ダージリン急行
ダージリン急行 | |
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The Darjeeling Limited | |
監督 | ウェス・アンダーソン |
脚本 |
ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ ジェイソン・シュワルツマン |
製作 |
ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ リディア・ディーン・ピルチャー スコット・ルーディン |
製作総指揮 | スティーヴン・レイルズ |
出演者 |
オーウェン・ウィルソン エイドリアン・ブロディ ジェイソン・シュワルツマン |
撮影 | ロバート・D・イェーマン |
編集 | アンドリュー・ワイスブラム |
製作会社 | Indian Paintbrush |
配給 |
フォックス・サーチライト 20世紀フォックス |
公開 |
2007年9月29日 (限定公開) 2007年10月5日 2008年3月15日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $35,078,918[1] |
『ダージリン急行』(英: The Darjeeling Limited)は、2007年に公開されたウェス・アンダーソン監督のアメリカ映画。
概要
[編集]父の死をきっかけに心が離れてしまった3兄弟が、インドの秘境を列車で旅する家族の愛と絆の物語。
本編上映の前にプロローグ的作品として、短編映画『ホテル・シュヴァリエ』(Hotel Chevalier)も上映された。
ストーリー
[編集]ビジネスマンが慌ててダージリン急行に乗ろうとするが間に合わず、横を走っていた一人の男が追いつく。1年前の父の死をきっかけに絶交していたホイットマン3兄弟は長男フランシスの呼びかけで、この列車旅で再び兄弟の絆を固めようと皆に誓う。3人ともそれぞれ悩みを抱えている。フランシスはバイク事故で奇跡的に助かったものの、頭の包帯が取れていない。次男ピーターは父の遺品の独り占めを批判されていて、育った環境からか出産直前の妻との離婚を考えている。三男ジャックは作家で、小説を書き上げたばかりだが、元恋人のことを忘れられない(でも、しっかり女乗務員とトイレで寝たりする)。列車は蛇が出たり、線路を間違えたりトラブルだらけ。
失踪した母親がヒマラヤの修道院で尼僧をしていることが分かり、会いに行くことにするが、大ゲンカでペッパー・スプレーを使い、列車から降ろされてしまう。砂漠に降ろされ、途方に暮れ、空港を目指す。母親から人食い虎が出ていて別の時にと手紙。筏で川を渡ろうとする幼い3兄弟を目にする。ロープが切れ、激流に飲み込まれる兄弟を慌てて救助するが、幼い弟が命を落としてしまう。亡骸を抱き、村へ行き、葬式にも招待され、父親の葬儀を思い出す。ようやく国際空港に到着。タラップの前に思い直し、父の葬儀に来なかった母親に会いに行く。朝、母親が失踪。いろんな重荷を捨てた彼らに「オー・シャンゼリゼ」が鳴り響く。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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フランシス(長男) | オーウェン・ウィルソン | 内田夕夜 |
ピーター(次男) | エイドリアン・ブロディ | 東地宏樹 |
ジャック(三男) | ジェイソン・シュワルツマン | 竹若拓磨 |
パトリシア(母) | アンジェリカ・ヒューストン | 鈴木弘子 |
リタ(客室乗務員) | アマラ・カラン | 佐古真弓 |
主任客室乗務員 | ワリス・アルワリア | |
ブレンダン(フランシスのアシスタント) | ウォレス・ウォロダースキー | |
アリス(ピーターの妻) | カミーラ・ラザフォード | |
インド人少年の父親 | イルファーン・カーン | |
メカニック | バーベット・シュローダー | |
ジャックの彼女 | ナタリー・ポートマン | |
乗客 | クマール・パラーナ | |
ビジネスマン | ビル・マーレイ | 江原正士 |
ホテル・シュヴァリエ
[編集]『ダージリン急行』上映前にプロローグ的作品として上映。上映時間13分。
脚注
[編集]- ^ “The Darjeeling Limited (2007)”. Box Office Mojo. 2017年2月22日閲覧。