ロマン・コッポラ
Roman Coppola ロマン・コッポラ | |
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第68回ベルリン国際映画祭にて(2018年) | |
本名 | Roman François Coppola |
生年月日 | 1965年4月22日(59歳) |
出生地 | フランス、ヌイイ=シュル=セーヌ |
民族 |
イタリア系アメリカ人 アイルランド系アメリカ人 |
職業 | 俳優、監督、プロデューサー、脚本家 |
活動期間 | 1983年 - 活動中 |
著名な家族 |
フランシス・フォード・コッポラ(父) エレノア・コッポラ(母) ジャン=カルロ・コッポラ(兄) ソフィア・コッポラ(妹) ジェイソン・シュワルツマン(従兄弟) ロバート・シュワルツマン(従兄弟) ニコラス・ケイジ(従兄弟) マーク・コッポラ(従兄弟) クリストファー・コッポラ(従兄弟) タリア・シャイア(叔母) |
主な作品 | |
脚本 『ダージリン急行』 『ムーンライズ・キングダム』 製作・製作総指揮 『SOMEWHERE』 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』 | |
備考 | |
コッポラ家 |
ロマン・コッポラ(Roman Coppola, 1965年4月22日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー、俳優である。ウェス・アンダーソン監督とのコラボレーションで知られている。
生い立ち
[編集]フランスのヌイイ=シュル=セーヌのアメリカン・ホスピタルで母エレノア・コッポラと父フランシス・フォード・コッポラの間に生まれる。そのとき父はパリで『パリは燃えているか』の脚本を書いていた。ニューヨーク大学で映画を学んだ。
キャリア
[編集]『ゴッドファーザー』では葬儀の場面でトム・ヘイゲンの息子の一人として小登場した。また、『ゴッドファーザー PART II』では少年期のソニー・コルレオーネを演じた。
2001年に『CQ』で長編映画監督デビューを果たし、第54回カンヌ国際映画祭でプレミア上映された[1]。また製作会社のザ・ディレクターズ・ブレノを設立し、多くのミュージック・ビデオを監督した。妹のソフィア・コッポラと共にアメリカン・ゾエトロープの共同所有者となっている[2]。
他に第二班監督としても活動しており、『ドラキュラ』、『ジャック』、『レインメーカー』、『コッポラの胡蝶の夢』、『テトロ 過去を殺した男』、『ライフ・アクアティック』、『ダージリン急行』、『ヴァージン・スーサイズ』、『マリー・アントワネット』などに参加している。さらに、ウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』や『ムーンライズ・キングダム』では共同脚本も務めている。
2011年9月、コッポラが監督・脚本を務める『チャールズ・スワン三世の頭ン中』の製作が発表され、2013年2月にアメリカで公開された。この作品には従兄弟のジェイソン・シュワルツマンが出演している。
主なフィルモグラフィ
[編集]- サイケデリック・タイム・トリップ The Spirit of '76 (1990) 原案・製作総指揮
- CQ CQ (2001) 監督・脚本
- ダージリン急行 The Darjeeling Limited (2007) 脚本・製作
- SOMEWHERE Somewhere (2010) 製作
- ムーンライズ・キングダム Moonrise Kingdom (2012) 脚本
- チャールズ・スワン三世の頭ン中 A Glimpse Inside the Mind of Charlie Swan III (2012) 監督・脚本・製作
- ブリングリング The Bling Ring (2013) 製作
- オン・ザ・ロック On the Rocks (2020) 製作
- フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 The French Dispatch (2021) 原案・製作総指揮
- アステロイド・シティ Asteroid City (2023) 原案・製作総指揮
- プリシラ Priscilla (2023) 製作総指揮
参考文献
[編集]- ^ “Festival de Cannes: CQ”. festival-cannes.com. 2009年10月24日閲覧。
- ^ Coppola stated this in an interview with Harry Knowles for Ain't It Cool News published on May 8, 2007.