)
- 設定協力 - 岡部いさく
- 音楽制作 - ソニー・ミュージックエンタテインメント、JVCエンタテインメント
- 音響効果 - 倉橋静男(サウンドボックス)
- 録音スタジオ - アオイスタジオ
- 音響制作 - テクノサウンド
- ナレーション - 古谷徹
- エグゼクティブプロデューサー - 竹田菁滋(毎日放送)、宮河恭夫(サンライズ)
- プロデューサー - 丸山博雄(毎日放送)、池谷浩臣(サンライズ)、佐々木新(サンライズ)
- 監督 - 水島精二
- 制作協力 - 創通、ADK
- 製作 - サンライズ、毎日放送
主題歌
[編集]オープニングテーマ
[編集]- 『DAYBREAK'S BELL』
- 歌 - L'Arc〜en〜Ciel
- #01〜#13のオープニングテーマ。#25ではエンディングテーマとして使用された。
- 『Ash Like Snow』
- 歌 - the brilliant green
- #14〜#25のオープニングテーマ。
エンディングテーマ
[編集]- 『罠』
- 歌 - THE BACK HORN
- #01〜#13のエンディングテーマ。
- 『フレンズ』
- 歌 - ステファニー
- #14〜#24のエンディングテーマ。
挿入歌
[編集]- 『LOVE TODAY』
- 作詞 - 菜穂 / 作曲 - 菜穂、佑次 / 編曲・歌 - Taja
- #19・#24の挿入歌。
サブタイトル
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
#01 | ソレスタルビーイング | 黒田洋介 | 大塚健 水島精二 |
北村真咲 | 千葉道徳 | 中谷誠一 | 2007年10月6日 |
#02 | ガンダムマイスター | 寺岡巌 | ヤマトナオミチ | 高村和宏 | 有澤寛 | 2007年10月13日 | |
#03 | 変わる世界 | 大原実 ミズシマセイヂ |
吉村章 | 大貫健一 | 西井正典 | 2007年10月20日 | |
#04 | 対外折衝 | 松尾衛 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 2007年10月27日 | |
#05 | 限界離脱領域 | 榎本明広 | 森下博光 | 松田寛 | 2007年11月3日 | ||
#06 | セブンソード | 北村真咲 | 松川哲也 | 佐村義一 有澤寛 |
2007年11月10日 | ||
#07 | 報われぬ魂 | 寺岡巌 | ヤマトナオミチ | 千葉道徳 | 大塚健 | 2007年11月17日 | |
#08 | 無差別報復 | 木村真一郎 | 吉村章 | 大貫健一 | 西井正典 | 2007年11月24日 | |
#09 | 大国の威信 | うえだしげる | しんぼたくろう | 高瀬健一 | 2007年12月1日 | ||
#10 | ガンダム鹵獲作戦 | 榎本明広 | 森下博光 | 松田寛 | 2007年12月8日 | ||
#11 | アレルヤ | 2007年12月15日 |
放送局
[編集]放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|
MBS・TBS系列 | 2007年10月6日 - | 土曜 18時00分 - 18時30分 |
SBS・RCC | 2007年10月13日 - | 土曜 17時30分 - 18時00分 |
GyaO | 土曜 19時00分更新 |
※初回放送開始の前週に当たる2007年9月29日の17:30 - 18:00には、放送開始記念特別番組『機動戦士ガンダム00披露宴』がMBS・TBS系列にて放送された(SBS、RCCでは1週間遅れ)。また、放送日前日に当たる10月5日の24:25 - 25:20には、これに未公開のトークや映像を加えた『機動戦士ガンダム00披露宴 完全版』がMBSでのみ放送された。
MBS発TBS系列 土6 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
機動戦士ガンダム00
(第1シーズン) |
-
|
関連作品
[編集]漫画
[編集]月刊マガジンZにて連載(2007年11月号プレ連載、12月号より本格連載)。田口央斗作画によるコミカライズ作品。
公式外伝
[編集]テレビ放映と並行して、電撃ホビーマガジン、月刊ガンダムエース、月刊ホビージャパンの3誌にて、本作を別の視点から描くサンライズ公式の外伝が展開される。各作品は、それぞれアニメ本編の過去・現在・未来からの回想が描かれており、他のガンダムシリーズ作品におけるMSV系作品と同様、アニメ本編に登場するモビルスーツ(MS)のバリエーション機が多数登場している。
複数の作家の手で複数の雑誌に展開されているが、その全てを統括するのは千葉智宏(スタジオオルフェ)であり、彼のシナリオに基づいて全てのストーリーが有機的に関連している。
機動戦士ガンダム00P
[編集]電撃ホビーマガジンにて連載。テレビ本編より過去を描いたショートストーリーを、連載回ごとに登場するメカの解説や模型作例を使用したジオラマを交えて掲載する。
本編から遡ること15年前。まだ人々がソレスタルビーイング(CB)の存在を知らない時代に、先代ガンダムマイスター達の手によって、その象徴たるMS「ガンダム」の開発が行われていた。
エクシアの前型機である「アストレア」を始めとする「第2世代型ガンダム」(『00』第1話冒頭に登場した0ガンダムが第1世代)の開発系譜にまつわるストーリー。
機動戦士ガンダム00F
[編集]月刊ガンダムエースにて連載。ときた洸一作画によるコミック作品。テレビ本編と同じ時間軸で展開される。その他の外伝2作ともリンクしており、他作の登場人物やメカなども登場する。
西暦2307年。満を持して活動を開始したCBと共に、彼らを支援するもう一つの組織「フェレシュテ」も活動を開始した。
主人公フォン・スパークを始めとする作品オリジナルのキャラクターの他、『00P』から引き続いて登場するキャラクター、メカニックも存在する。
機動戦士ガンダム00V
[編集]月刊ホビージャパンにて連載。00P同様、ショートストーリー&模型作例を中心とした構成だが、こちらはCBの敵対組織に所属する主人公が、テレビ本編より未来から本編当時の出来事を回顧する物語となっている。
『00』本編よりも更に先の時代の物語。テレビ本編では語られなかったミッションとそこで用いられたメカニックについて、とある歴史研究者の視点から見て語られるフォトストーリー。
登場人物
[編集]- ソレスタルビーイング
-
- ガンダム開発チーム
-
- シャル・アクスティカ
- 「00P」の主人公。「00P」当時16歳、本編と同じ時代である「00F」の時は31歳。
- ごく普通の学生であったが、ふとした切っ掛けで、CBの第2世代ガンダムマイスターの1人に選ばれる。
- ガンダム開発終了後はCBの下部支援組織である「フェレシュテ」を設立し、「00F」の時代にはその司令官を務める。16歳時と31歳時とでは容姿が大きく異なり、15年前の件で心身共に大きな傷を負っている(顔の左側から首筋にかけて大きな傷痕が見られ、左目と右目の虹彩が異なる)。
- ルイード・レゾナンス
- 「00P」当時18歳。第2世代ガンダムマイスターの1人。メカニックに強い技術者タイプであり、自身もメカに対する愛着心が強い。陽気な性格だが、女心には鈍感な性格。意外にファッションセンスは良く、ライダースーツを着こなす。
- 搭乗機はGNY-001 ガンダムアストレア。
- マレーネ・ブラディ
- 年齢不詳。第2世代ガンダムマイスターの1人。容姿端麗な美女だが、元凶悪犯罪者という異色の経歴を持つ。故に、組織ではパイロットというよりもMSのパーツの1つと見なされており、その行動には大きな制約(ガンダムの整備に立ち会ってはならない、など)が掛けられている。
- ガンダムマイスター874
- 年齢不詳。第2世代ガンダムマイスターの1人。外見的には10代前半の少女といった容姿。彼女のみ数字でコードネームを名乗っている。感情が乏しく、機械的な会話しかしない上に、モニター越しでしか他者とのコミュニケーションを行わない。何故か自分がコクピットから出る姿を見られるのを嫌がる。
- 搭乗機はGNY-002 ガンダムサダルスード
- フェレシュテ
-
- フォン・スパーク
- 「00F」の主人公。18歳。CBの下部支援組織「フェレシュテ」に所属するガンダムマイスター。元重犯罪者であり、任務以外は常に両腕に手錠をはめられ行動を制限されている。また、叛乱防止のために遠隔操作式の小型爆弾が内蔵された首錠を身に付けている。囚われの身でありながら常に傍若無人に振る舞い、上官のシャルに対しても不遜な態度を崩さない。一見ただの精神破綻者にも見えるが、モニター鑑賞したグラハム・エーカーのカスタムフラッグの特性と弱点を瞬時に見抜くなど、鋭い洞察力を持つ。CBの理念にはさして興味が無く、自身とガンダムの力によって世界を変革する事を最大の悦びとしている。
- 搭乗機はGNY-004 ガンダムプルトーネ、GNY-002F ガンダムサダルスードF。
- エコ・カローレ
- 30歳。かつてはCBのガンダムマイスター候補であったが、あらゆる面において刹那達現在のマイスターに劣っていたため落第し、現在はフェレシュテ所属のパイロットとなっている。
- シェリリン・ハイド
- 14歳。CBのメカニックであるイアン・ヴァスティとは師弟関係にあり、卓越したメカニックセンスを持つ。無口で無表情であるが、年頃の女の子らしい面も併せ持つ。ハナヨが友達であり、任務以外ではハナヨと行動を共にする事が多い。
- ハナヨ
- ロックオン・ストラトスの相棒であるハロとほぼ同型の人工AI。耳状に隆起した突起など、猫を思わせる形状が特徴。戦闘におけるフォンの相棒で、共にMSに乗りサポートを行う。同時に監視役としての役割も持ち、任務時の手錠の解除や終了後の最施錠を行う。ヴェーダを介してロックオンのハロとデータリンクする事も可能で、フォンがサダルスードで捕らえた敵の情報をハロに提供しているが、ロックオン自身はその事実を知らないようだ。
- その他
-
- ロベール・スペイシー
- 「00V」の主人公。MS開発史研究者。本編の時代にガンダムを目撃したことをきっかけにこの道に進む。
- 「00V」に登場するMSの解説は、本編よりも後に書かれた彼の著書から引用したもの、という形を取っている。
スタッフ
[編集]- シナリオ - 千葉智宏(スタジオオルフェ)
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- メカニック - 海老川兼武、柳瀬敬之、寺岡賢司、福地仁、中谷誠一、大河原邦男
- キャラクターデザイン - 羽音たらく
- 模型製作 - 電撃ホビーマガジン (00P)、月刊ホビージャパン (00V)
- コミック執筆 - ときた洸一 (00F)
- 監修 - サンライズ
- 協力 - バンダイホビー事業部
脚注
[編集]- ^ 河村成浩 (2007年9月1日). “ガンダム00:先行試写 古谷徹「アムロなんてすぐ抜ける」とエール(まんたんウェブ)”. 毎日新聞社デジタルメディア局. 9月23日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ プラモデル「HGガンダムキュリオス」の組立説明書より。
- ^ プラモデル「HGガンダムヴァーチェ」の組立説明書より。
- ^ http://www.bandai-hobby.net/gundam/haro.html
- ^ 公式サイトより
- ^ プラモデルパッケージおよび付属の組み立て説明書より。
- ^ バンダイ「1/144HGティエレン」付属解説書より。
- ^ ヨーロッパ部分は「モスクワ」として独立し、AEUに加盟している。
関連項目
[編集]- JNNアニメ一覧
- ガンプラ
- ガンダムウォー - ガンダムシリーズを題材にした、バンダイが販売するトレーディングカードゲーム。放映開始2か月を先駆け本作品も登場した。
- ソレスタルステーション00 - 1314 V-STATION(ラジオ大阪)、文化放送で放送中の機動戦士ガンダム00のラジオ番組。
外部リンク
[編集]
- Category:毎日放送のテレビアニメ
- Category:2007年のテレビアニメ
- たふるおお
- とうせんしかんたむたふるおお
- Category:GyaO
- Category:データ放送連動番組
- Category:高河ゆん
- Category:ガンダムシリーズ漫画作品
- きとうせんしかんたむたふるおおのこうしきかいてん
- とうせんしかんたむたふるおお
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