デビッド・フィンレー
デビッド・フィンレー | |
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2024.11.04 | |
プロフィール | |
リングネーム |
デビッド・フィンレー デビッド・フィンレー・ジュニア |
本名 | デビッド・スティーブン・フィンレー三世 |
ニックネーム |
THE REBEL ケルティック・プリンス 名門サラブレッド |
身長 | 182 cm |
体重 | 95 kg |
誕生日 | 1993年5月16日(31歳) |
出身地 |
ドイツ ニーダーザクセン州 ハノーファー |
所属 | 新日本プロレス |
スポーツ歴 |
レスリング[1] 柔道[1] サッカー[1] テーブルテニス[1] |
トレーナー |
デイブ・フィンレー 小島聡 棚橋弘至 |
デビュー | 2012年12月22日 |
デビッド・スティーブン・フィンレー三世(David Stephen Finlay III、1993年5月16日 - )は、北アイルランドの男性プロレスラー。ドイツ・ニーダーザクセン州ハノーファー出身。新日本プロレス所属。リングネームの表記は「デビッド・フィンレー」。
父親はアメリカのメジャー団体であるWCW、WWEで活躍したデイブ・フィンレーであり、4世レスラーになる、また弟のブロガン・フィンレーもレスラーである。
来歴
[編集]2012年12月22日、ハノーファーを拠点とするインディー団体であるEWP(European Wrestling Promotion)にてビッグバン・ウォルターを相手にプロレスラーデビューを果たすが反則攻撃を受けて試合が終わる。同日のメインイベントでは父のデイブ・フィンレーと親子タッグを組んでイングランドプロレス界の雄であるダニー・コリンズ & ロビー・ブルックサイドの胸を借りてアイリッシュ・ストリートマッチを行い勝利した[2][3]。
プロレスラーデビュー以降、しばらく活動を停止していたが2014年より復帰[4]。4月19日、アメリカのジョージア州を拠点とするUIW(Universal Independent Wrestling)にてジョニー・スウィンガーと組んでユージュアル・サスペクツ(AJスティール & マーダー1)と対戦して勝利した。7月よりイングランドへと渡り、ASW(All Star Wrestling)に参戦してオリバー・グレイ、ジョン・スカイラーといったレスラー達と対戦。10月10日、トニー・セント・クレアーが主宰し、ハノーファーを拠点とするインディー団体であるPOW(Power of Wrestling)に参戦。POWジュニア初代王者決定トリプルスレットマッチにてスコッティ・サクストン、ヴェイト・ミューラーと対戦して勝利し、王座を戴冠した[5]。
2015年1月31日、マイキー・ウィップレックが主宰し、ニューヨーク州を拠点とするNYWC(New York Wrestling Connection)にてグリム・リーファーと対戦するが敗戦した。5月7日、新日本プロレスが開催するBEST OF THE SUPER Jr. XXIIに出場する事が発表された[6][7]。BEST OF THE SUPER Jr. XXIIではBブロックでエントリーされ、未勝利のまま勝ち点0という結果に終わった[8]。6月8日、新日本プロレスに入団することが発表された[9]。
新日本プロレス / IMPACT Wrestling
[編集]本体時代
[編集]2016年5月、BEST OF THE SUPER Jr.に出場予定とされていたマット・ジャクソンが負傷欠場になったことにより、リザーバーとして出場。同月29日大阪大会にて、外道から勝利を収める活躍を見せた。9月25日神戸大会で小島聡、リコシェと共にヤングバックス&アダム・コールが持つNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦。リコシェがシューティングスタープレスでニック・ジャクソンを沈め、第8代王者となる。10月18日、魚沼大会でロッキー・ロメロ&ウィル・オスプレイ&バレッタの挑戦を受けるも、得意技のPrima Noctaでロメロから3カウントを奪い防衛した。
2017年1月4日東京ドーム大会でEVIL&SANADA&BUSHI組に敗れ王座陥落。
2018年4月24日後楽園ホール大会でジェイ・ホワイトの持つIWGP USヘビー級王座に挑戦したが、惜しくも敗れフィンレーの王座戴冠は叶わなかった。
2019年2月23日後楽園ホール大会で左肩を負傷し、シリーズを欠場。10月14日両国国技館大会・IWGP USヘビー級選手権試合後、約8か月ぶりに新日本マットに登場するとランス・アーチャーの暴行でピンチを迎えたジュース・ロビンソンを救出[10]。11月9日サンノゼ大会でIWGP USヘビー級王座に挑戦するもアーチャーに敗れベルト戴冠ならず[11]。また盟友であるジュースと共に『WORLD TAG LEAGUE 2019』エントリーし、EVIL・SANADA組を破って初優勝を果たした[12]。
2020年1月4日東京ドーム大会にてゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が持つIWGPタッグ王座に挑戦。途中、邪道の介入などもあったが、見事勝利し悲願の王座戴冠を果たし第85代王者となった[13]。2月1日、アメリカ・ジョージア州アトランタで行われたTHE NEW BEGINNING USAのメインイベントで前王者チームG.O.D.とのリマッチに敗れ、王座を奪還された[14]。
2021年2月16日(現地時間)、フィンレーはインパクト・レスリングにジュースとのタッグで出場し、リノ・スカム(アダム・ソーンストウ&ラスター・ザ・レジェンド組)と対戦、フィンレーの雪崩式ブレーンバスターからジュースのフロッグスプラッシュで勝利を収めた。試合後、ザ・グッドブラザーズ(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組)が入場ゲートに姿を現れ、舌戦を繰り広げた[15]。
2022年、G1 CLIMAXに初出場。Dブロックにエントリーされ、フィンレーのブロック突破とはならなかったがジュース・鷹木信悟・更にはUSヘビー級王者のウィル・オスプレイといった実力者から勝利を上げた。
2023年2月18日(現地時間)の新日本サンノゼ大会にて、ルーザーリーブ・ニュージャパン・マッチに敗れたホワイトが試合後マイクを握ったところを襲撃し、シレイリによる殴打でノックアウト[16]。試合後、フィンレーはマイクを奪い取り、ホワイトが新日本というホームがありながら離れようとする事、自らがどこの国でも「ガイジン」扱いされることへの不満を爆発させ、ホワイトと観客を大いに挑発した。
BULLET CLUB時代
[編集]2023年3月6日、大田区総合体育館にて行われたNEW JAPAN CUP 2023一回戦にて、フィンレーはBULLET CLUBへの加入を表明し外道をセコンドに連れて入場[17]。石井智宏からトラッシュ・パンダで3カウントを奪うと、試合後のマイク・パフォーマンスでフィンレーは外道よりBULLET CLUBの次期リーダーとして紹介された。
その後、フィンレーは4月の両国大会で自分のやり方に不満を持っていたエル・ファンタズモをBULLET CLUBから追放し、タマ・トンガの持つNEVER無差別級王座に挑戦表明した。5月3日、福岡大会でのNEVER無差別級王座戦で、フィンレーはパワーボムやINTO OBLIVIONを何度も敢行してタマを完膚なきまでに叩きのめし、ベルトを奪取した。
6月4日のDOMINIONで、フィンレーは自ら追放したエル・ファンタズモとベルトを懸けて戦った。試合はクラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、ゲイブ・キッド、アレックス・コグリンの助けもあり、初防衛に成功した。試合後、フィンレーはこの日加入したメンバーでBULLET CLUB内ユニット「WAR DOGS」を結成することを発表した。
7月からのG1 CLIMAXではCブロックにエントリー。5勝2敗で準々決勝に初進出したが、ウィル・オスプレイに敗北したため、8強止まりとなった。
10月9日、両国国技館大会でタマとNEVER無差別級王座戦に敗北し、王座陥落[18]。
11月4日の大阪大会にてIWGP USヘビー級王座(IWGP UKヘビー級王座)防衛直後のウィル・オスプレイとジョン・モクスリーの睨み合いの最中に急襲し、ベルトをハンマーで粉砕する[19]。
2024年1月4日東京ドームで、IWGP USヘビー級王座に代わり新設されたIWGP GLOBALヘビー級王座を賭けて3WAYマッチを行い、オスプレイを破って初代王者に輝く[20]。試合後は、大会を観戦していたニック・ネメスと場外乱戦になり、王座を賭けた因縁が勃発する[20]。さらに、翌日の墨田区総合体育館大会では、自身が率いるWAR DOGSとオスプレイが率いるUNITED EMPIREとの間で抗争となる[21]。
2024年2月11日、オスプレイの新日本所属ラストマッチにしてUNITED EMPIREとのユニット対抗戦として、ノーDQルールの金網マッチを要求し、流血を伴う死闘の末にオスプレイから勝利する[22]。同月、GLOBAL王座を賭けたニック・ネメス戦で王座陥落を喫するが[23]、5月4日の福岡大会2日目で急きょ決定したリベンジマッチに勝利して王座奪還[24]。
入場テーマ曲
[編集]- SAMURAI ROCK
- 新日本プロレス参戦時における入場テーマ。2015年5月 - 2019年11月使用。
- ROCK'N ROLL
- 新日本プロレス参戦時における入場テーマ。2019年11月 - 2022年5月使用。
- Final Warning
- 新日本プロレス参戦時における入場テーマ。2022年7月 - 2023年2月使用。
- Generations
- BULLET CLUBリーダー就任後の新日本プロレス参入テーマ。 2023年3月から現在まで使用。
タイトル歴
[編集]- IWGP GLOBALヘビー級王座 : 2回(初代、第3代)
- IWGPタッグ王座 : 1回(第84代,w / ジュース・ロビンソン)
- NEVER無差別級王座 : 1回(第39代)
- NEVER無差別級6人タッグ王座 : 1回(第8代,w /小島聡&リコシェ)
- WORLD TAG LEAGUE優勝(2019年,w / ジュース・ロビンソン)
- インパクト・タッグ王座 : 1回(w / ジュース・ロビンソン)
- POW
- POWジュニア王座 : 1回
脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊プロレス』2015年12月7日号増刊、プロレスラー写真名鑑号 2016、頁5。
- ^ “Interview – David Finlay Jr.”. The British Wrestling Revival. 2014年11月6日閲覧。
- ^ “22.12.2012 - CHRISTMAS WRESTLING, Hannover”. EWP. 2012年12月22日閲覧。
- ^ “Fourth generation wrestler David Finlay Jr has big boots to fill”. Belfast Telegraph. 2014年11月6日閲覧。
- ^ “Indy Power Rankings for the Week of October 13th, 2014”. Indy Power Rankings. 2014年10月13日閲覧。
- ^ “『SUPER Jr.』メンバー&全カード決定!外道が3年ぶり出場!フィッシュ、オライリー、小松、カベルナリオ、フィンレーらが初出場!”. 新日本プロレス. 2015年5月7日閲覧。
- ^ ベースボールマガジン社「週刊プロレス」2020年6月27日号No.2067 57頁
- ^ ““ジュニア実力最強決定戦”!! 『BEST OF THE SUPER Jr. XXII』の“情報まとめページ”はこちら!!”. 新日本プロレス. 2015年5月15日閲覧。
- ^ “7.5大阪城ホール大会でオメガに挑戦&フィンレーが新日本入団!! KUSHIDA「(ベルトに)可哀想な思いをさせちゃっている」【6.8一夜明け会見】”. 新日本プロレス. 2015年6月8日閲覧。
- ^ “KING OF PRO-WRESTLING – 東京・両国国技館 2019/10/14 –第7試合後”. www.njpw.co.jp. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “New Japan Showdown in San Jose – アメリカ・San Jose Civic(カリフォルニア州・サンノゼ)2019/11/9(土) – 第7試合”. www.njpw.co.jp. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “【WK14】ジュース&フィンレーがEVIL&SANADAを撃破! 歓喜の『WORLD TAG』初優勝!ドームでG.o.Dに挑戦表明!!【12.8広島結果】”. www.njpw.co.jp. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム – 東京・東京ドーム 2020/1/4 – 第4試合 60分1本勝負 – IWGPタッグ選手権試合”. www.njpw.co.jp. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “THE NEW BEGINNING USA in Atlanta – アメリカ・Coca-Cola Roxy(ジョージア州・アトランタ) 2020/2/1 – 第7試合”. www.njpw.co.jp. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “【新日本】ジュース&フィンレー組が米インパクトで完勝 アンダーソン&ギャローズと抗争勃発か”. www.tokyo-sports.co.jp. 2021年2月17日閲覧。
- ^ “【新日本】ジェイ・ホワイトが8年間過ごした新日マット完全追放 試合後はフィンレーに襲撃受け退場”. 2022年2月20日閲覧。
- ^ “【新日本・NJC】BC電撃加入のフィンレーが初戦突破 マネジャー外道「コイツは反逆者だ!」”. 2022年3月6日閲覧。
- ^ “【新日本】タマ・トンガ フィンレーからNEVER王座奪回!V1戦で鷹木信悟との決着戦を熱望”. 東京スポーツ新聞 (2023年10月9日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【新日本】オスプレイに悲劇 海野翔太との死闘制しUS王座V3も…フィンレーが2本のベルト破壊!”. 東京スポーツ新聞 (2023年11月4日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ a b “【新日本】フィンレーがIWGP GLOBAL王座初代王者に 元ドルフ・ジグラーことニック・ネメスに襲撃される”. 東京スポーツ新聞 (2024年1月4日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【新日本】ウィル・オスプレイが2月11日大阪で所属ラストマッチ 約20年ぶりの金網マッチが急浮上”. 東京スポーツ新聞 (2024年1月6日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【新日本】ウィル・オスプレイ ラストマッチは金網に散る…「必ずまた帰ってくることを約束する」”. 東京スポーツ新聞 (2024年2月11日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【新日本】ドルフ・ジグラー改めニック・ネメス 初陣でGLOBAL王座奪取! 棚橋にはタッグ結成要望”. 東京スポーツ新聞 (2024年2月23日). 2024年10月20日閲覧。
- ^ “【新日本】デビット・フィンレーがGLOBAL王座奪回 ニック・ネメスは新日マット撤退示唆”. 東京スポーツ新聞 (2024年5月4日). 2024年10月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新日本プロレス 公式プロフィール
- デビッド・フィンレー (@Thedavidfinlay) - X(旧Twitter)
- デビッド・フィンレー (@supersuperdave) - Instagram